2週連続お泊まりの空水嬢、今回は丹波篠山たまごかけごはん こいずみが併設する農家民宿 千種へ家族3人でひっそりと? 行ってきた。
またもや最高に楽しい一泊二日となった。
2023年9月24日(日)
15時過ぎ、順調に目的地の丹波篠山たまごかけごはん こいずみ兼農家民宿 千草に到着して車を停め、荷物を下ろしていると、かっこいいモーターバイクがぴっと止まり、いかしたおっちゃんが声を掛けてくれるではないか。
なんと近くのカフェ、ジェイズヒルガーデンのおやじさんだった、びっくり。
明日お孫さんの顔見に行ってきますよ〜。

さて若女将にご案内いただき、部屋に落ち着く間もなく、裏一面に広がる遠大なプレイグラウンドをまずは満喫。
脇にはクールダウンできる小川も流れていて、様々な遊び方ができそうだ。
そして、本当にこのエリアの山並みは美しい、感慨を新たにする。
人工的な杉林とは違う原生林の急斜面から時折顔を覗かせる険しい岩肌、幾重にも連なる山の端の向こうに沈んでゆく夕陽、電線が視界に入らず味わえる樹々の緑と青い空のコントラスト…完璧。
色とりどりのコスモスや彼岸花が満開で、いよいよ秋本番か。







空水のごはんを済ませ、人間の夕飯は無鹿リゾートで。
車で15分ほどと、負担にならない近さ。
春日に移転する前の柏原にオープンする頃から縁あって懇意にしているジビエの名店だ。
肉の滋味が一年の内でも最高の夏鹿はもちろんのこと、天然の大きなすっぽんや熊肉のラグーなど、今回も腹はち切れそうなほどサーヴィスしていただいた。
食後は、最近ご家族に加わったいちごと先住犬のこたつから成るフレブル看板犬きょうだいとも遊ばせてもらい、またオーナーシェフのKさんともじっくりお話しできて、大満足の夜だった。










宿に帰ると、私の腕とスマホの写真ではとても伝えきれない満天の星空が頭上に広がっていた。

2023年9月25日(月)


爽快な空気が満ちた朝の空は、すっかり秋模様。
朝露滴る草原を一走りしてから、お待ちかねの朝食タイムだ。
営業日には開店前から行列必至のたまごかけごはんを貸切で味わえるという、なんたる贅沢か。
おかわり自由、卵も食べ放題だが、そこは哀しいかなもうすぐ50歳のくたびれた胃袋、2杯と2個で充分お腹いっぱい。
美味かった。




食事の後はこれぞ農家民宿の真骨頂、栗拾い体験をさせてくれた。
正真正銘の立派な丹波栗。
大して戦力になっていないのに、たくさんお土産の栗を頂いてしまった。
そういえば朝方に山の上からキャウンギャインケケーッと何かの獣が騒ぐ声が聞こえ、空水が激しく反応して山に突進しようとしてなかなか大変だったが、後で伺ったところ栗を獲りにきた猿なんだとか。
昨日はお目に掛かれなかったお母さんとも一緒に栗拾いをした後に色々お話しでき、充実の朝だった。





10時、すっかりお世話になった宿を後にし、車で2分と掛からないご近所のジェイズヒルガーデンオッキニに立ち寄り。
先月、店主のYちゃんが見事に出産を果たされたので、ささやかにお祝いがてら赤子の顔を見に伺った次第。
いやーかわいかった。
母子共に健やかで何より。






未来に輝く光溢れる小さな命に触れ、こちらも元気を頂いて、帰路に就いた。 |