2005年初頭、勤めていた出版社を突如退職し、中南米へ一人旅に出掛けた男。
2月から4月までのその旅で訪れた国は9カ国。
順に、メキシコ、ベリーズ、グァテマラ、コスタリカ、パナマ、ドミニカ、コロンビア、ブラジル、
そしてキューバ。
旅の目的は、自ら“サルサ院長”を名乗るほど彼がこよなく愛するラテンアメリカのダンス、
サルサ、その本物に触れるため。
「ラテンの風」は、そんなサルサ院長の熱い追憶の記録である。
プロローグ
最後の晩餐
第1回
メヒコ上陸
著者プロフィール
名前:サルサ院長
生年月:1978年4月
出身地:秋田県秋田市
現住所:大阪府寝屋川市
職業:放送作家見習い
心の友:サルサ