一昨日の土曜はナラちゃんと山へ。
下ろしたてのチリードッグズのウィンターコートに身を包み、鷲林寺から久しぶりに王様の椅子〜観音山と回ってきた。
独りで行くとなぜかせせらぎコースから寺への分岐点で引き返してくることが多いのだが、お友達と一緒だと喜んで上るのが不思議。
滝も凍る冷たい空気が肌を刺す朝だったが、澄み切った快晴の眺望を味わった。
ところがその土曜の夜から体調を崩す。
下痢は僅かだが嘔吐を繰り返し、寝床に入っても落ち着かない。
日曜も一日中何も食べようとせず、胃が空になっても黄色い体液を吐く。
山でどうやら猪のウンチらしきものを口にしており、また松ぼっくりや木の枝も食べてしまっていたが、原因はそれぐらいしか思い当たらない。
様子からして、即時の大掛かりな治療が必要な事態ではなさそうだというのは分かったが、今日、月曜の朝に掛けても断続的に胃液を吐きつつ満足に睡眠も取れておらず、また、やはり食欲は戻らないので、急遽朝一で予約を入れてかかりつけの病院に連れていった。
吐き気止めを皮下点滴で入れてもらい帰宅、胃のむかむかが治まってきたのか、ようやくしかと眠りに就けたようだった。
そして夕方になると鹿肉を口にした、と妻から知らせを受けて一安心。
夜も鹿肉をがつがつと平らげ、また食べ慣れている鹿の匠の内臓ジャーキーも積極的に食べた。
適切な治療の効果を心より実感する。
とにかく、寝る、食べる、出す、という生理的所作を健やかに行ってくれるだけでどれほど幸せを感じることか、身に沁み入る。
病院で量った体重は25.9kgと僅か2日間で激減してしまっていたが、徐々に戻せるはずだ。
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