海洋空間バンコク随感録




 第2回 渋滞とゾウの国!?   2004.2.7


バンコクの渋滞の激しさ排気ガスは半端じゃない。
それに輪をかけて都心部はヒートアイランド現象で暑さもさらに半端じゃない
(おかげで外から戻ると喉は痛いし、鼻の中も真っ黒。
ビオレ鼻パックの減りもやけに早くなってしまった)。
バンコクは信号も横断歩道も少なく、一方通行が多い
場所と時間帯によっては警官が大通りのど真ん中で交通整理をしていて、
まるで人間信号機のよう。
歩行者用の信号なんて1箇所しか見たことがない。
日本にいたときは無駄に信号が多いと思っていたけど、
最近日本の信号の働きの良さに脱帽。
それと忘れちゃいけないのがタイは車優先
信号がないからどんな大通りでも車の頭を突っ込んだもの勝ち。
われ先にと突っ込んでくる車とオートバイに何度ひかれそうになったことか
あ〜恐ろしい。
でも、さすがタイ人は横断のプロ。
道路を横断する時はタイ人の後について渡るのが一番!

バンコク市内の夜の渋滞
バンコク市内の夜の渋滞


そういえば、昨年11月の晩、
3日連続でバンコクの大通りを親子ゾウと飼い主が出稼ぎ?に来ていた。
ゾウは交通量の少ない時間帯にバンコクに来るから渋滞の原因ではありません。
その出稼ぎの内容はというと、
お客さんがその場でゾウの餌となるサトウキビやバナナを飼い主から購入
(一袋10バーツ=約30円)、ゾウに食べさせてあげるという仕組み。
タイではゾウは神様扱いされているから、
たとえ道路を1車線ふさいでいようがクラクションを鳴らす人は見かけない。
クラクションを鳴らしたところでゾウが怒って車ごと潰しちゃうかも…なんちゃって。

一応タイ政府は出稼ぎゾウのバンコク乗り入れを禁止しているようだけど、
現状はまだまだ守られていない。
正直言って、アスファルトの道路の上を
長時間かけて歩いて来るゾウは気の毒に思えてならない。
なんとなく目に涙を浮かべているように見えてしまって
こっちまで悲しくなってしまう。
それにもし途中でゾウさんがウン○とかしちゃったらどうするんだろう?
落ちてるのは見たことないけど、落ちていたら岩と間違えてしまうかも…。

最近はゾウに出会ってないし出会ってもそれほど驚かなくなったけど、
タイに来て間もない頃に近所の居酒屋の前にゾウが立ち止まっていた時は
「なんですとー」って目を疑った!
ゾウが近所を歩いていたら誰だって最初は大声出して驚くことでしょう…
まちがいない!


ここでタイの乗り物をいくつか紹介しましょう。


BTS
スカイトレイン
通称BTS
冷房も効いているモノレール。
非常に快適でもちろん渋滞知らず。


サムロー
通称トゥクトゥクと呼ばれる三輪タクシー。
エンジン音がトゥクトゥクと聞こえるから
この名で呼ばれている。
値段は交渉制。
トゥクトゥク


シーロー
シーロー
路地を走る近距離用の四輪で、
私も含め地元住民がよく利用する。
元は日本製の軽トラで、
改造された荷台に設置された椅子に座る。
写真ではわかりにくいけど屋根付き。
運転手によっては絶叫マシンより怖い。


さて、次回は何を書こうかな〜。






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