海洋空間編集長雑記



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2005年1月分




2005年1月30日(日)
「動きの少なかった今週末」


ここ最近、早くも発症し始めた持病の花粉症に加えてずっと風邪気味で体の調子が思わしくない。
昨日予定されていた草野球の練習も休み、この週末はあまりどこにも行かずに家でおとなしく。
休日とあらば寝不足だろうが仕事の日よりも鋭気に満ち満ちて飛び起き、
寸暇を惜しんで動き回るボクの常からはあまりにかけ離れた、とてももったいない時間の使い方。
今は春の改編期直前、嵐の前の、ではないがたまたま土日休みだったからいいものを、
来週あたりから押し寄せてきそうな怒涛のエンドレス・ワークを思うともう。
まったく健康ってヤツは。

で、その間の数少ない外出先が、スーパー。
うちの近所(といっても車で10分圏内ぐらい)にはCOOP、
関西スーパー、イカリスーパーといった大型店舗が複数存在しており、
ボクが休みの日は大体妻と一緒に車で買い物に行く。
普段ボクが仕事の日は、妻はうちから徒歩3分のとあるCOOPにしか行かないので、
こうしていろいろなお店を訪れるのは面白そうだ。
とまあ他人事のように書いているボクにしても、
家庭的、なんて言える人格的素養はまったく持っていないにも関わらず、
スーパー巡りはなかなか楽しいと感じている、と言わざるを得ない。
鮮魚コーナーだったら1時間は暇つぶせるな!



2005年1月29日(土)
「今、NHKの壁紙 そして『ミクシィ』に登録した」


何かと話題沸騰のNHKのオフィシャルサイトを覗いた際、
なかなかボク好みのNHKロゴ入りオリジナル壁紙を拾得、
さっそくデスクトップの背景をこれまでのアルファロメオのものからNHKに替えてみた。
ボク自身はチョイとお気に入りなんだが、家人の評判は良くない。

知人に「ミクシィ」というソーシャル・ネットワーキングサイトのお誘いを受けたので、
早速登録してみた。

ふむふむ、なあるほどう。

相当な数の人々が登録しているようで、これは上手く利用すればなかなか面白いのかも知れない。
ただ気掛かりなのは、ただでさえ時間のとりにくい仕事と時節柄、
このサイトを維持・管理しながら「ミクシィ」も有効利用することはできるのだろうか…?



2005年1月23日(日)
「ビッグ・センターがコートを支配する時代は終わった?」


昨年12月6日の本欄でその体たらくを嘆いた
トレイシー・マグレィディ率いるヒューストン・ロケッツであるが、ここのところ非常に好調のようだ。
ヤオ・ミンを始めとしたチームメイトとのコンビネーションが熟成されてきたということもあるだろうが、
中でも最も大きな飛躍の要因は、
T-Mac中心のオフェンス・プランにチーム・システムを変更してきたことだろうと思う。

T-Macといえばここ2シーズン連続でNBA得点王を獲得しているように、
リーグでも稀有な得点感覚を持ったスーパー・プレイヤーの1人。
しかしロケッツに移籍したそんな彼の今シーズン序盤といえば、
得点ランキングの先頭を走るどころか、
得点王争いにもまったく絡んでこないようなポジションに甘んじる毎日。
シャックをチームから追い出して気負い十二分のコービ・ブライアントや、
今年はケガの調子も良いのだろうか、
スコアリング・キング奪還を目指す小さなファイター、アレン・アイヴァーソン、
そして2年目のジンクスという概念など微塵も当てはまらぬ化け物ティーンエイジャー、
レブロン・ジェイムズらの後塵をずっと拝していたT-Mac。
そこには多分に、ロケッツのヘッドコーチ、
ジェフ・ヴァン・ガンディの信念が秘められていたはずだ、とボクは思う。

ジェフ・ヴァン・ガンディといえば、
かつてニューヨーク・ニックスのアシスタント・コーチとして名将 パット・ライリーに師事していたが、
その時のニックスに文字通り大黒柱としてそびえ立っていたのが、
初代ドリームチームのメンバーにも選出されたスーパー・センター、パトリック・ユーイング。
マイケル・ジョーダンという例外的存在があったとはいえ、
まだまだ“バスケットボールはデカい選手が支配するスポーツ”という通念が蔓延っていた当時、
ユーイングのような良いセンターを擁するチームは
自ずとビッグマン中心のチーム・システムを構築し、
またそのプランで実際にチームは好結果を挙げていた。

そのような環境で学んできたヴァン・ガンディだからこそ、ロケッツのヘッドコーチに就任し、
そこにヤオ・ミンという、今は超一流とは言えないが、
そうなる可能性を持った一流のビッグ・センターがいた場合、
彼を中心としたオフェンス・システムを採用し、
いかに優れたプレイヤーとはいえスウィングマンであるT-Macを
いわばセカンド・オプションのような存在として機能させようとしていたのではないだろうか?
アシスタント・コーチを経てヘッドコーチも務めたニックスにおいて、
優秀なビッグマン不足に常に悩まされ続けていたその過去も含めて考慮すると、
より想像が容易になるような気もする。

でもそのやり方では現代のNBAにおいては結果がついてこず、
トレイシー・マグレィディをより自由なシューターとしてコートに立たせ、
1試合につき30本近くシュートを撃たせるようにしたら、
彼の得点アヴェレージの上昇カーヴと同様にチームの勝率は上がり出し、
またヤオ・ミンのプレイも輝き出した。

これが21世紀のバスケットボール(NBA)なのかな?
今世紀に生き残った最後のスーパー・ビッグマンはシャキール・オニールなのか?
となると20世紀に生きた最初の新世紀プレイヤーはマイケル・ジョーダン?



2005年1月19日(水)
「鼻水滅殺の願い」


鼻水は殺人兵器に等しい。

いや、これはもちろんちょっと言い過ぎたが、何が言いたいかというと、
ボクは慢性的な鼻炎持ちで、埃っぽい場所ではくしゃみも止まらず、
どこに行くにもポケットティッシュは手放せないほど常に鼻水まみれ、
また現代人のご多分に漏れず花粉症のキャリアでもあり、
その症状は一段と際立っていたりするわけだが、
そんなボクの睡眠の妨げとなるものの主たる要因として、
鼻水がデデンと挙げられる、ということである。

ああ眠い、さあ寝よう、とベッドに入ってもツラツラと流れ出る鼻水がボクを苛立たせる。
鼻腔から咽頭へと流れ落ちて痰に変わる憎き鼻水がボクの意識を現世へと縛り付けるのである。
特に深夜には室内も冷え込む今の季節はその攻撃が顕著になり、もう気が違いそうになる。

とかくこの世はままならず。



2005年1月16日(日)
「新年会第2弾と『魚卓や』」


先週の土曜に開催した大新年会(近日レポート予定)に引き続き、
昨日、中新年会を我が家にて催した。
先週のは主にこのサイト関係の人々や学生時代の知り合いを中心にお招きしたのだが、
昨日の会のお客さまは仕事関連の人たち。
footballsurprise(♂)、ブッダ(♂)、5つの顔を持つ男(♂)といった読者面々に加え、
F(♀)、T(♀)、M(一応♂)の総勢6名、皆ボクが一緒に仕事をさせてらっている若い衆である。
2005新年会第2弾
“5つの顔を持つ男”は残念ながら仕事があって
早退につきここには写らず

先週同様発注した「アッタカーレ」からデリヴァリーされたイタリアン・ディッシュも美味、
お客人たちが持参してくれた酒やお菓子、カレーパンなども好評人気で、
昨日もまた非常に楽しいひと時を過ごすことができた。
夕方から開かれた会だが、皆を送り届けて家に帰り着いたのが翌5:00、
長丁場も自宅ならダラダラできてよし。

あおりを喰って朝寝坊どころか昼寝坊の本日は、
書店、ホームセンターなどを回って買い物を済ませた後、
苦楽園口にある和食の店「魚卓や」へ妻と行く。
ここのウリは目の前に置かれた炭火七輪で自ら焼く新鮮な魚介類で、それがもう尋常ならざる旨さ。
魚の造り一つとっても素材の素晴らしさが窺われ、
また「銀しゃり」と名付けられたただの白米も、
注文を受けてから小さな釜で直火で炊かれているもので、
色・ツヤ・味すべてにおいて間違いなく感銘に値する代物である。
何の変哲もないごく普通のご飯をあれほど美味しいと感じるとは。



2005年1月15日(土)
「自分はつくづく会社員に向いていない、と思った日に」


昨日、六本木ヒルズの奇跡に続く、生涯2度目となるマイバッハ目撃を果たした。
車で会社に向かっている時のこと、
中ノ島のリーガロイヤルホテルにスゥーッと滑り込んでいくシルヴァーの豪奢な一台。
む、あのエンブレムは、と思い目を凝らすとやはりそれはマイバッハだった。
車に乗りながらだったので57か62かまでは確認できなかった。
マイバッハの日本国内の登録台数が50台に達した、
という記事が「モーターマガジン」今月号に載っていたが、
ボクはこれでその内の2台に遭遇するという幸運に出くわしたわけだな。

話は変わるが、政治家介入によるNHKの番組改変疑惑問題。
まったく他人事のトピックではなく、自ずと耳目がそちらに注がれる。
記者会見でたとえウソを並べたところでデメリットこそあれ、
その人生に何の得が産み出されるわけもない件のプロデューサーと、
その言い分を『事実無根』と否定するNHKと2人の政治家。
まともな感覚を持った人間がどちらの言うことを信ずるに値すると判断するかは、
火を見るよりも明らかではないか。
その作り流す番組は本当に好きでよく観ていたから、
律儀にちゃんと納め続けていた受信料を払うのを止めたのが例の制作費着服事件発覚から。
今後ほとぼりが冷めたらひょっとしたら再び上納してもよいかな、と思うこともあったかも知れないが、
これで完全に死ぬまでNHKに受信料は払わない、と心が固まった。
それと同時に、ボクの思想は基本的に右翼なので好きな新聞は読売新聞、
特に北朝鮮関連の記事なんかはもう、頑張れ読売くたばれ朝日ってカンジなんだけど、
この種の事件に関する記事については、読売もやはり日和っている、
もっと言うと腐敗しているということが紙面からバシバシ伝わってきて、あーあ、と嘆いてみたりする。



2005年1月13日(木)
「16時からフグを喰う」


今日は本番終わりで番組の新年会。
北新地の一角にあるふぐ料理店で。
出席者は総勢30名弱、食事もまあまあ、賞品付きの若干の出し物などもまずまず、
そして場の雰囲気もええ感じに、なかなかに楽しい会であった。

ただ、もろもろの出来事自体はまったく文句なく楽しいんだけど、
やっぱり木曜の夜は体力的にはそうとうきつく、脳ミソも奇妙なテンションにあるからなのか、
わけもなくイライラする瞬間もあったりして何か困る。
前に電車を乗り間違えたエピソードを書いたこともあるが、
普段の状態からは考えられないような道の間違いや物忘れなどのミステイクを犯すのも
大体こんな時間帯だ。



2005年1月9日(日)
「大新年会の翌日、100円ショップをついに初体験」


昨日、我が家にて第1回編集会議ならぬ大新年会を催した。
参加者はTF・ユカリン夫妻に牛頭大王、怪人ファントマ、J.フミオのライター陣を始め、
総勢何と15名。
なかなかに意趣深くそれでいて楽しげな空間をそれぞれ満喫されたはずである。
その模様については後日、別項にて報告を記す予定。

今日妻とともに買い物がてら、100円ショップなるものに入った。
お恥ずかしながら、
世にこれほど100円ショップなるものが蔓延っている状況については認識していたものの、
まともに店内に入って商品をいろいろ眺めたのはボク、今日が初めての経験。
知識としては持っていたものの、いざ実際目の当たりにしてみると、
「えっ、これが100円なの!? これも? これも?」と、
大方の初心者が示すであろうものと同様の反応が
さらに人一倍色濃く出てしまったようであった。
いやー、ビックリした。



2005年1月2日(日)
「謹賀新年」


本年もよろしくお願い申し上げます。

12月31日から今日まで、3日間だけ休みが取れたので、ボクと妻の実家がある名古屋に帰省した。
当然いつものように車で帰ろうと思っていたが、
大雪、悪天候のため名神高速道路は西宮−栗東間が通行止め、西名阪も通行止め。
ギリギリまでインターネットやテレフォンサービスやラジオで通行止め解除の報を探し求めるが
当分の間そんなことはなさそうだったので、諦めて新幹線で行く。
3度のメシより、というのはウソだが、
少なくとも電車に乗るよりは車を運転することが大好きなボクにとってはなにより辛い、
まさに断腸の思いで下した決断。
たかが名古屋ぐらいまで行くのに新幹線に乗らねばならぬとは。

昨日、元旦は映画『ターミナル』を観た。
予想通りかなりの人手で『ターミナル』の上映分は全回売り切れだったが、
すぐお隣で公開していた『ハウルの動く城』は全回空席あり…。
評判通り?

本日夕刻、西宮に帰宅。





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