第3日
2017年9月21日(木) 「馬に乗って川渡り」 2017.10.8 公開
まだ身体の現地対応が万全でないようで2時頃に目覚めたり、はたまた日本からの電話で起こされたり…。
9時、朝食。
昨日はちょっと重めのメニューだったので、この日はフリッタータとオートミールにしたが、量もちょうど良くとても美味しかった。
やはり外は予報通り、雪がチラついていて寒い。
夜のうちに結構雪は降ったみたいで、日中の最高気温も2~3℃ほどのよう。
美味かったフリッタータ
ホテルのロビーには暖炉
ダウンタウン中心部にある、キャンセルとなった件の乗馬ツアーを申し込んでいたエージェントにまずは足を運び、コース変更を行う。
スプレイリヴァーライドという、川渡りを含む1時間のプログラムにした。
風雪に打たれながらとなるから、これぐらいでちょうどいいだろう、今日は。
ボウリヴァーを渡る橋の上から 雪が降っている
30分ほど景色を見ながらテクテクと歩き、フェアモントバンフスプリングス横にある馬小屋へ。
ヘルメットを装着し、簡単なブリーフィングの後、定刻の正午より少し前にいざ出発。
やはりこの天気、客は我々2人だけだ。
馬にまたがり、ブリーフィングを受ける
先導してくれた若い女性ライダーが、今日は11月並みの気温、と言っていた通り、確かに雨や雪が落ちてくる空模様ではあったが、
土砂降りにはならず勢いは弱めで、この乗馬アクティヴィティは充分素晴らしい体験となった。
山間の気持ち良いトレイルをポクポクと歩き、信号に従って車道を渡り、さらに川筋を歩いて渡河を2度。
景勝地のボウフォールズも脇に見ながら。
バンフスプリングスのゴルフコースの傍らには、じっと座って休んでいる3頭のエルクも。
馬はよく訓練されていて、私たちのような素人でも問題なく乗れるし、非常に楽しい1時間だった。
馬に乗って道路を横断
草原に座って休んでいる3頭のエルク
スプレイリヴァーを渡る
素晴らしい乗馬体験だった
せっかくなのでフェアモントバンフスプリングスのレストランでランチを。
非常に混み合っていて少しだけ待ったが、良い席に案内してもらい、ビーフハンバーガーやサモサ、スープなど。
ジンジャーエールもかなり手の込んだ自家製で、とても美味かった。
しかしこのフェアモントはさすがに随一のリゾートだけあって、メチャクチャ規模がデカくて本当に古城のようだ。
内部は複雑で迷宮のようでもある。
探索し尽くすには相当時間が要るだろう。
フェアモントバンフスプリングスの威容
まるで古城のような内部
高級ハンバーガーやサモサなどを頂く
昼食後、ボウフォールズまで行ってみてから、川沿いのトレイルを辿ってダウンタウンへと戻る。
歩きやすい道なので散歩を楽しんでいる人も多かった。
なかなか趣きのあるボウフォールズ
散歩にぴったり、ボウリヴァー沿いのトレイル
町で今日も少し買い物とか。
コーヒーの評判が高いホワイトバークというカフェで一休みして、16時半、ホテルへ。
ほぼ雨も止んだ。
ちなみにこちらは小さなショップでもほぼ例外なくクレジットカードが使え、コーヒー1杯、ポストカード1枚の支払いであっても皆気軽にカードで行っている。
カフェで一休み
少し休み、19時半、再びホテルを出発して店等巡ってから、この夜は昨日、イヴィニングサファリのガイドさんに教えてもらったエルトロというレストランへ。
とにかくシャトーブリアンが絶品ということで、もちろんそれをオーダー。
実は今日の昼に予定していたカウボーイクックアウツで当地名物のアルバータ牛を食べるつもりだったので、
この日までそれは敢えて食べていなかったのだが、いよいよ満を持して。
焼き上がった肉塊を店員さんが目の前でカットするという演出も効いているし、AAAのアルバータ牛は本当に美味かった!
最高。
ちなみにアルバータ牛とは、カルガリーからバンフに至るハイウェイ沿いなどでも群れている姿がちらほら見られたが、
牛舎すらなく広大な牧草地でストレスなくのびのび育てられている正真正銘のグラスフェッドである。
2人で16オンス(1ポンド=約450g)、和牛の霜降りなら難しかったかもしれないが、この赤身ならばあっさりと食べられる。
店員が目の前でカットする演出付き
柔らかくて最高に美味しかったシャトーブリアン
22時、ホテルに戻り、24時頃就寝。
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