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  第20回 美味しいぞ! イタリア〜ン   2005.9.20 
 
 
 タイでイタリアン?意外ですよね。
 これがかなりいいんです。
 何がって?
 “美味しい”“安い”“楽しい”、三拍子揃ってるんですよ。
 “楽しい”はいまいち意味わかりませんが、ようするに雰囲気がグッドグッド!
 ほとんどのお店にイタリア人オーナーやイタリア人シェフがいて、
 インテリアもBGMもイタリアそのもの。
 欧米人客はもちろんのこと、
 タイ人やインド人も多いのでバンコクにいるということを忘れる不思議な空間です。
 そのせいだかわかりませんが、
 バンコクにはリストランテやピッツェリアなどのイタリアンレストランがたくさんあります。
 もちろん競争率が激しくなって質もサービス向上も願ってますが…、
 ちょっとお店増えすぎ。
 まっそんなわけでサービスもいろいろ、
 食後にレモンチェッロをグィっと飲ませてくれるお店があったりして
 客としてはありがたい♪
 ピッツェリアではごく普通にデリバリーしてくれるのも嬉しい♪
 
 そういえばピッツェリアに行ったときにふと気づきました。
 バンコクのピッツェリアではタバスコをほとんど見かけない。
 食前に必ず焼きたてパンが出てくる。
 タバスコはアメリカンスタイルで、イタリアではタバスコは使わないそうです。
 たしかにテーブルにタバスコを置いてあるお店はほとんどありません
 (頼めば出てきます)。
 タバスコの代わりに置いてあるのがオリーブオイルとバルサミコビネガー。
 これはパンに付けたりサラダにかけて食べるのが主流。
 バンコクのイタリアンレストラン業界のオーナーはイタリア人がほとんどなので
 スタイルもイタリア式なんですね。
 オリーブオイル&バルサミコビネガーの黄金コンビはいろいろ使えるので、
 我が家にも常備してある調味料です。
 
 というわけで、一応バンコクを題材にしたコラムなので、
 バンコクのイタリアンレストランをいくつか紹介したいとこですが、
 キリがないのでやめておきます。
 その代わりに、私の失敗談でも読んでください
 (バンコクに来る予定のある方、バンコクでイタリアンを食べたくなりそうな方、
 いつでもご質問はお受けします)。
 
 
 とある夜のこと、
 急にピザが食べたくなり以前から気になっていたこじゃれたお店に行きました。
 そしてメニューを見て気づいた。
 この店はピッツェリアじゃなくてもしかしてリ・ス・ト・ラ・ン・テ!?
 「!!( ̄◇ ̄;) 違〜う、私はピザが食べたいのー」(内心叫びました)
 でも今さら出るにも出られず…あたしゃ〜、小心者でね。
 普通、店に入る前に気づくけど…食べることしか頭になくてね。
 挙句の果てには、イタリア語メニューの下に英語で説明…わからんっ!
 日本語で書けっ!
 もー、すっかり頭は大混乱、半笑いしながらコースメニューを注文しました。
 
 これまた出てきた料理を見てビックリ!
 半笑いも高笑いに変わりましたよ。
 すごく素敵な盛り付けにすごく美味しい料理、BGMにはイタリアの曲、
 そしてセンスのいい店内のインテリア、
 隣に座るイタリア人のオジサマたちの話すイタリア語。
 まるでトスカーナを旅している気分。
 たまにはこんなディナーも悪くない。
 あっ、Tシャツにビーサンじゃなくてよかった。
 結果オーライなので、失敗じゃなく成功ということで。
 
 
        
          
            |  バンコクで食べ歩いたお店の名刺たち
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 なんかお腹が空いてきません?今日はイタリアンでもいっときましょうか。
 
 
 
 
 
  
 
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