海洋空間編集長雑記



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2005年6月分




2005年6月28日(火)
「古代魚飼育スタート」


ついに本命の古代魚たちを購入する!
ポリプテルス・デルヘジとスポッテッド・ナイフフィッシュとレインボー・スネークヘッドをそれぞれ1尾ずつ。
スポッテッドはちょうどいいサイズが入荷したばかりで、デルヘジは以前から目をつけていたやつ。
この2尾だけにしようか迷ったんだけど、何となく寂しくかったからきりのいい(?)3尾にするべく、
体色が毒々しくも美しいレインボー・スネークも!
どれもまだ成長途上で、幼魚から育てたいという僕の思惑とバッチリ合致。

さらに600mm水槽セットもオーダーする。
やはりパイロットフィッシュとは言え、愛着の湧いたクラウンローチたちを餌にするのはあまりに忍びない。
1200mm、350mmと同じコトブキの「レグラス R」。
フィルターやヒーターなどの器具類は在庫のあるものはもう買って持って帰った。

3尾を水合わせしている間、クラウンローチたちをメダカの入った350水槽に移す。
決して食べられても不思議ではないし、事が起こってからでは遅いから…!
クラウンローチは物陰に隠れる習性があるので、隠れ家用の岩を1つ入れてやったら、案の定活用している。

さてさて、3尾の古代魚たちは水槽に入れた後も心配していた諍いごとをまったく起こさず、
とても仲良くしている、ように見える。
全長はそれぞれ、レインボー・スネークが11cm、デルヘジが12cm、
スポッテッド・ナイフが10cmと拮抗していることもまだよかったのか。

ポリプテルス・デルヘジ
スポッテッド・ナイフフィッシュ
レインボー・スネークヘッド
上からポリプテルス・デルヘジ、スポッテッド・ナイフフィッシュ、レインボー・スネークヘッド

クラウンローチを眺めているのももちろん楽しいけど、こいつらを見ているのもやっぱり飽きないな!
すでにそれぞれお気に入りの場所も決まっているみたいで、今のところすっかり落ち着いている。
日が経ちどうなることか、水槽内の平和も含めて。

元気に育てよ、みな。



2005年6月26日(日)
「休日は外でごはん」


休日だった今日、家から歩いて3分のところにあるカフェ・ダイニング「olive」に妻と2人、ランチを食べに行く。

僕はもともとマスタードは好きじゃないんだけど、
ここの『ズワイ蟹のパスタ 粒マスタード・クリームソース』はとても美味かった。
その他、『きのこのリゾット』と『生ハムのサラダ』を食べるが、いずれも美味で満足。

帰り道、先月オープンしたばかりのケーキ店「Take Art(タケアート)」でチーズケーキ、
レアチーズケーキ、スペシャルショートケーキなどを買う。
午後のおやつに食し、大満足。

夕飯はちょっとした買い物帰りに足を伸ばし、芦屋川の「おでん 楽ぜん」に久々に。

夏とはいえ大盛況の名店、何とこの季節は『完熟トマト』や『茄子』といったおでんだねがある。
当然冷たいのだが、これがまたちゃんとおでんだしの味が効いていてメチャクチャ美味い。
白身にまで味が染み込んでいる『半熟たまご』も冷たいまま出してくれ、とても美味しい。

もちろんいわゆる普通の温かいおでんだね、『大根』や『牛すじ』、『たこ』、
『シューマイ』、『野菜天』などといったものも前と変わらず最高だし、土鍋で炊く『銀しゃり』も、
注文のたびに味噌を溶いて一から作る『味噌汁』も本当に声を上げてしまうほど美味い。
味を表現する自分の語彙の乏しさがもどかしいほどに。

ただ、小さなお店ではあるのだがやっぱり週末の込み合う時間帯に店主一人じゃちと辛そうだ。
誰か雇えばいいのに…、というのは余計なお世話なのだろうか?



2005年6月25日(土)
「NBAFINALS 2005」


サンアントニオ・スパーズが連覇を狙うデトロイト・ピストンズを4勝3敗で下し、
2年ぶり3度目のチャンピオンに輝いた今年のNBA ファイナル。

正直言ってカードそのものが僕好みではなかった、というのもあるんだけど、
第4戦まではゲーム内容も「本当にこれがファイナルか?」と首を傾げたくなるような凡戦続き。
星の上でこそ2勝ずつのタイと競っていたように見えるが、
何せ第1戦から順に15点差、21点差、17点差、31点差(!)と、
タイムアップのブザーが聞こえるまで観る気は失せてしまうようなワンサイドゲームばかり。
かのマイケル・ジョーダンはかつて、
「初めの46分間はNBAじゃない。最後の2分間こそがNBAなんだ」と語ったと言われているが、
そういった意味での本当の“NBA”は第4戦までは観られなかった。

ところがそれが一変、第5戦以降は見違えるような好ゲームの連続。
第5戦終盤のロバート・オーリーはまさに圧巻だったし
(特に左手1本で飛びかかったロングジャンプ・ダンク!
あのプレイがなければティム・ダンカンのあまりに下手なフリースローが響いて
完璧にスパーズは死んでいた。ヴェテラン侮れず)、
第6戦のチャウンシー・ビラップスの
“決めるべき場面で決める”クラッチ・シューターぶりも鳥肌ものだったし(さすが昨年のファイナル MVP!)、
最終戦、まさに総力戦といった雰囲気がティップ・オフ直後から満ち満ちていた
アリーナ全体を包む空気も本当にすごかった。

でもMVPはエマニュエル・ジノビリかなぁ、と思ってたんだけどな…。



2005年6月22日(水)
「クラウンローチとヤマトヌマエビを投入」


水槽を立ち上げてから1週間が経ち、次なるステップへと歩を進めてみる(そんなに大げさな話ではない)。

これまで1200水槽で頑張っていたヒメダカたちをあらかじめセットしておいた350mmの小型水槽に移送し、
新たなパイロットフィッシュとしてクラウンローチ×5とヤマトヌマエビ×10を投下!
水槽のコケ&スネール(小さな巻貝)掃除もしてくれたら、という虫のいい願いも込めつつ。

クラウンローチとは日本のドジョウやコイの仲間にあたる東南アジア原産の魚で、
ペールオレンジの表皮に黒いバンドが入る外見は観賞魚としても充分美しく、なかなかかわいらしい。
成魚になると15〜20cmほどになるようだが、今回購入してきたのは5cmほどの小さな幼魚たち。

ヌマエビは投入直後から1200mmの水槽狭しと泳ぎ回り、
早くも水草や流木にしがみついてコケを貪り喰っているが、
クラウンローチたちはかなり臆病な性格のようですぐに物陰に隠れてしまい、
人影が動くだけでちょっとびっくりしている様子。
それでも2〜3時間が経過した現在、
少しずつ慣れてきたようで時折チョロチョロと底付近を泳ぎ回りながら流木に吸い付いたりしている。

流木の陰に隠れてじっとしているクラウンローチ
物陰に隠れてじっとしているクラウンローチと、
流木についたコケを貪り喰っているヤマトヌマエビ

何時間眺めていても飽きない。



2005年6月19日(日)
「THE BOOMの野外コンサート」


大阪城野外音楽堂で行われた、THE BOOMのコンサートに妻と行ってきた。
宮沢和史とTHE BOOMは僕が一番好きなアーティストなのだ。

残念ながらチケットを買ったのが遅かったので、整理番号のみで指定のない芝生席だったけど、
おそらくざっと見てキャパが2000人足らずぐらいの小さな会場だし、
そもそも野外なので全然問題なし、非常に気持ちよいコンサートだった。

昨日、今日の大阪公演が皮切りの今回の“Field of Songs”ツアー、古き佳き名曲はもちろん、
FM802とコラボレートしたという新曲も演奏されていた。
また、『星のラブレター』のPVをこの大阪城野外音楽堂で撮ったということも初めて知った。
言われてみればそうだ。
彼らにとってとても想い出深い会場らしい、この野音は。

本当なら、たとえば厚生年金会館やフェスティバル・ホール、
あるいは大阪城ホールといったもっと大きなハコも充分に埋めることができるTHE BOOMだけど、
今回のツアーは野外にこだわり、
オーディエンスとのいろんな距離も近くに感じられる個性的な小屋ばかりでやるようだ。
そんなところもとても、らしい。

THE BOOMの楽曲と宮沢和史の声は、CDで聴いていても僕は心動かされてしまうので、
生で聴けばなおさら、大げさに言うなら目頭が熱くなるほどに入り込めてしまう。
本当に素晴らしい体験だった。
パンフレットとTシャツも買ってしまったよ。
Tシャツは早くもお気に入り。

パンフレットを手に
コンサート終了後、会場外でパンフレットを手に

夕飯は久しぶりにうちの近くのイタリアン、「タベルナ・アッタカーレ」へ。
20:30頃に行くが、例によって満席の人気店である。

今日は“海の幸と桃のサラダ”、“生うにのスパゲティ”、“穴子のフリット”、
“かりっと焼いた四万十鶏と夏野菜”を食べる。

これまた例によってどれもこれも最高に美味い。
心の底から「美味いなあ…」という言葉が漏れる。

特に、しつこくないのにしっかりした味が口に残る、生うにのスパゲティ、
骨切りされて口当たりもやさしい穴子フリットの絶妙な味わい、
脂身が少ない四万十鶏の、まさにカリカリに焼かれた皮と柔らかくレア感の残る肉とのハーモニーが、絶品。

そして驚いたのが、店の人に「ホームページ見ました」と言われたこと。
「???」
店名で検索していたらこのサイトを発見したらしい。
過去の当欄で何度か、「アッタカーレ」のことを書いている。
本当にびっくりした。
悪口書いてなくてよかった…(笑)。
今回もこれぐらいでいいですか、Kさん!?
(いや冗談、もちろん店の人に見られているから褒めてるんじゃなくて、ホントに美味いんですよ!)



2005年6月14日(火)
「水槽がついに回りだした」


先週土曜、待ちに待った水槽などなど一式が届けられた。
ショップの店長と店員の計2名が、お店のトラックに乗って我が家に現れたのが22:00前頃。
営業時間の終わり際に吹田市内にあるショップを発って駆けつけてくれた。

しかし1200mmガラス水槽はやっぱりものすごく重い。
カタログによると水槽だけで50kg以上あるようだ。
そこに水が200l以上入るし、底砂も20kg以上入るから、総計およそ300kg!
ガラスだから蓋も含めて取り扱いも要注意だ。

翌日曜、ホームセンターで必要なものなどを買い揃えて、いざ15:30、セッティングに着手。

…。
…。
…。

何と何と翌0:30までぶっ通しで実に9時間もの間、
飲まず喰わず、一切の休息を挟まずに作業を続けてしまった!
おしっこ1回行っただけだ、マジで。
慌てて1:00にフォルクスに晩飯喰いに行ったよ。

水槽セッティング中の1コマ
セッティング中の1コマ
外部フィルターはキャビネットの中に収めることができる

中でも大変だったのが、底砂の洗浄、水草の配置、濾過装置の設置、
そして何より水槽に水を入れる作業そのもの。
今回は無謀にもバケツで繰り返し繰り返し入れてたんだけど、
こんなことしてたら体がもたん&時間が掛かり過ぎる、電動ポンプ必須だな…!
あー腰が痛い。

しかしやっぱり一応の準備がすべて整い、器具類がすべて稼動して、
蛍光灯に照らされたアクアリウムを見た瞬間はまさに感無量の一言。

一応体裁は整った?
これからは魚を見ながらご飯が食べられるように、
イタいカップルみたいに横並びのダイニングにしてみた

そしてさらに翌日の昨日、パイロットフィッシュとして、
ゆくゆくは餌にもできるメダカを飼ってきて投入してみた。
90匹でわずか500円。
哀れ、メダカよ。
その他、いろいろとレイアウト含め微調整や微修正を行ってみる。

投入を待つヒメダカたち
ビニール袋のまま水槽に浮かべられ、投入を待つヒメダカたち
残念ながら数匹が命を落としてしまった…

水質調整剤と、ショップから分けてもらった使用中濾材から散ったバクテリアの影響か、
まだ少し水が濁っているんだけど、早く澄んで安定したらいいなあ。



2005年6月10日(金)
「命の重さ?」


僕は生き物や自然といったものがとても好きだし、
またそれらについて相対的にかなり高い関心を持っている方だと思う。
でも、たとえば「鯨を捕るな」とか「毛皮を取るな」とか「魚を食うな」とかを表層的に声高に主張して、
そこに何の学術的根拠も整合性のあるポリシーも代案も見出すことのできない
原理主義的ないくつかの集団は好きじゃない。

そんなに極端な事例ではないけれど、
改めて己の生き物や自然に対するスタンスや思想を見つめ直させられるようなある事柄についての論争を、
web上のとあるスペースで最近目にした。

端的に言うとそれは、某人の「自分の住むマンションの敷地内に多数の野良猫が住み着いてしまい、
糞尿や悪臭などの被害が甚大である。
ついては三味線の皮などを取り扱う業者の方がここにおられたら捕獲して引き取ってもらえないか」
という主旨の書き込みに始まったもので、論理的、感情的、正鵠を射た、的を外した、
それはそれは種々様々な異論反論を引き起こしていた。

その書き込みの内容についてのいちいちの精査をここで行うことは適当ではない。

でもいろんな人のいろんな意見を拝読しているうちに、
僕が冒頭で挙げたような過激な動物愛護者予備軍は世の中に意外とたくさんいるものなんだ、
ということが分かった。

たとえば動物の命の重さを説く方。
僕も繰り返すようだが犬猫を始め、生き物は大好きだし、その言わんとする気持ちはよく理解できる、
特にエモーショナルな部分における主張に込められたその気持ちは。
でも、同時にとても深く自分自身の内奥をも突き詰めて考えさせられもする。
「命の重さ」という概念は分かるけれども、それは一体誰がどうやって決めるのだろう?

「猫の命も人の命も重さは同じです」という発言もあった。
ひょっとしたら書き込まれた方は一時の感情の昂ぶりによって
実際に思っていることよりも誇張した表現でつい綴ってしまった言葉かもしれないし、
またかつて野良猫から拾い上げて計5匹の猫を飼っていた身の僕にとっては、
感情的には分からないこともない一文ではある。
でも、冷静になって仮に額面通りこの文章を受け取るならば、
そんな馬鹿げたことがあるか、とも思ってしまう。

たとえば、例があまりに低俗、卑近過ぎて申し訳ないけれど、
自分の飼い猫と自分の家族(友人だっていい)が仮に同時に瀕死の状態にあったとして、
どちらを優先すべきか迷う人間はいるか?
いたとして、その人間を「まとも」だと僕たちはみなせるか?

さらに飛躍してしまい恐縮だが、たとえば、
公園や駅の敷地内で行き倒れ寸前、死にかけているホームレスがいたとして、
O.ヘンリーの小説よろしく彼(彼女)を自分の家に連れ帰り、
風呂に入らせ食事を食べさせ衣服を着させるという人間がいるか?

「命の価値は平等である」と口で言うのは易い。
でも現実には、猫と人の命どころか、人と人の命にだって僕たちは差をつけてしまっている。
我々人間は、知らず知らずのうちに自分を取り巻くすべての生命に順列をつけている。
自分が決めた「自分ルール」に則って。

同じようなことが、「ヴェジタリアン」についても言えると僕は思っている。

もちろん人は他人に迷惑を掛けない限り自らの責任において何をやってもどう生きても構わないから、
こんなことを僕があれこれ言う義理も筋合いもまったくないことはよく分かっているし、
決して特定の主義、主張、指針、拠り所を持っている人たちを
ただそれだけの理由によって貶めようなんていう意図もまったくないが、
それでもこの機会にあえて私見として書いてみる。

ヴェジタリアン、と一口に言ってもその中には様々なスタイルを採っている人たちがいる。
口にしないのは獣肉のみ、魚は食べるよという人もいるし、肉と魚を避け、野菜だけ食べるという人もいる。
さらには“より命の源に近い”根菜類も食べないようにしている、というラディカルな考え方の人もいる。
でもどこまで突き詰めても、何ら生物の命を食すことなく人間が生命活動を維持することは絶対にできない。
何かの生命を口にして、自らの命の糧にして、すべての人間は生き延びている。
それは、善いとか悪いとかいう風な話題じゃない。

ここにも先ほどの問題と同じ、パラドックスが隠されているんじゃないか。

結局、どのヴェジタリアンと呼ばれる人たちも、自分でここからここまではOK、ここからはダメと、
「自分ルール」に従って線引きをしてしまっているように、僕には見える。

改めて言うまでもないことだけど、この世のあらゆる生きとし生けるものは、
他者の生命の犠牲なくして生きてゆくことはできない。
善悪の概念などで語ることのできるような次元ではなく、食物連鎖という名の、自然の摂理。
その連環の中に皆組み込まれ、そして生きている。

感情を持っているから。
かわいいから。
知能が高いから。
教義上。
動物を食べぬという人たちの動機や理由はいろいろあると思うけれど、どうしたってそれは食物連鎖という、
生命活動の森羅万象を支配していると言ってもいい大きな仕組みの中から抜け出そうとしているような、
喩えが再び下品で恐悦至極なのだけれど、ドン・キホーテの空虚な闘いにも似た何かを僕は感じてしまう。
もしも本当に、真に食物連鎖から外れようとするならば、
すなわち何ものの命をも失わずに生を全うしようと思うのなら、即刻死ぬしかない。
すべての生物が背負っている原罪を抹消するしかない。

目に見えぬほどのバクテリアたちに始まり、草、木、花、虫、魚、獣、人。
それらすべての生あるものたちの中の一体どの部分に「線引き」をするのか。
いや、すればいいのか。
すべては一人一人の「自分ルール」に委ねられているのである。

ここまで散々書いてきた上で重ねて恐縮なのだが、
先ほども述べたように別に誰がどんな「自分ルール」に則って命の重さを天秤に掛けていようが、
そのことによって他人に害悪を及ぼしていない限りまったく自由だし、
何らイチャモンをつける筋合いもつけられる筋合いもない。
なのになぜここまで偏執狂的に書き連ねてきてしまったのかというと、
それは冒頭で挙げた「野良猫の捕獲依頼」の書き込みをした人の元へ多くの嫌がらせメールが送られた、
という事実を知ったから。

誰がどんな命の判断基準を持っていたってそれは構わないけれど、
その価値観を人に強要することだけはどんな理屈に照らし合わせたって適わない。
他人に対して害悪を及ぼしていないという前提の下で
生命に関して自らの価値観と違うものを持ち合わせた自分以外の人を、
まるで気狂いかのように思い扱った上で、感情に任せた攻撃をすることは、多分間違っている。
件の彼を責めることができるのは、何一つ他者の生命を奪うことなく生きている人だけである。
いない。

…。
これじゃこの私めこそが、
自らの価値観と相容れない他者をまさに気狂いと同定して排斥している存在に違いないのか?
潜行。
ご容赦ください。



2005年6月5日(日)
「アクアリウム計画 推進中」


実を明かすと、というほどの秘め事でも大事でも何でもないんだけど、
我が家で古代魚を中心とした観賞魚類の飼育を近々に始めるべく、
雑誌や書籍やカタログを読み漁ったり、近郊の専門ショップを回って店員にいろんな話を聞いたりと、
数週間前から具体的に動き回っていたりする。
そして今日、再度大型熱帯魚店を2店舗ほど回り、ついに水槽等、初期設備一式をオーダーしてしまった!
詳しくは明日中に見積もりのFAXが送られてくる予定だが、
かなり気合の入った投資になってしまった、結果的に…。

水槽はコトブキ工芸の「レグラス R」という曲面加工仕上げのガラス水槽で、
サイズは1200×450×450(mm)。
そして同シリーズ用の蛍光灯&ライトスタンド。
水槽台はADAのウッドキャビネットにして、色は床材に合わせたライトウッドというカラー。
その他、外部フィルター(肉食魚中心になるので、通常必要量の2倍近い能力値にした)、
ヒーター、水温計、底砂、流木、岩石などなど。

ぬう、一日も早く立ち上げたいではないか。
このアクアリウム計画については、追って当サイト内で報告、紹介していくつもり。

夕飯はその足で苦楽園口近くのレストラン、「プライムゲート」へ。
ともすれば一瞬立ち入るのを躊躇してしまうかのような洋館風の豪奢な一軒家レストランだが、
意外やお値はそんなにメチャ高ではないし、
ハンバーグやシチューにカツレツなどという身近な洋食メニューもうれしい。
内装、外装ともにセンス良く、窓から見える芝生鮮やかな美しい庭がとても贅沢。
落ち着いたディナー・タイムであった。





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