西脇市のクマハナベースに泊まりにいってきた。
この春にオープンしたばかりの古民家宿。
ロケーション、施設内の雰囲気、オーナーご夫妻のお人柄、文字通りにアットホームなおもてなし、食事、そしてわんこファーストのコンセプトと、すべてにおいて満たされ、寛げた。
さらに付け加えると、リーズナブル。
うちから1時間で行ける素晴らしいご縁が、また一軒。
2024年6月22日(土)
チェックイン時刻の15時過ぎに到着すると、すかさずオーナーご夫妻が笑顔で出迎えてくれた。
まさしく、いきなり親戚の家に遊びにきたような心持ち。
危惧していた天気は今のところ小康状態、本降りになる前に早速近隣を歩いてみる。
南北を貫く幹線道路の国道から僅か100mほど入っただけだが雰囲気は一変、里山の風景が広がる中、加古川沿いの土手道を辿った。
宿に帰り、夕飯までの間はのんびり過ごす。
クマハナベースは1日2組限定で、母屋にはこの日は別のゲスト、私たちはリヴィング・ダイニングとベッドルームが2層に分かれた別棟に泊まる。
納屋がモダンに改装された建物は、スペースゆったりで実に快適、人も犬もすぐさまリラックスして落ち着いた。
夕飯にお願いしていたのは、炊き肉鍋という聞き慣れないメニュー。
鍋の周囲に肉と野菜を盛り付け、それを特製出汁の中に落として火を通し、さらに特製だれで食べるというもので、シンプルながらとても美味だった。
但馬牛がまた上質。
うどんに加えて締めのおじやまで頂いて、満腹だ。
食後、母屋に宿泊されているファミリーの柴ちゃん2頭と遊ばせていただいた。
バンペイユくんとレモンちゃんの柑橘兄妹。
別棟といっても内部の共用スペースを通じて繋がっているので、交流は簡単なのだ。
お互いの部屋も往来し、楽しいひと時だった。
また、オーナーご夫妻とも個人的な背景を含め色々とお話をさせていただき、こちらも楽しくも有意義な歓談となった。
他のゲストやホストの方々と友人のように同じ時空を共有する、民泊スタイルのまさに醍醐味だ。
パッケージは古民家でも設備は最新、快適なユニットバスで弛緩して、床に就いた。
2024年6月23日(日)
夜半はよく降っていたようだが、朝起きると上がっており、滞在中、外で行動する時間帯は雨に見舞われることなく恵まれた。
6時過ぎに外に出、昨夕とは逆方向に歩いて、神社や調整池のあたりを散策してみた。
蒸し暑い。
朝食は、これでもかと品数が揃った和定食。
宿を開く前は、おばんざいなどを振る舞う料理店を切り盛りしていたという女将の腕が存分に発揮されている。
朝から手間暇が掛けられた贅沢を味わった。
軒先でコーヒーを頂きながら、朝の散歩から戻ってきた看板犬のくま&はなとしばし触れ合い。
昨夜に続きご夫妻に様々なお話を聞かせていただいているうち、あっという間にお暇する時間になってしまった。
本当にリラックスして過ごすことができた一泊二日だった。
ありがとうございました!
道の駅 北はりまエコミュージアムに立ち寄って何やら物色してから、帰宮。 |