1泊2日で兵庫県小野市にある1棟貸別荘の「Abendrot(アーベントロート)」へ、そらみを連れていってきた。
うちからちょうど1時間と交通至便、5月なのに初夏を通り越して真夏かと思わせる暑さだったものの好天に恵まれ、ハイレヴェルな施設で人も犬も大満足の滞在だった。
2022年5月29日(日)
14時過ぎに家を出て、中国道のひょうご東条ICから、現地へと向かう。
1つ手前の吉川で下りる、あるいは山陽道を使って三木小野で、という選択肢もあり、どれもどっこいどっこいな感じ?
15時過ぎ、オーナー夫人に出迎えられ到着、簡単なレクチャーの後、早速一回り。
施設全体の印象として、とにかくワンコファーストで、まず敷地の大部分を占める天然芝のドッグランは広大かつ遊びどころが満載、1組で使うにはあまりにもったいない。
脇には、これからの時季ありがたい体を冷やす犬用プールもあり、用意されたケア用品はショップ並みの品揃え。
ちなみに人間用のアメニティの充実ぶりも凄い。
建物に目を移しても、床は人にとっても犬にとっても快適な高性能のタイルで、寝室含めワンコが入れないスペースはない。
そして居住空間はゴージャスながらセンスの良さが感じられるシンプルな造りで、調度や備品も須らくハイクォリティなものばかりだ。
探索を終え、使いきれない機能の数々を持て余し気味にボールと戯れていたら、夕方、看板犬のララちゃん&ルルちゃんが遊びにきてくれた。
ロットワイラー、ピットブル(アメリカンブリー)、ドーベルマンと、何かと"危険犬種"扱いされることの多い3頭だが(笑)、そんなイメージをお持ちの方はぜひ彼女たちの振る舞いを見ていただきたい、というぐらいに、甘えん坊っぷり全開で遊んでいた。
例えば大型犬を多頭飼いしているような人たちも気兼ねなく旅行を楽しんでほしい、というオーナー夫妻の思いが、会話を通して、そして愛娘たちの姿から感じられた。
夕食は、持ち込みのBBQ等もできるが、今回はイタリアンレストランのテイクアウトメニューを注文した。
宿を通してオーダーでき、デリヴァリーもしてくれる。
陽が傾いて涼しくなってきたので、パーゴラ状のテラス席で頂いた。
あらかじめ多めに頼んでおいたので、翌朝に食べる分も残し、それでもはち切れんほどお腹はいっぱいになった。
ドッグランスペースはライトアップされており、陽が沈んでからも気持ち良く過ごすことができる。
そらみは遊び疲れてソファで眠りこけ、人間も風呂でリラックスして、早めに床に就く。
2022年5月30日(月)
5時頃からもぞもぞと活動開始。
さすがに空気はひんやりしているが、陽が顔を出すと、今日も暑くなりそうな気配を感じる。
早朝、そらみは巣作りに励むツバメの働きをじっと見つめていた。
朝食は、昨夜の残りをオーヴンで温め、できたてかのような美味しさを味わいながらピザやサンドウィッチを平らげた。
近所を少し歩き、味のあるコミュニティバスの停留所などを回った後、昨夕に続きララ&ルル姉妹と遊ぶことができた。
そうこうしているうち、あっという間にチェックアウトの時間が迫り、後ろ髪を引かれながら荷物をまとめ、再訪を期して宿を後にする。
人はもちろんのこと、そらみも滞在をとても楽しんだようで、またこの地が合っているのか、体の調子が少し上向いたように感じる。
F夫妻、そして看板娘たち、この度はお世話になりました! |