第2日
2010年9月12日(日) 「ダイヴィング初日は空振り…」 2010.10.10 公開
早朝、泊まっている部屋からの眺めはこんな感じ
下から部屋棟を見上げたところ
ド早朝からニワトリと犬の鳴き声がけたたましい。
6時起床、外はまだ暗い。
身支度をしてホテル玄関すぐに位置するレストランに移動、トーストの朝食を摂る。
オープンエアーで野趣たっぷりのレストランで朝食
7:15、ガイド氏迎え、同宿のYさん夫妻とともに、すぐ近くのダイヴィングサーヴィスまで移動する。
そこでスクーバの準備を整える。
Yさん夫妻はダイヴィングはされないとのことで、スノーケリング。
港でダイヴィングの準備中に虹が見えた
桟橋からボートに乗り込み、ポイントまで20分ほど走る。
途中、マングローヴに囲まれた水路を抜け、またその辺りには石貨もあった。
途中、このようなマングローヴの水路を抜けていくところも
水路の脇に置かれていた石貨には、日本語が刻まれていた
到着したポイントはヤップ島の西側、ミルチャネルというところで、
マンタポイントとして名高い場所の1つであるらしい。
水深は20mそこそこ、美しいサンゴが多く、魚影も濃い。
水温も29℃と高く、のんびりモードで潜りやすい。
サンゴ礁が広がっているエリアも少なくない
しかし肝心のマンタはおろか、大物の影はまったく見えず。
およそ1時間と、潜水時間は長い。
タンクがデカいのかな?
ブダイの仲間だが私の知識では種は同定できず
1本目終了後、ボートでフルーツをつまみながら休憩。
水着で海に飛び込んで少し泳いでみたら、暖かいので気持ちよかった。
ただ泳いでいても気持ちがいい
2本目はほんの少しだけポイントを移動。
遠くにナポレオンフィッシュは見えたが、お目当てのマンタはやはり姿なし。
明日に期待だな。
遠くに見えたナポレオンフィッシュ
ケンカをしているのか、仲がいいのか?
アネモネフィッシュのショットを押さえるのは難しい
おそらくハゼの仲間 全長は2〜3cmほどと非常に小さかった
岩陰に隠れていたハタ科の魚 50cmほどあっただろうか
着替え等は省略というなかなかのハードダイヴ。
陸地へ戻ったあたりで激しいスコールに見舞われた。
弁当を受け取ってホテルに送り届けてもらい、レストランスペースを借りてそれを頬張った。
ローカルフード尽くしの弁当
レストランの中では近所の人か従業員の友達らしき人々もひっきりなしに出入りして遊んでいるようで、
ルール無用の居心地の良さがある。
人たちも総じてシャイではあるが、皆非常にフレンドリーで親切だ。
弁当を食べた後、部屋に戻り片づけやらしていたらハウスキープのおばちゃんがやってきた。
本来ならいつも午前中に部屋の掃除はするのだが、
今日は日曜だったため教会に行っておりこの時間になった、とのこと。
ロビースペースに移動して、ちょっとの間部屋を明け渡す。
Yさん夫妻は元気にも島内観光へと出掛けて行った。
これが宿泊しているパスウェイズホテルの全景
掃除後、部屋で少し休んでから、島の中心部といえるコロニアの方へと歩いて行ってみる。
日曜ということで人通りや車の往来は少なく、ただでさえ少ないお店の類も大体閉まっている。
これがヤップのスクランブル交差点ともいえる中心地だが、閑散としている
ヤップの町は犬だらけ
人よりも犬の方が断然多い。
数少ない営業中の店舗、ベーカリーに匂いで釣り込まれ、チョコレートのカップケーキを買い喰い。
向こうに見える緑と赤の建物がベーカリー
ベーカリーの前には石貨、そしてやはり犬
食べかけのチョコレートケーキ
ゆっくり1時間ほど歩いてから、ホテルへと戻る。
部屋にはデッキバルコニーもついている
部屋についているデッキバルコニーで少し寛いでから、ホテルの内のレストランで夕食。
旅先ではやはりできるだけローカルなものが食べたい、
というわけでガイド氏を通じてアイランドディナーというメニューをオーダーしていた。
まず振る舞われたのはココナッツジュース
レイを頭に載っけられ、ココナッツジュースを振る舞われている間に、
バナナか芋か何かの葉が敷かれた大きな笊に載せられて出てきた料理は、
目にした瞬間に歓声が上がるほどのド迫力。
鎮座するマングローヴクラブが存在感充分のアイランドディナー
真ん中にマングローヴクラブが鎮座し、周囲にはポキ、タロイモ、ブレッドフルーツ(パンの実)、
フルーツなどが散りばめられている。
ハンマーでガツンと殻を叩き割って食べるカニのハサミの肉厚ぶりときたらものすごい。
あまりにデカ過ぎ、肉厚過ぎのマングローヴクラブのハサミ
カニ身自体はちょっと乾いているというか、ひょっとしたら調理法に問題があるのかもしれず
それほどジューシーな味わいではなかったが、ロケーション、盛り付け、
雰囲気も含めて非常に良い食事であったことは間違いない。
ブレッドフルーツは蒸したものと焼いたものと調理の仕方が異なる2種が供されていたが、その違いも面白い。
ポキはちょっと辛かったかな。
2人ともども満腹を抱えて部屋に戻り、シャワーを浴びる。
21時頃には床に潜り込んだが、外でどうやら地元の若者らしい一団が騒いでおり、
何度か夜中に目を覚ますという悲運に見舞われた。
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