海洋空間山男日記


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2024年9月27日(金)
メインのエアコンが不調
9月も下旬だというのに昼間の気温は30℃を超える日々、西陽が当たる拙宅のリヴィングルームではまだまだ冷房が必要だが、そのエアコンの調子が数日前より思わしくなく、部屋が冷えない。
クリーニングなり手入れをすれば調子は戻るのか、あるいは何かが決定的に壊れたか、はたまた使用開始より既に12年、機器の寿命を迎えたか…?

2024年9月21日(土)
中秋の名月の夜に淡路島の山中で空水と完ソロキャンプ
妻不在のウィークデイに空水と2人でキャンプに行ってきた。
場所は色々吟味した結果、淡路島のマウントレイクキャンプ場を選択。
そもそも3連休明けのど平日なのでどこも混雑はないだろうが、犬連れということもあり縄張りスペースが広く確保できること、できるだけプリミティヴな環境を残しつつ街からの隔絶感がある雰囲気とロケーション、静かにひっそりと過ごしたいけれど独りぼっちは寂しいので少しは人の気配が感じられるところ…等々考えつつ決めたわけだが、まさかの完全貸切状態で最後の条件のみ外れた(笑)。
具体的な感想は本文に譲るとして、異常な暑さを除けば、総じて素晴らしいキャンプ体験であった。


2024年9月17日(火)

チェックインは14時から可能だが、あまりの酷暑を考慮し、15時〜16時頃着となるよう行動。
気温だけ考えればもっと遅くてもいいのだが、日没も早くなったので…。
津名一宮IC降りてすぐにある赤い屋根という複合店で、今晩の食材を調達。
すべて淡路島産のものであることにこだわってみた。
テントの中に敷くマットを持ってくるのを忘れてしまったので、コメリでレジャーマットと薪も購入。
チープなマットのクッション性が気になるところではあるが…。

ファサードからしてわくわくさせる赤い屋根

予定通りの15時過ぎにマウントレイクキャンプ場に到着。
受付の時に予約状況を訊いてみたら、「いわゆる完ソロです」、なんと客は私たちだけだと知り、喜びと驚きと少しの不安が入り混じった複雑な心境になった(笑)。
ちなみに受付のある棟は新しくてきれいだし、客1組に対しスタッフは5人以上いるし、それも驚き。
管理体制はとても整っていることが窺える。

マウントレイクキャンプ場に到着

予約したのはフォレストサイトというエリアにあるF-5区画。
夕方は西日がちょうど森に隠れて陰になるロケーションだったのでタープは不要と判断、取り急ぎテントだけ建てて、まずは敷地内の探索に出掛ける。

ここが泊まるサイト

とにかく広大。
趣を異にするサイト群があちこちに散りばめられ、同じキャンプ場の中でもどこに泊まるかですべてが大きく変わるだろう。
グランピングサイトも2つばかり設けられていた。
敷地の末端に行けば、まだまだ拡大を続けていきそうな気配も。
また、トイレやシンク等は掃除や手入れが行き届いており、施設全体のメンテナンスもしっかりされている印象を持った。
それにしても暑い、涼しい管理棟に寄って冷たいもので喉を潤すとするか…。

ここは一番上のビューサイト

キャニオンサイトのブランコ

ソリすべり

池のほとりにもブランコ

きれいな管理棟で一涼み

散策は続く

キャンプ場入口の案内板

後ろに見えるのがグランピングテント

石垣ゾーン

日が傾き始めた17時過ぎから夕食の準備に取り掛かる。
赤い屋根で買ったのは、はなたまという淡路島のブランド玉ねぎと、地元産のオクラ、食塩無添加の釜揚げしらすに、近海で獲れたシロサバフグ。
家から持参した玄米は丹波産だが、これらをダッチオーヴンに全部ぶち込んで作り上げる、名付けて淡路島丸ごと炊き込みごはん。
醤油を忘れてしまい、同じく赤い屋根で調達した淡路島のすだちぽん酢を使用したが、これもさらに島成分を上昇させよという神の思し召しであったか。

まずは空水に夕ごはん

左から鹿の心臓、釜揚げしらず、はなたま、オクラ、シロサバフグ

味付けはこちらで

じっと眺める

炊き上がりを待つ

玄米なので水がなくなるまで40分〜50分ほど掛かっただろうか、火加減を調節しながら炊いている最中に、あたりは夕闇に包まれた。
蒸らしている間に、こちらも家から持ってきた但馬産の鹿のハツをスキレットで焼いて喰う。
空水にもお裾分けだ。

夜の帳が下りてきた

鹿の心臓を焼いて喰う

そしてこの日は中秋の名月。
晴天に恵まれ、サイト正面の東の空に煌々と輝く月を愛でることができた。
ランタンが要らないぐらいの月明かり。

黒い犬とトライポッドに吊るされたダッチオーヴンと中秋の名月

ダッチオーヴンを開けてみると、おおこれは大成功ではないか。
淡路島丸ごと炊き込みごはん、見事に出来上がり、米の具合や味付けもばっちりだった。

見事に炊き上がった

弱めの焚き火がちょうど良い

暗くなってようやく過ごしやすくなり、焚き火の世話をしつつ、徐々に空高く昇っていく月を眺め、夜は更けていくのであった。
ちなみに本を一冊持参していたが、なぜか実話怪談風のホラー作品だったので、スタッフの方たちも18時に帰ってしまい、広大な敷地に独りぼっちというこの状況でページを開くことはないのであった(笑)。

月を眺めて夜は更ける


2024年9月18日(水)

さすがに6歳ともなると経験を重ねて落ち着いたもので、空水は夜の間おとなしく休んでくれた。
陽の出とともに行動開始。
今日も暑くなりそうだ…。
昨夕に回りきれなかったところを中心に歩いてみた。
本当にエリア毎にがらりと印象が異なることが良く分かった。
久しぶりにテントで寝たせいか腰が痛い…やはりちゃちいマットの影響もあったか…。

サイト正面の東の空から昇ってくる朝陽

もう1つのグランピングサイト

コハンサイトのブランコゾーン

マウントサイトの竹林

ダートを駆ける

朝食は、こちらも赤い屋根で仕入れた地元産のいちじくと桃。
それと、昨日の残りの炊き込みごはんを少し食べた。
サイトはまだぎり木陰なので、熱いコーヒーを淹れて食後の一杯も。

まずは空水に朝ごはん

朝食は淡路島のいちじくと桃

人間のコーヒータイムは空水のごろんタイム

もうすぐ陽が出てきそうやね…

9時を越えると東向きのサイトにいよいよ直射日光が突き刺さり始め、これは撤収するより道はなし。
後片付けをしていると全身スコールに見舞われたかのように汗だくに…。
帰る前にフロントのカフェでまた冷たいドリンクを買い求め、生き返ったぞ。

これ飲んだら帰ろうか

マウントレイクキャンプ場には、この日も朝からたくさん若いスタッフが出勤していて、空水もかわいがってもらった。
全般的に対応は良く、また日に何度かしっかり全サイトをパトロールされている等、利用者として安心できるキャンプ場だと感じた。
そもそも原始的な野営スタイルが好みの私はその恩恵をほぼ受けていないが(笑)、自然に囲まれた環境にありながらいわゆる高規格キャンプ場に相当し、遊具やアトラクション等も用意されているので、ファミリー層向けとも言える。
雰囲気の異なるサイトが色々あるので、犬連れソロキャンプでも、静かなタイミングにリピートするのも楽しそうだ。

2024年9月16日(月祝)
この時期にまだ灼熱地獄が待っていようとは
青木宣親選手への花束贈呈で幕を開けた阪神vsヤクルトのデイゲーム。

ヤクルトナインと挨拶を交わす青木

横浜で生まれ育った生粋の阪神ファンという奇特なKくんをお招きして今シーズン2度目のご接待。
それにしても、9月も後半に入ったというのに真夏も顔負けの灼熱地獄、この陽射しは異常と言うほかない。
帽子を持ってくるべきだった…。
通路に入れば担架で運ばれていく人が複数、私もイニング間に立ち上がったらくらくらしたぞ…。
ロースコアなのにやたらスローな試合進行が苦行に拍車をかける。
メジャーの試合を見慣れてしまうと、NPBの投手のテンポが悪過ぎて…。
試合は3-0で阪神が勝利、甲子園球場には六甲おろしが響き渡って熱狂の坩堝と化し、さらにヒートアップしていくのであった。

夏の高校野球かと思うほどの暑さ

村上の打席 試合終盤は少し翳ってきた

2024年9月15日(日)
名古屋一泊
敬老の日に合わせて…ではなくたまたまだが、生きているうちにあと何度会えるかなというわけで、名古屋に住む母親の顔を見にいってきた。
土山SAにいつものように立ち寄ったらちょうどマルシェの開催日だったので、地の野菜やフルーツをいくつか買い込んで手土産代わり。
さすがの3連休初日、軽食休憩込みだが4時間掛かった。

土山SAの野菜マルシェ

夕飯は妹夫妻も呼んで、私の高校の同級生がオーナーシェフを務める大須のビストロシェブンで。
もちろん満席、隣に座ったカップルのお客が、「今まで全然予約が取れずやっと来ることができました」と口にするほどの人気店、激戦の名古屋で確固たるポジションを築いている。
活きたまま空輸されるモンサンミシェル産のムール貝が口上に違わぬ絶品で、小粒ながら弾力ある新鮮な身は濃厚かつ優しい味わい、そのエキスが溶け出したクラムチャウダー状のスープがまた唸るほど美味。
鴨と砂肝のサラダ、ラムチョップのサングリアソース、飛騨牛のグリル等、その他頂いた品々もとても美味しく、パティシエのマダムの手によるデセールもシェフの料理にまったく引けをとらない完成度だ。
舌と目で楽しむことに加え、一国一城の主である旧友と久しぶりに語り合い刺激をもらう時間は、最高のディナータイムとなった。
余談ながら満席のゲストのアラカルトオーダーを確実にこなしながら、余裕を持って私どもともじっくり会話を交わすというシェフの手腕に、開店17年のキャリアを感じた次第。
腹はち切れそうで寝られない…という夜を久々に過ごした(苦笑)。

カウンターのみの小ぢんまりした店内

鴨と砂肝のサラダ

モンサンミシェル産の活ムール貝

野菜の付け合わせも豪快なラムチョップ

飛騨牛

モンブラン

洋梨のコンポート クレープ仕立て

明けて今日の昼は、定番の小川屋で母とうなぎを食べて、束の間の名古屋滞在の締め。
帰りはスムーズにノンストップの2時間半で自宅に帰着した。

うな重

2024年9月9日(月)
それでも買ってしまう
主に車の運転時に使っているStraightlinkがあえなくご臨終となり、強いられた代替わり。
新作のLateralisに食指が伸び掛けたが、少し趣向を変えてWire Tap 2.0をチョイスした。
散財。
レンズがその短い寿命を終える頃には既にモデル自体が廃盤でレンズの在庫がない…というパターンがオークリーの常だが、なんとかならんか…。
運転用サングラスが代替わり





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