海洋空間ユカリンの一言



第3回 立場が変われば…   2003.3.24


私が高校生までの間、両親と一緒に住んでた頃、
毎朝いつも母が私の部屋まで起こしに来てくれていた。
なのにそのたびに私は
『わかってるよぉー!もーうるさいなぁー』なんて言っていた。
何度か起こされた挙句、やっと食卓につくとトーストが冷めていたりして
再び『もぉー、冷めてるじゃん!』と、プリプリしていたり。
はっきりいって一度起こされた時に起きない私が悪いのに、
なぜかそんなことは棚に上げてワガママばかりだったあの頃。

でも、今は私が夫を起こす立場。
寝ている人を起こすということがどれだけ大変なことなのか
今やっと分かった…。

夫は仕事柄、出勤する時間が毎日違うので、
前日の夜に『明日は何時に起きる?』と聞いて目覚ましをセットする。
しかし、会議や時間の決まっている仕事など、
“必ずその時間に行かなければ”ということがない時は、
宣言したその時間に起きることはあまりない。
多分そんな日は気が緩んでいるのだと思うが、
よく寝ぼけて意味不明な寝言を言う。
最初の頃は寝言だと気づかず、『何のことを言ってるのだろう?』
と真剣に耳を傾け、分からないながらも返事をしていた。
一言二言、寝言を言うとやっと夫は正気に戻り、
『今何時?』『あと15分寝る』などという台詞がでてくる。
以前は私もよく二度寝していたので、その気持ちはよく分かるが
『あと○分寝る』が五回以上続くと、勘弁しておくれと思ってしまう。
多分私がいなければ、夫は一人でパッと起きているだろうに、
私が起こすと、どうしてこうなるのかなぁ?と思ってしまうが
これは、以前私が母に起こされていた時と同じなのだろう。

今、その頃の母の立場になってみると、
よく母は毎朝怒りもせず起こしていてくれていたなぁ、と心底感じる。
感謝とともに、ごめんなさいと反省している私だった。

しかし、その反省も甲斐なく?今年のお正月、
またやってしまった私…。

今年の元旦夫と私は、名古屋にある私の実家に泊まった。
私はいつも携帯電話のアラームで起きているので、
その日もそれをセットすればいいのに
なぜか母に『明日10時に起こしてね』と頼んでしまった。
この歳になっても、実家に帰り母がいるとついつい昔のようにしてまう。
次の日の朝、母は約束どおり10時に起こしてくれた。
そこで、すぐに起きれば普段の私の反省も活きてくるのだが、
最悪なことに『あと30分寝る』と言ってしまった…!
子供還り??
母という存在に私はまだ甘えてしまう。
30分後再び起こされて、ようやく食卓につくと
母が何も言わずにお雑煮を温めなおしていた。

ごめんね、お母さん。





おまけ “夫のおもしろ寝言集”


:「誰?」
:「ユカリン。」
:「いらん。」
:「・・・・・。」
一言:いくら寝言だからって、ひっひどすぎる(-_-#

:「もう一個くらい何か言わんのん?」
:「もう一個って?」
:「ヒカルの碁。」
一言:???

:「大金NBAに入れるけど…?」
一言:それは勘弁しておくれ。

:「名前は何?ダンクの。」
一言:はぁ?

:「何で見本が二つしかないん?」
:「何の?」
:「青山の装飾が遅れとんねん!」
一言:青山?そんなこと私に言われても…。

:「蛇は9メートルある?」
一言:知らんわい!

:「お前はいつも得点ばっか気にする!」
:「えっ?」
:「もっと全体を見ろ!」
一言:誰やねん!

:「少なめでいいよ。」
:「何が?」
:「ジャーっていうやつ。」
:「何それ?」
:「氷。」
一言:ふぅ〜ん。





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