先週受けた血液検査の結果が出たので聞いてきたら、どうやらそらみは貧血の症状があるらしい。
総蛋白も基準値内ではあるが低め。
与えている主食が低栄養というのはあり得ず、ほぼ毎日、鹿のおやつも喰っている。
考えられるのは、検査の前後に確か下痢気味だったので一時的に食餌の吸収効率が落ちていたか、あるいは運動のさせ過ぎか。
実は意外なようで、後者の可能性が高いと個人的には思っている。
1歳を過ぎれば大型犬のスタミナは我々、人間を遥かに凌駕しているはず、という先入観が私にはこれまであって、ついつい休みの日には3時間も4時間も山の中を一緒にうろついてしまっているが、たいてい帰ってくると私よりそらみの方が疲れていて、その翌朝は高確率で寝坊もかます。
まだ精神的に成熟しきっていないそらみの場合、私と山を彷徨っている時、いわゆる並足で落ち着いてずっと歩き続けるわけではなく、ダッシュ&ジャンプ&ストップを繰り返してはしゃぎながら進む。
当然、踏む距離も人間の2〜3割以上は長いだろう。
そうしたことが積み重なった挙句、私が大丈夫だろうと想像していた範囲を超えて疲労が大きくなってしまい、人間でもオーヴァーワークのアスリートが貧血を引き起こしてしまうように、今回の血液検査結果につながった、と考えることはできる。
ひょっとしたら元々体質的に貧血の気があり、そのためバテやすい、と因果関係が逆なのかもしれないが、とにかくそらみは安直に私が思っていたよりもデリケートであり、まだ年齢的に体が完成していないであろうことを鑑みても、もっとこちらが神経を先回りさせて無理な負担を掛けないようにしてやらないと。
余談ながら、中性脂肪も基準範囲を外れて低過ぎる値になっているが、これは私と妻も同じだったりする、やっぱり家族似ているか(笑)。
2か月後に、再検査。 |