海洋空間水槽日誌


2006年1月3日(火)
60cm水槽Bの外部フィルター、やはり不調
2泊3日の実家帰省から昨日戻ってきたら、移送組も含めて生体は皆大方異常はなかったけれども、ただ一点、ホーリーの背中の辺りの鱗が少しはげていることが目に見えるトラブルであった。
おそらく2日間の断食によってナイフフィッシュの気が立って追い掛け回されていたのだろうと思う。

懸案の60cm水槽B用エーハイム2215の働きはやはり芳しくない。
どうにもホースパイプに気泡が徐々にたまってゆき、水流が弱くなってしまう。
内部を今一度清掃し、インペラーも取り外してメンテナンスをしてはみたが、結果は一緒だった。
ひょっとしたらこの水槽はアクアボード下段に置いてあるので、フィルター本体のモーター部分と水位の水平位置が近すぎるのかもしれない。
まあもうしばらくだましだましやってみるしかないか。

2006年1月9日(月)
うちのスネークヘッドはエビを食べない
冷凍赤虫の塊を水面に落としたらすぐに喰いつくスネークヘッドに、試しに冷凍淡水エビを与えてみようと思い、給餌タイムの空腹時、冷凍赤虫をあげる前に小さめのエビをポトリと落としてみた。
すると見事にパクリと喰いついた! まではよかったんだけど、数回モグモグした後に吐き出すじゃないか。
食べない。
スネークヘッドの食べるレパートリーには一般的にエビも入ってるはずなんだけどなあ。
ちなみに昨日と今日、同じことを試みたが結果は同じだった。
昨日はエビを冷凍庫から出した直後にあげたので、ひょっとしたら冷たくてビックリして吐き出したのかな、なんて可能性も考慮し、今日は冷凍庫から出してから水にさらして充分に解凍してから与えたんだけど変わらず。

2006年1月11日(水)
ナイフフィッシュ、現在約34cm
今日もスネークヘッドは冷凍赤虫+「キャット」もパクパクと食べ、それはそれでいいのだが、赤虫の塊をカッターナイフで切り分けている時にどうやら左手の親指を切ってしまったようで、かなりの出血。
痛くはないが困ったもんだ。

また、最近ホーリーがまた大きくなったナイフフィッシュに圧倒されつつあり、食欲が落ちているのが少し気に掛かる。

サイズを測ってみたら、デルヘジは約25cmと昨年11月の時と変わらず、成長は止まりつつあるみたい。
対してナイフフィッシュは正確ではないけれどおよそ34cm(11月時点で約29.5cm)と順調に大きくなり続け、ホーリーも約16cm(購入した昨年7月時点で約14cm)と少しだけ大きくなったかな。

ポリプテルス デルヘジは約25cm

スポッテッドナイフフィッシュは約34cm

レッドフィン・ホーリーは約16cm

2005年1月14日(土)
いつでも食欲旺盛なスネークヘッド
レインボースネークヘッドの食欲は本当に頼もしいほど。
妻によると、今朝も水槽の前に立ったら物欲しそうに寄って来たので「キャット」を1粒与えたら食べたとのこと。
しかし60cm水槽Aは夜給餌なんだからいくら欲しそうでも朝やるなっちゅうの。
もちろんも夜も冷凍赤虫に「キャット」をガツガツ。
やっぱり水が少し古くなってこなれてくると食欲も増すようだ。

2006年1月15日(日)
相変わらず食欲旺盛なスネークヘッド
相変わらずスネークの貪欲ぶりネタだが、今日はまた一段とすごかった。
冷凍赤虫をあげた後、まだ水面近くで何か食べたそうにしているから面白がって「キャット」を1粒また1粒と落としていたら、なんと立て続けに6粒ぐらい食べた!
もうお腹がパンパンだ。
結局この日は冷凍赤虫3分の2パックと、合わせて7粒の「キャット」を腹に収めたレインボースネークヘッド。
大丈夫か?

2006年1月16日(月)
コリドラスはシロよりもアカの方が臆病
久しぶりに水槽掃除&水換え。
またもだいぶ蒸発していた。
120cm水槽と60cm水槽A、35cm水槽は掃除も兼ねて残りが50%〜60%ぐらいになるまで水を抜いたけれど、60cm水槽Bに関しては水を足したのみ。
しかし120cm水槽の糞ときたらすごい。
また、60cm水槽Aに、スネークヘッドのものと思しき赤い糞をいくつか発見。
やっぱり昨日「キャット」喰わせ過ぎたから。
目に見えるスネークの糞があったのは初めてかも。

写真を撮ろうとしていてつくづく思ったんだけど、シロコリよりもアカコリの方が格段に臆病である。
人の姿にすぐ怯えて隠れてしまう。
反対にシロコリはとてつもなく図太い。
シロの方が腹がいつも大きく、サイズも大きめな理由がなんとなく分かる。

より図太いシロコリ

より臆病なアカコリ

水換え後、やはりスネークヘッドの喰いは落ちた。
120cm水槽のホーリーとブラックアーマードプレコはタブレットをがっついて食べていた。
久々に食べている姿を見たような気がして、少し安心。
行った主な作業
・120cm水槽換水(約40%)
・60cm水槽A換水(約50%)
・60cm水槽B換水(約50%)
・35cm水槽換水(約50%)

2006年1月17日(火)
スネークの食欲は水換え翌日に戻った
水換えによるスネークの食欲減退の時期はとても短くなり、翌日に当たる今日にはもうバクバクと赤虫&キャットを食べていた。
ホーリーもタブレットと冷凍エビを食べていた。

2006年1月19日(木)
死ぬまで喰うか、スネークヘッド
もちろん餌を喰わないよりはたくさん食べてくれた方がいいんだけど、ちょっと最近のスネークヘッドは限度を超してはいないか?
僕でも妻でも、人が水槽に近寄ろうものならスーッとこちら側に寄ってきて、催促するようにずっと水面を眺めている。
早く餌が落ちてこないかなー。
人が動くたびにスネークも動いて常についてくる。
そして水面を仰ぐのとガラス壁面越しにこちらをずっと見つめる視線の繰り返し。
餌時なんか関係なしで、四六時中。
朝でも昼でも夜でも深夜でも。
まるで犬だ。
そして「キャット」を落とすとすかさず喰いつく。
たまに勢いがあまりに尋常でなく、喰いたいという欲求が勝ち過ぎて、すぐ目の前に落としてやった「キャット」を狂ったように必死で探している様を見ると、不憫にさえなってくる。
そんなこんなで1日あたり3分の2パックの冷凍赤虫の他に、「キャット」を都合10粒ほどは胃に収めているんじゃないだろうか。
ものすごいお腹をしている。
完全に摂取が消化に追いついていない。
まあ欲しがるからといってホイホイ与えている僕も問題なんだけど…。

お腹がパンパンのスネークヘッド

2006年1月23日(月)
ナイフがプレコに噛み付いた
夜の給餌の時間、ブラックアーマードプレコがせっかく必死で頑張ってタブレットフードに喰らい付いているのに、水槽の右奥からスーッと近寄ってきたナイフフィッシュがそのプレコの頭部にガブリと噛み付いてプレコは尻尾を巻いて退散した!
ひどいな、ナイフ。

恐ろしいナイフの顔]

2006年1月24日(火)
デルヘジの鼻先にできもの?
デルヘジの鼻面になんか傷のようなおできのようなニキビのようなものがある。
小さなヒゲみたいになっている。
何だろうか?
ちなみにその外見上の小さな変事以外、遊泳、給餌、休憩その他全般の行動様式における異常はなし。
いつものようにガラス壁に、少しだけ強めに当たってしまいでもしたのだろうか。

デルヘジの鼻面に異物が?

2006年1月25日(水)
120cm水槽内のカースト制度
深夜、120cm水槽に「キャット」を追加給餌したんだけど、その時にいつものようにナイフフィッシュが傍若無人にがっつきにやってきて、1つ食べて次も狙おうとしていたホーリーを蹴散らした。
そうしたらナイフが去った後、蹴散らされて一時避難していたホーリーが戻ってきて、今度は「キャット」を発見してモグモグとありついていたアーマードプレコを蹴散らして、食べかけの餌を奪って食べたのだった。
ナイフフィッシュ→ホーリー→アーマードプレコという蹴散らしヒエラルキー。
哀れ最下層のプレコ。
いつもはナイフの陰に隠れていてかわいそうなホーリーを初めて憎らしいと感じた瞬間であった。

2006年1月26日(木)
弱っていたメダカ1尾死去
朝見たら、メダカが1尾ウィローモスの狭間で死んでいた。
一番やせ細っていて、「こいつもうすぐ死ぬんちゃうか」と思っていたやつだ。
寿命だったのだろうか。
これで6尾→5尾になってしまった。

メダカといえば35cm水槽にちょっと前まで2尾いたはずのヤマトヌマエビの姿が最近見えない。
実は妻が外に飛び出て干からびているエビを発見したり、干からびる前、まだ生きているうちに見つけて60cm水槽に戻したりという事例が数回あるのだが、その中に35cm水槽のエビどもも入っていたのかもしれない。

スネークへッドはここのところ、冷凍赤虫を3分の2パックと「キャット」を10粒ほども1日あたり食べるのが通例となっている。
死亡した主な生体
・ヒメダカ×1
行方不明になった主な生体
・ヤマトヌマエビ×2?

2006年1月29日(日)
35cm水槽にも大磯砂を敷いた
水槽の掃除&水換えを敢行。
全水槽ともに今回は半分ほどの水量を換えた。

120cm水槽の流木を左右入れ替え、また今までベアタンクだった35cmメダカ水槽には120cm水槽から大磯砂を移して敷き、60cm水槽Bのウィローモスをトリミングした。

繁茂しすぎていた60cm水槽Bのウィローモスをトリミングした

35cm水槽に大磯砂を敷いた

主に120cm水槽にはびこっているワカメみたいな藻がうっとうしい。

半分ほどにも水を減らすと、2つの60cm水槽につないでいる外部フィルター、エーハイム2215は水を吸い上げることができなくなる。
やっぱしもう1つ規格を小さくして水槽サイズに合わせた方がいいのかな…?
60cm水槽AはともかくBの方は置いている場所も低いし、魚も小型魚だけなので2215→2217に変えた方がいいのかもしれない。
そもそもが働きが悪いし…。

ちなみにスネークヘッドは水換え直後の今夜もまったく食欲は落ちていなかった。
行った主な作業
・120cm水槽換水(約50%)
・60cm水槽A換水(約50%)
・60cm水槽B換水(約50%)
・35cm水槽換水(約50%)
・35cm水槽に大磯砂を敷設

2006年1月30日(月)
貪欲スネークをからかっていたら指を噛まれた
相変わらず働きの悪い60cm水槽Bのエーハイム2215を一旦取り外して呼び水をし直し再セットしてみる。
原因がバチッと定められないだけに何だか気色悪い。
もう1サイズ小さいものに変えてみるか?

60cm水槽Aにつながっているエーハイム2213と本体部分を交換して接続してみたけど、症状は同じだった。
水槽Aの方は普通に吐水しているが、Bの方は変わらず弱い。
これで問題は本体にあるのではないということがはっきりした。
考えられるのは、水槽とフィルターの位置関係しかないだろう。
水槽Bはアクアボードの下段に置いているので、床に置いたエーハイム2213のモーターヘッド部分と水面の差がとても小さくなっている。
だからポンプが思うように働かない、というのが真相ではないだろうか。
水槽Aはアクアボードの上段に置かれていて水面が充分に上方にあるからそのような問題は発生しないのだろう。
濾過能力を強化するべく最初から大きめのフィルターを買ったのがこのような形であだになるとは…。
しかし外部フィルターのトラブルに関して、エーハイムのサイトのFAQを始めとしていろいろな症状と解決策が提示されているし、ユーザーの間でも様々なところで情報交換などなされているが、僕が見る限り、今回のようなケースはそれほどメジャーな症例としては扱われていないような気がする。
でも起こる条件や症状自体はどちらかというとポピュラーな類だと思うので、ぜひとも大きく扱われてほしいものである。

今日も餌喰いのいいスネークヘッド、水槽の前で人が指を水面上に持っていくとスーッとついてきて餌を待ち受けている。
「キャット」を2粒ほどやった後、面白そうだからちょっとからかってやろうと、餌を持たずに指だけホレホレと水の上に近付けたら、スネークが勢いよくジャンプして頭を水面上に突き出し、僕の人差し指に喰い付いた!
歯がないから怪我はしなかったけど、メチャメチャビックリした。
あれがピラニアとかペーシュカショーロだったら大怪我してるんだろうな…。

2006年1月31日(火)
外部フィルター接続用水陸両用ポンプを購入
まったくもってやっかいな60cm水槽の外部フィルター問題。
もう一回り小さくして2215→2213に変更しようと思っていて少し調べていたら、なんと本体の高さ外寸は2215も2213もほとんど変わらないという衝撃の事実が判明した。
ということは、たとえ2213にしたところで水面とモーターポンプ部の高低差がほとんどないために吸い上げが弱いという現在抱えている問題はまったく解決されることはない。
危うくネット通販でポチッと買ってしまうとこであった。
うーむとしばし悩んでいるうちに、そうか、サブフィルターの要領で外付けポンプを使えばいいんじゃないか、という結論に今さらながら至った。
何でもっと早く気付かなかったんだろう…。
サブフィルターも一緒に買おうかな、と迷ったけど、まあ今使っている2215を、モーターを作動させずに使えばいけるかな、と思い、まずはポンプだけ購入してやってみることにする。
今度こそ楽天ショッピングでクリック!
ちなみにダブルタップも1セット買ったんだけど、あれって高いんだな!
まあもしチャレンジしてみて上手く作動しないようだったら、サブフィルター+ポンプにするかな…?
購入した主な設備
・水陸両用ポンプ…エーハイム1048


2006年1月終了時点
120cm水槽
・スポッテッドナイフフィッシュ×1
・ポリプテルス デルヘジ×1
・レッドフィンホーリー×1
・ブラックアーマードプレコ×1
60cm水槽A
・レインボースネークヘッド×1
・オレンジフィンレオパードトリムプレコ×1
・パラオトシンクルスマクリカウダ×2
・コリドラス アエネウス×3
・コリドラス アエネウス アルビノ×2
・ヤマトヌマエビ×6?
60cm水槽B
・クラウンローチ×3
・シルヴァーシャーク×3
・ライアーテールブラックモーリー×1
・オトシンクルス×3
・コリドラス アエネウス×2
・コリドラス アエネウス アルビノ×2
・ヤマトヌマエビ×4?
35cm水槽
・ヒメダカ×5

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