ついに、事故が起きてしまった。
朝、いつものようにデッキテラスを歩いていたそらみが、結露で滑ったか、縁で足を踏み外し、隣地側へと転落した。
高さは4〜5mほどあろうか、落ちた地面は岩と灌木。
もちろんすぐに駆けつけると、落下地点で放心している様子。
全身の状態をざっと確認したところ、左前脚の外側に大きな擦過傷が目立ち、右前脚の狼爪があるところの肉球が半分もげて流血している他、左後の肉球がずる剥けて同じく出血量が多い。
落ちた瞬間は骨の1本や2本は覚悟したが、幸い4本の脚で歩いており、素人目だが骨には異常がなさそうに見える。
しかしながら専門家に一度診てもらわねばと、掛かりつけの動物病院へ急行。
くまなく全身をチェックしてもらい、やはり骨は大丈夫そうだという診立てを頂く。
傷もどれも深いものではないので、日にち薬を待つしかなさそうだ。
事故直後から、右前脚を少し庇うような様子が見られたが、夜になってそれが顕著になってきたかも。
やはり人間と同じで、時間が経つほどに傷みが増してくるような打撲箇所もあるのだろう。
そして一見平気そうな顔をしていても、今日はおねだりに来る頻度が少なく執着も弱く、散歩にもあまり行きたがらず、眠る時間が平生より長い。
しっかり体を休め、回復を促そうと、本能が働いている、さすが。
それにしても、命に関わったり後遺症を残すような大怪我にならなくて、本当に良かった。 |