「
殺意の軽井沢・冬
」★★★★☆
皆川博子
祥伝社
2009.2.23 記
全体的に古さを感じさせるところは否めないが、ストーリー展開はさすがに職人芸で、スラスラと読み進められる。
犯人自体の目星は割と簡単についてしまうが、それも興を削ぐわけでなく、あれよあれよという間に終盤へ差し掛かる、そんな感じ。
ただ、エンディング、種明かしの部分のあまりに極端なアッサリぶりには少なからず驚き!
京極堂シリーズならあそこからさらに100ページ?