23回目の結婚記念日はGRCに先頃完成したでっかいタイニーハウスにお泊まり。
過ごしやすい気候の中、楽園を満喫した後は、西脇市にある長崎とイヌとわたし。というカフェに立ち寄ったが、期待を遥かに超える素晴らしい空間だった。
2024年10月25日(金)
平日なので大丈夫だったかもしれないが、念のため黒豆渋滞の余波を警戒して、いつもの舞若道丹南篠山口ICではなく中国道滝野社ICを利用。
15時ちょうどに現地着、まずは一回りして日々進化を続ける施設の細部を空水と一緒にチェックしてから、先に来て遊んでいたお友達のはくりゅうとランで合流を果たす。
空水はいつもに増して元気で、自ら率先して走り回るし、初対面のわんこたちともがんがんワンプロしまくる。
特に、確か1歳ぐらいだったと思うが、ジャックラッセルテリアの子になぜか気に入られてロックオンされたようで(笑)、頑張って遊んでいた。
トランポリンにも慣れてもう平気。
はくりゅうは置物のようにじっと何かを観察していたかと思えば、遊びに参加しようと突如走り出したり、存分に楽しんでいた様子。
夜の帷が下りて上着が要る気温になってきたら、カフェで人間の夕飯タイム。
この日は若者が2人いるので、前から気になっていた1ボンドステーキに加えて、ペリペリチキンとトルティーヤ等をオーダーした。
どの品も間違いなく美味いことは言うまでもなく、デザートまで頂いて満たされた。
慣れない場所ではあまり食に対する関心を見せないはくりゅうがばちりと目を見開いて覚醒し声を上げる、それほど美味な肉。
日帰りの若者たちを見送り、部屋に戻ったら薪ストーヴの火入式。
未だ誰も使用しておらず、私たちが初めてだそう!
薪を部屋に運んできてくれたスタッフのかっちゃんとしばし語らいの時間。
以前からご縁あってかっちゃんのご両親も祖父母も存じ上げているので、なんだか近所の親戚の子のような感覚だ。
従来のシンプルなタイニーハウスも充分居心地良く、キャンプ感覚で自然に触れられ、さらにデジタルデトックスもばっちりで素晴らしい寝床だが、エアコンや薪ストーヴにコンセントまで装備されたこちらのタイニーハウスKはもちろん利便性や居住性の面で凌駕するので、さらなる快適さを求める向きにはぴったりだろう。
空には雲が多く、残念ながら満天の星空は拝めなかったが、新しいタイニーハウスの窓の向こうに広がる夜の杉木立を眺めながら、心身は丹波の闇と同化していくのであった。
2024年10月26日(土)
薪ストーヴの火はもとより焚き過ぎず、夜半に消えるように調整したが、空間が小さいのですぐに充分過ぎるほど温まり、改めて暖房器具としての高パフォーマンスを実感した。
これから冷え込んでいくとさらに活躍することだろう。
6時に寝床から這い出し、敷地内を散策。
丹波の山の朝の空気は、何度味わってもいつも最高だ。
朝食は家から持参したフルーツやスープに、カフェで調達したマドレーヌ等。
食後にもう一度うろうろしていたら、季節もののかぼちゃガールに出会い、鹿の匠のジャーキーを頂いた。
ここGRCで知り合い、以降何度も会うというお友達が増えてきた。
この日もそんなわんこたちがたくさん。
中でもわさび姉とはすっかり意気投合し、7歳と6歳とはとても感じられない勢いでワンプロに興じていた。
その後は、スタッフ犬のもものすけとも果てしなく追いかけっこ。
元気で何より。
結婚記念日ということでI社長にお気遣い賜り、マリベルのフォンダンショコラを頂戴してしまった。
いつもありがとうございます。
正午頃にGRCを辞去、滝野社を目指す帰途で西脇市の黒田庄を通るので、前から気になっていた長崎とイヌとわたし。に寄ってみることにした。
GRCから僅か10数分で到着、まずは併設の美しい天然芝が広がるドッグランにお邪魔する。
看板犬のブエナちゃんが独り遊んでいたのだが、空水が入ったら自宅待機していたあずきちゃん&ボニーちゃんも連れてきてくれた。
そのうちに他のお友達もやってきて、大中小入り乱れにぎやかに。
お店は今年5月オープンとまだ新しく、スペースもゆったり取られているのでとても落ち着く。
床がモルタルの土間仕様なのも居心地の良さに一役買っている。
そしてメニューには、店主の出身地である長崎のご当地グルメがふんだんにあしらわれ、強烈な郷土愛が感じられる。
そのどれもがセンス溢れる品ばかりで、妻も思わず複数を買い求めて持ち帰るほど。
さらに、スタッフの方たちのご対応がまた気持ち良い。
品質や味や店の造りも大事でしょうが、やはり最後は"人"。
お気に入りの空間がまたできた。
ブエナはすぐに私を"おやつのおじさん"と認識したようで、空水と一緒にずっと張り付いていた(笑)。 |