海洋空間車



MGFからアルファスポーツ156ワゴンへ〜乗り換えの道程


その8「ついに購入決定! そしてご対面!」   2004.8.2


引き続きショップの方で
現地ディーラーとディスカウント交渉を続けていただいた結果、
第一陣の見積もり額よりもおよそ20万円お安くなった見積もり書第ニ弾が、
2月中旬になって我が家に届けられた。
うーん、これなら正規ディーラー車込み込み額と
あまり変わらない水準になったかなあ、
まあこの辺りでよしとしなければならないだろうな。

4年に一度の閏年にしかない一日、2月29日、
満を持して認印携帯の上、京都のショップに赴く。
そしてめでたく?申込書に署名・捺印、手付金を納めた!
今一度購入車の仕様を記しておくと、
2004年式 アルファ156スポーツワゴン 2.0 JTS DISTINCTIVE、5MT、
イタリア仕様。
ボディカラーはかつて日本仕様車では
セイルブルーと呼ばれていたBlu Taormina(#400)、
シートカラーはいわゆるナチュラル・カラー、カタログ名はCuoio(#409)。
オプションはBOSEサウンドシステムと電動サンルーフ。
その他ショップのサーヴィスとして、ボディコーティングと、
納車時にスプリングを交換する予定なのだが、
その工賃フリーという特典を付けてもらった。
またラジオを日本で聞けるようにするためには
アダプターを付けなければいけないそうだが、それもやっといてくれるとのこと。
そして納期は大体3ヶ月程度、順調に行けば6月中には納車予定だそうだ。

数日後頭金も振り込み完了。
発注完了のメールも届く。
ちなみに現地のディーラーに発注してから工場を出荷されるまで、
大体60日ほどかかるそうなので、船に乗るのはもう少し先のようだ。

過ぎ去ること数ヶ月、5月初旬には新居への引越しも予定通り済ませ、
ショップからの便りを今か今かと首を長くして望む毎日。
その間には、遠くない日にお別れとなるであろう
MGFへの憐憫の情がふつふつと沸き起こり、
ちょっとそこまで買い物ドライヴであっても、
休日の快楽クルージングであっても、
これまでとはまた違った心持ちでステアリング・ホイールを握っていた。
別れの日が近づくにつれていや増していく愛情。
とは言いつつも相変わらず洗車などをしてあげることはなく、許せMGF。
行く末に関しては車種も車種だし、買い取り専門店などに出すのはやめて、
アルファ購入の際にショップに下取りに出すことに決めた。

そして運命の2004年6月19日(おおげさな)、
ついにショップから一通のメールが届けられた!
その名も“到着!”と題されたそのメールには、
もはや私の発注した車がショップに入庫した、
という内容が綴られているではないか。
おお、待ちわびたぞ。
そのショップの方針、なのかどうかは分からないが、
たとえ車が船に乗って現地を発ったとしても、
入港までに種々のトラブルや遅延が起こることは結構あるらしく、
なるべく実際にショップに到着するまでは
顧客に連絡することを控えているようだ。
私としては出港の段階で一報あるのかな、と思っていたので
急な吉報に少々面食らったのは事実だが、
まあ吉報には違いないのでとにかくバンザイ。
この分だと6月中の納車、というのはちょっと厳しいが、
7月には充分間に合うだろう。
とにかく一度現車確認にも赴かねばな。

というわけで6月27日(日)、
お日柄もよかったので午後から京都のショップに出向く。
まずはアロハシャツに短パンで登場したショップの社長にド肝を抜かれたことは
記しておかねばなるまい。
そしてついにガレージにて我が156スポーツワゴンとご対面!

ショップのガレージに収まっていた我が156スポーツワゴン
ショップのガレージに収まっていた我が156スポーツワゴン
ブレラ顔が若干恐ろしい

カラー・コード400、Blu Taorminaは想像以上に美しい。
ガレージに格納された暗がりにおいても、
そして陽の光をその身に燦燦と浴びた時も。
内装のレザーはナチュラル、
日本仕様車にも使われているはずのCuoioという色だったが、
前にディーラーで見た正規車のナチュラル・レザーとは少し色が異なり、
やや黄色が薄い、よりベージュに近いようなカラーになっていた。
オプションのBOSEサウンドシステムとサンルーフも
注文通り付いているし一安心だ。
もちろんまだ登録前、ナンバーも付いていなかったが、
ガレージの中でエンジンを掛けさせてもらい、電動サンルーフの開閉も確認。
トランクとエンジン・ルームも簡単に目を通す。
うんうん、もうすぐお前はうちの子だからな、と思いつつ一旦事務所に戻る。

その後必要な事務手続きをできる範囲で行い、
これから書類等を仕上げていくべきものについては説明を受けつつ、
またショップの社長の趣味であるラジコン飛行機の話などを聞きつつ談笑。
その場で今乗っているMGFの値を付けてもらい、下取りも正式にお願いする。
来る者あれば去る者あり、今までありがとうMGF、
もう少しの付き合いだけどよろしく頼むよ。
その他、購入に当たって前もってお話していたサス・スプリングの換装と
ボディ・コーティングも改めてお願いしておく。
スプリングは一番ノーマルに近いというアイバッハのものにした。

正規ディーラーなどいわゆる車屋さん、
と聞いて誰もがイメージするような雰囲気の店で行われる商談と違い、
この店で行われるそれに関しては、
スペース、テーブル、服装、物腰、調度品などなど、
すべての物事について極めてざっくばらん、
まさに談笑という言葉遣いがピタリとはまる。
無論この表現にはマイナスの意味などまったくなくて、
とてもアットホームで寛げるし、また笑える。
それにことアルファ・ロメオを扱うショップとしては充分に信頼を置けるからこそ、
そういった事象が好ましく思えるし、笑えるんだということは間違いない。

帰りの道すがら、妻に「屋根の上にレールみたいなの付いてたね」と言われ、
一瞬「?」。
そう、ボクの156ワゴンにはルーフレールが付いていたのだ。
実車確認の際、そんなことすら見落としていたとはやはり浮き足立っていたのか。
現行ヴァージョンはすべて
ルーフレールは付いていないものだと思い込んでいたが、
そんなことはなかったみたいだ。
…と思っていたんだが、改めてショップに確認したところ、
やはり現行ではルーフレールはオプション、
それも後付けのできない工場オプション扱いであるというではないか。
もちろんそんな発注はしていないので、
ここでやってくれましたご陽気なイタリア人、ということだろう、つまりは。
アルファに限らずイタリア車の場合、
発注した仕様と違うものが日本にデリヴァリーされることもままある、
ということを具体的なエピソードも交えてこれまでたくさんの人から
たくさんの事例を聞いていたので、正直あまり驚かなかったけど。
やっぱりレールはない方がいいかな、と個人的には思っていたので聞いてみたら、
ショップにて取り外しは可能、仕上げも塗装できれいにできるとのこと。
自己負担なしでやってくれるとのことだったのでそれならば、とお願いしておく。

ルーフレールがついております
こちらがリアヴュー ルーフレールがご丁寧についております

そのついで、というわけでもないんだが、アーシングも追加注文。
費用対効果という観点からいくと必ずしも不可欠のものではないと思うが、
なにぶんエアコンや電気系統の面で信頼性が低いといわれるイタリア車、
それにキセノン・ヘッドライトのオプションを付けておらず
ノーマルのハロゲンのままということもあって、
やって損はないだろう、という判断にて。




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