海洋空間編集長雑記



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2005年5月分




2005年5月30日(月)
「『クアアイナ』」


昨日はハンバーガーを食べに、ハンバーガーを食べるために大阪・ミナミの「なんばパークス」へ行った。
関東には何店舗か出店されているみたいだが、関西ではここにしかない「クアアイナ」へ。

ハワイを本拠地としているらしいこのお店、ハンバーガーが何と1個1000円前後したりするんだけど、
なるほどと納得の質、そして量。
僕はチーズバーガーのセットを、
妻はBLT(ベーコン・レタス・トマト)サンドにアヴォカドをトッピングしたセットを。
ツナサラダも頼んだんだけど、アメリカ食い倒れ紀行がズバリと想起される量のすさまじさに2人とも大仰天、
最後は大満腹。

同じ「なんばパークス」に入っているTimberland、DIESEL、そしてスポーツ・オーソリティなんかで
ブーツ、スニーカー、シャツにパンツにバッグなどなどを衝動的に買い込んでしまった。
しかしこれだけ買ったのに駐車券サーヴィス制度もない「なんばパークス」、何とかしてくれい。

まったく想定外の大出費、夢の古代魚飼育のための軍資金は残っているのか?

それにしたってジェロム・レ・バンナvsシリル・アビディの壮絶なファイト、
そしてファイナル・ラップでまさかの大波乱が起きたニュルブルクリンクは本当にすごかった!



2005年5月27日(金)
「終わりよければすべてよし、とはよく言ったもの」


インドネシアからは22日(日)に無事帰って参りました。
そのうち「旅」コンテンツに旅行記がUPされると思いますので、どうぞよしなに…。

ようやくNew PCへの移行がほぼ終わりつつある。
インターネットを接続し、画像や音楽データ、ドキュメントの類などを移し、メールやアドレス帳も移し、
いらないプレインストール・ソフトを削除し、必要なソフトをインストールし、
アプリケーション・データもあらかた移し、OSその他もろもろのカスタマイズもそれなりにやった。
あ〜、しかし家もPCも引越しは面倒くさいの!

昨晩会社から帰る時、阪急梅田駅のホームを歩いていたら、
はるか天井の方から降ってきた巨大な鳥のフンが僕の左肩を直撃した!
臭いはなかったけれど、緑色した何とも言えない気色悪い一品。
家に帰ってすぐにシミ抜き、洗濯してもらったけど、
生成りのアロハ・シャツには未だ色濃く緑の汚れが残ったまま。
「Tiger vs Snake」の柄がバックプリントされたお気に入りのAVIREX、高かったのに!
殺すぞ! 鳥!

夜はけっこう冷え込むのにTシャツ1枚で帰らなあかんようになるし、
まったく一日の最後に悲劇に見舞われると落ち込むなあ…。



2005年5月14日(土)
「夢のコモドドラゴン」


何ということか、明日からインドネシア旅行に行く。
主たる目的は3メートル、100キロにも達するという世界最大のトカゲ、
コモドオオトカゲ(別名:コモドドラゴン)を見ること。
コモドドラゴンが生息するコモド島・リンチャ島がある辺境のヌサ・テンガラ諸島および、
バリ島にも滞在する全8日間の行程で、帰国予定は22日(日)。
このたびの目的地は
JTBを始めとする大手代理店でもまるで扱っていないというなかなかにマニアックなところで、
バリ島を中心にインドネシアを専門に取り扱う旅行代理店にプランを組んでもらって
ようやく渡航に漕ぎ着けた。
ここのところ取り組んでいたスクーバ・ダイヴィングも今回の旅行のため。
そもそものモティヴェーションはコモドドラゴン観察から始まったんだけど、
コモド島周辺は世界でも有数のダイヴィング・スポットであるらしいぞということを知り、
じゃあせっかくならば…、ということで。
でももろもろ条件がすべてフィックスされて代金を振り込んだのが出発5日前、
日程表が届いたのが2日前の昨日という綱渡り…!
詳細は帰国後、『旅』コンテンツに旅行記としてUP予定。

さて出立前最後の晩餐となる今晩、
西宮北口にある石焼き料理の店、「隠れ家 KASSAI」で妻と食べる。
テーブルの上に置かれたアツアツの石板の上でいろんなものを焼いて食べるという雰囲気満点、
小さいけれどサーヴィス・味ともに極上の良店。

梅肉ささみと高菜の石焼きビビンバ、じゃこと飛子と高菜の石焼きビビンバ、
野菜の盛り合わせ(コンロに載った特製味噌につけてチーズフォンデュのように)、
しゃぶ焼き びんちょうまぐろ(ぽん酢で)、
竹の子の醤油焼き(特製の山椒味噌につけて)といったものを食す。
石焼きビビンバは最初の方は混ぜてそのまま食べ、
残りは出汁をかけてお茶漬けっぽく、またその出汁がメチャメチャ美味い。

例のごとく食べ過ぎたのにシュークリームを買って帰宅、さあ荷造りウンザリ…。



2005年5月10日(火)
「サカナ・サカナ・PC」


例によって眠れない金曜日を乗り越え、仕事終わりの先週土曜日午後、
大阪ビジネスパーク(OBP)にあるツイン21で開催されていた「世界の淡水魚展」に1人行った。

睡魔が取り憑き、肉体も困憊の極みにあるが、やっぱりそこはそれ、
この種のイヴェントに行くと心身ともに覚醒して、骨の髄まで楽しんだ。
ちょっと思っていたより会場がチャチく
(一昨年の夏、同じOBP内で催されていた『大アマゾン博』の時とは大違い)、
他の客は皆小さな子を連れた家族連れ、単独で来ている大人なぞはボク独りだったけど、
そんな瑣末な負い目はものともせずに、
狂気の眼差しを湛えデジカメを携えたサカナ・オタクとしての職務と天寿を全うしてきた。
アリゲーターガー、ポリプテルス、キャットフィッシュ、アロワナ、プレコ、
淡水エイ、淡水フグ、レピドシエン、エチオピクス、テッポウウオ、
ヨーロッパオオナマズ、ピラニア、コリドラス、ナイフフィッシュ、ワラゴ…、もう最高。

ポリプテルス
多鰭魚=ヒレの多い魚、という意味のポリプテルス
普通熱帯魚ショップなんかで売っているのを見るのは
大きくてもせいぜい30〜40cmといったところだけど、
コイツは60cmは軽く超えていた!

帰宅して晩飯は妻と近所の創作中華料理店の「風花」へ。
えびみそ炒飯、乳飲み仔牛の炒め、イカと豆苗の炒め、鯛の中華刺身などを喰う。
美味過ぎなんだけど気持ち悪くなるほどに喰い過ぎた。

翌日曜は、オープンウォーター・ダイヴァー講習の最終日、
2度目の海洋実習をしに和歌山県の南部へ行った!
すでにCカードを持っており、今日はファンダイヴ&ドライスーツSP実習を行う妻も同行、
お客はボクら2人だけ、そして引率の師匠はショップのオーナーであるKさん。

初めてのボートダイヴ、そして初めての水深10mオーヴァー、
あいにく前日までの雨のためか透明度はあまり高くなかったけれど、
とにかくスクーバ・ユニットをつけて海底初体験のボクとしてはとても楽しかった!
オオモンイザリウオ(稚魚)やヒョウモンダコ、
ハナガサクラゲにミスガイといったなかなかにレアであるらしい生き物もいくつも見ることができたし!
でももっとも興奮したのは食べ頃釣り頃、40cm〜50cmほどのマダイを見たことだったかも?

これがオオモンイザリウオ(稚魚)
かなり珍しいというオオモンイザリウオの稚魚
サイズはわずかに1cmぐらいか

沈みたいのにどうにも水面に体がフワァ〜っと浮いてしまって困ったり、
陸にコンパスを忘れてきてしまったり、写真撮影に夢中になり過ぎて
エアーがなくなりかけて先生を焦らせてしまったりといった数々の反省点を残しつつも、
これで無事に(?)ダイヴァーとして最初の第一歩、
早くもっともっと本数をこなして上達したいものだ!

写真撮影といえば、講習生の分際で僭越ながら先日買ったばかりの機材を持参、
チェックを兼ねて試し撮り、何とかなるかな?

腹ペコペコ、西宮に帰って喰った2号線沿いの名店、「力一杯」のラーメンが美味かった。

さらに今回はトピックスが多くてもう一つ。
New PCを買った!
今使っているPCの調子がここのところ激ワルで、フリーズ多発、
電源長押し強制終了しない日はないというぐらいにくたびれている。
最早購入して4年目、OSも古いので仕方ないところもあるのか。
とにかくこのままだといつHDDがクラッシュしてもおかしくないので、早く買わねば…、と思っていた。

買ったのは日立のPrius Air One AW33Lという機種。
今年の春に出たモデルらしいんだけど、すでに夏モデルが発表されているから型遅れ扱いで、
ほとんど中身は変わらないのに2万円ほど安かったので即決。
しかし今の最新機種ってあんなにもHDがデカくなっているとはついぞ知らなかった!
3年前なら20G、40Gが普通だったのに、今や廉価機種でも軽く100Gオーヴァーとは。
そして未だHDレコーダーが導入されていない我が家としては、
TVチューナー内蔵 & タイマー録画機能は活用されそうな予感。
あとはいつデータの引越し作業をするかだなぁ…。



2005年5月5日(木)
「散財」


新たなデジカメを買った!

確かにこれまで使っていたPENTAX Optio 330はすでに3年以上前に購入、
今やお世辞にも高性能モデルではないけれど、普段の使用には十二分に耐えうる。
では何故かと言うと、来たるべき海中撮影に備えて、
水中ハウジング(防水パック)とともにまとめて購入してきたのである!
これで水深40mまでOK!
ちなみに残念ながら上に書いた現在使っているPENTAXには水中ハウジングの設定がなし。

このたび購入したのは、カメラがCASIO EXILIM EX-Z50という機種で、
水中ハウジングが同じくEWC-40という専用タイプ。

このたび購入したデジカメと水中ハウジング

手痛い出費ではあるがやむなし…!



2005年5月3日(火)
「人並みの大型連休はないけれど」


前の日曜日、頑張って早起きして最近通っているスクーバ・ダイヴィングの講習へ。
2度目のショップ講習で、プール実習の最終回でもある。
順調に楽しくクリア、あとは来週の海洋実習を残すのみ、いよいよそこでダイヴァー認定だ。

夜、そのダイヴ・ショップのインストラクターであるMくんを誘って妻と3人で晩飯を喰いに行く。
Mくんは今年専門学校を卒業したばかりの21歳、まさにインストラクターになりたてホヤホヤ。
でも人柄も良く、教え方も逆に新人さんだからというのもあるのかとても懇切丁寧で、
こちらとしても非常に気分良く講習を受けさせてもらっている。
実家の和歌山を出てきて芦屋に一人暮らしを始めて一ヶ月あまり、
今のところ一日の休みもなく毎日22時まで働いて頑張っているというMくん、
お世話になっていることだし一丁美味いものでもご馳走するべえ。

彼の仕事終わりでピックアップし、我が家近くのスペイン料理店「タパタパタパス」で、
2種のパエジャ、チョリソ、ピスト、ラムやチキンなどなど食べる。
Mくんはスペインビールもすすみ、いろいろな話もはずんでお腹もいっぱい。

ちなみにMくん、さすがにダイヴィングのインストラクターになるだけあって生き物が大好き、
遺跡や自然などにも興味があってボクととても波長が合い、
食事後うちに寄って本棚をつぶさに物色、
「ナショナル・ジオグラフィック」を何冊かと
「フューチャー・イズ・ワイルド」を喜んで借りて帰ったのであった。

翌月曜日は仕事を夕方、早めに切り上げて、芦屋川で妻と妻の母と合流する。
そう、妻の母親(名古屋在住)が昼からこっちに遊びに来ており、
妻と2人買い物をしていたのである。
そしてこの日は妻の母、58回目の誕生日、3人で予約していた芦屋の和食、「銀しゃりや」へ。

その名の通りこの店は銀しゃり、つまり釜で炊き上げる白飯がウリで、
この日はそれ以外に神戸牛の朴葉味噌焼(激ウマ)、白金豚と野菜の陶板焼、
若竹煮、丹波黒大豆の納豆(初めてのカンジ)、明石蛸の造り、
桜鯛の釜飯(味がそこら中に染みており最高)などを食す。
皆大満足。

食事を終えて21:30頃、仕事を片付けて名古屋から駆けつけた妻の父とも合流、うちへ帰る。

そして家で改めて義母の誕生祝い、例によってツマガリのバースデイ・ケーキで。
ここのケーキはやっぱり相当美味いので、
「こんなに食べられんよ」と皿の上の大きな塊を見て言っていた義父も、
一口食べたら「美味しいな」と、ペロリと平らげていた。





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