|
|
「新・世界怪魚釣行記」★★★★☆
武石憲貴
扶桑社
2014.7.31 記 |
さすがに第一弾の前著、「世界怪魚釣行記」を読んだ時のような衝撃を受けることはないが…。
内容は、前作出版以降の釣行記がもちろん中心で、著者が一定以上の知名度を得た後の話だから、テレビのロケなどが絡んでいることがしばしばあることが興味深い。
また、武石憲貴氏は世界の秘境の中でも、モンゴルに他とは一段違う重きを置いているのだなあ、ということも最後によく分かる。
いずれにせよ、中身自体は前作の空気を正統に踏襲した驚天動地の体験記であり、それを綴る著者独特のユーモアセンスも健在だ。
前著を読んで気に入る人なら、間違いなく買い。 |
|
|