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  第8回 タイ流タクシードライバー   2004.7.9 
 
 
 この「バンコク随感録」で予想以上の反応があったのが、第4回目のにっくき奴の話。
 私がアタフタしている様子を想像してニンマリしてるんではないか…。
 「人の不幸は蜜の味」ってこと??
 ただいま被害妄想中。
 こうなったら私が出会ったタクシードライバーとのトラブル?を一挙紹介。
 
 
 
 1.昨年のある日、友人宅へ遊びに行った帰りの出来事
 空いていれば車で5分で家に着く距離、でもその日は1週間で最も混む金曜日。案の定どこもかしこも大渋滞。
 タクシーに乗って20分位した頃に、ドライバーAの様子がイライラしはじめた。
 私の方を振り向いてはブツブツブツブツ…。
 どうやら「渋滞だから降りてくれ」と言ってるらしい。
 ありえない!
 日本では絶対にありえない!
 私は客だーーー!(怒)
 結局、気の弱い私は言われるがまま降りました…身の安全が第一。
 
 
 2.旦那と2人でタクシーに乗ったときのこと 「サラデーンに行きたいけどわかる?」って聞いたら「ん?さぁ乗って乗って」と言われ、つい乗ってしまった。
 しかし乗ったときからドライバーBの方向感覚が怪しい!
 「ほんとにサラデーンわかる?」と聞いても「わかる、わかる」と返事。
 すぐに行き先を知らないことに気づいた(ドライバーB、君はどこへ行く・・)。
 「サラデーンはこっちじゃないよ」って言ったら、
 突然路上駐車しているタクシーのドライバーCに道を尋ね始めた。
 信じられない!わからないならわからないって最初から言え!!!
 結局、タクシーのドライバーCに行き先を言ったらすぐにわかってくれて、
 そこでタクシーをハシゴするはめに。
 Bはほんとに知らなかったのか、知らないフリをしていたのか…。
 しっかり代金は払わされた…こんなこと珍しいことではないのです。
 
 
 3.ナイトバザールの帰り、タクシーを拾いました メータータクシーに乗ったのに、ドライバーDが「○×バーツでどうだ?」と交渉してきた。
 少し高いと思いつつも交渉成立して、いざ出発。
 途中「こっちから行くと混むのに」と思ったけど
 道順はドライバーDに任せました。
 予想通り深夜の渋滞に巻き込まれ、素直にメーターを使った方が高くなることに。
 私たちはラッキーだったけど、ドライバーはかなりくやしそうでした。
 勝利!
 (注)交渉はお勧めしません。確実にメーターより高くふっかけてきます。
 
 
 4.中国からタイに知人N家族が遊びに来たときのこと 知人一家5人と私たち夫婦の合計7人、タクシーでレストランへ行くことにしました。それがドライバーEが「みんな乗っていいよ」って言うから、
 「大丈夫かな〜」と思いつつ、1台にみんなで乗り込んだ…っていうか、押し込んだ。
 かなり古めのカローラにドライバーE含めて8人。
 すし詰めだし、ギュウギュウだし、空気薄いし、シャコタンになっちゃうし、
 挙句の果てブレーキのキシミ音と効きの悪さにハラハラドキドキでしたね。
 何でもあり!これがタイ流。
 
 
 そんなこんなで、タイ生活も1年が過ぎました。日本でいう常識ハズレの行動も、
 タイでは「マイペンライ=問題ない」で許されるというギャップが面白いですよ。
 自分の常識は海外では通用しませんからね。
 
 
 
 タイのタクシー豆情報
 
 ◎行灯に「METER TAXI」と書いてあるものと「TAXI」と書いてあるものがあります。
 「METER TAXI」をお勧めします。
 
 ◎観光地で客待ちしているタクシーよりも、流しのタクシーを拾うことをお勧めします。
 
 ◎支払いの時におつりに端数(2〜3バーツ程度)が出た場合、
 ドライバーが端数をくれない時がありますが、チップと思って下さい。
 端数を受け取る場合はドライバーに「端数もちょうだい」と言って下さい。
 チップは強制ではありませんが、端数はチップとして渡すことは一般的です。
 
 ◎女性が夜に一人で乗るのは避けてください。
 
 
 
 
 
  
 
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