空水のヒート期間も終わり、あれこの土日妻も私も予定がないではないか、と気付いてしまったので、急遽無鹿リゾートに泊まりにいってきた。
オーナーシェフのKさんには、本当にいつもお世話になる。
2023年11月25日(土)
14時過ぎに家を出発。
珍しく土曜に泊まるスケジュールで丹波に赴いたので、おおキャリー焼菓子店が営業している日だ、と脇を通る時に思い出し、寄ってみた。
相変わらず車が駐車場から溢れ出す盛況ぶり。
そしてそれを裏付ける美味しさ、さすがだ。


無鹿リゾートに到着し、寛ぐ前にまずは明るいうちに付近を歩く。
三井庄川のあたりで看板犬のこたつ&いちごにも会えた。
空水は里山の気配にすっかりテンションが上がってしまい、まるでジョグのような散歩になったぞ…口を開いて呼吸をはあはあ乱すのは人間のみ。





寒い夜になると聞いていたので、夕飯のメニューは鍋をお願いした。
溢れんばかりの地野菜に、メインは鹿の各部位と熊肉のロース。
コラーゲンたっぷりのすっぽんも頂いた。
空水も鹿料理店の店主自家製という贅沢な鹿の心臓のジャーキーをもらって、すっかりご満悦。
風呂で温まって早々にベッドに潜り込んだ。




2023年11月26日(日)
6時45分に起床。
空水の食餌の前に、今回はちょっと早めに人間の朝食。
お膳仕立ての朝食はいつものように豪華極まりなく、地産地消の山の幸をこれでもかというほどに味わえる。
今季ラストという栗ごはんも堪能させていただいた。
そういえば昨夜の鍋の締めの雑炊も栗ごはんをぶち込むという贅沢ぶりだった。


食後にこの時期名物、丹波霧に包まれる中を少し歩いた後、無鹿リゾートを出発し、まずはパンを買うべくロカッセタンバへ。
ここに入っているヤマネベーカリーも相変わらず開店直後から列を成す人気で、美味いのはもちろん、発想力も素晴らしい。
カフェメニューにあった栗のパンケーキがどうしても食べたくなり、朝食がまだ大方胃に残っている時分ではあったが、アサイースムージーとともにオーダー。
満足。
この頃には太陽が顔を出して青空が広がってきた。




丹波を後にし、せっかくこの時季なので紅葉を見てから帰ろうかと、次は播州清水寺に向かった。
こちらはわんこウェルカムを前面に打ち出しておられるため、犬連れでも気兼ねなく参拝でき、実際境内ではたくさんのわんこたちに会った。
青垣あたりの山深いところはもう終わりと聞いていたが、ここはタイミングもちょうどいい感じで、美しい赤や黄の眼福を賜って、帰途に就いた。






道中の車窓から見える山の広葉樹たちもきれいに色付いていた。 |