「
ダブル・ジョーカー
」★★★★☆
柳広司
角川書店
2009.10.17 記
連作構造となっている、人気シリーズの第2弾。
発売前の評判、そして発売後の評価に違わず、確かに前作同様面白い。
フィクションとして考えても少々無理目な展開もあるにはあるが、大筋では正常進化を遂げたエンターテインメント小説であると言えると思う。
中でも、結城中佐の現役時代の様子が垣間見える「柩」が秀逸。
ゴルゴ13か。