2014年6月 7日(土)
2014年5月25日(日)
城崎一泊旅
24日から25日、城崎温泉一泊旅に出掛け、この時期に開催されている「城崎温泉博覧会(城崎オンパク)」のメニューに参加してきた。
2014年5月24日(土)
早起きして8時前に家を出発。
市川SAでの小休止を挟んで、11時前に最初の目的地である「城崎マリンワールド」に到着した。
もうお腹が空いていたので、まずは併設のレストラン「テラス」で昼食。
日和山のダイナミックな海岸線に面した、とても眺めがいい店だ。
青空が広がり、陽気も最高だ。
そして正午からは、事前に申し込んでいた城崎オンパクのプログラムの1つ、「おしゃべり飼育員と巡る水族館のウラ側探検!」に参加する。
常設しているバックヤードツアーの短縮版のようだ、どうやら。
大水槽のアクリルや濾過槽、餌の説明などあったが、何よりの目玉は冷凍ダイオウイカの公開だろう。
3月に地元の漁船が捕ったものらしい。
全長4.3mとのことだが、胴体部分は1.5mほどだろうか。
冷凍庫に無造作に置かれている姿がなかなか憐憫を誘う。
他、展示水槽やマリンワールドの主体である海獣などをゆっくり見て回ったが、どのブースも来場者目線でよく工夫されていて、全体的にとても楽しめた。
セイウチの巨大さ、トドのダイヴ、フンボルトペンギンの散歩、スイムチューブでのパフォーマンスなど、印象に残るトピックスも多い。
最後は、「ダイブアドベンチャー」というテーマパーク張りの迫力のあるアトラクションまで体験して、園を後にした。
宿泊先のお宿、城崎温泉の「但馬屋」に15時過ぎ、到着。
仲良くさせていただいている若旦那・Rくんの旅館で、ようやく客としてお邪魔することができた。
館内は小ぢんまりとしているがさすが、センス良くまとめられている。
夕食前にまずは、内湯に入る。
貸し切りで使用するスタイルの内湯は3つあり、こちらもセンスが光る、快適な空間だ。
そして風呂から上がって夕飯までの空いた時間に、外から戻ってきたR若旦那と、同じく知己のIさんに会え、コーヒーを頂きながらいろいろな話をすることができた。
今日明日とお世話になります。
夕食は特産の但馬牛(ローストビーフとステーキで)、カニ(もうないかと思っていたが、ベニズワイは6月まで出されるそう)に、鯛のしゃぶしゃぶや山菜の天ぷらなどなどで、もちろん腹はち切れそうになるまで堪能し尽くした。
食後、城崎が城崎たる由縁であるところの、外湯巡りへ出掛ける。
温泉に入る前に、まずは期間限定、「地蔵湯」の前で土曜の晩に開催されている「若旦那BAR」へ行き、地元の純米吟醸酒「但馬」を1杯頂く。
お話にならないほど酒には弱い私だが、腹いっぱい食事をした直後だからか、それほど急激に酔いが回ることもなく、美味しく飲むことができた。
この若旦那BAR、どれでもワンドリンク500円というリーズナブルさもあって、本当に大盛況だった。
地蔵湯で熱い湯に浸かった後、散歩がてら温泉街を西の端まで歩き、2軒目は「鴻の湯」へ。
庭園風呂と名付けられた露天風呂がここは気持ちいい。
のんびり湯浴みを楽しんで、宿に帰り着いたのは22時半頃か。
2014年5月25日(日)
6時半に起き、朝食前に内湯へ。
今朝は露天風呂タイプのものに入ったが、新緑のモミジが美しく、心地よい。
天気も昨日に引き続き、快晴だ。
朝食メニューもどれも美味かったが、何より感心したのは細かいことだけど、味噌汁が熱々だったこと。
品数が多い旅館の食事で、こうした心配りが行き届いていることがありがたい。
9時、但馬屋をチェックアウトし、この日に申し込んでいる城崎オンパクプログラムの「幸せの鳥・コウノトリの子育て見学ツアー」に参加するため、集合場所の城崎温泉駅前へ歩いて移動する。
そこで全但バスに乗り込み、「コウノトリ湿地ネット」というNPO代表のご案内で、いざコウノトリ観察へ。
まず向かったのは「ハチゴロウの戸島湿地」。
そこでいきなり、人工営巣塔の上で卵を温め、そしてその下の田んぼで餌を探す1組のカップルに出会うことができた。
観察しながら、ガイドのSさんからコウノトリの生態等に関する説明があり、はぐれメスによる仔殺しのことや、動物性のものしか食べないコウノトリの食性についてなど、勉強になった。
少し湿地の中にも入れてくれ、コウノトリをより近くで観られたのはもちろん、かなり珍しい技術であるという起伏ゲートなんかも見せていただいた。
その後、近くの野上というポイントにいる別のコウノトリや、三江小学校のグラウンドに立っている人工営巣塔の上にいる仔コウノトリなどを観察したが、小学校の方では、ちょうど餌を捕って帰ってきて、雛に食べさせてやる瞬間の親鳥も目撃することができ、僥倖だった。
最後、「コウノトリの郷公園」に立ち寄り、飼育されているコウノトリをさらに至近距離で見たり、ちょっとした買い物などして、城崎温泉に戻ったのが予定の12時を少し越えた頃。
生き物の観察をしたり話を聴くのは本当に楽しい。
ありがとうございました。
温泉街に戻り、但馬屋若旦那のRくんと再び落ち合って、同様に友人である「三國屋」の若旦那・Sさんが昨年オープンした「但馬牛 いろりダイニング三國」で昼食を摂る。
私は1日限定20食という、但馬牛のカツレツを頂いたが、柔らか過ぎだこれは。
そして後でSさんにも説明していただいたが、サシがたっぷり入っているのに全然しつこくない。
但馬牛の真のパフォーマンスだな。
久々に会うことができたSさんとも、自転車の話やら何やらで盛り上がり、レストランと同時に新しくオープンした宿の方の部屋も案内してもらった。
さらに、昼食はRくんにごちそうになってしまい、いやはや面目ない。
城崎の皆さん、どうもありがとうございました。
そしてまた近いうちに。
帰途、SAになっている「道の駅 フレッシュあさご」で地元野菜などまたいろいろ買い込み、西宮に戻ってきた。
日曜の夕方はゴルフ帰りの車が多くて、道が混んでるなあ。
♪ Could I've Been So Blind - The Black Crowes
2014年5月10日(土)
今週も庭仕事
午前中に水槽の掃除と水換えを行い、昼からは庭仕事。
先週、グリーンカーテン用のネットを吊って苗を植えたが、後でよくよく調べると、スイカとメロンでグリーンカーテンを作るのはどうやら難度が高いらしい、と分かった。
果実を受けるネットが別にあった方がベターで、さらに日々の手入れも例えばゴーヤーやアサガオなど、他のイージーなものたちと比べると、必要とされるレヴェルがまったく異なるようだ。
もちろんこんなことは買う前に調べておくべきだったが、「店に行きゃ何とかなるだろう」という甘い見通しで。
というわけで、今日は新しく用意した"オーシャンブルー"と"クレマチス"をその2種の代わりに植えた。
先住の"オカワカメ"と三つ巴で、これから頑張ってもらおう。
♪ We've Had Enough - Michael Jackson
2014年5月 9日(金)
朝型にシフト
火曜は早起きして出勤前に山に入って約35分ラン。
6時台の北山公園のトレイルはほとんど歩く人もおらず、朝陽を浴びる池の水面がとても美しい。
水曜は仕事終わりでスイミングのレッスンに行き、バタフライメインのメニュー(と言いつつも終盤は腕が上がらずクロールに逃亡...)で1450m。
本格的な連休明けということで、人がとても多かった。
そして木、金と再び続けて早朝山ランに出掛け、それぞれ約26分と約38分。
山に入ってすぐに訪れる急勾配の石段が、起き抜けの体にとってはかなりハードだが、空気の気持ち良さがそれを相殺して余りある。
北山池の浅瀬で日光浴をしながら佇んでいるウシガエルとしばし見つめ合った。
家に帰ってくると、肩や背中や髪の毛に、イモムシやケムシやシャクトリムシといった幼虫の類がたいてい1匹2匹ついているのだが、仕方あるまい。
♪ Love Me - Elvis Presley
2014年5月 4日(日)
義母の誕生日お祝いディナーなど
午後から叔父一家が遊びにやってきて、昨日から泊まっている義母とともに、妻の指導でピラティス体験。
私はその間に、久々の山ランに出る。
北山公園、北山緑化植物園、北山ダム、甲山森林公園と巡り、約1時間3分。
さすがにゴールデンウィーク、植物園も森林公園もこれまであまり見たことがないほどに人出が多くて、植物園の駐車場に入場待ちの車列が渋滞を作っている場面など、初めてだ。
一気に上がる気温に動きを活発化させた大きなトカゲや、モーモー鳴くウシガエルなどの姿を拝むことができ、またこの時期は花も緑も本当に鮮やかで、最高の季節だ。
ただ、そこかしこの木の枝からシャクトリムシがとにかくたくさんぶら下がっているので、こいつには気をつけねばならない。
夕刻、総勢6名の皆で出掛け、グランフロント大阪に入っている「リュミエール大阪KARATO」で、一昨日誕生日を迎えた義母を祝う晩餐を頂く。
ゴールドラッシュという品種を使ったトウモロコシのスープ、唐渡シェフのスペシャリテである"野菜の遊園地"に続き、魚介料理に肉料理、そしてベリーがたくさん使われたデザートと食して、今晩も大満足。
大学2回生になった若き従妹や、松山市在住の叔父夫妻とも色々楽しい話をすることができた。
乾杯のシャンペンや義母のバースデイプレートなどサーヴィスしていただき、シェフ&Hちゃん、どうもありがとうございました。
そして1周年、おめでとうございます。
♪ Taxi Driver - Hanoi Rocks
2014年3月 9日(日)
開幕戦から植物園
本日は草野球チームの開幕戦。
9時プレイボールの試合は、風は冷たいけれど好天に恵まれた河川敷で行われ、結果は2-11で大敗。
我が方の失策は二桁を数えてしまい、守備の乱れがそのまま大量失点に結びついてしまった。
先発で4イニング投げ、失点4ながら自責は0、本当にキャッチボールすら昨年12月以来だったが、四死球も0で投げ切ることができたのは大きかった。
打でも珍しく? クリーンヒットが出て、2打数1安打1四球。
一旦家に戻ってから、昼食は「キツツキ」で野菜のごはんとカレー。
食後にリンゴやナッツを使ったデザートとインカソイラテも頂き、体に染み渡った気分。
そういえば我が家でも最近、精米機を導入したのだが、搗きたての米は本当に美味い。
今回はランではなく、午後は妻と一緒に歩いて北山公園~北山緑化植物園へ。
そろそろ梅も盛期かと梅林を覗きに行ったんだが、この1週間ほど気温が上がらなかったためか、チラホラといった趣き。
山中で久々にモズを見る。
植物園内の北山山荘の庭園を眺めながら、抹茶と和菓子を頂いて帰ってきた。
♪ Time For Me To Fly - REO Speedwagon
2014年2月 9日(日)
1時間15分 初めてのトレイル
しばらく前からよく姿を見かけるようにはなっていたが、今朝、今冬も渡ってきたシロハラの写真を久しぶりに撮ってみた。
ジョウビタキが同じヒサカキの木にやってきた一幕もあったが、シロハラに追い払われていた。
水槽の水換えと清掃をして、昼食を摂ってから山ランに出た。
甲山森林公園を一気に関学方面、地すべり資料館まで下り、そこから未踏のトレイルに足を踏み入れてチマチマ上ってくる。
だいぶ網羅はしつつあるが、また森林公園周りにも入ったことのないトレイルが何本かあり、楽しい。
山中で久々にイノシシの後ろ姿を見たが、まだ人に慣れていない若い個体だったようで、すぐに逃げていってしまった。
程よく疲れた、約1時間15分。
♪ Def Jam 2000 - Funkmaster Flex & Big Kap Feat. Fat Man Scoop
2013年9月22日(日)
結果的に山岳LSD
午前、走りに山へ行った。
9月も下旬だというのに、まだまだ嘘のように暑いじゃないか。
甲山森林公園では、まるでペットのように2頭のイノシシを引き連れる老夫妻に遭遇!
聞くと持っているバッグの中に猫の餌が入っているらしく、それ目当てでずっとついてくるようだ。
しかし野良猫の餌付けもいかんよ、事故が起きねばいいが。
走り始めて約50分後、甲山山頂へと至った辺りで軽い吐き気が。
350mlのフラスクボトル1本じゃ全然足りんかったな、暑過ぎる。
単調なロード練習だったら即中断して帰っていたかもしれんが、山なので何とか踏み止まり、ペースを落として続行することにした。
甲山キャンプ場では、写真は撮れんかったが1mほどのヘビにも出遭った。
アオダイショウかヤマカガシか、一瞬だったので同定できず。
そして北山ダムから北山公園を回り、すべて込みで約2時間8分の行程を終えて帰着した。
距離は11km余りだったが、高度上昇は363m。
本当に暑さにやられてしまい、急な登り勾配はもちろん、緩斜度の上りも結構歩いてしまったが、ロードを20km走るよりは高負荷を与えられたかな?
夕方、庭の樹木に水やりをしたが、この夏を過ぎて色々なものが繁茂し過ぎて、なかなか凄まじい状態だ。
フジバカマは元気に咲いてはいるが、背が高くて根元の方から倒れがちなので、何とかせねば。
♪ シンカヌチャー - THE BOOM
2013年9月20日(金)
月下美人の花
2013年8月18日(日)
3年ぶりの潜水
昨日は5時のアラームとともに起床して、実に3年ぶりとなるスクーバダイヴィングへ行ってきた。
場所は舞鶴の冠島。
舞鶴まで2時間も掛からずに着くとは。
冠島周辺は珍しい生き物や大きなターゲットはいないようだが、地形が面白い。
この時期は透明度が非常に高いらしいが、昨日はそれほどでもなく10mちょいぐらいかな。
カサゴやベラ、スズメダイにアジの群れなどが多く目についた。
物陰に潜む小さなタコもいた。
小さなクラゲも多く、皮膚が露出している部分は度々チクチクすることも。
2本目のダイヴでは、引率の新人インストラクターくんがボートをロストしてしまいかなり離れた地点にエキジット、流れる潮に逆らって延々水面移動をして何とか生還するというアクシデントもあったよ。
ダイヴ後は「たかお温泉 ひかりの湯」という日帰り温泉施設で一風呂浴びてさっぱり。
本日は朝からスチュアートで髪を切ってもらい、午後は水槽の水換えと庭木の水やりとか。
水道から出てくる水が30℃を超えているってどういうことよ...。
♪ Fat Mama - 山崎まさよし
2013年8月11日(日)
複合トレーニング
午後、ウェットスーツを着て泳ぐ練習をするためにプールへ行った。
50m×4のアップの後、100mを10本泳いでみた。
確かに浮力は凄く、足にビート板を挟んで泳いでいるみたい。
キックをまったく打たずにプルだけで進んでも、いつも普通にスイムをしているぐらいのタイムになる。
だけどボディバランスを保つ技術が未熟なので、真っ直ぐ泳げなくてコースロープにぶつかってしまうことも。
腕(特に右)も疲れた。
オープンウォーターではなおさら、無駄な体力、筋力を消費せず泳ぐようにせねば...。
帰り、「プランツプランツ」に寄って、友人に去年頂いたリクガメ型花器に合う新しい多肉植物を見繕ってもらってきた。
なんだか攻撃的に生まれ変わったように見える。
今日は言わずもがなの酷暑の中だったが、昼のスイムに続き、夕方はランのトレーニングを敢行。
レースを想定して、ノーソックス、ゴムのシューレースで。
調子がよければ8~10kmほど行こうかな、と当初思っていたが、やはり走り出すと、脚が止まりそうとか呼吸が苦しくなるとかではなくて、暑さのあまりに気が遠くなりつつあったので、5分40秒台/kmキープの約6.5kmでフィニッシュ。
気象庁によると19時時点でも神戸は34℃あったそうだ...。
ただ、暑い、という一点を除けば、それほど動きは悪くなかった。
昼のスイムが体幹、下肢、そして心肺にとってはちょうどいいウォームアップになったのかもしれない。
♪ Renaissance Faire - Blackmore's Night
2013年8月 6日(火)
卵発見!
昨日報告したキジバトの作りかけの巣に、なんと卵が1つ産んであるのを、妻が今日の昼に発見した。
早い。
ゲリラ豪雨や強風の影響等もあってか、まだ巣は完成途上のようだが、果たして大丈夫なんだろうか...?
今日は諸々お世話になっている城崎温泉の若旦那・Sさん率いるご一行が、きれいどころの観光大使3人を伴ってご挨拶に来社され、慌ただしい業務の合間に、フッと心を緩めるひと時を与えてくれた。
また近々にぜひ!
予定より仕事が終わる時間が押してしまったため、遅めの時間から夜ラン。
何とか10km行こうと思っていたのだが、ガーミンの電池がなくなりそうだったので、9kmでフィニッシュ。
ペース走、というには余りにも遅いが、私にとっては口が開かない程度に楽な6分そこそこ/kmでジョグとした。
21時近くてもまだまだ熱中具合は凄くて、全然ペースが上がらんし距離も踏めん...。
あと、ペースを上下する時にどうも私はピッチで調整してしまう癖があるのだが、できればピッチは一定のリズムをキープして、ストライドの幅で調整した方がいいんだろうな、恐らく。
♪ Good Morning Little School Girl - Johnny Winter
2013年8月 5日(月)
キジバトが巣作り?
2013年7月22日(月)
鶏のなれの果て
長かった昨夜から今朝にかけての鉄火場を何とか乗り切り、今日はかねてより一緒に仕事をしてみたかったある人との打ち合わせに臨んだ。
イメージに違わぬ方で、いやー楽しかった。
これからも楽しみだ。
先週末に仕入れた丸1羽の鶏は、本日サムゲタンとなって煮込まれた。
美味い。
体を動かした後のシンプルな疲れとはまた違う、現代人特有の疲労が沈みこんだ五蔵六腑に沁み渡るようだ。
そして今、お隣さんの庭にまたもイノシシ一家。
♪ Wicked Ways - Garbage
2013年7月17日(水)
イノシシ一家またも現る
夜、スイミングスクールへ。
レッスンの総距離は1150m。
最後、100m×3(個人メドレー1本、クロール2本)のスイムが待ち受けていたが、途中のドリルが平泳ぎ中心で腕のスタミナがまだ温存されていたため、何とか乗り切ることができた。
先ほど、妻に呼ばれてヴェランダに行って見てみると、隣家の庭の畑にまたもイノシシ一家がやってきて、食事をしているではないか。
親1頭に仔が2頭、まず間違いなく一昨日家の前で目撃したファミリーだろう。
23:20現在、倒された柵とかを今、お隣のHさんが補修している。
大変だあ。
♪ Ken Kaniff - Eminem
2013年7月15日(月)
帰ったらイノシシ
2013年7月 1日(月)
スピード試走
今晩のランは業務の都合上、充てられる時間がタイトだったので、5km1本勝負をかけて27分で。
ちょっと最初飛ばし過ぎたのでラップタイムはジリ貧になってしまったが、まだ25分で5kmは走れないものの、5分20秒/kmでは何とか走り通せるまでに回復した。
今月中には10kmを55分で走れるようになって、徐々に上げていかねば。
走り終わってシャワールームに戻り、汗だくの顔を鏡で見たら、ユスリカらしき小虫が数匹、額や顎に張りついて死んでいて、ちょっと引いたよ...。
♪ 塔の中の男 - 人間椅子
2013年6月30日(日)
KO
9時プレイボールで草野球の試合。
今日は先発で投げたが、3回5安打8失点(自責点5)と、絵に描いたようなノックアウトを喰らって失意の降板と相成った。
これしきの暑さでバテてたらちょっと情けないな...。
打棒も3打数ノーヒットで、試合は7-12で完敗...。
家に帰って昼飯を食べてから、庭で伸び放題の竹やニセアカシアをちょっとやっつけつつ、飼っているヘルマンリクガメを歩かせる。
途中、姿を現したカナヘビの若い個体とうちのカメがニアミスを遂げるシーンもあり、なかなか興味深かった。
立派なゴマダラカミキリも発見。
田舎暮らし(誇大表現か)は楽しいなあ。
♪ Avalon - Blackmore's Night
2013年6月27日(木)
久々に犬連れラン
今晩のジョグは、結果的に44分余りで7km弱。
ランの途中、愛犬・アンちゃんを散歩させている知人のKさんに偶々出くわし、「この子も連れて走ったって」ということで、1周走ってみることになった。
まだ6歳と元気いっぱいの年齢ながら、走ることを億劫がり、運動不足の様相。
これからもちょくちょく行こか。
帰ってNBAファイナル第7戦を観ていたら、スパーズの控えにT-Macがいるじゃないか。
つい先日、「そういえばT-Mac今どこにいるんだっけ...」とふと思ったばかりだったので、些か驚いた。
今シーズンは中国でプレイしていたが、プレイオフ直前になってスパーズと契約したようだ。
スタッツだけ見るとまったく戦力にはなっていなかったみたいだから、来シーズンNBAで見ることはないんだろうな...。
♪ IT'S SO DELICIOUS - DREAMS COME TRUE
2013年6月22日(土)
久々の山
買い物がてら「サヴーレ」でピックアップしたサンドウィッチを持ち帰り、デッキテラスにチェアを出してアウトドアランチ。
植えたヤマモモの実がかなり色づいてきて、ヒヨドリが突きに来ている。
午後、水槽の水換えと掃除をしてから、久しぶりに山を走りに出る。
北山公園から北山緑化植物園へ至り、グルッとボルダラーの聖地・ロックヒルを経由して北山ダムを回ってきた。
僅か30分弱の行程だったが、久々の山はとても気持ち良かった。
鬱蒼としたエリアのトレイルはやはり昨日までの雨の影響でだいぶぬかるんでいた。
故障している左足は深刻な痛みはなかったが、無意識のうちに庇ってしまっているのか、雨上がりの滑りやすい岩の上に足を置いた際に何回かバランスを崩して滑落しかけたものの踏み止まったのであった。
♪ かりゆしの海 - THE BOOM
2013年6月20日(木)
ベルトの上を6km弱
今日から代車生活、シビックフェリオ。
慣れももちろんあるのだろうが、Aピラーが太いせいで右前方の視界があまり良くないような気がする。
生憎の雨につき、晩はジムでトレッドミル。
10km/hで30分、12km/hで4分走った。
暑過ぎてシャワーを浴びて着替えた後も汗が止まらん。
ちょっとエアコンの設定温度高過ぎでは?
帰途、家の近所の路上で右往左往する小さなウリ坊4匹に遭遇した。
親らしき個体は近くには見えなかった。
雨で視界が悪いし、車に轢かれなければいいが。
♪ やいま - THE BOOM
2013年6月16日(日)
受難
昨日の昼はスイミングスクールへ。
距離は少なめだが、しっかり教えてくれる泳法クラスでレッスンを受けた。
そして本日は9時プレイボールの草野球の試合。
昨日は午後に入ってから夜までずっと雨が降っていたので、ほぼ中止か...、と思いきや、グラウンドの水捌けが驚異的によかったみたいで、無事に開催となった。
しかし、試合は7-13で大敗。
相手チームもよく打ったが、うちの守備が拙過ぎた。
記録に残らないミスが多発。
帰途、阪神高速を走行中に事件は発生。
本線を走る私の車の右側面に、右の合流車線からやってきた車が接触、ぶつけられてしまった。
状況的には完全に災難に遭ってしまった形だが、犠牲にする時間や手間や場合によっては費用等、煩わしいことこの上ない。
参った。
午後、リヴィングルームのトップライトを外から軽く洗った後、今シーズンもすだれを設置。
晩、近所のホタルスポットへ観察に出掛けた。
例年であれば最盛期のはずだが、このところの天候不順が影響しているのか、1匹、2匹とチラチラと舞っている姿が何とか見られたばかり。
来週あたりには増えていたりするのだろうか...?
ホタルの姿はあまり見えなかったが、川に潜むイノシシを妻が発見。
♪ Guerilla Radio - Rage Against The Machine
2013年6月 3日(月)
島根一泊旅
加入しているクレジットカードのサーヴィスとして、星野リゾートに優待料金で泊まれる、という特典が新しくできたので、せっかくだしどこかに行ってみようか、というのがそもそもの始まりだったのだが、ちょうど"平成の大遷宮"にかかっている出雲大社参拝を組み入れて、この度玉造温泉の「界 出雲」へと一泊してきた。
6月1日(土)
8時過ぎに自宅を出発し、中国道、米子道、山陰道を経由して、いざ島根県へ。
休憩込みで4時間弱、正午頃に松江市内の宍道湖畔にある「ふじな亭」という店に入り、昼食を摂る。
私はその名も「遷宮御膳」というゴージャスなやつを頼んでしまい、昼から詰め込んでしまった。
チェックインまではまだ間があるので、松江東部、中海の大根島に位置する「由志園」という庭園へ行ってみる。
ちょうど"花菖蒲まつり"が行われているのに加え、ここには"牡丹の館"なるものがあって、そこには年中満開の牡丹が展示されており、目を楽しませてくれる。
ヤマボウシもシンボルの一つなのか、とても多い。
もちろん日本庭園だが、なんとなくイングリッシュガーデンを思わせるような、微妙な和洋折衷人工感をやや覚えた。
また、この由志園は"高麗人参の里"でもあるようだ。
玉造温泉へと入り、15時半頃、宿泊する「界 出雲」にチェックイン。
周りには大型旅館も多いが、2階建てで造りは小ぢんまりとした、隠れ宿のような雰囲気の旅館。
中庭をグルリと囲むように建っていて、完全に回遊できる。
全室に露天風呂が付いているという客室も、充分広くて落ち着ける。
また、各所にコーヒーメーカーやアイスキャンディーバーなどが備え付けてあって、それらを無料で頂けるのに加えて、大浴場には日本酒が冷やされていて、なんとそれもフリードリンクと、細かなサーヴィスも尽くされていた。
生憎外は小雨が降ってきたが、温泉街を一回り散策。
記紀神話をモチーフにした像がそこかしこに建っていたり、"玉造"の名とも深い関わりを持つ勾玉がはめ込まれた橋があったり。
小1時間ほどブラブラして宿に戻り、茶室で振る舞ってくれる抹茶サーヴィスを頂きに上がる。
8人ほどで神妙に座って待っている間、ともすると緊張してしまいそうだが、そこはお茶の先生が軽いトークで和ませてくれる。
菓子も茶も美味かった。
満を持して、風呂へ。
加水してあるという湯は、これぞ温泉、という強いクセはほとんど感じられないが、出雲大社の社殿を象った湯の注ぎ口が湯船の真ん中に座す内湯、そして広々とした露天岩風呂ともに、適温で非常に寛げる。
居合わせる客もほとんどおらず、のんびりできた。
今回の宿泊プランは1泊朝食付にして、夕飯は付けていなかったため、温泉街へ夕食を摂りに出る。
「キッチン 花音」という店で、私は海鮮丼セットを食べた。
昼もたくさん食べたし、量的にはこれぐらいで充分、味も満足だ。
宿に戻って、少し時間を潰してから、21時よりロビーで行われる雅楽の演奏を聴きに赴く。
龍笛、篳篥、笙、筝の4人編成で、龍笛を吹く最も年配のおじさんがMCも兼ねる。
間近で聴くと各々、ヴォリュームというか音圧がものすごい。
笙のハーモニーたるや、解説の時に仰っていたが、まさに"東洋のパイプオルガン"という異名がふさわしい。
管の音出しやリズムも難しそうだ。
40分ほどのパフォーマンスの後には、楽譜や楽器も近くで見せてもらって、楽しい経験であった。
部屋付きの露天風呂に入ってみてから、就寝。
6月2日(日)
7時半に起き、大浴場で朝風呂を浴びて、8時半から朝食。
巨大なアジの開きや湯豆腐を始め、まさに豪華過ぎる朝飯。
でもすべて平らげることができたのは、やはり美味さの為せる業か。
9時半過ぎ、チェックアウトして、出雲大社へと西へ向かう。
途中、やや渋滞しているところもあり、約1時間掛かって到着した。
事前より目をつけていた「古代出雲歴史博物館」の駐車場に車を停めることができたが、私が入った少し後には「満車です」という警備スタッフの声が聞こえていたから、やはり混んでいるのだろう。
境内に足を踏み入れ、途中、特設ステージで催されている奉納神楽を少し観る。
神西神代神楽保存会による「山ノ神」という演目だった。
そして拝殿へ。
これがあの巨大な注連縄か...、近くで見ると思っていたより小さいかも? などと思いつつ、参拝。
出雲大社は他の一般的な神社の二礼二拍手一礼と異なり、二礼四拍手一礼なんだな。
続いて先月に一大イヴェント「本殿遷座祭」を終えたばかりの本殿、そしてその裏にある素鵞社と回る。
本殿は正面よりも、横や後方から見た方が迫力があるな。
屋根の千木と勝男木が空を切り裂くようでとてもかっこいい。
ん、本殿の西側には神楽殿があるのか、そちらも見ていこう、と足を向けてみたのだが、よくよく説明を読んでみると、こちらに"日本最大級の大注連縄"があると書いてあるじゃないか!
危ない、もうちょっとで勘違いを抱えて帰るところだった。
なるほど、確かに神楽殿の注連縄はデカい。
これだこれだ。
中では結婚式が執り行われていた。
境内の一角では抹茶と菓子が振る舞われていて、そちらにもブラリと足を向ける。
案内をされてみると、そこには昨日旅館の茶室で茶を点ててくれた先生その人が!
なかなかの偶然であった。
そろそろ12時半、出雲そばを喰いに行こうではないか。
案の定、周辺の店はどこも行列ができているが、中でも少し歩いて"四ツ角"にある「かねや」という蕎麦店へ。
15分ほど並んで、席に着くことができた。
私は「三色割子そば 三段」をオーダー。
1段は普通の薬味、1段はとろろ、1段は生卵が載っている。
実に美味かった。
食後、近くの「とみや」という店で、"ひやどら"と名付けられた冷たいどら焼きを頬張る。
これも美味い。
プラプラ歩いて戻って、古代出雲歴史博物館へ入り、展示を鑑賞する。
まず常設展示で、目を惹くのはやはり古代の巨大神殿復元模型。
高さ48m、スロープ状の長い階段が続く威容は何物をも圧倒する。
ロビー中央には出土した"宇豆柱"も飾られていて、興奮を加速させる。
他、尋常ならざる数の銅剣や銅鐸が飾られていた様も凄まじかった。
特別展として催されていたのは、その名も「出雲大社展」。
ここでも、巨大神殿にまつわる資料が印象に残った。
15時過ぎ、博物館を後にして、帰途に就く。
途中、食事休憩も挟んで約4時間半の行程を無事に進み、20時前に自宅に帰着した。
♪ 賽の河原 - 人間椅子
2013年5月25日(土)
エナガ襲来
2013年5月18日(土)
強敵に勝利
9時から、会社の野球部が加盟しているリーグの公式戦があり、参加。
先発で投げたが、もはや夏のような日差しで、ちょっと応えた。
相手も強いチームだったが、なんと3回までパーフェクトに抑え、4回にエラーが続いて2点を失ったものの、4イニングノーヒット、2失点(自責点0)という成績でリリーフにバトンタッチ。
3回に作り出したビッグイニングで奪った4点を守り通し、見事4-2で勝利!
リリーフした大先輩も3イニングを無安打に抑え、39歳→49歳のノーヒッターリレーが完成!
それにしてもうちのチーム、若い奴も増えたし、何より今日なんか総勢16人も来てるし、数年前の面影がまるでない"戦う集団"になってしまっていて、いやはや。
ふざけてつまらんミスなど決してできぬ空気じゃないか。
しかし悪くない雰囲気だ。
帰ってきて、シャワーを浴びる前に庭で一仕事。
すぐ伸びてくる竹を伐採した後は、自生している野生のノイチゴを収穫した。
さっそく昼飯時に食べたが、甘酸っぱくて爽やかな風味。
ヘルマンリクガメのシロも興奮してパクついていた。
ちょうどヤマボウシの花がきれいに咲き、ジューンベリー、ヤマモモの実も膨らんできた。
また、庭に出ると虫やトカゲなどの生態も観察できて、ついつい長居してしまう。
♪ Heal The World - Michael Jackson
2013年5月 5日(日)
岐阜一泊小旅行
昨日今日と、妻、義父母と4人で岐阜の長良川温泉に泊まる小旅行に行ってきた。
5月4日(土祝)
10時新大阪発ののぞみで名古屋まで移動し、車で迎えに来てくれていた妻、義父母と合流して、名古屋高速と国道22号で岐阜へと向かう。
やっぱり道は混んでいる。
途中、岐南町にある「なまずや」という川魚料理の店で昼飯。
生憎なまずの蒲焼きは切れていたが、うなぎの蒲焼きと鯉の洗い等がついた定食は美味だった。
14時頃には宿泊する長良川温泉の「十八楼」に到着。
この辺りは15年前、私が駆け出しのディレクターだった頃に仕事で訪れたことがあり、とても懐かしい。
あれは雨中の鵜飼のロケだったが、その時の記憶がまざまざと甦るのであった。
宿の駐車場に車を停めて、岐阜城目指して金華山ロープウェイ乗り場へ。
岐阜公園内を歩いている途中、織田信長の扮装に身を包んだ御仁に遭遇、観光案内人だろう。
さすがにゴールデンウィーク真っ只中、ロープウェイに乗るために40分ほど並んだ。
無論山頂にも人は溢れていたが、岐阜城(天守閣からの眺望は気持ちよかった)、そして資料館を見て回り、再び30分以上人の列に並んで、ロープウェイで下山。
この時点で16時過ぎ。
十八楼にチェックインし、部屋へ。
最上階の7階からは、長良川、停泊している屋形船、そして対岸にある長良川球場や競技場もよく見える。
17時から、宿泊者対象で宿の近隣を少し歩いて解説をしてくれる無料ミニツアーがあるというので、4人揃ってそれに参加。
行ってみると、なんとガイドは昼間に岐阜公園で遭遇した織田信長公であった。
これは幸運に恵まれた。
宿が位置する川原町という通りを中心に歩きながら、様々な説明をしていただき、大変面白かった。
この川原町は電線が地中埋設されていて、なるほど景観がスッキリしている。
定員は20名ということだったが、おそらく30人以上は参加していただろう、信長公も「やり甲斐があるわ」と呟きながら力が入っていたようで、予定所要時間30分のところ、40分以上もガイドしてくれていた。
旅館に戻り、夕食の前に一風呂浴びる。
展望風呂の眺めはよく、蔵の湯も趣があった。
19時前から部屋で会席料理の夕飯。
稚鮎の甘露煮や鱒の巻き寿司、焼きタケノコといった川の幸に加え、アワビや伊勢海老、造りなどの海の幸に、飛騨牛の味しゃぶ、さらには鮎雑炊等もあって、こういった旅館の夕飯の常のように、腹はち切れんばかりになって完食。
美味かった。
20時からロビーで"エアー"という男女ヴォーカルデュオによるコンサートが開かれており、食後それを聴きに行く。
落ち着いた大人のジャズ、といった風で、しみじみと聴き入ってしまう類の音楽を堪能した。
その後、20時45分からは場所を変えて大広間で餅つき大会。
イヴェント目白押しで楽しいなあ。
子供の参加者がつき終わった後、今度は大人の希望者が壇上に上がってつくのだが、そのトップバッターを張りきって務めさせていただいた。
思えば餅をつくなど初めての経験ではないだろうか。
つきたての餅をあんこときなこで頂いたが、言うまでもなくますます腹は膨らんだ。
寝る前にもう1回風呂入る。
5月5日(日祝)
早く目が覚めてしまい、6時半頃から朝風呂へ。
昨夜と男女入れ替わっており、こちらの方も好天下の露天風呂を始め、心地よかった。
7時半過ぎ頃からのんびりと朝ごはん。
朝食はブッフェ形式だったが、ヴァリエーションがとても豊富で、味もさることながら楽しい。
ついついたくさん食べてしまうな。
のんびり過ごす義父母とは別行動をとり、私と妻は10時から始まる、指定各旅館宿泊者限定の無料観光ツアーに参加してきた。
また信長公がガイドだったら面白過ぎるがな、と思っていたのだが、さすがにそこまで奇跡は重ならず、元学校の教師をしていたというおばちゃんの案内人であった。
でもツアー開始直後に、岐阜公園の中でやっぱり信長公には出遭ったけど!
ツアーは岐阜公園からスタートし、信長居館跡、岐阜大仏、川原町等を巡り、その途中の道々で、"武者隠し"の紹介や「名和昆虫博物館」の解説等が挟み込まれる。
日本三大大仏といえば、奈良、鎌倉、そして三番目は高岡だとすっかり私は思い込んでいたが、どうやらこの岐阜だという説もあるようで、ガイドのおばちゃんはもうそれに盲従していた。
なるほど、この岐阜大仏は顔がうつむいていて、確かに参拝者と目が合うみたいだね。
ただ歩くのでも、説明を聞くのと聞かないのとでは大違い、有意義な散策となった。
11時20分頃、ちょうど十八楼にて散会。
今回泊まった十八楼という宿は、この辺りでもおそらく最大級の観光ホテルだが、従業員も皆教育が行き届いていて、サーヴィスも不足なく、この最も客が多いであろう繁忙期にも充分に満足を得られる旅館だった。
義父母と合流し、4人で町をブラつく。
さっき私たちが見てきた大仏に2人を案内してから、先ほどは外から眺めるだけだった名和昆虫博物館に今度は入場、見学する。
壁一面の青が鮮やかなモルフォの膨大な標本を始め、男子なら心躍る世界の甲虫類等も種類豊富で、素晴らしいコレクションだ。
もちろん、この名和昆虫博物館の創設者である名和靖氏が命名したギフチョウのコーナーも充実している。
また、館内で使われている太い木の柱は、かつて唐招提寺で使用されていたもので、シロアリ被害に遭っていたそれが交換された時に譲り受けて持ってきたらしい。
名和氏は元々害虫研究に尽力していたということで、そんな繋がりが窺い知れる。
13時半頃、「川原町泉屋」という鮎料理の店で昼食。
定番料理はもちろん、ニョッキやピザ等に至るまで悉く鮎が使われており、どれも美味い。
鮒寿司そっくりの鮎の熟れ寿司なる珍味もあり、単品でそれも注文して食す。
また私の頼んだ鮎ラーメンは、薄味、細麺のラーメンの上に炭火で焼いた開きの鮎が載っている一品で、だしにも鮎の味が効いている。
満足。
食後、岐阜駅に移動して、私のみそこで3人に別れを告げ、JRで名古屋へ。
妻はもう一泊名古屋の実家でしてくるので、新幹線で独り関西へと戻るのであった。
ちなみに名古屋から東京方面へと向かう新幹線はほぼ満席だったが、大阪方面へ下る分は充分余裕あり。
日本最大の都市と第2位のそれとの差は大きいな、と実感。
17時過ぎには西宮の自宅に帰着した。
♪ Shock Um Down - Warrior Soul
2013年4月28日(日)
週末の動き
昨日は妻がランチミーティングと称して「アルテシンポジオ」に行ったので、私は「オコナ」でアロハピザを食べた。
マスターがSNSで、極上の豆が入荷してテンションアップ! と興奮極まる書き込みをしていたので、つい策略に嵌まってその「ハワイコナ エクストラファンシー」を淹れてもらった。
お値段1000円ナリのフレッシュなエクストラファンシーは、煎った後、挽いた後それぞれ香りもさることながら、湯を注いだ時の粉の膨らみ具合がもう度を超していて、コーヒーが好きな人間にとってはこれを見ているだけで嬉しくなる。
ささやかな贅を楽しんだ。
ランチミーティングを終えた妻が、そのお仲間2人とともに帰宅。
おひと方は所用のため短い滞在で帰られたが、残るマッキーを伴い、話の流れで北山公園ショートウォーキングに出掛ける。
北山ダムから北山緑化植物園まで下り、東に抜けて北山池の畔を通り、妙龍寺脇へと出て戻る1時間ちょっとに過ぎない行程だったが、久々に山に入って少し心身が浄化された気分。
もうすぐ5月だが、まだ花粉は飛んでいるようで、昨日マスクをせずに歩き回ったせいだろう、今朝起きたらやっぱり鼻がムズムズしてクシャミ連発。
もうアレグラはなくなったので今季は我慢だ。
今日は朝のうちに敷地内の竹や雑草を成敗していたのだが、去年株分けしてもらったフジバカマが元気な新芽を出しているのを確認することができた。
花を咲かせたらいいな。
昼、スイミングスクールへ。
連休中なので人は少ないかと思いきや、予想に反して大盛況。
距離は600mにも届かず少ないんだが、今日はずっとバタフライばかりのメニューだったのでもう最後は腕が上がらない。
乳酸溜まりまくり。
遅めのランチは夙川サニーガーデンの「バガヴァッド」へ。
私はワンプレートランチ、妻はタンドリーチキンサンドウィッチを食べて、食後には黒糖チーズケーキと甘いチャイを。
今日はいつもよりスパイライスの量が多かった? カレーもバッチリおかわりして、お腹いっぱいだ。
チャパティをパクつきながら、異国にいる気分を料理とともに味わう。
店を出て、苦楽園口のいかりスーパーで買い物して帰宅。
もはや心地は初夏だ。
庭には虫が動く姿も急に増えてきた。
♪ Bodhisattva - Steely Dan
2013年3月10日(日)
蟄居
この土日、ほぼ外を出歩かず静養に努めているが、足の回復具合にどうも納得がいかぬ。
もちろん日を追うごとに痛みは薄くなり、歩きやすくなってはいるのだが、その推移は遅々。
腓骨筋腱の負傷から1週間、そろそろ今日あたりには元通りの感覚で歩いているイメージを勝手に持っていたが、まだ前足部に体重を掛けたり横方向に捻ると、くるぶしの下あたりに結構な痛みが走る。
ということは通常歩行や階段昇降にも制限は掛かる。
まあ中身は成長していなくても今年で40、そら昔のようにはいかんわなあ。
運動再開はもう少し先。
今日は昼間に水槽の水換えを行った。
午後、リヴィングで寛いでいたら、窓の外にヤマガラが。
おお、と写真を撮っていると、今度はカワラヒワが2羽。
山中には多いが、家のすぐ近くでカワラヒワを見るのはちょっと珍しいかも。
♪ 西武門節 - 宮沢和史
2013年2月24日(日)
山と鳥
実のところ、今日行われた「すもとマラソン」というハーフマラソンにエントリーしていて、万全であれば調整として走ろうと思っていたんだが、生憎左膝が万全ではないので自重してDNS。
東京マラソンをテレビ観戦して、昼飯を食べてから山ランに出た。
今日は初めて大沢西宮線の西側を攻めてみた。
まずは北山公園に入って北上、そして北山ダムの南側トレイル経由で鷲林寺を目指す。
鷲林寺に至るまでの舗装路の勾配が結構とんでもなくて、すでに心臓は破れそうだ。
そして境内の裏にあるトレイルから観音山を目指して登り始める。
途中、ただの1人の登山者とも行き会わず、登山路はひたすら険しく、両手も駆使しなければ登れない箇所も多い。
確かこの道は...、と思い、帰宅してから昭文社の「山と高原地図 六甲・摩耶」を見直したら、このルートには"○危マーク"がついていた!
やっぱり。
しかし何とか観音山山頂に到着。
家を出てから約45分。
それにしても寒い!
標高526mといえども侮るなかれ、ごうごう吹く突風の冷たさが、汗が引いた体に堪える。
晴れてはいるが雪が舞っている時間も長く、また日陰になっているトレイルにも積雪がある。
ここから針路を南に取り、途中で東に折れてカベノ城を通り過ぎ、剣谷登山口から住宅街へと降り立った。
実はカベノ城はぜひ行きたいと思っていて、どこかな、と探しながらずっと走っていたんだが、まったく分からないままに過ぎてしまった。
てっきり違う道を来てしまった、と思い込んでいたが、後でGPSの経路を見たらちゃんとカベノ城を通っているじゃないか。
あれ~?
剣谷からは大沢西宮線を下り、北山緑化植物園から北山公園に侵入、再び北山ダムまで出て、帰宅した。
1時間41分13秒で距離は10.56km、高度上昇482m。
尾羽の青が美しいルリビタキが目の前を横切ったのが印象的だった。
肝心の左膝は、まったく痛みを感じないまま快調に走っていたんだが、途中で木の根に躓いてズッコケてしまい、その時にあろうことか左膝そのものを痛打、それから痛くなってしまった...。
アホ過ぎる。
トレイルランニングも少しずつ経験を重ねてきて、なんとなく走り方が分かってきたような気がする。
下りでいい感じにスピードが乗っている時は、その速度に怯んで下手にブレーキをかけようとしたりすると、後傾してしまったり足を置く場所に迷ったりして、却って転倒の危険が高まる。
この辺りはスキーやスノーボードとも通じるものがある。
重力に自然に身を任せながら、かつ路面状態には気を配りながら駆け下りるべし。
安全を確保するために集中力を持続することを要求されるから、体よりも脳が疲れるかも?
しかしこんなとこで例えばトレイルから外れて転げ落ちたりしたらまず発見されないだろうから、1人で山に入るのは危険だな、よく考えたら。
昨日のロルフィングの影響か、なんとなく筋肉痛のような疲労感を朝から両脚に感じていたんだが、それに加えての山ランで大臀筋を中心に心地よい張り。
晩は「アルテシンポジオ」で夕飯。
荻堂シェフより、キンクロハジロという水鳥が入荷したと連絡が入り、早速訪れた次第。
鴨の仲間の渡り鳥だが、食材としてこの名は初めて聞いた。
いつもの軽食の後、前菜はキンメダイのカルパッチョに、色々な野菜が載ったバッファローのモッツァレラチーズ(私はチーズの中でもモッツァレラが一番好きというのもあるが、それにしてもクリーミーな絶品だった)、パスタがカキのタリオリーニ(坂越産のカキの身が厚くて最高)で、魚がカダイフを衣にしたタラのフリット、そしてメインディッシュのキンクロハジロ。
キンクロハジロは、手羽、胸、モモ、心臓、肝臓、砂ずりと色々な部位を少しずつ出してくれたんだが、例えば手羽と胸とモモの肉の味わいがそれぞれ異なっていて、とても面白い。
そしてキンクロハジロは貝を殻ごと丸呑みするという習性があるため、砂ずりが発達しておりデカいのなんの。
堪能した。
オリーヴの実が入った自家製パンもとても美味かった。
ごちそうさまでした!
♪ The Boss's Car - John Scofield
2013年2月16日(土)
今日の鳥
2013年2月10日(日)
5000円ラン
今朝はリヴィングからモズが見えた。
それほど珍しい鳥ではないと思うが、家からこのようにジックリ観られる機会はそうそうない。
辺りをジッと見渡していて、明らかに獲物を探している風だった。
さらに夕方には、なんとコゲラが木をコンコンつついているのを同じくリヴィングから発見!
これもキツツキの中では割とポピュラーな種のはずだが、それでも家から見えた時には軽い興奮状態になってしまった。
2羽おったな。
10時半過ぎぐらいから久々にロードのロングランに出た。
初めてとなる30km走にチャレンジ。
15~16km辺りまでは1km6分を超えない平均ペースを守ることができたが、そこから徐々に落ち始めた。
少しマシになっていた左膝がそれぐらいから気になり始め、さらに20kmを超えると両足の裏が痛いの疲れたの。
1月6日に28kmを走った時よりも明らかに調子は悪かったな。
ここにきて不安が拭えぬ。
30.76kmで、3時間13分25秒。
しかし何といっても一番のアクシデントは、13.6km地点の芦屋浜でコンタクトレンズを落としてしまったことだ!
どうにも見つからなくて諦めた瞬間、このままタクシー乗って家帰ったろかしらん、という思いが頭を掠めたが、何とか気を取り直して片目コンタクトで走り続けたのであった。
よーあっこから17kmも走ったなー。
家に帰ってCSのスペースシャワーTVプラスを観ていたら、「We Are The World」のヴィデオクリップが流れてきた。
久々に観入ったが、レジェンドクラスのアーティストたちが順に節を回していく様に、30年近くの時を超越して涙がこぼれる。
間違いなく20世紀を代表する名曲の1つだ。
そら北朝鮮も使いたくなるわ。
♪ We Are The World - USA for Africa
2013年2月 3日(日)
山遊び
朝食を済ませてから、久しぶりに北山ダム~甲山森林公園を回る山岳走に出た。
調子が良ければ3周、2時間以上走るつもりだったが、生憎不調で、2周で帰ってきた。
約92分。
去年11月頃の同コースのタイムと比べると5分ほど短縮はされているので、スピード練習の成果は多少出ているのかな、と思うが、持久力に関しては今日は保たなかった。
摩耶山1時間登坂こそあったものの、1月13日のハーフマラソン以降、20km以上の距離を走っていないので、スタミナが足りていないのかもしれん。
あるいは、私が給水ポイントに定めている甲山森林公園内の水飲み場まで普段は44~45分かかるところ、今日は40分ほどだったので、序盤に飛ばし過ぎたか。
余談ながらその給水ポイント、"凍結防止のため当分の間水を止めます"という貼り紙とともに、断水の仕打ち。
これに頼る者もおるんやで...。
1km弱先の、北山ダムの水飲み場はちゃんと水が出たので事なきを得た。
左の膝と左足の裏が少し痛んだのも、早めに切り上げた一因。
家に帰って、「別府大分毎日マラソン」を視聴したが、川内優輝選手と中本健太郎選手の14kmに渡るマッチレースは凄かったなあ。
世界のレヴェルとは遠く隔たるとはいえ、これこそが日本トップの叩き合いだ。
14時過ぎから、天気も良いので妻と北山公園方面へ散歩に出た。
山中のトレイルを歩いて北山緑化植物園に至り、鳥や花などに心を移しながら梅林を通って北山ダムに出るコースを辿ってきた。
シロハラ、ジョウビタキ、ツグミ、メジロなどが見られ、また北山池のほとりでは、比較的警戒心の強い中型のイノシシが1頭。
冬も命の気配は濃厚だ。
♪ Bad Craziness - D:A:D
2013年2月 1日(金)
トレッドミル30分
昨晩、家に帰る途中、道の真ん中に何やら黒い塊のようなものがあるな、危ないなあ、と思っていたら、大きなイノシシだった。
結構久々に見たかも。
自宅から約200mの場所での出来事。
今晩は雨ということだったので、端からインドアで走る用意を持っていっており、予定通り会社近くのジムでトレッドミルを走ってきた。
時速12kmで30分。
THE SAMSONを履いて走ったが、左足裏、親指の付け根辺りの皮膚が若干ヒリヒリと痛い。
中で少々ズレていたようだ。
ソックスを厚くするか、紐をきつくするか。
少し前のニュースだが、ビル・カートライト氏が大阪エヴェッサのヘッドコーチに就任とな。
デヴィッド・ベノワ氏やマハムド・アブドゥル・ラウーフ氏の時も驚いたが、今回もそれに匹敵するインパクトだ。
まあでもJリーグにジーコが来た、ぐらいの衝撃にはまだ及ばないんだろうな、色んな意味で。
♪ Clampdown - The Clash
2012年12月25日(火)
早くも仕事納め
昨朝、ウッドデッキテラスの上で野鳥が1羽、哀れにも死んでいた。
窓に激突した形跡はないし、死因は不明。
その時には種が同定できなかったが、後で調べてみたら白い腹が印象的だったこの鳥は、どうやらシロハラという種のようだ。
冬だけ渡ってくる鳥らしく、道理であまり見かけることがない。
私が仕事に出掛けた後、妻が庭に葬った。
何と早々に、昨日、24日が今年の最終勤務日。
というわけで、オンエア後、40名ほどが集って盛大に忘年会が催された。
鍋料理で腹を膨らせた後は、皆が持ち寄った賞品・賞金を賭けたビンゴ大会で盛り上がる。
私も自らが欲しいタニタのインナースキャンを提供した。
それにしても会社に入って17年、こんなに長い年末年始休暇は初めてだ。
何をしようかな...。
♪ Wishing Well - Free
2012年12月 1日(土)
甲山名物
8時半過ぎから走りに出た。
今日は曇りだからそんなに景色もよくないだろう...、とカメラは持たずに走っていたら、俄かに広がる晴れ間。
これは! と意を決し、途中で一度家に帰り、iPhoneを持って再び山へ。
だがここで私の本領発揮、そこから陽はずっと陰り続け、挙句の果てには雨まで降り出す始末!
2時間以上走る予定だったが、慌てて帰宅しジャスト1時間走に終わってしまった。
しかし、森林公園内で遭遇したイノシシの写真を収めることができたのが、iPhoneを取りに戻ったせめてもの報いだった。
こいつは先週見た奴とほぼ同じ大きさで同じ場所にいたから、同一個体の可能性が極めて高い。
人(つまり私)がジーッと見ていると、ドドドとこちらに向かって突進してきて、ちょっと恐ろしい。
柵がなければ一目散に逃げねばならなかったぞ。
間違いなく、風邪気味のようだ。
筋肉の働かなさ具合や頭の揺らぎ、目の奥の辺りの感覚が、風邪っぽい時のそれ。
昼飯は久々に「ゆう庵」で美味いうどんを喰い、それから何箇所か寄って諸々の買い物。
そして夕方は、水槽の掃除と水換えを行った。
iTunes11をインストールしたけど、だいぶ変わったね。
♪ Whiskey In The Morning - Buckcherry
2012年11月30日(金)
エンマムシを知る
2012年11月25日(日)
大阪の中のニューオリンズ
8時半から山へ走りに出た。
気持ちのいい快晴。
ちょっと短めのLSDということで、96分余り。
北山ダム周り、甲山、森林公園内の紅葉がどれもまさに見頃となっており、ハイカーファミリーやトレラン兄さんたちの他、一眼レフおやじも多数出没。
朝陽を浴びて光る甲山を向正面に見据えるシンボルゾーンからの光景は本当に見事で、普段走る時は携帯していないカメラやカメラ付き携帯電話を、今日ばかりは持っときゃよかったな、と軽く後悔した。
また、甲山名物? のイノシシもやっぱりいて、今日の奴は私よりも重そうな大きな個体。
散歩中のミニチュアダックスフントが少し離れたところからキャンキャンと一所懸命吠えたてていたが、奴は例の如くまったく無視して木の実か何かを食べていた。
夕刻、友人のC.C. & Hさん夫妻が西大橋にオープンした店「ビストロ ニューオリンズ」のグランドオープニングパーティー最終日に妻と行く。
ニューオリンズ出身のC.C.の料理好きが高じて念願の出店となった次第だが、その名の通り、ケイジャン料理というのかクレオール料理というのか、ニューオリンズの味が大阪で楽しめる。
ナマズのフライにジャンバラヤやクレオールホワイトビーンズが載ったライス、そしてペースト状のカニ肉あるいはスパイシーなチョリソー、ローストビーフなどが挟まったハンバーガー風のサンドウィッチなど、どれもガツンと美味かった。
今日も時間が深まるにつれて席はほぼ埋まっていったが、昨日、さらに一昨日は大盛況だったようだ。
店では夫妻を通して知り合った友人たちとも会えたりして、楽しい日曜夜のひとときとなった。
開店、誠におめでとうございます!
♪ Heart Of Mine - Bobby Caldwell
2012年11月18日(日)
腹筋の奥の方が痛い
今日は9時プレイボールで草野球の試合が予定されていたんだが、生憎グラウンド状態不良のため残念ながら中止の決定を下した。
今年最終戦の予定だったんだけどなあ。
8時半過ぎから走りに出た。
いつもの北山ダム~甲山森林公園コースをジャスト90分。
走り始めは少し脚が重かったけど、1時間ほど走ったらようやくこなれてきた感じ。
が、余力を残して無理は禁物。
森林公園のシンボルゾーンのところで1頭の小さなイノシシに遭遇。
おそらく10kgにも満たない、ウリ模様が消えて間もないような仔イノシシだと思うが、人なんかには目もくれず懸命に地面を漁っていた。
ロング走を通して、体幹が弱い、使えていないなあ、と実感したこともあり、午後、リフォーマーというピラティス用のマシンを使って妻に体幹のインナーマッスルを鍛えるトレーニングを教えてもらったが、それをやったらますます腹筋・背筋の奥の方が痛くなって、深層筋不足を重ねて思い知らされることとなった。
今日は朝からずっと、飼っているヘルマンリクガメの活性が初冬とは思えないほど高い。
食欲も極めて旺盛で、今もまだ歩き回っている。
どうしたんだ一体。
♪ Feeding The Flame - Thunder
2012年11月 3日(土)
本番1週間前のロング走
今朝は北山ダム&甲山森林公園方面へロング走。
2時間7分39秒、先週より少しだけ短いが、高度上昇値は392mに達する山岳走となった。
日向はそこそこ暑いものの、陰に入ると急に体感温度が下がる。
珍しく途中で小用を足すこととなり、発汗量が減っていることが窺える。
森林公園の中にある、みくるま池越しに甲山を仰ぎ見ると、目に飛び込んでくる手前の色とりどりの紅葉がとても鮮やかで美しい。
風は冷たいが晴れていたので、テラスにハンモックを吊って、ゴロンと読書。
これから順当に寒くなっていくとしたら、今年はもう最後かな?
ヒヨドリがけたたましく鳴いている。
妻が少し風邪気味なので滋養のあるものを、ということで、参鶏湯目当てで越木岩筋にある「成田屋」へ。
総身が骨までグズグズに煮込まれた鶏、トロリとしたスープ、巨大な朝鮮人参やナツメ等、値に見合う逸品であった。
私も夕方、油断して薄着で庭木に水やりをしていたため、ちょっと頭が痛くなりかけているのだが、これは温まった。
♪ Shock Rock - T.Rex
2012年10月27日(土)
幸せな空間
今朝は少し食べてから、9時過ぎに走りに出る。
最低120分は走るべく、いつもの北山ダム周回~甲山森林公園を回るコースを3周行ってきた。
距離は約20kmに過ぎないが、高度上昇値はついに400mを超えて、締めて2時間13分35秒。
さすがに精根尽き果てそうだ。
90分まで刻んでいたペースを、それ以降もキープするのは非常に厳しいということがよく分かった。
来月のハーフマラソンを前に、恐らく本番で走るであろう以上の時間を走り続けたことはよかったが、その先、例えばフルマラソンを走ろうという気力は逆にちょっと衰えてしまったかも...。
それにしてもこのコースはいい。
長い&急な上り下りあり、未舗装路あり、凸凹の悪路あり、水飲み場が複数あり、行き交うハイカー&ランナーが多くて張り合いあり、信号はなし。
そしてこれはおまけだが、自然環境に恵まれている。
今日も、山中を走っている時に私のすぐ目の前をヤマガラやキジバトが飛んで横切っていき、ビックリするやら嬉しくなるやら。
午後は、仕事&草野球仲間であるSの結婚式と披露宴に参列した。
会場はJR大阪駅のノースゲートビルにある「ラグナヴェール プレミア」という、新しくてゴージャスなホールだ。
食事もとても美味だった。
今でこそ売れっ子で忙しいSだが、仕事がなくて喰うや喰わずだった頃から間近で見てきた1人として、このようにハレの日を迎えられたことを心から嬉しく思う。
最後の挨拶も立派なものだった。
本当におめでとう!
♪ The Long Run - Eagles
2012年10月21日(日)
獣道ラン
今日の午前中は帝国ホテルの会議室にて、政治や経済や報道のあり方などについて語り合うという、なかなか非日常的な懇話会に臨席してきた。
私もいくばくかの意見は述べさせてはいただいたが、一番の若輩者故、諸先輩方の言葉に耳を傾けて勉強をさせていただく、という時間が主となった。
夕刻、ちょっと長めのランに出る。
いつもの北山ダム周回から甲山森林公園を回ってくるコースを今日は2周、時間は97分少々に及んだ。
距離は15kmにも満たなかったが、高度上昇値は、ガーミンを使い出した去年8月以降のランでは最高となる299mに達し、それなりの負荷は掛かっただろう。
来週は120分以上走ろう。
山の中には、イノシシが土を掘った痕跡や足跡が多数見られ、そんなところからも秋が感じられた。
駅近のマンションに住んでいる時には、こんな形でも季節の移ろいを意識させられるなどとは努々思わなかった。
♪ The Fourth Reich - Warrior Soul
2012年10月17日(水)
トレッドミル40分
昨朝7時半頃、朝食を摂っているとテラスの窓ガラスの方から、バーン! という派手な音が。
見ると、テラスに大きな白いオウムが仁王立ちして、呆然としているではないか。
どうやらペットのオウムが逃げ出して迷い込んできて、窓に激突したようだ。
早速いそいそとカメラを出して、サイズ、アングルを変えて何枚かシャッターを切った。
しばしウロウロと歩き回っているそやつは飼われていた個体だろうから、ひょっとしたら人に慣れているかも、と思い、外に出てみようとガラガラ戸を開けてみたら、やっぱりバッサと飛んで逃げていってしまった。
はて、どんな写真が撮れたかな...、とカメラをチェックしてみると、なんということかSDカードが入っていなかった!
朝からガックリなんてもんじゃなかった。
オウム飛来という大事件の後に訪れた凄惨な大事故だ、これは。
前に使っていたコンパクトデジカメは記録メディアを入れ忘れていても、本体内蔵のフラッシュメモリが何枚かは収めてくれたな、そういえば。
今日は生憎の大雨。
だからといって、今晩は走れないなあ仕方ない、と尻尾を巻いて帰ってはあまりにもアレなので、天六にあるスポーツクラブまで足を運び、トレッドミルに乗ってくることにした。
速度10km/h、斜度0.5%上りでまずは30分、その後5分は斜度を0にして12km/h、最後5分は11km/hで、締めて40分。
距離換算すると6.9kmぐらいか。
トレッドミルで走った経験は今までほとんどないので、新鮮な運動だったが、スポーツクラブを出て帰る時、横断歩道の青信号が点滅し出したので思わず走ったら、なんだか真上にピョンコピョンコ飛び上がっているばかりで、あまり前に推進しないおかしな動きになってしまっていたような気がする。
私が慣れておらぬということももちろんあるのだろうが、やはり実際にロードを走るのがベターなのだな。
♪ 水のない水槽 - 山崎まさよし
2012年10月 7日(日)
秋
今朝は朝食前の7:45に走りに出た。
朝飯前恒例の北山ダム周回を行ったが、ベストタイムよりわずか8秒遅れの21分43秒でフィニッシュ。
これしきの運動量なら、あえて休息日等設けずに連日動いた方が体は軽くなるみたいだ。
このコースを久々にウェーブアミュレット2を履いていったが、フェザーファインよりもやっぱり衝撃がより強くくる、特に下り坂で。
フォアフットを身に付けよという託宣か?
甲山森林公園にでもプラプラ行こうか、と昼前、妻が作った弁当を携えて靴を履いて玄関ドアを開けた瞬間に、ポツポツと雨が降り出した。
こんな予報ではなかったはずだが...、山の天気は侮れぬ。
仕方がないのでまた靴を脱いで家の中で弁当を喰ったわけだが、しばらくするともうずっと晴れっ放し。
まあ向こうに行ってから降られなかっただけでもマシと考えよう。
15:30、いざ仕切り直して山方面へ歩いて出掛ける。
国有林の北山公園を、北山ダムの方から植物園を抜けて、目神山に帰ってくる約1時間半の散策。
北山ダムの湖畔にはコスモスが咲き乱れており、また道々には立派なクヌギを始め各種ドングリが落ちている。
北山緑化植物園内では、北山山荘の庭園が公開されていて、観てきた。
うちのフジバカマの花も大きくなってきたし、いい季節だ。
外を歩くともうキンモクセイの香りがする。
♪ Ignition - R. Kelly
2012年10月 6日(土)
スイム、ラン
昨晩はスイミングスクールでクロールとバタフライのレッスン。
終盤にバタフライを続けるとやっぱりだんだん腕が上がらなくなってくる。
少し間を置けばいいんだが、ぶっ通す持久力が足らん。
今日の昼飯は夙川サニーガーデンの「バガヴァッド」で、ヴェジタブルカレーやスパイスライスやタンドリーチキンやチャパティなどが載ったワンプレートランチを。
妻はホットガラムチキンカリーというのを食べていたが、どちらも美味い。
チャイカフェというだけあって、チャイも工夫がなされていておいしかった。
15:30頃から走りに行った。
コースは相変わらずアップダウンが激しいほぼトレイルだが、先週の反省を活かして、朝は止めて、昼飯から2時間ほど置いて出たものの、スパイシーなカレーを喰った後のインターヴァルは2時間でも少々短かったようで、序盤で腹が痛くなった。
できるだけ空腹時の方が私は調子が良いようだ。
それでも耐えていると徐々に治ってきて、距離にすると約6.5kmを44分余りで。
高度上昇値は158m。
ペースさえ間違わなければ長めの上りでも何とか乗り越えられるが、調子に乗って少しでもオーヴァーペースになるとイチコロで参ってしまう。
今朝から庭の木にまたも色々な野鳥が集っていて、中には普段あまり見かけないヤマガラと思われるものもいたのだが、カメラを準備しているうちに去ってしまった。
走っている時もすぐ間近の木に留まっているヤマガラを目撃したが、残念ながらカメラは持って出ていない。
代わりに? ↓これはうちのアプローチの階段のところで死んでいたオオゲジ。
妻はもっと大きな生体を見たことがあるらしいが、これが家の中にいたらちょっと怖いな。
♪ 'Tis Autumn - Chet Baker
2012年10月 1日(月)
日中台民間交流
昨日の午前は休日出勤。
会社の先輩に頂いたフジバカマという植物の鉢植えを持って帰るというミッションがあったので、車で行った。
そのフジバカマ、高さ約150cmの堂々たる立ち姿が↓これ。
秋の七草の1つに数えられ、準絶滅危惧種に指定されているとのこと。
ちょうど開花し始めている。
いいタイミングで庭に地植えできればいいのだが。
夕方には暴風雨も過ぎ去りし気配となり、19時から「アルテシンポジオ」で総勢12人による夕食会。
このレストラン、そしてロルフィングを共通項としてつながったちょっと不思議な仲間たちによる集い、というべきか。
妻がピラティスでお世話になっている方々もいる。
幹事を務めてくれたのは中国人のSちゃんで、ロルファーのHさんの奥様は台湾人。
このご時勢にこうしたメンツで食卓を囲んで笑い合えることが嬉しいじゃないか。
私にとっては初対面の人も多かったが、話していると他にも色々つながっている人がいることが分かって、それもまた楽しい。
そして昨夜の料理ももちろん美味しく、フレッシュポルチーニ茸とズワイガニのタリオリーニや、イトヨリのウロコ焼 ゴーヤーのソース、カナダ産イノシシのロースト パプリカソースなどが白眉。
皆さん、今後ともよろしくお願いします。
♪ Man Must Live As One - Warrior Soul
2012年9月29日(土)
これを撃沈という
朝起きると、庭の木の上でヒヨドリたちがけたたましく鳴きながら大集会中。
発情期か?
10時過ぎから走りに出る。
目神山~北山ダム周回~甲山森林公園~北山ダム周回~目神山と行ったが、最低調な感じで、途中休憩も少し挟んでしまった。
約10kmを約67分、高度上昇値は191m。
昨晩の水泳から約13時間しか空いていなかった、気温が低めで、朝食も採っていたので舐めていつものように無補給で行ったら、思った以上に湿気が強くて発汗が多く脱水気味になった、朝食から僅か1時間後に走りに出た、ウォームアップなしでスタート直後に600mの間に標高差50mを駆け上がるコース設定に問題がある、など敗因はいくつも考えられるので、1つずつ潰していくしかない。
本当は90分走ろうと思っていたのだが...。
途中、北山ダム周回の遊歩道で、昨日に続きイノシシを目撃。
今度は中型犬ぐらいの大きさのウリ坊だった。
昼飯は苦楽園口のハンバーガーショップ「Flowers」で。
腹いっぱい。
午後、テラスにキジバトがスーッと飛んできた。
よく見ると少し向こうにももう1羽。
街中の公園で見かけるドバトとは当然また雰囲気が違うなあ。
2週間前に掲載したサンショウの若木の葉が今日見たらだいぶ減っていたので、どれどれと目を凝らしてみた妻が、アゲハの幼虫らしきアオムシ2匹を発見。
こやつらの餌になっているのだな。
♪ Long Lost Lover - T-Bone Walker
2012年9月28日(金)
野良イノシシ
夜、うちのすぐ近くの空き地で草木を食んでいるイノシシに出遭った。
ウリ坊ではないが、推定体重20kgほどのまだ若い個体。
真横に車を停めてジーッと観察していてもチラリともこちらを気にする様子はない。
堂々としたもので。
ダッシュで会社から帰ってから、スイミングスクールへ。
今日はほぼバタフライのレッスン。
求む持久力。
♪ Warrior - Helloween
2012年9月14日(金)
リアル「明日の記憶」...
2012年9月 9日(日)
スリランカの風
今日は9時プレイボールの草野球の試合へ。
懸念されていた天気はまったく問題がなく、どころか残暑厳しくこの時間からかなり暑い。
試合は若手の活躍で7-1で勝利。
しかし個人成績は3の0、2三振と散々であった。
午後、屋根に上って覆い被さっている枝を再び払う。
前回書き忘れたが、クスノキを伐ると南国の香りが漂う。
別のクスノキの上に、鳥の巣が2つ作られているのを妻が見つけた。
この木には最近よく複数のメジロが留まっているので、おそらくメジロの巣だろう。
夕飯は、スリランカのスパイスガーデンで買ってきたカレースパイスを使って、妻がカレーを製作。
20種のスパイスが調合されたというそれに、ココナッツミルク、塩麹に漬けた豚の肩ブロック肉、各種野菜と、味噌、ヨーグルトを加えて食べてみた。
メチャメチャ美味い。
ただ辛さは私的にはギリギリ。
食べ過ぎなければ充分いける。
スリランカ旅行記の、最初の2日分をとりあえずアップした。
こちらから。
♪ ゆっくりおいで - THE BOOM
2012年8月20日(月)
2012年7月14日(土)
生命のカオス
2012年6月30日(土)
はしゃぐ
3日ほど前の話だが、朝露に濡れたのだろうか、リヴィングの前の木にヒヨドリが留まり、羽を広げて乾かしている光景に出遭った。
今日は朝のうちに、昨夜公共駐車場に置いてきてしまった車を取りに行き、諸々の買い物。
家に帰ってきてから、水槽の掃除と水換えを行った。
午後から生憎雨が本降りとなってしまったが、夕刻、仕事仲間の後輩たち6人が我が家へ遊びにやってきた。
私が日常の会話の折に漏らしていた些細な言葉を覚えていて、それに合致する嬉しい手土産などを携えてきてくれたことがありがたいじゃないか。
「クネル」に注文していた料理を平らげながら、歓談。
ロフトやフリースペースなども駆使して子供以上の児戯に興じてしまい、少々はしゃぎ過ぎたか。
ヘルマンリクガメのシロも例によって人気を集めていた。
楽しい時は矢のように過ぎ去るもので、あっという間に5時間余りが経ってしまったようだ。
また遊ぼうぞ。
♪ Good Thing - Lynyrd Skynyrd
2012年6月18日(月)
エクアドルからの客人
昨朝と昼のうちは、ホームセンターに買い物に行ったり、庭仕事をこなしたり。
午後、5年前に南米旅行に行った際にエクアドルでお世話になった現地日本人ガイドのIさんが現在一時帰国中なのだが、彼女がはるばる我が家に1泊で遊びに来てくれた。
3年7か月ぶりの日本、僅か2週間という短い滞在期間中は何かとお忙しいはずだが、そんな折にわざわざご連絡をいただき、こうして来てくれたということが嬉しい。
ガラパゴスやアマゾンを始めとしたエクアドルの話を色々と聞き、新鮮なワクワクと奇妙な懐かしさを感じる。
うちの近所を一緒に散歩にも行った。
Iさんは元実業団のマラソンランナーで、今もエクアドルで走っておられるので、健脚ぶりは無論我々を遥かに凌ぐ。
天気も悪くなかったので夕飯はデッキテラスで摂る。
ちょうどいい気候だ。
そして食後はホタル見物へ。
今夜もたくさん見られたし、おまけに養殖しているOさんのご自宅にお邪魔して、育てられているホタルたちも見せていただいた。
ご苦労に頭が下がる。
家に帰ってきてから、私と同じくIさんにエクアドルでお世話になったNさんという方が、今日釣ってきた天然イワナを届けにわざわざ拙宅まで足を運んでくれた。
何かのご縁ということで、しばし皆で茶を飲みながら卓を囲む。
Nさんはエクアドルのみならずブラジルのアマゾン等にも何度も釣りに行っているという猛者であった。
いやあ濃密過ぎる日曜日だった。
♪ Drunk Again - Dirty Rig
2012年6月10日(日)
休日林業からのホタル
朝は水槽の水換えと掃除を行った。
トップライトの下で結構陽が当たるポジションにある水槽は、藻もさることながら水温上昇も大きく、すでに30℃を超えている日もあったので、冷却用のスポットファンを設置した。
毎年のことだが、これで夏の到来を実感する。
午後、家の裏に生えている竹とニセアカシアという木を間伐する作業に妻と取り掛かる。
ノコギリ、枝伐り鋏、鎌を手に緑と格闘すること2時間、汗みどろになって、ゴミ袋×8、紙袋×6の戦果が生まれた。
もっと大量に伐ったと思ったが、案外これくらいで収まるのな。
作業中、たくさんのトカゲとカナヘビ、テントウムシ、毛虫、ダンゴムシにナメクジ、それから個々に名を挙げていてはきりがないほど多種の虫たちを見た。
今でも結構嬉しいが、子供の頃だったらもっとエキサイトしていたことだろう。
そして木と竹を伐っている時に、誤ってノコギリで指を切ってしまった。
かなりの流血。
思えば引っ越してからこれまで、今日のように刃物を持って庭仕事などを度々してきたが、怪我をしなかったことが若干不思議なほどに私は不器用さにかけては自信があるわけだから、ようやく満を持して? 傷を負ったというわけか。
これぐらいならまだ構わんけど(でも相当痛いけど)、指落としたり転んで頭打ったり滑って骨折ったりしないように気をつけないとな。
夕食後、近隣をプラプラと散歩してから、連夜のホタル捜索へ。
今日はバッチリ、何十匹ものホタルが発光しながら乱舞する様を見ることができた!
偶々居合わせたご近所のIさん夫妻としばし、期間限定の風流を楽しむ。
ホタルを養殖してリリースしているOさんのご説明も聞くことができた。
後継者不足にお悩みのようだ...。
今夜はありがとうございました。
♪ Move On Up A Little Higher - Bessie Griffin
2012年6月 9日(土)
時間不足
午前はスイミングスクールへ。
今日は背泳ぎとバタフライ。
コーチはよくなってきた、ちゃんとできてると言ってくれたけど、自分としてはまだ上半身と下半身の連動が全然できていないという実感が強い。
バッチリ決まった時の感覚を高い確率でつかめるようになりたい。
「祥園」で昼飯喰って、コープと八百屋で買い物して一旦家に帰ってからまた出直して、「中志テント」に仕上がった日除けタープを取りに行って、「コーナン」をグルリ巡って種々のアイテムを大量購入したらもう夕飯の時刻、今日は水換えできんかったー。
陽が落ちてしばらくしてから近くの川にホタルを探しに行ってみたが、何とか数匹確認できただけ。
天候なのか時期なのか、はたまたそもそも密度が低いのか...?
♪ Day Tripper - The Beatles
2012年5月26日(土)
濃厚な今土曜も乗って遊ぶ
今日は休みにしては早起きして、朝から1時間半掛けて水槽の水換え。
そして11時10分スタートのスイミングのレッスンへ。
今日は最終週ということで、4泳法を割とガッチリと。
なかなかくたびれたが、ためになった。
やっぱり鼻と口に水が入ってくる背泳ぎが一番苦手やー。
土曜恒例のハシゴ買い物をしてから家に戻り、ちょうどいい気候なのでハンモックに乗って本を読んだりiPadをいじったり。
居心地良し。
夕方、会社の先輩であるMさん一家が遊びに来てくれる。
まずは家の内外をクルリと一回り案内し、それから食卓を囲む。
彼女が1歳か2歳の頃に会った時はひたすら泣かれてしまったわけだが、今となっては小6の娘さんも一緒に仲良く遊べて何よりだ。
ハンモックは母娘のお気に入りとなった様子。
ツバメも近くで見ていたよ。
また遊んでください!
♪ All of You - Billie Holiday
2012年5月19日(土)
動く土曜日
朝、先週とは別のテント業者が来訪、デッキテラス日除け布の打ち合わせ。
結構高いものなんだなあ。
昨日、施工関係者が来て、ハンモックの取付金具他の調整をしてもらっていたのだが、それを受けて今朝、改めてハンモックを吊って乗ってみた。
うん、だいぶ良くなっている。
天気が良いと非常に気持ちいいが、これからは暑くなるのでますます日除けが必要だな。
それからスイミングのレッスンへ。
今日は平泳ぎメインで、最後にバタフライ。
泳ぐスタミナはある程度ついてきたと思うが、技術は停滞気味じゃな~。
久々に「ここち」でランチを食べて、諸々ハシゴで買い物をしてから、「アルファロメオ芦屋」へ出向いて注文していたタッチペンを購入。
イタリア車は本当に塗装が弱いので...。
夕方は敷地内で雑草を抜いたり竹をやっつけたり水を撒いたり、庭仕事。
こういった作業にも少しずつ慣れてきた。
今日は先週と同じ場所でおそらく同じ個体と思われるアマガエルと出会い、他にカマキリの幼生も妻が発見して見ることができた。
そして野イチゴを数個収穫。
さっそく洗って食べてみたが、甘くて美味かった。
♪ 陽炎のくに、鉛のうた - SOUL FLOWER UNION
2012年5月13日(日)
打線爆発
朝9時プレイボールの草野球の試合へ。
ちょうどいい野球日和の中、12安打と打線が爆発して、13-3で勝利。
今年3戦目にして初白星となった。
個人成績も、打ではツーベースを含む2安打3打点、リリーフで2回投げて無失点とよかった。
西宮に戻り、ENEOSに車を預けて洗車をしてもらっている間に、「ゆう庵」で昼飯を喰う。
えらい混んでいた、滑り込みセーフ。
洗車の方は、思い起こせばもう5か月ぶりで、相当汚いことになっていたのだが、ようやくツルツルになったわ。
午後、家の樹々たちに水をやりつつ、伸びてきた竹をブッタ伐ったり種を蒔いたりと軽く庭仕事。
いろいろな虫を始め、トカゲ、カエルなど生命溢れる季節になってきた。
さあ、晩飯はサザエご飯だ。
♪ Red Barchetta - Rush
2012年5月 2日(水)
同級生たちは社長になっていた
昨日は6時に目を覚ました時、なんだか疲れが残っている様子だったのでもう少しで二度寝の悪魔に屈するところだったが、何とか退散して森林公園ランへ出て、完走。
このコンディションでこのコースを歩かず走り通したのは、心身にとってプラスになったのでは。
種々の鳥の声(時折混じるカエルの声)を聞きながら走るのは気持ちが良い。
ハトですら街中のドバトではなくてキジバトだから、味がある。
が、帰宅して夜更けに思うのは、これでも体より精神の方が遥かに疲れている、1日終わると。
現代サラリーマンの宿命なのかもしれんが、健康的な毎日を送るには、少々バランスがよろしくない。
♪ Crazy Train - Ozzy Osbourne
2012年4月20日(金)
奄美の夜
昨日も6時に起きて2日連続の森林公園ラン。
この坂は心臓にもくるが、脚に掛かる負荷も相当だ、ということを痛感。
走り出すと、やっぱり前日の疲労が少し脚に残っている、ということがよく分かる。
昨日はムクドリも見たよ。
仕事終わりの夜、職場の面々と「てぃだ」で晩飯。
若者は踊り、常連客は地雷を踏み、歓送迎会は盛り上がり、そして料理は美味かった。
期せずして久々に遅くなってしまい、車を置いてくる羽目になった。
♪ Queen Of The Ballroom - Buddy Holly & Bob Montgomery
2012年4月18日(水)
早朝の森林公園を走るのは気持ちいい
部署異動にかまけて随分と間が空いてしまったが、新居に移転後、初めての早朝ランニングに妻とともに出掛けた。
快晴。
シジュウカラ、ヒヨドリ、セグロセキレイ、ツバメ、ウグイス...、様々な鳥が鳴き、飛び交う姿も見える。
今度からはコンパクトデジカメを持って走りに出ねばな。
距離にして4km足らず、20分少々のランだったが、アップダウンが激しいコースなので心臓に掛かる負荷は結構大きい。
この時刻に、いい具合に眠くなってきたぞ。
♪ Locomotive Breath - Jethro Tull
2012年4月 9日(月)
丹波篠山
今日は仕事で丹波まで行ってきた。
都市の人々が印象として持っているステレオタイプの里山とは異なる姿が、今、日本の森林と集落にはシリアスな問題とともにあった。
存在している"問題"は、全方位にとって害悪を為す"問題"ではないから、見る角度によってその価値は変わる。
ユニークな視点を保ちながらも、でき得る限り客観的に、物事の真ん中に立って公正に描くことが私の仕事であると思うが、文章にすると簡単なそれが極めて難しい。
ロケハンの流れで「無鹿」という鹿料理の店へ立ち寄ってみたんだが、そこのオーナーシェフが何と2年前、「アルテシンポジオ」で催された丹波鹿を食すイヴェントで出会い、名刺交換を交わしていたその人だった。
素晴らしい偶然に感謝。
鹿の骨を混ぜ込んであるというクッキーを頂いたが、実に美味かった。
途中、篠山市街を通ったが、雰囲気のある窯元があちこちに点在しているんだな。
♪ I Say Yeah - Ten Years After
2012年3月30日(金)
野鳥
2012年1月29日(日)
冬の散歩
午前、リサイクルショップの担当者を自宅に呼んで不用品の見積もりをしてもらったのだが、意外と回収料金が嵩む。
任せるやつは任せるが、自分で粗大ゴミに出したりした方がリーズナブルなやつもあるから、ちょっと吟味が必要だな。
昼、フラフラと北へ向かって歩いて出掛け、北名次町にある洋食店「クネル」に入ってランチ。
会社の先輩に教えていただいた店で、今回が初来訪。
前菜の盛り合わせに始まり、きな粉と蕪のポタージュ、メインの肉料理or魚料理に、デザート&コーヒーで1600円というコースなのだが、最初の皿からもうすべてが想像を遥かに超えるクオリティであった。
私が頼んだ魚は魚介のムースの下にイカスミリゾットが敷かれているような代物で、妻の肉料理はミートローフのパイ包みっぽいやつだったが、そのメインに代表されるように、一つ一つに手が掛けられていることがよく分かる。
そしてその手間が思いっきり正のヴェクトルだから、舌が喜ぶ。
極上の素材をそのまま供する、というのももちろん贅沢なサーヴィスに違いないが、それとはまた趣きを異にするプロの仕事に触れた気がする。
忘れてはいけない、5種類ほど取り揃えられた自家製のパンがまたどれも絶品。
満足。
夙川沿いを歩いたら、わずかに桜の蕾が膨らんでいた。
カモは休み、ムクドリは実を啄み、セキレイは集会をしていた。
冬には冬なりの味がある。
今日の「ダーウィンが来た!」はイワシクジラだったが、凄いシーン撮ってたな!
金と時間が使えるという条件はあるにせよ、知恵と技術と思いもやはり並々ならぬ。
つなぎも上手かった。
♪ No Law or Order - Hanoi Rocks
2012年1月14日(土)
15km走
午後に入ってから、水槽の水換えと掃除。
その後、前回の経験を踏まえて距離を調整した上で、再び深江浜を回る15kmランに出た。
今回はLSD、というには少しペースが速め、6分15秒/km程度を意識して走り通してみた。
10kmを超えてしばらくしてくると、脚のバネがなくなっていっているのがよく分かる。
基本的な能力がまだまだ足りない。
15.32kmを1時間35分53秒で、あとアップ&ダウン1.16km。
疲れた。
やっぱり週3ぐらいは何とか時間を取って走らんとあかんな...。
西宮浜、南芦屋浜あたりにはセグロセキレイが多く見られる。
♪ Enforce - Queensrÿche
2011年11月26日(土)
芦屋川〜六甲山最高峰〜有馬温泉
本日は芦屋川から六甲山頂へ登り、さらに有馬温泉へ抜けて風呂に入って帰ってくるというプランニングのトレッキングへ妻と出掛けた。
絶好のハイク日和。
阪急夙川駅のおにぎり屋さんで弁当を仕入れ、芦屋川から歩き始めたのは9時過ぎ。
こないだは景色もゆっくり見ながら、写真も各所でパチパチ撮りながらチンタラ登ったが、今日は高座の滝→ロックガーデン→風吹岩までほぼ止まらずに進軍。
芦屋川駅前の混雑ぶりから察するに、もうちょっと山道も渋滞しているかと危惧したが、それほどでもなくてよかった。
ただし、登っていると尋常じゃなく汗をかく。
風吹岩で小休止した後、さあ出発しようと立ち上がったところに、1頭のイノシシがヒョコヒョコと姿を見せた。
しばらく見ていたら、置いてあったハイカーのバックパックを奪おうとする。
さらに、歩いている人の荷物に噛み付いて引きずる。
浅はかな人々が餌付けなんかするから...。
こやつに罪はないが、結構怖かったぞ。
無事に雨ヶ峠→七曲りと経由し、一軒茶屋へと辿り着いた。
ここまで来たら六甲山最高峰はあと少し。
大学生と思しき自転車野郎たちが多数。
12:30頃、六甲山最高峰に到達。
昼飯を美味しくいただく。
最高のシチュエーションだなあ。
13時過ぎ、山頂を発って有馬温泉へと再びトレイルを歩く。
表示によると4.5km、まだ結構あるんだな。
道程はほぼ下りで、心肺に負担は掛からないが、膝には結構くる。
でも普段の生活ではあまり使わない筋肉に刺激が入っていいかも。
14時過ぎに有馬温泉街へと足を踏み入れた。
かなりの人出だ。
有馬温泉というと私の記憶の中では、非常に狭い道路上で車も人もすれ違うのに苦労する、というイメージばかりなのだが、やっぱり今日もそうだった。
中心部を通過し、日帰り入浴施設の「太閤の湯」へ。
ここも予想通り大賑わいだ。
入場料も決して安くないが、中はそれなりに楽しかった。
内湯、露天ともに充実しており、岩盤浴も無料。
そして何より館内全体がシステマティック。
湯上がりにはやっぱり"ありまサイダー"も飲まなきゃでしょ、というわけで炭酸は苦手だけど1本。
満喫した。
17:40発の阪急バスで下界へ戻る。
途中、芦有ドライブウェイから見えた夜景が素晴らしくきれいだった。
「祥園」で晩飯喰って帰宅。
顔が日焼けしてヒリヒリする。
♪ Truckin' - The Grateful Dead
2011年11月 3日(木)
「西宮市動物愛護フェア」終わりました
「西宮市動物愛護フェア」当日。
9:45に西宮浜の会場に集合し、まずはスタッフ一同顔合わせ、ご挨拶。
男性は総勢19名中、私を含め3名だったが、これでも例年より多いんだとか。
設営準備等を済ませ、12:30開会。
11月にしては暖かいし、別に雨の予報でもないはずだが、あまり人の出が多くない。
昨年も参加されたスタッフによると、激減しているそうだ。
といいつつも、最初のステージイヴェント「動物ものしりクイズ」はそれなりに賑やかになり、続いて行われた「長寿動物の表彰」では、何と25歳を数える猫や20歳前後の犬たちが続々登場して盛り上がった。
「みんなでクリーン作戦!」というお掃除タイムを挟み、ステージでは最後に「災害時に備えて、飼い主さんができることを楽しく学ぼう!」という長いお題がつけられたゲーム形式のトレーニングが行われた。
私は常設イヴェントである「わんわんスタンプラリー」の8番ブース、"まて"のコーナー担当。
飼い主さんが犬を座らせ、待てを3秒できたらOKを出す判定員を務めた。
人が少なかったとはいっても、100頭単位の犬は会場に来ており、様々な犬種、個体をいろいろ間近で見られるのは本当に楽しかった。
元気な犬、落ち着いた犬、いかにも賢そうな犬、仔犬、老犬...、皆それぞれの形で飼い主に愛情を注がれている様が伝わってきて、良い気持ちになる。
「マルモのおきて」の影響か、ミニチュアシュナウザーの割合がとても高いのにビックリした。
シュナウザーの飼い主たちによるオフ会みたいなのも開かれてたみたいだし。
人間・私としては、協会の女性スタッフたちのパワーに終始圧倒された1日でもあった!
しかし動物看護師やドッグインストラクターなど、業界の方々とも知り合えて、参加した甲斐があったと思う。
16時、撤収終了して、解散。
一旦家に帰り、着替えてランニングへ。
今日は心肺を追い込んでみる短めのポイント練習。
当初、2.75kmのタイムトライアルをしようと思い走り始めたのだが、序盤で飛ばし過ぎたことに気づき、1km変則インターヴァルに急遽変更。
まったく典型にして最悪のミス。
往路の1.12kmを5分ジャスト、約500mのウォークを挟み、復路1.11kmが5分30秒、キッチリ30秒落ちた...。
お話にならぬほどの体たらくで、トレーニング効果があったかどうかも不明なお粗末な練習となってしまった。
ほぼノーアップで臨んだというのもよくなかったのであろう。
それにしても、1km5分とかのペースでフルマラソンを走るなんてことは、たとえこの先100年トレーニングを積んだとしても不可能だということを改めて体で思い知った気がする。
練習ももちろん大事だけど、生まれ持ったものも大きいね。
しかしこんな私でも、中学生の時は1500mを6分未満で走れていたことが我ながらまったく信じられんのだが...。
♪ Decadence Dance - Extreme
2011年11月 1日(火)
西宮近隣の動物好きの方へ直前告知
今夜は「ゲルニンバス13」を履いてランニングへ。
昨日と同じ西宮浜10kmコースを行き、10.19kmを1時間2分で。
フィニッシュだけは4分40秒/km。
足元も重くなったし、さすがに2日続けて10kmはちょっと疲れたなー。
でもこのシューズはトレーニング用としてはいいのかもしれん。
それにしても11月に入ったとは思えんほど暑かった。
長袖で行って失敗。
行きにも帰りにも、町会長のM長老に会った。
1時間半ほど歩いているのだとか、本当にお元気だ。
私は元々アレルギー性鼻炎持ちで、走っている時も最低1kmに1回はポケットティッシュを取り出してチーンとかまなければいけないのが割と深刻な悩みなのだが、「報道ステーション」によると今の時期は"寒暖差アレルギー"かもしれないんだとか?
なんじゃそりゃー。
前にも1度書きましたが、明後日、11/3(木祝)に西宮浜マリナパークにて催される「西宮市動物愛護フェア」に、私もボランティアスタッフとして参加します。
近在の方、ご都合よろしければ遊びにいらしてください。
♪ Mo' Money - R. Kelly & Jay-Z Feat. Twista
2011年10月10日(月)
高座の滝~芦屋ロックガーデン~風吹岩~荒地山~岩梯子~高座の滝
今朝は9時に家を出て、阪急芦屋川駅から芦屋ロックガーデンの方を目指してトレッキングに向かう。
山芦屋町から"高座の滝道"を通り、"高座の滝"へ。
小さな滝だ。
ここには茶店が2軒あり、ハイカーの数も相当多い。
山ブームだなあ。
そこから岩登りも経験し、見晴らしの良いポイントもいくつか通り過ぎて、"ロックガーデン"経由で"風吹岩"へと辿り着いた。
多くの人たちが休憩して弁当を広げており、我々もそれに則る。
それほどイージーな道ではないと思うが、女性、子供、中高年もたくさん。
中には自転車を担いで来ている豪傑もおり、驚嘆!
訊いたら、六甲山最高峰まで行くんだとか。
意味分からん。
この"風吹岩"から引き返す人がどうやら大半のようだが、我々は先へと進む。
まずは"横ノ池"へ。
池のほとりで弁当を食べて寛いでいる中高年グループも。
このあたりの登山道からは、ガクッと人の数が減った。
しばらく登り、"荒地山山頂"に到着。
標高549m。
ここから、"岩梯子"方面へと回り、下山することにしたのだが、この"岩梯子"がこと下りに関していうとえらい難所で、途中まで行ってみたが恐ろしくなって引き返す。
うーん、こりゃ"風吹岩"まで戻って下りるしかないのかあ...、と思案しているところに偶然居合わせたヴェテランハイカーの方に、"岩梯子"の横に迂回路があるよ、と教えてもらう。
何とか助かったようだ、と安堵し、同じくそのルートで下山しようとしていた別のヴェテランハイカーのおっちゃんと途中まで一緒に下りる。
道連れ、ありがとうございました。
無事に"高座の滝"方面へと合流するトレイルに入ることができ、小川沿いに歩き進む。
もはや持参していた飲料水も尽きてしまっていたので、ようやく命がつながったことを実感した。
川のそばで、30~40kg程度と思われる小ぶりのイノシシ1頭に遭遇。
出会い頭は一瞬「おお」ってなるな、やっぱり。
人間にはまったく関心を示さず、地面に落ちたドングリか何かを一心不乱に探っていた。
阪急芦屋川駅に帰り着いたのは15時。
5時間半を超えるなかなかの行程であった。
疲れたなー。
でも楽しかった。
♪ I Wanna Be Your Dog - The Stooges
2011年10月 7日(金)
告知
晩、スイミングのレッスン。
バタフライ中心のメニュー。
遅々としながらも少しずつ泳げるようにはなってきている。
どの泳法であっても、疲れてくると如実にフォームが乱れてくるわけだが、乱れ出すそのタイミングをできるだけ遅らせたいし、乱れる幅も小さくしたいものだ。
話は変わり、大きな公園や川沿いの遊歩道などを歩いていると、犬の散歩をしている人々に多々出会う。
そこで気になるのが、リードを持たずに放して歩かせているケース。
実はこうした行為が、愛犬家自らの首を絞めかねないマナー違反である、ということに多くの飼い主が無自覚であることこそが、問題だ。
まず、この世の中にいる人たちすべてが犬好きとは限らない、という事実がある。
確かに割合的にいうと、犬は好きですよ、という人の方が多数を占めるだろうが、そうではない人たちにとっては、たとえフレンドリー極まりない超小型犬であっても、リードで管理されていない犬は恐怖の対象以外の何ものでもない。
次に、自分の犬はしっかりと躾が行き届いているから、あるいは少々暴れても殺傷能力の欠片も持っていない愛玩犬だから、などといった理由で放し歩きさせているケースが多かろうが、そこはやはりどこまで突き詰めても動物なのだから、何かの刺激に反応することにより、飼い主の想定外の行動を取らないとも限らない、という偶然性の存在は消すことができない。
たとえ自分の連れている犬は本当におとなしかったとしても、不用意に他の犬のそばに寄っていったりしたがために、アクシデントを引き起こすこともあり得る。
実際に、この類の事故は少なからず発生している。
一般に、小型犬ほど躾の甘い個体が多い、という傾向がいくつかの事実を物語っているだろう。
人間社会の中で犬を飼育している飼い主は、これらのことにも想像を及ばせた上で、ぜひとも自覚を持って飼っていただきたい、と切に思う。
こうした、いわば誤った愛情の注ぎ方に端を発する不適切なケースは他にも、例えば犬種の特性をまったく無視して衣服などを着せる、といった行動などにも見られる。
犬に限った話ではないが、自分の飼育する生き物の食餌傾向や原産地、最大体長・体重、生息に適した温度・湿度、昼行性なのか夜行性なのか、などに関して無知のまま、飼養を始めてしまう人も少なくないようだ。
その結果は、人と生き物、双方にとって不幸なものにしかならないのは自明の理。
ペットは家族である、というのは思想の1つにすぎないわけだし、その考え方自体を否定する気はない。
が、犬や猫は人間とは違う。
優劣の尺度ではなく、生物としての習性や生理が違う、ということを最低限、飼養主は知っておかなければならない。
ファミリーの一員であっても、人間とは異なる本能を持っているのだ、ということを正しく飼い主が理解し、配慮している場合、その生き物は幸せといえるのかもしれない。
実際にマナー違反や不適切な飼養をしている人を見かけても、当人に悪気はなく、よかれと思ってやっている場合が多いからなおさら、トラブルにならないように注意喚起を促すことは難しいものだが、私が所属する"日本愛玩動物協会"としては、そういった啓蒙活動にも力を入れている。
来る11月3日(木祝)、"西宮浜マリナパーク"にて、協会の兵庫県支部も運営に携わっている「西宮市動物愛護フェア」が行われます。
フライヤーはこちら。
近隣の方は足をお運びいただけると幸いです。
私もスタッフとして参加する予定です。
♪ Fade To Black - Metallica
2011年9月24日(土)
山の翌日は街
午前中に水槽の水換えと掃除。
昼から歩いて「西宮ガーデンズ」へと向かう。
途上、中前田町のネパール料理店「サガルマータ」で昼飯。
期待通りのカレーとナンであった。
ガーデンズではチョロチョロと見回るが、購入したのはザ・ノースフェイスの「ION 20」というバックパック1点。
これは良い買い物だった。
西宮阪急の"イングスウォーク"が思ったより充実していた。
1Fの「juice deri mameca」というフレッシュフルーツジュースの店で、"いちじく"と"ぶどう"を飲む。
前者は少量のグレープフルーツとミックスされており、後者は100%ピオーネだとか。
まさにそのまんまフルーツだ、凄まじい糖度。
帰り道、「五穀七福」でパンを買って、家路へ。
今日は舗装路の上を歩き疲れた。
ヴェランダに昨日から弱ったアゲハがいるのだが、これはどうしようもない。
♪ Holy War - Riverdogs
2011年9月19日(月)
1時間超え
今日もどちらかといえば平日よりも早く起きた感じで、お、そういえばチケットがあるぞと9:30開映の「ロック~わんこの島~」を観に行く。
うーん、まあこんなものでしょうか。
それよりも観に行った「塚口サンサン劇場」という、内装は主流のシネコンに換えられているが、外箱および周辺環境はいかにも昔ながらといった趣の味のあるシアターにガツンとやられた気分。
ある意味異次元空間だ。
通りすがり、山幹沿いの「長次郎」でやや高級な寿司を喰い、その足で西宮浜の「西宮市貝類館」へ行ってみる。
安藤忠雄氏設計のなかなかマニアックな展示館だが、小さいなりに見どころはある。
ただ時間を潰すのは私でも30分が限界だな。
館を出て、目の前に広がるヨットハーバーを少し歩き、フラリと入った「一点鐘」というマリンショップでハットとTシャツをフラリと買ってしまう。
一旦帰宅してから着替えて、ランニングへ出発。
今日は夙川橋~御前浜橋から南芦屋浜へと渡り、それから打出浜を北上、再び夙川へと帰ってくるルートを走った。
初めて10kmオーヴァーとなる約10.5kmを、1時間強で。
台風が近づいているせいか、海辺の風は強かったが、今回は雨に降られず良かった。
10km、1時間ぐらいなら炎天下や雨天じゃない限り、給水やエネルギー補給はいらんな。
でも帰ってきてから水飲み過ぎた。
そして腕が凄く疲れた。
♪ Blood On The Dance Floor - Michael Jackson
2011年9月11日(日)
2本立てとLSD
「109シネマズHAT神戸」で、「ライフ」→「カンフー・パンダ2」を昼を挟んで連続鑑賞。
「ライフ」については、PRを結構バンバン各所でやっていたこともあり、この種の作品を好んで観ている人にとってはおそらく内容的に目から鱗的なレアな情報はないだろう。
思っていたより教訓めいた流れの分量が少なくてよかったが、敢えて混ぜ込むほどのクオリティではないブロックもあったような。
ただ、やはりその撮影技術には舌を巻く。
特にサイズの小さな生き物たちの営みをあれほどクリアにどうやって撮るのだろう?
BBC EARTHの力を改めて思い知った。
シーンとしては、時を待つコモドオオトカゲがバッファローの眼前で舌を出し入れするところと、チーターがダチョウを襲う場面が印象に残った。
「カンフー・パンダ2」の方は理屈抜きで楽しめる秀作!
前作ももちろんよかったけれど、今回も笑いあり泣きあり、子供でも充分に理解できるストーリー。
ハリウッド作品なのにギャグが寒くないのがいい。
翻訳の勝利、という側面もあるのかも。
続編をまた作るぞと匂わせて終わった。
帰途、今津の「マルナカ」に初潜入。
噂通り魚の品揃えがよく、その他のラインアップも充実していそうな大型店であった。
夜、ランニングへ。
いわゆるLSD(Long Slow Distance)ということで、約1時間ほどジワジワと走ってみた。
夙川橋から臨港線まで下り、西宮大橋から西宮浜へ入って、西宮市貝類館を回って、同じように帰ってくる。
やっぱり左のアキレス腱からふくらはぎにかけてが少し痛むな。
あと、脚もさることながら腕が疲れた。
色々不安が残るなあ...。
♪ Innuendo - Queen
2011年9月 6日(火)
関東一円における休暇の記録
遅めの夏季休暇を取り、2日(金)から今日まで、関東地方に出掛けてきた。
9月2日(金)
伊丹空港からANAで羽田へ。
台風の影響で運航がやや懸念されたが、無事に飛んで一安心。
空港まで迎えに来てくれていた義兄の車に乗り、まずは横浜市内の義兄宅へ。
一休みして、皆で横浜駅の高島屋の中に入っている「ディンタイフォン」へ晩飯を喰いに。
台北本店の名声は音に聞くが、日本にもいくつかあるんだな。
小籠包の種類が多く、味も美味い。
見る見るうちに満員御礼じゃないか。
少し遅れて、妻の友人であるTちゃんも加わり、義兄夫妻、長女・ミサキ(小2)、長男・ケイタ(4歳)、そして私たち夫妻の総勢7名で楽しい晩餐。
義兄宅に戻り、Wii Fitで遊んだり、子供たちと風呂入ったりしてから、就寝。
2人の子供たちは私たちの来訪に備え、作ってもらいたい工作や、一緒に遊ぶためのなぞなぞ本などをそれぞれちゃんと用意していたようで、実にかわいらしいじゃないか。
9月3日(土)
7時に起きて、軽く一回りジョギング。
坂道が多い地域だが、道路状況が良いので走りやすい。
朝は脚が動かんな。
朝飯喰って、Wiiやったり仮面ライダーごっこやったりしてから、横浜駅まで送ってもらった。
お世話になりました!
ここで一旦妻とは別行動。
妻は友人とランチをともにするため、渋谷へ行き、私は信濃町の「日本愛玩動物協会」へ。
この日、同協会が主催する公開セミナーで愛玩動物飼養管理士が発表する飼育体験レポートの2次審査というものがあり、私の関東行きの主目的が実はこれだったりするのだ。
会議室で、協会のお偉方と思われる方々を前に、約20分発表し、その後で質疑応答を受けるという内容。
これに通れば、近日公開のセミナー本番で、大勢の人たちを前に改めてしゃべる、ということだ。
まずまず落ち着いてしゃべることはできたと思うが、内容についてはいくつか鋭いご指摘を頂いた。
余談ながら、噂に聞く創価学会=公明党の総本山たる信濃町は、なかなかに刺激的だったな。
この後、東京駅に移動し、妻と合流、そして私の朋友・牛頭大王とも落ち合う。
牛頭大王は都内に勤務しているのだが、この春、実家の敷地内に新築相成った御殿に引っ越し、なんと群馬県高崎市から通勤する、という離れ業を実行している。
実はゴールデンウィークあたりに、この高崎の新居にお邪魔する予定をしていたのだが、震災の影響等々で一旦流れてしまっており、ようやくこの機に実現させることができた。
東京駅から上越新幹線で高崎へ移動。
これを在来線で通っているのか(帰りはいつも新幹線に乗っているらしい)、と改めて仰天する。
高崎駅まで奥方のヒロポンと長女・ムッチャン(中1)が迎えに来てくれていた。
デカなったなー! っていうかもう大人と一緒や、ムッチャン。
15分ほどで牛頭大王邸に到着、これまた見違えるほどの少年に成長した長男・レン(小3)とも再会。
久しぶりだな!
まずは新築の住居を一回り見せてもらい、外にも出てみるが、生憎雨が強くなってきたため、庭周りはまた後でゆっくり。
ムッチャンも手伝った夕飯を皆で頂き、隣の母屋に住んでいる牛頭大王のご両親と妹のY子も来訪、ご両親は挨拶のみで戻られたが、これまた久々の再会となったY子は居残ってしばし遊ぶ。
レンは幼き頃よりその気はあったが、やはり根っからのマニアック坊やで、特に地理関係には強い。
将来は面白い人物になりそうだ。
そしてY子は数年前よりランに凝ってしまっており、ハーフを2時間足らずで走るんだとか!
どうしたんや急に。
ええ加減遊んだ後、風呂入って寝る。
9月4日(日)
7時起床。
朝から雨。
朝飯後、昨日あまりよく見ていない家の周りをグルリ。
野良ネコが歩き、ウサギが飼われ、メダカや巨大キンギョも泳いでいた。
朝のうちに皆で車に乗って出発し、「ぐんま昆虫の森」という施設へ。
一見しておおと目を惹く、モダンな巨大建造物じゃないか。
後で分かったが、安藤忠雄氏設計なんだとか!
なるほど、って感じだ。
亜熱帯の昆虫や爬虫類などが展示されており、また昆虫ライブステージコーナーではフタホシコオロギによる"コオロギ相撲"が催され、大きな生態温室ではチョウの放逐も行われていた。
「ぐんま昆虫の森」を後にし、途中で昼飯を喰ってから、伊香保温泉へと向かう。
本来なら草津温泉へと牛頭大王は案内したかったようだが、台風の影響で道路が通行止めになっているとのこと。
が、いざ伊香保に着き、目当ての源泉露天風呂へと行こうとしたら、そこも今回の大雨関係で臨時休業。
気を取り直し、温泉街をブラブラして少し遊んでから、「石段の湯」という日帰り入浴施設へ。
やっぱり温泉街へ来るとテンションが上がるなあ。
赤茶色で透明度ほぼ0の温泉にのんびり浸かる。
レンも結構頑張っているぞ。
夕闇迫り、晩飯を喰いにその名も「大志」といううどんそば店へ。
これは連れて行きたがるわな、というか行かなアカンな。
"大志定食"はものすごいヴォリュームやった!
美味い。
酒を飲んだ牛頭大王の代わりに私が運転手を務めて新居に戻り、突発的腕相撲大会とかしてから、就寝。
学生時代にともに夢のような日々を過ごした友と遊ぶのは、いくつになっても当時のバカバカしい時代に帰ったようで、いいですな。
9月5日(月)
7時起床、今日は平日、というわけで、学校へ行く子供2人を見送り、私はランへ。
"烏川・榛名白川サイクリングロード"という素晴らしい川沿いの道があり、気持ちがいい。
この日も牛頭大王は仕事を休んで遊んでくれるということで、大人4人で「群馬サファリパーク」へ。
昔ながらのサファリパーク、という感じだな。
車で草食動物エリアなどを回ってから、ウォーキングサファリゾーンへ入って小動物などと若干触れ合い、再び車で猛獣ゾーンとかを観る。
面白かったけど動物の管理はちょっと甘そうだったなー。
園内のレストランで"サバンナランチ"という、ダチョウやワニなんかが使われたセットを食べた。
なかなかのヴォリュームでお腹いっぱい。
高崎市内に戻り、まったくもって似つかわしくない超ゴージャスな造りの市役所へと侵入、本当はここに勤めている牛頭大王の妹・Y子を急襲するはずだったのだが、休みということであえなく最上階の展望フロアへ上り、景色を眺めて下りてきた。
送ってもらった高崎駅で牛頭大王夫妻とお別れ。
お世話になりました!
新幹線で上野まで戻り、特急に乗って茨城県は日立へと向かう。
この日は、日立市内に住む妻の友人・Nちゃんの家に泊めていただくのだ。
うーん、なかなか遠い。
日立駅で、迎えに来てくれたNちゃんの夫・オジコと長男・リン(5歳)と合流、車に乗って高台にあるNちゃん邸へ。
築40数年という雰囲気たっぷりの民家である。
そしてこのうちは次男・レイ(2歳)、三男・シュウ(0歳)も控えており、男児3名ということで、おもちゃがガッサリ!
上の子を始め、なかなかのやんちゃ坊主どもなので心するように! という忠告を各所から聞いていたのだが、なるほど確かに元気な子たちだ。
だが、思っていた以上にムチャクチャだった、なんてことはなく、全然大丈夫。
一緒に遊べるからかえって面白い。
ネコのティーちゃんも並外れて人懐こい。
一風呂浴びさせていただいてから、夕飯。
豪華鮮魚が並ぶ手巻き寿司を皆で楽しく頬張る。
オジコは日立製作所に勤めているので、福島第一原発にまつわるリアルなエピソードなどが聞け、なかなか興味深かった。
食後は子供たちとの遊戯の時間が続き、また酒好きのオジコは延々嬉しそうに飲み続ける。
ちなみに翌日、オジコは5:20出発で海外出張に行くらしいんだけど! お構いなし。
長男・リンは21時頃に力尽きたが、次男・レイは宵っ張りらしく、なんと24時近くまで暴れ続けた!
凄いパワーだ。
9月6日(火)
7:30起床、走りに行く。
高台の住宅街なのでどこに行っても坂がきつく、また途中から雨が本降りになってきたので15分ほどで退散。
それにしても登り坂に差し掛かるとペースをグンと落としても心拍数がすぐに上がる。
恐るべし位置エネルギー。
幼稚園に行くリンを見送り、朝食を食べて寛いだ後、Nちゃんに茨城空港まで送ってもらう。
お世話になりました!
茨城空港、初めて利用するが、聞きしに勝る閑古鳥ぶり。
そもそも農村のド真ん中にあるロケーションも若干異様だ。
スカイマークで神戸空港へと戻り、帰宅。
今回の小旅行では、横浜の義兄宅に1泊、高崎の牛頭大王宅に2泊、日立のNちゃん宅に1泊と、3家族にお世話になったが、それぞれにお子が複数おり、中身としては子供たちと遊んだ休暇、という印象が残る。
そして各家庭の子供たち、ひいては家族のキャラクターも自ずと対照的に際立って感じられて、非常に面白くもある。
皆様、このたびは本当にありがとうございました!
次は拙宅へ。
♪ All Along The Watchtower - Jimi Hendrix
2011年8月25日(木)
ホテルで催事、とか
本日は、ビジネスパートナーの方々をお招きしてご説明やら懇親やらをさせていただくという会が、ヒルトン大阪で催された。
たまにはこういった催事もいいですな。
帰って、Kさんちのジャーマンピンシャーを連れて犬の散歩ランニングへ。
今日は近々始める予定の心拍トレーニングを見越して、というわけでもないのだが、ゆっくり長めに走ってみた。
いつも頑張って走っている時よりフラフラ寄り道をしたので距離も若干増えているだろうが、往復22分10秒見当。
これならフリード(ジャーマンピンシャー)も余裕のペースだ。
それにしてもちょっと遅過ぎたかな、心拍数ももう少し上げた方がいいだろう。
♪ Stay Free - The Clash
2011年8月 6日(土)
会社行って走った土曜日
午前に水槽の水換えと掃除をしてから、休日出勤で会社へ。
よりによって、なのか、幸いにも、と言うべきなのか、日中は久々の酷暑。
お祭りイヴェント的には暑さがマッチしていたのかも。
夜、Kさんちのジャーマンピンシャー・フリードを連れてランニングへ。
香櫨園駅のあたりで、ボルゾイを連れた方に声を掛けられ、フリードをネタにしばし犬談議。
これでランは一旦途切れてしまったので、往路はタイム計測を諦めて、寄り道しながらチンタラと御前浜まで。
復路、やや気合いを入れて走り、7分40秒見当。
登り勾配、そしてやはり単調な道は退屈なのか、走るのをサボりがちなフリードをグイグイと引っ張りながらという点を鑑みると、まずまず頑張ったか。
それにしてもこの時期に体を動かした後は、いくら水分を摂っても際限なく喉が渇く。
お腹壊さないか心配だな...。
♪ Rock 'n' Roll Singer - AC/DC
2011年8月 4日(木)
自治会長も歩く
晩、Kさん宅のジャーマンピンシャー・フリードを連れて御前浜まで犬の散歩ランニング。
夙川オアシスロードの途中で、結構なペースでウォーキング中の、我が町の自治会長・Mさんにバッタリ出会った。
Mさんは60歳代後半と思われるが、身長はおそらく175cm以上あり、血色よく姿勢もシャキッとしている。
しばしばこうして夜に1時間ほど歩いているのだとか。
元気の秘訣の一端を見た。
往路のタイムは、M会長との歩き話も含めて8分45秒、復路は8分35秒。
フリードは何か興味の対象を見つけた瞬間はパワフルなダッシュをかますのだが、真っ直ぐひたすら走るのはやはり得意ではないようで、道中の多くは人である私に、しかも決して速いペースではないのに、どちらかというと引っ張られる有り様。
もうちょっと頑張ってもらわんとアカンで。
♪ 春の匂いは涅槃の薫り - 人間椅子
2011年7月29日(金)
Run with a dog
同じマンションに住むKさんちのジャーマンピンシャー、フリードを連れて久々にランニングに出たのだが、その前に、このKさんとこの小6の息子さんの家庭教師をしているという浪人生のTくんをKさんにご紹介され、しばし語らう。
素直で人懐こい子や。
4歳になったフリードは、おそらく大人になったので落ち着いた、ということなのだろうが、見方によれば暴れっぷりが鳴りを潜めてちょっと元気がなくなった?
脚もやや遅くなったように感じた。
私をグイグイ引っ張るというよりも、時には私の後をハアハア言いながらついてくるような...。
Kさんの奥さんも言っていたが、少し太ったからというのもあるか。
往路は8分35秒、復路は8分45秒。
犬連れにしてはまあまあかな。
あのカリスマドッグトレーナー、シーザー・ミランの真似をちょっとしてみたんだが、心なしか犬のコントロール性が増したかも!
♪ Truckin' - The Grateful Dead
2011年7月25日(月)
9年越しの宿題に再着手
昨日午前は、建築予定地近隣挨拶の続きと、地元自治会に対する計画説明会出席。
ご挨拶は恙無く終了し、また説明会も呆気なく、と言ってしまうと語弊があろうが、厳しいツッコミはほぼ入らず、平和裏に退散することができた。
自治会そのものの進行がやや押していたらしい、というのもプラスに働いたかもしれない。
「ゆう庵」で昼飯を喰い、車に戻るとアンテナの先にトンボが留まっていた。
シオカラ?
午後から会社に出向き、同期のYにお願いしてちょっくら作業。
極めてスムーズに進んだはずだが、物理的な絶対量が多すぎて約半分まで終えたところで店仕舞い。
比較的家が近いYと夙川まで戻り、「アルテシンポジオ」で遅めの晩飯。
昨夜は、荻堂シェフが熱く語りながら"ダッテリ・ディ・マーレ"という希少らしい貝を出してくれた。
イタリア語で"海のナツメ"という意味。
日本では"イワマテ"などと呼ばれているとか。
他にも、黄色いトマトのパスタや仔羊のグリルなど、深い時間にたらふく腹を膨らませてしまった。
また、Yとも久々に色々な話をしたが、中でも私にとってもある意味タイムリーな彼のエピソードを聞かせてもらい、これは俄然楽しくなってきたぞ。
♪ Baby Talk - Dan Baird
2011年7月23日(土)
ウミガメの話
午前は水槽の水換えと掃除。
何とかエアコンをつけずに乗り切った。
さくら夙川駅前で、「Fru Full」店主のSさん夫人と子息の一太郎に遭遇!
なかなかキリっとした男前ではないか。
このような形で初対面しましたよ、Sさん!
本日は西宮市立勤労会館というところに、須磨海浜水族園の園長にして、私もサポーター会員登録をしている日本ウミガメ協議会会長である亀崎直樹氏の講演を聴きに行った。
内容はもちろん主にウミガメについてで、日本近海のポピュラーな種であるアカウミガメにまつわるあれこれや、絶滅の危機、あるいは個体数の減少といった見方に対する亀崎氏の考察などを、役者顔負けのよく通る低音ヴォイスでお話しになった。
中でも、東南アジアの国々で卵が食用のために獲られていることや海中投棄ゴミの誤飲による被害、産卵地である砂浜に四輪駆動車で立ち入ること等が引き起こす悪影響というものは実は全体から見ると大した割合ではなくて、それらよりも、大規模な護岸工事に起因する砂浜の減少や、知識不足のままに行われる稚ガメ放流イヴェントなどのエセエコツーリズム、漁業による混獲被害といったものの方が、よほど問題視されなければいけないのだ、という主張に目から鱗が落ちた思い。
また、亀崎氏自身の生い立ちというかプロフィールも興味深かった。
話の進め方も上手で、引き込まれっぱなしの2時間弱であった。
講演会後には、亀崎氏ご本人と少し話す機会を持つこともでき、そちらも大変嬉しかった。
帰り道、市役所前線を歩いていたら、頭上から聞き慣れぬ小鳥の鳴き声が。
見上げるとつがいっぽいシジュウカラが2羽。
こんなところでも見られるんだな。
♪ Is It Luck? - Primus
2011年7月17日(日)
9時過ぎたらもうあかんな
朝、久々に夙川橋~御前浜の往復コースを走ってきたのだが、折り返し付近あたりから軽い熱中症のような吐き気を催し始め、しまいにはクラクラになった。
敗因は帽子を被っていなかったことと、出掛けるのが遅かったことだな。
9時台だったんだけど既に陽は灼熱の如き有り様で、少なくとも2時間前、文字通り朝飯前には行かなあかんわ。
川の上にはツバメが数羽飛び回っていて写真を撮りたかったが、一眼レフを下げて走りに出るわけにはいくまい。
そして大きな餌をくわえているムクドリとその仲間たちにジワジワと近づいてみたら、そのムクドリは餌をパッと放してギャーギャーと鳴き始め、それに呼応して仲間たちはザッと総勢飛び立った。
あれが警告の鳴き声か。
「ダーウィンが来た!」観てるみたいやった。
♪ Some Weird Sin - Iggy Pop
2011年7月 8日(金)
ハシゴ飯
2011年7月 2日(土)
甲山森林公園にアタック
朝のうちに家を出て、開店直後の「サヴーレ」でサンドウィッチを仕入れてから、「甲山森林公園」へと遊びに行った。
みくるま池の方を回ってプラプラしながら、展望台で昼食。
東側に開けているんだな。
今日は強い日差しはないが、かなり蒸し暑くて汗みどろになった。
「シンボルゾーン」と名付けられたエリアに入り、"彫刻の道"を通って、噴水の向こうにある"愛の像"へ。
なかなかに不思議なコンセプトだ。
森林公園の周囲ではいろいろな生き物の姿や気配も確認でき、それがまた非常に楽しい。
心地よい疲れと森林の持つ癒しの力に包まれ、下界へと帰ってきた。
敷地を視察した後(既にジャングルのように草が生い繁っていた)、「Fru Full」でジュースを購入。
S店主に、ご長男誕生の内祝を頂いた。
あまりにビッチョビチョになったので、夕方のうちに風呂に入った。
♪ Big Log - Robert Plant
2011年6月 9日(木)
カタツムリ登場
2011年6月 4日(土)
金曜日をこれ以上ないぐらい精力的にこなす
昨日は5時半起き、8時のANAで久々の東京日帰り出張。
震災後初めての東京だったが、やはり噂に聞く通り、街の暗さは昼間でも確かに感じられる。
池袋で打ち合わせの後、品川のエキュートに寄ったりして、帰阪。
それにしても上着が必要な日に限って、暑かった。
家に帰ると、友人のAちゃんが遊びに来ており、エキュート限定・FORMAのチーズケーキ アソートなどつつきながら、妻と3人で歓談。
その流れで「カンパーナ」に行って晩飯。
アスパラソバージュという、緑の化け物ツクシのようなものを使ったアンティパストや、四万十鶏とインカのめざめのオーヴン焼き、それから初めて食べる鰹のカツレツなんてのも含め、どれも美味かった。
この時期の苦楽園口、ホタルを観に行かない手はないでしょう、というわけで食後は夙川畔へ。
おお、さすがに6月に入ってだいぶ数が増えている!
見事に乱舞する様も存分に観られたぞ。
見物客もそれなりに多い。
それからさらに目神山へ上って敷地を眺めたり、一旦家に戻って住宅模型の写真を見たりしてから、Aちゃんを駅まで送り一日の終わり。
最後になりましたが、来月結婚を控えている幸せなこの子、ハッキリ言って相当変わっていて(もちろん手放しの褒め言葉)、面白い。
♪ The Old Man Down The Road - John Fogerty
2011年5月17日(火)
ホタルがいた!
2011年5月 5日(木)
ツバメ
マンションの軒下や商店街のアーケード下を、営巣地を探しながら飛ぶツバメを何羽も見た。
このようなありふれた住宅街においても、自然の恵みと季節の移ろいを感じることができるんだなあ、と、若い頃には決して思い至らなかったであろう事実に気づかされる。
もうすぐホタルだ。
♪ Walkin' Away - Hanoi Rocks
2011年5月 2日(月)
白浜方面一泊旅
このゴールデンウィークは、本来であれば高崎に新築相成った牛頭大王邸を訪問する予定だったのだが、昨今の情勢を鑑みて取り止めたため、4/29(金祝)~30(土)と、「アドベンチャーワールド」でのパンダ見物を主題に置いた和歌山一泊旅へと赴いた。
29日(金祝)
正午ちょうどに出立。
さすがに南へ向かう高速道路もそこそこ混んでいたが、宿のチェックイン時刻までまだ若干余裕がありそうだったので、まずは「とれとれ市場」へ行ってみた。
おお、宿泊施設や温泉なども増設され、さらなる巨大エンターテインメントスペースへと進化を遂げているぞ。
観光向けとはいえ、やはり魚市場に来ると非常にテンションが上がる。
クルリと中を一回りしたが、試食だけで結構腹がくちくなりそうだ。
16時過ぎ、予約していた「紀州南部ロイヤルホテル」に到着し、チェックイン。
休む間もなく荷物を置いたら再び腰を上げ、30分ほど車を走らせて、晩飯を喰いに「紀州うまいもん家 傳八」という店へ。
なかなか評判の高い、魚介を中心とした居酒屋風の郷土料理店なのだが、17時過ぎに入店したにも拘わらず、決して小さくない店はすでに半分以上の席が埋まっているように見え、実際に我々が着いた20分ほど後にはもう待ちが生じていた。
恐るべし!
本日入荷のもちかつお造り、自家製ざる豆腐、梅酢を混ぜた飼料で育てたという地鶏の炭火焼き、あわび・熊野牛・炙りうに・梅しらす・かに等のにぎり寿司、漁師飯他を食べたのだが、味はもちろん美味、注文方法もタッチパネル式で楽しいことこの上なしと、高い満足度。
一見、居酒屋チェーン店ぽい雰囲気に騙されてはいけない、ここは紛れもない名店だ。
宿に戻り、ゆっくり風呂に入って、22時頃には寝てしまった。
30日(土)
変な時刻に寝てしまったのでやはり変な時刻に目が覚めてしまい、2時過ぎから4時前ぐらいまで起きてロビーに行ったりと、無駄な時間を過ごしてしまった。
6:30、本格的に起き、朝の温泉を浴びに大浴場へ。
夜より客が多いじゃないか。
露天風呂が気持ちいい。
8時、チェックアウトして、いざ「アドベンチャーワールド」へと向かう。
到着時刻の目処は9時前頃、開園が9:30だから、かなり余裕を見て行ったつもりが、着いてみてビックリ、なんじゃこれはと戦くほどの車と人の数!
制作現場にいた頃はゴールデンウィーク真っ只中にこうして人の集まるところに遊びに行くということはまったくなかったので、繁忙期慣れしていないのだな、これは。
少し早目の9:15に門が開き、人混みをかき分けて事前申し込みが必要なツアーの予約カウンターへと並んだが、目当てにしていた"パンダバックヤードツアー"はまったく箸にも棒にもかからず、我々のだいぶ前で終了となってしまった。
辛うじて"アニマルレスキュー"という、営業時間の最後に行われるジープに乗ってのサファリツアーに滑り込むことができた。
申し込み後、まずはパンダランドへ。
さすがに凄い人だかりだ。
ひたすら笹を喰らい続ける母パンダの"良浜(らうひん)"と、それに倣ったり遊んだりしている双子の仔パンダ、"海浜(かいひん)"と"陽浜(ようひん)"をじっくり眺めることができた。
ずっと見ていてもなかなか飽きないな。
パンダランドを離れて、ウォーキングサファリのゾーンへ。
ライオンやチーター、ブラウンベアといった肉食動物に、アフリカゾウ、アミメキリン、シロサイ、クロサイ、マレーバク、ヨーロッパバイソン、チャップマンシマウマなどの草食動物を見学。
中国の三大珍獣の1つであるらしい、ゴールデンターキンという動物は初めて見た。
また、キリンやアカカンガルー、エミュー、ムフロンなどには餌やりがてら触ることもできたりして、これは楽しいな。
大混雑の折、何とかエントランスドーム内のブッフェレストランで昼食にありつくことができ、その後は「ビッグオーシャン」で"マリンライブ"、いわゆるイルカショーを観る。
おそらくオキゴンドウクジラ、カマイルカ、バンドウイルカらしき群れによる楽しいショー。
規模もデカい。
その流れで隣にある「アニマルランド」という建物で、"アニマルアクション"というアシカショーメインのイヴェントを観賞。
数種の犬や鳥、ペンギン、コツメカワウソ、ポニー(ミニチュアホース?)なども出てきたが、特に目だった芸をすることもなく単なるにぎやかし?
面白かったけど!
今度は「海獣館」に行き、ホッキョクグマやラッコ、ペンギンなどを観る。
ホッキョクグマはちょうどおやつの時間だった。
もらっているのは食パンだって。
ラッコとペンギンも上手いこと給餌のタイミングに当たった。
再び屋外に出て、「ふれあい広場」、「鳥の楽園」等を観て回る。
マーラが数頭放し飼いにされていたのだが、子供たちに追い掛け回されて、相当ストレスが溜まりそうな環境だったぞ。
その他、このあたりは小動物が中心に展示されていた。
まだ"アニマルレスキュー"までには時間があるので、"ケニア号"という無料の列車型バスに乗って園内を回る。
25分ほどだが、歩いては回れないアムールトラやタテガミオオカミなんかも観ることができ、タダでこれなら充分だ。
もう1回パンダを観たり(2頭の仔パンダはぐったり寝ていた)、スヤスヤ眠る2頭の仔ライオンを観てから、いよいよ18:50スタートの"アニマルレスキュー"へ。
ガイド兼ドライヴァーのお姉さんの指示の下、四駆に乗り込んだ客は我々を含め6名。
夕闇迫る肉食動物ゾーンを中心に、解説付きでゆっくりと回る。
途中、肉食動物たちのねぐらである"アニマルロッジ"という建物も見学させてもらったのだが、檻の中に入っているオスライオンの吼え声の恐ろしいこと!
ゴォォォという、地獄の底から響いてくるかのようなあの咆哮は、脆弱な動物である人間の裡に潜む根源的な恐怖感を呼び起こすな。
とにかく、理性を離れた部分でただただ怖い。
マサイ・マラに行った時に野生のライオンは幾度も観たが、あの声は聞いたことがなかった。
チーターたちは大人しくしており、時折オスがニャーとこっちはかわいらしい声を上げていた。
この"アニマルレスキュー"は営業時間内最後のジープツアーなので、ライオン等の肉食動物を獣舎へと追い込む作業にも少し付き合うことができるという特典がある。
さすがに飼育員たちといえど車から降りることはないそうで(チーターだけは大丈夫らしいが)、ジープでガンガンと追い込んでいく。
おい、こんなに距離詰めてスピードも落とさんで大丈夫かいな、と思っていた矢先、前を走るライオンの後肢あたりに接触した時はかなり引いたぞ...。
怪我はなかったんだろうか?
これにて「アドベンチャーワールド」満喫の時は終了。
滞在時間およそ10時間半、隅から隅まで見たんちゃうか?
10年ほど前にここを訪れているのだが、当時とはまったく雰囲気が異なっており、かなり手が加えられているはず。
日本でも旭山動物園を始めとする展示手法が話題となってから、各施設が造りを大きく変えている。
近くの「モスバーガー」で軽く晩飯を済ませ、帰路へ就く。
が、湯浅御坊道路から阪和道にかかるあたりで大渋滞が発生しており、1時間近く余計に掛かった。
北向きは下津を頂点にゆるやかな登り坂がずっと続いているようで、そこを先頭にした速度低下が招く自然渋滞のようだったが、それにしても激しかったなあ。
何と日付が変わる少し前に家に辿り着いた。
♪ Blood On The Dance Floor - Michael Jackson
2011年4月17日(日)
初夏へ向けた旅
晴天の下、10時に家を出て夙川沿いを北に向かう徒歩旅行に出発。
桜並木はほとんどの樹が半分ほど緑が混じる葉桜になっており、屋台群の姿は見えず、花見客も先週に比べると格段に少なくなっていた。
ほんのり寂寥感も漂うが、これから訪れる新緑、そしてホタルもまた充分扇動的だ。
今日もヒヨドリやツグミ、ムクドリにセグロセキレイといった鳥たちを目撃したが、ついにカワセミをカメラに収めることができた瞬間は少々興奮した。
前に、もう少し川を下ったところでスイーと川面スレスレを飛ぶ美しいエメラルドグリーンを見たことはあったが、カメラを持っている時に出逢ったのは初めてだ。
銀水橋からバス通りに出て、フラリと入った帽子店で妻が紐付きのハットを購入。
工房を兼ねたこの店はたまたま通り掛かったわけだが、以前より妻が愛用しているハットの製造元だということが判明。
素晴らしい偶然。
甲陽園駅前の「ビゴの店」で昼飯を買い込んだ後、目神山町から遊歩道を山中へと分け入り、妙龍寺の上にある展望台を目指す。
登りはTシャツ1枚でも汗がにじむほどの好天だ。
展望台に着き、町並みを見下ろしながらランチ。
ただただ気持ちが良い。
アスファルトで固められた喧騒を離れてこうしたところに身を落ち着けると、1個の動物として本当にナチュラルな環境にいるのだな、という根源的な解放感を得る。
人もやはり土の上で暮らすのが一番良い。
川沿いを散歩している犬も楽しそうだものな。
敷地に立ち寄り、再び山桜を確認。
まだ咲いていた。
今日はこの前と違って天気が良いからより映える。
もう少し北上し、北山ダムへも足を伸ばしてみる。
グルリ周囲が桜の並木となっており、先週はさぞかし美しかったことだろう。
神呪寺の仁王門をくぐって南へと下りる。
ひたすら歩き、松風町へと至ったところでカフェ「茶家」に入る。
ここで名物の小さなたい焼きと、お茶を頂く。
お茶もたい焼きも色々な種類があり、美味しくて楽しい。
甘味と少しのカロリーを補充し、夙川沿いを南下して家路へ。
午前に比べると学生っぽい若年層を中心に遅い花見客もだいぶ増えていた。
帰宅は午後3時50分、所要時間6時間弱というなかなかの長旅であった。
♪ Jungle Man - Red Hot Chili Peppers
2011年3月27日(日)
軌跡を追う
縄文杉まで歩いた時に履いていたトレッキングシューズを足元に準備万端、妻と散策に出掛けた。
まずは夙川沿いを北上。
桜並木はまだまだ蕾だが、稀に1本だけ咲き誇っている木があったりして、こりゃ不思議。
銀水橋まで上る間に、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、ヒヨドリなど、たくさんの野鳥を見ることができた。
妙龍寺の脇にある展望台に差し掛かった時、正午を告げる鐘の音を聞く。
それから目神山町へと出、敷地を視察してから甲陽園駅まで下りる。
ここまで歩くこと丸2時間、駅前の「ビゴの店」でランチ休憩。
食後、大池を回って満池谷霊園を通過、ニテコ池横を歩いて南郷町へ入り、H氏の事務所に立ち寄り。
後半の歩行時間は1時間強。
H氏は不在だったが、奥方としばし話をしてから、コープで買い物をして帰宅した。
♪ Let's Go - The Cars
2011年3月13日(日)
西宮では
朝のうちに伊丹の「ひごペットフレンドリー」へ冷凍淡水エビを買いに行く。
気合いを入れて早く家を出たら、なんと15分で着いてしまって開店までしばらく待った。
同じような客が数組いたことにビックリ。
久々に店内を見回ってみたら、50万円を超えるマーモセットや、20万円前後のハヤブサの仲間の鳥、巨大ウサギに、ワイルドのポリプテルス各種など、やや興奮気味。
昼前、2日連続で「イトマン」へ。
全体の参加人数は少なめだったが、我々のクラスは最大の10名。
西北の「くりや」という店で昼飯を喰い、「パティシエ エイジ ニッタ」で洋菓子を購入。
メチャ混みだった。
夕方はA氏邸で打ち合わせ。
まさに、いよいよ大詰め。
まだここからだいぶ減額せねばならぬ…。
夜、H氏の現場を少しだけ見てから、「ゆう庵」で晩飯。
繁盛。
テレビはずっと点けているが、あまりに超現実的な情報の洪水に当たり、何かが痺れてくる。
♪ World Of Pain - Lionsheart
2011年2月12日(土)
溺れかけ
午前はスイミングスクール。
1時間のレッスンはあっという間に終わる。
今日はちょっとハードめだったなー。
最近よくヴェランダにヒヨドリがやってくる。
晩ごはんは、昨日妻が不在時に私が作っておいたカレーライス。
エリンギ、シメジ、タマネギ、パプリカ、三度豆に、季節もののカキも入れてみた。
とろみが足りなくてなんだかスープカレーっぽくなってしまったが許せ。
北方領土にズカズカと踏み込んだ上で、まさに盗人猛々しいといった風情がピッタリくるロシア陣営に対してはもちろん腹立たしい思いだが、詰まるところ、自国の領土だと言いながらこれまでなんら実効的な措置を取ることなく、相手がアクションを起こしてきて初めてウジウジと文句を垂れ出す我が国の指導者たちこそが本当の間抜けであることは間違いない。
尖閣諸島や竹島に関しても同様。
外交、内政ともにこれだけツッコミどころ満載のデタラメでありながら、比較的マトモな国家の体を未だ為しているように見えることが、実に不思議である、日本。
♪ When I was Child - Page & Plant
2011年2月 6日(日)
北山緑化植物園など
朝のうちに家を出て、甲陽線に乗って甲陽園駅まで行き、そこから徒歩で「北山緑化植物園」へ。
山中を通る遊歩道を使って東側からアクセスしたが、このように網の目の如く広範囲にハイキングロードが存在しているとは知らなかった。
植物園内には意に反して食物を供する売店の類はまったくなく、近所の商店で購入したパンで昼飯。
再び歩き出し、原生林の中にまるで巨大迷路のように広がるハイキングコースをひたすら往く。
途中、六甲山系に点在する岩場を登るロッククライマーの一群をやり過ごしたり、ジャングルのように生い茂るシダ植物に隠された、秘密の通路のような遊歩道をくぐり抜けたりしながら、何とか目神山町の住宅街へと帰り着いた。
3時間以上山道を歩きっぱなし、良い運動になったなー。
山の中では多くの野鳥たちを見ることもでき、素晴らしい休日であった。
あとはシジュウカラも結構見た。
♪ Man Must Live As One - Warrior Soul
2011年1月30日(日)
洛北で過ごした休日
京都まで出向き、松ヶ崎にあるフレンチ「ル・プティ・プランス」でランチ。
ここは私が学生時代にアルバイトをしたことがある店で、住宅街に佇むアットホームなレストラン。
今年で開業30年というめでたい節目に当たり、ご無沙汰してしまっていたが久しぶりに訪れた。
ご一緒したのは、妻のピラティスの生徒さんだったKさん。
Kさんは先月まで西宮のご近所さんだったが、このたび京都に家を新築して引っ越され、今日は妻とともにその新居にお邪魔するというイヴェントの日。
それならば、とせっかくなので3人で「ル・プティ・プランス」にも足を運んだ次第である。
久しぶりにお目に掛かる「ル・プティ・プランス」のYさんご夫妻は変わらずお元気そうで、また上の息子さんは東京で社会人4年目、弟も今年大学を卒業して就職と、立派に育っていた。
私がいる時はランドセルをしょって「ただいまー」と帰ってきたあの子たちが!
年取るはずだ。
もちろん料理も美味かった。
また来ますで!
食後、Kさんのお宅に移動。
建築家の手によるスキップフロアの素晴らしい家を堪能させていただく。
すっかり老成した落ち着きを見せる2頭の飼い犬、シュナウザーのシューちゃんとヨークシャーテリアのカンちゃんも良い味わいを醸し出している。
途中で、出張に行かれていたKさんの夫も帰宅し、4人で引き続き歓談。
家の話や近況などトピックスは尽きず、またYチェアの座り心地が良くてすっかり長居をしてしまった。
18時前、辞去させていただく。
ありがとうございました。
西宮に戻り、東町の「スシロー」で軽く夕食を食べて帰宅。
♪ Now I'm Here - Queen
2011年1月21日(金)
合格通知
昨夜は先輩2人、後輩1人と計4人で飯。
北新地の「小柴」でてっちり等、美味い魚を平らげた後、あれよあれよという間に都合4軒をハシゴして、家に帰ってきたのは今朝5:30。
最後の方は少しアルコールも摂取したので、歯を磨いていたら吐きそうになった。
組み合わせとしてはなかなか面白い顔ぶれになったが、古き佳き思い出話を含め、長いが楽しい時間であった。
それにしてもあんな時刻にまでなったのは相当久しぶりだ。
本日、“1級 愛玩動物飼養管理士”の合格通知が届いていた。
めでたいが認定登録料2万円、ヅガン。
しかし支部にも登録したし、協会員としての活動もこれから積極的に行っていきたい所存。
♪ Angels With Dirty Faces - P.Diddy
2010年12月19日(日)
1級受験
この数週間、通勤電車内での読書を自らに禁じていたのも、本日受験してきた愛玩動物飼養管理士 1級資格試験のためであった。
といいながら電車の中でテキストを読んだのは、すべて合わせてほんの数ページにしか過ぎぬのだが…。
事実、ほとんど勉強は進捗していなかったので、昨日1日の大部分を費やして文字通りの一夜漬けを試みたわけだが、途中いろいろなことに気を削がれたとはいえ、大人しく家に籠って机に向かっただけの甲斐はあった。
無論、記憶力を始めとする脳力は往時を知る者にとっては見る影もないが、それでも追い詰められればそれなりに残るものだな。
おそらく何とかなっているだろう。
夜、A氏邸で打ち合わせ。
今回も3時間余りお邪魔してしまった。
♪ Floods - Pantera
2010年12月13日(月)
計画に纏わる1日
昨日は午前の早いうちに家を出て、豊中と西宮のオープンハウスをハシゴして拝見。
特に後者は見どころも多く、いろいろと勉強になった。
一旦自宅に戻ってから、「オコナ」に行き昼飯。
先日買ったささやかな結婚祝いを、店主のI夫妻に遅ればせながら献上した。
本当におめでとう!
午後、敷地に関係者集合してちょっとした確認の後、打ち合わせをするためにA氏邸に移動したのだが、その途中でイノシシに遭遇。
中型犬ほどのサイズの(体重は1.5倍ほどありそうだが)仔イノシシが4頭ほど。
母らしき個体も茂みの向こうに見えたが、はっきりとは認識できなかった。
計画の方は、3歩進んで2歩下がっている一面もあるが、着実に前進はしているはず。
A氏宅で飼われている4匹のネコのうち、最も人懐こいトラちゃんはすでに我々のことを準親戚の如く思っているのかもしれない。
打ち合わせ後、A夫妻と4人で「魚卓や」で晩飯。
結構久々に来たが、日曜の晩はそれほど忙しくないのな。
美味かった。
気がつけば23時、A夫妻と話しているとなんでも本当に楽しくて、いつも知らぬ間に時が経っている。
♪ Help The Poor - B.B. King
2010年11月21日(日)
「姫路セントラルパーク」他
今日は平日仕事に行く時と同じ時刻に気合いを入れて起床、一路西へ向かい、「姫路セントラルパーク」へ。
初めて来てみたが、このような山間に広がっているとは知らなかった。
人の入りも盛況だ。
まずは車に乗ってドライブスルーサファリというやつだが、最初にチーターやライオン、トラがいる猛獣ゾーン、それからアンテロープ類やシマウマの草食ゾーン→ゾウやサイたちの大型草食ゾーンと流れていく。
面白い。
車の中にいるのになぜか汗だくになってしまい、途中でTシャツ1枚にモデルチェンジ。
見学後、上の方に車を停めて今度は歩いて下りながらのウォーキングサファリ。
鳥類やリスザルが暴れるフライングケージが楽しく、またホワイトタイガー&ホワイトライオンも観ることができた。
サファリから遊園地へと車で移動し、14:30開演の「モスクワイリュージョンサーカス」を観覧。
その名の通り、ちょっとしたマジックショーの要素を持つサーカスで、決して規模は大きくないが、たっぷり1時間、充分に楽しませてくれた。
16時前に「姫路セントラルパーク」を後にし、姫路市内で開催されている某建築家設計のオープンハウスに行ってみた。
主に仕上げなどを中心に見てみたが、やはり見ることイコール勉強そのもの。
帰りは阪神高速3号線が、月見山から深江過ぎまでずっと自然渋滞を為しており、こりゃ疲れた。
昨日は自分の足でよく歩いたが、今日は長距離ドライヴ。
♪ Manic Depression - Jimi Hendrix
2010年11月 6日(土)
甲陽園~苦楽園口~夙川
昼前、H氏の事務所に遊びに行って夫妻と少々歓談。
今日もチョイチョイと情報を得ることができた。
「ameen's oven」でランチを食してから、単線に乗って甲陽園駅まで出向き、北方をクルリと散策。
パッと横を歩いていた妻を見ると、腕にキリギリス。
気分はまさしく森林浴だ。
天気もよく、坂道を登ると汗が滴り落ちるほど。
チョコチョコを店を覗きながら苦楽園口まで下りてきて、「La Baguette de Paris YOSHIKAWA」という長い名前の、いわゆる「YOSHIKAWA」という高名なブーランジェリーでパンを買い、それから蜂蜜専門店「はちみのや」で、ハニーソースしょうがとマヌカ蜂蜜を試食の上購入した。
妻こだわりの蜂蜜。
さらに「トキワ」でドーナツを一通り試食して豆冨ドーナツと黒きなこドーナツを買う。
近くには「フロレスタ」もあるが、ドーナツ戦争勃発か?
ちょっと早めだが、「ラーメンたろう」で晩飯。
久々にラーメン喰ったー。
ここから2号線沿い、郷免町の「ヴェンチュラー」まで歩いて、入院していた愛車・アルファ156SWを引き取り、漸う帰宅の途に就く。
11:30に家を出てから実に7時間、店にいた時間を除けばほぼ歩きっ放し、今日はよく歩いた。
♪ Come Sta? メグロガワ - 四人衆
2010年11月 3日(水)
充実の祝日
今日は妻が午前中仕事で出掛けていたので、その間に私が昼ごはんの製作。
昨日の残りの栗ごはんに、アジの開きを買ってきて焼いて、あとはもずくの味噌汁を作ってみた。
グリルで魚と一緒に焼いたタマネギもまあ合格でしょう。
午後から敷地および拙宅にてA氏と打ち合わせ。
現地だからこそ分かることの確認、そして場所を移して細々とした話と、適所の作業を行うことができ、今日も少なからず前に進んだ感を得た。
「ウクレレカフェ オコナ」で晩飯。
先週無事に入籍を済ませたマスター夫妻、めでたい。
ロコモコとタコライスを食べたが、ともに正常進化を遂げている。
コーヒーも美味かった。
家に帰ってきて上着を脱いだらなぜかトノサマバッタがどこからともなく飛び出てきた!
褐色型。
どこで拾ってきたのか?
話は変わって、黒木昭雄氏の「自殺」報道ほど、ここ最近で腑に落ちぬ出来事はないといっていい。
マンガみたいだけど、実際にこういう消され方はあるのだなあ…。
♪ Won't Get Fooled Again - The Who
2010年10月11日(月)
八宝菜製作
妻とともにヴェランダの手入れと掃除を行った。
土を掘っていたら、今やその姿を見る機会がめっきり減ったミミズや、おそらくカナブンと思われる甲虫の幼虫など、結構色々な生物が出てきて嬉しくなるじゃないか。
植物の根と絡み合って冬虫夏草みたいになったセミの死骸とかも。
夕飯は私が八宝菜を作った。
具材は、ショウガ汁・だし・オイスターソース・塩・コショウで下味をつけた豚肉・うずら卵・エビに、ハクサイ、ピーマン、タケノコ、キクラゲ、ニンジン。
「落柿舎」の大将にもらっただしを使い、オイスターソースと塩、コショウ、砂糖で味付け、片栗粉でとろみをつける仕上げの前に醤油とゴマ油を一回し、さらに黒コショウをガリガリと。
味の方はというと、私のイメージより少しだけ甘みが強かったが、まあよしとしよう。
♪ I Shall Be Released - The Band
2010年9月 4日(土)
今年は1級だぞ
2009年度に2級の資格を取得した「愛玩動物飼養管理士」だが、今年度は1級にエントリーを済ませており、そのスクーリングを今日三宮にて受講してきた。
おそらく周囲の受講者はペットショップ等で働く人、あるいは動物関係の専門学校生ばかりで、私がその場にいることはまったくの酔狂以外の何物でもないが、1人の動物好きとして、各講師の話は非常に興味深く、勉強になった。
夙川に戻り、「フリゼーア」で髪を切って帰宅した。
♪ Can't You Feel The Fire - Little Steven
2010年7月30日(金)
うに、きす、さんま…
夕刻、妻の両親が名古屋より遊びに来る。
まずは揃って妻の指導の下、ピラティス体験をした模様。
夜、「もとい」で合流し、美味すぎる一品や鮨に舌鼓を打つ。
義父は若干酔いも回ってご機嫌さん!
家に帰ってから、チョロっと目神山方面へ車を走らせてみたのだが、脚を負傷している様子の若イノシシが路上に立っていた。
♪ Little City - Jon Bon Jovi
2010年6月13日(日)
川西のお宅訪問
予報通りに朝から降っている雨のため、予定されていた草野球の試合は中止。
この機会にと、草野球に参加予定だった仕事仲間のHさんのお宅に、S主将夫妻とともにお邪魔させていただくことになった。
川西の実家の横にある敷地に去年新築したHさんの家には、前々からぜひ一度訪問をしたいと思っていたのだ。
生憎の悪天候だが、新しくて気持ちがいい家に気の合う仲間たちと集うひと時は実に楽しい。
最初は人見知りしていたスコティッシュフォールドのチョビもご機嫌じゃないか。
奥方も、急遽の訪問にも拘わらず快いもてなしを賜りありがとうございました。
15時半頃、一足お先に辞去した。
夕刻、来客あり。
対応後、「一」で晩飯。
やっぱりポテトサラダは絶品だな。
インカコーラも飲んだぞ。
♪ How Did You Manage - R.Kelly
2010年5月26日(水)
闇夜のイノシシ
仕事終わり、妻と待ち合わせて南森町の「落柿舎」で晩飯。
「美味しんぼ」という名称のうどんを喰ったがメチャメチャ美味かった。
玉子ととろろとだしのハーモニー。
帰宅してから甲陽園の上の方へ夜のドライヴ。
ウリ坊発見!
轢くかと思った。
♪ Charlie's Out Of Prison - Warrior Soul
2010年5月 4日(火)
神奈川方面連休満喫ツアー
研修中だった新入社員の年は除き、入社15年目にして初めてカレンダー通り休みのゴールデンウィークを迎えた。
1日(土)から今日、4日(火祝)まで、横浜に住む妻の兄の家や学生時代の朋輩・牛頭大王宅を訪問する予定を立て、赴いてきた。
5月1日(土)
11:00伊丹発のANAに乗って羽田へ。
義兄と奥さん、ミーちゃん(6歳)、ケイタ(3歳)の一家が空港で出迎えてくれた。
空港内で昼飯喰って、展望デッキで少し遊んでから、義兄の運転する車で「ズーラシア」へ向かった。
かの珍獣、オカピがいる動物園として有名なところだが、私がまだオカピを見たことがなかったので今回所望したのだ。
着いたのは15時を過ぎていたが、快晴だったので充分に明るく、却って人が少なくてよかったかも。
敷地も余裕を持ってとられたズーラシアは見応えがあり、初見物のオカピにも感動。
面白い動物だなあ、本当に。
それにしてもなかなかラインアップがマニアックだ、ズーラシア。
動物園を出て、横浜市中心部へと今度は移動。
お兄さんオススメ、下町・野毛にある「大衆」という、名前の通り大衆的な焼肉店で晩飯を喰う。
混んでいたので入るまで少し待ったが、その間に「みなとみらい」界隈をそぞろ歩いた。
ばあちゃん、じいちゃん、息子の3人でやっている小さな「大衆」はどれも安く、ホルモンなど非常に美味かった。
この雰囲気は確かに病みつきになりそうだな。
食後、飲んでいない私がドライヴァーを務めて保土ヶ谷区にある義兄宅に無事帰還し、なんじゃかんじゃ遊んで寝た。
5月2日(日)
9時に皆で義兄宅を出発、「港の見える丘公園」の近くにある「横浜インターナショナルスクール」の「フードフェア」というイヴェントに連れて行ってもらった。
インターナショナルスクールの関係者が使っていた品のバザーや、各国料理が揃う模擬店屋台などが賑わうフェスティヴァルらしく、本当にものすごい人出であった。
こりゃすごい。
屋台などで食べられる料理はどれも美味かった。
国際色豊か。
昼飯もここで済ますことができたので、一旦皆で義兄宅へ帰る。
それから、義兄の奥方と私の妻の女性陣2人が夕飯の支度などに取り掛かり、義兄と私は子供たちを連れて近所の公園へ。
しばらく遊んだところで、義兄夫妻の友達であるイギリス人のジェイムズと彼の娘2人がやってきて合流。
子たちは午前中に行ってきた横浜インターナショナルスクールに通っているアンジェラ(7歳?)とジェニファー(4歳?)で、お母さんは日本人。
そのフードフェアでもちょっと彼女たちとは会って話していた。
お兄さんとジェイムズは公園から一旦家に戻り、一時、ミーちゃん、ケイタ、アンちゃん、ジェニちゃんに加えてミーちゃんの友達のユウカちゃんも含め、5人の子供たちを1人で面倒見ていた時は少し焦った。
それから義兄とジェイムズも一緒に、4人の子供を連れてさらに徒歩で旅立ち、2キロほど離れた「三ツ沢公園」という大きな公園へと遊びに行った。
遊具や池などを見るとはしゃいで遊んでいたが、さすがに子供たちも歩き疲れただろう。
帰り道は下の2人を肩車したり。
夕刻、義兄宅に漸く戻り、しばらく後にジェイムズの奥方もやってきて、総勢、大人6名、子供4名で晩餐会。
ホームベーカリーで生地を作った手製のピザや、鶏、サラダなどを頬張りながら皆で歓談する。
ジェイムズは18年ほど日本に住んでおり、日本語も達者なのでコミュニケーションも問題ない。
子供たちに引きずり込まれたかくれんぼなどの遊戯も含め、とても楽しいひと時であった。
ひとしきり騒いだ後、またも酒を飲まぬ私がジェイムズ一家を川崎の自宅へと送り届け、散会と相成った。
義兄宅に戻り、風呂入って就寝。
5月3日(月祝)
朝、乱入してきた子供たちに文字通り叩き起こされた。
こりゃたまにだから面白いが、毎日だったら大変だ。
朝食を済ませ、10時前に家を出て横浜駅へと皆で向かった。
そしてここから「シーバス」という水上バスに乗って「山下公園」へと移動。
それにしてもさすがにゴールデンウィークど真ん中、信じ難いほどの人で溢れている。
参った参った。
この日はこのあたりの横浜市中心部で大規模なパレードが催行されていて、ちょうどそれも見ることができた。
そして中華街で昼食。
ほとんどの店で大行列ができていたが、「廣翔記」の1つに運良く潜りこむことができた。
フカヒレで有名な店だが、なかなかどれも美味かった。
昼食後、今は博物館のようになっている船、「氷川丸」を皆で見学。
思ったよりも内部は充実しており、なかなか時間を掛けて回り、楽しむことができた。
意外なエンターテインメント。
再びシーバスに乗って横浜駅へ戻り、日産本社のショールームでしばしブラついた後、義兄一家とはここでお別れ。
お世話になりました。
ここから私は川崎市内の牛頭大王家へ、妻は稲城市内の友人宅へと移動し、バラバラでそれぞれの友達の家に泊まるのだ。
妻とは東急東横線、JR南武線で途中まで一緒に行き、登戸駅で別れた。
そして私は小田急で西へ。
最寄駅で牛頭大王の奥方と無事合流し、お宅へとお邪魔した。
牛頭大王本人は仕事で若干遅くなるようで、残念ながら待つのみ。
牛頭大王家にもムッちゃん(6年生)とレン(2年生)という2人の子がいるが、連休中はじっちゃんばっちゃんちに預けているようで、この日は大人だけでのんびり。
図々しいことに先に風呂など浴びたりして寛がせてもらった。
また、牛頭大王が地元の群馬に家を建てるという事実を聞き及び、おおマジかと驚いて、奥方のヒロぽんに色々な話を伺ったり。
ええなあ。
20時前頃だったか、ようやく牛頭大王が帰ってきて、ヒロぽんと2人、駅までお出迎え。
そして3人で晩飯を囲みながら大いに話し、笑う。
やはりええのう、色々と。
彼らとは、関西在住時代は花見を始め、折々のイヴェント毎に遊んでいたのだが、さすがに今ではそれほど頻繁に会うこともない。
だからこそ、こうした機会は大切にし、また時間を生み出して持たねばなるまい。
25時過ぎまで話し込んだかな。
5月4日(火祝)
今日も牛頭大王はご出勤じゃ。
7:30、頑張って一緒に朝飯を頂く。
そして牛頭大王をお見送り、家事に勤しむヒロぽんを尻目に私はゴロゴロと寛がせていただいた。
また新居にまつわる様々な情報を取材する。
ええなあ、ホンマに。
11:30、ヒロぽんと家を出て、近所の蕎麦店「寿々孝」で昼飯。
ここもご多分に漏れずメチャメチャ混んでいたが、ラッキーにもギリギリまたも潜りこめた。
色々と世話になりました。
13:45、品川で妻と合流。
昨晩は会社員時代の友達たちと語らい、今日の昼は大学時代の友達たちとランチをしてきたようで。
品川から京急で羽田空港へと移動したのだが、帰る方向が同じだという、ランチをともにしていた妻の友人、Tちゃんも一緒になり、私にとっては久々の再会。
15:00発のANAで伊丹へ。
到着後、古川橋までそのまま移動して、インド料理店「ガナパティ」で早めの晩飯を済ませてから、リクガメショップに預けていたヘルマンリクガメのシロを引き取り。
元気だったようで何より。
ガナパティのカレーは本当に美味い。
そして電車でカメも持って帰宅したが、いやー疲れた。
遊びまくり歩きまくり、睡眠少なめのえらくハードな連休だった!
♪ Nights Of Mystery - The Georgia Satellites
2010年2月18日(木)
ペットケア アドバイザー
先日取得した“二級愛玩動物飼養管理士”の資格認定証やらなんやらが届いた。
認定証や日本愛玩動物協会の会員証なんかはある程度立派なんだが、中に、このようなバッジも。
これ付けてどこ行こうかな?
♪ Shapes of Things - The Yardbirds
2010年1月22日(金)
「W-MEN~ウィンピーメン~」
先日に引き続き、若干もったいない1575円、「インパラの朝」…。
しかしこれは著者の責というより、どちらかというと出版社、編集サイドのミスリードのような気もする。
ああもったいない、お金じゃなく。
浅越ゴエさんにご招待いただき、ザ・プラン9の芝居「W-MEN~ウィンピーメン~」をABCホールに観にいってきた。
ゲストは牧野エミさん、チョップリン。
ゴエさんの笑える肉体披露再び、なだぎさんの力はさすが。
牧野さんにも数年ぶりにお目にかかることができた。
今日が初回公演ということもあり、明日、明後日ともっと中身は練り上げられていくのだろう。
ありがとうございました。
家に帰ったら、ひっそり受験していた“愛玩動物飼養管理士(2級)”という資格の合格通知が届いていた。
一体何の役に立つんだろうか…。
♪ Everybody Wants Her - Thunder
2010年1月10日(日)
最初で最後の「六甲山の家」
六甲山に、私が勤務する会社の保養所があるんだが、昨今の厳しい情勢の折、そこが1月11日を以て閉鎖されることとなった。
そこで、入社14年目にして今までそこを訪れたことはなかったのだが、このたび初めて予約を入れ、昨日から今日にかけて妻と行ってきた。
昨日昼、「オコナ」でカレーとパンケーキの昼食を食べてから、いざ北へ向けて出発。
冬季の六甲山界隈は空いており、スムーズに目的地付近に到着。
宿へ向かう前に、「六甲ガーデンテラス」へと行ってみた。
展望台やら雑貨店やらジンギスカンの店やらがある複合施設。
おそらく5年ぶりぐらいの再訪だ。
一通りプラプラしてから、保養所へ。
記念碑台の近くにある脇道を入って行くのだが、会社の担当者が「本当にこれで合ってるのかな? と不安になるような道です」と説明してくれた通りの小径であった。
幅が細いのもあるが、それ以上にガタガタ舗装がきつく、若干ローダウンした私の156SWは、歩くほどの速度で徐行しても下腹を擦るほどだったよ。
初めてやってきた保養所は、全部で3部屋、それぞれが独立した2階建てのコテージタイプとなっており、自炊できるキッチン等も備えた別荘風の造りで、1階には広いリヴィングダイニング、2階には和室が2つ。
聞いていた通りなかなか快適で楽しそうだ。
管理人さんとともに、飼われているメス雑種犬のはるこも出迎えてくれた。
荷物を置いた後、少し外を歩いて、記念碑辺りまで行ってみる。
山の端に沈む夕陽が美しい。
部屋に戻り、夕飯は予約しておいたしゃぶしゃぶ。
これは美味い。
体も温まる。
そして2人では喰いきれないほどのヴォリューム。
神戸市街を見下ろす部屋のバルコニーからの眺めも素晴らしい。
風呂入ってのんびりして、早めに床に就く。
そして今日、8時に起きて8:30に朝食。
ロースターで焼いたというサケの風味が抜群だった。
やはり家庭のグリルとは違うな。
11時、チェックアウト。
いよいよ明日で閉鎖となってしまうのだが、管理人さんも残念そうにしていた。
閉鎖されることが決まってから予約が集中し、この2か月ほどとても忙しかったそうだが、もっと前からこうして利用してくれていれば存続できたかもしれませんね、と話す笑顔も寂しそう。
お世話になりました。
「六甲山牧場」へ行った。
基本的にはシーズンオフなのでところどころクローズされている施設もあるが、それでも3連休の中日なのでそれなりに客はいる。
放し飼い状態の羊たちと触れ合い、餌をやったり。
羊って面白いな。
表情は始終ヌボーっとしており、その所作にはどこをとっても鋭さのかけらも見当たらないのだが、観光客が餌を買って与えてくれるルーティンだけはしかと記憶、認識しており、そこに関しては無駄のない動きでスルスルと寄ってきて、ともすれば体当たりをかましてくる。
いずれにせよ、幸せそうな動物だ。
他、山羊、ウサギ、各種馬、牛、アヒル等も飼育されていた。
スイス原産のザーネンという山羊には、ポケットに入れていた施設のパンフレットを奪い取られて、危うく食べてしまうところだった。
牧場内にある「神戸チーズ館」の2Fにあるレストランで昼食。
せっかくなので「クラシックフォンデュ」という名の定番チーズフォンデュと、「骨付きラムのラクレットチーズ焼き」という一品を食べてみる。
チーズフォンデュはこれぞ本場の味わいと言わんばかりに、白ワインが効いた大人な感じ。
具材の1つであるソーセージも非常に美味しかった。
贅沢な昼飯じゃ。
これにて山を下りたが、帰り道も空いており、40分も掛からずに自宅へ着いた。
♪ Born Of A Broken Man - Rage Against The Machine
2009年12月26日(土)
今日の片鉾池と夙川
午前、コンタクトレンズの検診のため歩いて「大野眼科」へ。
良い天気だ。
夏の間は巨大なハスの葉で水面が見えないほどに埋め尽くされる片鉾池も、この時期はごく普通の池の装い。
たくさん棲んでいるはずのカメたちもどこかで冬眠していることだろう。
帰り道、夙川で餌取り中のシラサギを見た。
抜き足差し足で獲物を狙い、時折見事に小魚を仕留めて呑み込んでいた。
ボーっと景色を眺めていたら、カワセミらしき鮮やかなブルーの小鳥も滑空していった。
「まめや」に立ち寄って、オリジナルブレンドのコーヒー豆を買って帰宅。
今回はまた少しブレンドと焙煎を変えてもらった。
♪ I'm Going Home - Ten Years After
2009年12月19日(土)
フルーツ三昧
苦楽園口の「そうざいや地球健康家族」に行き、おせち料理を予約してきた。
ちょうど今朝の「週末の探検家」で、親会社のロックフィールドをドドーンと紹介していたから、タイムリー。
久出ヶ谷町、雲井町あたりをフラフラとゆっくり歩きながら戻ってきたが、この辺の豪邸地帯を歩いていると、金の力は偉大だなあと心から痛感する次第。
夙川にはカモがたくさん、シラサギもいたよ。
霞町の「Fru Full」に立ち寄り、りんごのホットジュース、みかんのホットジュース、フルーツサンド、りんごのクレープをオーダー。
店主によって厳選されたみかんの果汁のみで作られたジュースは、他に何も加えていないというのが信じ難いほど甘い。
いちご、りんご、みかん、クリームなどがパンの間に挟まれたフルーツサンドも、意外や想像を遥かに超える美味さで、ヴォリュームもある。
付け合わせやソース、振られたナッツなども含め、りんごのクレープも絶妙だった。
帰り際にはサーヴィスで5つのみかんも頂いてしまった。
本当に私のようなフルーツ好きにはこの店は堪らない。
♪ I Want To Break Free - Queen
2009年11月 3日(火)
いろいろあった祝日
いつもの休日より少し早起きして、妻と昨日から遊びに来ている名古屋在住の義母と3人で近所のベーカリー「フリアンド」に行って朝食。
焼きたてのクリームパンはトロトロ。
それから家に帰る前に朝の夙川を少々散歩。
今シーズン一番の冷え込みということで、空気は冷たいものの雲が少ないので日向は気持ちがよい。
一旦家に戻り、私がMLBのワールドシリーズを観ている間に妻と義母は再び外出、買い物などをする様子。
午後のよきところ、苦楽園口で合流し、「プライムゲート」でランチを食べ、今度は3人で阪急電車に乗って梅田へ。
「阪急百貨店メンズ館」でまずは1カ月ちょっと早い私の誕生日プレゼントとして、ネクタイを義母に買ってもらった。
その後、ゴルフ関連用品を探すという義母の目的のため、「イングス」に移動。
小さめのゴルフバッグと、ウォーキングシューズを購入していた。
「イングス」では、草野球仲間である従業員のOくんと久々に顔を合わせ、また客として来ていた会社のS先輩の奥方に遭遇!
お互い驚いた。
JR大阪駅で義母を見送り、帰ってきた。
♪ Bicycle Race - Queen
2009年9月 5日(土)
三宮でスクーリング
本日は、とある民間資格試験を受験するための事前スクーリングを受講しに、三宮へ行ってきた。
取得したところで私が就いている職業に活かせるようなところは一切ない資格だが、個人的趣味嗜好が向いているものなので、今日の講義もなかなか面白く聴くことができた。
10:15から16:45までだから、ちょっと長かったけどね。
♪ Love Until I Die - Ten Years After
2009年7月18日(土)
カメ遊ぶ
2009年7月17日(金)
カブトムシ拾得、そして放逐
昼、会社の先輩と一緒に少し遠出して南森町の「坦坦」で飯。
“日本人向け 汁有坦坦麺”というのを食べたが、食べ終わる頃には唇の周りがピリピリと麻痺しかけていた。
汗もドロドロ。
一緒に行った先輩は“四川人向け 汁無坦坦麺”を頼み、さらに追加でスパイスをもらってふりかけて超然とした顔で食べていた。
いつものことのようだ。
晩は別の先輩、後輩と3人で中崎町の「あじゅ」へ。
野菜が美味い。
ヴェジミートも、青汁生地のピザも美味かった。
皆、草野球のチームメイトでもあるので、その話題で盛り上がった。
阪急夙川駅から歩いて家に向かっていたら、路上に落ちているカブトムシ(オス)を発見、拾得。
平均よりサイズが小さめで、角も小ぶり、どうやら成長途上の栄養状態があまり良くなかったらしい。
これはうちで飼えという啓示か、と思い、持ち帰って早速プラケースを用意、そこにリクガメケージから拝借してきた床材をセットし、さらには適当な餌がなかったので試しにグレープフルーツを1欠片、個体と一緒に入れてみた。
ところがグレープフルーツはやっぱりお気に召さず。
妻の説得もあり、うーむ、やはり野に放つか、と思い直し、日付も変わった頃合いに、西田公園まで5分あるいて置いてきた。
見たところ広葉樹が少なそうだったので、それでもまだ少し心配が残るが…。
♪ Sometime Again - Katmandu
2009年6月28日(日)
ヴェランダリニューアルと草野球と「とよもと」
昨日、委託している園芸店の人がうちに来て、ヴェランダをちょいちょいといじってくれた。
鉢の中身を1つリニューアルし、他にもいくつか地植えに変更したりとか。
さっそくヴェランダに出したヘルマンリクガメのシロがクローヴァーをパクパク食べていた。
また、リニューアルした鉢に元々植えていた2本のユーカリも下に移し、添え棒も立てた。
これで元気に育つといいなあ。
夕方、草野球の試合。
久宝寺緑地公園 軟式野球場という、初めて行く球場だったが、2面使用の広場にも拘わらず、意外や好環境のところで嬉しい誤算。
外野の芝もきれいだった。
12-8と少々荒れ気味だが、無事勝利。
それにしても暑いなー。
帰途、「とよもと」で晩飯。
スパムステーキ、タコライスを初めて食べ、あとはいつもの感じだったが、今日も安くて美味くて、満足。
♪ Distant Thunder - Thunder
2009年4月29日(水)
イタチがいる
決して我が家は山間にあるわけでなく、都市部のごく一般的な住宅街なのだが、本日最寄駅から歩いて帰っている途中、通りがかったマンションのゴミ置き場に佇むイタチを発見した。
体毛は茶色で全長30~40cm程度、しばらく目を合わせて立ち止まった後、隙間から奥へと逃げていった。
実は自宅にいる時も、リヴィングルーム横のヴェランダを走り抜けるイタチらしき小さな影を、私も妻も幾度か目撃したことはあるのだが、はっきり姿を視認したのは今日が初めて。
いやあ、本当にいるんだなあ。
♪ Stealer - Lionsheart
2009年4月11日(土)
時間限定花見
夕方から仕事があったので、11時~13時の2時間限定で、妻が作った弁当を携えて夙川に花見に出掛けた。
少し見頃を過ぎたこともあって、例年訪れているピークの時期に比べると若干ながら人は少ないかな、という印象。
それでも充分な人混みだが。
木によっては半ば葉桜と化していたが、それも風流。
喰っている弁当に次々に降り注ぐ桜吹雪もまたしかり。
文字通り雲一つない晴天で、これから仕事に行かなければいけないのが実に恨めしい。
帰り際、少しの間川べりに座ってボーっとしていたら、ハンミョウが現れた。
家の近所では初めて、久しぶりに見たが、派手な虫だこと。
♪ Aftermath - Primal Scream
2009年2月15日(日)
2009年初戦、2月のNHK
今年初戦となる草野球の試合に行ってきた。
とても2月とは思えない陽気で、汗ばむほど。
試合の方は、かなりいい勝負をしていたが、一歩及ばず惜しくも2-3でサヨナラ負け。
個人的には、ヒットは出なかったが投げる方では先発で3イニング無安打無失点と上々の滑り出し。
2ヵ月半ぶりの野球だったからかなり疲れた。
もうちょっと体力つけないとね…。
それにしても花粉の酷さよ!
BShiでやっていた「日本人カメラマン野生に挑む 新田末広 ザトウクジラの子育てを追う 南太平洋・トンガ」を視聴したが、海好き、潜り好き、生き物好きの者にとっては相当に観応えがあった。
必ず行くぞ俺もと思わせる力がある。
「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」のアナグマもまあ面白かったし、昨日の「探検ロマン世界遺産」のタスマニアはそれ以上。
少し前にも、BShiでシーラカンス、フクロライオン、ミツクリザメのスペシャル(全部「NHKスペシャル」のリピートかな?)を立て続けにやっていたり、今月のNHKは見どころ多々。
♪ Wings - Tyketto
2009年2月12日(木)
鳥
今日の朝もボーっとヴェランダを見ていたら飛んでくる鳥がチラホラ。
先月31日と同様にスズメも来たが、それ以外、やや大型の黒っぽい鳥も2羽ほどやってきて植樹などをつついていた。
鳥に関しては残念ながら明るくないので種が同定できないが、ムクドリ?
詳しい方、誰か教えてください。
♪ Baby's On Fire - Great White
2009年1月31日(土)
蟄居
2008年10月14日(火)
小豆島に「寄り道」
12日(日)、13日(月)と、小豆島へ行ってきた。
きっかけは、宮沢和史氏のソロツアー「寄り道」。
この秋もやるらしい、しかし関西圏では行われず、足を延ばせるのは地理的にも日程的にもここだ、ということで、小豆島公演のチケットを取り、それならばとせっかくなので妻とともに出掛ける1泊旅行に転化させたのが事の顛末。
日曜は早起きして8時に家を出た。
姫路発のフェリーが11:15なので、余裕を見て早めに出発したのだが、ちょっと余裕を見過ぎたようでこの分だとあまりにも早く到着してしまう、と気づいたのが第二神明から加古川バイパスに入ったあたりか。
姫路バイパスの別所SAで1時間近く時間を潰し満を持して姫路港へ向かったのであった。
ちなみに小豆島へは今も橋が掛かっていないので船で渡るより他に途はない。
定刻通り11:15に滑り出した福田港行きのフェリー。
車も満載で、人もかなり多い。
天気もまずまず良い。
船内で軽い昼食を摂り、これまた定刻の12:55に小豆島 福田港に到着。
上陸してまず向かったのは寒霞渓という景勝地。
ロープウェイもある美しい渓谷らしい。
山の麓の方に位置する「こううん駅」からロープウェイに乗車、5分弱で山頂へ。
ちなみにロープウェイも満員電車状態。
さすが3連休。
ロープウェイの中からニホンザルが見えた。
寒霞渓の眺望は素晴らしかった。
紅葉の時にはさらに人が溢れるというがさもありなん。
小豆島といえばオリーヴ、なわけで、オリーブソフトクリームなるものも食べてみたり。
寒霞渓を後にし、今度は銚子渓の方へ車を走らせる。
途中、スカイラインでたくさんのニホンザルに出会った。
後で聞いた話だが、ここらのサルは比較的おとなしいらしい。
確かに箕面のやつらとは大違いだった。
野生のサルたちを見た後に我々が訪れたのは、「銚子渓自然動物園」、別名“お猿の国”。
つまり、サルだらけの動物園のようだ。
ちょうどショーの時間だったので、最前列かぶりつきで“モンキーショー”を観たが、アイちゃん(8歳)の芸には存分に楽しませてもらった!
たぶんやってることはあんまり大したことはないと思うんだけど、何しろ舞台までの距離が何十cmもないほどの近さだからとにかく面白い。
グーでタッチなんかもサーヴィスでやってくれたし、臨場感は何物にも勝る。
観衆もとても多かった。
モンキーショーの後、園内をグルリとしてみたがまさにお猿の国、楽園であった。
宿泊はお猿の国からすぐのところにある「リゾートホテル オリビアン小豆島」。
満室状態のようだ。
いかにも地方のリゾートホテル、といった感じで、ゴルフ場やテニスコート、プールなども完備してゴージャスかつゆったりした造り。
露天風呂付きの天然温泉もあるし、のんびりするにはよさそう。
早めに夕食。
ホテル内にある鉄板焼き店で、“瀬戸内”というコースを。
地のものを活かしたオードブルに、ホイルに包んだタイの味噌焼き、ひたすら巨大なサツマイモやニンジン、ズッキーニ、エリンギなど、そして主役の讃岐牛がドーンとあって、さらにはタコのガーリックライスにデザートと、常人はとても喰い切れないヴォリューム。
もちろんどれも非常に美味しかった。
しかしここ数年記憶にないほどに腹がはち切れそうになり、フロントで胃薬もらって飲んだよ。
腹を抱えて呻きながら、楽しみにしていた温泉へ。
時間が早めでピークを外したこともあり、広々とした露天風呂にもゆっくり入ることができてよかった。
やっぱり露天に限る。
部屋に帰って寝ようと思ったが、テレビでやっていた「コラテラル・ダメージ」を最後まで観てしまった。
ちょっとゆっくりめに起きて、朝食ブッフェを摂ったのは10時頃。
天気は快晴、暑くなりそうだ。
チェックアウトして、車を走らせてまず立ち寄ったのは「小豆島ふるさと村」という道の駅。
小さな施設で特に目立ったものはなかったような。
しかし3セクかどっぷり役所かしらんが、道の駅とかこういうところって妙に場違いなほど金掛けて作られててきれいね。
高速道路のSAとかPAもバンバン改修されてるし。
そういえば小豆島の道路はいかにも島の道然としてはいるが、よく整備されていて走りやすい。
次は「オリーブ園」へ。
最初のオリーヴの原木やら“オリーブ発祥の地”と書かれた碑やらを見る。
しかし本当にオリーヴの木だらけだなー。
アップダウンが激しい地なので歩くと汗みどろになる。
続いて向かったのは「小豆島オリーブ公園」。
宮沢和史さんの「寄り道」が行われるホールもこの公園の中にある。
開園まではまだ時間があるので、少々散策。
小豆島はギリシャのミロス島と姉妹島らしいが、確かに異国情緒溢れる造りだ、この公園。
太陽もちょうど燦々と照ってるし、本当に地中海に浮かぶ小島みたい。
オリーブ記念館の2Fにある店でハーブのパスタを食べ、オリーブ茶やスモモのジュースを飲みつつ時間をやり過ごす。
そして15時を回り、いざ「寄り道」の会場である「サン・オリーブ」へ。
キャパシティは500~600人ほどだろうか。
当然ほぼ満員だ。
定刻の15:30を数分超えたところで暗転、宮沢さんが登場してコンサートが始まった。
1曲目は名前が分からないがボサノヴァのスタンダードっぽいポルトガル語の歌。
そして「イパネマの娘」と続く。
いつもの「寄り道」のようにリラックスして笑えるMCがここに挟まり、3曲目はSMAPの「青いイナズマ」、それから未発表曲の「二人のもの」。
さらにブラジル人アーティストの曲が続き、どうも前半はトークも含めてブラジル押しのようだ。
今年は日伯移民100周年だし、宮沢さんも彼の地でツアーを行ってきたばかりなのでそうなるのも自然なことなのだろう。
ブラジルブロックの締めはもちろん「足跡のない道」。
やはりこの歌はアコースティックが一番いい。
絢香の「三日月」も演ったが、後半はご自身の曲が中心。
「白いハマナス」にちなむ稚内の故人のエピソードや、佐渡島で保護されているトキを見て「朱鷺 -トキ-」を書いた話なども聞くことができた。
歌っているよりもしゃべっている時間の方が長いのもいつもの「寄り道」通り。
特に今回は興が乗っているのか、さらに長い。
「島唄」は初めて聴くアレンジで、かなりよかった。
そして最後はまさかの「神様の宝石でできた島」。
確かに島で行うコンサートの締めくくりにはふさわしいだろう。
これだから「寄り道」はちょっと無理してでも来る価値がある。
行かなきゃ、と思わせてくれるし、終わった後には必ず、来てよかった、と思わせてくれる。
長く演ってくれたのはうれしいんだが、ほぼ3時間近くの長丁場だったため、帰りのフェリーがちょっとヤバい時刻。
5速MTとアルファの回頭性をフルに活かして車酔い御免のエンジン高回転ドライヴで夜道をひた走り、大部港に着いたのは出港25分前の19:15。
何とかなった。
復路のフェリーは岡山の日生行き。
客室は結構空いていてゆったり。
20:40に日生港着、赤穂から山陽自動車道に乗って龍野西SAで晩飯を喰い、播但自動車道、姫路バイパス、加古川バイパス、第二神明、阪神高速と経由して、23時、西宮の自宅に帰着。
なかなか早かったな。
♪ 島唄 - 宮沢和史
2008年10月11日(土)
LAN環境のスッキリ化進む
昼、水槽の水換えと掃除。
異状なし。
午後、玄関の外に出た妻が呼びに来たので何かと出てみたら、タイルの上をミノムシが這っていた。
こうしてマジマジとミノムシを見るというのももう何年ぶりか分からないほど。
もちろん年をとって私の生活パターンが変わったということもあるだろうが、実際の生息数も間違いなく減っているはずだ。
魚の餌にしてやろうか、とも一瞬思ったが、一所懸命這いずり回って生き延びようとしている姿に免じて、廊下のタイルの上も何なのでマンションの中庭に生えている樹木の根元に置いてきた。
夕方、NTT西日本の下請け工事業者の人々が来訪。
先日頼んでおいたLANの終端を洋室から隣接するリヴィングルームへ移設する工事をしてもらうため。
各戸にあるはずのLAN基地みたいなものを探し当てるのに結構手間取ったが、それを発見してからはウソのように簡単に作業は終了した。
つまり、各モジュラージャックから伸ばされているLANケーブルをハブみたいなところに差し替えるだけ。
分岐する器具があれば今まで使っていたジャックと新たに移したい先のジャックの双方を使うことが可能みたいだが、それにはまた別料金がもちろん掛かるようだし、今後は前のジャックは使わない予定なのでよしとした。
先般のVAIO購入でデスクトップも無線LAN化されたので、これによりフレッツ光の加入者終端装置とAirMac Extreme ベースステーションをリヴィングルームのテレビボードの隅っこに収納することができ、またも部屋がスッキリした。
作業としては本当にケーブルを差し替えるだけだったので、工事費も出張基本料のみで済んだ。
さらに、新しいプリンター、キャノンのPIXUS MP620も購入、今日届いたのでセットした。
出たばかりのニューモデルで、無線LANに対応しているのでコンセントを挿すだけ、こちらもケーブルレスでスッキリ使える。
これまで使用していたhpの複合機があまりに写真印刷が酷かったのでこのたびの購入につながったわけだが、早速いくつか写真を印刷してみたところさすがになかなかきれいなものだった。
♪ Blood Money - Jon Bon Jovi
2008年9月11日(木)
美味いタコスとトノサマバッタ
2008年9月 6日(土)
神社の池に遊ぶ
真夏が帰ってきたような熱気。
近所のジュエリーショップに、長年着け続けて傷んだ結婚指輪のリフレッシュを頼んだ後、その足で妻と西宮神社まで散歩に出掛けた。
休憩処でわらび餅を食べて休んでから、“亀と鯉の餌”を買って、池に棲むやつらにあげて遊ぶ。
公園のハトのようにものすごい勢いでカメたちが集まってくる。
中でもガンガン岸の上に上がってきて、何ら臆することなく人間の手から直接餌を掻っ攫っていくやつもいる。
これぐらい大きな個体になると噛む力も相当強いので、もうちょっとで血が出るかと思った。
出血したら病気になりそう。
帰り道、最近できた「ブラザーズ」という洋菓子店でケーキを買い、家で食べた。
夕方、「関西スーパー」で夕飯の買出し。
北海道産の秋鮭を買って帰ってバター焼きにしてもらったが、肉厚フワフワでとても美味しかった。
♪ Not Anymore - Michael Monroe
2008年8月24日(日)
閉幕の日に
午前、草野球の試合が予定されていたが昨夜遅くまで降り続いた雨のためやむなく中止。
残念。
先日、2店舗が統合されて新たに場所を移しグランドオープンした「ひごペットフレンドリー クラウンパーク伊丹店」に行ってみた。
おおこれはすごいじゃないか。
1Fはイヌ・ネコゾーン、2Fは水棲生物・爬虫類・小動物関係に分けられた2階建ての店舗だが、かなりでかい。
品揃えももちろんそれにふさわしく、マニアックではないが広範囲に渡って充実している。
なにより、2Fにはテラリウムをそのまま大きくしたような巨大な滝、黄金のニシキゴイが多数泳ぐ池、周囲に椅子が並べられて休憩スペースも兼ねている展示用海水魚水槽などなど、インテリアもゴージャス。
移転に伴って爬虫類の留守預かりをやめてしまったのが残念だが、いやこれは楽しい店舗だ。
その足を伸ばして「イオンモール伊丹テラス」へ。
駐車場に入るのに20分ぐらい掛かった。
まずは「スポーツオーソリティ」で妻が使うピラティス用のボールを購入し、鯛焼きや生ジュースなんかを買い喰い飲みしたりして、「ジャスコ」で夕飯の買い物。
ここの食料品売り場は初めて来たけど、広大。
ここも楽しいなあ。
それにしても大盛況だ、イオンモール。
晩、妻が渾身の、でもないか、ブイヤベースを製作。
今はなき「カフェ・ラティーノ」に倣いリングイネを入れたり、安かったワタリガニなんかも奢って、美味しくいただいた。
北京オリンピックが閉幕。
野球に関しては…、まあ力を尽くして頑張った人たちに素人が文句を言うのもアレなのでアレするがアレだなやっぱり。
男子バスケットボール、全部を観たわけではないが、今回はUSA強かったみたいだ。
バルセロナを知っている世代からしたらあの必死ぶりはやっぱりちょっと違和感があることは否めないけど、もはやそんな時代ではないことも事実。
決勝もかなり焦ってただろうなあ。
コービ・ブライアントとレブロン・ジェイムズがチームメイトとして真剣勝負に臨んでいるという光景だけでも充分刺激的だが、今回観た限りではドウェイン・ウェイドがどうやら完全復活を遂げた様子。
ここ2年ほど怪我がちだった彼だが、今大会でのペネトレイトの鋭さはNBAチャンピオンシップを獲得した2005-2006シーズンのそれに戻っているように感じた。
閉会式にジミー・ペイジが出てきたのには魂消たな。
♪ Politician - Cream
2008年8月16日(土)
屋久島旅行記
11日~14日まで妻と屋久島に行ってきた。
3泊4日にいっぱい詰め込んだ、なかなかにハードな旅程であったが、以下ざっと旅行記。
8月11日(月)
午前8時、予約していたタクシーに乗って伊丹空港へ。
もちろん縄文杉トレッキングはするし、さらにはダイヴィングもするので荷物は重い。
道は空いていて30分で到着。
チェックインカウンターも予想に反して客は少ない。
運転手さん曰く、2日前の土曜はロビーの外にも人が溢れ出すほどごった返していたそう。
チェックインして荷物を預けて、レストランで朝飯喰ってラウンジで時間潰して、搭乗。
9:50発のJEXに乗ってまずは鹿児島空港へ、11時過ぎに到着。
ここで屋久島行きのJACに乗り換えるのだが、12:20発の便なので待ち時間も1時間弱といい感じだ。
鹿児島空港から屋久島までは約30分。
屋久島空港は荷物受け取りカウンターも手渡し、タグもほぼノーチェックという、東南アジアや南米やアフリカの田舎空港を思わせるほのぼのぶりで、規模もそれらと変わりないくらい小さい。
空港でレンタカー会社の人と合流し、シルヴァーのヴィッツを借り受け。
明日の縄文杉トレッキングのツアー会社の人も来ており、集合時間等の確認とブリーフィングがあった。
いざ移動を始めたら間もなく、いきなり土砂降りの洗礼。
これぞ屋久島。
ただ、いかにも南国のスコールらしくすぐに止んだ。
移動中、道路沿いに見つけた「ひらの」という店で昼食。
その名も"屋久然料理"という、島の素材を活かしたお任せコース料理とのことで非常に美味そうだが、すでに14時近く、かなり量が多そうだったので料理は1人前のみにしてもらい、それを2人で取り分ける形にした。
結果的にはそうしてよかった。
半分でも充分に腹いっぱいだ。
ツワブキやゴーヤーといった地の野菜を使った料理に、同じく特産のトビウオの唐揚げやカメノテの味噌汁などなど。
ところてんに、タンカンという柑橘を使ったデザートも。
食後さらにレンタカーを走らせ、15時過ぎ、宿泊先の「JRホテル屋久島」に到着した。
規模は大きくはないが、清潔感があって感じのいいホテルだ。
従業員のサーヴィスも非常に行き届いている。
あとで知ったところ、開業してまだ3年目とのこと。
部屋に荷物を置き、まずは温泉へ。
天然温泉&露天風呂があるという点も、ここを選択した大きな要素。
夕方の時間帯は日帰り客も受け入れているということで、客は多かった。
お湯はヌルヌル、アルカリ性。
吹き抜けの天井が気持ちいい、円形のロビーで備え付けのガイドブックなどを読んで少し休んだ後、18時にレストランへ行き夕食。
このホテルがある地名、"尾之間"にちなんだ"尾之間の玉手箱"なる屋久島料理のコースとなっていて、見た目もゴージャス、味も素晴らしかった。
内容は魚介が多く、シイラの燻製、キビナゴの南蛮漬け、お造り3種(アオリイカのことであるらしい水烏賊や、アオマツという初めて聞く魚も)、ナガラメ(トコブシの現地名らしい)、トビウオのオイル蒸し、地鶏のたたき、魚介のフラン、豚の柔らか煮などなどといったラインアップ。
タンカンジュースも飲んだ。
昼食べたコースと同様、ところてんも組み込まれていたが、屋久島の名物の1つなのだな、ところてんも。
コースといえど、その量は豪奢な温泉宿の夕食にありがちな、大喰い大会じみた狂的な多さではなく、尋常に腹いっぱいになる程度。
接客も良くて大満足だ。
夕食後、再び露天風呂を一浴び。
明日は早い、22時前にはベッドに入った。
8月12日(火)
さすがに普段こんな時間には寝ていないので、深夜に何度か目覚めたりした。
4時起床。
4:30、フロントで頼んでおいた弁当を受け取り、そのうち朝食分はロビーで食べて、5:05、迎えのバスに乗っていざ縄文杉トレッキングに出発。
30人以上は乗れそうな路線バスほどの大きさのバスはほぼ満員、さすがにハイシーズンだけあって客は多い。
道中、屋久杉自然館というポイントでガイドさん5名を拾い、バスは登山口目指して山道を登っていく。
6時過ぎ、トレッキングの出発地である荒川登山口着、出発準備を整える。
私たちのグループは、我々の他に30代後半ぐらいの夫婦、そして20代女性2人組の計6人。
この6人を担当してくれるガイドはMさんという男性で、御年64歳、屋久島で生まれ育った地元人で、元はタクシー運転手、10数年前よりガイドになったという方。
6:40、入山。
長い道のりが始まった。
まずは延々とトロッコ道、線路の上をひたすら歩く。
ゴツゴツ剥き出しの枕木の上は案外足場が悪いが、1時間半ほど歩いたら歩道状の木の板が線路の上に敷かれ始め、歩きやすくなった。
天気は良い。
ちょいちょい休憩しつつ、計2時間半ほど歩いたところでトロッコ道は終わり、勾配のきつい登山道が始まった。
これはなかなか厳しい。
私たちのグループのもう1組の夫婦のうちのダンナさんはホンジャマカの石塚さんを髣髴とさせるぷよっとした巨漢なのだが、さすがにしんどそうで息が荒くペースもちょっと遅れ気味。
導いてくれているMガイドは、至れり尽くせり、懇切丁寧にいろいろと説明してくれるというタイプのガイドではないが、かといって不親切であったりやっつけ仕事をしているという風でもない、いい感じにいい加減なおっちゃん。
肩の力が見事に抜けており、島の外からやってきた若いガイドたちとは異質な、愛すべきキャラクターだ。
ちなみに夏休みシーズン真っ只中ということで、この日で縄文杉トレッキング3日連続とのこと。
64歳でその偉業、生半可な体力や郷土愛ではできまい。
すごい。
暑いのでTシャツ1枚でも汗だくだが、はめている登山用のグローヴは非常に役立っている。
木の枝につかまる時も棘などを気にしなくて済むし、こけて手をついた時の怪我防止にもなる。
ウィルソン株を見てしばらく歩いた後、11時頃休憩して昼食。
皆持参した弁当を食べ、湧き出す清水を汲んで沸かしたコーヒーを飲む。
コーヒー、やかん、携帯コンロはMガイド持参。
昼食後、その場にあらかたの荷物は置き去りにして、いざ縄文杉を目指して行進再開。
荷を置いていくというのはいいアイディアだ。
途中から結構な強さの雨に降られ出した。
頭上には樹々の葉が繁っているのでずぶ濡れになるということはないが、これまた屋久島の洗礼だな。
12:10、登山口を出発してから実に5時間半後、ついに縄文杉に辿り着いた。
縄文杉はそもそも推定樹齢7200歳、まさに縄文時代から生きているということでその名がつけられたわけだが、後の調査により、実は1本ではなく複数の杉が絡まり合ったもので、その樹齢は2200歳ほどなんじゃないか、という見方もあるらしい。
登山客は本当に多く、設けられたデッキの上には人が溢れている。
私たちも写真を撮ったり、しばし佇む。
ガイドのMさんは20数年前、まだこんなデッキや立入禁止ロープも設置されていない時代に、なんと縄文杉そのものに登ってみたことがあるそう。
他にも、イタチを釣ったとかウミガメをだまして産卵させたとかいうユニークな武勇伝を持っている、実に悪戯好きな老少年なのだった。
帰路、下り。
登りよりももちろん負担は少ないので、ペースもやや早め。
往路は人が多かったので素通りした観光ポイント、夫婦杉、大王杉、翁杉に立ち寄って、解説を聞いたり写真を撮ったりする。
ちなみに大王杉は推定樹齢3000年なので、あるいは縄文杉よりも前の、最古の杉かもしれない。
64歳のMガイド、さすがに少ししんどそうだ。
またこの人は他のガイドが皆持って連絡し合っているトランシーヴァーなるものを持っておらず、何かの折には近くにいるガイドが「今、私とMさん、水場にいます」などと報告をしてくれているのであった。
縄文杉トレッキングを始め、屋久島の山歩きの際にはヤクシカという固有のシカがよく見られる、と聞いていたのだが、往路ではまったく姿が見えず。
Mガイドも、「4年に1度、うるう年ぐらい珍しい」と言っており、これは何たる不運か、と諦めかけていたら、帰り道にようやくその姿を見ることができ、よかった。
ヤクシカはニホンジカの亜種で、本州のものよりも体が小さい。
1度出てきたら続くもので、都合4回ほど目撃した。
16時頃、もう終点に近い小杉谷橋の下、河原に下りて皆で休憩。
靴と靴下を脱いで冷たい川の水に足を浸し、疲れを癒すひと時。
また、この時ヤクザルも出没。
標高の高いところには棲まないというサル、麓に近いからこそ見られたのだな。
ちなみに固有種であるヤクザルもニホンザルの亜種。
道中、何度かこけたが、そのたびに先述のようにグローヴと、そして長ズボンに助けられた。
あるいは途中で着脱式の裾を外して、短パンの形状にしようかな、とも思ったんだが、長いままにしておいてよかった。
短パンだったらきっと怪我していた。
歩き始めてから約10時間半後の17時過ぎ、無事に全員完歩、出発地点である荒川登山口に帰還!
17:20、全員乗り込んで揃ったバスが出発、道中案内してくれたガイドさんとも別れ、18:30、ホテル着。
今朝ホテルを出たのが5:05だから、実に13時間半の行程。
いやあ、よく歩いた。
ホテルから車で3分のところにあるコンビニ然とした雑貨店に行き、バンテリンやら栄養ドリンクといった回復剤を購入。
アミノバイタルも持ってきたらよかった。
それから風呂に入り、19:45、レストランで食事。
今日は"屋久の玉手箱"というコースで、ホタという魚の刺身や、タコのマリネ、地元で採れるツワブキという山菜、合鴨のロースト、タンカンを練り込んだうどん、海老パンサンド、牛フィレのステーキなど。
美味い。
島の料理の味付けは全体的に甘めで、醤油もほんのりと甘い。
明日も朝からダイヴィングなのでグッスリ寝なければ。
22時過ぎ、就寝。
8月13日(水)
6:15起床、7時に朝食ブッフェを採る。
そして7時半前、レンタカーのヴィッツにダイヴィング道具を積み込んで出発。
今日はスクーバダイヴィングの予定で、集合地は島の北側にある一湊というところ。
私たちが泊まっているホテルはまったくの反対側、島の南の尾之間というところにあるので、車で1時間ほど掛かる。
東回りで走り、およそ50分後、集合地点である海水浴場の駐車場に到着。
無事にスタッフ&他の客と合流し、海水浴場に隣接する一湊漁港にあるダイヴィングサーヴィスの拠点へ。
器材の準備、ブリーフィングなどを終えた後、船に乗り込み9時過ぎ出航。
我々の乗る船にはインストラクター3人と、10人ちょっとの客。
数分も走らないうちに停止、まず1本目は漁礁~ゼロ戦というポイント。
透明度は20m、水温は28℃。
温かい。
ここでは漁礁に居着くアザハタという大きなハタや、3種揃ったミノカサゴ、手をクリーニングしてくれるエビなどが見られたが、私的にトラブル発生。
マスクが異様な圧力で顔面に張り付いてしまい内部が真空状態に、その影響で目の周りや眼球が赤く腫れ上がるという症状に陥ってしまったのだ。
上がって鏡を見てみたら確かにひどい容貌になっており、皆に心配されたがせっかくの機会だし、見え方そのものには問題はないので2本目も行く。
今度のポイントはまだ名称が付けられていない新ポイントで、一面真っ白な砂底に大きな岩がデーンと鎮座しているという地形。
水深は浅くて15mほど。
1本目もそうだったけど、結構流れがある。
のんびりと岩の周囲を観察しながら回り、コショウダイの仔や、イシヨウジ、大きなコイボウミウシ、ヌノサラシ、ゴンズイなどを見る。
残念ながら念願のウミガメは見られなかった。
ショップ拠点に戻り、弁当を喰って辞去。
改めて見てみると、私の目の周りはまるで焼け爛れたようなかなりひどい状態になっている。
こりゃ参ったな。
一湊を出て、来た方向とは反対側、西回りで走る。
途中、ウミガメの産卵地として有名な永田いなか浜にある「屋久島うみがめ館」に立ち寄った。
かねてより屋久島に行った時は訪れてみようと思っていたところだ。
思っていた以上に質素でシンプルな施設じゃないか。
夏休み期間を利用して遠方よりボランティアで来ているという女子学生が受付をしていた。
放流を待つアカウミガメの仔たちが飼われていた。
このまま反時計回りに走ってホテルまで帰る。
途中の西部林道という区間は舗装はされているものの相当細く、すれ違いも大変だ。
道路沿いにはヤクザルの姿もたくさんあり、親子連れでいた母ザルにキーッと歯を剥かれ、かなり怖かった。
丸々島を一周したことになり、16:30、ホテル着。
風呂に入った後、本来は最速でも17:30からという時刻をお願いして17:15に変更してもらった夕食を採る。
夜、今度はナイトツアーに出掛ける予定になっており、急ぐのだ。
今日は連泊の3泊目ということで、通常とは違う特別メニュー。
私は和食の懐石、妻はフレンチのフルコースをオーダー。
ごちゃ混ぜにして覚えているいくつかを順不同に書き出してみると、アサヒガニの酢の物、牛フィレのステーキ、ホタのポワレ、イセエビの具足煮、桜桃のスープなどなど。
ちゃっちゃと喰って、18:30、再びレンタカーに乗ってホテルを出発。
今から、孵化したウミガメ観察を中心とするナイトエコツアーに参加するのだ。
45分ほど走り、宮之浦というところにある集合地、屋久島観光センターに到着。
予定時刻の19:30、Nさんという20代ぐらいの女性ガイドや他の客と合流、ヴァンに乗り込んで皆で移動する。
参加ゲストは我々の他は若い単独女性、夫婦1組、カップル1組の、計7人。
姫路出身だというガイドのNさんはナチュラルで非常に感じがいい。
車中、ウミガメについてのレクチャーなどがある。
まずは、永田いなか浜へ。
孵化したウミガメは光に反応し、そちらを目指してしまう習性があるのでライトは使えない。
しかし月明かりが充分に明るい。
星もプラネタリウム並みに見える。
ウミガメは一般的に5月~7月に産卵し、8月に孵化するというスケジューリングだそうで、つまり今は孵化した仔ガメを観察する時期に当たる。
さすが、Nガイドがほどなくして砂浜の上に海を目指す1頭の仔ガメを発見。
皆で応援しながら観察する。
無事に入水するまで見届けた。
この頃になると、エコツアー参加者以外の一般見学者たちも続々と集まり始め、中にはちゃんとした知識やマナーを有していないため明るいライトを点灯する人もいたりする。
Nガイドも後で、自然を保護することと観光客を案内することはある意味矛盾しており、ジレンマがあります、とつぶやいていたのが印象的。
その後も群れではなく散発的ではあるが、3頭ほど海を目指す仔ガメを観察。
また、空をボーっと眺めていると流星もたくさん見られた。
21時、昼間訪れた「屋久島うみがめ館」に一行皆で入館。
昼はスルーしていたお土産品、ウミガメの木彫りを買う。
屋久杉を使った工芸品などではなく、出来もこう言っちゃ何だが甚だ稚拙なものだが、"やくしまうみがめかん"の焼印があるとなると買わないわけにはいくまい。
再びヴァンに乗り込み、15分ほど走って今度は屋久島灯台へ。
道中、夜行性だというヤクシカの姿多数。
屋久島灯台の下に佇んでみると、対岸の口永良部島にも灯台が見える。
しばし休憩した後、ツアーは終了し帰路へ。
参加客一同、和気藹々とこれまで仲良く楽しんでいたが、さすがに帰りの車中では皆疲れていた様子。
23時、屋久島観光センター前で解散、再び40分運転してホテルへ戻る。
途中からものすごい土砂降りに見舞われた。
局地的、一時的なものではあるが、勢いは強烈。
ホテルに着き、急いで風呂に入って25時、ベッドへ。
さすがに眠い。
8月14日(木)
8時過ぎ起床、体は多少疲労しているな。
朝食を採って10:30、チェックアウト。
昨日傷めた目の周りは、少しだけマシになったが、完治にはもう数日掛かりそうだ。
好天の下、ホスピタリティが心地よかったJRホテル屋久島を後にし、千尋の滝という観光スポットへ立ち寄った。
落差60mちょっという大きな滝で、近くには寄れないが充分な迫力だった。
今の時期は1年のうちでもトップクラスの観光ハイシーズンだと思うが、島自体のキャパシティも関わっているためか、縄文杉トレッキング途中のトイレ待ちの列を除いて、どこに行っても観光客によるごった返し、混雑の類はなかった。
千尋の滝の後、竜神の滝というのも見た。
安房という地区にある「れんが屋」という鹿料理の店で昼食を採ろうと思っていたんだが、まさかの盆休み。
観光地なのに盆休み?
近くにある「屋久どん」というレストランに入る。
店内には1000万円前後はするであろう、巨大な屋久杉から彫られた虎などの豪奢な工芸品多数。
この店にも鹿の刺身定食があったので、バンザイと喜んでそれを注文、妻は屋久島風うどんとトビウオの唐揚げがセットになったものを。
屋久島風うどん、ダシも麺も相当美味かった。
昼食後、道中に点在しているいくつかの土産物の店に入り、物色。
屋久杉の工芸品て、本当に高いなあ。
最近観光客が激増していろいろと問題になっている屋久島だが、こうして店などを巡ってみたりしても分かるように、まだガッチリとリゾート地化、ベタな観光地化はされていない感じ。
ヤクザルを模した小さな屋久杉の彫り物を買う。
14時、レンタカーを返却して空港へ。
改めて、小さな空港だ。
手荷物預け入れも離陸の1時間前からしか受け付けていない。
15:20、屋久島を後にし、鹿児島空港へ向けて飛び発つ。
鹿児島空港での乗り継ぎも1時間未満と非常にスムーズで、17:45、伊丹行きのANAで帰宅。
(了)
♪ I Surrender - R.Kelly
2008年8月10日(日)
ヴェランダにコウモリ、「道元の冒険」など
朝起きてヴェランダに出てみたら、隅の方になにやら黒くて薄っぺらくて小さな物体が落ちているのが目に留まった。
ん、落ち葉かな、などと思いつつ近寄ってみると、いや、これはどう見ても生き物だぞ。
まるで潰れたカエルかのようなフォルムを持つその生き物は、なんとコウモリだった。
小さい。
体長は5cmほどか。
人が多く住んでいるようなところで見られるのはほとんどアブラコウモリだというからおそらくそれだと思うが、仔ではないものの若そうな個体に見える。
そして、こんなところで横たわっているということからも分かるとおり、生きてはいたが明らかに弱っている様子…。
巣に戻れずに迷った挙句に疲れ果ててここに落ちたか、はたまた?
どちらにせよ、これ以上私の力ではどうすることもできないので、せめて陽の射さぬ角の陰に置くしかないのであった…。
他にも、朝からカブトムシのメスは転がっているわ、うす汚れたカナブンはポチポチ歩いているわ、どこの田舎だここは、と思うぐらいの今朝のうちのヴェランダ。
このマンションに住んで5年目になるが、カブトムシをヴェランダで見たのは初めてだ。
周囲からやってきた野生のものか、それとも誰かが飼っていたものが逃げ出したのか。
9時過ぎ、先日ホームセンターで購入した台車にカメのケージ一式を載せ、その他諸々の飼育グッズや餌とともにヘルマンリクガメのシロを携えて「こじまペットクリニック」へ向かう。
明日から旅に出掛けるので、預かってもらうのだ。
設備ごとと、結構大掛かりな移動となったので、妻ともども汗だく。
しばらくの間、おとなしくしておれよ。
一旦家に戻ってきて、ヴェランダで植物に水をやっていたら、隅っこでジッとしていた例のコウモリがいつの間にやら数十センチ這って移動しており、溝に溜まった水をペチャペチャと飲んでいた。
喉は渇いていたみたいだ。
このまま元気になってくれればいいのだが。
コウモリの中には果物を好む種もいるので、ひょっとしたらとバナナの欠片を口元に持っていってみたが、興味を示さなかった。
11時、再び家を出て車で向かったのは大阪城公園の横にある「シアターBRAVA!」。
戯曲「道元の冒険」の大阪千秋楽公演を観る。
作 井上ひさし、演出 蜷川幸雄、出演 阿部寛、栗山千明、横山めぐみ、北村有起哉など。
15分の休憩を挟んで正味3時間余りと、かなり長い芝居だったが、非常に観応えがあった。
そもそもは40年近くも前に書かれたオリジナルのセルフリメイクであるという今作、もちろんいろいろと手を施したからということもあるだろうが、古さを感じさせず、時に笑わせ、時にシリアスなテーマを観客に投げ掛ける。
あるいは真摯に仏教に帰依している信徒などは不快感を抱くであろう描写や表現なども多々あるので放送なんかには向かない作品だが、筋金入りの無宗教で無神論者である私は純粋に楽しめた。
もはやケンシロウの声にしか聞こえない阿部寛さんの迫力も充分だったし(歌はイマイチだったけど…)、栗山千明、北村有起哉、そして木場勝己さんの演技も素晴らしかった。
蜷川作品には今回でいうと木場さんであったり、あるいは吉田鋼太郎、瑳川哲朗といったヴェテラン俳優の重しがいつもとても効いていて安心して観ていられる。
一つ、オチだけはちょっとよく分からんかったな…。
千秋楽だったので最後のカーテンコールには蜷川さんに音楽担当の伊藤ヨタロウさんまで出てきて大いに盛り上がった。
夜、ヴェランダを見てみたら夕方には姿を確認できたコウモリが見当たらなくなっている。
果たして奇跡的に飛び去ったのか、それとも未だその辺を這いずり回っているのか分からないが、願わくば夜のうちに元気を回復して野生に戻ってくれんことを。
明日から屋久島3泊4日の旅。
ついに念願の縄文杉だ。
あとダイヴィングも。
♪ Parade - Garbage
2008年8月 4日(月)
洲本花火大会
早い時間に、魚を飼っている水槽の濾過装置である外部フィルターなる器具を掃除する。
これも大変だ。
午後から、再び浴衣を着込んで出掛ける。
旅行会社が主催する、淡路島まつりの洲本花火大会を貸切船に乗って見物する日帰りツアーに参加するのだ。
集合場所の西宮北口からバスに乗り、いざ出発。
ちなみにこのツアーの参加者は、大型バス5台に分乗していて総勢229名もいるとのこと。
神戸港で一旦バスを降り、ここからいよいよ船に乗る。
「御座船」という、お座敷なんかも付いた和風デザインの客船。
船が海上に滑り出すと、気分も高まってくる。
船内アナウンスに促されて海を探してみたら、なんと本当にイルカが船と並泳しているではないか!
4頭ほどいただろうか、カマイルカかな。
弁当を喰ったりデッキでボーっとしたりして時間を遣り過ごしているうちに淡路島の洲本沖へ到着、そして20時、ついに洲本花火大会が幕を開けた。
貸切の船上から観る花火なので押し合いもへし合いもなく、悠々と眺めることができる。
風流。
天気も良い。
花火はオーソドックスなものの他、ハート型やドラえもんの顔、笑顔の絵文字状のものに土星のような形状のものなど、趣向を凝らした変わり花火も結構多かった。
20時に始まった花火大会はたっぷり1時間、21時ちょい過ぎまで行われ、十二分に堪能した。
こういった日帰りツアーは妻ともどもほぼ初めて参加したが、体はラクチン、サーヴィスも思っていた以上に至れり尽くせりな感じで非常に便利。
値段も充分にリーズナブルだし、船内では抽選会なるものも行われて、全員に何らかのお土産が振る舞われたりした(ちなみにうちは「羽二重餅」と「越前蕎麦」をゲット。なぜ福井名産?)。
でも添乗員さんは大変そうだなあ。
復路は神戸港まで戻らずに“あわじ交流の翼港”に帰港、そこからバスに乗り換えて西宮へ。
帰宅は24時前、長い1日だったけど季節を感じることができて楽しかった。
♪ Heart & Soul - Katmandu
2008年7月24日(木)
ロンサム・ジョージ、カメラ購入、ヤモリ捕獲成功
昨年の南米旅行の時にエクアドルでお世話になったガイドさんのサイトでも「ロンサム・ジョージが交尾した」、という記述を見てはいたのだが、数日前のニュースで、そのロンサム・ジョージと同居していたメスが産卵した、という事実を知った。
これは何だか非常に喜ばしいニュースだ。
念願のデジタル一眼レフカメラとレンズを購入した。
カメラはNikonの「D60」というモデルでボディのみ購入し、レンズは同じくNikonの「AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-ED」。
以前使っていたフィルムカメラのレンズはTamronの28-300mmだったのだが、さすがにそれではワイドの引きしろが足りないと感じることが多かった。
早く使いたいな~。
16日に誤ってうちに入れてしまい、以来逃げおおせていたヤモリを今晩ついに捕獲成功!
実はこれまでも数度私や妻の前に姿を現したのだが、さすがに忍者のごとく逃走を繰り返していた彼奴。
逃亡期間8日、あっぱれじゃ。
目がクリクリしていてかわいいヤモリ、全長は8cmほどだろうか、まだ若い個体のようだ。
ヴェランダから放したらグレーチングの下にノソノソと消えていった。
♪ My Way - Limp Bizkit
2008年7月16日(水)
崖ポニョ
MLB オールスターゲームはまさかの延長15回、5時間近い戦いに。
念のため長めに録画予約はしてきたものの、さすがに足らずに尻切れだ、と会社の天井を仰いだ昼下がり。
ここ数日、私の頭の中を「崖の上のポニョ」の歌がずーっと回っているのだが、会社の近くを歩いていたら、30代後半くらいのおっちゃんが3~4歳の娘を自転車に乗せて2人で声を合わせて「♪ポ~ニョポニョポニョ魚の子~♪」と声高らかに歌いながら走り過ぎていった。
公開前にしてこの浸透具合、さすが。
昨晩、ちょっとした不注意から1匹のヤモリを家に招じ入れてしまい、捕まえようとしたが玄関のシューズラックの裏に隠れてしまって姿を見せず。
早丸1日以上が経過したが未だ発見せられず。
♪ Mr. Onsomeothersbitches - Methods Of Mayhem
2008年6月22日(日)
家電の修理話と犬の散歩で疾駆話
自宅で使用しているDVDレコーダーが不調、ということを先日チラリと書いたが、今日の昼、パイオニアのサーヴィスマンにうちに来てもらった。
片面2層DVD-Rを上手く認識しない、という症状だったんだが、調べてもらったらやはりドライヴの読み込み、書き込み能力が弱っていたようだ。
それにしても修理担当者が専用のリモコンやディスクや工具をいろいろと使いながらメンテナンスしていく様子を傍で見ているのは、私のような機械好き、家電好きにはなかなか面白い。
結局DVDドライヴユニットのASSY交換をしてもらった。
交換後試してみたら、無事に症状は改善されていた。
午後、今回の修理代金を加入している長期保証で補填してもらうべく「コジマ」へ。
メーカーの1年保証はもう切れていたので、長期保証に入っていてよかった。
3万円弱、まったくバカにならん。
ついでに、近々に買い替えたいなあなんて考えているパソコンやエアコンや掃除機や炊飯器やオーヴンレンジや電話機なんかを少し見たが、どれもこれもいいものは高い! 当たり前。
全部買えるのはいつになることやら。
夕方、久しぶりにマンション住人・Kさんとこの犬(ジャーマンピンシャー)を散歩に連れ出し、トレーニングシューズを履いて夙川オアシスロードを海まで走ってきた。
1歳ちょいになったフリード(犬の名前)はとにかくパワーがすごく、また疾走する速度もそしてスタミナももちろん人間など足下に及ばない。
往復約5kmの道のりだが、フリードに合わせて前半飛ばしすぎ、最後まで走り通せなかったよ。
しかしいい運動になった、私にとっても、そしておそらく犬にとっても。
一緒に走っている時の犬は楽しそうだった。
♪ Roll Another Joint - Tom Petty
2008年5月27日(火)
あの森下雄一郎さんと、そしてさっちゃんとホタル、さらにはハチの巣
プロバスケットボールプレイヤーの森下雄一郎氏が仕事で我が社に来られていたので、担当者につないでもらってご挨拶、しばしお話をさせていただいてきた。
かつては田臥勇太選手よりもNBAに近い日本人と言われ、実は私も以前当サイトにて彼について書いたことがある。
にこやかにガッチリと握手を交わしてくれたそんな男と歓談ができるということは、一バスケ好きとしてとても光栄なこと。
彼は今、AND1 MIX TAPE TOURのアジア人唯一人の契約プレイヤーとして活躍しているが、一昨年、昨年に続き今年も私は観戦するつもり、ぜひとも頑張っていただきたいと思う。
彼の方が年下なんだけど、懐の大きさに魅了された。
東京から妻の友達のさっちゃんが仕事で関西方面に来ており、我が家に宿泊予定で、すでに夕方妻と合流しているというので、私も少し早めに会社を出て2人と落ち合い、うちの近くのイタリアン「カンパーナ」で晩ごはん。
ニョッキもピッツァも四万十鶏も美味かったが、昨日はノドグロのグリルが特に素晴らしかった。
私は5年ぶりぐらいに会うさっちゃんとの会話も楽しい。
食後、夙川に出て、この季節恒例のホタル見物に出かける。
苦楽園口橋あたりから、いたいた今年もホタルが。
なんだか去年や一昨年よりも数が増え、また生息域も若干広範囲になっていると感じたのはおそらく気のせいではないだろう。
かつては決して見られなかった、大井出橋あたりでもチラホラ姿を見かけたぞ。
さっちゃんも野生のホタルに感動。
昼間、「エアコンの室外機のところにハチが巣を作っている」という報告を妻から受けてはいたが、帰宅後に思い出してどれどれとヴェランダに出て見てみた。
妻が昼に見た巣を製作中のハチの姿はどうやらクマバチ。
巣の中のセルを覗いてみると、白くて細長い卵ももう産みつけられていた。
本音を言うと、このまま放置して共存できないかな、というのが偽らざるところだが、やはり家族にとっては迷惑&恐怖になり得、実際に被害に遭わないとも限らない。
やれやれとまだ製作途上の巣を撤去した。
生き物好きとしてはちょっと気が進まない作業ではあったが、まあ仕方あるまいな。
♪ Ain't Wastin' Time No More - The Allman Brothers Band
2008年5月10日(土)
物書きになった後輩と会食、「恐竜大陸」、そして仕事
(木)(金)と東京出張。
まずは木曜午後、天王洲のスタジオで某芸人コンビと打ち合わせ。
以前一度仕事をご一緒した時に、またやりたいな、と思ってこのたび声を掛けさせていただいた人たちだ。
その晩は、大学の後輩で現在は職業作家として活躍しているHと表参道の「雅灯」で久々の対面を果たして会食。
文学の世界では最高のカテゴリーに属する1つである大きな賞も獲っている男だが、話してみれば以前から知っている彼と何ら変わりなくって、それは当たり前のことといえばそうなんだろうけど、すぐにリラックスして語り合うことができた。
学生時代の思い出話、お互いの仕事のこと、家庭のこと、プライヴェートな話題、出版物にまつわる話、世の中の出来事について…。
気がつけば1つの店に腰を据えて4時間ほども話し込んでいた。
自らが生業とするフィールドにおいて一線級のポジションを確保して闘いつつ、他者との会話の前提となる高い知力を備え、そして物事を脳内で処理する演算能力が優れている人と様々な議題について語り合うというのは言葉では表現できないほどいい刺激になるし、またたとえ全部ではなくとも価値観や感覚を共有できるというのは一勤め人に過ぎないこの身にとって非常に僥倖ともいえる。
またぜひ。
ホテルに宿泊して起きて金曜日は仕事は夕方からしかないので、朝から幕張メッセまで出張って開催中の「恐竜大陸」を観に行ってきた。
そのイヴェント名の通り、今回はアジア、中でも主に中国とモンゴルから出土した恐竜たちをフィーチュアした催しだったみたいだが、それを事前にあまり意識することなく行ってしまったので、あれ、とちょっと拍子抜けしたことは否めない。
一昨年行った「世界の巨大恐竜博」には相当感銘を受けた記憶があるが、今回は規模もあれよりは小さかったと思うし、インパクトも大きくなかったような気がする。
サウロロフスの実物やタルボサウルスの実物、羽毛恐竜たちの模型なんかはよかった。
でもディロングはおらんかったな。
会場内のフードコートの食事は最低品質だった。
夜に限りなく近い夕刻、赤坂で某狂言師と打ち合わせ。
非常に真面目で好感度の高い方だ。
21:00羽田発のANAで帰ってきたが、関空着便なので自宅までの帰途がこれまたしんどかった。
♪ The Groover - T.Rex
2008年3月11日(火)
ミミズとクジラ
雨上がりの昨朝、出勤しようと外へ出たらマンションの廊下に大きなミミズが這っていた。
思わず携帯電話で撮影してみたが、街中でこれほどのサイズのものを見かけるのは非常に珍しいことと思う。
サイズを除けたとしても、そもそも土をほじくり返してもミミズの姿が見られない地面も増えた。
拝んどこ。
今晩は家で晩飯を喰ったが、主おかずはクジラのステーキだった。
わーい。
スギ花粉の飛散がいよいよ本格化だそうで、目も鼻も酷いことになっている。
おまけに口中にはドデカい口内炎までできて非常に苦しい。
花粉症の一症状として口内炎を生じることもあると聞くが、やはりそれなのか。
♪ Still Of The Night - Whitesnake
2008年1月31日(木)
これは自らに対する戒めであり、鼓舞であり、プレッシャーであり、そしてちょっとした諦念である
巨大生物らしきものを扱った「モクスペ」、一応チェックはしたが、大方思っていた通りのイメージだった。
自分もその片棒を担いでいることを棚に上げているのは承知で言わせてもらうが、特にこの手の番組においては、いくらいい素材を用意したとしてもその調理法が最悪だ、民放は。
扱われているテーマに興味を持つ視聴者が本当に知りたい情報を伝えることよりも、まったくもって無駄でナンセンスな出演者の会話に多くの時間を割き、観ている者が余計に冷めてしまうという逆説的な過剰煽り編集を行い、肝心の内容に関しても情報の精度が極めて低く、意識的なのか無意識下なのか粗暴で不誠実。
上級役職にある人たちは、「その分野に興味のある人だけじゃなく興味のない人も取り込めるように、タレントやヴァラエティ的な仕掛けで工夫せよ」と異口同音に仰るが、それはどこの民放でも同じなのかもしれない。
なんとまあ、異次元空間に立った出発点であることか。
だから私は「アニマルプラネット」を視聴し、NHKやBBCが制作するDVDを買っていればいいのだろう。
もうすぐ冬の「どうぶつ五輪」が始まるし、まるで連続昼ドラ、「ミーアキャットの世界」は最高に面白い。
#3“占い”、出来には少し自信がある。
♪ Blue Sky - The Allman Brothers Band
2008年1月13日(日)
催してんこ盛り
金曜日、いよいよ第1回の収録を迎えた新番組。
プロセス上ではいろいろともちろんあったが、結果から言えば思い描き期待していた以上だった。
出演者、スタッフ1人1人に改めて心から感謝する。
編集作業等まだまだ控えているが、放送まで、いや最終回が終わるまで一片たりとも手を抜くことなく執り行う所存。
収録を終えた時点ですでに23時近かったが、それから打ち上げで親睦を図ることもでき、翌3時過ぎに帰宅、身体は疲弊しきっていたが心地よい高揚を感じていた。
その明けた土曜は、惰眠を貪ること叶わず、9時に何とか起きて、妻が通っている心斎橋のピラティススタジオへ向かう。
妻が今取得しようと目論んでいる、より上級のインストラクター資格を得る課程で、決められた何十時間かを他のインストラクターの指導見学に費やさなければならないらしく、この日はその一環として私がWataru先生から体験レッスンを受けるド素人として赴いたわけ。
60分間の体験レッスンは、最初の方は動きも比較的易しく何とかこなせていたが、後半に進むにつれてドンドン高度になっていき、呼吸、各部筋肉その他、意識せねばならぬ箇所が多くなってきて脳と肉体が若干の混乱をきたす。
筋肉も普段割と使っているアウターマッスルではなく、なかなか意識することの少ないインナー中心だからまた難しい。
でも終わった後の感想としては、気持ち良かった。
全身マッサージを受けた後か、温泉にでも入った後のような悪くないやんわりとした疲労感が全身を覆っている。
自分に合ってもいるのかもしれない。
その晩は、会社のデスク女子ら6名を招き、私たち夫婦と総勢8名で、苦楽園口駅近くの「川しま」にてスッポン新年会。
みんなスッポンを食べるのは初めてだったみたいで、序盤は肉片などを見るたびにギャーと騒々しかったが、味自体は案の定お気に召したらしく、なかなかに好評であった。
刺身に鍋に雑炊、唐揚げ、そして手作り豆腐も食べてお腹いっぱい。
その後我が家に立ち寄り、結婚式や旅行の写真アルバムを見ているうちにもう終電近い時刻に。
そして今日、日曜日は我が町の自治会主催の"新春わかまつフェスティバル"なる催しが町内の集会所で行われていたので、役員さんに声を掛けていただいていたこともあり妻と顔を出してきた。
夕方、ビンゴ大会が始まる頃という何だか申し訳ない絶妙のタイミングからの参加となり、そして幼少期よりクジ運の極めて悪い私も含めて、妻ともども賞品をゲットすることができてこりゃ楽しい。
盛大に振る舞われていた豚汁やおもちなどもたくさんいただき、近所の奥さんや子供たちとも日頃ないコミュニケーションをとることができた。
さらにわかまつフェスティバルの後、どんな流れか同じマンションに住む自治会役員さんの家で飼っているジャーマンピンシャーというイヌの散歩を引き受けることになり、引き綱をガッチリと握り締めて西田公園を一周、さらには夙川畔まで出掛けてハアハア並走して帰ってきた。
こいつはすごいパワーだ、確かに奥さんではしんどいに違いない。
今後私が休みの日など、積極的に散歩を引き受けようと思う。
そして私のランニングを兼ねて一石二鳥!
1人で黙々と走るよりも楽しいし。
明日からはまた戦場か。
♪ Snake - R.Kelly
2007年12月20日(木)
ゲップがホルモン臭い
正月3日に放送予定の特番収録が無事終わった。
収録時間3時間半、疲れたー。
毎年恒例の番組で、今回でもう5回を数える。
いよいよ年末だなーという感じ。
スタッフ有志と「ホルモンやまちゃん」で飯喰ってフラフラになって帰着。
ネットでニュースをチラチラ見ていたら、「いきなり!黄金伝説」がシロサバフグの肝臓を使った料理を紹介したとして厚生労働省に行政指導されたとか。
はて?
シロサバフグっつーのは毒を持っていないはずでは。
どういうことだ?
種を同定できない一般人が番組を真似て、有毒のフグを間違えて調理して食べてしまった場合のことを想定しての指導か。
♪ Sweet Little Sister - Skid Row
2007年11月28日(水)
「アース」試写会
アラステア・フォザーギル監督、「アース」の試写会に行ってきた。
独立した1つの作品単体としてみればもちろんすこぶる傑出した大作であることは間違いないが、「プラネットアース」シリーズをすべて視聴してDVDボックスまで持っている私にとってみたら、うーん単なる「プラネットアース」のダイジェストじゃねーか、おまけに最後に余計な教訓めいた締めまでつけて、というのが言葉は悪いが偽らざる感想か。
各シーンを逐一照合したわけではないので正確ではないが、アネハヅルのヒマラヤ山脈越えのシーンはおそらく件のシリーズには入っていなかったはずなので、最近撮った初出映像なのだろうと思う。
繰り返すが、ネイチャーを扱った現存する映像作品としては紛れもなく、最新の技術を存分に駆使して莫大な予算と手間を費やした世界最高水準のものの1つであるから、「プラネットアース」シリーズをじっくり観たわけではなくDVDボックスも持っていないという人は必見だろうし、そうでない人はまあ金払って観に行っても行かなくても別にどっちでもいいかな、といった落としどころだろうか。
♪ Guess I'll Go Away - Johnny Winter
2007年9月11日(火)
うちはキャンプ場か
2007年9月10日(月)
ウチダザリガニなど
110°CSを使った「e2 by スカパー!」に新たに加入、これまで入っていた従来の「スカパー!」を解約する手続きを進行中の昨今。
ヴェランダのパラボラアンテナおよびテレビの下に置いていたチューナーを撤去でき、スッキリ。
さっそく昼間、「アニマルプラネット」の「アニマルプラネット ショーケース 世界どうぶつ五輪」という番組を観たが、もう忍び笑いを我慢できないほど面白かった。
昆虫や爬虫類や魚類なんかがもし人間と同じサイズだとしたら、と仮定し、100m競走や走り高跳びや重量上げなどを実写とCGを組み合わせて行わせるという内容。
そうすると、ノミは高さ600m以上跳び、ハンミョウは時速800kmで走り、カブトムシは5万4000kg持ち上げるらしいよ!
例が虫ばっかりだけど、優勝した種族は爬虫類/両生類チームだった。
夜、妻とともに「アルテシンポジオ」へ食事に行った。
数日前に、ウチダザリガニ入荷というニュースを知り、さっそく取っといてもらって食べに行った次第。
そのウチダザリガニを使った生パッパルデッレや、シンプルなグリーンサラダ、牛肩ロースのソテーにミンク鯨の尾の身とさえずりとベーコンを使った前菜などを見繕ってもらった。
そして昨晩はそれとは別に、以前から在庫ありというのは知っていたんだがこれまで見送っていたとある獣の肉をソテーしてもらって食べた。
何の肉かというのは、まあこういったものを受け入れられない人も世の中にはいるのでここでは伏せておく。
マトンのようなクセがあったが、2切れ、3切れと食べるうちにそれが感じられなくなり、どんどん美味くなっていった。
ウチダザリガニも身はもちろんダシも、そしてパスタそのものもいつものように最高に美味い。
また、付け合せの皮付きニンジンがこれもう感動の味。
シンプルな料理でも、いい素材とそれを生かす技術が融合するとこうなるのだ。
食事後の時間帯、店も忙しくなさそうだったので食の魔人 Oシェフと最近食べたものなど、近況をしばし語り合う。
また何か行きましょう。
♪ Where Have All The Flowers Gone - Peter, Paul & Mary
2007年9月 2日(日)
「アクア・トト ぎふ」初参上
数年前にオープンして以来、行きたい行こうと思いつつ今まで行けていなかった、「アクア・トト ぎふ」という水族館に妻と行ってきた。
淡水魚専門として世界最大級、そして高速道路のハイウェイオアシスに直結した水族館として、岐阜県というマイナーな立地ながら(失礼)、開設当時からかなり話題に上っていたところだ。
9:45に西宮の家を出てきっかり2時間、11:45に到着、意外と早かった。
中身はというと、期待以上に素晴らしく、楽しめる水族館じゃないか!
地元の長良川をモデルにした清流ゾーンもよくできているし、アジア、アフリカ、アマゾンをテーマにしたエリアも、生体、展示ともにハイクオリティ。
日本の魚たちを並べたブロックの場合、どうしても生体が地味になりがちなところがあると思うけど、それをコンセプトの完成度の高さやきめ細かい装飾などで充分すぎるほどカヴァーしていた。
アシカショーも観たけど、今まで観たことのないようなユニークなストーリー設定で、たとえ舞台が小さかろうがアシカが1頭だけだろうが、文句なしによくできたショーだった。
後発の新しい水族館は、とりあえず作っちゃう前にコンセプトを練り上げてから着手できる利点があると思うから、本当にそれについてはいつも感心してしまう。
ピラルクと並ぶ世界最大級の淡水魚の1つ、メコンオオナマズをフィーチュアして売り出そうとしてるみたいだけど、あんましかわいくないキャラクター、“パパメコン”はただどうなんだろう!?
水族館を堪能した後、同じ川島PA内にある「木曽川水園」という庭園風の緑地なども一通り歩いたりしてみたが、それもまた面白かった。
この一帯のエリアを「河川環境楽園」というらしいが、かなり楽しめるスポットだった。
帰途、吹田SA内のレストランで晩飯喰って帰ってきた。
高速道路で遊びっ放しの1日。
♪ Sometimes I'm Happy - Billie Holiday
2007年7月 6日(金)
いつもの野良ネコが
昨日のもう陽も落ちきった刻限頃、会社内のとある一室で「ビリーズブートキャンプ」をやってせっせと汗を流している数人を発見したので盗撮しておいた。
しかしそのうちの1人は半ばで脱落、熱中症一歩手前のようなカンジだったよ!
くわばらくわばら。
深夜、マンション外のゴミ置き場に新聞紙とダンボールを捨てに行ったら、いつも見かける野良ネコがいたので近寄ってみた。
こいつは完璧に定住型の野良ネコで、大概は決まった民家の前で姿を見かけるのだが、飼いネコではなくてあくまでも野良ネコなので見た目はみすぼらしく、毛並みもお世辞にも清潔とは言えずそれなりに臭いもある。
いつもそうなのだが、昨晩は何だかいつも以上に汚れやつれて見え、普段より鳴き声も弱々しく生気がないように私は見てしまった。
抑えられずに、一旦家に戻ってミルクを入れた皿と、あいにく肉食動物が好みそうな食材がなかったのでバナナを1本と「リクガメフード」を数粒持参して再びネコの元へ。
少し匂いを嗅いだ後、ミルクは美味そうに飲んでいたが、バナナは喰わず、そして「リクガメフード」にも興味は示したもののさすがに口には入れずじまい。
手を出して触ってやると、虫でもたかってかゆいのか、耳の後ろやあごを自分から差し出してくる。
うーん、何だか弱ってるなあ…。
♪ Cities On Flame - Blue Öyster Cult
2007年6月29日(金)
虫に夏
夜、帰宅すると玄関扉の脇に大きなチョウが!
すでに21時を回っていたのでこんな時間にチョウ…? と思いはしたが、これは紛れもなくクロアゲハであろう。
アゲハモドキガというよく似たガもいるらしいが、そいつとは後翅の模様が少し違うような気もするし、またサイズ的にもクロアゲハの可能性の方が高いと思う。
比較対象の100円玉から推察するに、羽を広げた大きさは約15cmといったところだろうか。
しばし時を経た後、リヴィングで寛いでいる時にふとヴェランダの方を見やったら、今度はカナブンが網戸の外にへばりついている。
思わずヴェランダに出て捕獲してみた(ちなみに家の中で飛び回り、5分ほど捕り物劇を演じてしまった)。
ひょっとしたらアオカナブンかな? とも思ったけど、まあ普通のカナブンの緑色個体だろう、たぶん。
うちのマンションの敷地の隣にはこれでもかというほどの大豪邸が建っていて、そこのお庭がもう熱帯雨林のように立派に繁茂しているので、たとえば我がマンションのエレヴェーターホールから私たちの部屋に至るまでの道のりにおいても実にいろいろな虫たちを日々見ることができる。
夏だ。
♪ Congo Square - Great White
2007年6月 3日(日)
妄想を現実に変えろ
昨日は午前中ウトウトしながらMLBを観た後、妻が携帯電話を替えるというので一緒に夙川のドコモショップに、それから「フレンテ西宮」内「コープデイズ」&「ブックランドとおの」、「コーナン 西宮今津店」、「ロイヤルホームセンター 西宮店」、「関西スーパー 大社店」と回って買い物など。
夕食後、夙川沿いを北上する散歩に出掛ける。
ホタルを見に行くのだ。
北夙川橋あたりまで出張ったが、時期的にまさに今が最盛のようで、文字通り乱舞する様を存分に見ることができた!
見物客も家族連れなど、とても多い。
何だか中学生の時に泊りがけで行った課外学習、あるいは夏休みに友達のおばあちゃんちに遊びに行った際のような、田舎に赴いた気分。
自宅から歩いて行ける場所にこのような貴重な環境が残っていることを、素直に喜ぶ。
これから数ヶ月というほんの短い期間だが、艱難辛苦に耐え忍びうる目標を見つけた、と思いたい。
♪ Posthuman - Marilyn Manson
2007年5月 7日(月)
合同誕生日会、と銘打って
昼間、夫人が妻の友人であるT夫妻が来訪、うちで以前使っていて今は不要になったペンダントタイプの照明器具を引き取ってくれた。
家も近所なのでまた近々ゆっくりと。
会社の女子2人の誕生日が近く、おお誕生日会でもしよう、とかねてより話していたのだが、それを我が家で催すことに相なり、昨日総勢女子4名を招いた。
近所のイタリアンレストラン「カンパーナ」にデリヴァリーしてもらったディッシュを囲んで歓談。
やはりMY嬢のエキセントリック話が一番フォーカスを集めていたか!
「ツマガリ」の誕生日ケーキに、頂いたプリンも食べて、お腹いっぱい。
「宇宙船地球号」の10周年スペシャルを観たが、ウミとリクのハイブリッドイグアナがガラパゴスには誕生しているんだってな!
♪ I Say Yeah - Ten Years After
2007年1月 8日(月)
帰国、寒い
昨日の午前、シンガポール旅行より帰国。
30℃オーヴァーの赤道直下から帰ってきたら日本は相当の悪天候、寒くて寒くてビックリしたよ。
ペットショップから引き取ってきたリクガメも家で留守番していた魚たちも大事なく、一安心。
シンガポールに行った最大の目的は、夜しか開かない動物園、「ナイトサファリ」であったが、そこに隣接する昼間の動物園、「シンガポール動物園」がとにかく想像以上に素晴らしすぎて、感動した。
元々あった熱帯雨林を最大限活用し、そこに高度な飼育技術を組み合わせて、できる限り放し飼いに近い環境を見事に創り出している。
並の動物園を訪れた時にしばしば感じるような、「ああ、かわいそうだなあ…」なんて感情を抱くことは微塵もない。
ここは本当にすごい。
近日中に旅行記を書くつもりだが、まずは写真でちょっとだけダイジェストを。
晩、21:15からNHKスペシャル「プラネットアース」の第8集『極地 氷の世界』をテレビで視聴。
生きていくこと、生命を永らえさせることそのものが日々の目標でもある過酷な環境の中で、まさにギリギリの活動を続けている動物たち。
“世界一幸せ”とも称されるシンガポール動物園の住獣たちは、確かに恵まれた施設の中で充分にケアされていて、本当に幸せそうだなあ、なんて見ていて思ったものだが、そんな彼らと、食物を得ることすら困難な自然環境の中で暮らす動物たち、果たしてどちらが幸せなのかは、僕たちには分からない。
動物と話ができたらなあ。
♪ If - R. Kelly
2006年12月22日(金)
愛ゆえに
なんともショッキングなことにデンヴァー・ナゲッツにトレードされたアレン・アイヴァーソンの移籍後初戦は猛吹雪のため中止になったとか。
しかしアイヴァーソンにさらにはクリス・ウェバーまで加わったというのに目を覆いたくなるばかりだったここのところの76ersの惨状、数年前の彼らの姿(そして現在も持っているであろうポテンシャル)からは微塵も想像できない体たらくじゃないか。
老け込むにはまだ早かろうに。
いくら潜在能力は高かろうが、ペイントに入らず体も張らず、並以下のジャンプシュートを繰り返し放つパワーフォワードがチームを救えるはずがない。
一方、移籍先のナゲッツは先般のニックス戦における醜い乱闘劇のペナルティーとして、カーメロ・アンソニーが15試合の出場停止中。
映像を観てみたが、あれは酷い、酷すぎる。
自分は問題のプレイに関係ないのに、勝手にエキサイトしてパンチを繰り出したメロ、果たして自分がUSAの名前を背負ってナショナルチームの一員としてプレイしたこと(加えて、よっぽどのことがない限り北京五輪にも出るはずだった)、そして今やナゲッツというチームにとって欠かすことができないエースでありリーダーであるという現状、さらにはバスケットボールプレイヤーを目指す子供たちの目標になるべき、莫大な収入を得ているプロフェッショナルであるという事実を理解していたのだろうか?
昨シーズンのペイサーズとピストンズによる歴史に残る極悪大乱闘も記憶に新しいというのに。
試合中の乱闘といってもいろいろあり、語弊があるかもしれないが、そのすべてが唾棄すべき醜悪なものであるとは、必ずしも僕は思わない。
かつてのデニス・ロッドマンとカール・マローンの小突き合い、チャールズ・バークリーとシャキール・オニールの取っ組み合い、マイケル・ジョーダンとレジー・ミラーのパンチ合戦なんかは決して醜いケンカではなかった。
それぞれに因縁や伏線や明確な要因があり、そしてどれもが自らのプロフェッショナルとしてのプライドを賭けた漢と漢の肉弾戦であったように思うのである(大げさか)。
不謹慎な言い方をすると、いくばくかのエンターテインメント性もあった(特にロッドマンは乱闘を起こす際も常にオーディエンスとテレビを観ている視聴者の存在を意識していた)。
簡単に言うと、観ているこっちも、「これは乱闘になっても仕方ないなあ、まあ納得いくまで暴れてくれ」と思えるような。
ところが今回のメロのケースは全然違う。
フレグラントファウルを喰らったのは自分ではなく、また場面も勝敗を決する緊迫したシチュエーションなんかではなく、ほぼ試合の行方は決まった終盤。
それなのに騒然とする雰囲気にアドレナリンが過剰分泌されたのか、外野から走り寄ってきてニックスのマーディー・コリンズの顔面にパンチを一撃、そして直後、脱兎のごとく逃げ出しているのがまた情けない。
「面白そうな騒ぎが起こってるんで興奮して便乗してやったぜ」感が満載、要するに。
醜すぎる。
せっかく今季、これまでちょっと水をあけられていた感のある同期のレブロン・ジェイムズとドウェイン・ウェイドに遜色ないだけの数字と存在感を示すようになったというのに、精神性はまったく伴っていないことを身を以って証明した。
非常に残念、かつ腹立たしい気持ちになった。
近い将来リーグを背負うべき実力とスター性を備えた若手プレイヤーがこの有り様なら、ここ1~2年の、まるで生活指導担当の鬼教師のようにいろいろと風紀を取り締まるルール(アリーナへ出入りする際やメディアの前に出る際はちゃんとした格好をしなさいとか、試合中オフィシャルにほんの少しでも文句を言ったらテクニカルファウルをとるよとか)を作っているリーグの方針を支持せざるをえないじゃないか。
日本のバスケットボールシーンに目を移すと、来シーズンからプロ化される(本当に?)スーパーリーグの新しい名称と日程が20日、発表された。
新リーグの名前は「日本バスケットボールリーグ」だとか。
つまり略したらJBLかね?
ややこしい。
それともNPB=プロ野球のようにNIPPPONとしてNBL?
詳細なプレスリリースはどうなっているのかな? と日本バスケットボール協会(JABBA)が管轄している新リーグの公式サイトを訪れてみたら、まだそれ関係の情報は何もアップされていなかった…!
一般紙にも載っている発表がだよ?
この運営の杜撰さ、無神経ぶりが現在の協会のすべてを物語っているんじゃないだろうか…。
バスケットボールにちょっとだけウンザリしたここ2日ばかり。
なんだか拙サイト内の「旅 インドネシア編」コンテンツの来訪者が頓に増えているぞ…、と不思議に思っていたのだが、昨日、「コモドオオトカゲはメスのみで単為生殖が可能」という驚きの研究報告が報道されていたんだね!
オス、いらないじゃない…。
クロダイなんかは成長の途上で性転換するというし、高等生物の中でも、切羽詰まった火急の事態(その辺からオスがいなくなっちゃうとか)になると単為生殖を始めるものがいる、という話は聞いたことがあるが、今回のケースもこのような特殊な条件下だったのかな?
ちょっと気になる。
どちらにしても「恐竜の生き残り」という異名もやっぱりあながち的外れじゃなく、進化系統上はそれなりに原始的ということなんだろうか、コモドオオトカゲ。
♪ 千年メダル - ↑THE HIGH-LOWS↓
2006年12月17日(日)
ブラックアーマードプレコ墜つ
僕が仕事で不在の金曜の晩、2ヶ月余の闘病についに終止符、ブラックアーマードプレコが水底で力尽きているのを妻が発見した。
R.I.P.
それはそうと、先般のスポッテッドナイフフィッシュの時もそうだったし、どうも僕が家にいない時に限って魚が死ぬことが多く、そのたびに妻に遺体を回収してもらっている。
ご苦労さんである。
生き物を飼育するということは、まあほとんどの生き物は人よりも圧倒的に短命であるし、また本来の寿命を最大限発揮できるような状況を家庭内に創出することは難しいので、それすなわち死出の旅路への見送りにもつながる。
分かっちゃいるが、毎度毎度味わう寂寞だけはどうしようもない。
野生種たちが、厳しくて過酷ながらも実は一番幸福であろう本来の生息地であるアマゾン河やメコン川や地中海沿岸で伸び伸びと闘いながら暮らしている一方、120cmとか90cmとかいったサイズの水槽やケージに閉じ込められ、人工的な環境に棲んでいる我が家の魚やカメ。
生き物を飼っている者にとって、そいつらが餌を喰らっている姿を見るというのは至福の1つであることは間違いないと思うが、それと同時に、彼らの不憫な身の上、そして自分の双肩に掛かる責任感というものも痛切に感じられるのである、食餌シーンを眺めていると。
こいつらは俺が餌をやらなければ生き永らえることができない、俺が環境を整えてやらなければ体を壊して仕舞いには死んでしまう。
一切合切の生命をすべて俺に預けて依存している生物たち。
だからこそ、物言えぬ動物たちを裏切ってはいけないのだ。
それほど、生き物を飼育するということは罪重く、業が深い。
その十字架の重さを感じない輩が本当に多過ぎる。
昨晩の「世界ふしぎ発見!」は、アルダブラゾウガメの生息地としても有名なセイシェル諸島。
その、400kgもあるという世界最大のアルダブラゾウガメや、セイシェル固有の鳥やカエル、植物など、非常に興味深い内容だった。
もう少し近ければなあ…。
♪ Little friend - Nickelback
2006年11月21日(火)
現代に生きる恐竜に再び想いを馳せる
昨日、AM3:20~3:50にBS2にてリピート放送されたNHK「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」を観た。
総合テレビでのオリジナルオンエアを見逃してしまい、何としても視聴せねばならぬ、と録画をセットしていたのだが(それもBSデジタルはメンテとかで放送休止している時間帯だったので、わざわざBSアナログチューナー内蔵のVHSデッキを接続して)、結局起きていたのでリアルタイムで。
なぜ絶対観なければいけなかったかというと、コモドドラゴンの特集だったから!
僕は昨年5月、野生のコモドドラゴンを観たいがためにインドネシアのコモド島、リンチャ島くんだりまで旅をした。
その思い出の地、コモド島でのロケだという、これを観ずにいられようか。
30分の枠で放送するにはもったいない題材。
しかし予算もそれなりに限られているだろうから(といってもあくまでNHKの基準だから相当だろうが)、当然人手も滞在日数もNスペなどとは比較にならないと思うが、にしたってツーリストとして訪れた僕たちが目にすることはできなかった狩りのシーンや、幼体のコモドドラゴン、それに繁殖期におけるメスを巡るオス同士のド迫力の格闘など、収められた垂涎の映像の数々が流されていた。
目を爛々と輝かせてすっかり見入ってしまった。
脳が覚醒してしまったおかげで(?)、恩田陸「夜のピクニック」文庫版をAM6:00まで一気読みしてしまい、激しく後悔した起床時。
仕事を少し早めに切り上げ、一旦家に帰って妻をピックアップし、ベーカリーレストラン「サンマルク」尼崎店に行って晩飯。
僕の誕生日が近いということで、バースデイコース料理を案内するDMが届いており、それを見ると安くて美味そうだったので。
期待を裏切らず、伊勢海老のスープやアスパラのグラタン、ハンバーグに牛ロースステーキ、そしてもちろん目玉のブレッドも美味かった。
♪ Sweet Little Sister - Skid Row
2006年10月20日(金)
求人してないかな? エンタープライズ
先ほどリピート放送していたNHKの「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」を観た。
今回は北欧に住むクズリ。
こいつは知る人ぞ知る希少動物で、野生のものがこうして撮影されることは少ない。
地元のカメラマンと組んでかなり踏み込んだ取材に成功していて、素晴らしい仕上がりだった。
また、この番組は構成もよく練られており、短い放送尺を逆に上手く活かしている。
月曜20時枠の「生きもの地球紀行」、「地球!ふしぎ大自然」が幕を閉じても、この手の良質な番組を生産し続けるNHKよ。
そうそう、そういえばフランクフルト・モーターショーでコンセプトカーとして発表されてから早3年、あのアルファロメオ 8C コンペティツィオーネがついに市販されるんだってね!
なんとしても1度実車を拝みたいと、大阪はもちろん東京モーターショーにも足を運んだのに日本には来なかった。
ミツオカには悪いがこないだのオロチとはちと違う正真正銘のピュアスポーツ、アルファでは何年ぶりになるのか、FRの2ペダルMT、エンジンは4700ccのV8で最大出力331ps。
全世界500台限定生産で、日本での販売価格は2200万円。
先月28日に始まったばかりの購入申し込み受付、公式サイトを覗いてみたらとうの昔に締め切られているじゃないか!
富める者たちよ。
まいったまいった。
♪ When I'm President - Extreme
2006年10月 4日(水)
「プラネットアース」第2シリーズが始まった!
いよいよ第2シリーズ、NHKスペシャル「プラネットアース」の放送が再開された。
第5集『高山 天空の闘い』。
今回の放送で圧巻だったのは、何といってもユキヒョウの映像!
あれだけ近くで、あれだけ鮮明にしっかりと撮影された映像は、番組の中でも言っていたが世界初だろう。
極寒の地の住人にふさわしい豊かな体毛を持ち、険しい山岳地の住人にふさわしい長い尾としなやかな身のこなしを備えたユキヒョウの、狩りのシーンまで観られるなんて!
日本の動物園にもユキヒョウはいるが、哀しいかな、これほど魅力的な獣だとは分からなかった。
現在、世界にたった5000頭しか生息していないというユキヒョウ。
動物園のような人が管理する施設で保護することももちろん意義はあろうが、本来の彼らの棲み処で本来の生活を営むことができる個体が増えれば、もっといいのになあ。
第1弾のDVD BOXも購入したが、今シリーズ以降も確実に買わねばならないな。
余談ながら、以前放送された「プラネットアース」内で、おまけ映像として撮影の舞台裏を少し明かしていた点について、「GALAC」誌上に批判的な意見が比較的多かったのは意外だったな。
僕にはとても興味深かったのだが…。
♪ Life - Sly & The Family Stone
2006年9月19日(火)
1万km離れた外国に行くことはたやすいけれど、足下100mの海に潜ることは甚だ困難である
結局台風の影響などほとんどなかった昨日、妻と伊丹の「ダイヤモンドシティ テラス」に出向いたのだが、現場近くには駐車場入場を待つ車の列、停めるまでに30分以上掛かった!
もうよほどのことがない限り休日には行くまいて。
かなり充実しており楽しいフードコードなどで過ごした後、「TOHO プレックス」で映画「グエムル 漢江の怪物」を観た。
この映画を絶賛したのは誰だ?
理解及ばず。
晩、TBSの「地球創世ミステリー プラネット・ブルー 海と大地の鼓動を聴け」を視聴。
民放なので意味の希薄なタレントの起用や、並べる要素の数が多過ぎて1つ1つのテーマに対する踏み込み不足といった嫌いはあったが、全体として非常に興味深く喰い付くことのできる番組であった。
ハワイ島の海、山、大地、そして空に関するレポートと、マッコウクジラの生態のシミュレーションが2本の柱。
ハワイ島で見られる現象を地球と生命の誕生になぞらえている点はとても面白かったし、ダイオウイカより稀少なダイオウホオズキイカのくだりには肌が粟立ったわ。
一昨日のNHKスペシャル「ビッグブルー シロナガスクジラの謎を追う」も、これまた稀少な世界最大の生物、シロナガスクジラの映像をかつてないほどに織り込み、その実態に迫った素晴らしい番組だったが、ここのところブルーづいているのだろうか?
♪ Thikhathali - The John Scofield Band
2006年9月 6日(水)
FIBA世界選手権決勝&世界の巨大恐竜博2006観賞関東方面小旅行記
3日(日)、11:45神戸発のスカイマークに妻と乗って羽田へ。
この日、さいたまスーパーアリーナで行われる「2006 FIBA バスケットボール世界選手権」の決勝(&7-8位決定戦)を観戦するのだ。
2週間前に札幌に1人飛び、グループゲームラウンドで今回のチームUSAを観ていたのでまだよかったが、何よりも楽しみにしていた、決勝戦を戦うアメリカ、が観られなくて残念といえばやはり残念。
特に今回は妻も同行するのだが、彼女はもともとスポーツに対して興味があまりない。
それでもNBAに関してだけは、いつも試合の映像を観たり雑誌を眺めつつ隣で騒いでいる僕の影響で、シャックやコービやアイヴァーソン、レブロン、ウェイドはもちろん、カーター、T-Mac、KGにキッドにナッシュにノヴィツキー、果てはアマレやキリレンコやJ-Willぐらいまでなら覚えるようになったので、このたびの観戦に際しても、「レブロンとかメロとかウェイドが観れるんだよねー、コービは辞退したの? 残念」なんてコメントはしていただけに、NBAのトッププレイヤーたちから選抜されたUSAが決勝に出てこないのはちょっとかわいそうでもある。
スペインはパウ・ガソルがケガで欠場とのことだし、先に行われる7-8位決定戦にドイツが出場し、ダーク・ノヴィツキーが観れることがまだ妻にとっては救いか。
羽田空港のマーケットプレイスで昼から焼肉を喰い、15:30頃、さいたま新都心駅に到着した。
このアリーナに来るのは2003年のNBA JAPAN GAMESの時以来3年ぶりか。
駅からアリーナに向かって歩いていくと、ちょっとしたイヴェント広場で元全日本プレイヤー、岡山恭崇さんのトークショーが行われていた。
久々に生岡山さんを見たが(以前、マジック・ジョンソンズ・オールスターズの試合を取材しに行った時に会場で遭遇し、ここぞとばかりに名刺交換をしてもらったことがある)、やはりありえないぐらいに大きい。
約230cm。
ショーの最後には質問タイムもあったので、挙手して1つ質問もしてしまった。
最後は、岡山さん自ら聴衆に「横に並びたい人がいたらどうぞ。一緒に写真撮りましょう」と呼び掛けてくれ、155cmの我が妻もステージに上がったら、目線が彼のヘソぐらいだったそうだ。
さすがに国内最高峰のアリーナ、チケットが完売しているこの日も人手はすごい。
グループゲームラウンドとはまったく異なるスケールと空気にテンションも自然と上がる。
今日の2試合に出場する各国のコスチュームに身を包んだ応援団の姿も目立つ。
16:15、席に到着。
札幌の試合のチケットを譲ってくれた会社の先輩もこの会場に来ているということで電話連絡をとってみたところ、案外近くてお互いに立ち上がって所在確認をすることができた。
16:30、7-8位決定戦のドイツvsリトアニアが始まった。
ゲームは序盤からお互いのシュートがテンポよく決まり、スピーディーに展開。
ドイツはガードの10番のデモンド・グレーネと11番のパスカル・ロラーの動きのよさが目立ち、5番 アデモラ・オクラヤのパワープレイも有効のよう。
対するリトアニアはアルヴィダス・マシャウスカスがいいプレイを連発している。
準々決勝では確か絶不調だった彼だが、この日はすこぶる調子がいいみたいだ。
8番のジエドリウス・グスタスと15番のロベルタス・ヤヴトカスもいい。
最初こそドイツも軽快に点を重ねていたが、第1クォーターの途中からリトアニアが攻守ともに支配を強め始め、徐々に点差は広がる。
序盤から好調なマシャウスカスは本当に動きがよく、得点だけでなくスティールやパスなどでも八面六臂の活躍。
また、7番のダリュス・ラヴリノヴィッチとダリウス・ソンガイラも得点を着実に重ねている。
特にD.ラヴリノヴィッチの決定力はすさまじい。
ドイツは大黒柱のノヴィツキーのシュートタッチが定まらず、なかなか差を詰められない。
NBAプレイオフの激闘から休みなく今回のナショナルチームに参加し、疲労が溜まっているのかもしれないな…。
47-41とリトアニア6点リードで始まった後半。
ハーフタイムを経てリフレッシュしたのか、ドイツが一気の猛追。
第3クォーター途中には、外が不調なノヴィツキーの豪快なダンクでついに同点に追いついた。
そこからしばらくは一進一退の接戦が続いたが、地道なディフェンス等で確実にドイツを凌駕していたリトアニアがやはり少しずつ差を広げ始める。
ドイツは頼みのノヴィツキーのスリーが決まらず、また本当につまらないパスミスやターンオーヴァーを連発。
リトアニアは引き続きマシャウスカス、D.ラヴリノヴィッチ、ソンガイラ、そしてリナス・クレイザが高いパフォーマンスを発揮し、働くべき人が働いているカンジ。
特にD.ラヴリノヴィッチは本当に1試合通して素晴らしく、終わってみればFG 7/8決めて18得点。
対するドイツは全体のFG%が36.4%、ターンオーヴァーもリトアニアより8多い25と、これでは勝てまい。
結果は77-62で、リトアニアの勝利。
決勝戦までのインターヴァルが1時間ほどあるので、一旦アリーナを出て隣接するレストラン街へ。
さすがに客が各店に殺到しており、ちょっと並んだが無事に腹ごしらえを済ませて時間前に戻ることができた。
余談ながら、アリーナに戻る時に私服に着替えたドイツ代表の5番 オクラヤと11番のグレーネとすれ違った。
あまりに突然だったので呆然と振り返るのみ。
19:30、いよいよスペインvsギリシャの決勝が始まる。
さすがに場内は満員、盛り上がっている。
左足の甲を骨折してしまったスペインのエース、ガソル兄は上だけユニフォームを着ているが、ジーンズを履いてベンチに。
さすがの世界選手権ファイナル、NBAのプレイオフもかくや、というすさまじいディフェンス!
10人のプレイヤーのものすごい集中力がスタンドS席まで伝わってくる!
なんと試合開始から2分近く両チーム無得点、最初のポイントはスペインの9番 フェリペ・レジェスのダンクというドラマチックな滑り出しだった。
その直後、今度はギリシャの9番 アントニオス・フォツィスが入れ返してすぐさま同点に。
開始当初はお互いにタイトなディフェンスが奏功していたが、先にギリシャがリズムを乱す。
エースが欠けたことによって危惧されていたスペインの方が、オフェンス、ディフェンスともに面白いぐらいに機能している。
特にオフェンスでは7番のファン・カルロス・ナヴァーロと8番のホセ・マヌエル・カルデロンのガード陣が縦横無尽にかき回し、内外ともに高い確率で決めている。
ギリシャは大型PGのテオドロス・パパルーカスが不発、他のプレイヤーたちにも、準決勝でアメリカを破った時の姿はまったく見られない。
ちなみにプロレスラーのようなその体躯と、ギリシャ人にしては珍しい黒人という風貌で一躍人気者となったセンターのソフォクリス・スコーツァニティスが出てきた時は場内から大きな歓声が沸き、結構な人気者であった。
第2クォーターに入ってもスペインの勢いはまったく衰えず、中でもすごかったのはセンターかと思ったらフォワードだった15番のホルヘ・ガルバホサ。
あのサイズでスリーをポンポン決める。
特にこのクォーターでは確か3連発もあり、いっそうチームを勢いづかせた感がある。
ギリシャのパパルーカスもようやくスリーを1本決め、またスティールからダンクを決めてチームを鼓舞するが、差は縮まらない。
とりわけアウトサイドが不調だった、ギリシャは。
スペインはエース不在で逆に燃えたのだろうか、皆闘志を前面に出し、いいプレイを連発している。
間違いなく世界トップレヴェルのガードであるという事実を証明したナヴァーロ、そして試合最初の得点となるダンクをブチかましたレジェスもいい働きをしている。
前半終了時点で43-23と、ダブルスコアに近い数字でスペインがリード。
こうなると第3クォーターで少なくとも1桁点差にはしておかなければギリシャは苦しい。
幸い、というか、スペインのショットが後半に入ってちょっと精度を落とし始め、スコアが停滞気味になるが、水モノのオフェンスと違ってスランプのないディフェンスは相変わらずきつく堅く、なかなか中に入ることはできない。
イージーなショットもいくつかあったんだけど、焦っているのかそれも落としてしまうギリシャであった。
そしてここぞというところで効率的にスリーを決めて突き放すスペインのガルバホサ!
まさにIn The Zone。
ナヴァーロも素晴らしい活躍を継続している。
ちなみに人気者のギリシャのスコーツァニティスは出てくるたびにファウルをしてすぐにベンチに引っ込んでしまっていた。
点差の詰まらぬまま試合は第4クォーターへ。
通常このぐらいの点差がこの時間帯であれば、リードしている方は若干流し気味にもなるものだが、そこはチャンピオンシップの決勝なのでそんなこともまったくなく、勝利に向かって邁進する手負いの獣、スペインの勢いは留まるところを知らない。
特に再三名前を挙げているが、ナヴァーロとガルバホサは実にすごい。
もうその一言。
すでに勝機をほぼ失ったギリシャは中も外も、そしてフリースローも入らない。
これが本当にUSAを破ったチームか? と瞠目するほどの体たらく…。
試合は70-47という大差でタイムアップ、スペインの優勝が決まった。
決勝らしからぬ思わぬワンサイドゲームに、試合そのものを楽しむ妙味は薄れてしまったが、この瞬間に訪れる興奮を現場で共有できるという幸福はしかと享受した。
無念の欠場を強いられたものの大会MVPを獲得したパウ・ガソルもうれしそうだ。
ふと「NBAの開幕に間に合うんだろうか?」と心配してしまったが…。
宿泊予定の東京プリンスホテル パークタワーに23時頃、到着。
昨年オープンしたこのホテル、さすがにきれいだ。
対応も不満なし。
翌4日(月)午前、チェックアウトを済ませてホテルの玄関に出てみると、1台の観光バスが従業員に見送られて出ていくところだった。
訊くと、FIBAの外国人役員たちが宿泊していたそう。
ホテルを出てまず向かったのは六本木ヒルズ。
僕の担当している番組でも取材したが、“歌うアイスクリーム屋”として有名な「ストーン・コールド・クリーマリー」に行ってみるのだ。
11:30頃着いたが、夏休みも終わった平日のこの時間だというのに、すでに客が並んでいて驚いた。
さすが。
ワッフルボウルに入ったアイスクリームを堪能した後、今度は千葉 幕張を目指す。
今回の関東地方1泊小旅行で定められた2つの主たる目的のうちの残り1つ、幕張メッセで開催中の「世界の巨大恐竜博2006」に行くのである。
13時、会場の幕張メッセに到着。
外は結構閑散としていたが、中に入ってみるとそれなりに詰め掛けているようだ。
いやあ、興奮してきたぞ、今日も。
幕張メッセの1つのホールだけが会場となっているようだったので、お、ひょっとしたらあんまり大きくないのかな? と少しだけ頭をよぎったけど、実際にはそんなことなく、とても大規模な展示博だった!
初公開、このイヴェントの最大の目玉である全長33mのスーパーサウルスを始め、カマラサウルス、マメンチサウルスなどの巨大竜脚類に、ティラノサウルス、アロサウルス、トリケラトプスなどの定番恐竜たち、それに子供に人気のケラトサウルスや見た目がユニークな鎧竜 ゴビサウルス、羽毛恐竜のシノサウロプテリクスなど、非常にヴァラエティに富んだ標本が、かつて行われたどの恐竜博もブッ飛ばすであろう多くの数、展示されていて、これなら特に恐竜や化石好きならずとも満足するだろう、というクオリティー。
ニッチなところで、南米で発見された数種の独特な恐竜の化石標本や、連動するNHKの番組、「恐竜vsほ乳類」にも登場したレペノマムス、アデロバシレウスなど、マニアも喜ばせる展示も多数。
とにかく恐竜だけでなく、哺乳類や獣弓類、植物に魚類に鳥類に昆虫まで、本当に多岐に渡る標本が多種並ぶド迫力!
そして何よりも感動だったのは、複製は最小限で、実物の化石標本が多かったこと。
スーパーサウルスはさすがに複製だったが、マメンチサウルス、ルーフェンゴサウルス、クーミンゴサウルスにカマラサウルスなど、巨大恐竜たちの完全体に近い全身骨格の本物を前にすると、もはや言葉はない。
去年の恐竜博にスーが初めて来た時も感動はしたけれど、今回はちょっと比じゃないな。
さらに、1日100組限定、抽選で当たればスタッフが撮ってくれる、“スーパーサウルスと記念写真”では見事当選して大喜び!
ちゃんとその写真を無料でくれるのだ。
広い会場内を歩き回って結構疲れた。
海浜幕張駅から高速バスに乗って羽田空港へ。
前日と同じくマーケットプレイス内で晩飯を喰い、横浜市内の友人宅でもう1泊する妻とここで別れて、1人スカイマークに乗って神戸空港へ帰ってきた。
22:30自宅着。
5月に購入して以来初めて人がいなかった1泊2日を経験したヘルマンリクガメのケージ内も思っていたより荒れていることもなく、魚も総員異常なし。
♪ 月さえも眠る夜 - The Boom
2006年7月30日(日)
待ちに待った海遊館のナイトツアー
今日は待ちに待った、海遊館「夏休みナイトツアー」!
大阪の水族館「海遊館」が行っているガイド付きの参加プログラムで、事前に往復ハガキで申し込み、運良く抽選に当たったのだ。
18時過ぎに海遊館のある天保山に到着したが、よみうりテレビが仕掛けている夏季限定のアトラクションエリア、「わくわく宝島」がものすごい勢いでオープンしていた。
すごいパワーだ。
マジーも踊っていたよ。
東京の「お台場冒険王のように、大阪でもMBSの「オーサカキング」とか、この種のイヴェントが増えてきた。
18:50、「ナイトツアー」の参加者30名が集合し、いよいよツアーのスタート。
まずは企画展の「いきものデザイン博」を急ぎ一通り見物。
水棲生物をデザイン性の高い水槽や装置を使って飼育、それによってアートを創り出そうという試みだが、実際とてもきれいで充分眼福になる。
ツアー引率の職員は全部で3名おり、途中からツアー参加者は2手に分かれて水族館の中を巡っていく。
ガイド役の係員の中で、どうも人前で話すことが苦手そうな、声の小さな若い男性職員がいたのだが、首尾よく彼の担当ではない班に潜り込むことができた。
こちらはハキハキと声も大きく、話も上手な女の子。
よかった。
照明を消した後の、夜ならではの生物の生態というものは時間も短かったせいか思ったほど見られなかったが、概ね文句のつけようがなく、大満足。
中でもやっぱり面白かったのはガイドを務める飼育員の話。
生物に関する知識の面でももちろんだけど、それよりもリアルに響いてきたのは実際に日々の業務の中で経験した体験談。
さまざまな生きものに餌をやる時のエピソードや、各個体の特徴、飼育にまつわるいろいろな裏話など、妻ともども興味深く耳を傾けた。
脱走したオオサンショウウオ、タコやウツボやピラルクに給餌する時の苦労話、ラッコやナマケモノの偏食エピソードなどなど。
初めて知ったことももちろんたくさん。
ちなみに他のお客さんはほとんど子供連れだった。
バックヤード、ジンベエザメの棲む「太平洋」の大水槽の上にも登ることができ、とても面白かった。
21:20頃、2時間あまりに及ぶナイトツアーは終了、車で家の方まで帰り、腹が減ったので2号線沿いにある芦屋のラーメン店、「ふうりん」へ行った。
ラーメン店が密集しているこの界隈においても一番美味いという人も少なくない名店で、今日もありつくまでに15分ほど並んだ。
初めて食べたけど、掛け値なしに、美味い!
あっさり醤油ベースのスープに、ハクサイがたくさん、細めの麺もスープとよく馴染んでいる。
これはマジでここ数年食べた中でもナンバーワンかも…。
ギョーザも美味かった。
♪ Posthuman - Marilyn Manson
2006年7月10日(月)
ピラティスからピラルクへ
数ヶ月前よりピラティスを習い始めてすっかりハマり込んでしまっている妻とともに、なんと人生初のピラティス教室に午前から行ってきた。
うちから車で10分ほどの「ピラティス・スタジオ MOMO」というところ。
妻がいつもお世話になっている沢田先生に懇切丁寧に教えてもらった。
一言で言うと、メチャクチャ難しいね、ピラティス!
「肩甲骨を閉じる」とか「肋骨を開く」とかいった表現が随所に必要となってくるんだけど、今までそんなイメージで体を動かしたことなんかなかったから、ピラティス独特の呼吸法なんかも常に意識しなければいけないし、もう頭がこんがらがった。
そもそも体が硬く、筋肉のつき方なんかも今のところまったくピラティス向きではないということがよく分かった、僕の場合。
続けていって少しずつできるようになれば楽しいんだろうなあ。
まだお天道様は真上にある時刻なので、ピラティス・スタジオを出た後、神戸にある「須磨海浜水族園」に向かった。
旅先や出先では日本全国、極力水族館の類には足を運んでいる僕だけど、実はこの須磨海浜水族園は初めて。
今初めて行ったことが非常に悔やまれるほどに素晴らしい水族館だった、ここは!
灯台下暗し。
先日覗いた「エプソン品川アクアスタジアム」がイルカショー以外は質量ともに物足りなかっただけに、この須磨海浜水族園の余裕のある敷地面積、すべてを網羅しているわけではないけれど分野によってはひたすら深くまた数自体も充分な生体たち、そして見学者ができるだけ飽きないよう楽しめるように工夫された展示や企画などに感動し、興奮したのであった。
「ラッコの餌やり」や「イルカライブ」、テッポウウオとデンキウナギとピラニアに餌をやる「さかなライブ」といったショーも楽しく、サメやエイを中心に収めた「波の大水槽」も水に動きがあるから大迫力で、また化石や標本や様々な資料類など、生体以外の展示物も充実していた。
中でも特に力が入っていたのは淡水魚で、南米の魚たちを集めたその名も「アマゾン館」や、その他多種の淡水魚たちを展示する「世界のさかな館」、「森の水槽」はもう心拍数の上昇なしには通過することはできない。
上の写真はオーストラリア原産のネオセラトドゥス(ネオケラトドゥスとも言う)という肺魚だが、この種はアフリカの肺魚とは違ってさらに希少性が高く、たまに熱帯魚ショップに出ることもあるのだが、その値段は数十万円。
そんなやつらが複数尾悠々と泳いでいる(しかもサイズは皆1m超!)様に見とれずしてどうするか。
さらに「おお!」と感嘆の声を出さずに堪えることができないのが「アマゾン館」の水中トンネルで、このチューブ水槽の中にはなんと皆2mを超えるピラルクが計4尾、超然と中層を漂っている!
これだけ立派なピラルクを長期間飼育するその技術と情熱に、感謝。
企画ものとしては「ファンタジー水族園 ~絵本の中のさかなたち~」と銘打たれて催されていた特別展は、そのタイトルが示すようにいろいろな絵本をモチーフに、その物語の中の世界を水槽内に再現しているというもの。
たとえば「ライギョのきゅうしょく」という絵本を元にカムルチーとタナゴを使ってその世界を再現し(そのまま入れたのではすぐにタナゴが喰われてしまうのでそこには一工夫)、「ザリガニさいばん」という絵本に従ってはアメリカザリガニとマナマズで再現。
生体だけじゃなくて装飾も手を抜かず凝られており、この特別展は非常に面白かった。
閉演時間いっぱいまで堪能した。
余談ながら月曜というのにお客さんはたくさん。
理解できる。
帰ってきてヘルマンリクガメのシロをヴェランダに出して散歩させていたら、時間を置いてなんと2回もウンチをした!
最近よく喰うからなあ。
今日の朝はそういえば初めてのモモをあげたら美味そうにペロリと平らげていた。
トコトコよく歩き、1時間ほどは散歩していたんじゃないだろうか。
近所のうどん屋「木村」に晩飯を喰いに行き、「夏カレーうどん」という、温かいカレーだしに冷たいざるうどんをつけて食べる一品を賞味したが、とても美味しかった。
特にカレーが最高で、ルーとは別に調理されてトッピングされたナス(炭火の風味が!)やグリーンアスパラガスやトマトといった夏野菜の一群が最高。
♪ Written In Stars - Elton John & LeAnn Rimes
2006年7月 7日(金)
生殺与奪を決めるのは?
僕は現在、計19種51尾ほどの魚(とエビ)を4つの水槽で飼育している。
そのうち一番小さな35cm水槽が空いているので、いわゆる小赤(金魚すくいの獲物になっているような小さな金魚。主に大型魚の餌用としてショップで売っている)を買ってきてそこに入れて、120cm水槽に棲んでいる大きな魚どもの餌としてあげようかな、とここのところ企んでいたんだが、「かわいそうだからやめて」という妻のやんわりとした反対にあい、やむなく断念中なのである。
飼っている魚の餌として生きた魚をあげる。
確かにこの行為は理屈の上ではなんだか破綻をきたしているようにも感じられる。
小さいながらもパクパクチョコチョコと懸命に生きているメダカや金魚の命と、それらをガブリと一呑みに喰らうスネークヘッドやナイフフィッシュの命と一体何が違うのだ、と問われてはぐうの音も返せない。
どっちがかわいいかと訊かれたら、ともすれば喰う側の怪魚たちよりも餌となる小魚の方がよっぽど愛らしいのではないか、なんて当の僕でも思うかもしれない。
もし反論するとするならば、大きな魚たちの胃袋に収められる小さな魚たちは決して悪ガキにいじめられて殺されたり残虐な釣り人に岸に打ち捨てられて死に至ったわけではなく、他の生物の貴重な糧としてその尊い生命を捧げたんです、無駄死にではないんです、食物連鎖のピラミッドなわけです、といった具合が精一杯だろうか。
こんな時にいつも思うんだけど、人間は誰だって必ず、生きとし生けるものの命というものに序列をつけている。
命の重さは平等である、なんて虚ろな言葉もあるにはあるが実際にはもちろんそんなことはなく、明確に差がつけられている。
そしてその“命の序列”は言うまでもなく絶対的なものではなく、決める人の主観によって、シチュエーションによって、その他諸々の条件によって変わる。
僕は、メダカや金魚はすまないけれど我が家にいる大型魚の食物となってどうか輪廻に組み込まれてくれたまえよ、と思うことができるが、妻は、メダカや金魚だって生きているんだから配合飼料や冷凍エビとかで大型魚が生きていけるなら餌としてあげなくてもいいじゃない、と感じている。
このように卑近なところで見てみても、僕と妻は明らかに異なる場所にラインを引いている。
過激な環境保護団体が、クジラは賢いんだから食べるな! と叫んだり、反対方向に過激な人々が、野良イヌ・野良ネコは迷惑だから駆逐せよ! なんて主張したりするのは、その極端な例である。
こうなるともうどこまで考えても、何が正解とか何が間違いととかいうことは分からない。
ただ、どんなヴェジタリアンだって必ず何らかの形で他者の生命を犠牲にしなければ生き延びることができないという現実がある以上、誰しもがどこかにそのラインを引かねばならないのだな、自らの主観によって。
もっと飛躍し極論してしまえば、ペットを家で飼うという行為自体がその生物の幸福を損なっている、という考え方もある。
どれだけお金や手間を掛けてもその生き物が野生の状態で生きている環境を完全に再現できるはずはないのだから、スケールの差こそあれすべてのペット飼育は箱庭飼育でしかない、という見方。
つまり、アマゾン川に棲んでいるナマズを日本の家庭の水槽で飼ったり、アフリカにしか棲息していないカメをわざわざ加温したケージ内で飼うのは広義の意味で虐待である、ということ。
品種改良によって純野生のものがいなくなっている、ほとんどのイヌやネコだってもちろん例外ではなく、たとえばロシア原産のシヴェリアンハスキーを高温多湿の日本で健康に飼えるはずがない、とか、温暖な地中海沿岸で生み出された小型犬たちを、ニットを着せてまで冬寒くなる日本で飼うのはバカげている、なんて意見も実際にある。
突き詰めていけば本当にきりがなくてまったく先が見えなくなるし、そうなると僕たちはペットを買うことも肉を喰うこともできなくなりそうなので、せめてその一つ一つの振る舞いや行為に心を込め、無駄な生命はできる限り奪わないように努力するとしよう。
カとかゴキブリは別ね。
♪ I Will Get By - The Grateful Dead
2006年6月21日(水)
「エプソン品川アクアスタジアム」初見参
11時から目黒で打ち合わせなので早朝に西宮の家を発ち東京へ。
新大阪駅のいつもと違う売店で見慣れない水を発見し購入。
「鞍馬和水(くらまなごみのみず)」という商品で、これまた見たことも聞いたことのない“おくどはん”という京都の会社が製造しているらしい。
鞍馬の湧水だとはどこにも書いてなかったがきっとそうなのだろう。
僕は大学時代京都に住んでおり、鞍馬山はその時分に幾度も独りあるいは連れ立って出掛けた好きな場所なので、ちょっとだけ感慨深かったり。
打ち合わせを終え、少し時間があったので「エプソン品川アクアスタジアム」に行ってみた。
オープンして1年余り、ようやく訪問が叶った。
場所柄、絶対的な建坪は絶対的に狭いので、水槽の数とそれに付随する生体の数や種類が少ないのはどうしても仕方がない。
でもところどころに目を惹く展示はあり、中でも世界中の水族館でここにしかいないというドワーフソウフィッシュ(小型のノコゴリエイ)を観ることができたのはよかった。
ノコギリエイが餌を喰うところも観られたし。
死んだサバやアジやイカなのに、やつらは鼻先についているノコギリで必ず数度攻撃してから捕食するという性質は今日まで知らなかった。
また各種イザリウオやスジモエビなど、ダイヴァーにおなじみの小さな生き物たちを展示していたのはあまり他では見たことのない類の企画ものだったと思う。
アシカのショーとイルカのパフォーマンスも観た。
平日だというのにお客さんはかなり多く、アシカプールの観客席はほぼ満席でビックリ。
家族連れ、奥様連れ、カップルなどなど、まあ1人で来ていたのは見渡す限り僕だけだったけど!
円形コロシアム状になっているイルカプールは相当巨大。
ここだけで水族館の全スペースの半分ぐらいは占めているんじゃないか。
あ、書き忘れていたけどペンギンのブースも狭いながらも充実しており、キング、ジェンツー、イワトビ、ケープと4種が揃っているとは想像以上。
でもここは1回行けばもういいかな。
帰り「エキュート品川」に入っている「バズサーチ」という洋菓子ショップでマンゴーのシャンティーを2本購入、1本は会社の子たちに、1本は家に持ち帰る。
好評であった。
♪ Tragic Comic - Extreme
2006年6月20日(火)
「カーズ」の試写会からフラカフェへ
業務終了後、妻と待ち合わせてピクサー制作の新作映画「カーズ」の試写会に。
いきなりのレースシーンのド迫力とリアリティにドーンと衝撃を受ける。
視界を右から左へ、左から右へウィーンと流れ去るあの光景をCGで再現するのは骨が折れそうだ。
サウンドトラックも新旧雰囲気バッチリの歌モノがちりばめられていて、かなりよさそうだ。
ストーリーはやっぱりこれぞアメリカのエンターテインメントって感覚に尽きるけど、「モンスターズインク」や「ファインディングニモ」が好きだった人なら充分に楽しめると思う。
たまたま今回はタダで観られたけど、これならお金を払っても何ら惜しくはない。
それにしてもセーフティカーの概念も説明なしとは思い切った!
その後、試写会場の近くで友達とご飯を食べていたといううえぴーと友達もろとも合流する。
うえぴーは前エントリーや以前のエントリーのホタルトピックに反応し、今夜一緒に見に行くことになったのである。
僕と妻、うえぴーとその友人2名の計5人で一路苦楽園口駅付近を目指した。
夙川の現場にていそうな箇所を探すと、やっぱり数は6月上旬より減っていたが無事に数匹は見つけることができた。
しばし観察した後、西宮くんだりまで連れてこられたうえぴーと仲間たちは帰っていったが、こんなんでよかったのかね?
その後妻と遅い夕飯を食べにハワイアンカフェ、「フラカフェ」へ。
非常に残念なことにご飯が切れてしまったとのことで楽しみにしていたポキ丼は喰えなかったが、ポキ、フルーツサラダ、生ハムと唐辛子のパスタ、ゴーヤーチャンプルー、バナナのパンケーキを食べて今夜もお腹いっぱい。
このカフェにいると月並みだけどリゾート地に旅行に来て晩飯喰ってる気分に少しだけなれるのがうれしいやら少し哀しいやら。
♪ All Tomorrow's Parties - The Velvet Underground
2006年6月19日(月)
ホタルを捕まえてしまった
午後から水槽の掃除&水換え。
今回は機器の交換に、調子の悪かった外部フィルターのメンテナンスも行ったから大変だった。
晩、近所のイタリアンレストラン「アッタカーレ」に夕飯を食べに妻と行く。
ここのところデリヴァリーの利用が多く、店に行くのは結構久々かも。
旬の野菜とフルーツトマトたっぷりのサラダ(フルーツトマトのみならずイチゴやオレンジなどのフルーツがたっぷりで、また新鮮な水茄子なんかも生で入っていてとても美味かった)、赤茄子とサラミのパスタ、タイのアクアパッツァ(明石 二見港で揚がった天然ものという魚はもちろんのこと、添えられたオリーヴやアサリ、ムール貝との相性もバッチリでスープもいい味)、茶味豚のトスカーナ風煮込み(とにかく柔らかくて脂ぎっていない、これに尽きる)、そしていつものイチジクパンを食べた。
ひとえに、大満足。
今一度ホタルを拝んで帰ろうと、店を出て夙川に足を向ける。
先日見物したのと同じあたりでやはり姿を見かけ、また今日はさらに少し上流にも歩いてみて、そっちの方でも幾匹か見つけた。
でも前に見た時よりもホタルの数は明らかに減っていたな。
そろそろ時候も終わりがけなのかな?
川べりを歩いていたら、石垣にへばりついて光っている1匹を発見、手を伸ばせば届きそうな距離じゃないか。
しばらく見物した後に、さっと手を出してみたら難なく掌に収まった。
どんくさいやつめ!
分かっちゃいるんだけど、近くで見れば頭が赤くて体は黒い単なる甲虫。
ただやっぱり近くで見ても明緑色にポワーンポワーンと明滅を繰り返すケツはすごいのだが。
蛍光、とはよく言ったものだ。
このどんくさいホタルは今も元気にやっているかな?
♪ Under My Thumb - Rolling Stones
2006年6月17日(土)
適切なスケールで捉え有機的に結びつける理解力がようやく少しずつ
今日の「世界ふしぎ発見!」はオーストラリアのタスマニア。
アフリカのマダガスカルや南シナのボルネオのように、元来の環境が多く残っている比較的大きな島というのは、非常に独特な生態系が出来上がっていたり、ダイナミックな固有原生種が多数棲息していたりして個人的に素晴らしく興味をそそられるものだが、このタスマニアもその例に倣ってとても面白かった。
あれだけたくさんの有袋類が棲んでいるとは知らなかったし、アマゾンのネグロ川のようにタンニンが溶け込んで赤い海があるなんてことも初めて知った。
欲を言うならば絶滅してしまったタスマニアンタイガーの説明もちゃんと見てみたかった。
いやー、行きたい。
余談ながらミステリーハンターの宮地眞理子さんという人も絶妙にマッチしておりとても観やすい。
乖離、乖離。
♪ Smoke Screen - Michael Monroe
2006年6月 5日(月)
「とよもと」で舌鼓を打ち、夙川の蛍に綻んだ
ナイフフィッシュ、ホーリーやコブラスネークヘッド用の餌である冷凍淡水エビが切れそうになったので「グレートアマゾン」に買いに行ったら、ホワイトトリムプレコという小型美種がいた。
プレコ担当の店員、Iさんがとてもうれしそうに説明してくれたよ。
夜、近所の沖縄料理店「とよもと」に妻と2人行き、晩飯。
ゴーヤーチャンプルー、紅芋の天ぷら、アヴォカドのあんだんす焼き、和牛たたき、豚足、マーボーナス、あんだんすご飯などを食す。
あんだんすのご飯はキムチも入っていて実に美味かった。
食後にサーヴィスしてくれた沖縄直送のパイナップルも美味、シークヮサージュースもさわやかで、すべて含めて今日も最高だった。
食後その足で、"夙川で蛍が見られるらしい"という情報を先日得ていたので、気候もいいし川に向かう。
場所は苦楽園口駅あたりからわずかに北へ上がったところ。
いるかなーなんてそんなすぐ見つかることもないだろうと思いつつ歩き出したんだけど、予想に反して、いた!
すぐに見つかった。
それも何匹も何匹もいる。
見物している人もちらほら。
ピコピコと薄緑色の明るい光が点滅する様、そして点滅しながら中空を乱れ舞う様を存分に見ることができて、少なからず感動。
ほんの一面的な事象ではあるけれど、この壊れゆく環境の中で、人里離れた山奥に行かずして近所の川で蛍を見ることができるという素晴らしい現状をこれ以上悪化させることなく維持していかなければいけない、と何の当事者でもないのに(いや、本当は当事者の1人として自覚しなければいけないのだが)やけに強く感じられるのであった。
阪急甲陽線を地下に潜らせる工事をするために夙川畔の桜並木をぶっ倒そうなんて馬鹿げたヴィジョンが今まさに形をとって実行に移されんとしているみたいだが、難しい理屈抜きでそんなことはけしからんとしか言いようがない。
♪ Delirious - Hanoi Rocks
2006年5月 1日(月)
ペット王国2006in大阪ドーム
今日は「ペット王国2006in大阪ドーム」というイヴェントに妻と行ってきた。
前売り券まで購入して楽しみにしていた催しだ。
パッと見ただけで、思っていたよりもスケールが大きくて充実していそうで、早くも興奮してきた。
まずは「キョーリン」、「コトブキ」、「ジェックス」などのメーカーのブースで熱帯魚関連の展示を見る。
コトブキのブースでは、現在開発中だという、海水魚と淡水魚を1つの水槽で飼育する(かのように見える)水槽(レグラスシリーズ)のプロトタイプが展示されていたが、驚きのアイディアだ。
キョーリンでは「ひかりクレスト ビッグキャット」の試供品をもらってきた。
帰ってナイフにあげよう。
会場内には犬を連れている人がとても多い。
やはり中心は犬猫関連の展示か。
大規模な犬猫生体の展示即売会も行われていた。
ペットフードやトイレシートなどの試供品もたくさん配られていたので、犬猫を飼っている人はうれしかったろう。
その他、昆虫や爬虫類、両生類などの展示も結構充実していた。
アレの影響でとみに注目を集めてしまったギラファノコギリの生体もいたし、立派なサイズのヘラクレス・ヘラクレスやコーカサスオオカブトもいてなかなかの迫力。
カメ類はあまりたくさんいなかったけど、4~5kgのケヅメリクガメを手に持って妻も喜んでいた(に違いない)。
「トリオコーポレーション」というメーカーのブースに置いてあった“ビバリア”というブランド名の爬虫類飼育用品類に目が留まり、そこの店員さんとしばし話し込んだ。
熱帯魚ショップに行った時とかも思うんだけど、このように趣味嗜好の共通した人と“生き物”をテーマに語らうのは本当に楽しいなあ。
さらに向こうはプロだからこちらとしても勉強になるし。
熱帯魚ショップといえば、僕がよく行くショップ「グレートアマゾン」の若い店員さんもこの「ペット王国」に来ていてバッタリ会った。
今日はオフだったみたいだ。
イヴェントステージでは様々なショーが行われており、「わんわん劇場」と「猛禽類のフライトショー」というものを見た。
犬のショーは面白かったけど、芸と虐待は紙一重だな…、なんて思うことも。
帰り際に見た鳥のフライトショーはすごかった!
ワシやタカやフクロウといった猛禽たちを鷹匠が巧みに操って飛ばしまくる。
あいつらって、目標に向かって飛んでいく時、最短距離をとって進むのではなくて、一旦地面スレスレまで高度を下げてからグワーッと上昇していくのな!
見ているこっちの頭ギリギリを飛んでいくからちょっと怖かった…!
通過する時、フワーッて風圧もくるし!
いやあ、堪能した。
帰ってから水槽の水換え&掃除を行った。
昨年6月以来、うちに始めからいる魚のうちの1尾、レインボースネークヘッドというやつの尻尾が少し溶けており、どうやら病気に罹っているようだ…。
治療に全力は尽くそう。
晩飯は車で少しだけ走ったところにある個性的な中華料理店、「ひるね」というところへ。
その名の通り昼間は寝ており、オープンは夜の7時過ぎ、朝の4時まで開いているという店だ。
店の前はいつも通るので、以前から気にはなっていたが、初めて行ってみた。
やきめしとぎょうざ、野菜スープを頼んだんだけど、ビックリするヴォリュームだ。
妻と1つずつ計2つ頼んだやきめし、1つでよかったな…。
野菜スープの量もものすごい。
こりゃ腹いっぱいだ。
♪ Electric Head Part Ⅱ (The Ecstasy) - White Zombie
2006年2月26日(日)
雨の休日
2006年1月 5日(木)
戌年 犬与太話
果てさて今年2006年の干支(こう言ってしまうと厳密には十二支だけじゃなくて十干も記さないといけないのだけれど干は割愛)は戌ということだが、3日のエントリーに書いたように我が実家の老ポメラニアンは今や13歳(ぐらい)にならんとし、すでに目も見えず耳も聞こえず歯も揃っておらず口を閉じていてもベロが出ている。
だが先ほど帰宅する時に乗ったタクシーの女性運転手が飼っていたヨークシャーテリアは19年も生きたという。
小型犬としては実に驚異的な長命ではないだろうか。
また、昨年末にも行ったなじみの床屋には柴犬の母仔が飼われているのだが、昨年のお産は帝王切開だったらしい。
その時聞いてふうんと思ったのが、帝王切開だと母犬の愛情が薄い、と床屋の奥さんが言っていたこと。
その母犬は数年前にも一度仔を産んでいるのだが、自然分娩だったその時と比べて違いは顕著だという。
たとえば前回の時は3頭孕んでいたうちの1頭は残念ながら死産であったが、母犬は産後しばらくの間、“産んだはずのもう1頭”を懸命に探し回っていたらしい。
ところが今回は、前回と同じく3頭産み、今度は3頭とも元気だったが母親犬の下に残されたのはそのうち1頭のみで、あとの2頭は生後すぐによそにもらわれていったんだけど、前と違ってその2頭のことなどすぐに忘れてしまったかのようにまったく気にもしていない様子だそうだ。
そもそも、今一緒にいる1頭の仔犬にも母乳を与えることすら初めのうちは嫌がったんだとか。
なるほどね…、と思った。
♪ Blessed - Elton John
2006年1月 3日(火)
この年末年始の動きを少しまとめて
謹賀新年。
昨年12月31日の昼、前々日に洗ったばかりでピカピカの愛車、アルファ156SWを駆って名古屋の実家に一人向かう。
同じく名古屋に実家のある妻は一足先、29日にすでに帰って何やかんやと行事をこなしているようだ。
桂川SAで簡単な昼食をとりつつ、名神高速はまったく渋滞もなくスムーズに流れ、夕刻まずは妻をピックアップしに妻の実家へ直行。
ちなみ僕と妻の実家は名古屋市内の隣の区にあり、車で10分~15分程度の距離。
妻の実家では茶菓を振る舞われ、両親としばし挨拶がてら30分ほどだけ滞在して、妻とともに僕の実家へ。
僕の母とポメラニアンのニルが待っていた。
ニルは今13歳ぐらいのオスで、すでにかなりの老犬と言えよう。
話には聞いていたが、両眼はもう白内障でほとんど見えておらず、耳もほぼ聞こえていないみたいだ。
歯も大分抜け落ちている。
利くのは鼻だけ(それもかなり衰えているとは思うが)というヘレン・ケラーのような状態である。
目が見えぬままにスタコラと歩き回り、あちらこちらの壁やふすまや柱や椅子の脚などに鼻面や頭をコツンコツンとぶつけている様は、滑稽でついついプッと噴き出してしまうけど、クスリと笑った後にそこはかとなく哀しさが込み上げてくるじゃないか。
それでも食欲は充分にあり、そして性格が屈託なく、楽しそうに過ごしているのがせめてもの救いか。
残された犬生もどうか幸せに。
実家で母と妻と3人で夕食を食べた後、大晦日の夜はテレビを観て過ごす。
フジテレビのPRIDEとTBSのK-1、それに日テレのお笑いネタ番組をザッピング。
オリエンタルラジオのネタと金子賢のファイトは観られたけれど、ボビー・オロゴンが勝つシーンを見逃してしまった。
年越しそばを喰い、それから風呂に入っている間に年が変わった。
深夜も朝生やCDTV、スペイン村でやっていた吉本の生などをピロピロと観つつ寝た。
明けて1月1日。
新聞を読んでいたら名古屋港水族館が元旦から開いているということを知り、おせち料理を食べた後、さっそく妻と2人で向かった。
車で40分ほど。
久々に僕が通っていた高校の前も通った。
これも話には聞いていたが、水族館に隣接してスペイン村ならぬ“イタリア村”というテーマパークが近年オープンしたらしく、水族館に入る前に覗いてみる。
期待していなかったからかもしれないけれど、単なる子供だましかと思いきや結構楽しいじゃないか、イタリア村。
ヴェネツィアの運河をゆくアレのパチもんのゴンドラに乗ったり、テナントとして入っているショップを少し巡ったり。
この後に水族館という一大イヴェントさえ待っていなければ、もっと時間を掛けて回りたいな、と思わせるだけの魅力はあった。
天気も良く、数日前の気候がウソのように暖かい。
名古屋港水族館ではこの日から、“カメの世界”という、その名の通り世界中のいろんなカメを集めて展示している特別展の開催が始まっていた。
確かに名前を初めて聞くような珍しいカメも多数いたけれど、メジャーなワニガメやゾウガメの類が見当たらなかった。
僕は水族館が好きなので、日本各地結構な数の水族館に足を運んでいるけれど、この名古屋港水族館は実は僕の中では相当に評価が高く、優れた水族館としての地位を確固たるものにしている。
レギュラーで展示されている生体の種類こそそれほど突出してはいないという印象だが、規模はそれなりに大きく、比較的新しい施設なので建物の構造も趣向を凝らしているし、ガラス壁の透明度が極めて高い各水槽や、観察しやすいようにいろいろと工夫されたシャチ水槽とイルカ水槽、それに大型テラリウム水槽などを始め、何より展示の仕方やレイアウトのセンスがいいのでとても楽しむことができる。
この日は“イルカ・パフォーマンス”という、いわゆるイルカショーを観たんだけど、これがまたとてつもなく素晴らしい完成度。
まずプールがデカい、深い。
だからイルカは速く泳ぐことができるし、高く跳ぶことができる。
それから、プールの奥には巨大なプラズマモニターが備え付けられており、場内に2台、さらには水中用にも1台置かれた有人の中継カメラで撮ってちゃんとスウィッチングもされた映像を常にそこに写しているので、観客が生のパフォーマンスとカメラで撮られたアップの映像を同時に楽しめるという工夫もまたかなりの高ポイント。
イルカがハイジャンプや飛んでいるフリスビーをキャッチする荒技を繰り出した時なんかはちゃんとそれをリプレイで見せてくれるし、シンクロナイズド・スイミングよろしく、水面上で演技をしているイルカの水中の様子なども写したり。
さらにはハードの面だけじゃなくソフト、つまり構成や演出も秀逸。
ショーが始まるまでの時間はヴィジョンモニターに、この水族館で繁殖に成功したベルーガ(シロイルカ)のドキュメンタリー映像をしっかりナレーションとスーパー付きで流して待っている客を飽きさせないし、女性MCと調教係のお兄さんが繰り広げる進行も他の水族館のようにもっちゃりしていなかった。
ぜひともイルカショーを抱える全国の水族館はここ名古屋港水族館のイルカ・パフォーマンスを観て勉強していただきたい、と思ったぐらい。
余談ながらスタジアムの椅子の座面下に温水が通されて暖められていたのもうれしい心配り。
他には、アフリカの肺魚よりもはるかに希少なオーストラリアの肺魚、ネオケラトドゥスがいたのがすごかった。
17時の閉館直前に水族館を出、同じく名古屋港内に展示されている南極観測船「ふじ」の脇に建立された「タロ・ジロの像」をしばし見る。
一旦家に戻って僕の母をピックアップし、今度は妻の実家に。
元旦の夜は妻の実家にて、僕の母と妻の両親とともに夕食。
鶏やフグ、カニなどが入った寄せ鍋とおせち料理。
妻の両親はワインやビールを飲んでいたので、食後少し寝ていた。
まあそういう僕も少し寝た。
TBSのスポーツマンNo1決定戦を観てから再び母と妻を乗せ、僕の実家に帰り、内Pやきらきらアフロやジャリバラをザッピングしながら床に就いた。
1月2日。
家の照明が壊れているみたいなので、母と妻とともに近くの大型家電店へ。
久しぶりの実家周りなので少し遠回りしてブラブラ歩きつつ向かった。
大げさじゃなく道行くすれ違うおじさんやおばさんの半分ぐらいが母の知り合いで挨拶を交わしているので、ビックリした。
僕の母はクリーニング店で働いているのだが、それが大きいみたいだ。
近所の大半がお客さん。
店では照明器具に加えてコーヒーメーカーも買った。
買い物後、すぐ近くにある百貨店内の喫茶店で少し休む。
さすがに新年2日、すごい人手だ。
母と妻と3人の晩飯は車で15分ほど走り、守山区大森にある有名な鰻専門店「まさむ根」で。
一応電話して行ったんだけど、満員満席大繁盛、さすが。
それぞれうな重、長焼定食、せいろまぶしを頼み、さらにはトロにぎりも1人前。
トロももちろん美味かったけど、ウナギがやっぱり最高だった。
皮はパリパリ香ばしく、身はフワフワのモシャモシャ。
絶妙な焼き加減だ。
妻が食べているせいろまぶしのだし茶漬けも少し喰わせてもらったけどメチャメチャ美味かった。
しかし思ったより量が多く(にぎりが余計だったか)、とにかく喰い過ぎた。
3人ともはち切れそうなお腹を抱えながら実家に戻り、しばし生「ぷっ」すまなど観つつ体が楽になるのを待つ。
22:30、まだ「ぷっ」すまは気になっていたがあまり遅くなってもアレなのでそろそろ帰ることにする。
ではまた。
翌1時、西宮の自宅に帰還。
それにしても昨日の午前、名古屋では雨が降り、青空駐車していた車がものすごく汚れてしまった。
せっかくきれいになって気持ちよかったのにまた洗わねば。
♪ 季節が君だけを変える - BOOWY
2005年10月30日(日)
「恐竜博2005」など
ここ最近の寝不足と心身疲労がたたってか、どうにも体調が芳しくなく大好きな草野球もパスさせてもらった今日だけど、1日ずっと家でウジウジしているというのもあまりにも哀しい事態なので、午後から妻と出掛ける。
まずは苦楽園口にある「カフェ サヴーレ」に行き、サンドウィッチで腹ごしらえ。
たかがサンドウィッチというなかれ、この店のそれはかなり有名な一品。
僕は“カツと野菜のサンドウィッチ”を、妻は“エビフライと野菜のサンドウィッチ”をそれぞれ頼んで食し、良質の食物で腹はいっぱいに満たされた。
それから「恐竜博2005」を観るために阪神高速に乗って大阪市内へ。
会場は長居公園内にある大阪市立自然史博物館。
少し前の本欄にて、「ジュラ紀 大恐竜展」というイヴェントに行ってきた旨を書いたが、このたびの「恐竜博2005」は実はそれとはちょっと比べものにならないくらいのレヴェルとスケールを誇る恐竜展示催事。
目玉は何といっても、アメリカで1990年に発見された世界最大のティラノサウルスの全身(ほぼ)標本、“スー”!
それだけを観に行くのだといってもそれほど言い過ぎではない。
長居公園の周辺道路がもうバカみたいに混んでいて、とにかく参った。
今日は長居スタジアムではJリーグのセレッソ大阪vs鹿島アントラーズが行われており、さらにサブ競技場でも高校生かなんかのラグビーの試合が行われていたみたいで、当然周辺駐車場も満杯の大渋滞。
時刻はすでに14:30、「恐竜博2005」が催されている自然史博物館は16:30閉館なので、こりゃまずいと、普段はそんなことはしない主義なのだがやむなく路上駐車をして早足で会場に向かった。
自然史博物館にようやく近付いたところでさらに驚愕、メチャクチャ人が並んでるじゃないか!
「恐竜博2005」の入場待ちかこれほんとに? と思って今一度確かめたが、間違いなかった。
見えるだろうか、係員が持つ札には「45分待ち」の文字が。
このようなイヴェントは、僕みたいな嗜好の輩には垂涎ものなわけだが、それが必ずしもたとえば僕の妻のような多数の人たちにとっても同じように価値のあるイヴェントかと問われれば、たぶんそんなことはないでしょうなあ、と答えるぐらいの分別は僕も持ち合わせているつもりなので、正直この入場待ちの長蛇の列には心底驚き、そして焦燥を覚えたのだった。
みんな結構恐竜好きなんだなあ、思ったよりも。
やっぱりイヴェントの性格的に子連れが多いので、待っている間元気なキッズどもに足を蹴っ飛ばされたり体当たりを喰らったりしながら、15:15頃、ついに会場内に入ることができた。
当然、中もものすごい人の数だ。
人波をかき分けながら、ふうむ、ほお、おお、などと一つ一つ標本を見つつ進んでいくと、じきに見えてきました、ドデカい肉食竜の全身骨格が!
ぬううこれが“スー”か! なぬなぬ大きさは…12.8m! と若干の感動を覚えつつ近くへ、隣の妻ですらやや興奮しているようだ。
だけどだけど、あれ? なんだ…? ちょっと待てよ…?
なんか“スー”の横に並べられているタルボサウルス(これも10m近いのでかなりの迫力)の標本と少し質感が違う。
解説プレートを再び読んでみると、え? 複製?
一気にテンションが落ちた。
もちろん事前の告知などでも、今回展示される“スー”の標本は実物じゃなくてレプリカだ、という主旨のアナウンスはあったはずなので、僕が勝手に勘違いして思い込んでいただけのことではあるんだけど…。
よくよく情報を確認し直してみると、“スー”の化石は、法廷闘争の末所有者と認められた発掘地の地主から、シカゴのフィールド博物館が1997年、オークションにおいて約10億円で落札、それ以来フィールド博物館外で展示されたことはないそうだ。
今回もレプリカの全身標本の横で申し訳程度に、実物の“スー”の肋骨の化石が展示されていたのだった。
一旦家に戻り、夕食をとりに近所の「ビストロ ベーアッシュ」に行く。
今日食べたのは“野菜と生ハムのサラダ”、“ヒラメのポワレ”、“アンガス和牛の赤ワイン煮込み”、“フレッシュ・ポルチーニ茸のクリームソース・スパゲティ”など。
妻はこういったお店でシェフが調理をしているところを見るのが大好きなので、今日もキッチンがよく見えるカウンター席に座ることができて喜んでいたわけだが、確かにプロの熟達した料理の技を近くで見ているのは僕ですら楽しめる。
見ているとここ「ビストロ ベーアッシュ」のシェフは、魚にしろ肉にしろ野菜にしろキノコにしろ、オーダーを受けてから生の食材を出して一から調理を開始する。
品によっては最低限の下ごしらえはしているのだろうが、大体は最初から手間隙かけてのスタートだから、各々の食材がまったくヘタっておらず、本当に美味い。
サフランをベースにムール貝がブレンドされたソースがメチャウマのヒラメのポワレ、脂身が多いのになぜかスッキリサッパリしている和牛の赤ワイン煮などに舌鼓、そしてスパゲティを食べつつ、「こんなにデカいポルチーニ茸なんてそうそう喰えないよ」なんて話をしていたわけだが、妻に「去年もそんなこと言ってなかった?」と指摘されて、帰ってから昨秋の当コーナーを読み直してみたら、確かに書いてあったわ。
帰途、武庫川出口で降りて国道43号を西進していたら、道路沿いに大量の警官、パトカーがたむろしており、高速の入り口では検問の大渋滞、さらには周辺住民や店舗の従業員たちがなにやら野次馬らしく出張っているじゃないか。
そういえば出掛ける時、昼間もこのあたりには多くの官憲たちが右往左往していた。
誰が来てるんだろうな、と考えていたら、いいタイミングで対向車線からやってきた、白バイとパトカーを太刀持ち、露払いに従えた黒塗りセダンの一団とすれ違った。
帰宅後調べてみたら、どうやら皇太子だったようだ。
今日まで兵庫県を訪問していたらしい。
♪ Hold Me Down - Tommy Lee
2005年10月15日(土)
「ジュラ紀 大恐竜展」に行ってきた
今週はちょっと常軌を逸脱した殺人的激務が続き、水・木・金の睡眠時間はそれぞれ4時間、3時間、30分と、3晩合わせて8時間も寝られず、さらには咳が夜中止まらなくなって一層悶え苦しむなんて日々だったわけだが、それなのに今日の仕事終わり、混濁茫洋朦朧とする意識と水中を歩いているかのような重い肉体に喝を入れて、大阪・南港 ATCミュージアムで開かれている「ジュラ紀 大恐竜展」に独り行ってきた。
なんたって明日までの開催だから。
ちなみにこのイヴェントの主催者として僕が務める会社が名を連ねているからコソリと招待券をいただいたりなんかして。
産経新聞社が企画・運営のこの展示会は中国の多大な協力を仰いでいるみたいで、実際に展示されている化石も中国産のものがほとんど。
ちなみに上の4枚の写真に写っているものもすべて中国で発掘されたもの。
日本で出土した恐竜の化石も、数こそ少なかったが恐竜博物館で有名な福井県からやってきてディスプレイされており、フクイサウルスなんかも鎮座しておったわ。
今度はあの世界最大のT-Rex標本、“スー”が来ている「恐竜博 2005」に足を運ばなきゃだな。
まあもうチケットは入手しているけど!
♪ Learn To Fly - Foo Fighters
2005年10月 7日(金)
ネコ餌付け
うちはマンション1階の角部屋なのだが、部屋で静かにしていると時折窓の外から鈴の音がチリンチリンと聞こえてくることがある。
昨年住み始めた当初は、何だろな、と思っていたのだが、ほどなくしてそれは首輪に鈴をぶら下げているネコが歩き回っているのだと判明。
毛艶もなかなかきれいな、おそらく大事に飼われているのであろう茶色いネコだ。
昨晩遅く帰宅したら、エレヴェーターからうちに至る廊下でそいつと出遭った。
飼いネコの割りになかなか警戒心の強いヤツなんだが、その時は何だかいつもよりフレンドリーで、ついつい部屋から妻に持ってきてもらったハムの切れ端とミルクなんぞを与えてみたのだった。
しかし時刻はその時既に日付が変わってしまった頃で、普段はもっと遅い時間、たとえば2時3時とかにも寝室に面した窓の外から鈴の音が聞こえてくることがあるんだけど、そんな刻限に果たして自分の元々の家にはどうやって出入りしているんだろう?
♪ I Wannna Be Your Dog - The Stooges