海洋空間編集長雑記



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2004年7月分




2004年7月31日(土)
「ついに納車!」


表題通り、今年2月にオーダーして以来実におよそ半年、
ついに我がアルファ156スポーツワゴンが納車の日を迎えた。

午後から今日でお別れのMGFを駆って一路京都へ、
ちょうど台風10号がやってきていたので天気が危惧されたが、
やや風は強かったものの暴風雨には見舞われることなくよかった。
ショップに到着し、社長や従業員と雑談しつつ、いよいよ引き渡し。
忘れ物がないことを確認し、MGFを置き去りに。
MGFとアルファ156スポーツワゴン
さらばMGF(左)、ようこそアルファ156スポーツワゴン(右)

さらば。

そしてようこそ。

詳細リポートはまた追って。



2004年7月26日(月)
「韓国より帰宅」


昨晩、韓国ロケより帰国した。
詳細は近日公開予定のリポートにて。
『チュンサンの家』看板
こんなところも行ってきました

ところでこの3泊4日の留守中、さぞ寂しかろうと思いきや妻のユカリンの暮らしぶりときたら、
関西人なら誰もが「お前は有閑マダムか」とツッコミたくなるような、
そらもう驚きの優雅さと贅沢さに満ち溢れていたのだった。
23日(金)の晩は会社の友人7人を家に招き、
近くの激旨イタリアンレストラン「アッタカーレ」からデリヴァリーされたディッシュたちを
届いたばかりのダイニング・セットの上でほおばったらしい。
翌24日から25日にかけては2週間ぶりに来訪した妻の母と2人でこれまた買い物三昧美食三昧、
家に帰ったら見たこともないデカい植物がヴェランダに置いてあった。
今後もテラスには植物が増えていくらしい。
動物や魚や昆虫は大好きだが植物にはまったく関心を抱かないボクからしたら、
ガーデニングなどというあのような行為に大枚はたいてる事態がどうもよく呑み込めないんだけど、
そんなことを言うと各方面からお叱りを受けそうだし、
それ以上にお前は無駄金を遣っているではないかという
極めて正当な反駁がすかさず返ってきそうなのでやめておく。



2004年7月21日(水)
「ボクシングジムにて」


昨日仕事で井岡弘樹ボクシングジムへ行った。
井岡弘樹さんといえば2階級を制覇した元世界チャンピオン。
かのジムはボクサー育成はもとより、ダイエットを念頭に置いて通う人が多いことでも知られており、
此度の我々の目的もまさにそのダイエット、つまり番組の出演者の体重を目標値以下にすべく、
井岡氏のご厚意の下お邪魔させていただいているわけだが、
いやはや平日の夕方ながら会員数500人を誇るだけのことはあり、
広大なジムが狭く感じられる大変な賑わいだった。
特に体重減少目的の女性層がやはり多く、
なかには120キロ→60キロまで落としたといううら若き猛者もおり、感心しきり。

無論シヴィアなトレーニング中のマジ・ボクサーも多数、
彼らの動き振りを見ていると生きる世界は違えど非常に良い刺激になる。
ボクは通常、“頑張っている”“一所懸命やっている”感を
あまり分かりやすく前面に押し出すのは好きではないタイプだが、
こと体を動かすということに関してはそのような感情はあてはまらない。
もちろんそれは彼らの流す汗が、ボクがいうような“ポーズ”であったり
“人の目を意識した努力”などではなく、
ただ黙然と行っている純粋な振る舞いであるからに違いないのだろうが。

体を動かす者たちの美しい汗が象徴するその姿勢もさることながら、
単純に鍛え上げられた肉体も充分に刺激的だ。
割れた腹筋を再び取り戻すことができる日はやってくるのだろうか…。



2004年7月18日(日)
「神戸に遊んだ一日、そして走る」


引き続きここのところ何かとバタつく日々に変わりはないが、極力土日は休むように心掛けている。

というわけで昨日の土曜日は午後から妻と2人神戸に出掛け、三宮・元町界隈をひたすら徘徊する。
目的はインテリア・ショップ行脚。
寝室、ベッドの脇に置くサイドテーブルを探すというのが主たるターゲットである、
とボクはずっと思っていたのだが…。

妻が雑誌を見て気に入ったというショップを中心にいくつか回ったが、
なるほど確かにボクからしても非常に良い店ばかりではないか。
このあたりでいくつか気になった品々をリストアップしていったわけだが、ここで妻の目的品の一つに、
実はダイニング・セットなどという大掛かりなものが含まれていたことをボクは初めて知ることになる。
あれ?そうだったの。
確かに今あるダイニング・セットはボクが独身時代から持っていたもので、
テーブルも傷だらけだし椅子もグラグラしている。
いい潮時でしょう。

2人ともがとても気に入ったダイニング・セットが一つあったんだが、問題はそのお値。
喫茶店に入り、あーでもないこーでもない、まあいるもんはいずれいるか、と話をまとめ?
閉店1時間前のショップに意を決してオーダーしに戻る。
この先長く使うものだし、いいものはやっぱり高いのだ。
購入したショップは神戸・栄町の「VISIONS COAX」という店。
ここ、かなり良い。
あ、ちなみにサイドテーブルの方もめでたくこのショップで買った。

買ってしまったダイニング・セット
買ってしまったダイニング・セット
ちなみにこれは携帯電話のカメラで撮った画像

その足で隣接する南京町の中華街で夕飯。
コースを頼んだらとてつもない量で、もうお腹パンパン。
さらに中華街を歩いていたらどうにも気になったのが、露店で売られている「亀ゼリー」という一品。
缶詰として売られているのだが、缶をよく見ると原材料は亀の甲羅の粉末であるらしい。
ゲテモノときたら手を出さずにはいられないボクとしては、もう買うしかなかった。
175円だし。
今、亀ゼリーは冷蔵庫に眠らせており、現時点ではまだ食していないが、
味のリポートは機会があればまた追ってしたいと思う。

亀ゼリー
缶に入った亀ゼリー from 中国

追記;これを書いて数時間後、無事に?食した。
黒蜜のような風味がし、売り子の女の子が言っていた通りほんのり甘い、
コンデンスミルクがよく合う味であった。
まったく悪くない。

帰途、ふっと思い立って六甲山経由、摩耶山頂の夜景を堪能して帰ることにする。
前回訪れた時よりも空気が澄んでおり、一段と美しい神戸の灯りであった。
残り少なくなったMGFでのオープンドライヴ、
この時はあまりアグレッシヴに走ることなく、ゆっくりと帰ろうかな、と思っていたんだが、
場所柄そして時間柄、またボクの車がいかにも走りそうなのか、競りかけられることも結構あって、
この日も前に後ろにやる気に満ち溢れた車がウァンウァンと走っており、
つい誓いを破ってカツカツの走りをしてしまった。
タイヤのスキール音も久々に聴いた。
軽量、低重心、MT車のまさに醍醐味である。
ただこのような走り方というものは相当の緊張感と集中力を要するわけで、
家に帰り着いた時には85分の生放送を終えたときよりもさらに激しく心身ともに耗弱していたよ。

明けて本日、日曜日。
晩、忙しさにかまけてここのところずっと疎かになっていたロードワークをおもむろに再開してみた。
阪急夙川駅から川沿いの夙川オアシスロードを南下、
そのまま海に出る御前浜公園まで行って帰ってくるという往復4キロほどのコースを走ってみたが、
自動車をシャットアウトした、しかも広々とした遊歩道なのですこぶる快適で、
まさにジョギングコースにうってつけ。
これは良いコースに出遭った。

気分はいつまでも若いつもり?でも齢30、
これからは今の身体能力を維持していくだけでもなかなか困難なはず、
60歳を超えても富士山に登れる体力を保つべく努力を怠るわけにはいかん。
↑これがボクのエクササイズ・パワーの根源的モティヴェーションなのだ。
詳しくはまたの機会に…。



2004年7月12日(月)
「ここ数日のまとめ」


この一週間ほど公私共に何やかんやと多忙で、慌しかった。
そのせいなのかどうなのか、最近夢を見ることが非常に多く、
そのほとんどがいわゆる悪夢と呼ばれる類のものであった。
ハッと目を覚まして「ああ、夢か」と安心する、
そんなありふれたフィクションの1シーンのような朝が何度あったか。

視聴率強化週間と銘打たれた先週の木曜日、
8日はボクが担当しているレギュラー番組に六星占術の大家、かの細木数子氏が生出演してくれ、
その目的である高視聴率には結果的にこちらの思惑以上に貢献していただいたが、
ボク個人に関することでいうと、本番前の打ち合わせから生放送終了まで、
今までかいたことのない汗をダラダラと流した濃密な時間であった。

翌金曜の晩は人事異動やシフト変更などを受けて職場で歓送迎会、
二次会で最若手のAD、Mくんが泥酔し大暴れ、
哀れ店から叩き出されて別のスタッフ2名に付き添われ自宅まで意識混濁状態のまま護送。
普段非常に大人しくて低姿勢を貫き通しているMだけに皆やや驚いた一幕だ。

その翌日、土曜日はこの下の本欄、5日のところにも登場した後輩、Oくんの最初で最後?
となるVTR作品のチェックのため出社。
Oももちろん前夜の歓送迎会に出席、ボクは2時頃には撤退したが彼は最後まで残っており、
つまりこの朝までほぼつながっていたわけだな。
しんどかろうがこれが彼のディレクターとしてのデビュー作、気合だ。

この日は昼から妻の母(名古屋在住)と妻の兄夫妻(横浜在住)、
そしてその間に今年1月誕生した長女がうちに遊びに来ており、夕方帰宅して合流。
情報によると義兄夫妻、そして妻の両親、
つまり祖父祖母みな一様にかなりの親バカ、孫バカとなっているらしく、
いまさらながら赤ちゃんとは何と万能の平和の権化であることか、と認識を新たにする。
ボク自身この時彼女と初対面、義理ながらもおじさんとなってしまった。

夜、総勢大人5名と赤ちゃん1名で近所の天麩羅専門店「天翔」へ。
非常に落ち着いた店構えと雰囲気、そして肝心の料理も例によって大満足である。
アナゴ、エビ、アスパラの生ハム巻き、ハモ、キスのしそ巻きなどなど、
目の前で揚げたてを次々に出してくれる天麩羅の品々の何と美味いことか。
さらに品によってだしをつけて食べるものと塩またはレモンで食べるものがあるのだが、
その塩がまたこだわっている。
3種類並んでおり、それぞれヴェトナムの海洋塩、モンゴルの岩塩、ボリビアの岩塩であるとのこと。
舐め比べると確かに舌触りも味わいも違うのであった。

この日は義兄夫妻は赤ん坊を連れて
たまたまうちの近所に住んでいるという古くからの知り合いの家に寄った後、
部屋をとっている大阪市内のホテルへと帰り、義母のみうちに宿泊。

翌日曜日、昼前に活動開始、3人で駅近くで昼食、
その後ホテルに行って義兄夫妻と合流するという義母を大阪駅まで見送り、
妻と2人で長い長い買い物の旅に出る。
大阪・梅田界隈をこれでもかと練り歩き、Timberland、BOYCOTT、AVIREXなどなどのショップ、
他にも多くの店舗を巡り、まとめて十数点、
Tシャツ、タンクトップ、短パン、長パン、ポロシャツ、ベルト、半袖シャツなどをドカーンと買い込む。
まさに半期に一度の大買い入れである。
ボクはショッピングに出向く回数が少ないので行った時はこんな感じにまとめ買いをすることが多い。
ちなみに妻の分がここには出てこないではないかという向きもあるかも知れないが、
妻は妻で仕事帰りやボクが仕事の時にいろいろと自分の物は買っているのでご心配なきよう。

グッタリするほどに買い込んだが、一つ、
この日買いたいと思っていた靴に関しては欲しい物が見つからず、
後に残すのも嫌なので一度帰宅した後、車で出直す。
向かったのは家から車で20分ほどのところにある大型商業施設群内に位置する「SPORTS DEPO」。
しかしそこまでしても目的の品は求められず、タイムアップ、諦めた。
同じ施設群内にあるお好み焼き店で夕飯をとって帰る。

夜、家に帰ってボールで遊んでいたら妻が大層気に入っていたリヴィングの壁掛け時計を
木っ端微塵に破壊してしまい、これ以上ないぐらいに怒られた。
今日買ってきます。



2004年7月5日(月)
「遊び放題の先週末」


前の週末は2日とも仕事が休みだった。
おとといの土曜日は朝の9時から草野球の練習試合があったので、7:15に起床、
前の晩も遅かったのでかなり眠いが遊びに行く時はピカッと目が覚めるのが人間の不思議な性。
しかしこの時期は早朝でも暑い、
特にピッチャーをやってると1球ごとに体重が減っていくような気にもなる。

夕方からは番組スタッフの後輩たち3人が我が家に遊びに来る。
このたびの人事異動で東京転勤が決まった件のOくん、そしてM子とF子。
Oの送別の意を込めての催しである。
M子は実家住まいだが、親元を離れて一人暮らしをしているOとF子の手前、
一応手料理でおもてなし、夕食に興じる。
そしてこれまでの制作局から、異動先での所属は営業局となるO、
これからは必要であろうとネクタイを1本進呈。
これを締めて耐え忍ぶのじゃ。

写真をパラパラ見たり歌を歌ったりしているうちに夜も更け、
若人たちが夜景が見たいと騒ぐので妻も交えて総勢5名で出掛ける。
六甲山を抜けて摩耶山頂へ。
3人ともオープンカーには乗ったことがないというので、
途中何度か停まって交代しながら我がMGFの助手席に座って体験してもらう。
車にもそして夜景にも、皆臆面もなく感動を表すのでかわいいものだ。
それにしても上り道、M子の運転するダイハツ ムーブの遅いことといったら
もはやそれは驚愕を通り越して滑稽ともいえる領域へと入っていたのであった。

そのままOはうちへ宿泊、翌日仕事が控えているM子とF子は2時半頃に帰って行った。

翌日曜日、昼にようやく起き出し、
妻とOと3人で近くのうどん屋「木村」で昼食、その足でOを駅まで見送り。
この日もゆっくりしてはいられない、
午後から同じく仕事仲間のKくんとその彼女がうちに来ることになっている。

ほぼ時間通りに現れたKと彼女のA子ちゃん、A子ちゃんはボクもこの時初めて会ったが、
化粧品会社に勤めているというイメージを裏切らぬ美人であった。
しばしの談笑の後、近所のイタリアン・レストラン「アッタカーレ」へ。
この日は人数が多いのでよりたくさんの品数が食べられるぞ。
真鯛のアクアパッツァ、水茄子のサラダ、マルゲリータ、ボンゴレ・ビアンコ、
イベリコ豚のソテー、赤鶏とアーティーチョークのグリルなどなど、順不同。
美味い。

一旦帰宅した後、もうちょっと遊ぼうかとボウリングへ。
2ゲームやってお開き、帰るともう日付が変わっていた。
非常に楽しくて充実の2日間だったが、さすがにやや疲れたなあ。





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