海洋空間カナディアンロッキー旅行記



第4日
2017年9月22日(金) 「世界屈指の恐竜の化石を拝みに行く」
     2017.10.8 公開


4時前には一度目覚めたが、徐々に順応してきたか。
7時過ぎ、昨日と同じお気に入りのメニューで朝食を摂り、8時迎えで今日はロイヤルティレルミュージアムバッドランズを観光するツアーへ。
他に母娘の客が1組。

ホテルの廊下から
ホテルの廊下から この時期の日の出は7時半過ぎ頃なので、起きた時はまだ暗い

車はカナダを端から端まで横断する全長8000kmトランスカナダハイウェイカルガリー方面に、つまり到着した日と逆方向へひた走る。
そして空港も越え、さらに東のドラムヘラーという町を目指す。
この辺りはひたすら小麦畑が広がる大平原で、時折油田の採掘施設が見られる。
北海道の道東地域を走った時も大自然の大きさを感じたが、また一回りそのスケールが違う。
途中、ネイティヴカナディアンやカナナスキスサミットのエピソードなどをガイドさんが話してくれた。

貨物列車が通った
貨物列車とロッキーの山 貨物列車は車両が多くとても長い

小麦畑が広がる大平原
カルガリーの東にはこのような小麦畑の大平原が広がっている

3時間ほどのドライヴを経て、最初の立ち寄り地であるホースシューキャニオンへ到着した。
既にバッドランズと呼ばれるエリアに入っており、剥き出しの断層が印象的な風景が荒涼と広がっている。
いかにも恐竜の化石が出土しそうなところじゃないか。

ホースシューキャニオン
断層が剥き出しになり渓谷状になっているホースシューキャニオン

正午前、いよいよドラムヘラーの町に入り、やはりこれを重要な観光資源として推しているのだろう、
巨大な恐竜のモニュメントなどを見てから、ロイヤルティレルミュージアムへと突撃する。

巨大な恐竜のモニュメント
ドラムヘラーの町にある巨大な恐竜のモニュメント 内部は上れるようになっている

いざミュージアムへ
いざ、ロイヤルティレルミュージアムへ

まずはエントランス横のカフェテリアで昼食だったが、いわゆるファストフードで、まさに餌としてカロリーを摂っただけ。
内部の展示は、巨大な全身骨格などはさすがにレプリカだったものの、
ティラノサウルスやカスモサウルスの頭骨といったパーツ類は本物が多く、期待に違わぬ充実ぶりだ。

ティラノサウルスの標本
ティラノサウルスの全身骨格標本 右下の頭骨は実物

中でも今回の旅程にこのツアーを組み入れた一番の目的は、2011年に発見され、今年公開が始まったばかりのノドサウルスの化石をこの目で見ること。
ナショナルジオグラフィックで特集されていたし、日本の新聞などでも報道されたが、
この化石はこれまでに例を見ないほど極めて保存状態が良く、恐ろしげな顔つきや鎧竜の一種たることを物語る背中の造形もつぶさに観察できる。
残念ながら輸送中に体の後ろ半分は重みで欠けてしまったらしいが(!)、それでもこれだけ迫力ある標本を拝むことができ、実に満足した。
ボレアロペルタと名付けられたようだ。

この化石を見にきた
ロイヤルティレルにはこの化石を見にきた

顔の造形もくっきり
顔の造形もくっきり

割れてしまった痕跡も
運び出される時に割れてしまった生々しい痕跡も残っている

ミュージアムの規模自体は思っていたほど大きくなく、音声ガイドを聴きながらゆっくり見ても2時間ぐらい。

ミュージアム内のショップは品揃えがイマイチだったので、
ワガママを言ってドラムヘラーの町にある化石ショップに寄ってもらって目当ての品を買ってから、再びバッドランズの観光へ。
スターマインサスペンションブリッジという吊り橋の後、フードゥーズへ行く。
まさに奇景と呼ぶにふさわしい。
これが自然の産物だとは、本当に面白い。

フードゥーズ
エリンギのような奇妙な岩が林立するフードゥーズ

バンフへの帰路に就くが行程はもちろん往きと同じ3時間、途中結構寝てしまった。
19時、ホテルに送り届けてもらってから、町へ出る。
なんだかこの日は私も妻も朝から胃がもたれているような感じで、重たいものは食べられなさそうだったので、
茶屋という和食の店できつねうどんとチキン照り焼き丼を買って帰り、部屋で食べた。
本当は店で食べようと思っていたが、中国人の団体さんがぎっしりと大人気で、やむなく。
うどんの温かい出汁がありがたい。

カスケードマウンテンを望む
バンフのシンボル、カスケードマウンテンを望む

夜も賑やかなバンフの中心部
夜も賑やかなバンフの中心部

大盛況の茶屋
日本食の茶屋は大盛況でごった返す

泊まっているムースホテル&スイーツはまだ去年オープンしたばかりの新しい宿で、
もちろん設備は整っているしサーヴィスも充実した素晴らしいホテルだが、残念ながら部屋の風呂にバスタブがない。
館内にあるプールにホットタブが併設されていることに昨日気付いたが、水着を持っておらず入れなかった。
そこでこの日は町の店で水着を買っており、夕食後にプールへと行ってみた。
おお、温かい。
まるで露天風呂気分だ。
欧米人にも大人気。
やはりシャワーだけよりも湯に浸かる方が疲れが癒される。

ホテルのプールで
プールのホットタブで疲れを癒す

24時頃、就寝。




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