記念すべき第1回のふるさと丹波トレイルランに出場してきた。
27kmの部。
丹波や篠山にはしょっちゅう遊びにいきながら、山にちゃんと入るのは今回が初めて。
春日運動公園を出発、ロードと舗装された林道を3kmちょい走りトレイルヘッドに取り付いて、まずは三尾山を目指し、その後、佐仲ダムへ下る。
このコースで一番長い急登がいきなり現れたが、序盤に設定してくれて良かった、と心から思う。
そして佐仲峠からコース最高峰である黒頭峰へと上るが、この斜度が普通のトレイルランの大会ではあり得ないクレイジーぶり。
当然上りがあれば下りもあるわけで、これはケツで滑った方が速いんじゃないか?
丹波の里山恐るべし、を実感した。
他にも、人がほとんど立ち入らないエリアを大会用に整備した部分もあると聞いたが、なるほど、確かに踏み跡が不明瞭でコーステープだけが頼りのところもあり、暗くなったら確実にロストする自信がある。
その分、獣になった感は得られる。
獣といえば、写真は撮れなかったが、三尾山のピークを過ぎたあたりで、ふわふわ尻尾のリスが前を横切るのが見えた。
半分も来ていないのに、累積標高は既に1200m弱。
黒頭峰からは篠山の追入へと下り、最近ご無沙汰ですが、空水を連れてしばしば訪れているちわわんの前を通って嬉しくなった。
金山の鬼の架け橋付近まで一気に標高を稼いだら、後はきつい上りはない。
瓶割峠を下りたところにある臨時エイドから残りの6kmは多少アップダウンのあるロードを黙々と進み、ゴール。
手元計測のガーミンによると、27.52kmの+1668mで5時間58分50秒、主催者計測で5時間58分49秒。
なんとなく目安にしていた5時間台はギリギリ達成できたが、やはり他のトレラン大会とは異次元のタフさだった。
スタッフの方が、「27kmと聞いてイメージするのと違うでしょう」と仰っていたが、まさしくその通り。
久々におばあちゃんの里に寄り、黒豆きつねうどんと鮭ごはんで空腹を満たして、帰路に就いた。
腹斜筋と腹横筋、大臀筋と中臀筋に疲労を感じるので、体の使い方はまずまずだったのではないだろうか。
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