海洋空間リクガメ日誌


2006年5月終了時点
設備
・ケージ…レプロ1945
・床材…フォレストバーク
・照明…レプロツインライト 10w×2、レプティグロー 2.0×2、レプティグロー 8.0×2
・保温…ムーンシャワー 100w、ムーンスポット 60w、マルチパネルヒーターML
・その他…爬虫類サーモ、ペットナチュラルバー(シェルター)など
生体
・ヘルマンリクガメ×1(名前…シロ)

・主食…チンゲンサイ、コマツナ(カルシウム添加)
・副食…ニンジン、カボチャ
・おやつ…トマト、アメリカンチェリー、モロヘイヤ、イチゴ、サラダナ、リクガメフードなど

次の月

2006年5月31日(水)
器具をいくつか購入
シロの様子は変わらずすこぶる元気で、食欲、運動、排泄ともに異状なし。

これまでは蛍光灯「レプロ ツインライト 10w」2個のうち、1個は2.0&8.0、もう1個は2.0&5.0という組み合わせで使っていたのだが、シェルターも設置してあるし、毎日ちゃんと日光浴させてあげられるわけでもないので両方8.0にしようと思い、先日ネット通販で「レプティグロー 8.0 10w」を注文、それが今日届いたのでさっそく5.0と交換した。
さらに同時に頼んでおいた「レプロファン」も到着。
これから蒸し暑くなってきたら出番があろう。

2006年5月28日(日)
事故発生!
今朝は主食にサラダナとコマツナ、副食にいつものカボチャとニンジンを与え、午後のおやつにはイチゴとチンゲンサイとリクガメフードをあげた。
どれもこれもすごい勢いでペロリと喰うのだが喰い過ぎか?

ウンチはケージの中でもし、ヴェランダを歩かせたらその時にもしていた。
そしてヴェランダを歩いている途中、落ちていたモミジの葉っぱをムシャムシャ。
与えた野菜以外の葉っぱを喰っているのを初めて見た。

モミジの葉をかじっている

夜、湿度をあげようといつものように霧吹きをしていたら、直に水がたくさん掛かったらしく、ホットスポット用に吊ってある「ムーンスポット 60w」電球がパーンというものすごい音とともに割れ散った!
あービックリした。
破片が散ってしまったので、急遽床材の「フォレストバーク」を全交換。
まったくバカなことをしてしまったものだ…!
しかし電球&床材の予備があってよかった。

2006年5月27日(土)
心配無用
昨日、今日もシロは温浴いらずの快便。
食欲も相変わらず旺盛で今のところ何の心配もいらない。

2006年5月25日(木)
コイツは元気だ
1頭で90cmケージを広々と使うその光景に泣き笑い。

シロは今日も元気いっぱい、モロヘイヤとチンゲンサイの下に隠したカボチャとニンジンを目聡く(鼻聡く)見つけ出してそれから食べていた。
そして丸太小屋に登り頭から落ちていた。

丸太小屋に登るシロ この後頭から落ちる

今日もケージの中で糞をちゃんとしており、これで3日連続。
いいことだ。

2006年5月24日(水)
死んじゃった
昨日、今日とシロは温浴させるまでもなく、ケージの中で立派なウンチをしていた。
週末にしっかり運動させたのがよかったみたい。

対して不調なクロは依然として回復の兆しを見せない…。
近々に入院という選択肢も現実的なものとして考えておかなければいけない。



夜、帰宅した妻が見てみたら、クロは死んでいた。
知らせを受け、私もできる限り急いで帰った。
私以上にクロの病状を心配し、その身の行く末を憂いていた妻の悲しみも尋常じゃない。
正直、突然だった。

体がとても軽い。
四肢と頭部はまだ柔らかいのに、やっぱりクロは永久の眠りについていた。

やれるだけのことはやった。
病院の先生は「言葉は悪いが、当たり外れで言うと外れ、飼育には向かない個体なのかもしれません」と言ったが、そうだったのかもしれないし、うちに来た時点ですでに病の影に尻尾を掴まれていたのかもしれないし、それとも違う原因があったのかもしれない。
ただ、わずかな期間とはいえ我が家に確かに棲んだクロが、私たちの気持ちを少しでも分かっていてくれたら。
感じ取っていてくれたら。
小さな体で最後まで頑張ったクロ。
今思うことは、クロに対する想いを決して忘れず、残ったシロに精一杯の愛情を注いで元気に幸福に育ってもらうこと、それしかない。

妻と2人でクロをヴェランダに埋めた。
ごめんね。
そして、ありがとう。

クロ 遺影 西田公園にて

2006年5月22日(月)
セカンドオピニオン
やっぱり餌を食べないクロを、夕方「こじまペットクリニック」に連れて行く。
これまで2度訪れた「ふれあい動物病院」も決して不満というわけではないし、先生も懇切丁寧に診察、説明をしてくれるのだが、爬虫類の診療にかけてはこの「こじまペットクリニック」の方がどうも定評はあるみたいなので、セカンドオピニオンの意味合いも含めて一度行ってみる。
場所も車で10分ぐらいなので、通院できない距離でもない。

ちょっと場所が分かりにくい住宅街の一角に位置するこの病院は、まだ去年開業したばかりらしくきれいだった。
また、病院内は冷房がほとんど効いていらず、人間にしてみれば少し暑いぐらいだけど、この方が動物にとっては安心な温度なのだろう。

先生に診てもらいつついろいろな質問をされたり説明を受けたりしていると、やはりカメについての知識や経験は豊富そうだな、と感じられる。
情報によるとこの先生はエキゾチックアニマル診療で有名な大阪の「クウ動物病院」で長く働いていたらしい。
今日はなんとレントゲン写真を撮ってもらい、その結果やはり軽い肺炎めいたものだという診断。
ただまだ全然軽い方らしい。
ちなみに当然のことながらカメのレントゲン写真というものは初めて見たので、とても興味深かった。
あと、レントゲンによると胃腸の働きが充分でなく、ちょっとガスが溜まっているらしいとのこと。
抗生物質、腸の働きを促進する薬、そしてヴィタミンが混合された注射を1本打ってもらった。

これで少し様子を見て、それでも調子が上がらないようなら入院みたいな形で預けて治療してもらうこともできるらしい。
まずは回復を願おう。

ちなみに夕方元気なシロをまたヴェランダに出してやったら、今日もガシガシガシガシ歩き続けていた。

夜ケージを見てみたら、クロが自力で丸太小屋シェルターの中に移動していた。
少し元気が出てきた兆候ならいいのだが。

2006年5月21日(日)
シロはヴェランダを初散歩、だけどクロは変わらず…
午前中に2頭に餌をやるが、シロはいつも通りガツガツ平らげるものの、クロはやはり喰わず。
ここ2日ほど一切の食物を口にしようとしないので、かえって悪化している。

昼前、クロを持って「ふれあい動物病院」へ行く。
日曜ということもあってビックリするほど混んでいた。
順番が近付いたら電話をしてくれるということでお願いし、診察券を出し、さらに朝、肛門から尿酸のような白いものを排泄していたのでそれも預けて検査を依頼して一旦帰宅。

30分ほどしてお呼びが掛かり、再び赴いた。
体重を測ったら2日前はまだ55gあったのに今日は49g。
目に見えて衰弱している。
今日も強制給餌と抗生物質の注射をしてもらった。
しかしカメもああ見えて案外賢いもので、最初の時のように口をたやすく開けなくなっている。
口を開けると何か嫌なものを突っ込まれると学習しているみたいだ。
だから餌を喰わせる時には一苦労、先生と私と、さらには妻まで手伝って3人掛かりでようやく敢行することができた。
そして今回は吐くことがないようにと、注射器の先に付いた長いスポイト状の管をかなりのどの奥深くにまで入れての給餌であった。

帰って、元気なシロを今日はヴェランダに出して散歩させてみた。
植栽の中をデコデコデコデコ本当によく歩く。
いつまで見ていても飽きないな。

シロはヴェランダを初散歩

夜、2頭とも温浴。
クロは無反応だったけどシロはちょっと軟らかい便をした。

クロは家にいる間はほとんど寝たようにグッタリとしている。
自力で歩くことすらあまりないので実に心配だ…。

2006年5月20日(土)
公園に連れて行ってみる
妻の報告および帰宅後のチェックによると、相変わらず振るわない、というかほとんど食べていないらしいクロの食欲。

体調が体調なだけにちょっと迷ったんだけど、仕事から急いで帰ったらまだ陽が高く、青空が広がっていたので、せっかくだから2頭のヘルマンリクガメを初の野外散歩に連れて行くことにした。
調子が悪い個体も自然の土と草の上を歩かせれば上向くことがある、という話も聞いたことがある。

西田公園へ持って行く。
日向にいるとTシャツ1枚でも汗ばむ好天陽気だ。
さっそく安全そうな場所で2頭を放す。
ぐっすり眠っているところを連れ出したためか、最初はボーっとしてほとんど動かなかったが、ほどなくして元気なシロの方が活発に行動を開始し、ちょっと目を離すと「おお、あんなところまで!」と驚くほどにテクテクテクテク歩き回っている。
対して、闘病中のクロはやはり数歩歩いたのみであとはぐったりと伸びているばかり。
30分ほどで切り上げたが、太陽光線を充分に浴びさせることができたというだけでも大いに意義があったと思う。

公園の芝生の上を歩かせてみる

夜、「ひごペットフレンドリー 伊丹店」へ行って「ムーンスポット 60w」2つなどを購入してくる。
ケージをセパレーターで分けたので、それぞれにスポットライトが必要かなと思い。
半分の広さに仕切られたわけだし、これからの季節だから100wじゃない方がいいだろう。
帰宅後さっそくセット。

各部屋にムーンスポットを

早く元気になれよ、クロ。

2006年5月19日(金)
ついに病院へ
午前中、近くの「ふれあい動物病院」にどうにも拒食改善の気配が見られないクロを持って行く。
爬虫類を診察してくれる数少ない獣医が徒歩2分のところにあって本当によかった。

問診票に記入していざ診療開始。
内容は事前に漠然と予想していたよりもはるかに細やかなもので、ちょっとビックリした!
まず口中の粘膜から採取した細胞を顕微鏡で観察、それから肛門に棒を入れて排泄物を調べ、リクガメフードを生理食塩水に溶いたものを注射器で強制給餌、抗生物質をスポイトで飲ませ、それを吐いたら今度は抗生物質を皮下注射!
すごい。

診断の結果やはり調子を崩していたようで、上部呼吸器の感染症、人間でいうと肺炎の一歩手前のような状況らしい。
飲み薬をもらって帰った。

まだ40歳手前ぐらいと思しき院長先生はしっかりしていて懇切丁寧、充分に信頼できそうな感じだった。
また不安ならば連れて行こう。

金曜晩は会社泊なので投薬その他を妻に任せた。
温浴は健康なシロのみ行い、問題のないウンコをしたそう。

2006年5月18日(木)
拒食続く、取り急ぎセパレーターを作ってみる
葉ものの他に今朝はリクガメフードとプチトマトを用意してみたが、今日もクロは何も口にせず…。
さらに晩、妻がゆでたカボチャをやってみても喰わなかったそう。
こりゃ本格的にまずくないか…?

夜、温浴をしてくれた妻の報告によると、シロはウンコをしたものの少し下痢気味かも? とのこと。
トマトを全部平らげたからかな?
気をつけよう。

仲良く狭い小屋に2頭収まっているように見えるが…

見た目に接触やいじめなどがないようでも、同じケージにいるということでひょっとしたらシロは多頭飼いのストレスを感じているかもしれぬ、こうなったら可能性のある要因は1つずつ潰していくしかない、と、ホームセンターで板材その他を買ってきて不慣れなD.I.Y.でケージ内の仕切り板を製作することにした。
ショップでも仕切ることは強く勧められたし。

心配して起き出してきた妻にも手伝ってもらいつつ、夜中にトンカントンカン、汗だくになりつつも何とかセパレーターが完成、設置。
これで何とか好転してくれればいいのだが…。

手作りセパレーターで仕切ってみた

2006年5月17日(水)
危惧は募る
今朝はコマツナ、チンゲンサイに加えてアメリカンチェリーを少しあげてみたが、やはりシロばかりガツガツ食べ、クロは昨日よりも食欲が衰えているんじゃないかと思うぐらい。

「トータス・スタイル」に電話し、店員さんにいろいろ相談してみた。
鼻水などの症状はないし、その他のあらゆる要因を考えてもどちらかといえば病気というよりもストレス性なのかなあ、という結論に落ち着いたのではあるが…。
それでも残る気になる一点はまず、時折「キュッ」という声を出すこと。
それに関しては店員さんもやはり医者ではないので言を下すことはできなかった。
そして気になるもう一点は、ケージ内の温度が上がりきっていないんじゃないかということ。
サーモスタットの設定を30℃にしていても、ここのところ寒くなったからかずっと保温球が点きっ放しでも29℃止まり。
少なくとも28℃以上は保っている状態なので、店員さんは「温度は大丈夫だと思う」とは言っていたが、背に腹は代えられぬということで、会社に行く前にひとっ走り「トータス・スタイル」へ行き、100Wのムーンシャワーをもう1つ買った。
さらに店で店員さんに聞いたのだが、ケージの上や横のメッシュの部分をタオルでふさぐと温度の低下はある程度防げるらしい。
もっと早く教えてよ。

夜帰宅後、妻が2頭を順番に温浴させている間に保温球をセッティング。
左右の端にそれぞれムーンシャワー 100wを吊り、その2つをサーモスタットで制御、そしてケージの真ん中にムーンスポット 100wを常時点灯状態で設置した。
そしてアドヴァイス通りケージの上にタオルを載せてみた(横は開けている)。
と同時にサーモの設定も終日32℃に設定。
とにかく調子の悪い幼体ということで若干高めに。

温浴後、食欲不振のクロに無理矢理カボチャ(ショップにいる時は好物だったらしい)をトマト、そしてリクガメフードを与えてみたが、トマトを2口ぐらいかじっただけですぐノロノロと歩み去って寝てしまった…。

深夜見てみると、サーモの温度計は31℃や32℃を指しているのに、ケージ内に貼ってあるデジタル式温湿度計の数字は29℃。
もう少しサーモを高く設定してもいいのかな…。

2006年5月16日(火)
クロが心配…
朝、餌を用意してケージに置いた瞬間に、それまで熟睡していたシロがおもむろに起き出して一目散に餌皿へダッシュ、バリバリとコマツナを喰い始めた。
まったく頼もしい。
それに引き換え、昨日より拒食の気配を見せているクロはジッと動かぬまま。
無理矢理餌の前に持っていったら数口だけ食べたけど、またすぐにノソノソと丸太シェルターに帰っていったではないか。
明日も続いていたらショップに電話だ。
単なる環境変化による一時的なストレスならいいんだが…。
気になるのはたまに「ヒャッ」という鳴き声を発すること。
飼育書や飼育解説サイトを見ていると、どうも声を出すのは健康上に問題があることが多いようなので、それが大きな気がかりではある。
ただ、我が家のカメの症状はそれらの書籍やウェブサイトに書かれているような呼吸器系疾患から生ずる声ではないような気もする。
本などには「ヒューヒュー」とのどが鳴っているような声、と説明されていることが多いが、うちのクロは瞬発的に「ヒャッ」とか「キュッ」とかくちばしを鳴らしているだけのような気もするので、単にストレスから叫び声を上げているだけなのかもしれない。
どちらにせよ素人判断は危険なので、さらに拒食が続くようなら早急に対策を考えねば。

餌を食べようとしないクロ…

今日はコマツナ、チンゲンサイの他にプチトマトも入れたんだけど、トマトは好きみたいで、すぐに1/4粒をシロが平らげた。

早く帰宅していた妻に、リクガメフードを少しクロにやってくれ、と頼んだら、2粒ほどは胃に収めたらしい。
頑張って喰ってくれよ。

さらに温浴をした妻によると、昨日に引き続きシロはでっかいウンコをしたようだが、クロはおならみたいなのをプスプスしただけらしい。

深夜、寝ているクロ(だと思うが)が数回「キュッ」という例の声を上げたので見てみたら、リクガメフードを少し戻していた…。

2006年5月15日(月)
初給餌、初温浴、初排便
朝、初給餌を行う。
カルシウムをまぶしたチンゲンサイ、コマツナ、少しだけレンジで温めて柔らかくしたニンジンのスライス。
まだ若干寝ぼけていた感のある2頭のカメだが、シロの方はほどなくして覚醒し、さっそく餌場に来て葉をバリバリついばんでいる。
ひとしきり食べて満足するとウロウロ歩き回って散歩して居眠りして、そしてまた戻ってきて再び餌を喰い出す。

バリバリ餌を喰っているシロ

ところがクロの方はちょっと心配なことに、見ている限りでは2口3口喰っただけでくたびれたようにすぐに眠りこけてしまった。
ひょっとしたら夜が寒かったのかまだ気温が合っていないのか、それとも環境の変化にまだ慣れきっていないだけなのか…。
夜の間も28℃は下回っていないはずなので温度は大丈夫だとは思うんだけど…。

シロは餌を喰いつつおしっこまでしたみたいで、餌皿が濡れていたよ。

夜、「ひごペットフレンドリー」の西宮店と伊丹店を回って、トリオコーポレーションの「マルチパネルヒーターML」と、シェルターになる「ペットナチュラルバー」という製品のSサイズを2つ買ってきた。
この「ペットナチュラルバー」という商品は天然の丸太が針金でつなげられてできており、ぐにゅーっと任意の角度で曲げるとカッコイイ丸太小屋が一瞬でできてしまうというスグレモノである。
岩を模した市販のシェルターと迷ったけど、こっちにしてよかった。

「ペットナチュラルバー」で作った丸太小屋

帰宅してみると、家を出る時にはまだ相当量残っていたはずの餌がチンゲンサイの茎の固い部分を除いてほぼなくなっていた!
昼から食欲旺盛だったシロだろうか、クロも食べたろうか。

2頭のカメを38℃のお湯で初温浴。
たくさん餌を食べていたシロはしばらくして気持ちよさそうにデカいウンコをした!
あまりのデカさにビックリした。
クロの方はおしっこはしてたみたいだけど結局ウンコはせず。
また明日に期待するか。

洗面器で初温浴

温浴後に体重を測ってみたら、シロは約65g、クロはやっぱりちょっと軽くて57.5gだった。

買ってきた丸太小屋をケージに設置したら、クロがすぐに潜り込んで眠った。
よしよし。
シロは床材に潜って早々に寝てしまっている。

ケージを置いている部屋は少し乾燥がちなのか、昼間にふと見ると湿度が30%台に落ちていて、しばしば霧吹きで水分補給をした。
昨晩も30%台前半にまでは下がっていたみたいだし。
これからの季節はこれ以上下がることはないから大丈夫なのかな。
しばらく様子を見つつだな。

2006年5月14日(日)
カメ到着!
先週指名して取り置いてもらっていた2頭のヘルマンリクガメを取りに、「トータス・スタイル」へ。
購入したカメたちは今日も元気に餌を食べていた。
補足説明を少し聞いて、またレップカルの「リクガメフード」と「カルシウムVIT-D3_0%」というサプリメントを買って帰る。

我が家にやってきた2頭のヘルマンリクガメ

帰って甲長を測ってみたら、2頭ともに約6.5cm。
お店でも年齢は不明とのことだが、たぶん1才ぐらいか(サイズを元に後に調べたところ、生後3〜6ヶ月ほどだろうか?)。
先週選ぶ時にすでに見分けるために密かに心中では決めていたのだが、甲羅の模様が比較的黒っぽいものをクロ、白っぽい方をシロと呼ぶことに便宜上する。

腹甲はこんなカンジ

顔

写真を撮った後、さっそく受け入れ態勢の整っているレプロケージに投入!
シロの方はどちらかというと最初から落ち着いていて、すぐにホットスポットで体を暖めたかと思ったら、目を閉じてスヤスヤと睡眠状態に。
クロは初めの方は何だか水槽の外が気になるのか、はたまた脱出を試みているのかしばらくガラス壁に沿ってカリカリと掻きながら歩いていたが、ちょっと時間を置いた後見てみたらウッドチップ状の床材「フォレストバーク」に半身を埋めて寝ていた。

床材を掘っている

温度設定は照明点灯時は30℃、消灯時は28℃。
照明点灯時間は8:00から20:00までの12時間に設定してみた、とりあえず。
湿度は42〜43%あたりを保っており、今のところ問題はなさそうだ。

2006年5月10日(水)
床材を敷いてライトを吊ってみた
気になっていた「レプロ ツインライト 20w」の取り付けだが、「トータス・スタイル」に訊いてみたところやはり懸念していた通りケージの上蓋のメッシュの部分に結束バンドでくくりつけるとのこと。
しかしマニュアルにはその取り付けは推奨されておらず、蓋の上に載せて使うようにと書かれてある。
メッシュに縛り付けてもまあ落下事故はそうそうないとは思うが、それにしても上に載せたとしても、見た目的にもあまりよろしくない。
というわけで、同じ「レプロ ツインライト」でも10wという短いタイプなら縦向きにして私が持っているケージ「レプロ1945」にジャストで吊り下げることができる。
20w×1の代わりに、その10w×2にしよう。

すぐにでも欲しいのでいろいろなショップに電話して在庫を訊いてみるが、新商品ということもあるのかなかなか置いているところが見つからず、ようやく確保できたのが「ひごペットフレンドリー」の伊丹店。

夜、取りに行ったんだけど、非常に大きなショックを受けた、いい意味で。
魚&爬虫類・両生類フロアとなっている「ひごペットフレンドリー 伊丹店」の1Fの充実ぶりに驚いた。
魚は小型魚を中心に状態のよい生体が多種多数揃っており、厚く大磯砂が敷かれたすべての展示水槽の手入れも行き届いているカンジ。
そして何より飼育器具の揃いっぷりときたら、誇張なしで今まで訪れたすべてのショップの中で1であると言っても過言ではないほど。
ここはいい。
従業員もしっかりしているし、ペットホテルも完備、訊いたらカメももちろん預かってくれるという。
関西には結構な数の店舗がある「ひごペットフレンドリー」、今回初めて行ってみたけど、次は西宮店にも行ってみよう。
ちなみに「レプロ ツインライト 10w」の紫外線量だが、一番強い8.0というものを1つと、その次にカテゴライズされている5.0を1つにしてみた。

家に帰ってからセッティングの続きに取り掛かるが、今度はクリップスタンドの取り付けで一悩み。
レプロケージには同メーカーの「太陽」がどう見ても一番使いやすそうじゃないか。
うーん、安さに目が眩んでセットに飛び付いてしまったがこれがパッケージの怖さか…。
まあひとまずできることをしようと、ウッドチップタイプの床材「フォレストバーク」を敷き、「ツインライト」を吊ってみた。
ちょっとは形になってきた。
床材は様子を見て、サンドタイプのものにしてもいいかもしれないな。

ちょっと形になってきた

2006年5月8日(月)
第一歩
念願のカメ飼育に向けた具体的行動の第一端として、今日は大阪府下にある2軒のショップを回ってみることにする。
まず訪れたのは守口市にある「サウリア」という爬虫類専門店。
ここはなかなかの有名店のようだが、思っていたよりもずっと規模が小さかった。
しかし狭い店内にはミズガメ、リクガメの他、トカゲやヤモリやカエルが種類豊富に揃っており、中でもコモドオトカゲに似たオオトカゲやモニターの類に惹かれたのだった。
飼うカメとしてちょっとだけ候補に入っていたハコガメの仲間はあいにく在庫がいないようだった。

次に向かったのは門真市にあるなんとリクガメの専門店、「トータス・スタイル」。
ここはウェブサイトもしっかりと作られていたのである程度予測はしていたが、果たしてそのイメージ通り比較的広い店内は手入れが行き届いているようで、生体の種類と数もとても多い。
そしてどのカメもみな健康で元気そうだ。

熱帯魚ショップも同様なのだが、こういった類の店舗の常として、個性的な店員はアパレル・ショップの従業員のように「この新作、人気なんですよお」などと向こうから愛想よく話し掛けてくることは決してなく、その代わりこちらから何かを訊いた時は事細かにいろいろと答えてくれる。

この「トータス・スタイル」で購入することを決定!
「飼育器材セットNo.1デラックス」と名付けられたオススメパッケージセットと、「レプロ1945」という爬虫類用の90cm×45cm×45cmのケージを購入。
さらに肝心要、中にいれるカメとして、ヘルマンリクガメのベビー2頭を選定!
最初はマルギナータリクガメ(フチゾリリクガメ)にしようと思ったんだけど、大人になるととても2頭を90cmケージ内で飼うのは無理とのことで、飼育下では最大20cm程度だというヘルマンリクガメにした。
ちょうど餌時ということもあったのかもしれないけど、どの個体たちも私たちが水槽に近寄ると反応して寄ってきてとてもかわいらしい。
サイズはおおよそで甲長7〜8cmくらいだろうか、またうちに来た際に計測しよう。
まずは買った器材一式を家に持ち帰ってセットしてしばらく様子を見たいので、購入したカメはこの時には持ち帰らずに1週間取り置いてもらうことにした。
ちなみに現物を見る前は妻はホシガメがかわいいと言っていたが、実物はヘルマンの方が愛嬌があって気に入ったみたいだった。

晩、早速梱包をバラした器材群を少しだけセッティングし掛かったんだが、ケージと「レプロ ツインライト 20w」の併用についてちょっと疑問点が湧いたので、明日以降に持ち越し、水曜になったらお店に電話していろいろ訊いてみよう。

購入した器材一式





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