海洋空間佳本


EAT & RUN EAT & RUN」★★★★☆
スコット・ジュレク
NHK出版

2013.7.19 記
ディーン・カーナゼスの「ウルトラマラソンマン」を読んだ時の衝撃には若干及ばないが、それでも超人の超人たる所以、あるいは私たち凡百と変わらない部分を赤裸々に知ることができる名著だ。

ヴィーガンと聞くとどうしても信条的、思想的に偏向した人…、のようなイメージを抱きがちだが、純粋に競技能力向上のためにそうした、という点も非常に興味深い。
ローフーズも含め、自分も機会があれば試してみたいものだが、日本でサラリーマンとして生活している以上、実行に移すのはなかなか難しそうだ…。

例に漏れず、あくまでも超人基準の一人称で著された本であり、100マイル走るとか24時間走るとかをいかにもなんでもない普通のことのように書かれているので、そこのところを勘違いしないように留意する必要がある。





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