第5日
2007年8月5日(日) 「キトに戻る」 2007.10.21 公開
4時過ぎ頃からウトウトと覚醒しつつはあったが、
6:30に完全起床、7時にレストランで朝食。
今朝もアシカはちゃんと遊びに来ていた。
今日はここ「レッド・マングローヴ・イン」をチェックアウトするので
部屋に戻って荷物をまとめ、その後少し時間があったので
再びレストランの方に降りていったら、
今度はアシカに加えて例の野良ウミイグアナも来ており、
何とも不思議な光景が見られたのであった。
2頭とも、リラックスした感じで眠っているようだった。
手前にウミイグアナ、奥にアシカ ともにリラックスして寝ている
9時にチェックアウトし、予定時刻の9:15より少し早く迎えのタクシーがやってきた。
ドライヴァーは名をミゲルといい、まったく英語が話せなかったが働き者のいいやつで、
港から乗った渡し船、その後の混載バスと
我々の重い荷物を懸命に抱えてついてきてくれ、バルトラ空港まで律儀に見送ってくれた。
さらば、サンタクルス島
バゲージを預けた後、少し時間があるので土産物店を回って短パンや本などを購入し、
それから殺人的に客がカウンターの前に並んでいるカフェテリアに参戦し、
何とかエンパナーダ(揚げパン風のミートパイのようなもの)を買った。
これが南米ではポピュラーな揚げパン風スナックのエンパナーダ
中にはミンチ肉や野菜などが入っている
ここは南米 エクアドル ガラパゴス、
日本国内で物を買う時のような行列のマナーなど通用するはずもなく、
前に出た者が勝つ世界。
そこで何とか戦って参りました。
殺人的に混んでいた(原因は主に店員の怠慢にあり!)カフェテリアのカウンター
私たちが乗ってキトに帰るはずだった便は、
タメ航空 EQ192というグアヤキル経由の便だったはずだが、
チェックイン後にもらったボーディングパスを見る限りEQ196に便が変更されているようだ。
出発時刻もだから微妙に変わっている(12:15→12:45)。
そしてグアヤキル経由ではなく、キト直行のよう。
目的地がキトということで、どうやら直行の臨時便に勝手に振り分けられたみたいだ。
着いたのが早かったのでだいぶ待った上に、定刻の12:45を30分ほど過ぎて乗機、離陸。
腹が減っていたので簡素な機内食も美味い。
機内ではガイドブックなど熟読した。
直行便になって楽だったなー。
ふくらはぎなど、陽焼け後が痛い。
16:30、キトに到着。
バゲージをピックアップし、迎えにきてくれていた日本人女性ガイドのIさんと3日ぶりに再会。
ラディソン・ロイヤル・キト・ホテルの前の道
宿泊するホテル「ラディソン・ロイヤル・キト・ホテル」まで送ってもらい、
さらにガイドブックを読んで画策していた「リンコン・ラ・ロンダ」というレストランの
予約を入れてもらった。
このレストランでは毎週日曜に民族舞踊と音楽のショーが催されており、
そして今日がその日曜なのだ。
チェックインして荷物を部屋に置いた後、
ホテルから歩いて3分ほどのところにあるスーパーマーケットに行って
リップクリーム(NIVEAがあった)と水を買う。
このスーパーマーケットはデカくて面白い。
確かSuper MAXIという名だったスーパーマーケット内の様子
それにしてもキトは標高2800mあるはずなのにガラパゴスよりも全然暖かいじゃないか。
18:45、タクシーに乗ってレストラン「リンコン・ラ・ロンダ」へ。
かなり大きな店だったが、まだ時刻が早いこともあって客は少ない。
と思っていたら、時が経つにつれドンドン増えてきたぞ。
エクアドルの郷土料理である「ロクロ・デ・パパス」という、
ジャガイモ、チーズ、アヴォカドなどが入ったトロリとしたスープや、
同じく地元料理の牛タンの煮込み、そしてミックスサラダなどを食べる。
ロクロ・デ・パパス
牛タンの煮込みもエクアドルの郷土料理
またもや一品ずつの量がとても多くて、食べ切らないうちにお腹がパンパン。
しかしこの分量設定具合は一体どうなっているのかね。
南米もU.S.A.並なのか、ここに関しては。
食べ始めてほどなくして前方のステージスペースで、ケーナやサンポーニャ、
その他弦楽器や打楽器などを持ったバンドによる演奏が行われ、
続いて男女10名を超えるダンサーたちによる民族舞踊のショーが催された。
楽団による民族音楽のライヴショー
バンドに続いて男女ダンサーによる舞踊ショーが始まった
ダンスショーの1コマ 何度か衣装換えをしつつ進行
ショーの最後では、客の何人かを引っ張り込んでダンスをするというくだりがあるのだが、
見事に私がそれにロックオンされて踊りの輪に誘われてしまった。
これもまた楽し。
ショーの最後には最前のテーブルに座っていた私もダンスに引っ張り込まれた
随所に高級感漂うレストランだったが、2人で腹パンパンになって$30足らず。
安い。
帰りのタクシーもサッと呼んでくれ、その待合スペースも完備されていた。
21:40、ホテル着。
いやー、都会の夜は長い、ガラパゴスに慣れた体にはもう眠いなあ。
23時、就寝。
懸念していた高山病に連なる症状は出ていない、よかったよかった。
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