この3連休は妻不在で空水と2人か…と考えあぐねていたところ、ふと思い立ち、無鹿リゾートへ一泊で行くことにした。
心の故郷・丹波で、美味いもの喰って空水と遊んで、すっきり浄化の二人旅。
今回もオーナーシェフのKさんには大変お世話になった。
2022年9月23日(金祝)
前日から降っていた雨も午後に入ると完全に止み、ホッと胸を撫でおろしての出発となった。
16時前、無鹿リゾートに到着。
山間なので少し心配ではあったが、幸いなことに当地も雨はすっかり上がっており、まずは近所を一回りしたり、新しく敷地内に作られたドッグランで遊んだりして、夕飯までの時間を過ごす。
彼岸花が真っ盛りだ。
空水に飯を喰わせた後、18時から人間の夕食。
丹波の山の幸をこれでもかと堪能させていただいた、例によって。
ジビエというと冬場のイメージが強いが、実はすこぶる美味い夏の鹿、様々な部位をそれぞれ異なる調理法で。
アナグマのベーコンにスッポンまで馳走になり、締めの栗ごはんと茗荷の汁物がまた旬で絶品と言う他ない。
空水もしっかりKシェフに餌付けしてもらった。
人間一人の訪問だったこともあり、Kさんと久々にじっくり話し込んだが、やはり飲食業界はコロナ禍を境にフェーズがガラリと変わったような様相で、例えば人手不足が深刻という面にもそんな影響が表れているみたい。
リモートワークの普及、それに伴う移住や二拠点生活の促進等を経験し、都会で暮らしてきた人々の意識も急速に変容しているから。
パンパンのお腹を抱えて部屋に戻り、のんびり風呂に入って23時頃就寝。
暑かった昼間と一転、夜は冷える。
2022年9月24日(土)
6時前に目を覚まし、空水と朝のパトロールへ。
刈り取りを待つ稲穂が黄金色に輝いていた。
ちょうど山の端から朝陽が顔を出してきた。
朝食は、品数豊富で山の恵みに満ち満ちた御膳。
栗ごはんには黒豆まで加わっており、夢のコラボを果たしていた。
食後、散歩から帰ってきた看板犬のコタツとも遊ぶことができた。
まだ1歳のやんちゃ盛り、大変元気で何より!
無鹿リゾートを後にし、いつも足を向けるJA丹波ひかみの直売所で栗やら早生の黒枝豆やらを仕入れてから、これまた定番コースの夢の里やながわで土産を買って帰ろうと立ち寄ったら、今まで見たことがない数の人が並んでいた。
恐るべし、栗の季節の3連休中日。
一瞬、Uターンして帰ろうかとたじろいだが、何とか気を取り直して列に並び、個数限定の目当ての品も買えて一安心。
空水は車の中で1時間よく待った。
昼過ぎ、我が町へ戻り、日常に復帰。
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