第5回 電脳空間を狙え!! 2004.2.24
現代はコンピューターとインターネットの普及が急速に進展している
ネットワーク社会である。
そこで現在増加してきているのは
コンピューター技術及び電気通信技術を悪用した犯罪、
いわゆるハイテク犯罪である。
私は元々「大都会犯罪スペシャル」とか
「救急警察24時」みたいなTV番組をよく好んで見るのだが、
ついこの間もそういった類の番組を見ていたら、
預金口座のお金が全額なくなっていたというものがあった。
こりゃ、摩訶不思議!!!
何デなんじゃぁぁあああああ!!!!
第一預金を下ろすにはキャッシュカードが必要で、
暗証番号なんか分かんねーじゃん!!!
暗証番号は4桁だから、
つまり1万通りの番号の組み合わせをしらみつぶしに当たっている程
犯罪者も暇人じゃねェだろーよ!!!
じゃあ、何デ!?
どうやって偽造キャッシュカードを造り、暗証番号を手に入れるのか???
そこでテレビ取材班が中国人マフィアらしき人物と接触。
どうやら金融機関とATMの間に特殊装置を取り付け、
預金を下ろす人が使用する際に流れるデータをその特殊装置がキャッチし、
そのデータを無線で飛ばしているらしい。
その結果、個人情報や暗証番号は全て筒抜け状態。
そして得た個人情報を磁気カードに書き込んで偽造キャッシュカードを作成、
手に入れた暗証番号をメモしてATMに行けば、
その本人になりすまして預金が引き出せるというワケ。
お、恐るべし知能犯!!!
アンタ、天才だよ!!!!
弟子入りしてェくらいだゼ!!!!!!!
しかし、盗まれた側にしたらたまったもんじゃない。
そして、訴えても証拠がないので結局泣き寝入りせざるを得ないという…。
これぞまさしく、完全犯罪!!!!ヒューヒュー♪
明智小五郎がこの世にいる限り、
完全犯罪は在り得ねぇと思ってたのによォ!!!
よ〜く考えてみたまえ、諸君。
まず、顔、名前、筆跡、指紋等の犯人側の個人情報は漏れることはない。
そしてネットワーク上で利用したファイル及び
システム履歴の電子データは犯人による隠滅が可能。
また国境など関係なく、地球の裏側からでも時間も無制限に実行可能である。
こりゃ、明智小五郎も歯が立たぬわ!!!!(なぜに明智にこだわる…?)
狙うは電脳空間!!!
アハハハハハハ!!!!!!
俺も一攫千金狙うぜ、ベイビー!!!!!(オイ)
(編集長註:プロヴァイダ側に通信データは残りますので、決してチャレンジしないように…)
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