オードリーが歩いた道を辿った昨日。
サンちゃんからドリー、ドリーから空水へと受け継がれたオレンジ色のウェアが青い空に佳く映えた。
6年前に空水がうちに来て、初めてできたドーベルマンのお友達がドリー。
細いけど筋肉質で足が速く、いつも周りに目を配っているしっかり者の姉さんだった。
お父お母はいつも心配されていたが、我々からすればまったくそんな必要のない、賢くて社交的な子だった。
去年の大晦日、縁あって静かに眠るドリーに会うことができたが、その時にお持ちした花が今もまだ綺麗に咲いているという事実が物語っているように、皆でドリーの思い出話をしている間も部屋のどこかにいて、聴いていたに違いない。
オードリーは、体がなくなっても家族のそばにいるんだなあと改めて確信した。
ご一緒していただいたお友達の皆さん、この度も過分なおもてなしをありがとうございました!
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