海洋空間女であり過ぎた女の日常



第9回 ラッキーの前触れ   2003.7.8



なんか、バタバタしてる割には仕事が無くなりそうで焦っているワタクシ。
すんごく自分を見つめております。
リストラに怯えるお父様たちの仲間入りなのでしょうか。。。

しかし!

これは、いい事の前触れに違いないと考えてみれば。
人間万事塞翁が馬。
・・・
題して、ラッキーの前触れ。



会社に10分前に着いたのに、エレベーターが止まらない。
エレベーターの扉が開かないと、会社に入れない。
入り口はそこだけ。
待っても誰も来ない(1番のりは実は初めて)。
相方に電話しても出ない。

焦る…。

待っているのに、誰一人来ない。
いつもは来ているはずなのに…。
会社の創立記念日で、アタシだけ知らずに来たのだろうか?

焦ってセコムに電話して来て貰ったら、
カードキーを入れる場所が単にわからなかっただけ。
いや、丸く窪んでいるから、カードキーを入れるんではなく、
指紋の照合かと思い込んだのよ。
警備員のオッチャン「しっかりしろや、オバチャン」という顔で去っていく。

そして、遅刻となる。



門限論争勃発!
三つ巴となり、女3人般若の形相でやり合う。

ユリ、買い物に出ていく。
アヤに「お前はぜってーうちにいろ!」といったのに、
トイレの窓を開けて、そこから靴を出していたらしい。
アタシが風呂場で洗濯してる間に逃げて行った。
夜の8時なのに…追いかけようとしたけど、早くて無理だった(T_T)

それから1時間。

ユリの携帯に電話しても出ない。
怒りが心配に変わった頃、警察に電話しようかなぁと電話機を握りしめた。
と、ドアが開きドアに据え付けてある風鈴が鳴った。
「そろそろ帰らないとママ心配して、警察呼びそうだから帰ってきたよ(^_^;)」

その後も、延々と門限論争は深夜まで続く…。



社長曰く
「みんなに給料3カ月分くらいタダ働きさせろといわれているんだけどね、給料出したいじゃない。
 だから、早くサイトをオープンさせよう」
全く同感なんですが、原因はアタシじゃないと思うの(T_T)
開発しているヤローに言ってくらはい。



セコムの件、黙っていようと思ったのに、
甘えた根性で新社長と相方に話したら、非常にウケテしまい、
でかい声で社内さらし物にされてしまった。

この2人は母娘なのだが、相方というのがとても社長令嬢とは思えないエゲツなさで、
話を10倍に膨らまして言いふらしてくれた。
若干数名、肩を震わせていた。

ウケタラシイ(-_-)



元カレと別れた次の日(て、何回だ別れたつもりでいたのは?)、
食欲なかったのに、その次の日ドカ喰い。
アタシは何に敵討ちしているのだ?てくらい食ったおかげで、さらに体重記録更新!

アヤ、冷めた口調で
「食べるのやめなよ」
「すごい食べてるよ」
「見てるこっちが、気持ち悪くなるよ」

ママ、尊厳を無くす。



雨のせいで、駅の階段から滑って尻から転ぶ。
渋谷だったので、注目を浴び、見知らぬ若干数名に心ならずも
ウケル(-_-)



ストリートファッションの店の店員である黒人
顔見知りとなり(毎日店の前通るからね)、世間話をするのだが、
アタイにストリートなお洋服を営業するのは止めてよね。
似あわねぇちゅうんじゃ(*_*)
テメェ、プロだろぅう。



…これ全て、いいことの前触れに違いない。






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