海洋空間山男日記


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2022年5月31日(火)
アーベントロート滞在記
1泊2日で兵庫県小野市にある1棟貸別荘の「Abendrot(アーベントロート)」へ、そらみを連れていってきた。
うちからちょうど1時間と交通至便、5月なのに初夏を通り越して真夏かと思わせる暑さだったものの好天に恵まれ、ハイレヴェルな施設で人も犬も大満足の滞在だった。

家族写真


2022年5月29日(日)

14時過ぎに家を出て、中国道のひょうご東条ICから、現地へと向かう。
1つ手前の吉川で下りる、あるいは山陽道を使って三木小野で、という選択肢もあり、どれもどっこいどっこいな感じ?

広大なドッグランを一走り

15時過ぎ、オーナー夫人に出迎えられ到着、簡単なレクチャーの後、早速一回り。
施設全体の印象として、とにかくワンコファーストで、まず敷地の大部分を占める天然芝のドッグランは広大かつ遊びどころが満載、1組で使うにはあまりにもったいない。
脇には、これからの時季ありがたい体を冷やす犬用プールもあり、用意されたケア用品はショップ並みの品揃え。
ちなみに人間用のアメニティの充実ぶりも凄い。
建物に目を移しても、床は人にとっても犬にとっても快適な高性能のタイルで、寝室含めワンコが入れないスペースはない。
そして居住空間はゴージャスながらセンスの良さが感じられるシンプルな造りで、調度や備品も須らくハイクォリティなものばかりだ。

クールダウンできるプール

パーゴラ状のBBQスペース

リヴィングスペース

キッチンから

ダイニングテーブル越し

乗ってみた

寝室もワンコフリー

探索を終え、使いきれない機能の数々を持て余し気味にボールと戯れていたら、夕方、看板犬のララちゃん&ルルちゃんが遊びにきてくれた。
ロットワイラー、ピットブル(アメリカンブリー)、ドーベルマンと、何かと"危険犬種"扱いされることの多い3頭だが(笑)、そんなイメージをお持ちの方はぜひ彼女たちの振る舞いを見ていただきたい、というぐらいに、甘えん坊っぷり全開で遊んでいた。
例えば大型犬を多頭飼いしているような人たちも気兼ねなく旅行を楽しんでほしい、というオーナー夫妻の思いが、会話を通して、そして愛娘たちの姿から感じられた。

ボールで独り遊び

「あ、誰か来た?」

ララちゃん登場

ルルちゃんもいるよ

ランで遊ぶ

皆でまったり

ボール好きなルルちゃんを追い掛けるそらみ

夕食は、持ち込みのBBQ等もできるが、今回はイタリアンレストランのテイクアウトメニューを注文した。
宿を通してオーダーでき、デリヴァリーもしてくれる。
陽が傾いて涼しくなってきたので、パーゴラ状のテラス席で頂いた。
あらかじめ多めに頼んでおいたので、翌朝に食べる分も残し、それでもはち切れんほどお腹はいっぱいになった。

オードブルにピザにロコモコ

私の前には犬用食器

ドッグランスペースはライトアップされており、陽が沈んでからも気持ち良く過ごすことができる。
そらみは遊び疲れてソファで眠りこけ、人間も風呂でリラックスして、早めに床に就く。

マジックアワーにポーズ

夕暮れ時のドッグランを歩く

まさしくシンボルツリー

そらみはソファで電池切れ


2022年5月30日(月)

5時頃からもぞもぞと活動開始。
さすがに空気はひんやりしているが、陽が顔を出すと、今日も暑くなりそうな気配を感じる。
早朝、そらみは巣作りに励むツバメの働きをじっと見つめていた。
朝食は、昨夜の残りをオーヴンで温め、できたてかのような美味しさを味わいながらピザやサンドウィッチを平らげた。

朝陽が昇る

そらみは巣作りに励むツバメをじっと観察していた

近所を少し歩き、味のあるコミュニティバスの停留所などを回った後、昨夕に続きララ&ルル姉妹と遊ぶことができた。
そうこうしているうち、あっという間にチェックアウトの時間が迫り、後ろ髪を引かれながら荷物をまとめ、再訪を期して宿を後にする。

何とも味のあるバス停

オーナー邸に突撃

朝も皆でまったり

ララちゃんと床下で 後方にはルルちゃんの姿

楽しかったね〜

人はもちろんのこと、そらみも滞在をとても楽しんだようで、またこの地が合っているのか、体の調子が少し上向いたように感じる。
F夫妻、そして看板娘たち、この度はお世話になりました!

2022年5月22日(日)
「比叡山トレイルラン」に参加
昨日、比叡山トレイルランの23kmコースに参加してきた。
何とか4時間13分で完走し、事前のイメージでは、5時間以内だったらいいかなあ、というのが漠然とした目標だったので、ノートレに等しい割には我ながら健闘。
3月の六甲縦走トレイルランでの大失敗を教訓に、下りで調子に乗って飛ばさないことを肝に銘じてペース配分を心掛けた結果、シューズは性懲りもなくアルトラのローンピークながら、最後まで脚を残してほぼイーヴンでトコトコ進めたように思う。
また、天気が曇り時々小雨で涼しく、発汗量が抑えられたこともバテなかった大きな要因だろう。
山で暮らしているおかげか? はたまたそらみに山で日々鍛えられているからか? 普通に歩いて上り下りするスピードが実は結構速いようだ、ということにも気付いた。

スタート前に鏑木毅さんと 2014年のフェアリートレイル以来

今大会には50マイル=80kmコースと、50kmコースもあり、前者には先月のUTMFを勝って絶好調の地元ランナー・西村広和選手や、去年のITJで一躍名を上げUTMFのKAIで優勝した甲斐大貴選手、西村選手と同じく滋賀をベースにする実力者の板垣渚選手が、後者にも去年の奥信濃で下剋上を果たした下家悟選手が参加する等、国内トップクラスのトレイルランナーも集まっていた。
それだけの選手たちを引き寄せるプロデューサー、鏑木毅さんという存在の大きさを改めて感じる。
そして、50マイルと50kmの選手たちを見送った後、我々23kmコースに出る面々が残されたスタート地点は、先程までの幾分ピリピリした雰囲気とは違い、鏑木毅さんや延暦寺のマスコットキャラクター、しょうぐうさんとの即席プチフォトセッションが繰り広げられるなど、緩〜い時が流れる(笑)。

延暦寺のゆるキャラ しょうぐうさんもいる

途中の山相を見ながら、フェアリートレイル森林セラピーの仕事で訪れた高島の山に似てるな…と思っていたら、やっぱりつながっていた、比良山系。
六甲山系とは明らかに植生・地質その他が違う。

比良山系であることを感じる一コマ

こういった花も

ガンバフンバエイドでは、一昨年、六甲山から天に還られた方の思い出話を少しさせていただき、しんみりする一幕も…。

ガンバフンバエイドにて

改めて霊山であることを思い出す

ゴールした後は、延暦寺会館の大浴場で一風呂頂いてさっぱりし、茶店のぜんざいなどでカロリー補給して、京都駅行きのシャトルバスに乗り込んで帰途に就いた。
コロナ禍を挟み、3年ぶりの開催ということだが、こうしたレース前後のケアや、交通機関の手配含む各種案内、各エイドの過不足ないサーヴィスと、トータルで本当に参加者に対するホスピタリティが行き届いている素晴らしい大会だった。
世界遺産である延暦寺の境内や霊場である山域を大胆なことに走らせていただけることにも、改めて感謝。

ゴール手前のメッセージ

2022年5月13日(金)
西村賢太氏を追悼
昨日届いた「本の雑誌」最新号で、西村賢太氏の追悼特集が組まれており、まずはそのヴォリュームに驚きつつも、手に取って間を置くことなく、隅から隅まで読んでしまった。
物凄い充実ぶりだった。
これまでも連載中(あるいは連載終了後)に逝去した執筆陣の追悼特集は何度かあったが、その中でもとりわけ力が入っているようにも感じられた。
正直に申し上げて、私は氏の作品はそれほど好きというわけではないのだが、にも拘わらず、件の特集にここまでのめり込んでしまうとは、やや不思議ですらある。
北町貫多≒西村賢太が身近におったらややこしいやろな…と顕在意識で思いつつも、明瞭に表現できない何某かの強い魅力を氏に感じていた…という傍証に他ならないのだろう。
そして追悼特集をじっくりと読んでみて、不可思議なカリスマ性を備えている一方で、やはり西村賢太氏はややこしい人であった、ということもよく分かった(笑)。
改めて、合掌。

2022年5月10日(火)
子供の成長は速い
ちょくちょく小学校で行われている、大人子供混合バスケ部の練習に参加させていただいているが、この数ヶ月のうちに子供たちがグンと上手くなって、ちゃんと"バスケ"になっているのに驚く。
特に女子。
こりゃおじさんは早晩追い抜かれるな…。

2022年5月5日(木祝)
茶兄弟来訪
大型連休真っ只中の昨日、浜松からそらみと母親が同じ半兄のらん丸ご一行が弾丸で遊びにきてくれ、他のお友達と一緒にお出迎え。

まずは神呪寺詣で

こちらがらん丸兄貴

Nu cafeのテラスで集合写真

甲山周辺を軽く歩いてから、総勢8名でNu cafeのディナーをテラス席で頂いた。
本来ディナーの実施日ではない曜日だが、シェフとスタッフの都合をつけて営業していただき、誠にありがたい限り。
コース料理に舌鼓を打ちながら、犬談義は尽きることなし。
また、入院生活を経て全快されたF家の父ちゃんの快気祝も兼ね、とても楽しい時間となった。

ディナーの始まり

真鯛のポワレ

黒毛和牛ロースのロースト

デザートにメッセージ

夜遅くなったが、この後、Fファミリーは浜松への帰途に就かれ、途中仮眠も挟みながら、今朝早く無事に帰宅されたと連絡をいただいた。
お疲れさまでした!

改めて、犬と人の繋がりに感謝。
皆さん、ありがとうございました&次回もよろしくお願いします!

2022年5月3日(火祝)
またもお呼ばれ
朝の至福タイム

長野〜名古屋のはしご旅から妻が戻った夜、再びご近所のT家に急遽お呼ばれして揃って参上、またも夕餉をご馳走になり、誠にありがたい限り。
女子率高く、酔っ払いおじさんの悲哀も垣間見えた次第。

赤身の塊肉

匂いにつられて? イノシシも様子を見にきた

「私たちのは?」





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