「
永遠も半ばを過ぎて
」★★★★★
中島らも
文藝春秋
2011.7.29 記
娯楽性と文学性を見事に兼ね備えた傑作だ。
改めて、小説家としての中島らも氏の才能を痛感させられた次第。
物語終盤、テレビのトーク番組の中で繰り広げられるやりとりの中にこそ、エッセンスが凝縮されている。