![]() ![]() ![]() いよいよ出発の朝、高まる興奮からその日は満足に眠れていない。 家には俺以外、ルームシェアをしている元同じ会社の先輩(男)が住んでいる (あらかじめ言っておくが、俺はゲイじゃねえ)。 まだ朝の5時だからか、どうやらヤツはまだ寝ているよう。 いそいそと出発の最終準備を終え、家を出ようとする。 次、この家に帰ってくるのは2カ月後か、と感慨にふけっていると、ヤツが起きてきた。 「ついに出発か。気をつけて行ってきいや」 「おう、行ってくるわ」 「サルサがんがん踊ってこいや!」 「せやな、ラテンに風吹かせてくるわ!!」 てな感じのやりとりを終え、伊丹空港へ向かう。 そこから、成田、アトランタと乗り継いで、メキシコシティへ。 ![]() メキシコシティ、ベニートファレス国際空港 中はかなり広い 待ち時間も含めて、約1日がかりの移動となった。 長かった〜。 現地時間の夜8時頃、無事に憧れのラテンの地、メキシコシティに到着。 メキシコシティでは夜8時といっても、ちょうど日が沈みかけの夕暮れ時。 俺の到着を、極上の夕焼けが出迎えてくれるとは、う〜ん、なんか感動的。 と、まあ、ここまでは良かったのだ。 ![]() 到着ゲート 入国審査を終え、あとは、預けていた荷物を取って到着ゲートから出るだけだ、と、 いそいそと荷物受け取り場へと向かう。 目の前には、荷物を受け取ろうとする多くの人だかりが。 既に乗客の荷物が、ベルトコンベアー上をグルグルと回り始めている様子。 まあ、そんなに時間はかからんやろう、と思いながら荷物が出てくるのを持つ。 10分後「早く出てけえへんかな〜? もうホテル行って寝たいわ〜」 15分後「まだなんかな〜? マジだるなってきた」 20分後「あれ、なんか同じ荷物だけ回ってるで???」 こ、これは、もしかして…。 次へ 前へ ![]() ![]() |