海洋空間編集長雑記



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2005年7月分




2005年7月29日(金)
「ある夢のこと」


僕はしばしば、“前に進もう、歩こう走ろうとするんだけど、
まるで大気が濃密になり過ぎてしまったかのように、
もしくは足の神経か筋肉がおかしくなってしまったかのように、
どうしても足を前に踏み出すことができなくて焦燥に包まれる”といった内容の夢を見る。
2日ほど前にも見た。
何なんだろう?


2005年7月27日(水)
「歯を抜いた」


今日、歯を抜いた。
左上の奥から3番目ぐらいの歯。
取り立てて虫歯になった、というわけではなく、かなり前から僕の左上の歯列はズレていて、というのは、
件の歯一本だけが規則正しい歯列を外れてあごの内側に倒れこんでしまっていた。
そのためにどうしても歯ブラシでは磨けない
魔のバミューダ・トライアングルみたいな空間が生じてしまっていて、
一時期落ち着いていたのだけど最近またどうにもそのあたりがズキズキと疼き始めていたので。

麻酔が切れるとアホみたいに痛むし、出血はなかなか止まらないし、
ごはんは少量ずつ口に入れてゆっくり食べるように心がけても
どうしても抜歯跡の穴に食べかすが挟まるし、もう大変。

ちなみに僕は歯医者に行くことは割りと好きだ。



2005年7月26日(火)
「ダイヴショップに遊びに行ってきた」


すでに帰国して2ヶ月ほど経ってしまったが、インドネシア旅行の報告を兼ねて昨晩、
スクーバ・ダイヴィングのCカードを取りに「ダイブショップ コウスケ」に行ってきた。

行ったのが21:00頃で、講習を終えたお客さん&ふらっと遊びに来ていたらしいお客さんがいたが、
そこはアットホームがウリのショップ、毎度のことながらみんなでワイワイ。
持参したお土産のクッキーをつつきながら、
これまた持って行っていた大量の写真など眺めつつ楽しいひと時を過ごした。

Cカードと認定証
思った以上に立派な見てくれ
ゴールドに輝くオープン・ウォーター・ダイヴァーのCカードと認定証



2005年7月25日(月)
「久しぶりに京都で過ごした日」


先の土日に放送された『FNS 25時間テレビ』内で、
深夜ハプニング的に実現した明石家さんまさんと島田紳助さんの共演は
一見ぬるい楽屋トークを装いながらも実はまさに鬼気迫る真剣勝負、近来稀に見る面白さであった。
前日もほぼ寝ていなかったのにジッと魅入られたように引き込まれ、まったく予定が狂ってしまった。
あっという間の2時間。
この2人の天才と一緒に仕事をさせていただいた(と言ってもさんまさんは1度だけだけど)ということは
本当に稀有で貴重な経験であったのだな、と改めて感じ入った次第。
ちなみにその後に続けて放送された「恋の大カマ騒ぎ」コーナーも、
古き佳き時代を思わせる何でもありのアウトローな芸人トークが飛び交い、実に楽しかった。

頑張って早起きして、日曜は京都劇場にミュージカル「アイーダ」のアンコール公演を観に行った。
サントラCDは6年ほど前に購入済みだったのだが、このたび初めて舞台を観劇。
前半の第1幕はまあこんなものかなという風な感想だったが、第2幕に入って、
それまでともすればやや冗長かなとも感じられていた物語が気持ちよいくらいに疾走を始め、
エルトン・ジョンの手による素晴らしい楽曲も実にテンポ良く流れていった。
クライマックスに近付くほどにヴォルテージが高まり、
エンディングに向けて右肩上がりにエモーショナルに盛り上がっていく
非常に良質のエンターテインメントだったと思う。
優れた物語と優れた音楽がここまで美しく融合すると、人の涙腺のスイッチを入れるのは容易いだろう。

観劇を終えた夕刻、京都に来たついでに僕のアルファ156SWを買ったショップ、
「ホリイトレーディング」に出向きエンジンオイルを交換する。
そして久しぶりにしばしホリイ社長と談笑。
そこで意外な事実、と言うか、数奇な運命(大げさか)が発覚したのだった。

先日、僕が学生時代にバイトしていた京都市内の「ル・プティ・プランス」というフレンチ・レストランを
ホリイ社長に紹介し、さっそくご家族で行ってこられたらしいが、そこでシェフらと話しているうちに、
「ホリイトレーディング」の古くからの顧客であるアルファオーナーにして
「ビストロdeナカガワ」というフレンチ・レストランのオーナー・シェフが、
実は「ル・プティ・プランス」でかつて修行していたのだ、という偶然の一致が明らかになったらしい。

それを聞いた僕たちは、ショップを辞したその足で宇治にある「ビストロdeナカガワ」に夕食をとりに行った。
無垢の木を生かしたログハウス風のきれいな店で、カンパチのカルパッチョ(身厚)、鴨ロース、
魚介マリネのサラダ、鮎のポワレ グレープフルーツソース(苦味が効いてメチャウマ)、
牛挽肉の衣焼き ロシア風(とにかく美味い)などに舌鼓を打ちつつ、
シェフ夫妻といろいろな話をさせていただく。

何と夫人もかつて「ル・プティ・プランス」でアルバイトをしており、つまり職場結婚であるとのこと。
お年は僕より10年ほど上かな?
「ル・プティ〜」の人たちやホリイ社長の話題、そしてアルファ・ロメオの話など、楽しかった。

帰宅後、瀕死の肉体(またも大げさ)に鞭打って毎週恒例、水槽の水換えを行う。
眠い。
タクマはまた残念だったし。



2005年7月20日(水)
「これで一段落…かな?」


ついに念願の1尾、アーマード・プレコを買ってしまった!
ブラックアーマードという、オリノコ川産の種であるらしい。
アーマード・プレコはその名の通りヨロイのような表皮で全身を覆われた
“いかにも古代魚”然とした外観をしており、
恐竜図鑑や進化の系統樹にイラストが載っていそうなその姿が昔から好きだった。
魚を手に入れたのもうれしかったけど、
水槽に手を突っ込んで素手でハッシと捕まえて袋に放り込んだ怪店主にも心底驚いた。

ジッと動かないブラックアーマード・プレコ
水槽に入るなりこの位置からジッと動かないブラックアーマード・プレコ

これで1200水槽に合計9尾、野球チームが作れるだけ集まったことだし、ここらで一旦留め置こう。

そして小さなシルヴァーシャーク2尾も購入。
今600水槽で泳いでいるシルヴァーシャークが1尾になってしまったので…。
今見たらもう2尾のチビが先住の大きいやつをまるで親かのように慕いながらついて泳いでいた。
元気に育てよ。

先住の大きなシルヴァーシャークと新顔の小さなシルヴァーシャークたち
仲良くやっているようで一安心
先住の大きなシルヴァーシャーク(左)と新顔の小さなシルヴァーシャークたち(右)



2005年7月18日(月)
「ゼスプリ体験とメキシコ料理とハワイアン・カフェ」


僕がフルーツ好きということを知っている、
仕事でお世話になっている人からゼスプリのキウイが箱でガツンと送られてきた。
坂口憲二がCMをやっているアレらしい。
いやあ、幸運舞い込む、ありがとうございます。

ゼスプリのキウイ
箱で送られてきたゼスプリのキウイ

昨日は晩飯を喰いに夙川のメキシコ料理店、「ラティーノ」へ行った。
今回は、アヴォカドとエビのメキシカンサラダ、アステカスープ、地鶏のディアブロ バルサミコソース、
ひき肉とチーズのタコス、仔羊のタコス(ゼヒモノ)などを食す。
マンゴーラッシーとグァナバナ(メキシコのトロピカル・フルーツ)ジュースも美味しかった。

そして今日は遅めのランチをとりに越木岩筋の「フラカフェ」へ。
15時と中途半端な時間にも関わらず待ちも出るほどの大盛況、有名なハワイアン・カフェだ。
グァヴァ・ジュースはグラスも凝っていてとても美味しく、
パンケーキ・スペシャルセットにポキ丼(ハワイ風マグロ丼のようなもの)もメチャ美味かった。



2005年7月13日(水)
「再び横浜へ、そしてガーパイク!」


昨日も朝から新幹線に乗って横浜へ。
今回は雨で止まることもなく一安心。

仕事を終えて昼下がり、一人でフラリと中華街へ立ち寄って昼飯を喰ってみた。

横浜の中華街
横浜の中華街 by N900i

そして実を明かすとまた魚が1尾増えたのである。
念願のショートノーズ・ガー。
ただでさえ流通している小型ガーはスポッテッドの方が多いのでショートノーズは見つけにくいのだが、
その中でも気に入った1尾がいた。
サイズは約16cm。

さっそくメダカを次々にガブリとやっていたよ、恐ろしい…。

メダカを喰らうショートノーズ・ガー
メダカを飲み込まんとする瞬間
何とこいつ1尾で8匹も食べた!
おなかの形が変わっている…

残る野望の1尾はアーマード・プレコ…。



2005年7月11日(月)
「苦行の一日、そしてまた魚が増えた」


一昨日、土曜はまったくタフな一日だった。

徹夜明け、本番終わりですぐに打ち合わせのため横浜に向かう。
新幹線では寝るぞう、と息巻いていたのだが、ホームで知り合い2人連れと遭遇し、惰眠の夢は潰える。
しかし眠かったけれど、僕にとって大事な人たちだし、話そのものは楽しく有意義だった。

新横浜で降りると、
「じゃあ新横浜のホームで」と言って別れて乗っていた同行者(別車両だった)が見当たらない。
電話を掛けてみると、「寝過ごしちゃいました」。
30分のロス。
打ち合わせ先に着くと「遅かったじゃないか」と怒られた。

不幸のクライマックスは帰りの新幹線。
そろそろ起きている時間も35時間を超え、心身ともに疲労もピーク。
ゆっくり寝て帰るべ、と「崎陽軒」のシュウマイ弁当を抱えて、19:32新横浜発ののぞみに乗り込む。
出発して1時間ほど経ったところで突然新幹線が止まった。
「静岡地方、大雨のためしばらく停車いたします」旨の車内アナウンス。

止まったのが20:30頃で、再び動き出したのが23:00過ぎ!
2時間半も立ち往生していた。
そして掛川から西は、のぞみなのに各駅停車。
駅に止まるたびにドドドと乗ってくる乗客たち、車内はさながら通勤時間帯のローカル線で、
とてじゃないが寝られたもんじゃない。

結局新大阪に着いたのが翌1:25(!)ぐらい。
新横浜から6時間も掛かってる!
6時間あったらハワイ行けるよ。
さらに新大阪に着いてから知ったんだが、僕の乗った新幹線が、雨で止まった最初の便だったとのこと。
つまり、もう1本前のに乗っていれば、通常通り新大阪に着いていた。
何という悲劇、何という無常。

予定では21:49に新大阪着、23:00前には家に帰り着いて、
風呂入って水槽眺めて2:00にはスヤスヤ眠りに就いてるはずだったのに、
実際は家に着いたのが2:00だったよ。

そして残念ながら悪天候のため久々だった草野球の公式戦が中止になってしまった昨日、日曜日、
またも行きつけの熱帯魚ショップに出向いて3尾購入してしまった。
レッドフィン・ホーリーとロングスナウト・ロイヤルプレコ(別名 プラチナ・ロイヤルプレコ)とタイガーフィッシュ。

レッドフィン・ホーリー
“淡水シーラカンス”の異名を持つタライロンの小型種に当たるホーリー

ロングスナウト・ロイヤルプレコ
成長するとプラチナ色に美しく輝くというロングスナウト・ロイヤルプレコ
妻が選んだ

タイガーフィッシュ
ドラドをも髣髴とさせるいかにもカラシンといった迫力十分のタイガーフィッシュ

サイズは9cm〜14cm。
これで1200水槽にも計7尾、少しにぎやかになった。
みんなよく食べて大きくなれよ。

人間も餌を食べなければ、今晩は香枦園のお好み焼き店「来たろう」へ。
お好み焼き、焼きうどん、野菜炒めをガーッと喰った。
美味かった。



2005年7月6日(水)
「水槽と魚が増えた」


不思議なことに何かと不都合が生じてくるもので、600mmの水槽を追加設置。
今度もコトブキ工芸の「レグラス R」にして揃えてみた。
水槽台は同じくコトブキの「アクアボード」。
これで350mmと合わせて計3つの「レグラス R」になってしまった、水槽。

3つの水槽
1200水槽の右下につながっているのはクーラー

そして1200水槽には新たにオレンジフィンレオパードトリム・プレコという魚を投入!
その名の通りヒレの先がオレンジで、体はヒョウ柄という派手で美しいプレコである。
これまた幼魚サイズ、10cm足らずのものを購入、大きくなれよ。

オレンジフィンレオパードトリム・プレコ
水合わせ中のオレンジフィンレオパードトリム・プレコ

さらに600水槽には先住のクラウンローチ&ヤマトヌマエビに加え、
シルヴァーシャーク(名前は怖そうだけどコイの仲間に当たる魚で、
決して小魚を追い掛け回して喰いつくわけではない)3尾と
ライアーテール・ブラックモーリー(卵胎生のメダカの仲間で、
真っ黒な魚体とヒラヒラ後ろになびく尾ビレがきれい)4尾を入れた。
これで随分、観賞用水槽といった雰囲気が出てきた。
掘り出し物だった巨大ウィローモス付き流木もド迫力で満足している。

シルヴァーシャーク&ライアーテール・ブラックモーリー
シルヴァーシャーク(左)とライアーテール・ブラックモーリー(右)

それに引き換え1200水槽はメインのはずなのに魚もまだ小さくて少ないし、
そのせいもあるのかみんなあんまり動かないからなあ…。



2005年7月4日(月)
「コウタロウと対面」


昨日、牛頭大王一家とともに(奥さんのヒロポンは都合により欠席)、
我々の大学時代の同級生で、当サイトにもたびたび登場するM山くんの家に遊びに行ってきた。
今年3月、M山くんのところに誕生した第一子、コウタロウのお披露目を兼ねてである。

M山邸のリヴィングで

コウタロウは生まれつき心臓に疾患を持っているのだが、順調に生育中、
大事に至ることはなさそうで、何より何より。
生後4ヶ月ですでに体重も7kg、肉付きもよく、
病気のことなどまったく感じさせないパワフルなボディが頼もしい。

「RETRO ROCKET」にまたがるコウタロウ
「RETRO ROCKET」に(強いられて)またがるコウタロウ

そのままM山邸で焼肉をごちそうになって帰ってきた。
良い一日であった。

M山くんとムームーとレンボウ
ギターを琵琶のごとく弾く牛頭大王の長女・ムームー(6歳)と
小さな破壊王、長男・レンボウ(3歳)



2005年7月3日(日)
「ウィンブルドン 女子決勝」


つい先ほど、テニス全英オープン女子決勝、
ヴィーナス・ウィリアムズvsリンゼイ・ダヴェンポートが終わったところだが、すさまじいゲームだった!

準決勝が降雨サスペンデッドのため
結果的に3日連続試合をする形となってしまったダヴェンポートも本当にすごかったけど、
最後の最後の集中力、余力でほんの少しヴィーナスが上回った印象。

それにしても3回目のウィンブルドン制覇で
そこまでうれしいかと疑わんばかりのヴィーナスの喜びようであるが、そこまでうれしいのだろう。

感動すら覚え、思わず熱いものがこみ上げてくるような試合内容、そして表彰式。
何度でも言うが、本当に2人とも、すごかった。
試合終了の瞬間からしばらく“無言の実況”を貫いた森中直樹アナも、よかった。





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