海洋空間編集長雑記



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2005年8月分




2005年8月31日(水)
「政治って?」


ここのところの騒ぎを見聞きしていると、やっぱりざっくりと
“読売新聞・日本テレビ・自民党連合軍”vs“朝日新聞・テレビ朝日・反自民党連合軍”なのだなあ、
ということが何となく分かる。
あるいはNHKはどちらかというと前者軍寄りだったりTBSは後者派に近かったり。
なんともお気楽で軟弱なのがやっぱしFNS(FNN)か。
ちなみに読売巨人軍はあまりに弱過ぎて関係ない。

関係ないといえば、「なんとか皇民党」とかデカデカと掲げて巨大音量で軍歌などを轟かせながら
街を流している車が実は左ハンドルのアメ車だったりするのはちょっとおかしい。

さらに自宅の門扉などに
特定の宗教団体や政党のポスターなんかをドーンと貼り出している家を見ると今のご時勢、
ちょっとギョッとしてしまう。

キャッチフレーズが「たしかな野党が必要です」なんて、
もはや政権を獲ることを戦う前から完璧に諦めちゃっている共産党は
今となっては世界的規模で見てもすでに絶滅寸前、虫の息だけれども、
実は戦後数十年間言い続けていることが不変であり、
言行が首尾一貫している唯一の政治団体かもしれない。

僕は物心ついた時からずっと、真髄や本懐をどこかに置き忘れているかのようなゲームじみた選挙戦や、
拡大して政治そのものがまったく解らない。
目的に至るための手段ばかりが変質し変貌し拡散してゆく状態、
つまりは黒い生命を得て独り歩きしてゆく状態がまったく解らない。

ひょっとしたら「大人っておかしい」と初めて感じた出発点じゃないかな。



2005年8月29日(月)
「Q夫妻が遊びに来てみんなで」


実のところ、たまに当サイトの掲示板にも現れたりするQとナツは入籍したての夫妻であったりするのだが、
横浜在住の彼らが昨日から今日に掛けて遊びに来た。
それに合わせて、当サイトのライターの1人である牛頭大王と、
同じく掲示板にたびたび姿を見せるM山の一家も召集し、子供3人を含む総勢11名が我が家に揃いも揃った。
僕とQと牛頭大王とM山は大学時代のバンド仲間。

これだけ集まるのはけっこう久しぶりだし、そもそも関東組のQとは久しぶりに会うし、
積もる話やバカバカしい話などしながら、また子供たちと遊びながら、
デリヴァリーされた「アッタカーレ」のイタリアン・ディッシュを囲みつつ、
またワインに焼酎にジュースなどをグビグビ飲りつつ、時はあっという間に過ぎるのであった。

Q夫妻顔見世を記念して大集合

途中、牛頭大王の子息であるレン(3才)と追っかけっこをしていた際、
テーブルの角だか柱だか分からないが、
こりゃ生まれて初めてってぐらいしたたかに僕は左足の小指をぶつけてしまい、
変色して今尚えらいことになっている。
触ってみるとおかしな音を立ててあらぬ方向に指が曲がりそうになっているし、
骨に異常があることは必至じゃなかろうか?
明日は病院かな?

おかしくなっている僕の左足の小指

宴の散開後、牛頭大王一家とM山一家は帰っていき、Q&ナツはうちに泊。

そして今日は、午前中に夙川沿いや苦楽園口界隈をまったりと歩いた後、
夙川駅近くの蕎麦懐石「馳走 侘助」で昼膳を喰う。
生うにの前菜や甘海老の蕎麦、焼き鮎のつけ汁蕎麦も最高だ。

それから彼らを新神戸駅まで送り届けてさようなら。
今度は結婚式@鹿児島だな、たぶん。



2005年8月28日(日)
「2世誕生!」


飼っている魚、ライアーテール・ブラックモーリーというやつが子供を産んだ!
こいつはメダカの仲間なのだがグッピーみたいに卵胎生なので、
お腹から出てくる時は卵ではなくもう孵化した稚魚の状態なのだ。
あいにく出産は家人の不在時で、確認できた限りではロスはないのだが、今回捕獲隔離したのは全部で5尾。

水槽にセットした産卵箱
60cm水槽Bにセットした産卵箱。
シルヴァーシャークが食べたそうに見ている…?

ブラックモーリーの稚魚
これが産卵箱の中にいるブラックモーリーの稚魚たち。
全長は7〜8mmぐらいかな。


かわいいのはもちろんのこと、生命の誕生というものはやっぱり神秘的でもあり、
また、親でもないのに親心が少し分かるような気分にもなったり、
とにかく「こいつらは死なせちゃいかん!」という思いが沸き起こるのであった。



2005年8月24日(水)
「F1用語の変遷?」


最近F1中継を観ていて思うこと。
規定のコース幅から外れてズガーンと行ってしまうことを昔は「コースアウト」と言っていたように思うんだが、
いつから「コースオフ」などと耳慣れぬ言い方をするようになったのだろう?
何だか、再びコースに復帰できるケース=コースオフ、戻れずにリタイアするケース=コースアウト、
と使い分けるのだよ、という説もあるようだが、真相は…。



2005年8月23日(火)
「勘違い日記」


スポーツが好きで、少し前に終わった「世界陸上」も夜な夜なほぼすべて観ていた僕は、
男子1500mや5000m、10000mなどを観て、
「ふうむ、人間はけっこうなスピードを保ったまま割と長い距離を走れるものなのだな」
などと大きな勘違いをしてしまい、先ほど、いつものランニングコース(3〜4km)のスタート地点から、
推定100m約18秒ほどのペースでかっとびスタートを切ったまではよかった。
ちなみに世界のトップアスリートたちは1500mのレースのラスト1周400mを52〜53秒ほどで走るはずなので、
100mに換算すると13秒台。
これでも“やつら”よりは100m当たり4〜5秒遅いペースだ。

200mも走らないうちに瀕死状態に陥ってしまった。
立ち止まって心身を整理する。
こんなペースで走れるか!
仮に100m18秒で1km走ると3分、これは高校生だか大学生だかの時の僕の自己最高よりも早いじゃないか、
走れるわけねーじゃん。

マジでもう諦めて帰ろうかとも思ったけど、何とか気を取り直してその後は1kmを約6分という、
小学生女子がメラメラと闘志を燃やしそうなペースを刻みつつ、
なんとか所定のコースを完走して這う這うの体で帰還したのであった。



2005年8月22日(月)
「ホワイトバンドだけじゃなくて」


ちょっとした流行に乗っちゃってる感もあって何だかアレなところはあるんだけど、
先日購入したホワイトバンド(2005年8月7日の本欄参照)に引き続き、
各種カラーバンドをいくつか入手してみた。
全部で5つ。

各種カラーバンドを入手

有名どころからいくと、白と黒の2連バンドは、
サッカー選手のティエリ・アンリが提唱した人種差別反対キャンペーンのもので、
イエローバンド同様、ナイキが手がけている。
ブルーバンドはテニスプレイヤー、アンディ・ロディックが設立した、
子供の虐待を根絶させようという財団のもの。
パープルは動物愛護、グリーンは森林保護、
オレンジに至っては“本を読もう”、つまり識字率向上なんて意味がそれぞれ込められている。

リストバンドやブレスレットそのものが基本的に好きなので、いろいろGetしてしまいました。
でも一番メジャーなイエローバンド、“LIVE STRONG”には手を出さなかっただけせめてものアレ?



2005年8月21日(日)
「魚の話と夕飯の話」


コケ取り隊員としてオトシンクルスと
パラオトシンクルス・マクリカウダ(オトシンクルスの仲間でやや大型、といっても5cmぐらい)と
ヤマトヌマエビを買ってきて入れたんだけど、
その時ショップで見つけたポリプテルス・パルマス・グリーンが美しくて愛嬌もあったので、
こいつも衝動買いしてしまった。
なじみの店員・Uくんがが僕の耳元で
「今日まで20%オフセールですよ…」と囁いたことも無関係ではないだろう。

さっそく土管の上で働くオトシンクルス
60cm水槽Bに入れたオトシンクルス。
さっそく土管のコケ取りに働いている。

パラオトシンクルスとオレンジフィンレオパードトリム・プレコとヤマトヌマエビ
60cm水槽Aに入れたパラオトシンと先住のレオパードトリム、
そして手前にやってきたヤマトヌマエビの3S。

デルヘジとパルマス・グリーン
120cm水槽に入れたパルマスと寄り添うデルヘジ。
今のところ仲良くやっている。

夕飯は近くのイタリアン・レストラン、「アッタカーレ」に。
入って行ったらカウンターに、もう一目でそれと分かるいわゆるヤクザが3人並んで喰っていた。
気はよさそうな面々だったが、真ん中に座っていた人はオリックスの仰木監督に似ていた。
ということはやっぱり仰木監督はヤクザに似ているということなのだろうか?

今日は生ハムといちじくの取り合わせ、鯛のカルパッチョ、タコのペペロンチーノ、
もち豚のカツレツ ローマ風 ケッカソース添えを食べた。
例によってメチャ旨で言うことなし。



2005年8月17日(水)
「これで水槽が4つに」


よんどころなき事情によって、新たに60cm水槽を追加設置した。
これで120cm水槽、60cm水槽×2、35cm水槽と、計4つの水槽をキープすることになった。

ついに4つになった水槽

その事情とは、
これまで120cm水槽に暮らしていたレインボー・スネークヘッドが他魚にいじめられ始めたこと。
屈託のない仕草と愛嬌のある立ち居振る舞い、そして実に美しいヒレが自慢だったのに、
ここ数日はずっと排水シャワーパイプの上に隠れてしまって餌もろくに食べに来なかった。
ヒレは傷ついてゆき、しまいには体側面がえぐられて血がにじんでいる…。
もう限界、一時メダカ用の35cm水槽に避難させたものの、
注文した水槽など一式が届くまでの期日が待ち遠しかった。
何でも食べるショートノーズ・ガー、それにスポッテッド・ナイフフィッシュの成長はとてつもなく早いので、
バランスが崩れるのは時間の問題だったのだろう…。
ポリプテルス・デルヘジはサイズの成長もさることながら、
相変わらず何事にも動じない平常心でもって時にガーの餌などを横取りしながら
のんびりマイペースで楽しそうにやっている。

新しい60cm水槽にはスネークヘッドに加えて、オレンジフィンレオパードトリム・プレコも移した。

レインボー・スネークヘッドとオレンジフィンレオパードトリム・プレコ
お気に入りのスポット、流木のくぼみに吸い付いているオレンジフィンレオパードトリム・プレコ(右)と、
同じくお気に入りの、流木の穴にすっぽりとはまっているレインボー・スネークヘッド(左)

早く心身ともに全快するのだよ。



2005年8月15日(月)
「よく遊んだ」


先週末、妹夫妻(愛知県日進市在住)が遊びに来ていた。
目的は、プロ野球の試合、オリックスvsロッテを観戦すること。
オリックスの本拠地の一つ、スカイマーク・スタジアムで土・日2日連続で観るのだ。
ちなみに妹の夫 せいやんは、
やっと今年になって肩身の狭い思いをしなくてもよくなったロッテファンだ、熱狂的な。
強くなって、人気が出てよかったじゃない。

まずは土曜日、僕は今、土曜朝8:30から生放送の番組を担当しているのだが、
それを観覧したいということでスタジオにご招待。
そのために愛知県の家を早朝3:30に出て名神を走ってきたらしい、すごすぎる。
妻も合流して3人で番組を見学。

その後、僕は夕方まで会社にいて、三宮で妻と待ち合わせ、
そして一足先に現場に行っていた妹夫妻とスカイマーク・スタジアムで再び落ち合う。
今回観戦するのはフィールドシートというものすごく楽しい席だ。
通常のスタンドと違い、選手とほぼ同じ目線の低いレヴェルに、
ファウルゾーンにせり出して設置されたシートで、
フェンスも腰よりも低いぐらいなので臨場感、ダイレクト感がすさまじい。
このシートはできた当時からお気に入り。
この球場はYAHOO! BBスタジアムだった時代から“ボールパーク構想”というキャッチフレーズを掲げて、
メジャーリーグの球場を手本にエンターテインメントに力を入れており、
野球の試合を観るだけじゃなくてショップや雰囲気、グラウンド内外で繰り広げられるイヴェントなどなど、
特に野球に興味のない女性なんかでも楽しめるように工夫されているのだ。

試合は序盤から乱打戦で、
こりゃプロ野球記録が出るんじゃないかと思われるぐらいにホームランが飛び交うド派手な展開。
最終的にロッテが7本、オリックスが4本のホームランをかっ飛ばし、ゲームはロッテの勝ち。
ついに吉井に負けがついてしまった。

5回終了時にはドカンドカンと花火打ち上げ。
楽しい楽しい。

5回終了時に打ち上げられた花火

球場で牛丼や焼きそばなどは食べたんだけど小腹が減ったので、
西宮に戻ってから苦楽園口にある「CLUB RUDE」に。
カーテンで仕切られた個室感覚のソファー席が心地よい。

明けて日曜日、予約をしていた「芦屋山手倶楽部」にランチを食べに行く。
ウェディングもやっている、山の中腹にあるレストラン。
選べるオードブルやデザートがうれしく、カッペリーニやメインの仔羊料理を始め、どれも美味かった。
環境も妙にハイソ。
昼飯に1時間以上もかけるとは。

その足でスカイマーク・スタジアムへGO。
ところがなんと17時過ぎ、ものすごい雷雨。
朝から空模様は怪しかったけれど、こりゃ参った。
幸いにもほどなくして天気は回復、少し遅れたけれど無事に試合も始まった。

雨の中でも衰えぬロッテファンのパワー
小雨の降る中でも今年のロッテ応援団のパワーはものすごい!

この日も序盤は「今日も荒れるかな」というような展開だったが、そんなこともなく途中から締まり、
1点を争う好ゲームになった。
しかし最後は9回表、同点でロッテの攻撃中、1死満塁でファーストゴロ、
ゲッツーでチェンジかと思いきや、ホームで封殺後オリックスのキャッチャー日高が1塁に悪送球、
これが決勝点となってしまった。
せっかくいい試合だったのに凡エラーで勝負が決するとは、ちょっとガックシ。

この日も5回終了時に花火が上がり、お祭り気分の佳きゲームだったが、
何と言っても個人的なメイン・イヴェントは、ボールをゲットしたこと!
誰かがファールを打った時とか、チェンジになった時とか、
ボールを選手がスタンドの客に投げ渡す、というシーンを観たことのある人も多いと思うが、
この試合中、6回だったか7回だったかロッテの攻撃が終わった時、
オリックスのファーストを守っているブランボーがベンチに向かって走りながら
手に持っているボールをどこに投げ入れようか一瞬考えている様子が目に入ったので、
ちゃっかりグローブをはめていた僕はブランボーに向けて思いっきりアピールしてみた。
そしたらヤツは僕に向かってボールを放ってくれたじゃないか!
いやいや、無事にキャッチできてよかった!
そしてフィールドシートでよかった。
ブランボー頑張れ。

ブランボーにもらったボール
これがブランボーからトスされた、NPBロゴ入りの公式試合球だ!
グローブは球場、フィールドシートの入り口で借りたもの。
そういったサーヴィスまで行っている。

試合後、芦屋・2号線沿いにある「日の丸軒らぁめん」で4人でラーメンを喰う。
美味い!
腹いっぱいだ。

そしてそのまま妹夫妻は、妹の夫の実家がある岐阜県高山市へ向けて旅立っていった。
お盆の帰省とはいえなんとタフな。
気をつけてなあ。



2005年8月9日(火)
「『トライベッキヤ』」


大阪・北新地にあるレストラン、「トライベッキヤ」に行った。
今回食べたのは、
キュルノンティエの生ハムと有機野菜のサラダ(サッとグリルされた皮付きのイチジクが珍しくて美味)、
小海老のソテー クリームソース、地鶏胸肉のソテー チーズとトマトのサンタフェ風、そしてジャンバラヤ。
ここのシェフはアメリカに20数年住んでいたことがあり、
フレンチをベースにアメリカンなテイストをそこかしこに上手く取り入れている。
たとえばパンに塗るバターもノーマルなバターの他に、“ハイビスカス・バター”という、
アメリカのある地方でよく食べられているハイビスカス・ジャムとバターをホイップした逸品を供している。
ほんのり漂う酸味と甘さがよい。
サラダに使っている有機野菜も、
シェフ自ら三重県の農場に出向いて収穫してきたものを使っているのだとか!
すごい。
美味かった。



2005年8月8日(月)
「『大熱帯展』」


「大熱帯展」エントランス

「大熱帯展」というイヴェントに行ってきた。
会場は大阪・京橋のOBPにある旧MIDシアター。
ちなみにここでは毎年この時期に、たとえば「大アマゾン博」とか、同類イヴェントが催されている。

懸念されていた通り、そもそも夏休み中の子供がメインターゲットである「大熱帯展」、
大人だけで訪れている客はあまりおらず、
ほとんどのスポットにおいて元気な小学生たちと観察場所取り争いを繰り広げることとなった。
熱帯、と言いながら、東南アジアや南米はいいものの、
マダガスカルやアフリカなどもやっぱりごっちゃになっていてまあそんなもんだろうな、というカンジだったが、
面白いからよかった、うん。

マーラ
南米の草原地帯に生息するマーラ。
テンジクネズミの1種で、こう見えて体高50cmほどある。

ナイルオオスッポン
今回一番の驚きと発見が、このナイルオオスッポンの巨大ぶり。
展示されていたこいつでも、甲長50cmほどあった。



2005年8月7日(日)
「ホワイトバンド」


昨日家に帰ると、過日注文していた「ホワイトバンド」が届いていた。
正直言って、その趣旨に賛同して、というよりも、
ファッション性により惹かれての購入である、恥ずかしながら。
アクセサリーは嫌いじゃない。
でも、考えないより考える、動かないより動く、感じないより感じる方がいいに決まってる、
とは思っているので、このムーヴメントで少しでも何かが変わるのなら、甲斐はある。

ホワイトバンド



2005年8月1日(月)
「久々の草野球と久々の神戸」


日曜、久々に草野球の試合に行ってきた。
19時プレイボールのナイター。
相手メンバーはほぼ知っている人たちばかり、僕の会社の後輩が最近作ったという新生チームで、
なんとなんと結果は24-1という、僕が参加している限りは記憶にない大勝利。
個人的にも先発で投げて4回1失点、打撃も4打数3安打と気持ちいい野球ができた。

昼過ぎまで雨が降っていたから湿度が高く、夜でも熱中症になりそうなぐらい暑かった。

帰途、おそらく乞食並みの汗臭さをまといつつ「くら寿司」に入り込んで夕飯をとる。
腹は減っているはずだが暑さの中かなり走り回ってしまいあんまりガッツリとは喰えなさそうだったので、
リーズナブルな寿司を軽くぐらいがちょうどいい。

そして今日は三宮にある三劇という、
神戸のど真ん中にあるのにまるで地方都市の寂れた劇場かのような雰囲気を醸し出す映画館に
「宇宙戦争」を観に行ってきた。
いくら僕が「激突!」以来のスピルバーグ・フリークとはいえ、トム・クルーズも好きな部類の俳優とはいえ、
設定やストーリー、ディテールは突っ込みどころに疑問満載、
破綻来たしまくりの荒唐無稽ないわゆるマンガであることは否定できず、
でもドリーム・ワークスが本気で作ったのであろう(少なくとも資金面においては)
スケールのドデカさは存分に感じ取ることができた。
これどうやって撮ってんだろう、という、
映像に携わっている身にとっては非常に興味深いシーンや技法は随所に。
一度でいいからあのような規模の作品の撮影現場に参加してみたいと思う。
作ったのが彼らじゃなければ、この映画、形になって陽の目を見ることはなかったかも?

久々に神戸に出てきたからせっかくだし美味い肉でも喰って帰ろうか、と、
北野坂のステーキハウス、「和黒」で晩飯。
少々お値は張るが、とてつもなく美味いヒレステーキなどなどで腹膨らませてまんざらじゃない気分。





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