東条湖テラス ピノワリスを再訪した。
初日は日帰りのお友達と遊び倒すとともに至れり尽くせりのシェフお任せBBQに舌鼓を打ち、2日目は前回同様チェックアウト前に看板犬のピノ&アイリスと交流、地元に戻りリトルランカで昼ごはんを食べて帰宅した。
振り返れば空水と4週連続で泊まり旅に出掛けている…。
2024年11月17日(日)
この度お世話になるピノワリスのM夫妻より、早めに来ても良いですよとご厚意を賜り、道の駅経由で14時に現地着。
白馬旅の直後なので、自宅より僅か50分の道のりがいつも以上に近く感じる。
曇天ながら懸念されていた雨は降る気配なく、お友達が続々到着して賑わいを増す中、存分に外で遊べた。
あと2ヶ月で7歳になる空水はまるでパピーのような動きではしゃぎ回っている。
一旦室内に入ってティーブレイクに寛いでいると、建物裏にあるBBQスペースでシェフが炭に着火されたようで、香ばしい匂いが漂ってきた。
薄暗くなってくる頃、少し早めのディナータイムがスタート。
ここピノワリスのオーナーは元々フレンチシェフとして長く人気店を営まれてきた方なので、食材の準備から焼きからサーヴィスまですべてお任せのなんとも贅沢なBBQコースがオプションで設定されているのだ。
それぞれ持ち寄ったドリンクで乾杯の後、まずはオードブルから。
この時点で、既に野外BBQとしては規格外のゴージャスぶり。
続いて新鮮な魚介や地元の播州百日鶏、アグー豚などが次々と供される。
昼間はTシャツ&短パンでいけるほどの異常な暑さだったが、陽が沈むとぐっと気温が下がってきて、炭火の熱さがありがたく感じられる。
牛はこちらも地産の黒田庄和牛。
BBQ開始直後から仕込んでいたモモのローストビーフが出来上がり、さらにロースや友三角といった部位が焼かれていく。
そして極めつけは希少部位のザブトン。
口に入れた瞬間にとろける上質な脂に一同感嘆するばかりだ。
肉を焼くという工程はシンプルでありながら非常にデリケートなもの。
プロが網に付きっきりで面倒を見てくれた良質な肉が、最高の火入れ具合でさっと各々の皿に置かれていく…これぞ王侯貴族気分。
食事の後半ぐらいからついに雨が降り始めたが、あらかじめテントを設置してくれていたので快適に最後まで食べることができた。
地元の米を炊いたおにぎりや野菜も美味かった。
特に、初めて食すバナナピーマンのフルーティな味わいに感銘を受けた。
質のみならず量も凄かったBBQで腹はち切れそうになった一同、室内に入り別腹のデザートタイムとする。
お友達がジヴェルニーのパウンドケーキを持ってきてくれた。
これは美味い。
もう食べられないお腹が苦しいと呻いていた中高年面々、全員ぺろりと完食した。
遊び疲れたわんこたちはさすがに皆バッテリー残量僅かとなり、動きが止まり始めた。
日帰りのお友達はぼちぼち家路へ。
私たちも風呂に入って寝るとしようか…。
2024年11月18日(月)
雨は夜のうちに上がり、目覚めて外を見ると、湖越しに山の向こうから昇る朝陽をしかと拝むことができた。
バスケットに入って届けられるサンドウィッチの朝食は、外に出てドッグラン奥のテーブルで。
気温は前日よりも下がったが、太陽が雲から顔を出しているうちは、日光のパワーを大いに感る。
宿の周辺も少し歩いてみた。
空水は引き続きすこぶる元気。
チェックアウトの時にオーナーのM夫妻が看板犬のピノ&アイリスを連れてきてくれた。
この夏にお邪魔した時以来の再会だ。
ご夫妻に色々な話を伺いつつ、おやつのおじさんとして本領を発揮してから、皆で外に出て遊んだ。
ほのぼののんびり、ずっと居続けたい気持ちはやまやまだがそうもいかず…この度もお世話になりました!
ピノワリスを出て帰りも道の駅とうじょうに寄ったら、キッチンカーで美味しそうなコーヒーを売っていたのでつい一杯。
西宮に戻り、家に帰る前にリトルランカで昼ごはん。
さすが、平日でも盛況ではないか。
カレーはもちろん美味、空水はいつものように店主のシャンタにリンゴやら何やらをもらってご満悦。
少し遅がけに行ったので、中の客が引いてからシャンタがなぜか空水を店内連れ回す(笑)。
1泊2日の楽しい締めとなった。
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