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  第24回 最近のバンコク   2007.2.7 
 
 
 最近のバンコクはパッとしないニュースばかりが伝えられていますが、私はなんら変わらず平和に過ごしてます。
 さて今年でバンコク生活も5年目に突入。
 今年はタイ語学校時代のクラスメート2名の本帰国が決定。
 これでクラスメート9名のうち5名がバンコクを去っていくこととなる。
 タイ語学校はタイに来たばかりの人たちが友人作りに最適の場。
 初心者ばかりで初心者ならではの相談をしたり授業後にいろんなお店へ行ったりと、
 週に何回かは行動を共にした。
 会う機会が減ってもたまに会うとホッとする存在でもある。
 誰かの送別会のたびに「次は私の番」
 「気づいたら見送ってくれる人がいなかったりして」という会話が交わされる。
 残るは4名、最後の1人にはなりたくない、
 でも駐在期間が4〜5年と言われた我が家(もうすぐ在タイ丸4年)、
 いまだ本帰国の「ほ」の字さえ聞かない、
 本帰国どころか次に日本に帰れるのはいつだろうか…。
 
 さて、バンコクはここ2年位で日本人駐在家族がドッと増え、
 それに加えタイ人の日本食ブームのおかげで日本食レストランや日本食材が増えた。
 以前みたいに親に食材や日用品を送ってもらう必要もない。
 
 ちょっと話はそれるが、3年位前にシンガポールへ行ったときに
 シンガポール駐在の方と食事をする機会があった。
 その奥さんは友人に「シンガポールを海外と思って生活しちゃダメ」と言われたらしい。
 どうしてだろう??
 街並みは整備されていて日本に似てる、シンガポーリアンの顔は日本人に似ている、
 日本人がいっぱい住んでいる、でもそれだけではないはず。
 理由を聞いてみた。
 「水道水が飲める」「物価も日本並み」「日本食材に不足がない」その他いろいろ。
 そういえば日本食材の豊富さに驚いたし、モスバーガーや吉野家、
 無印良品などなど日本物がたくさんあるし、
 私の地元で人気のある洋食屋もシンガポール店に出店している。
 同じ東南アジアでもシンガポールだけは別世界って思う。
 
 最近のバンコクはそこまではいかないけど日本ブームが凄い。
 ビアードパパのシュークリームやロイズのチョコ、無印良品もオープンした。
 でも高くて買う気が失せる。
 3月には待望のモスバーガー1号店がオープンする。
 Amazonだって海外発送をしてくれるようになった。
 どうでもいいけどメイドカフェ? 喫茶? とかいうのもオープンした。
 そんなわけで以前よりも日本色が強くなった。
 
 でもバンコクを流れる大きなチャオプラヤー川の水位が限界で、
 5年後にはバンコクは水浸しになるって聞いちゃった以上、
 その前に私たちをタイから脱出させてほしいと願う。
 
 
 
 
 
  
 
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