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My アルファ156スポーツワゴン
基本データ & 整備記録 特記事項 2005.2.9 公開
どうしてもマニュアル・トランスミッションのスポーツワゴンに乗りたくて、
本国イタリアより並行輸入で取り寄せて購入した車。
それゆえに日本国内ではおそらく
ほとんどお目にかかれないであろうレアな仕様の部分や、
そうでもない特徴などをここでまとめてご紹介します。
電動サンルーフ |
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一番分かりやすいレアな仕様といえばこの電動サンルーフ。
フェイズ1では日本向け仕様のカタログにもオプションとして記載されていたそうだが、
フェイズ1.5以降選べなくなってしまったらしい。
前歴がオープンルーフのMGFだけに、屋根を開けることにはついこだわってしまった。 |
ショートアンテナ |
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マンションの地下駐車場や街中のタワーパーキングに入れる時に
いちいち取り外さなくて済むように、ショートアンテナに交換。
イタリア自動車雑貨店より通販で購入。 |
エンジン & アーシング |
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フロント・ボンネットの下に鎮座する2.0 JTS エンジン。
ちなみにエンジンの周囲に張り巡らされたブルーのコードが、アーシング。
まだまだ綺麗なエンジン・ルーム。 |
フロント & リアシート |
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レザー・シートはカラー・コード♯409 Cuoio という色。
これは夜間にフラッシュ撮影した画像のため、陽光の下で見るとまた違った色合いに見える。
ちなみに後部座席のレッグ・スペースは決して広いとは言えず、
成人男性の長時間乗車はやや厳しい。 |
ETC |
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左ハンドル車にとっては必需システムに近い、ETC。
上の写真はダッシュボード上部の一番奥、フロントガラスの下に設置された送受信機。
大きさはわずか3〜4cm四方ほどかな。
下の写真は運転席足元の左側に取り付けられた、ETCカードを差し込む本体。
ちなみにエンジンを始動させるとコイツが「ETCが利用可能です」としゃべる。
逆に、「カードを確認してください云々」としゃべる時には
決してETC専用ゲートに入ろうとしてはいけない。 |
運転席周り |
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オーディオ・コントローラー付きのステアリングの向こうには
ホワイトパネルのタコメーターとスピードメーター。
センター・コンソール上部の3連メーターもバックはホワイトで、左から燃料計、時計、水温計。
純正の5速マニュアル シフト・ノブも、統一されたインテリア・カラー。 |
荷室 |
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ホイールハウスの方から攻めてきている出っ張りのおかげで
満足なスペースを確保できていないラゲージ。
奥行き自体も狭く、使いでがあるのは高さだけ、
決してワゴンとしてのユーティリティーは期待してはいけない。
一応リアシートは可倒式なので、長尺物を積むことは可能。
ちなみに写真に見えている黒い防水ナイロン製のカヴァーをビーっと引っ張ってきて
ラゲージ上部にフタをすることができる。 |
リア ドアノブ |
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初めて実車に接する時、「あれ? あれ?」となってしまう人も少なくない、リア ドアノブ。
マウス・ポインタを重ねてみると…。 |
↓ |
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そう、○で囲まれた部分にありました。
ちょっと離れたところから一見すると、その車体のシェイプと相まって
2ドア・クーペっていうか3ドア・ハッチバックに見えなくもない。 |
ドアミラー |
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快適装備にかけては軽自動車といえども至れり尽くせりの日本車からは想像もできないが、
アルファのドアミラー格納は手動。
しかもパコンと90度倒れるわけじゃなく、ご覧の角度が最大限いっぱい。
狭いスーパーの駐車場なんかに停めて、
しかも隣がどんくさそうな人が乗っている車だったりすると、少しドキドキする。
ちなみに鏡面の角度調整は室内から電動で行える。 |
サンヴァイザーの裏 |
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↓ |
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ボクの車はイタリア本国仕様の並行輸入車。
ご丁寧にサンヴァイザーを下ろしたところに
イタリアのサーヴィス・コールの電話番号を書いたステッカーを貼ってくれているが、
残念ながらこれが役立つ日はやってきそうにない。
しかもこのステッカー、真っ直ぐじゃなくて斜めに貼られてるし。
きっとイタリア人はそんなこと誰も気にしないのだろう。
ボクは気になる。
ちなみに当然これ以外にも、イタリア語表記の謎のパーツやプレート類多々あり。 |
実に肉感的なサイドプレス・ライン |
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ここにきて満を持しての登場となるが、実はボクがこの車で一番好きなところは、
この肉感的かつ官能的(あんまりこの言葉は使いたくなかったんだけど)なサイドプレスのライン。
ここのラインは、ボクが知る限りほぼすべての日本車を含め、
何の色気もない直線的なものである車がほとんどだが、この写真でお分かりになるだろうか、
アルファ156スポーツワゴンの場合、実に女性的な婉曲したラインを描き出している。
この造形こそが、イタリアン・デザインの命である、とボクは感じている。
もっと分かりやすい写真が撮れればまた掲載します。 |
イタリア語のマニュアル |
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すべてイタリア語で書かれた(当たり前)3冊のマニュアル。
わりとしっかりしたソフトケースが付属しており、
その中には車検証など必要書類一式も入れられる。
また、このケースは助手席下のグローヴ・ボックスにピッタリ収まるジャストサイズ。 |
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