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「生物と無生物のあいだ」★★★★☆
福岡伸一
講談社
2012.6.25 記 |
分子生物学の一般向け解説書のはずだが、その割には叙情的、詩的な文章表現が多いな、というのが第一印象。
新書という形態ならでは。
確かにこれも新書にありがちなように、本のタイトルに内容がちゃんと応えているかというとそこは甚だ疑問ではあるが、私のような素人に対して分かりやすく、具体的な例示を交えて分子生物学の初歩について教えてくれる良書だと思う。
福岡伸一氏が巷で受け入れられている意味は、よく分かる。
それでも、第10章以降はちょっと読み辛いが。 |
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