海洋空間ドーベルマン日誌


2018年3月終了時点
空水 - そらみ
・ドーベルマン ♀ 2018.1.20 生

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2018年3月31日(土)
意外とやんちゃ
近所の人たちが遊びに来てくれたが、そらみは寝呆け眼だったこともあってかちょっと緊張気味。
犬友も作らないといけないし、これからもっといっぱい遊んでもらおう。

リヴィングルームでのトイレはやはり失敗の方が数は多いが、今日は2回連続シートの上で大成功した。
一歩ずつ前進だね。
犬の大先輩によると、室内のトイレを完全にマスターするのは3か月でできればかなり優秀、遅い子は1年掛かることもあるらしいので、今の段階でサークル内はほぼ完璧にできるだけで文句なし。

2階で食餌をあげるようになった昨日から引き続き食欲はあるが、食後にハイパーテンションになることが多くて参った。
あまり激しく動くと胃捻転を引き起こすこともあるようだし、これは子供のうちに直さないと。
あとこれは食後に限らないが、激しく遊んでいる時にやたら人の手やら足やら顔やらを噛むのがいただけない。
ガブッと喉笛を狙ってくるところなんかさすが獣だ、などと感心している場合ではない。
赤ん坊なのである程度は仕方ないのかもしれないが、本気でないにしろ牙が尖っているからかなり痛くて出血寸前だし、着ているものも結構穴が開いたりしている。
この癖も大きくなってさらに力が強くなる前に控えさせないと。
ただ、メスだし、きょうだいの中でも比較的おとなしめの子だったということで、生後2か月余りの仔犬にしては全然マシな方だと思うが。

窓際で日向ぼっこ

2018年3月30日(金)
7日目
今日は長い時間をリヴィングルームで過ごし、リラックスする練習。
視界に飼い主がいれば落ち着くみたいで、離れて独りでも日向で結構寝てくれたりした。
さらなる滑り防止に、リヴィングの段差周りにシートを貼った。

窓際で寝る

夕方も寝る

脚の間で寛ぐ

体重を量ってみたら7.6kg。
4日前の初計測から0.3kg増えた。

晩飯は人間の夕食準備中にキッチン横あたりであげてみたが、うちに来てから最高の食欲を見せ、ものすごい集中力で一心不乱に完食した。
ようやく環境変化のストレスから解放され始め、本来の食欲が戻ってきたのかもしれない。
その後はサークルに戻し、すぐにトイレシートの上でおしっことウンチをして、ヴァリケンで熟睡。
素晴らしい。

食餌中

2018年3月29日(木)
6日目
実は昨夜の給餌時、大きな音に驚いたそらみがその後ほとんど餌を食べることなく寝てしまい心配していたのだが、今朝は問題なく元気に完食してくれ、一安心した。
多感な今の時期に変なトラウマを作らないように気を付けないと。

寝室の温度は今日で大体21℃台だったんだが、ヴァリケンの中にいるとどうも暑いのか、外に出てきてトイレシートの上で寝てしまう。
これはいかんと急ぎホームセンターで涼感パッド的なものを買ってきた。
まだエアコンを点けるのもアレかな、と思うので、気休め程度にでも効果を発揮してくれたら。

心なしかひんやり感じるパッド

我が家に来て6日目、最初の頃よりもサークルで独りにした時の鳴きが激しくなっている。
時にオオカミの遠吠えのような。
初日におとなしく寝てくれたのは、まず第一に長時間の移動で疲れていたからだろうが、他に考えられる要素として、まだまだ我々がそらみにとってはほとんど他人で、気を許しきっていなかった、ということもあると思う。
それが日を重ねることで環境に慣れ人に慣れ、ああ自分はこのうちでこの人たちの家族として暮らしていくんだな、ということが分かってきて、気を許し甘えが出るんだろう。
なんといってもまだ生後2か月ちょっとの赤ん坊、当たり前のことだね。

このヴェランダに足を踏み出す勇気はまだない

ダイニングチェアの脚を噛む

晩ごはんはこれまでの1.5倍ぐらいの量を軽く食べきってくれた。
内容は、オリジンを3〜4割ほどに増した。
ただ食後の甘えがやはり今日は酷い。
お互い試練だ…。

なんちゅう寝方や

2018年3月28日(水)
5日目
天気が良かったので湿ったカーペットと一緒にそらみも少し日向ぼっこをして、サークルに戻したら水皿をこぼしてまたビチョビチョに。
仕方あるまい。

デッキで日向ぼっこ中

夕方したウンチに何やら異物があったので、よく見たらゴムの塊のような物体。
色々考えたが心当たりがない。
ひょっとしてトイレシートが消化器官を経るとこのような状態になるのか。
何を食べたのか…いずれにせよ何事もなく排泄されて良かった。
誤飲・誤食には充分気を付けないと。

トイレはサークル内ではほぼ確実になったけど、やっぱりリヴィングではちょっと失敗。
これも気長に頑張ろう。
今日は午後の日向ぼっこ中、昨日までは少し怖かった窓際にも自分から近付けた。

ダイニングで日向ぼっこ中

これまで寝室とリヴィングを行き来する時は、ヴァリケンをその度に担いで移動させていたが、さすがにP-500サイズはデカいし重いし、こりゃいつか階段を踏み外すのでは…と心配があった。
そこでもう1つ、同サイズのヴァリケンネルを追加購入、本日配送と相成った。
まさかヴァリケン2つ買うとはね…。

2018年3月27日(火)
4日目
昨日の夜はなかなか大変だった。
環境に徐々に慣れてきたことで自我や甘えを少しずつ出せるようになってきたか、なかなかヴァリケン内での独り寝に移行することができず、結構鳴いたし吠えた。
朝も5時半から起こされ、ちょっとした闘いだった。
サークル内は独りでゆっくり休むところ、という印象を付けるような使い方を段々強化してきているつもりだが、その過程でどうしてもくぐり抜けなればいけない通過儀礼なのだろう。
焦る必要はないが、しばらくの辛抱だ、お互い。

その反面、昼間にリヴィングルームで過ごす時は運動の時間を兼ね、多少暴れても跳ね回ってもよし。
ここでは常に人の目があるし、子供らしくしっかり遊んでもらえたらいい。
そして疲れたらスウィッチが切れたように眠る。

テレビの裏で日向ぼっこ

スウィッチが切れたように眠る

午後、妻と3時間ほど家を空けて戻ってみたら、トイレシートをトレイから取り去って破ってしまっていた。
そしてシートのなくなったトイレトレイの上にウンチが。
良いのか悪いのか(笑)。
シートの破壊もだいぶマシにはなってきたのだが、やはりこれだけ独りにするとまだまだ仕方ないね。
なんといってもまだ来て4日目、生後67日なのだから。

ウンチは形が崩れるようなレヴェルではないが、来た当初に比べるとほんの少し軟らかくなったように感じる。
メーカー指定の給餌量よりやや少ないはずだが、これでもまだちょっと多いのかも。
食餌途中に何回も中断して遊びが入るし。
少し減らして調整してみよう。
ちなみに今日の朝ごはんから、ブリーダーさんからもらった元々のフードに、次のフード候補であるオリジン パピーラージを1〜2割ほど交ぜてみた。
私も1粒食べてみると、こちらの方がより素朴な味わいがし、魚の風味も少し感じられた。

ボールを齧って遊ぶ

2階に置いたヴァリケン内で寝る

デッキテラスにて

今日はリヴィングルームのある2階で結構な時間を過ごし、独り遊びやヴァリケンでの独り寝もしてくれた。
また、デッキヴェランダに出た時含め、生活音も色々耳にし、少しずつ慣れさせている。
トイレについては、リヴィングにいる時にトレイを置いていてもなかなかそこをトイレと認識してくれない。
寝起きで明らかにする場所を探している時にトレイの上に移動させてもせず。
妻のアドヴァイスで、寝室のサークル内にトイレトレイを戻し、そこにそらみも入れたらすぐにおしっこをした。
サークル内ではほぼ完璧に近くなってきた、あとはリヴィングルーム内だ。

2018年3月26日(月)
3日目
早速何人か近所の友達が顔を見にきてくれたので、短時間対面を果たしたり。
サークル内部のスペースにはほどなくして慣れたようで、トイレも序盤からかなりの確率でシートの上にしてくれる。
ここらへんは徐々に精度を高めていけばそれほど心配はいらないかも。
昨日の未明など、気配を感じてふと目を覚ますと、ちゃんとトイレシートの上にウンチと複数回のおしっこがあって、感動した。
ウンチは1日3〜4回ほどで、今のところ非常に状態の良い便をしている。
改めて犬舎での環境が整っていたことが分かる。

トイレは最初から好成績

破壊衝動や吠え声などのやんちゃぶりについては、もちろん仔犬なのであることはあるし、2日目、3日目と新しい環境に慣れるにつれて少しずつ顔を覗かせつつあるが、相対的に度合いは非常に低い方だと思う。
きょうだいの中にいるのを観察していてもそんな感じだったし、実際、ブリーダーのM夫妻もそう思っていたとのこと。
精神年齢が高いというか一歩引いているというか。

2日目の昨日午後、サークルから出してリヴィングルームとデッキヴェランダを少し歩かせてみた。
ヘルマンリクガメのシロとも対面を果たした。
散歩は当然まだ無理なので、天気がいい日は日光浴を兼ねてこうして外に出してあげよう。

デッキヴェランダにて

ヘルマンリクガメのシロと初対面

うちのリヴィングの床材は無塗装の無垢で、平均的なフローリング材よりも滑りにくいのであるいは大丈夫かも、と思っていたが、やはり見ていると特に後肢がツルツルいってて、踏ん張りが利かないようだ。
今日の朝、ホームセンターで組み合わせ式のコルク風のマットを急遽購入、敷いてみた。
やはりこちらの方が抜群に動きやすいようで良かった。
ただ、サークルにいる時と違ってリヴィングではまだ不慣れで、色々な刺激も多いから疲れていてもヴァリケンの中でぐっすり眠ることはなかなかできないようで、今後の課題となるだろう。
私と一緒にいるとついつい膝の上に乗ってきて、体を密着させて寝てしまうというのも独り寝の妨げになっているかも…。

フローリングの上にコルクマットを敷いた

食は思ったより細め?
食べている途中で遊んだりもするし。
ただお腹周りを見てみると決して凹んでいるような具合ではないから、これで充分な量かもしれない。
給餌量に関してはマニュアルはあるが個体差も大きいので(給餌量に限らないか)、そらみの様子を観察しながら調整していくしかない。
体重は初日と2日目はなかなか量る機会が得られず、今日の朝にようやく計測したら、7.3kgだった。

日中、あまりに触れ合い過ぎたか、夜にサークルに入れた時になかなか寝付かず鳴きまくり&遠吠えしまくり、それだけならまだしもトイレシートを何枚もビリビリに破って食べかけるので、さすがにこれはまずいと、かなり強めに叱った。
現行犯で押さえたし、その後一応問題行動は収まってヴァリケンに入って寝たので、タイミング等、やり方は間違っていなかったようだが、叱られて意気消沈しても私を慕ってついてくる姿や、ネットワークカメラで大人しく寝ている小さな姿を見ると、心が痛い…。
仔犬なので当然ある程度のいたずらはするものと承知はしているが、人に危害を加えるようなことと自らの命を危険にさらす可能性のあることは容認することはできない。
時には心を鬼にせねば…。
お互いゆっくりと頑張って、一緒に成長していこう、そらみ。

熟睡中

2018年3月24日(土)
迎える
いよいよお迎えの日。
8:35の飛行機で大分に向かい、レンタカーで豊後大野市のハーツインパクト犬舎へ。
この日も大らかなM夫妻に出迎えられ、ひとしきりそらみやきょうだいたち、そして母犬・ピンクダイヤモンドちゃんなどを眺める。
隣接する離れの犬舎スペースも案内していただき、他の成犬たちやそこで飼われている立派な錦鯉なども見せてもらった。
また、10日ほど前にピンクダイヤモンドの同胎であるアイスが里帰り出産を無事果たしたということで、その仔犬たちも少し拝ませていただいた。
そらみの同胎、海(かい ♂)のオーナーさんも来られていて交流。
親戚が増えたような心境だ。

母犬、きょうだいたちを眺める

犬舎のご主人、母犬のピンクダイヤモンドとお別れ

M夫妻や母、きょうだいたちとの別れを済ませ、16時過ぎ、そらみを連れて犬舎を後にする。
空港まで車で1時間半、そしてJALのクレートに移し替えて預け入れ、空の旅を経て、伊丹空港から再び車に乗せられて。
合わせて6時間近くに及ぶ移動も辛抱強く耐えてくれ、22時、ついに我が家へ到着した。
この晩はもう餌は要らないかと思ったが、念のためブリーダーのMさんに訊くと、あげてから寝かせてくださいとのことだったので、食べさせたら結構な勢いで平らげてくれた。

長旅お疲れさん

色々考えたが、寝室のサークル内にはやはりヴァリケンネルを設置することにした。
ヴァリケンにどうやって入れようか、留まってくれるだろうか、と心配していたが、あらかじめ用意していたクマのぬいぐるみ(結婚式用に、妻が生まれた時の体重で作ってもらったやつ!)がどうやらお気に召したようなので、一緒にヴァリケンに入れたらおとなしく収まってくれた。
しばらくそらみの寝室に私も布団を敷いて寝ることにするが、夜中もほとんど鳴くことなく、しっかり朝まで眠ってくれたようだ。
やはりかなり疲れたというのもあるだろう。

ようこそ!





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