ジビエと聞けば一般的には秋冬のイメージが強いかと思うが、日本鹿の肉が一番美味しくなるのは夏。
というわけで、夏鹿を求めて無鹿リゾートへ泊まりにいってきた。
天候に恵まれ過ぎて灼熱の日中ではあったが、滞在前後に行きたい場所にも寄れ、満足の丹波路となった。
2025年7月20日(日)
無鹿リゾートへ向かう前に、まずはHeart Oilで昼ごはん。
どんなジャンルでも思わず唸ってしまうような絶品を生み出す料理の天才・ナンシーが今回供してくれるのは、イタリアンチーズカツレツをメインとするプレート。
副菜の種々を含め、もちろんすべてが激美味、トマトソースも凄まじいクオリティだ。
デザートのワッフルまで辿り着き、大満足。
久しぶりに福丸と少し遊べた。





宿を目指す前にもう一軒、所用ありのこのこに立ち寄り。
営業日ではないのに忙しく働かれているCさんの手を少しお止めして、色々お話もさせていただいた。
ジェラートが総身に沁みる季節。


満を持して無鹿にチェックイン。
オーナーシェフのKさんが今度は近隣に就農支援の思いを込めて民家を購入されたということで、早速ご案内賜り見せていただいた。
つい最近まで人が住まれていてリフォームも終えたばかりというだけあり、まさに即入居可。
我がところの商売のみならず、常に地域への貢献に取り組むその姿勢に頭が下がる。







部屋に戻って、しばし寛いだ後、オーベルジュの最大の醍醐味である夕飯の時間がやってきた。
いつも通り最初から最後まで言葉に尽くせぬ美味さ。
鹿について言えば、フィレのしゃぶしゃぶは一口噛んだ瞬間に目を見開くような柔らかさが強く印象に残り、ステークアッシェは表面と内部の火の通り具合が実に絶妙、しんぼうという部位を用いたステーキは付け合わせの地野菜と相まって得も言われぬ完成度に仕上がっている。
そして鹿以外では、良質の脂をまとった熊の煮込みはパンチが効いていて、オーナーシェフのKさん曰く"今年最高の猪"という個体の肉もまた、口の中に入れた瞬間とろけるようでいて、決してしつこく残らない脂が贅沢かつ、赤身の部分も最高に美味であった。
途中、もう一組の宿泊客が連れてこられているごまちゃんと少し触れ合ったりも。
奥方のMちゃん手製のデザートまで頂いたら、妻の分を手伝ったこともあり普段の何食分喰ったやろ…という嬉しい辛苦に襲われる…。








夜のドッグランで少し夕涼みをして、開票特番を観ながらお腹が少し落ち着くのを待って風呂に入り、眠りに就いた。



2025年7月21日(月祝)
陽の出とともに散歩へ出る。
同宿のごまちゃんとも会えた。
まだ辛うじて汗だくにならずに帰ってこられる刻限。



朝食もいつものように品数無数のゴージャスぶりで、特に今回は婦木農場のチーズの種類が豊富。
今や立派に農場を切り盛りされているご兄弟が若かりし頃、リアカー引いて野菜を販売していた頃から知っているので、何やら感慨深い…。
和食にチーズ、いける。
そういえば夕食時もこの朝も、シェフ手製の鹿肉ジャーキーをたらふく空水に頂いた。




今回もたっぷりお世話になった無鹿リゾートを後にし、まずはヤマネベーカリーでパンを購入。
月曜限定のあんこ食パンを狙ってやってきたが、そちらはまだ焼き上がっておらず残念。

続いて近くのひまわり柚遊農園で旬のひまわり祭りが開かれていると聞き、訪れてみた。
会場に着くと、それまで閑散としていた里山に忽然と現れる人々の群れ、驚くほどの大盛況ではないか。
確かにこれは凄い、圧巻の光景だ。
背の高いものは2mを遙かに超えているだろうか、その高さにもびっくり。
しかしながら、如何せん暑い、暑過ぎる…。
特に空水が、クーリングタンクトップを着て土の地面の上にいても目に見えて弱ってきたので、眼福も得たし早々に退散する。




家に帰る前に夢の里 やながわに立ち寄り、季節限定の品などを入手。
酷暑ながらも、しっかりエッセンスを味わった丹波路一泊旅であった。
 |