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2014年5月22日(木)

スパイダーマンにはなれそうもない

昨晩は職場の後輩の導きにより、ジムで初めてのボルダリングに挑んだ。
最初のうちに、調子に乗っておそらくは大変無駄な体の運び方をして、力任せに登っていたら、ほどなくして気がつくともう両腕が使いものにならなくなっていた。
でも腕部よりも両掌の方がさらに疲労が激しい。
2時間弱ほど遊んでジムを後にしたが、帰る頃の握力はきっと小学生並みだった。
普段休みの日に、近所の北山公園を走っていると、背中にデカいマットを背負ったボルダラーたちに頻繁に出会うが、ほんの少しだけ"あっち側"の世界に近づいたかも。
1日が経ち、覚悟していた筋肉痛等がほぼないのがせめてもの救い。

今月は15日、20日と珍しく東京日帰り出張が2回もあり、そんなこともあってか、ここ数週間万全ではない体調がなかなか通常運転に戻らない。
8割方治ったかな、という時点で昨日のボルダリングだったりあるいは水泳だったりランニングだったりと、体を良かれと思って動かしているんだが、それが実は悪いのか?


♪ Why Worry - Dire Straits


2014年5月 2日(金)

ハイレヴェルなジャムセッション

今日は私が担当している番組のレギュラーコメンテーターである須田慎一郎さんが、次期西宮市長・今村岳司さんにインタヴュー取材するという撮影を行った。

須田慎一郎vs今村岳司

お世辞でもなんでもなくて、須田さんが客観的に的確に、芯を喰う質問をぶつけてくれたので、西宮市民である私がこれまで何度も読み聞いてきた今村さんの政治哲学が内包する、新たな一面が引き出されたように思う。
レヴェルの高い会話なんだけど、決して難しいわけじゃなくて、誰にでも届くシンプルな言葉。
スリリングなジャムセッションを聴いた時の気分に近い。
もちろん30分以上に及ぶそのやりとりをすべて放送することは色々な意味合いでできないので、それが残念だ。
お二方、ありがとうございます。

晩はスイミングスクールへ。
1500mと、総距離は格別長くはなかったが、なんかとんでもなく疲れたな。
前半はひたすらプルに次ぐプルで腕のスタミナが奪われ、その後に待ち受けていたキック&スイム地獄によって全身余すところなく苛め抜かれたのであった。
最後の50m×4(1分)では、無念のサイクルアウト。
限界を見た。


♪ Emitremmus - Red Hot Chili Peppers


2014年4月25日(金)

この3日間

一昨日の晩は、我が街・西宮をこれから文字通り牽引していかれるキーパーソンを訪ね、ちょっとした打ち合わせをさせていただき、昨日の夜は、同い年のDJの方と天満の隠れた名店で一緒に飯を喰い、私如きとはまったくレヴェルは異なるが共通の趣味であるランニングを始めとしたスポーツのこと、あるいは音楽その他の話題について盛り上がり、楽しい時を過ごさせていただいた。
そんなこんなで他に種々の疲労も重なり、寝不足もあって若干心身ともにボーっとした状態ではあったが、今夜は久しぶりにスイミングスクールへ。
4泳法のドリルを織り交ぜて1300m。
9日ぶりの割には、そんなに死にそうにはならなかった。
手抜いてたからかな?


♪ ヒートハングSuckers - スチャダラパー


2014年4月 2日(水)

平泳ぎは脚に効く

新年度になり私の置かれる環境もほんの少し変化する中、疲弊していることは否めないがしかし悪くない気分で今夜はスイムレッスンへ。
ドリルはクロールのプルと平泳ぎのキック、スイムも同じくクロールと平泳ぎで、計1500m。
主に花粉のせいで最近思うように走れておらず鈍りっ放しの下半身に、平泳ぎのキックが劇的に効いたのであった。


♪ Etude - Lee Ritenour


2014年3月 8日(土)

ちょっと不思議なロシア料理店

職場の派遣スタッフの入れ替わりの時期を迎え、一昨日はその歓送迎会が催されて、本当にいつ以来かまったく思い出せないぐらい久しぶりに「ニューミュンヘン」なんぞで油ギトギトの飯を喰う。
唐揚げは美味いんだけどね。

そして昨夜はまさかの谷九、「パントリー」というロシア料理店まで出張って、ソチオリンピックに関わった有志スタッフ一同でささやかに打ち上げ。
定番のボルシチやビーフストロガノフの他、とても名を覚えられないスープや煮込み料理などを食べ、また黒パンもたくさん出してもらって、ちょっと詰め込み過ぎた、腹いっぱい。

ビーフストロガノフ

もう23年ほども前になるのか、高校の売店で頻繁に買って食べていたピロシキを思い出したが、昨晩頂いたピロシキは無論記憶の中のそれとは違い、ああ私も大人になったのだなあ、と訳の分からない感慨を覚えたのであった。


♪ My Song - Pat Metheny


2014年2月21日(金)

一段落

まだまだメダルを賭けた世界最高峰の戦いは残っているが、2週間に渡って放送してきた、業務として携わったソチオリンピックは一段落を迎えた。
フィギュア解説として、織田信成さんに実に6度も出演を請い、楽しい話を披露していただいたが、そこはもちろん楽しいばかりではなくて、限りなく競技者に近い目線で、また日本代表選手たちとも気心が知れているという立場から、数々の文字通り金言を賜り、大変意義深いものになったと思う。
放送されなかった部分においても、例えば打ち合わせなどで聞かせていただく話は非常に興味深く、また勉強になった。
僭越を承知で申し上げれば、織田さんはものすごくテレビ向きで、喋りが立つ。

そしてスノーボードのハーフパイプで銅メダルを獲得した平岡卓選手は、帰国2日後に眠い目をこすりながら生出演してくれた。
いかにも今時のティーンエイジャーらしいのかどうなのか、競技時の映像を観ていてもなんとなく分かるように、終始周りの大人である私たちなどよりもよっぽど落ち着いた態度だった。
ストイックに突き詰めるのではなく、常にリラックスして何事にも望む姿勢が、フリースタイルという競技にはマッチしているのかもしれない。
どこからどう見ても、そして言葉を交わしてもまったく普通の高校生男子が、世界で3位になってしまうのだから、本当に大したものだ。

なかなか疲労が抜ける隙はなかったが、今夜はスイミングスクールへ。
皆真央ちゃんの最高の演技に感動し疲れたのか、今日は参加会員が常にも増して少なく、普段は3~4つのレヴェルに分けられるマスターズコースが2つにまとめられ、いつもよりハードなメニューに従って1450m。
クロールのドリル&スイムがメインで、最後の300mが個人メドレー。
人数が少なくてリラックスして泳げたからか、それほどヘロヘロにならずに消化することができた。


♪ Desperados - Hanoi Rocks


2014年2月15日(土)

眠くもある

さすがにオリンピック期間中ということで、言いたかないが今週に入ってからそれなりに忙しく、予定していたランニングを飛ばしてしまったりしている。
昨日も、積もっていた雪は夕方からの雨で消えて無事に移動ができるようになったことは良かったが、会社を出るのが遅くなってレッスン開始時刻を30分も過ぎてのスイミングスクール到着となり、わずか500m泳ぐのみに止まった。
平泳ぎと個人メドレー。
週末は走れるか?


♪ Gettin' Ready For Love - Diana Ross


2013年12月27日(金)

せっかくの年末年始は元気に過ごさねば

一昨日のことになるが、任されていた今年最後にして最大の仕事が無事に終わり、安堵した。
それに向けた疲れなどもあったのか、数日前から喉の痛みと鼻の奥の痛み、及びいつもにも増して異常な鼻水の分泌を感じていた。
なんだこれは、季節外れの新たな花粉アレルギーか、と思っていたが、どうも風邪っぽいなという印象もあり、大仕事もクリアした昨日、近所の耳鼻咽喉科へ行き、診察及び薬の処方を受けてきた。
ここ数年、風邪らしい風邪を引いた記憶はないのだが、やはり今月は色々重なってダメージも溜まっていたか。
残念ながら、今週はラン&スイムどころではなかった。
やっぱりちょっと体脂肪を落とし過ぎているのかもしれんな。

そんなわけで今日は珍しく一日家で過ごしていたら、急に霰のようなものが降り出してビックリ。

霰を受けるデッキテラス


♪ Do Me Baby - Prince


2013年12月21日(土)

英会話教室のクリスマスパーティー

朝から会社に出て、来週に向けて少々仕事。
年の瀬だなあ。

夕方のうちに家に戻り、最近の運動不足ぶりがどうにも気持ち悪いので、日没間近になったが近所を走る。
雨上がりなのでぬかるみを避けてダートは行かず、森林公園を含む山岳ロードコースを回って、約37分のラン。
暗くなってくるとこの辺は足元に(そして獣に)気をつけねば危険だ。

夜は英会話教室のクリスマスパーティーがあったので、「トリケラ」に頼んでいたピッツァをピックアップして、会場に向かった。
参加者が料理を持ち寄るいわゆるポットラックスタイルで、プレゼント交換もある。
下は高校生から上は66歳の大先輩まで、多様な業界から総勢15名が集まり、マーヴィン代表の明るいキャラクターにリードされて非常に楽しい、フレンドリーなパーティーとなった。

クリスマスパーティー

21時までの予定が、結局お開きになったのは22時半。
皆さん、ありがとうございました!


♪ I Just Called To Say I Love You - Stevie Wonder


世間は3連休か...

昨夜は所属部局全体の忘年会が、中崎町のライヴハウスを借り切って催された。
厳寒の外気ほどというわけではもちろんないが、なかなか微妙な仕切りと趣向と料理を楽しんだ...のだろうか?
このところスケジュールが詰まっているので早めに退散。
街は忘年会ムードのピークにあるようだな。

家に帰ると注文していた新しいVAIOが届いていた。
年末年始の休みの内にセッティングできるかな~?

VAIO Tap 21


♪ Unwanted - Avril Lavigne


2013年12月19日(木)

睡眠時間が減ってきた

昨夜は担当しているコーナーの出演者・スタッフ一同で忘年会。
会社近くの家庭的な沖縄料理店で優しい味の品々をつつきながら、オンエア同様に某アナウンサーをいじり倒して、いや、温かい言葉で励まし続けて、夜は更けていったのであった。

そして今晩は間隙を縫って英会話教室のレッスン。
初めての先生だったが、以前少し話をしたこともあって、楽しい小一時間は瞬く間に過ぎた。

12月はどうしてもスケジュールが立て込む。
明日も宴席があるし、明後日は休日出勤の予定で、習慣化している水泳やランニングの時間がなかなか取れないのが大きな不満だが、今しばらくこれは仕方がない。


♪ Who Would Have Thought - Boyz II Men


2013年12月15日(日)

第25回三田国際マスターズマラソン

前後するが、一昨日は担当番組挙げての忘年会が催された。
余興の中継コーナーやVTRも、仕事より頑張ってないかこれ? というぐらいによく練られていて、会全体盛り上がった。
しかし、1次会がハケたのがすでに23時近かったのもあって、後ろ髪を引かれながら2次会参戦を断念して帰宅したわけだが、それは今日のハーフマラソンのためでもあった。

本日参加したのは、第25回三田国際マスターズマラソン。
ハーフの公認コースである。
6時半起床、7時半に家を出て車で会場へ向かった。
三田市役所の駐車場に車を停めたが、うちからだと僅か40分ほど。
近いな。
空気は冷たく寒いが、太陽が出ているのがまだマシだ。
あとで見たところ、スタート時点の気温は6.7℃だった。
どうも最近腰の調子が思わしくないので、少々心配。

開会式のひとコマ

10時30分、号砲が鳴りスタート。
いかにも三田らしい、のどかな田園地帯や住宅街を通り抜けていく。
実は会場に着いてから朝食として、大きめのおにぎりを3つとさつまいもを食べてしまったのだが、明らかに喰い過ぎたようで、走り始めて早々に脇腹が痛くなってきた。
なかなか治まらず、こりゃダメか、と意気消沈していたが、5kmほど走ったところでようやく落ち着いた。
中盤、給水を取った直後に再び腹痛に襲われたが、これはほどなくして治った。

ところどころ走路が狭くなっているところがあり、序盤のペースは控えめに行った。
あらかじめコースの高低図を見てはいたが、登り勾配のきついコースだった。
特に5km過ぎに訪れる急な登り、そして10~12km、13~15kmあたりの比較的長い登りが印象深い。
下りは嫌いじゃないので16~18kmぐらいは気持ち良く走ったが、脚に掛かる負担はなかなかのもの。
ゴール後にもらった完走証記載の速報タイムによると、グロスタイム1時間56分9秒、ネットタイム1時間54分24秒でフィニッシュ。
腰はどうやら悪化せずに済んだ模様。
ネットの各ラップは以下の通り(手元の時計の値なので、フィニッシュタイムと一致しないかも)。

0~5km 27分21秒
5~10km 27分26秒
10~15km 28分0秒
15~20km 25分35秒
20km~ 5分59秒

下り基調とはいえ、15kmからこれだけ上げられたということは、腹痛の影響もあったがやっぱり前半ちょっと抑え過ぎたか。
まあ逆の展開になるよりは良かったけど、ペース配分は難しいなあ。

ゴール後、サーヴィスの豚汁を頂いて、一風呂浴びようと「三田温泉 熊野の郷」へ移動する。
やはり同じ考えの人は多いようで、男風呂は特に混んでおり、客層も今日のマラソン参加者が多数の様子。
しかしゆっくり浸かってそれなりに筋肉の疲れは軽減されたはず。
気持ち良かった。

温泉を出て、せっかく三田まで来たので「パティシエ エスコヤマ」へと足を向けてみる。
話には聞いていたがこの行列を初経験、生ケーキのカウンターに辿り着くまでに優に30分は並んだ。
ハーフマラソン後にはなかなか堪えるぞ。
もちろんロールケーキと、小山ぷりん、カカオとフランボワーズのバウムなど購入して帰る。

小山ロール

夜、早速小山ロールを平らげたが、カステラっぽくもあるアウターとカスタードが入ったなめらかな生クリーム、そして中に入った栗のコンポートも絶品であった。


♪ Hot Porno Star - Dirty Rig


2013年11月16日(土)

陽のあるうちに

昨晩は担当番組挙げてのなかなか大規模な壮行会のようなものが催された。
会の主旨はさることながら、用意された料理が予想以上に豪勢でびっくり。
この辺が充実していると、イヴェントそのものが盛り上がるねやっぱり、そういうもんだね。

今日は水槽の水換えを行った後、「カフェ サヴーレ」でサンドウィッチのブランチを頂き、買い物を経て帰宅。
そして16時過ぎから少々山を走りに出た。
いつもと走っていく方向を変えてみたんだが、12番坂入口から神呪寺の方に上がっていく道があまりにハード過ぎて、まさに心臓が破れるかと思った。
いつも反対側から走ることが多いから、これほどとは気付かんかった。
心拍を上げるウォーミングアップ後ならまだしも、いきなりこの坂はよくないな...。

夕闇迫る北山ダム

北山ダム脇のトレイルから植物園を抜け、北山池をグルリ回って妙龍寺脇へ出る。
ゆっくり約45分。
先日痛みが走った右足は何ともなかった。
17時近くもなると山の中は薄暗くなり出し、また鳥獣の気配も増してくるので結構怖い。
そこかしこにイノシシが地面を掘った跡があるし。


♪ Stoned Woman - Ten Years After


2013年10月24日(木)

3日前の1km泳

昨晩は番組関係者との会食が催され、参加してきた。
約3週間ぶりに顔を合わせることになった方もいたが、色んな意味で皆以前と変わらず、楽しいひと時は瞬く間に過ぎ去ったのであった。
2軒目まで流れていき、日付をまたいで久々のタクシー帰宅。

そんなわけで今日は、いつも最低目標としている6時間の睡眠をまるで確保できぬ羽目にはなったが、今週はスイミングスクールに1度も行けないので、仕事終わりでプールに行って1000mだけ泳いできた。
1分30秒サイクルで、50mを20本。
ちょうどいい刺激。


♪ Save Me - Queen


2013年10月16日(水)

精神の疲れから肉体の疲れへ、そして停滞

ちょうど1か月前の台風18号の時も修羅場だったが、今日の台風26号もそれに負けない鉄火場となった。

そんな困憊の夜、眉間に寄ったままのしわを、筋肉を疲労させることによって和らげるべく、スイミングスクールに行ってレッスンを受けてきた。
4泳法に渡り、1300m。
最後のスイム100m×3がなかなかきつくもあり、気持ち良くもあった。
ただ、ランニングについても同じことが言えるが、私はやっぱり距離が長くなればなるほど相対的に遅くなる。
どうしても持久系ポテンシャルが瞬発系のそれを上回る、あるいはそれに迫ることはないようだ。
思えば子供の頃よりどのスポーツに関してもそうだった。
自分に向いていないことに取り組んでいる意味についてハタと考え込んでしまった、40歳目前の秋の夜。


♪ Yummy House - Kory Clarke


2013年9月28日(土)

土曜スイムなど

怪我とか仕事とかあって10日ぶりとなってしまったが、今日午前、スイミングのレッスンに行ってきた。
4種目割とまんべんなく、1200m。

泳いだ後はサンギュで昼飯。
汗だくにならずにチゲが喰える季節になってきた。

夕方から会社に出て、ちょっくら仕事。
さて、来週からリスタート。


♪ I'll Be There - Red Dawn


2013年9月16日(月)

禁断の初帰宅ラン

今日はまさに総力戦だった。
1時間のオンエアの間に、8時間働いたんじゃないかと思うぐらい消耗した、そんな集中度合い。

昨日は雨でまったく外に出られず予定が狂ったので、今日の仕事終わりに禁断の帰宅ランを決行した。
大阪・扇町から西宮まで、約20kmの道のり。
台風一過の空気が意外とヒンヤリして心地よく、そんなにたくさんは汗もかかない。
正直、尼崎辺りを走っている時は「もう2度とやらんぞ帰宅ランなんて」とまだ思っていたが、武庫川を渡る頃には「月に1回ぐらいはいいかもな」に気持ちが変わっていた。
西宮ガーデンズが見えた時の嬉しさときたら。
結局距離は20km弱、信号待ち含め2時間8分かかって何とか生きて帰り着いた。
電車を使えば1回の乗り換え時間を含めて、約30分の道程だ。
人の脚の脆弱さを思い知る。


♪ アオイトリ - 平井堅


2013年8月14日(水)

明日は休養日にする(仕事は行くよ)

今日はここひと月ほど注力していた、スポーツジャーナリストの生島淳さんをお招きした企画の放送が無事終わり、軽い一区切り。
NBAやMLBはもう長年、最近では箱根駅伝なども好きな私としては、いつか生島さんと仕事がしてみたいな、という思いがずっと頭の片隅にあって、それが成就した形だ。
まず第一歩だが。

夜、約8kmのランを敢行。
寝不足と業務の疲れ、そして前日のランの残りダメージなどもあって、走り始めから体が重かった。
6分前後/kmで6km行った後、7分/kmに落として2km、ダウンジョグ。
腸腰筋やハムストリング、殿筋といった、いわゆる体の前部ではない筋肉が刺激を感じていることは、しかし悪い感じではないような気がする。


♪ I'm Back - Eminem


2013年8月 9日(金)

長くて詰まった2日間

人騒がせな緊急地震速報が鳴動したまさにその時、私は生放送のオンエア担当でサブに座っていた。
家の心配もさることながら、「これでしばらくは家に帰れんな...。下着買いに行かなきゃ...」と瞬時に覚悟をしたものだ。
疲れた。

その後、昨晩は10km走を敢行した。
相変わらず6分/kmを切ることのない緩いペースで、給水も2度挟みながら、無理をせず。
それでも頭はクラクラだ。

さらにそこで1日は終わらず、23時からアメリカ村~道頓堀界隈を練り歩きつつ、楽しく夜遊び、ならまだマシなんだけど、そうではなくて仕事でロケ。
粘ったものの結局撮れ高は理想には及ばず、25:30に撤収、お疲れさまでした。
危険な目に遭うことなく、何よりだった。

夜回りロケ

そして本日は業務終了後、スイミングスクールへ。
メニューは個人メドレーを立て続けに、計1250m。
途中からバタフライは腕が上がらんようになってきて、ズルしてクロールにしてもうた。
寝不足だからバテるのは仕方ないとして、この腕の筋肉の疲れは何なんだろな? と若干不思議だったのだが、レッスンが終わる頃になって、そういえば昼間に恐ろしく腕力の強い巨体ADに腕相撲で挑んで両腕が使い物にならなくなったんだっけ...、と思い至ったのであった。
あのパワーを何とか仕事に活かせぬものかね...?


♪ Moscas En La Casa - Shakira


2013年8月 6日(火)

卵発見!

昨日報告したキジバトの作りかけの巣に、なんと卵が1つ産んであるのを、妻が今日の昼に発見した。

産んであった卵

早い。
ゲリラ豪雨や強風の影響等もあってか、まだ巣は完成途上のようだが、果たして大丈夫なんだろうか...?

今日は諸々お世話になっている城崎温泉の若旦那・Sさん率いるご一行が、きれいどころの観光大使3人を伴ってご挨拶に来社され、慌ただしい業務の合間に、フッと心を緩めるひと時を与えてくれた。
また近々にぜひ!

予定より仕事が終わる時間が押してしまったため、遅めの時間から夜ラン。
何とか10km行こうと思っていたのだが、ガーミンの電池がなくなりそうだったので、9kmでフィニッシュ。
ペース走、というには余りにも遅いが、私にとっては口が開かない程度に楽な6分そこそこ/kmでジョグとした。
21時近くてもまだまだ熱中具合は凄くて、全然ペースが上がらんし距離も踏めん...。
あと、ペースを上下する時にどうも私はピッチで調整してしまう癖があるのだが、できればピッチは一定のリズムをキープして、ストライドの幅で調整した方がいいんだろうな、恐らく。


♪ Good Morning Little School Girl - Johnny Winter


2013年7月24日(水)

せ、1700ですか

昨日は東京日帰り出張で、飛行機で行ったんだが、到着時間帯がちょうど羽田近辺がとんでもない豪雨に見舞われている真っ最中。
それでも一旦着陸態勢に入り、もう着地するぞ、って瞬間に、エンジンが唸りを上げてグイーンと機首をもたげ、再び上空へ。
アシアナの事故があったばかりで記憶に新しいし、かれこれ飛行機は少なくとも数十回、あるいは100回以上乗っているかもしれないが、これまでで最も恐怖を感じたフライトだった。
結局そのまま上空で旋回してしばらく待機、さらに着陸した後も雷の被害を避けるために地上係員が全員避難中ということでしばし機内に缶詰めになり、予定より1時間半ほど遅れての到着となった。
何とか打ち合わせの相手を待たせることなく間に合いはしたが、肝を冷やしたぞ。

本日は業務終了後、天神祭に湧き返る群衆をやり過ごしてそそくさと電車に乗り、スイミングスクールへ。

ちょうど神輿に遭遇した

いつも私が泳いでいるコースが今日は私1人しかおらず、また隣のクロールコースの人数が多かったのでそちらにコースを明け渡すため、私はTMコーチの「1つ詰めましょか」というなんとも軽い一言によってコースを1つランクアップさせられてしまった!
これまで確か総距離のマックスは1300mだったが、一気に1700mへと激増。
アップが50m×6(1分10秒)、そのあとキック50m×4、100m×1、スイム(クロール)200m×1、100m×2、50m×4、100m×2、200m×1、そしてラストが個人メドレー100×1。
正直、途中でついていけなくなるかも、何本か間引かなあかんかも、と思っていたが、最後の方は泳いでいるのか溺れているのか分からないような状態だったものの(個メのバタフライなんかコースロープに腕は引っ掛かるしヨレヨレ)、何とかメニューを消化することはできた。
終わってみて振り返ると、TMコーチに感謝だな、多少は自信になった。


♪ 僕はぬけがらだけおいてきたよ - THE BOOM


2013年7月22日(月)

鶏のなれの果て

長かった昨夜から今朝にかけての鉄火場を何とか乗り切り、今日はかねてより一緒に仕事をしてみたかったある人との打ち合わせに臨んだ。
イメージに違わぬ方で、いやー楽しかった。
これからも楽しみだ。

先週末に仕入れた丸1羽の鶏は、本日サムゲタンとなって煮込まれた。

自家製サムゲタン 中にはもち米

美味い。
体を動かした後のシンプルな疲れとはまた違う、現代人特有の疲労が沈みこんだ五蔵六腑に沁み渡るようだ。

そして今、お隣さんの庭にまたもイノシシ一家。

イノシシの母と仔 他にもう1頭仔がいる


♪ Wicked Ways - Garbage


2013年7月10日(水)

背泳ぎドリルにやられまくり

特に今のような選挙期間中、テレビの報道においてはある特定の候補者や政党を利することがないよう、また不当に貶めることがないよう、その表現には細かい注意が払われる(といっても、たとえ見かけ上の尺や画づらの上でいくら"公正"を心掛けたとしても、そこに恣意的な"編集"や"演出"が介在する以上、完全な不偏不党は無論ありえないわけだが)。
ところが同じマスメディアであっても、紙媒体はそういった縛りが緩やかなような気がする。
確かにテレビの場合は、放送法や民放連の放送基準に則っている側面もあるから、そこらへんはペーパーメディアとは異なる部分があるのだろうが、公職選挙法にははっきりと新聞や雑誌という文言が明示された上で、偏向報道をしないように定められている。
にもかかわらず、新聞はまだしも週刊誌などに至っては、選挙期間中であってもまったく平時と変わらず、候補者や政党を名指しした際どい記事がバンバン並んでいるのはなぜだろう...、と朝から頭を抱えてしまった今日。

夜はスイミングスクールで、背泳ぎ中心のレッスン。
水ガブガブ飲みまくり、鼻からも入りまくりで大変だった。
スイムはまだ何とか形になっていると思うのだが、ドリルが苦手過ぎる。
距離は確か1000m(ウォーク入れて1100m)と少なかったが、疲労度はいつも以上だ。


♪ Dreams - Boyz II Men


2013年7月 5日(金)

文字通り心身のリフレッシュ

沈みがちのメンタルを抱えて赴いた今宵のスイミングスクール。
レッスンメニューは平泳ぎ中心で、1250m。
昨日のラン以来覚えていた下半身の疲労はレッスンが終わるときれいになくなっていて、水泳が優れたアクティヴレストであるということを実感した。


♪ Loneliness Loves Me More - Michael Monroe


2013年6月29日(土)

かぶと焼きに舌鼓

昨晩は所属部署および担当番組の歓送迎会があったんだが、業務終了から会スタートまで少し時間が空いたので、会社隣にあるプールに行って一泳ぎ。
1分30秒サイクルで50mを20本、これできっちり30分で1000m。
苦手なクロール時の左呼吸も多めに練習してみた。
今度もう少し時間がある時に、30本に増やして45分で1500m、というのにも一度チャレンジしてみたい。

歓送迎会には30名前後が参加して盛大に催され、ワッと楽しいひと時であった。
珍しくジャンケン大会で勝ったのに金を毟り取られるという悲惨な流れもあったが、むべなるかな。
開会から3時間が経過しようという頃合いになっても勢いは衰えることなく、駐車場の閉鎖時間が迫る私はそっと一人家路に就いたのであった。


♪ Dancing In The Dark - Bruce Springsteen


2013年5月29日(水)

喉が痛い

昨日は午後から日帰りで東京へ。
私は極力飛行機で行くが、羽田→伊丹の最終便は早いため、不本意ながら帰阪は新幹線で。
そのまま会社で作業して泊まったわけだが、風邪(なんだろうな?)の具合は一向に全快ならず、低空飛行のまま。
喉の調子は今日が最も酷く、声も出なくなった。
いっそのこと何日か全休すれば回復もするのかもしれないが、社会生活を営みながらとなるとなかなかそうもいかない。
今回の体調不良を自覚したのが先週金曜の朝だから、これで足掛け6日目。
足の怪我もそうだが、自己治癒速度の低下は加齢の証か...。

本日の業務終了後、この3月末に会社を辞めて独立を果たされた山本浩之アナウンサーの事務所開きにお邪魔してきた。
交通至便、窓から見える景色も、大阪中心部にあってこれ以上のものはなかなか望めないんじゃないか、という素晴らしいロケーションにあった。
改めまして、おめでとうございます。

配られたネーム入りピック


♪ Woman You Must Be Crazy - T-Bone Walker


2013年4月26日(金)

小康状態

ここ数日注力していた仕事が何とか無事に終わり、この種の充足を得るのは実は結構久しぶりだな、と思う今宵。

昨朝はリハビリで、夜に30分エアロバイク。
そして今晩はスイミングスクール。
足の様子は横ばい。
昨日、試しにトレッドミルに乗ってゆっくり走ってみたが、やはりダメですぐに止めた。
そろそろ次なるステップを探して進むべきかもしれない。


♪ Persistence of Time - Anthrax


2013年4月24日(水)

糸井伝説なんてかわいいものじゃないか

社会人2年目、24歳男子のADくんが今日も職場で、「クリスチャンって何ですか?」と素朴な疑問を率直にぶつけてきた。
彼は例えば「真珠湾攻撃? そんなん学校で習いましたっけ?」や、「『タージマハル』ってインドの言葉で『VTRスタート』っていう意味なんですよね?」などといった名言を毎日のように残してくれる逸材だ。
ちなみに、関西の人であれば皆が知っている4年制大学を卒業し、厳しい就職活動戦線をくぐり抜けて社会へと出てきている(はず)。
そういう時代なんだな、という一言ではどうも納得できない、いや納得してはいけないんじゃないかと私の心の片隅はアラームを鳴らすのだが...。


♪ No Means No - Michael Monroe


2013年4月23日(火)

内覧

「グランフロント大阪」に出店する「リュミエール大阪KARATO」にご招待いただき、内覧会に行ってきた。
JR大阪駅からグランフロント大阪に直結している連絡橋からして既に大行列ができ、凄まじい人出だ。
ロケーションもバッチリなリュミエール大阪KARATOでは、絶妙な料理の数々を堪能させていただいた。
仕上げはもちろんのこと、素材も贅を尽くしたものが揃えられていたから、もうすべてが逸品だ。

リュミエール大阪KARATOは大盛況

ご多忙の中、もうしばらくお世話になりますが、何卒よろしくお願いします。

すべて回るというわけにはいかないが、せっかくなので北館の方も少しだけブラリと歩く。
「好日山荘」が経営しているクライミングジム、「GRAVITY RESEARCH」では通りすがりらしいサラリーマンたちが楽しそうに遊んでおり、私も足が万全でさえあればぜひ登ってきたかった。


♪ One Man Woman - Sheena Easton


2013年4月19日(金)

カエル泳ぎ

打ち合わせのため、"まちびらき"を1週間後に控えた「グランフロント大阪」に行ってきた。
入る店舗も魅力的なところが多そうだし、ロケーション含めてここは定着しそうな予感。
楽しみだ。

うめきた広場

今晩はスイミングスクールにて、平泳ぎとバタフライのレッスン。
やっぱり心肺機能の劣化を感じるな...。
Kコーチに、平泳ぎの蹴りに関する実践的なアドヴァイスを賜った。
教科書通りの基本ももちろん基本として大切だが、各人の個性に合わせて、要はいかに楽に速く泳ぐか、というシンプルな課題を追求することこそが究極の目的なのだと、改めて気付かされた格好だ。
ありがとう!


♪ And We Bid You Goodnight - The Grateful Dead


2013年4月17日(水)

飛行機とミルク

昨日は久々に東京日帰り出張。
少し時間があったので品川の書店にフラリと立ち寄り、単行本2冊、文庫2冊の締めて4冊購入してしまった。
移動中に読む用に、既に単行本を2冊持参していたから、バッグが重いのなんの。

入っているクレジットカードの付帯特典として、キャセイパシフィックのザ・マルコポーロクラブのゴールドメンバーになれるというものが最近増えたのだが、キャセイパシフィックはワンワールドの加盟エアラインでもあるということで、その恩恵に与ってJALのさくらラウンジを初めて利用してみたら、思った以上にゴージャスで居心地がよかった。

牛乳も美味い

置いてある牛乳も濃厚で美味いや。


♪ The Storm - Blackmore's Night


2013年2月28日(木)

疲労抜きとはよく言ったもの

レース3日前、今夜は昨日と同じ5kmを、昨日よりトータル7分以上遅い34分台で。
後輩・Aと始終しゃべりながら1km6分台後半ぐらいのゆっくりペースで、いわゆる疲労抜きランというやつだ。
膝はまったく問題なし。
本当は8kmぐらい行きたかったんだけど、アクシデンタルな仕事が生じて走る時間が少なくなってしまい、短い距離に甘んじた次第。


♪ You Remind Me Of Something - R. Kelly


2013年1月24日(木)

本当のこと

火曜日に1km5分半ちょいのペースで約8kmのランを行い、今日は1500m×4のインターヴァルをする予定が、私がガーミンの操作を誤ったため、急遽1500m+2000m+2000mのインターヴァル(若干レペティション)に変更して走った。
本日も総走行距離は約8km。
何とか1km5分前後のペースで攻めきりはしたが、依然として体が重い。
明らかにハーフ、そしてその翌週のトレイルランの疲れが積み上がっている。
自覚が薄くとも、蓄積疲労を舐めたらアカン。

真実、というものが他者にはなかなか正確に伝わらないことは分かっているが、それに至る以前の、事実、ですらそうなのだ、という思いを日々新たにしている。
テレビや新聞で報道されていることは原則として一次情報、つまり当事者に取材をしたり現場に足を運んだりして得たものをフィードバックしているわけだが、それがすなわち起きた出来事を正確に表現しているということではもちろんない。
殴られて血が出たとか、何人の身元が判明したとか、そういった客観的な情報は正しく伝えることができたとしても、それ以上の、いわば現場に漂う"空気"のようなものを含めた一連の"事実"(これでも真実には決して届かない、事実のレヴェルだと思う)を報じることはできない。
よく、男女間の事情は当事者にしか分からない、などと言われるが、すべての出来事にその論法は当てはまるはず。
子供と教師はどういった経緯と状況で、どんな思いをそれぞれが抱いた上で殴り殴られたのか、周囲の子供たちを含めた日常的な相互信頼関係はどんなものだったのか...?
それらの、抽象的ながらも欠くことができない情報を失った段階では、第三者は"何が正しいのか、誰の言い分が真っ当なのか"ということを判じることはできないと思う。
実際に同じ出来事を経験した当事者たちですら、語る内容はその口によって変わってくるのだから。
少し角度を変えてみて、例えば犯行の動機なんかも分かりやすく説明できないケースは多々あるだろう。
犯行の動機などと大それたことでなくとも、誰にだって「なぜあんなことをしてしまったのか自分でも分からない」という経験の1つや2つはきっとある。
人間は理性的な生き物だし、何にでも理屈をつけることが好きだが、所詮は矛盾や破綻をたくさん内に抱えて生きている存在なのだ、京極夏彦風に言うと。

我々は日々の生活の中でも、他者に意思を伝えることの難しさを頻々と感じるわけだが、マスコミュニケーションはそれに輪をかけて至難だ。
一次情報を0次情報に近づけよう、という試みこそがそもそも不遜だというのならば、せめて正確性を高めた一次情報を伝達することに努めて、あとは受信者の感性に委ねることがベストな選択肢なのだろうか。


♪ Karma Cleansing - Harem Scarem


2012年12月25日(火)

早くも仕事納め

昨朝、ウッドデッキテラスの上で野鳥が1羽、哀れにも死んでいた。

デッキテラスで死んでいた鳥

窓に激突した形跡はないし、死因は不明。
その時には種が同定できなかったが、後で調べてみたら白い腹が印象的だったこの鳥は、どうやらシロハラという種のようだ。
冬だけ渡ってくる鳥らしく、道理であまり見かけることがない。
私が仕事に出掛けた後、妻が庭に葬った。

何と早々に、昨日、24日が今年の最終勤務日。
というわけで、オンエア後、40名ほどが集って盛大に忘年会が催された。
鍋料理で腹を膨らせた後は、皆が持ち寄った賞品・賞金を賭けたビンゴ大会で盛り上がる。
私も自らが欲しいタニタのインナースキャンを提供した。
それにしても会社に入って17年、こんなに長い年末年始休暇は初めてだ。
何をしようかな...。


♪ Wishing Well - Free


2012年12月20日(木)

24年ぶりの2人同窓忘年会

いつもより少しスペシャルな昨日の業務を終えた心身に鞭打って、後輩のAと夜ラン。
6分/kmから始めて最後は4分40秒/kmまでビルドアップし、5km余り。

それから、なんと中学卒業以来だから、かれこれ24年ぶりに会う同級生のYと待ち合わせて、北新地の「Que Rico」で晩飯。
美味いタコスをパクつきながら、時空を超えた様々な話に興じる。
毎度思うが、子供の頃の友達に会うと、たとえそれが何十年の時を隔てていたとしても、あたかも1週間ぶりに顔を合わせたかのような地に足着いたコミュニケーションにスッと入っていくことができる、これって面白いことだなー。
また遊ぼう!


♪ Black Flag - King's X


2012年12月17日(月)

もう眠いなー

"祭り"が終わって区切り直し。
現職・元職問わず閣僚経験者などの著名政治家が多数落選するなど、言い方は悪いが"見せ場"も多かった衆議院選挙だったにも拘わらず、驚いたのは戦後最低という投票率。
ただ落ち着いて考えてみると、これこそが"消去法"による選択しか残されていなかった、という証左だと分かる。
少なくとも多くの有権者がそう感じていた。
この3年余りのうちに、国の舵を切っていく能力を持っていなければならないはずの為政者たちが軒並み無能かつ嘘つきで、保身を第一に考える俗物であるということを私たちは改めて知ったわけだが、かといって1955年から2009年までの期間の殆どにおいて政権を担っていた党にほとほと愛想を尽かした3年と少し前の記憶を大方忘れてはいなかった。
政治に関心がないわけじゃないし、どうなってもいいと思っているわけでもない。
現政権がどうしようもないということは分かっているが、かといって期待を込めて希望を託すことができる宛先がない。
今回の衆議院選挙は後々振り返ってみた時に、ひょっとしたら憲政史上でも稀に見る重要な選挙だった、という可能性もないわけじゃないと私は思うが、そんな機会にすら最低の投票率しか記録することができなかった、という事実は、国民のこのようなもやっとした不満が投影された結果なんじゃないだろうか。
街のおじさんが代表して、上手く言葉で言い表していた。
「期待なんかそらでけへんよ、でも期待せんとしゃーないねん」。

寝不足ではあったが、今日の仕事終わりでトレッドミルを30分、10.5~11km/hで走ってきた。
バッチリ外を走る用意を持っていっていたのだが、夕方から思わぬ雨で、残念。

ザ・ノースフェイスのヘックス メッセンジャーというバッグを購入した。
容量は35lと大きめ。
通勤に、スポーツに役立ってもらおう。

ヘックス メッセンジャー 35l

新しくなった阪急百貨店のイングスで買ったんだが、なんだか店舗のレイアウト、商品ラインアップ、店員の接遇等々、トータルで「うーん」という印象だ。
自社の製品の知識がない店員が少なくない。
前のイングスの方がなんか買いやすかったなあ、慣れ?


♪ Well...All Right - The Crickets


2012年12月12日(水)

一昨日あたりの所感等

今日はニュースがてんこ盛り、3日分のご馳走を一気に無理やり食べたような気分だ。

こちらは2日ほど前の出来事にまつわる話。
全国各紙の差異が比較的小さくなってきた、と近年よく言われるようになったと思うが、このたびの敦賀原発の断層調査の件に関しては、記事の論調が真っ二つに分かれていて、各新聞社のスタンスが非常に分かりやすく伝わってきた。
社是が末端の現場まで行き届いていることに改めて驚くとともに、人が何かを表現するということはその時点で既に"主観"そのものなのだから、各メディアの主張する筋道にヴェクトルの違いがあってももちろん当然なのだが、そのメディアが須らく企業体であり、様々な経済的政治的しがらみと無縁でない以上、"公器"としての限界はこの世が終わるまでつきまとうんだな、という諦念も同時に再認識した。
その前に、敦賀原発を巡る今回の一連の動きそのものにも、どうしようもなく不可分な既得権益その他の魑魅魍魎がへばりついているわけなのだが。
人間一人一人の頭の中では大方シンプルで合理的な判断ができるはずなのに、主体が法人や自治体やあるいは国家といったコミュニティ単位になると、途端にそれができなくなり、文字通り衆愚と化す、という現象はこの国だけのものなのか、それとも古今東西問わず普遍的な習性なのだろうか。

今晩は後輩・Aとともに夜ランに出掛け、私は少しきつめの5分15秒~30秒/kmほどのペースで5km。
体は実に正直なもので、会社泊明けで寝不足の心肺は情けなくも若干音を上げそうだった。

ちょっと遅めの夕飯は妻と「サンギュ」に行ったが、私の誕生日祝いということで、貴重な一皿をサーヴィスしてくれ、感謝!


♪ Midnight - T.Rex


2012年11月21日(水)

Fright Running

今日は業務の都合上、仕事終わりに会社近所で走ってくることができなかったので、帰宅後、22時からフラットな北山ダム半周回コースを平均5分40秒/kmで4.41km行ってきたのだが、それがもう怖いの何の。
まず住宅街から北山貯水池へと上がっていく階段状の未舗装路が真っ暗。
思わず入口に立った時、本気で引き返そうかと一瞬迷った。
で、いざ登っていけば暗がりにブヒブヒとイノシシの群れ。
向こうも私の気配を感じてダーッと逃げていったが、こっちはもちろんそれ以上にビックリしたぞ。
ウルトラトレイルじゃないが、ヘッドランプが必要だったなこれは、と軽く後悔。
何とか上に辿り着いて走り出したはいいが、ダム沿いの散歩道もまたとにかく怖い。
髪振り乱した女の亡霊が襲いかかってくるんじゃないか、亡霊以上に恐ろしい怪人どもがどこかに潜んでいるんじゃないか、さっき見た群れよりももっと巨大で凶暴なイノシシが体当たりしてくるんじゃないか、そんな種々の妄想に囚われて、何度も後ろを振り返ったり周りをキョロキョロしながら、いつも以上に心拍数を上げてランをこなしたのであった。
怖かったけど2kmで終わるわけにもいかないから、意を決して同じルートを2周。
もう夜中は行かん。


♪ Twenty Days And Twenty Night - Elvis Presley


2012年11月17日(土)

儚きこと

牧野エミさん逝去。
また知っている人が亡くなってしまった、それも53歳という若さで。
以前担当していた番組のナレーションを読んでいただいていたのだが、MAルームでVTRを観ながら、あるいは共通の友人の話題などで盛り上がったことを鮮明に思い出す。
R.I.P.


♪ Only The Good Die Young - Katmandu


2012年11月16日(金)

絵本作家

デビュー当時からの付き合いになる、キングコングの西野くんと久々に会社で顔を合わせた。
流れで、彼がこの度出した3冊目の絵本、「オルゴールワールド」を頂いてしまった。

西野と

確かに前から絵は上手かったが、ここまで描き込むか、という余りに精緻な画。
映画「アバター」のワンシーンをも彷彿とさせるストーリーもよくできている。
本当に多才な男だ。
ありがとう!

夜、スイミングスクールへ。
ほぼバタフライのレッスン。
1時間のうちに、もうちょっと泳ぎたいな。
でも余力残しの今ぐらいの方がいいのかな。
どっちだろうな?


♪ Lick Summer Love - Hanoi Rocks


2012年11月15日(木)

それでもこの国で生きていかねばならぬ

中5日、本日よりランニング練習を再開した。
気合いを入れて、というかまあ夜のスケジュールの都合もあって、今朝6時に起きて朝ランを敢行。
さすがに寒かったが、先日購入したアシックスのシャカシャカするウェア上下を着て走ったらすぐに汗が出る。
北山ダムの周回など、トレイル込みの3.53kmを21分46秒で。
家に帰ってきたら、少しだけまたふくらはぎが痛み出したが、一日過ごして夜になったらほとんど治まっていた。

昨日のアレから仕事の方は立て込んできて、今から一か月はバタバタすることだろう。
もちろん現職の野田佳彦総理含め、右も左も真ん中も非ず、パーティーとしての体をなしていない民主党を支持する意思は毛頭ないが、昨日の党首討論に限って言えば安倍晋三総裁を圧倒していたことは間違いない。
腹を括ればあれだけの迫力を纏って堂々と言を述べることができるんだな、と素直に感じた。
あやうくここに至るまでのデタラメぶりを忘れてしまいそうなぐらいだったが、無論そんなわけはない。
換言すれば、死に体のまま長いこと蠢き続け、すでにゾンビとなって無敵化したからこその威圧的な特攻だった、と言えるのかもしれない。
対して安倍氏の方は、ずっと求め続けていたはずの言葉が突然飛び出してきて驚いたのか、あまりにとんちんかんな受け答えを繰り返すばかりで、「この人がまた総理になるのか...」と不安を抱かせるに足る醜態だったと思う。
さらに、乱立する小規模政党たちがどうにかして第三極などと称される大連合を組めないかと、表に裏に動いているようだが、それこそ前提となる原則的なポリシーの一致すら必要ないと無視を決め込み、合体ありき、をまず結論に据えて、選挙で生き残ればいいという、いわば理性を欠いた生存本能のみに拠って彼らは這いずり回っているということをほとんどの国民は感じ取っているのだが、それを当事者たちは知っているのだろうか?
一部の関係者を除いて、国民が望んでいるのは"政局"ではなく、中身のある"政治"、ただそれだけなのに。
沈まない船はどれだ、どこにあるんだ、と血眼になって探し回っているあさましい姿はすべて見透かされているよ。
衆議院選挙の日取りが決まったところで、投票したいと思わせてくれる政党、候補者が見当たらないというのが、今の日本が抱える不幸だ。


♪ America - Simon & Garfunkel


2012年10月21日(日)

獣道ラン

今日の午前中は帝国ホテルの会議室にて、政治や経済や報道のあり方などについて語り合うという、なかなか非日常的な懇話会に臨席してきた。
私もいくばくかの意見は述べさせてはいただいたが、一番の若輩者故、諸先輩方の言葉に耳を傾けて勉強をさせていただく、という時間が主となった。

夕刻、ちょっと長めのランに出る。
いつもの北山ダム周回から甲山森林公園を回ってくるコースを今日は2周、時間は97分少々に及んだ。
距離は15kmにも満たなかったが、高度上昇値は、ガーミンを使い出した去年8月以降のランでは最高となる299mに達し、それなりの負荷は掛かっただろう。
来週は120分以上走ろう。

山の中には、イノシシが土を掘った痕跡や足跡が多数見られ、そんなところからも秋が感じられた。
駅近のマンションに住んでいる時には、こんな形でも季節の移ろいを意識させられるなどとは努々思わなかった。


♪ The Fourth Reich - Warrior Soul


2012年10月19日(金)

幸か不幸か風邪を引くこともなく、平生より少々バタついた業務を片づけた後、スイミングスクールにてレッスン。
今日は平泳ぎとバタフライ。
コーチにも言われたが、いつも以上に体が動いたような気がする。
腕の付け根に心地よい疲れ。


♪ Hammering In My Head - Garbage


2012年10月 3日(水)

8km

晩、会社近くの公園を周回ラン。
1周ジャスト1kmを8周で8km、46分38秒。
平均5分50秒/km。
8kmの間に高度上昇値が120m余りあり、そこそこ起伏もある点がベターだ。
5周目あたりから、「寝不足だし明日も仕事だし~」と、この周で止めよっかな的な誘惑がずっとつきまとっていたわけだが、何とか打ち払って当初の予定に従い、8周走りきった。
途中で止めなかったことを褒めるべきか、それともそもそも弱気に囚われたことを責めるべきか。
まあ後者だろう...。

昨夜の金子哲雄さんの突然の訃報には心底驚いた。
散発的ながら仕事でご一緒させていただき、その後もSNSでお付き合いいただいていたのだが、ほんの数度しか会っていないような人間に対しても本当に細やかな心遣いを賜り、その人柄を窺い知ることができた。
ご自身の病のことを知覚して以降も、周囲にはまったく悟られることなく明るく振る舞い続け、亡くなるその日までベッドで穏やかに過ごされていたという。
金子さんがつけてくれた「いいね!」は消すことができない。
R.I.P.


♪ Break The Spell - Rolling Stones


2012年10月 1日(月)

日中台民間交流

昨日の午前は休日出勤。
会社の先輩に頂いたフジバカマという植物の鉢植えを持って帰るというミッションがあったので、車で行った。
そのフジバカマ、高さ約150cmの堂々たる立ち姿が↓これ。

フジバカマ 全景

秋の七草の1つに数えられ、準絶滅危惧種に指定されているとのこと。
ちょうど開花し始めている。
いいタイミングで庭に地植えできればいいのだが。

フジバカマの花

夕方には暴風雨も過ぎ去りし気配となり、19時から「アルテシンポジオ」で総勢12人による夕食会。
このレストラン、そしてロルフィングを共通項としてつながったちょっと不思議な仲間たちによる集い、というべきか。
妻がピラティスでお世話になっている方々もいる。
幹事を務めてくれたのは中国人のSちゃんで、ロルファーのHさんの奥様は台湾人。
このご時勢にこうしたメンツで食卓を囲んで笑い合えることが嬉しいじゃないか。
私にとっては初対面の人も多かったが、話していると他にも色々つながっている人がいることが分かって、それもまた楽しい。
そして昨夜の料理ももちろん美味しく、フレッシュポルチーニ茸とズワイガニのタリオリーニや、イトヨリのウロコ焼 ゴーヤーのソース、カナダ産イノシシのロースト パプリカソースなどが白眉。

イノシシの肉が実に美味かった皆で

皆さん、今後ともよろしくお願いします。


♪ Man Must Live As One - Warrior Soul


2012年9月16日(日)

今日一日の流れその他

スリランカ旅行記の全日程分をアップした。

今朝は9時から走りに出てみたのだが、この時間になると相当暑かった。
久々に北山ダムの周回から神呪寺の方を回って帰るコースを行ったが、これまで21分35秒~22分50秒の間で走っていたこのコースを、今日は23分28秒と初めての23分台。
だいぶ鈍ってるな。
昨日の水泳の疲れもあったかもしれんが、それにしてももう少し頑張らねば。

ランといえば、以前録画していた「NHKスペシャル ミラクルボディ」の第3夜、マラソンの回を遅まきながら観た。
よくできた番組なのでもちろん見応えはあったが、今のアフリカ選手たちの間で常識になりつつあるフォアフット(踵ではなく爪先の方から着地する)走法について、"この走り方だと筋肉の疲労が少なく省エネになる"という目線だけで斬っていたのはちょっとアカンやろ。
無論そういった一面もあるのだろうが、その前に生半可なふくらはぎの筋力ではそもそもフォアフットで走り続けることはできないはず。
これだけ科学的トレーニングやスポーツ理論が進んできている世の中、フォアフットで誰もが速くなるのだとしたら、世界各国全選手がその走り方をしているはず。
そうではないのはなぜか? というところまで表現するべきだったと思う。
あれでは、"皆フォアフットで走ったらええやん?"という疑念だけを視聴者に抱かせてしまう。

午後、敷地内のニセアカシア伐採作業で汗だくに。

ガレージの隅に自生しているサンショウ

それから妻と近所を散策に出てみた。
すぐ近くにあるのに知らなかった、というか目に入っていたはずなのに見過ごしていた、"甲山四国八十八カ所"というものを改めて見つけ、回ってみることにする。
その名の通り、四国八十八カ所をそのまま小さくして甲山の麓に再現した、という主旨らしい。
それぞれの札所に小さな仏像や地蔵のようなものが置かれている。

甲山をバックに仏と鬼と?

ちょっとしたトレッキングのようでもあり、なかなか楽しい。
巡礼の最後が八十七番で終わっていたので、はて? と思ったのだが、神呪寺に行ってみると、なるほどここが八十八番だったか。

栗が落ちていた そんな季節か

民主党と自民党のダブル党首選が今や政治ニュースの柱か。
全体として迷走している民主党はもはや埒外として、すでに世間の関心は自民党総裁戦の方により強く集まりつつあると思う。
仕事上の必要もあって、各候補の発言なんかをつぶさに聴いたりしているわけだが、5人の中でも町村信孝氏と石原伸晃氏がより説得力に欠けるように感じる。
週末のテレビ出演などを観ていると町村氏の方はやや挽回しているような気もするが、石原氏はとにかく最後までズレているな。
質問に即さない回答を居丈高に返すという、まさに昭和の政治屋スタイル。
かといって安倍晋三氏は5年前の遁走が記憶に新しいだけに、とてももう一回託そうという気にはならないし、林芳正氏は意外としっかりした人のようだが、いかんせん勝機があるとは誰も思っていない。
ということは消去法で石破茂氏が残ってしまうわけだが、果たして?

夕飯はテラスで食べた。

テラスで晩ごはん


♪ Light Years - Pearl Jam


2012年8月 8日(水)

首にも掛けてくれた

変わらず、というかますます慌ただしさが激化した感のある平日が続いているが、そんな中でアクセントとなった嬉しい出来事が、ロンドンオリンピックでメダルを獲得したアスリート3人をスタジオにお迎えしたこと。
獲りたての銀メダルと銅メダルにも気安く触らせていただき、その重さに思わず背筋が伸びた。
これまで仕事の上で、オリンピックのメダリストにお会いしたことは何度かあるが、メダルの実物に触れたのは昨日が初めて。
良い経験をさせていただいた。


♪ Lucky - Hanoi Rocks


2012年7月26日(木)

コストパフォーマンス高過ぎ

昨晩は仕事終わりで、関係出演者&スタッフ一同合わせて13名で、「双龍居」にて会食。
前の晩が会社泊で3~4時間ほどしか眠れていなかったから、正直体力的には結構きつかったけど、質・量ともに抜群の料理を味わうことによって相殺、いや何とかプラスに転じたことと思う。
平素はなかなか聞くことができない意義ある話の数々にも触れることができて良かった。
ただそろそろ脳内が靄の中。


♪ Rio Funk - Lee Ritenour


2012年7月20日(金)

でも仕事は大事

ようやく人心地。
昨日は午後から丹波市内で取材で、予定では(希望としては)、遅くとも23時頃にはアップして戻る予定が、色々と思惑を外れる出来事もあったため、丹波から福知山、さらには豊岡へと夜中に移動を続け、すべての撮影を終えたのは翌3時。
這う這うの体で会社に帰着したのが5時、そのまま仮眠室でウトウトした。
今週だけで2回も会社に泊まってしまうという、私としては非常に不本意なアクシデントになった。
睡眠、食事、運動のリズムはできるだけ乱したくないんだが、まあ仕様がないね。


♪ Carousel - Buckcherry


2012年7月11日(水)

今日は兵庫県庁を経た後、仕事で姫路市内の銃砲店へ赴いた。
銃砲を扱う店舗に足を踏み入れたのは初めてで、おそらく国内で実銃を見るのも初めてだったはず。
程度の良さそうな中古の猟銃が、安ければ10万円を切るような値段から並んでいて、銃自体は意外とお求めやすい価格なんだな、という奇妙な第一印象を抱いた。
もちろん日本においては、金銭的な問題以上に大きなハードルがたくさん、銃を所持するまでには待ち受けている。
猟友会の方の話を伺っていると、当然なんらイリーガルなことはしていなくても、銃を持っている、猟をしているというだけで周りから奇異な目で見られることはままあるそうだ。
私は個人的にはそのような感覚はよく分からないんだが、客観的に判断すると、生業とすることはもちろん、趣味にするにも非常に分が悪い振る舞いであることは間違いがなさそう。
いずれにせよ、異世界に触れた貴重な経験となった。


♪ Skyscraper - David Lee Roth


長くて特別な日

昨日はいつもより1時間早く起きて家を出て、ロケへ。
まずは兵庫の山間、養父市のおおや高原というところへ行って取材をし、午後からは丹波市内の鹿料理店「無鹿」で撮影。
おかげさまでいいロケができました。
それにしても暑かった。
そして移動に時間が掛かったのは仕方がない。

急いで家に帰ったのは理由があって、それは懇意にさせていただいている「アルテシンポジオ」のOシェフの一家と「コンセントマーケット」のIシェフの一家が揃って昨夜は我が家に遊びに来てくださり、そればかりかれっきとしたプロフェッショナルである両名がそれぞれ何と料理を作ってくれ、あるいはパンを焼いて持参してくれているという一大イヴェントが待っていたからである。
これは贅沢過ぎる。

2人のプロ

両家にはともに娘さんが2人ずつおり、下は5歳から上は小6まで、女子が4名集うと現場はなかなか大騒ぎとなり、でも皆仲良く楽しそうに遊んでいて何よりだった。

ハンモックで遊ぶ4人の娘たち

素晴らしい料理とパンに舌鼓を打ちながら、主婦も3人いるので話も当然弾み、気がつけば何ともう少しで日付を超えるとこだったよ、お開き。

まさに夢の競演、楽しいひと時だった

ご両家には貴重なお休みの日に誠にありがとうございました!


♪ I'm Waiting For The Man - The Velvet Underground


2012年7月 6日(金)

21時前の伊丹空港はシャッター街

今週はとにかくバタついて余裕がなかった。
久々の会社泊(これから週1レギュラーになりそう...)とそれに伴うダメージ、橋下徹市長生出演、そして今日は東京日帰り。
東急目黒線の大岡山という駅に初めて降り立ったが、病院と一体化した駅舎は鉄骨造ながらツタが絡まるユニークなファサードが目立ち、なかなか趣深かった。

大岡山駅

19:20羽田発のANAで伊丹へ帰ってきたが、少し遅れて21時前に着いたといえ、すでに伊丹空港内のありとあらゆるショップは店仕舞い!
ここで晩飯を喰おうと考えていたのだが、まんまと目論見が外れた。
もうちょっと頼むで、新関西国際空港会社。

外は凄まじい嵐だ。


♪ Girls Go Crazy - R. Kelly


2012年6月27日(水)

シカも出た

早朝4時に左のふくらはぎが攣って激痛とともに目が覚めた。
種々の疲れが溜まっているところにほぐしが足りなかったようだ。

その疲れを癒す間もなく、今日は兵庫県の山間部に位置する市川町というところへ取材に出た。
正直もうちょっと軽い感じで考えてしまっていた節もあるんだが、なかなか険しい山野を数時間に渡って縦横に歩き回るという、比較的タフな一日となった。
3回ぐらいコケて、水たまりにもハマった。
足元が長靴でなければえらい目に遭っていたところだ。
私はともかく、カメラクルーは大変だっただろう。

タフな現場


♪ Make Me - John Scofield


2012年6月18日(月)

引き分け

今日は滋賀県庁に赴き、嘉田由紀子知事に生中継にご出演いただいた。
内容的にはこういった時勢なのでシヴィアなところもあったが、ご本人、広報の方々ともに皆フレンドリーに接していただき、多謝。

為政者に画面に出ていただき、語ってもらうということは、もちろん我々サイドが視聴者の耳目を集めるために仕掛けている動きなのだが、それと同時に、政治家にとっても不特定多数の人たちを相手に自らの考えるところをアピールすることができるという、ある意味好機である。
その点において、今回の滋賀県はメディアを上手く利用したな、ということを放送が終わってからまざまざと感じた。
つまり、上手いこと利用された。
ただしそれはすなわち良くないこと、というわけではない。
何が正しいとか正しくないとかは私たちが軽々に判断することはもちろんできないけれども、少なくとも客観的に見て正当性が強いと思われる主張を述べることや、民の代表が民意を象徴する意思を発することのために媒体が使われるのであれば、本望である。
それこそが、マスメディアが本来持つべき役割の1つだ。
ただそのためには、私たちの側が、今から伝播しようとしているものが果たしてどのような論理と倫理に裏打ちされているのか、見極めることができなければいけない。

主観的な角度で物事を見つめる視点を保有しながら、客観性と整合性を備えた報道を行う。
究極のメディア像に少しでも近づくために、日々働いている。


♪ Somebody Someone - Korn


2012年6月 8日(金)

森羅万象の館

本日の朝は、うちから歩いて3分のところにある「森羅万象の館」に赴いて、打ち合わせ。

裏庭のシンボルツリーはメタセコイア

これはちょっと公に発表してはまずいのでないだろうか、という類のアイテムもコレクションの中には多数あり、まさしく森羅万象。
感服しました。


♪ SPIRITEK - 宮沢和史


2012年6月 1日(金)

テレビは死んじゃいない

転居後、初めて近所をホタル捜索に歩いてみたが、見つからなかった。
時期がちょっと早いのか、そもそも場所がずれていたのか。

テレビ離れの時代と言われる。
事実、たとえば私が子供だった30年前と比べると、テレビ視聴以外の娯楽や、情報を獲得するメディアの選択肢が今では多数に及んでいる、という影響もあって、テレビを観ている延べ人数やそれに依存する人の数なんかが大きく減っていることは間違いない。
だからといって、「テレビを観ている若者などもういない」とか「テレビは世の中に必要ない」などといった誤った認識を公に示す行為はあまりにも浅薄である。
その個人にとって、テレビが無価値である、視聴する必要がない、と言ったり思ったり書いたりするのは勝手だ。
一個の独立した人格が感じることなのだから。
だが、その偏向した感性を世間一般に拡大適用することは明確な状況誤認であり、すなわち、あたかも大衆を代表しているかのようなつもりでそれを著すことは、愚挙だ。
政治家の何人かが馬鹿だからといって、すべての政治家は馬鹿であると断じたり(まあほとんどは馬鹿なのだろうが)、幾人かの警察官が不祥事を働いたからといって、すべての警察官は腐敗していると見做すことが間違いであるように、テレビの低俗な一面を取り上げて、テレビ全体が不要な存在であるなどと公言することが正しいはずがない。

バラエティー番組や情報番組、報道番組が今よりも高品質だった時代に比すると勢いは衰えているとはいえ、2012年現在においても、テレビは最も大きな影響力を世の中に対して及ぼしうるメディアであることは否定しようがない。
先述した行動パターンの多様化や、録画機器の発達等によって、HUT(総世帯視聴率)は落ちているが、換言すれば、録画をした上でタイムシフト再生して観ている人や、あるいは何らかのツールを使ってPC上で観ている人が増えている、ということでもある。
去年、大阪市内の高校に行って講義をする機会があったが、その時にコミュニケーションを取った結果も、「思ったより今の若い子たちもテレビを観ているな。少なくとも働いている私たちなどよりはよっぽど長い時間、多いプログラムを観ている」と確認することができ、若干安堵したものだ。
今においても、学校で友達と共有する話題の中で、テレビに関連したトピックスは大きなウェイトを占めているんだ、と実感した。
またその実感は、コミュニティーが高校生集団ではなく、たとえば主婦や大学生やサラリーマン(さすがにちょっと割合は下がるだろうが)になったとしても、大きく誤るものではないと思う。

そして言うまでもなく、こうした再認識をした結果、だからテレビはまだまだ大丈夫なのだ、などと胡坐をかいてしまうことはそれこそ大いなる過ちで、ただちに致死的というほどでなくとも間違いなく衰退の方向に傾いていっていることは明白なのだから、その現状は正確に把握した上で、サヴァイヴの道を模索せねばならない。

コンテンツの質は低下している。
媒体としての価値も落ちている。
構造的な歪みが随所に顔を出してきている。
正視に堪えない下衆な手法を使って放送されている番組や、ペテンに近いプロセスを経て作られている番組も数多く存在している。
何より私自身が、テレビを観る機会が減っている。
それらを存分に踏まえて、テレビで生きている私たちは、内省と努力を続けていかなければならない。
テレビのすべてをオプティミスティックに肯定することは決してしないが、飯を喰うためにやっている仕事に誇りは持っている。


♪ Delirious - Hanoi Rocks


ドラァグクイーンというんだって

昨夜は仕事終わりで、取材でお世話になった兎我野町の店「do with cafe」に、スタッフたちと赴く。
この店は"ドラァグクイーン"と呼ばれる、ド派手な女装をした男性たちが夜な夜なショーを行うことで人気を博している。
残念ながら私にそのケはないが、いやあ楽しかった。

アマポーラさんこっちはマリアさん

ミッツ・マングローブ氏やナジャ・グランディーバ氏などのように、なぜかこのドラァグクイーンたちは一様にデカい人が多く、ステージで演じる姿はかなりのド迫力。
とって喰われてしまいそうだ。
またこの店は、自らもドラァグクイーンであるオーナーのO氏が元板前という経歴をお持ちらしく、なんとお膳に載った和定食がメニューにあるのだが、これがまた手が込んでいて実に美味い。
そしてリーズナブル。
流行るわけだ。
またナジャさんがいる日に行ってみよう。

こうして怪しい夜は更けていった。


♪ Play The Game - Queen


2012年5月29日(火)

40秒ダッシュは長く苦しい

雨上がりの独特な空気の中、今日の早朝もランニングへ。
いつもより短めの北山ダム周回コースを1周した後、最近ちょっと瞬発力の衰えも気になっていたので、ウィンドスプリントを少しやることにする。
約230mを2本。
臀筋を使った。
100mを4本やる方がいいかもなー。

夕方、再び「ツタンカーメン展」の会場へ赴き、下見と打ち合わせ。
悪天候の平日にも拘わらず、相変わらず凄い人出だ。
ガツガツいきますねー。


♪ As The Years Go Passing By - Gary Moore


2012年5月21日(月)

TUT

いつものごとく走りに行ったら、北山ダム、神呪寺界隈に、土日の昼間かっちゅうぐらいの人とカメラの砲列が。
例のアレですな。
今日はなんだか脚が重かったなあ。
走り終えるぐらいにはちょっとマシになっていたけれど、どうしても平日朝はこれぐらいにしておかないと時間がないのが悲しい。

夕方、天保山で開催されている「ツタンカーメン展」会場へ赴き、打ち合わせ。
閉館後、専門家の解説付きで展示品をじっくり見せていただいたことは、貴重で素晴らしい経験となった。
ディテールや背景、相関などを理解してアイテムを見ると、喰いつきは何倍にも増幅する。


♪ The Fallen - Warrior Soul


2012年5月17日(木)

一新

本日の朝も昨日と同じコースを走った。
まったくの無風、早朝の北山ダムの湖面はまさしく鏡のように静かに甲山を映していて、カメラの類を持っていなかったことが若干悔やまれるほど美しかった。
しかし走っている途中は仕事のことを始め様々な雑念が頭の中をよぎりっ放しで、珍しくいつものように楽しく爽快に走りきることは叶わなかった。

さてそれから16時間後の今。
仕事を終えて、妻と「サンギュ」で美味い晩飯を食べて帰ってきたら、朝のネガティヴな気分は一掃されており、常のように能天気な自分がいて一安心。
これがサラリーマンの日常。


♪ If You See Kaye - Dirty Rig


2012年5月 2日(水)

同級生たちは社長になっていた

昨日は6時に目を覚ました時、なんだか疲れが残っている様子だったのでもう少しで二度寝の悪魔に屈するところだったが、何とか退散して森林公園ランへ出て、完走。
このコンディションでこのコースを歩かず走り通したのは、心身にとってプラスになったのでは。
種々の鳥の声(時折混じるカエルの声)を聞きながら走るのは気持ちが良い。
ハトですら街中のドバトではなくてキジバトだから、味がある。

が、帰宅して夜更けに思うのは、これでも体より精神の方が遥かに疲れている、1日終わると。
現代サラリーマンの宿命なのかもしれんが、健康的な毎日を送るには、少々バランスがよろしくない。


♪ Crazy Train - Ozzy Osbourne


2012年4月30日(月)

妻の友たち

昨朝はちょっと遅めに8時から北山ダム半周回ラン。
4.39km。
ゴールデンウィーク初日ということで、すでに人の出が多かった。

午後、妻の友人2人が関東方面より1泊で遊びにやって来た。
まずは「アルテシンポジオ」でゆっくりランチを食べ、それから拙宅へ。
家を一回りしてから、北山ダムおよび甲山森林公園へ散歩に出掛ける。

神呪寺の石段

午前は快晴だったが、少しずつ曇ってきた。

夕飯は家でこれまたゆっくりと。

また来てね~。

どうも今年のゴールデンウィークの天気はあまり芳しくない様子だ。
祝祭日関係なく、月曜から金曜まで仕事の私にしてみれば、「天気なぞバンバン崩れてしまえ」と呪っていればよさそうなものだが、ちょこちょこと外仕事もあるからそうも言っておれないのだな。
参ったなあ。


♪ Until You Find Out - Ned's Atomic Dustbin


2012年4月20日(金)

今を生きる

今日は社内食堂で昼飯を喰ったらサラダの中から紙の塊が出てくるし、仕事で派手なミスはするし、散々な日であった。

朝から雨模様で、家に帰って来た今も降っているけれど、ジューンベリーが白い花を咲かせ、山桜がトップライトの上に散っている様を目にすると、自分という人間の卑小さがなんとなく感じられて悪くない気分だ。

ジューンベリーの花トップライトの上に溜まる桜の花びら


♪ Gunning Down Romance - Savage Garden


2012年4月 9日(月)

丹波篠山

今日は仕事で丹波まで行ってきた。
都市の人々が印象として持っているステレオタイプの里山とは異なる姿が、今、日本の森林と集落にはシリアスな問題とともにあった。
存在している"問題"は、全方位にとって害悪を為す"問題"ではないから、見る角度によってその価値は変わる。
ユニークな視点を保ちながらも、でき得る限り客観的に、物事の真ん中に立って公正に描くことが私の仕事であると思うが、文章にすると簡単なそれが極めて難しい。

「兵庫県森林動物研究センター」看板

ロケハンの流れで「無鹿」という鹿料理の店へ立ち寄ってみたんだが、そこのオーナーシェフが何と2年前、「アルテシンポジオ」で催された丹波鹿を食すイヴェントで出会い、名刺交換を交わしていたその人だった。
素晴らしい偶然に感謝。
鹿の骨を混ぜ込んであるというクッキーを頂いたが、実に美味かった。

頂いたクッキー

途中、篠山市街を通ったが、雰囲気のある窯元があちこちに点在しているんだな。


♪ I Say Yeah - Ten Years After


2012年2月11日(土)

記者

金曜の夜は宿直勤務だったが、なんと突発取材が4本。
火事、強盗、窃盗未遂、踏切事故。
4本中3本がOAされ、報われた気分。
しかし某現場で西宮警察署員と無意味な小競り合いが発生し、西宮市民として地元警察が嫌いになった。
もうひとつ、こういった前線に出てくる機動隊員は皆体がデカく、えらく強そうだということが分かった。

26時間連続勤務の後はなかなか生活のリズムを保つのも至難だが、何とか体に鞭打って夕方から水槽の掃除と水換えを行った。
これで明日が少しは楽になる。


♪ ヨニンシュウ・ブルース - 四人衆


2012年2月 4日(土)

徹夜ダイエット再び?

通常オンエア業務を終えた後の宿泊勤務で、昨日の朝から今日の昼まで27時間拘束。
文字通り一睡もすることなくぶっ通しだったので、運動をしていなくてもまたゲッソリ肉が落ちたような気がする。
でも定時職場にいた2年余りの間に基礎体力をいくばくかでも強化していたのが今思えばよかったかも。

幾人かにご指摘いただいた通り、アレルギー性鼻炎が既に始まっているようで、大量の鼻水流出が止まらないのは寒さのせいだけではないみたいだ。

夕方、某引っ越し業者に見積もりに来てもらった。
明日が勝負。
来た担当者がバスケ好きだったらしく、うちにあるNBA関連アイテムを見て反応していた。

次期自宅の現場も急ピッチで作業が進められており、玄関アプローチ階段と室内階段が良い雰囲気なので、太陽光発電パネルとともに写真を掲載。

屋根に載った太陽光発電パネル現場から出た石で積まれた玄関アプローチへと続く階段工事中の室内階段を上から見たところ


♪ 500 Miles - Peter, Paul & Mary


2012年2月 2日(木)

嬉しい小夙川会

昨晩は、前部署でよく一緒に仕事をしていた後輩が誘ってくれていた晩飯会。
お互い家が近所なので、「もとい」で鮨。
珍しいニシンの造りに始まり、カワハギの肝和え、ホッキ貝の炙りなど各品はもちろん、握りもいつものように美味揃いであった。

カワハギの肝和え

異動して僅かひと月ながら積もる話も結構あり、近況報告も有意義なものとなる。
また遠くない日に形を変えてともに仕事をしよう!
ごちそうさまでした。


♪ The Sounds - Ten Years After


2012年1月28日(土)

明け

昨日は新部署初めての泊まり勤務。
比較的穏やかな夜で、何もないなあなんて話していたら今朝になってから、山梨で震度5弱、のニュースに続いて、豊中で車10台以上が玉突き事故、という一報が舞い込んできた。
社用車で現場に急行し、走った。
この年になって26時間連続勤務は応えるで!

晩、A氏が来訪し、細かな部分について簡単に打ち合わせ。
数日前から外壁張りが始まり、今朝は屋根に太陽光発電パネルを取り付ける架台工事も行われたようで、大詰め近し。

大きなサクラとクスノキはありがたいんだが、発電にどれだけ影響を及ぼすか...


♪ 鉄格子黙示録 - 人間椅子


2012年1月25日(水)

たった今入ってきたニュースです

今月から報道番組を担当している私だが、一番の大ニュースは、マイケル・ジョーダン氏が32歳のモデルと婚約したことが明るみになった、だろう、もちろん。


♪ Cargos Of Doom - Warrior Soul


2012年1月20日(金)

ポジネガ

新部署での本格的な勤務が今週頭から始まって、1週間が終わった。
正直、初日、2日目あたりはもうどうしようかと思うぐらい、まるで新入社員の如く右も左も分からずうろついていただけだった。
2年半ぶりの番組制作の現場ということで、もちろん勘も鈍っていた。
なんとなく、日を追うごとに雰囲気は分かりかけてきて、具体的な段取りにも慣れつつあると実感できることが小さな救いだ。
だが、体も脳もまだまだリハビリ途上であることもまた痛いほど自覚している。
いずれにせよ、2週間前の気持ちを忘れぬまま、来週以降も責務に当たっていきたいと思う。

ここ数日、原発絡みのニュースがまたよく目につくようになった。
現在、大部分の原子力発電所が運転を止めており、火力発電中心の生活を我々は送っている。
当然それにより、CO2の排出量は増加しているはずだが、今やCO2を始めとするいわゆる温室効果ガスの削減を声高に叫ぶ気運はすっかり低空飛行中だ。
それどころじゃないだろ、という空気にどちらかというと近い、とさえ言えるかもしれない。
事故なく運用している限り、という注釈つきだが、地球環境への影響を考えると、原子力発電がなるほど優位なのだろう。
とりわけプルサーマルならば。
だけど、それでもやっぱり、原子力は使っちゃいけないものなんだろう、という結論に至らざるを得ない。
テクニカルな部分に関してはド素人なのでそこに言及することはできないが、発電所であれ自動車であれ竹トンボであれ、人が作ったモノである限り、それはいつか必ず壊れる。
故障を待たずとも、人為的なミスが原因となって事故を起こしてしまう可能性も絶対に0にはならない。
私たちは思えば、その不可避な前提をまったく無視したまま、これまで原子力発電というモンスターを飼い馴らしたつもりで利用し続けてきたのだろう。
それが壊れてしまった時に、人間が平気な顔して収めることができないようなモノは絶対に使ってはいけないのだ。
事故が起きてしまった時に、近隣住民の生活を脅かすのみならず、地球規模の危機感を生み出し、さらには今後長きに渡る将来に深刻なダメージを残してしまうような技術を、人間は絶対に使うべきではないのだ。
そんな当たり前のことを私たちは、この10カ月の間に知った。
原理主義的に言うならば、エネルギーを大量消費する現在の生活スタイルを人間は転換するべきなのだろうが、それは無理だから畢竟 、滅びに向かっているのだろう。


♪ Call Of The Wild - Black Sabbath


2012年1月14日(土)

連夜

旧部署身柄預かりの一応最終日となった昨日。
後輩3人が「うな次郎」で歓送会を催してくれた。
贅沢な鰻料理の数々に舌鼓を打ちながら、ここ数ヶ月密に仕事をしてきた彼らと硬軟織り交ぜた話題に花を咲かせた。
またも花束までいただいてしまい、気持ちに感謝する。

花束

ひとまずフロアは別となるが、同じ屋根の下でともに機嫌よく仕事ができるように努めていこうではないか。


♪ Nightrain - Guns N' Roses


2012年1月 7日(土)

静かな激動

異動先となる新部署の会議に初めて参加した後、新しい上司や同僚たちと食事をして帰ってきた。
この2年半の間、もちろん色々な仕組み等を勉強させていただき、自分なりに給料分は働かねばならぬと手を抜かずに業務に当たってきたつもりの、かけがえのない期間ではあったが、それまで13年間携わってきた仕事に比すと、拘束時間は短く、休みもちゃんと取れ、正直私の心身にとってはリフレッシュ色の強いタームであった、と言えるかもしれない。
だがこれからは違う。
2年半前までやっていた業務に事象的には近く、さらには私が初めて経験するタフな状況も様々あろうと思う。
しばらくは生活のリズムも安定せず、当然余暇に掛けられるエネルギーも減少するだろうが、再び創る機会を与えられたことに心から感謝し、また新たな気持ちで仕事に取り組んでいきたい所存である。


♪ Lodi - Creedence Clearwater Revival


2012年1月 6日(金)

眠いけど感謝の夜

昨晩は先輩に誘っていただき、サシで送別飯会へ。
「THE 倶楽部 キュイジーヌ」で近年稀に見るほどたらふく喰らい、北新地の「バー ストレイト」に流れる4時間コース。
割合でいうと純然たる仕事の話は3割ぐらい、あとはバカ話に興じっぱなしだったが、楽しくも貴重なひと時となった。
何よりこうして気に掛けていただき、時間を設けてくれる心がありがたい限り。
ありがとうございました。


♪ Alright Now - Free


2012年1月 4日(水)

スタート

今日から出勤。
夜、所属部署の新年会が「鶏屋たちばな」で催されたが、必然的に私の送別会も兼ねていただき、また餞別まで頂戴してしまった。
私はどちらかというと、日々の暮らしを淡々とした連続性として捉えており、そこにあまり区切りを見出すことはない性質だが、それでもこのような節目に周りの人たちから色々な言葉を掛けていただき、有形無形の思いやりに触れた時は襟を正したくなる。
まだあと10日ほど席は置かせていただきますが、ありがとうございました。


♪ Standing Around Crying - Muddy Waters


2011年12月28日(水)

仕事納め

昨日は今年の仕事納め。
年末の挨拶に加え、今回は異動の報告も付随していたため、いつになく神経が疲れた様子。
しかし花束や餞別まで頂戴し、また内外の方々にいろいろな言葉を掛けていただいて、心からありがたいと思う。

いただいた花束

部局の納会の後、班員6名で新町の「かんてきや」に移動して打ち上げを行った。
2年半前、35歳にして初めて現部署に来た時には、それまで担当してきた業務とのギャップに多少なりとも戸惑いを覚えたことを鮮明に思い出すが、いざ離れるとなるとほんのり名残惜しいような気もする。
ほんのりだけど。
今より未来に生きるより他はない。
ごちそうさまでした。


♪ Passage - 山崎まさよし


2011年12月22日(木)

転機

レース1日前ということで、今朝はいつものペース走ではなく、1km走×2をレペティション形式で行ってみた。
タイムは2本とも4分50秒で揃える。
起床後30分以内、その日を過ごす余力のことを考えると、これがせいぜいだな。
寒くて耳が痛かった。

本日、1月1日付人事異動の内示があり、私がズバリ対象となった。
正直言って、このタイミングでの異動はまったく予想しておらず、まさに青天の霹靂。
行く先は今まで経験したことのない部署ではあるが、これまでのキャリアもより活かせる番組制作の現場に再び戻るということで、懸念以上に期待の方が大きい。
生活スタイルも少なからず変わることになるだろうし、この2年半で鈍っている感覚を呼び戻す努力も甚大なものとなるであろうが、やるしかない。

ちょっと疲れた。


♪ Land's Edge - David Lee Roth


2011年11月28日(月)

体使って脳使って金使って

6時から朝ラン。
思ったほど寒くなく、長袖シャツの上にジャージを羽織って走ったらすぐに汗が出た。
一昨日ロングトレッキング、昨日草野球で5イニング投げた後だから、さすがに脚が重かった。
5.09km+アップ&ダウン1.37km。

今日は通常業務ではなく、終日研修。
ビッチリ8時間、座学およびグループディスカッション&プレゼンテーションというカリキュラムだったが、ここしばらくないぐらい頭を使ったかも。
脳疲労。

VAIOカスタマーリンクより見積もりの連絡があり、キーボードその他全10パーツ交換で6万3000円ナリ...!
5年以上経つマシンなら買い替えの選択肢も頭に浮かぶが、丸3年ならば直してくださいと答えるより他なし。
注意1秒ケガ6万。


♪ Lightnin' Bar Blues - Hanoi Rocks


2011年8月27日(土)

いやー参った

昨日は東京支社に出向いて会議。
わざわざ東阪スタッフが顔を突き合わせただけのことはある、意義のある打ち合わせになった。

晩は支社近くの寿司店「まる伊」に連れていってもらい、コース料理に舌鼓。
銀座で寿司を喰うという言葉の響きだけでも耽美だが、本当にどれも美味かった。
特に名物らしい穴子のづけが絶品。

日帰りなので、最後はちょっとバタバタと店を出て東京駅へと向かったが、まさかの豪雨運転停止中。
しばし呆然とするが、帰るより仕方なし。
とにかく遅れに遅れて、21:40過ぎに漸く出発した、定刻20:10発ののぞみで何とか大阪へ。
新大阪に着くと当然タクシー乗り場も見たことがないぐらいの長蛇の列で、参った。
這う這うの体で自宅に辿り着いたのは、25時も大きく回った頃。

注文していたガーミンの「フォアアスリート410」と、オプションのプレミアムハートレイトモニターが届いていた。

フォアアスリート410と心拍計

使い初めはいつになるかな?


♪ Confrontation - Nuno


2011年8月25日(木)

ホテルで催事、とか

本日は、ビジネスパートナーの方々をお招きしてご説明やら懇親やらをさせていただくという会が、ヒルトン大阪で催された。
たまにはこういった催事もいいですな。

帰って、Kさんちのジャーマンピンシャーを連れて犬の散歩ランニングへ。
今日は近々始める予定の心拍トレーニングを見越して、というわけでもないのだが、ゆっくり長めに走ってみた。
いつも頑張って走っている時よりフラフラ寄り道をしたので距離も若干増えているだろうが、往復22分10秒見当。
これならフリード(ジャーマンピンシャー)も余裕のペースだ。
それにしてもちょっと遅過ぎたかな、心拍数ももう少し上げた方がいいだろう。


♪ Stay Free - The Clash


2011年8月24日(水)

「髑髏城の七人」観劇等

劇団☆新感線の芝居「髑髏城の七人」を観てきた。
キャストは小栗旬、森山未來、早乙女太一、小池栄子、勝地涼、仲里依紗らといったなかなかの豪華布陣。
さすがのいのうえひでのり、というか、これはいのうえ歌舞伎の中でも最高傑作なんじゃないか。
演者、演出、脚本、特効、照明、音効、すべてが活きていた。
早乙女太一の身のこなしはさすがだし、森山未來はやっぱり舞台映えする俳優だ。
小栗旬もどんどん上手くなっている。
第2幕の冒頭、森山未來と早乙女太一が対峙する殺陣は文字通り鳥肌もんだった。
あれを観るだけでも価値がある。
本当に素晴らしい、一級のエンターテインメントを味わうことができた。

観劇後、ともに行っていた上司に「ガンボ&オイスターバー」で遅い晩飯をご馳走になる。
特大の岩牡蠣を頬張りながら、時に熱く有意義な話ができた。

上司と別れ、携帯電話を開けたら飛び込んできた、島田紳助氏芸能界引退のニュース。
理由は、暴力団関係者と携帯メールのやり取り等をしたから、だという。
短くない間レギュラーの仕事をさせていただいた身としても、感ずるところは少なくない。


♪ Cold Shot - Stevie Ray Vaughan & Double Trouble


2011年8月21日(日)

束の間の制作業務

土曜午前は、水槽の水換えと清掃。
今週は休日出勤ウィークというわけで、午後から会社へ。
翌日に控えたイヴェントの準備や打ち合わせ等で、家に帰ったのは日付を超えてから。
現部署に来てから、純粋に業務でこの刻限になることはほとんどなかったので、久々の感覚。

そして今日は平日よりも1時間早く起きて、再び会社へ向かった。
一般の方々を対象にした、社内横断実施型のイヴェントが行われたのだが、それに伴うスタジオ収録要員として参加させていただいた次第。

もうすぐ本番

今回は、いわば2年前まで日常的にやっていた番組制作業務にほぼ等しい作業を臨時にさせていただいた形だが、2年のブランクを置いて自身の感覚の鈍化を思い知らされるのと同時に、スタジオやその周辺で懐かしい面々と一緒にかつて慣れ親しんだ類の仕事をこなすことに対して、なんとも言いようのない安寧に近い感覚を抱いた。
公における自分の居場所はやっぱりこっちなんだろうなあ、という理屈を超えた直感と、今の職場よりは多少マシな戦力として動けるんだろうなあ、という諦念に近い知覚を改めて得た。


♪ Moonlight - Bob Dylan


2011年8月12日(金)

残暑の京都

朝から京都ロケ。
祇園・花見小路界隈から、最後は伏見稲荷へ。

庭園が美しい建仁寺伏見稲荷大社の千本鳥居

とにかく暑かった。
やっぱり京都の暑さは一段違う。
だけどお盆ということで観光客は多数。

晩、スイミングスクールへ。
今日は初めて教えてもらうコーチだったが、なかなかであった。
レッスン自体はきつい内容ではなかったが、昼間に太陽にやられていたので、疲れたー。


♪ Freaky In The Club - R. Kelly


2011年8月 6日(土)

会社行って走った土曜日

午前に水槽の水換えと掃除をしてから、休日出勤で会社へ。
よりによって、なのか、幸いにも、と言うべきなのか、日中は久々の酷暑。
お祭りイヴェント的には暑さがマッチしていたのかも。

スタジオ内アトリウム

夜、Kさんちのジャーマンピンシャー・フリードを連れてランニングへ。
香櫨園駅のあたりで、ボルゾイを連れた方に声を掛けられ、フリードをネタにしばし犬談議。
これでランは一旦途切れてしまったので、往路はタイム計測を諦めて、寄り道しながらチンタラと御前浜まで。
復路、やや気合いを入れて走り、7分40秒見当。
登り勾配、そしてやはり単調な道は退屈なのか、走るのをサボりがちなフリードをグイグイと引っ張りながらという点を鑑みると、まずまず頑張ったか。

走ったらこうなる

それにしてもこの時期に体を動かした後は、いくら水分を摂っても際限なく喉が渇く。
お腹壊さないか心配だな...。


♪ Rock 'n' Roll Singer - AC/DC


2011年8月 2日(火)

太陽の塔は笑っているのか怒っているのか

仕事で万博記念公園へ。

万博記念公園駅を出て

出先でも電話ばかり握りしめて、精神疲労困憊。
もうかなり鈍麻させたと思っていたのだが、なかなか揺らがぬ水面を湛えるのは難しい。
家に帰ると完全にスイッチを切ることができるのがありがたい。


♪ Up All Night - Slaughter


2011年7月30日(土)

同期の友

昼、会社同期の友人、W夫妻が遊びにやってきた。
昼飯を喰いながら、結構久々にじっくりと、公私広く渡りしゃべった。
休んでいるのに社内事情になかなか詳しいじゃないか!
夕方は一緒に目神山ツアーなんかにちょっと出掛けたが、俄天気雨。
また遊ぼう!


♪ Rags To Riches - Electric Boys


2011年7月19日(火)

ねの~ひです~

今宵は名古屋から来られた取引先のご馳走になり、ブリーゼブリーゼの「蔵人厨ねのひ」で会食。
私は高校卒業まで名古屋で生まれ育ったということもあり、ローカルネタ含めた話もなかなか盛り上がった。
台風の影響で、店内は空いていたが(そもそも街全体が閑散としている)、魚、肉、どの料理も抜群に美味かった。

溶岩焼

締めの鯛茶漬けとデザートのゼリーも最高。
すっかりお世話になりました、次は名古屋でご馳走させていただきます。


♪ As The World Turns - Eminem


2011年7月14日(木)

「請来軒」へ

今夜は班員5名で十三「請来軒」にて焼肉飯会。
若い頃に比べれば欲する度合いは減退したものの、いい肉を適量食べるというのは幸せなことである。
それぞれの独白コーナーを始めとする会話も楽しく、リラックスした良き集まりだった。


♪ Sticky Sweet - Mötley Crüe


2011年7月13日(水)

講師体験

今日の午前は、大阪市内の某府立高校に出向いて、その名も"出前授業"というイヴェントの講師を務めさせていただいた。
これは我が社がプロジェクトの一環として行っている業務で、小中学校、高校、大学その他に赴いて、先方のニーズに適した講師、内容等で以て無料で講義を打たせていただく、というものだ。
今回私は、"テレビのお仕事"というテーマで、主に番組制作の経験を基にしたエピソードトークをしたり、進行役のアナウンサーに助けていただきながら、現代のティーンズたちが一体テレビをどのように捉えて視聴しているのか、ということについて双方向コミュニケートしたりしてみたのだが、高校1年生という微妙な年頃の子たちを相手に2時限続けて講義をするという慣れぬミッションに疲れ果ててしまった。
90分の生放送1本やるよりマジで疲れた。
生徒さんたちは総じて真面目に耳を傾けてくれ、こちらが振った質問にも積極的に答えてくれたのが救いだったが、普段の仕事で会議を取り仕切ったりするのとはまたまったく別種のプレッシャーに圧された。
まだまだ力が足りぬと、自身の器の小ささを感じさせていただくとともに、普段の生活の中ではあまり話す機会のないティーンエイジャーたちの貴重な生の声を拾うことができ、大変勉強になる講師体験であった。
学校のスタッフ、生徒の皆さん、そして我が社の関係者の皆さん、誠にありがとうございました。


♪ Tight Rope - Stevie Ray Vaughan & Double Trouble


2011年7月 8日(金)

「真夏の夜の花祀り」

私が前部署にいた時に同じ番組を担当していた外注スタッフの子が、今日で仕事を離れるということでわざわざ土産を携えて挨拶に来てくれた。
すでに異動から2年以上が経過しているのだが、こうして覚えていてくれるというのはありがたい限りだ。
また近い将来、一緒に仕事ができたらええなあ!

夜は十三のシアターセブンで吉村智樹さんと花房観音さんのトークイヴェント「真夏の夜の花祀り」を鑑賞。
またもS支配人には世話になり、ありがとう。
吉村さんは放送作家業を中心とするフリーライター、花房さんは現役バスガイドかつ、第1回「団鬼六賞」大賞受賞という経歴を持つSM作家なのだが、何よりおかしいのは、この2人は夫婦であり、その夫婦がステージの上、客の前で、あまりにも悲惨で聞いてるこっちはもう笑う他ないといった趣の花房さんのダメ男遍歴を始めとする、お下劣極まりないトークを繰り広げまくる、という点である。
嫁の性愛泥沼話を旦那が衆人の前で嬉々としてインタヴューしているなんて、これは幻視体験か?
気付けば、客席に座っているオーディエンスたちもなんだか異界の人たちに見えてきた。
もはや超常現象に匹敵するトークショーだ。
素晴らしい"芸"を堪能させていただいた。

夫妻トークの前半が終わり、休憩を挟んだ後の第2部は、もう1人の女性SM作家、出版社の社長、元AV女優という3名のゲストを加えての座談会形式。
全体的にどうしてもアマチュアっぽさが漂ってしまった第2部だったが、吉村さんの瞬発力はさすが。
「クッてるぜ! ヨシムラくん」(タイトルはうろ覚え)を「SPA!」で連載していた頃から好きな作家さんだったから、嬉しさもひとしおだ。

京都を舞台にしているという受賞作「花祀り」、しかと読ませていただこう。


♪ Instinct - Iggy Pop


ハシゴ飯

昨夜は19時から仕事仲間の歓送迎会@てぃーあんだ。
恐縮ながらその後に先約があったので1時間ほどで中座させていただき、北新地の「黒杉」へ。
無論すべて絶品なのだが、今回は特にウナギの串焼きに感動した。
皮つきの身を縦に切り、それを蛇腹状に折って串に刺して、塩で味付けをしているという代物なのだが、まー想像を超えるクオリティだった。

ウナギの串焼き

最寄駅から家に歩いている途中、道路脇の生け垣に、鳴いているキリギリスを発見した。

見難いがキリギリス

周りが暗い上に携帯電話付属のショボいカメラしか持っていなかったのが残念。


♪ Someday - The Strokes


2011年7月 4日(月)

大仰に言えば、生き様

本日はヒルトン大阪の宴会場にて、所属部局挙げての歓送迎会が催された。
入ってきた人、出ていく人、それぞれの挨拶の言葉の中に、彼らが社会人として生きてきた日々の積層が如実に表れていて、時に笑い、時にうなずきながら、改めて自らも勉強させていただいた心持ちだ。


♪ No Title - Ten Years After


2011年6月24日(金)

アミノバイタルもう一袋飲もかな?

本日の昼は、京セラドーム大阪にて日雇い学生アルバイトくんたちに混じって肉体労働。
さすがになかなかしんどいわ。

会社に戻ってバタバタと仕事を片づけたり放ったらかしたりしながらいそいそと帰宅し、先ほどはスイミングスクール。
今回も4泳法を一通り。
もう一歩何かをつかめばバタフライが形になるような気がするのだが、その一歩が近そうで遠い。
背泳ぎの時、水が鼻に入りすぎてズルズル。

現在、ヘルマンリクガメのシロが食物を求めてウロウロと私の周囲を回り続けている。


♪ Kill The King - Rainbow


人と会って話すということはエネルギーを消費するけどそれ以上に意義深くまた楽しい

大学の後輩であるIくんに仲介役として間に入ってもらい、前々からお会いしてみたいと切に思っていた西宮市議会議員の今村岳司さんにお目に掛かり、雑談含め様々な会話をさせていただくという大変ありがたい機会を得ることができた。
しかもご自宅で今村さんお手製のカレーを頂きながら!

漠然と思い描いていた以上に、今村さんは太くて強く、そして優しい人だった。
周囲の人が認め、つき従わざるを得ない、と言ってしまっては極端すぎるかもしれないが、とにかくそんな印象。
物事に対する取り組み方や考え方を聴かせていただくことにより、自身にとって非常に勉強になったし、また今思い返すと恥じ入るほどに自分のことを一方的に話してしまった感もあるが、そんなつまらぬ言葉にも真剣に耳を傾けてくれ、それに対する真っ直ぐなアドヴァイス等も頂戴することができた。
今村さんの近未来における具体的なヴィジョンもお話しいただき、我がことのようにワクワク。

思いは熱いけれども過程は合理的に、「やる」と言ったことはやる人。
当たり前のことを当たり前に主張する、という現代大人社会においては至難の業ともいえる芸当を、至極当たり前に貫く人。
だから他人のことを「羨ましい」という言葉では決して表さないであろう人。
でも普段はきっとバカな話も好きで、心の隙間にちゃんと"遊び"を持っている人。

誠に僭越の極みながら、我が街のビッグなアニキとして今後ともお付き合いさせていただければ、この上ない幸甚である。

夕刻前の時間帯、通天閣のお膝元、新世界で打ち合わせ。
この街に来たのは久々だが、やはり漂う独特の異世界感がなかなかに刺激的。

晩、我が草野球チームの主力を担ってきたY選手がこのたび東京に転勤されるということで、チームメンバー有志による送別会を浮田の「可真人」で催した。
Y選手は40歳を超えた今も走力はチームで三本の指に入り、まさに攻守に渡って要として支えてきてくれた方なのでチームとしては大幅な戦力ダウンとなってしまうが、これもまた人の世なり。
運動能力と体型を維持したまま大阪に戻って来られる日をお待ち申し上げております。
ささやかながらチームからの餞別の品として、Y選手がこよなく愛用していたウィルソンのバットをお贈りした。
中古で申し訳ございません。


♪ It's All Over Now - Johnny Winter


2011年6月21日(火)

歓送迎会

今晩は、所属部署の歓送迎会が扇町の「てぃーあんだ」で開催された。
料理は美味く、仲間たちとの硬軟取り混ぜた会話も弾み、楽しい雰囲気の食事会だったが、ちょうど2時間ほど経過した頃にアクシデントが発生。
隣卓にて突発的に始まった腕相撲大会の流れの末、40過ぎの男たちによる頂上決戦と相成ったのだが、その最中にお一人が名誉の負傷。
決して笑えるような状況ではないのだが、それでも堪え切れずに笑ってしまうという、なんとも困った幕切れとなった。


♪ Back Street Symphony - Thunder


2011年6月18日(土)

解散会

昨日は此度の人事異動の発令日、というわけで、幸か不幸か私は残留、懲役3年目に突入したものの、ともに机を並べて仕事をしてきた先輩2人が旅立たれることに伴い、晩に会社近くの「赤から」で解散会を執り行った。
近い過去を振り返っての話、お二人にとっては次なる職場における近い未来の話、そして居残る上司と私のそれぞれの想い等、トピックスは尽きず、まったく久々の日付またぎと相成った。
いやあサラリーマン。
今までお世話になりました、そして今後ともよろしくお願いします。

赤から鍋のパワーはなかなか凄まじく、うーんちょっとお腹がキュルーっと言っているかも。


♪ 黄金の夜明け - 人間椅子


2011年6月 4日(土)

金曜日をこれ以上ないぐらい精力的にこなす

昨日は5時半起き、8時のANAで久々の東京日帰り出張。
震災後初めての東京だったが、やはり噂に聞く通り、街の暗さは昼間でも確かに感じられる。
池袋で打ち合わせの後、品川のエキュートに寄ったりして、帰阪。
それにしても上着が必要な日に限って、暑かった。

家に帰ると、友人のAちゃんが遊びに来ており、エキュート限定・FORMAのチーズケーキ アソートなどつつきながら、妻と3人で歓談。
その流れで「カンパーナ」に行って晩飯。
アスパラソバージュという、緑の化け物ツクシのようなものを使ったアンティパストや、四万十鶏とインカのめざめのオーヴン焼き、それから初めて食べる鰹のカツレツなんてのも含め、どれも美味かった。

女子2人

この時期の苦楽園口、ホタルを観に行かない手はないでしょう、というわけで食後は夙川畔へ。
おお、さすがに6月に入ってだいぶ数が増えている!
見事に乱舞する様も存分に観られたぞ。
見物客もそれなりに多い。

赤い光の下、携帯電話付属カメラで撮った葉の上のホタル

それからさらに目神山へ上って敷地を眺めたり、一旦家に戻って住宅模型の写真を見たりしてから、Aちゃんを駅まで送り一日の終わり。
最後になりましたが、来月結婚を控えている幸せなこの子、ハッキリ言って相当変わっていて(もちろん手放しの褒め言葉)、面白い。


♪ The Old Man Down The Road - John Fogerty


2011年4月27日(水)

2011年度のスタートは暗いけれども

本日は会社近くのイタリアンレストラン「アレグロ」で、所属部局全体のやや規模の大きな宴会。
日頃の憂さを一時忘れるサラリーマンの集まり哉。
ピザとパスタが非常に美味かった。
また昼にでも行こう。


♪ World - Ministry


2011年4月22日(金)

脳ミソクルクル

今日は仕事の上で、こんなことあんねんな...、と半ば唖然半ば憤然とするトラブルが降りかかったわけだが、何とか最悪の形は避けて収まった(と思う)。
あー疲れた。

慌てて帰り、20時スタートのスイミングへ。
4割クロールの、6割背泳ぎ。
えらい水飲んでもうたわ。
ゲホゲホ。


♪ Wings - Tyketto


2011年4月12日(火)

「ふた組のビッグショー」で同窓会気分

ロザンとキングコングがNGKで「ふた組のビッグショー」なるライヴをやるということで、ご招待賜った。
彼らとは10年を超える付き合いになり、今のように全国区に名が知れ渡る前から、そして私も駆け出しディレクターだった頃から苦楽を共にしてきた間柄。
昨夜のイヴェントでは、時に映像も交えてその時代の思い出話がふんだんに登場したので、見ているこちらもなぜか少し恥ずかしくなってしまうぐらい懐かしかった。
終演後は、演者およびスタッフご一同のご厚意で、ほとんど部外者ながら打ち上げにも混ぜていただき、これまたどこか同窓会のような、それでいて確実に十数年の月日を経たなと感じさせられるひと時を過ごす。

宇治原、菅、西野と

いやあ、週のアタマからえらい深なってもーたな。


♪ Screaming Night Hog - Steppenwolf


2011年4月 7日(木)

数年ぶりの「はせがわ」

今日は仕事で京都、しかも北大路界隈に行く機会があったので、洋食の「はせがわ」で昼飯を喰った。
学生時代含めちょこちょこ行っていた名店だが、ちょうどお昼時真っ只中ということもあってか、まさかの7組ぐらい待ち。
いやー、さすがだ。

ハンバーグ&チキンステーキ

久々に喰うハンバーグは変わらぬ絶品であった。


♪ Ramble On - Led Zeppelin


2011年4月 5日(火)

美味いもん喰ったけど

所属部署のメンバー総勢15名で、2010年度お疲れさまの意を込めた食事会を「オステリア ディ レンドラ」にて行った。
そこはかとなく世に漂うムードおよび、明日健康診断を控えた人が複数いるという事情から、1次会のみでササッと散会。
かくいう私も健康診断組で、明日の朝飯喰えないのが辛い。

ここ2日ほど、花粉アタックが尋常じゃない。
もうスギは終わりかけかと思っていたのだが、最後の猛攻に出たか。

Movable Typeを5にアップグレードしてから、色々重い。
ソフトウェア、ひいてはデジタルツール全般に言えることだけど、機能を強化してヴァージョンを上げるほどに重量も増加していくというしがらみはやはりどうにもならんのだろうか?


♪ He Man Woman Hater - Extreme


2011年4月 3日(日)

夙川畔で12年ぐらいぶりの再会

昼間はスイミング。
新人のインストラクターもお目見え、春だなあ。

午後、桜の咲き具合の視察がてら夙川に散歩に出てみた。
全体的に、5~6分咲きといったところか。

人通りも多いこほろぎ橋のあたりこうして見ると結構咲いている

昨日に比べてグッと気温が下がり、風も強い日曜だったが、例年のように屋台も既にたくさん建っており、人出もそれなりに。
抜群に美味そうな匂いを撒き散らしていた"神戸かすてら"と、1000円→300円で叩き売りしていた天津甘栗を買い喰い。

屋台も賑わっている

大井手橋を南に少し下ったあたりの東岸で、関西弁の達者な白人が大道芸を始めたのでかぶりつき最前列に座って見物したのだが、その芸人はなんと12、3年ほど前に私が一緒に仕事をした男ではないか!
聞いてみると、住まいも結構近くのようで、またの邂逅を固く誓い合って別れた。
なんとも奇偶、そして嬉しい再会であった。

ブライアンの大技は未だ健在だった

その後、子を連れた会社の先輩にも遭遇。
愉快なところじゃ。


♪ When A Woman's Fed Up - R. Kelly


2011年3月14日(月)

思いの一端

私はテレビ局に勤務している。
それで飯を喰っている。
だけど、テレビで一連の報道を観ている時に、何か違うんじゃないか、これでいいのか、道筋が間違っていやしないか、と疑問を感じることはある。
偽らざる本音である。
もちろん放送界だけではなく、どの業界においても、すべての人が適切な行動を常に取っているというわけではない。
ただ、とりわけこういった非常時においては、我々マスコミの一挙一動が持つ意味合いは平時以上に強く大きく、一部の人が適切でない言動を為した際、それがダイレクトに不特定多数の人たちに伝わってしまうことが多い。
だから私も一視聴者の立場でものを感じる時、言いようのない苛立ちともどかしさを覚えてしまうことがある。
この世界で飯を喰わせてもらっている身だけれど。
明確な答えは出ないし、おそらくない。

だが。
一方で、メディアの有する力がこういった際にプラスの方向に作用し、あるいは人を助け、元気を与え、希望や安心をもたらすこともある。
過去にもあったし、今回だってきっとある。
そう信じて、矮小な自分なりに精いっぱい生きていくしかない。


♪ A Sad Song - Ten Years After


2011年3月12日(土)

一夜明けて

徐々に蓄積されていく被害情報を見ているうちに、呑気にこのようなことを書き綴っていていいのだろうか、と自問が浮かんだことは事実だが、仕方もないのでやっぱり述べる。
午前はスイミングへ。
案の定、参加者はいつもより少ない。
背泳ぎが始まった。

午後から、諸々の対応のため出社し、朝から詰めていた先輩とバトンタッチ。
関西地方は具体的な被害こそなく、生活に実質的な障害が生じている部分はないが、16年前の震災を経験しているだけに、各人の心中はいかばかりのものか。
他に言葉もない。


♪ 花~すべての人の心に花を~ - 桑田佳祐


2011年2月18日(金)

夙川会

昨朝はシジュウカラがヴェランダにやってきた。

ヴェランダにやってきたシジュウカラ

晩、会社の先輩、後輩および取引先の方々含め、総勢6名で会食。
場所は夙川の「中屋」で、皆比較的この近所に住む面々である。
美味い鶏料理に舌鼓を打ちながら、なかなかに意義深い約3時間を過ごした。
うちなんかここから徒歩5分掛からないぐらい、近所で飲むと本当に楽だ。


♪ Trampled Underfoot - Led Zeppelin


2011年2月10日(木)

USJで打ち合わせ

打ち合わせのためUSJへ。
朝9時台の電車に乗って行ったんだが、JRの車内はUSJに向かう浮かれた中高大生あたりでほぼ満員。
平日なのにこれは不思議。
そしてパークに隣接するホテルのロビーに飛び交う声は中国語ばかり。
いやはや。


♪ Here I Come - Boyz II Men


2011年1月31日(月)

交通事故見舞いと「ツーリスト」試写会

仕事仲間のRが4日ほど前にバイクにはねられて入院中、ということで夕方見舞いに行ってきた。
救急車で運ばれたという下町の救急病院はなかなかにインパクトがある個性的な佇まい。
Rの状態は、肋骨4本骨折、頭蓋骨骨折と、字面だけ見れば瀕死の重傷だが、案外元気そうで安心した。
本人は今週末にでも退院して復帰したいと言っていたが、束の間の休暇と思ってゆっくり休むがよかろう。
たまたま来られていた奥方、ジュニアとも会えた。

夜は映画「ツーリスト」の試写会へ。
ジョニー・デップ、アンジェリーナ・ジョリーの2大スターが共演ということが注目されているが、なるほどゴージャスな映画である。
「善き人のためのソナタ」のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督(私と同年生まれ!)、脚本チームには「ユージュアル・サスペクツ」のクリストファー・マッカリーということで演出とストーリーにも期待していたが、想像を裏切らないオーソドックスなオチを含め、結構普通だったな。
時間を浪費したと嘆くような映画では決してないが、豊かな感動やそれに類する何かが得られる作品でもないと思う。


♪ Gravity -Nuno


2011年1月25日(火)

パーティー風

昨日は、担当番組の収録後にスタジオで立食新年会。
恒例、必ず全員に賞品が渡る大抽選会で、私はなんと商品券1万円を獲得。
こういったクジ運には常に恵まれない半生を送ってきたので、なかなか珍しい。

楽しげな雰囲気のまま、10名強のメンバーで場所を移して食事の続き。
意義は充分にあったが、月曜からちょっと遅くなってしまったな。
軽く風邪の気配を感じる。


♪ I'm Going Home - Ten Years After


2011年1月23日(日)

bjリーグ オールスターゲーム レセプション

昨日は水槽の水換えと清掃作業を行った後、ライフプランナーのOさんが来訪、保険の手続きを少々。
Oさんはいつも何かと手土産を持ってきてくれて恐縮なのだが、今日は「オ・タンプル・デュ・グゥ」のバウムクーヘンで、早速一緒にガトーピレネーを頂いた。

夜は中之島のグランキューブに出向き、明日行われるbjリーグ オールスターゲームの前夜祭に当たるレセプションに出席。
300名近い招待客が来ているとのことで、かなりの盛況。
本戦およびダンクコンテスト、スリーポイントコンテストに出場する全選手とコーチも参加し、バスケットボール好きにはたまらないイヴェントだ。

プレイヤー&コーチも全員参加

河内敏光コミッショナー、そして今は京都ハンナリーズに所属するマハムド・アブドゥル・ラウーフ選手と話すことができ、2ショット写真も撮っていただいた。
河内さんは、日本のバスケットボール界のレヴェルを底辺から引き上げるべく粉骨砕身する先駆者としてとても尊敬している人なので、実際にお目に掛かってかなり緊張したが、テレビ出演時の語り口そのままににこやかで紳士的な方だった。
また、ラウーフ選手については、クリス・ジャクソンという改宗前の旧名でデンヴァー・ナゲッツにいた時から本当に好きなプレイヤーだったから、これまたエキサイティングなひと時であった。
NBAであれだけの実績を残したスーパースターにも拘わらず、非常にフレンドリーに接してくれ、私が聴きとりやすいようにゆっくりと話し掛けてくれた気遣いにも感動だ。
ちなみにラウーフ選手の公称身長は6'1"(約185cm)だが、実際には180cmあるかないかといった感じ。

仕事の延長とはいえ、偶々根っからのバスケフリークであった私にとって、貴重な体験となった。


♪ Billion Dollar Babies - Alice Cooper


2010年12月26日(日)

半業半遊

休日出勤につき朝から会社へ。
業務終了後、妻と天満の「季膳」へ行き昼飯を喰う。
かまの煮付けとさんまの一夜干し。
珍しい日曜営業日ということもあってか、お客さんが少なかったので色々とサーヴィスもしてくれて、どれもいつものように美味かった。

その後、「りんくうプレミアム・アウトレット」へ走る。
お目当ての「bodum」で「BEAN」という商品名のダブルウォールコーヒーメーカーと、「PAVINA」というダブルウォールグラスを購入。
ちょいちょい他の店も覗いて、西宮へと戻る。

入院していた時に落としたカードケースが今頃見つかったということで連絡をもらったので、笹生病院にそれを取りに行き、隣にある「金比羅製麺」で早めの晩飯。
2人で満腹になって880円とは!


♪ Let Forever Be - The Chemical Brothers


2010年11月25日(木)

奢り飯会

先輩3人とともに、1クールに一度の恒例食事会。
店は会社近くの「赤から」。
激辛好きの先輩たちは、10番と銘打たれた辛さ最高峰の鍋を、さも旨そうに頬張っていた。
私などはその瘴気を浴びただけで目に涙がにじむ代物だ。
3番がちょうどいい辛さと旨さ。
追加の肉と野菜に、締めのきしめん、さらにはデザートまでたっぷり頂いて、はち切れそうだ。
ご馳走さまでした。


♪ Blah Blah Blah - Iggy Pop


2010年11月18日(木)

ご近所付き合い

ともに家が近所の先輩、後輩と計3人で、神楽町の「鶏天」で飯を喰う。
会社の近くではなく、住処の周りというところが安心感が得られて快い。
刺し、串、飯、一品、どれも例によって美味く、2人も気に入ってくれたようで良かった。
勢い、話題は仕事のことがやはり多くはなったが、それはそれで私にとって非常に意義深い。
楽しい晩餐である。

この後、若干移動して樋之池町の「neu.cafe」へ。
後輩・Nは閉じそうになる瞼を必死で持ち上げ、失いそうになる意識を懸命に引き戻す作業に没頭していたが、それも含めて佳きかな佳きかな。
2軒まとめて先輩・Tさんにご馳走になってしまい、感謝。

夜風に当たりながらテクテクと歩いて帰ってきた。
ご近所さんは大切に。


♪ One last run - Nickelback


2010年11月13日(土)

Kinectから「ガスビル食堂」

間もなく発売予定のマイクロソフト Xbox 360用拡張ハードウェア、「Kinect」を体験する機会があった。

Kinectに熱中

ハッキリ言って、メチャメチャおもろい。
手にコントローラーを持たずに、体の動きをセンサーやカメラが感知して行うゲームなのだが、これは大勢で遊んだら絶対に盛り上がる。
ここ数年ゲームからはすっかり遠ざかっているが、Kinectは本気で購入を検討してしまいそうだ。

昨晩は仕事関係のお仲間に招待していただいて、計4人で「ガスビル食堂」へ。
食堂という名からはちょっとイメージが遠いが、安井武雄氏の設計による歴史ある大阪ガスビルの最上階に位置する、非常に重厚で趣のあるレストラン。
プリフィックスのコースを皆で頂いたが、どれも美味くて優雅なひと時を味わった。
この後もう1軒行き、終電間近での解散と相成ったが、一緒に仕事をしている時には決して出ないような話題も多々飛び出して、とても有意義で楽しい会話をすることができ、面白くないことも色々あった1週間の終わりになかなかいい気分で家路に就くことができたかも。
ご馳走さまでした。


♪ The Battle of Evermore - Led Zeppelin


2010年10月15日(金)

「てぃだ」で持ち直した気分が…

昨晩は先輩2人ともに奄美料理の「てぃだ」で飯。
仕事絡みも含め、いろいろと有意義かつ面白い話ができた。
料理ももちろんどれも美味くて、店中で舞い踊られる恒例のカチャーシーも楽しかった。
昼には昼で、「はるよし」で「ごはんが炊けてなくて300円でっち上げ事件」という面白い出来事(といってもそれが起こった当時は当然面白くもなんともなかったが)も発生しており、日頃の鬱屈が微かに霧消したかのような気分になって家路に就いた。
…と思ったら、もうすぐやってくる結婚記念日を私が失念しており、そこに用事を入れてしまっていたことを妻に手厳しく指摘され、一気に意気消沈。
合掌。


♪ 阿片屈の男 - 人間椅子


2010年7月 2日(金)

一区切りの宴会

「グランド白楽天」で、所属部局挙げてのなかなか規模の大きな歓送迎会が催された。
活きのいい新入社員たちも加わり、ムチャクチャにごった返さぬまでも適度に暴れる楽しげな会となった。
飲めぬ体にも拘わらず行き掛かり上アルコールを摂取したので、若干頭が痛む。


♪ Don't Do It (Baby Don't You Do It) - The Band


2010年6月29日(火)

囲む会

昨晩、このたび人事異動で部署が替わることになったビジネスパートナーの送別会が天五の「GARA KITCHEN」で催された。
新しく来ることになったメンバー、さらにはスケジュールが合った前任者たちも参加し、美味い料理を嗜みながら、非常に楽しい会であった。
その前、夕刻に行われたセレモニーも含めなかなか感慨深くもあり、人と人とのつながりの面白さ、そして重要性を改めて見た。


♪ Hypermobile - Hanoi Rocks


2010年6月23日(水)

送り出す

19時から、このたびの人事異動で東京支社に転勤となった同期社員のプチ送別会が催された。
いろいろな意味でアウェイの職場へ、単身赴任。
同期一同、それぞれの立場で頑張らねばならぬという思いを新たにしたはずだ。
一足お先に中座し、自宅に戻って来客を迎えて打ち合わせ。
此度も有意義な会合となった。


♪ melodies - 小柳ゆき


2010年6月11日(金)

三連荘

昨夜も昨夜とて、会社の先輩3人とともに決起集会。
「とりぼうず」で串焼き、お造り、つくねなどをたらふく喰い、最後はラーメンまでかっこんでしまった。
どれも美味く、トピックスも盛り上がった。

ちょっと環境が変わり、楽しみなところも見出せる。


♪ Leaders Of Men - Joy Division


2010年4月26日(月)

懐かしの店で大宴会

2009年度の皆の頑張りを労って、という意の、現所属部署を挙げての宴席がブチ上げられた。
場所は西天満の「にし富」、参加人員は30数名といったところか。
個人的に懐かしい店なのである種感慨深くもあり、楽しい夜は更けていった。


♪ Thank You For Talkin' To Me Africa - Sly & The Family Stone


2010年4月 3日(土)

ウーイェイ

今日は休日出勤、「上方漫才大賞」会場の御堂会館へ。
まったく無名の前説芸人時代からよく知っているスマイルが新人賞を見事獲得し、喜ぶ2人に私まで嬉しくなった。
それにしても今年の新人賞候補5組のレヴェルは総じて高かった。

学生の時のサークルの後輩であるMS子からなぜか神戸牛500gが贈られてきた。

肉

すき焼き用の美味そうな肉じゃ。
ありがたくいただこう。


♪ Peg - Steely Dan


2010年3月24日(水)

金沢日帰り

普段の出勤よりも1時間以上早く家を出て、金沢へ日帰り出張に行ってきた。
大阪駅からサンダーバード1本で行けるが、案外時間掛かるね…。
乗り物でほとんど眠ることができない私にとってはなかなか辛い。
さすがに北陸の空気は冷たかった。
取引先を都合4軒訪問し、帰阪。
西宮に戻り、「一」で晩飯喰って帰宅した。


♪ Anger Management - Methods Of Mayhem


2010年3月 3日(水)

喰って飲んでひたすら歌う

昨晩は上司および先輩社員と一緒に計4名で会食。
店は西天満の「ヴィネリア・リンコントロ」。
創作風のイタリアンがコースで供された。
私も乾杯のスパークリングワイン少量と赤ワイン少量を飲んでしまい、しばし顔が熱を持つ。

食事後、筑紫哲也似のマスターが構える「一歩」という北新地のスナックに場所を替え、ひたすらカラオケに興じる。
私が最年少なのだが、先輩方がとにかく元気で、あれよあれよという間に帰ってきたのはこの時刻。
一体総計何曲歌ったのだろうか…。

上司も気の置けないタイプの人なのでリラックスして楽しい会だった。
しかし眠い。


♪ Pyramid Of Cheops - Yngwie J. Malmsteen


2010年2月28日(日)

津波で出動

今日は草野球の予定だったが、昨夜来続いた本降りの影響で、グラウンドコンディション不良によりやむなく中止。
先週行われた今年初戦を、監督の私自身が体調不良のため欠席しており、今日は楽しみにしていただけに残念だ。

それと同時に、例の津波関連で急遽休日出勤も決まり、他にも同様の境遇のメンバーがいて人数も不足気味だったので、まあそう考えたらちょうどよかったか…。


♪ Black Blade - Blue Öyster Cult


2010年1月31日(日)

情けない話

「大阪国際女子マラソン」本番当日。

長居陸上競技場

仕事は何とか終わったものの、冷え込んだ空間に比較的長い間いたこと、雨にも打たれたこと、そしてここ数日の寝不足などが要因となったのだろうが、夜になって熱発してダウンしてしまった。
寄る年波を若干感じる。
あるいは精神力の不足か。
いずれにせよ、情けない…。


♪ えんどうの花 - 新垣勉


2010年1月30日(土)

明日は雨ですか…

明日は「大阪国際女子マラソン」。
業務のため朝から現場に行ってきた。

長居陸上競技場

雨の心配はないものと思っていたが、今日になって天気予報を見てみたら、明日は雨!
昨日と変わってるやん…。
参ったなあ。


♪ Little Bird Strut - スチャダラパー


2010年1月26日(火)

月曜から始まったタフな週

昨日は担当している番組の本年初収録日ということで、本番後にスタジオにて立食形式の新年会。
100人を超える参加者全員に何某かの賞品が必ず当たるという大抽選会もあって、かなり盛り上がった。
その後、場所を会社近くのイタリアンレストランに移して、10数人規模で宴会の続き。
会社、部署の垣根を越えて会話にも花が咲き、月曜から深夜帰宅となってしまった、今週は長いのに…。


♪ Test - Ministry


2010年1月18日(月)

会食から戻ったら、獄長の訃報

本日は仕事関係の会食。
総員5名でまずは中崎町の「入道」で激ウマの創作おまかせ料理を頂いた後、北新地のバー「エスカール」に移動してしばし歓談の続き。

少し頭が痛いのは風邪気味だからか?

帰宅して今、ネットでニュースを見ていたら、なんと郷里大輔氏の訃報が…!
ウイグル獄長が自殺するなど、俄かには信じ難い…。
R.I.P.


♪ 山椒魚 - 人間椅子


2010年1月15日(金)

バースデイ

ロケの立ち会いのため、「ジョーシン アウトレット河内長野店」へ行ってきたが、メチャメチャ安いね!
マジで何か買って帰ろかと思ったぐらい。
4時間ほどに及ぶなかなか長い撮影だったが、懐かしい面々ともご一緒できたし、立場は違えど久々のロケ現場に行くとやはりマインドが覚醒する。
帰りに乗ったタクシーで、受難。

今日は妻の誕生日。
近所の「パティスリー タケアート」にケーキを発注してみた。

バースデイケーキ

オーソドックスながら、佳味。
ちなみに、30代のうちはろうそく3本!


♪ Elevation - U2


2010年1月12日(火)

エラい人だらけの新年交歓会

今宵は、ヒルトン大阪の宴会場で割と大規模な新年交歓会が行われ、スタッフの1人として参加してきた。
系列各社のお歴々たちが百数十名、そして我が社からは会長以下全役員および幹部連が集う、大人のパーティー。
この年になり、また1つ勉強をした。
会がハケてゲストたちが退出された後、ホスト一同で高級料理の残りをガッついたので、腹はくちくなった。


♪ Sailin' 'Cross The Devil's Sea - The Allman Brothers Band


2010年1月 5日(火)

スパニッシュディナーで新年会

本日は所属部署の新年会。
店は福島のスペイン料理店「ニニョ トラビエソ」。
ハモンイベリコ&セラーノに始まり、ポテトサラダ、魚介のマリネ、スモークサーモンのサラダ、マッシュルームと砂肝のガーリックオイル煮、豚肩ロースの鉄板焼きにパエリアなど。
量も多く味も及第。
ジェネレーションギャップの数々におじさんたちはたまげる一幕もあったが、なかなか佳き晩餐会であった。


♪ Sleeping My Day Away - D:A:D


2009年12月28日(月)

本年「だしや」食べ納め

昨日は年内最後の勤務となる休日出勤。
晩、空き時間があったので妻と待ち合わせて黒崎町の「だしや」で飯を喰う。
要予約の「ゆずみそ鍋」を発注済。

ゆずみそ鍋

この写真は光量の少ない中、携帯電話で撮影したものをいじっているため鍋のだしが真っ黒に見えてしまっているが、確かにここまでではなくとも八丁味噌が溶かし込まれただしは一見、濃い味付けを連想させる。
しかし赤味噌ベースの上にゆずが活き活きと存在感を誇示しているだしはあくまでも爽やかで、そのままゴクゴク飲んでも美味いし、喉が渇いて仕方がないなんてこともまったくない。
店主のYさんが試行錯誤を繰り返して到達したという、まさしく絶品なのだ。
初めて食べた妻も絶賛、特にナンコツや大葉が利いている鶏つくねなど。
締めのきしめんも喰って、さらにはもちろん「ぶしたまんま」と味噌汁も、こりゃまた腹いっぱいだ。

戻って仕事を終え、久々に23時台の電車で帰宅したが、もう忘年会も一段落したのか思いのほか車内は空いていた。


♪ オーバー - ゆず


2009年11月22日(日)

ぐっさん夫妻来訪

仕事仲間にして同い年の友人、ぐっさん夫妻(間もなく入籍予定?)を拙宅にお招きした。
奥方のYちゃんとは初対面だが、なるほど、そんじょそこらにはなかなかいそうにない、個性的でかわいらしい女の子で、ぐっさんにお似合い。
そして実家が嵐山の近くで和雑貨店を営んでいるらしく、1本のワインを包んだセンスのいい風呂敷を頂いてしまった。

頂いた風呂敷 上下逆で撮ってしまった…

ぐっさんと一緒にした過去の仕事の話などで久々に盛り上がる。
ちなみにぐっさんは、なぜか様々なトラブルやハプニングや災難を呼び寄せてしまうという宿命を背負っているのだが、どうにかして毎回それを克服、そして“すべらない話”に変えてしまう男である。
特に誰かにこっぴどく叱られた経験談(なぜかぐっさんはいろいろな人によく怒られる)なんかは他人事として面白すぎる。

晩飯は、先日妻の友人から送っていただいた豚肉を使ったしゃぶしゃぶ。
いつもよりもちょっと凝って妻が作ったダシやタレなどもなかなかの出来だったようで、美味かった。

カキに釣られて起きてきたヘルマンリクガメのシロはいつものように人気者。
Yちゃんも生き物が大好きだということで、喜んでいた様子。

人気のシロ

2人とも、水槽の魚たちにも興味津々だった。

今度はぐっさん邸に呼んでもらおう。


♪ Gates Of Babylon - Rainbow


2009年11月20日(金)

東京と大阪で

7:15伊丹空港発のANAに乗って、久々に東京出張。
5時起きはさすがにボーっとする…。
そして寒かった。

朝から昼過ぎまで赤坂で収録立ち会いなどを行い、16:00発の便で帰阪、今度は18:30から阪神野田で打ち合わせをしてから、帰宅。

物理的にはなかなかハードな1日だったが、久しぶりに会社の外に出て動きまわっての業務だったので、いいアクセントにはなった。


♪ 雲の形が変わる前に - 宮沢和史


2009年9月19日(土)

プチ同窓会

前部署で一緒に働いていた人たちのプチ同窓会的な催しがあり、呼んでもらったので行ってきた。
会社の近くのちゃんこ店に都合10人ほど。
既に業界を去った者あり、もうすぐ派遣契約が切れる者あり、相変わらず多忙な日々を送る者もちろんあり、それぞれのストーリーを肴に、宴はなかなかの盛り上がりを見せた。

朝早い生活にすっかり慣れきっているので、この時間になると眠い。


♪ Nobody Loves You - Garbage


2009年8月28日(金)

マジで眠いな

革靴の踵は案外早く摩耗する、ということが分かった。
買ってからまだ2カ月あまり、そして数足を履き回してはいるのだが、すでに減りはかなり進行し、昨日会社近くの靴修理コーナーで1足直してもらった。

夕方、いつものテーラーに出向いて秋冬物のスーツとワイシャツをいくつかオーダーしてきた。
1年中言っているような気がするが、物入りだわあ。

晩、前部署で一緒に仕事をしていた派遣女子の送別会(結局諸事情によりあと1か月ほど勤務は延長された模様)が催されたので行ってきた。
店は沖縄料理の「てぃーあんだ」。
食いもんは美味いし、話も楽しいし、なかなか盛り上がった。
終盤には、前日に誕生日を迎えていたプロデューサー氏のサプライズバースデイケーキも登場し、カチャーシーも飛び出した。

楽しいのは結構だが、帰ってきたらこんな時間、さすがに連日のアレコレで疲労は溜まっている。
明日以降も若干ハードめな様子。


♪ Love Hurts - Nazareth


2009年8月26日(水)

1日24時間は短い

昨晩は先輩にお誘いいただき、同僚とともに計3人で北新地の焼肉店「虎龍」へ。
その後、ラウンジへも連れて行っていただいたわけだが、今回もまた、ほぼ初めて宴席をご一緒するに等しい先輩だったこともあり、新鮮な気分で楽しかった。
帰宅は翌1時過ぎ、とにかく本日は眠い。
明日、明後日も晩餐会が控えているため、今夜はちゃんと寝なければ。


♪ State Of Shock - The Jacksons Feat. Mick Jagger


2009年8月21日(金)

新世界より

前部署にいた時にいつもお世話になっていた関係会社を、業務で久々に訪れたのだが、旧知の懐かしい面々がいくつもあり、しばし話に花が咲いた。
懐かしい、とは言いつつも、今も頻々としてお顔は見かけているわけだが、やはり直接仕事で関わる機会がなくなると、距離感というものはいささか変わる。
広がった世界はもちろん保ちつつも、これまで棲んでいたフィールドも大事にしていくことが肝要と思う今日この頃。

昨晩は後輩3人と中崎町の「豚の晴れぶたい」で晩飯。
しゃぶしゃぶなど喰ったが、美味かった。
なかなか面白いひと時だった。
このタイミングで異動に引っ掛かったことも、今の自分にとってはいくつかの意味において何某かのメリットをもたらすはずだ、とも思う今日この頃。


♪ Kiss - Prince


2009年8月 6日(木)

初ゴルフシミュレーターとか

昨日は仕事の関係者による宴席が催され、お呼ばれ。
総勢5名、まずは曽根崎の「吉在門」で食事。
なかなか美味いコース料理だった。
それから、場所を変えて遊びに行き、生まれて初めてゴルフシミュレーターなるものを体験。
いやー、これは面白いなー。
ゴルフ自体、コースに出たのは新入社員の時以来ないからほぼド素人なのだが、それでも楽しめた。
こりゃヤバいな。

これから何度も顔を突き合わせる人たちとの距離も確実に縮まった感があり、有意義な会であった。
最後には「一風堂」でラーメンを喰うという体育会系のノリで、翌1時前に解散。

本日の晩飯は職場の人と野菜の店「あじゅ」。

昼間、消費期限を1日超えたチーズケーキを食べてしまったことがどれほど影響しているのかは分からないが、なんだかグルグル腹の調子がおかしい。


♪ Fool Yourself - Little Feat


2009年7月24日(金)

もう一歩広がり

会社の先輩、仕事関係者と計3人で晩飯へ。
北新地の蕎麦店「櫻 喜庵」。
前エントリーに引き続きだが、新しい人脈との交際は大事にせねば。
自分が社会人になったばかりの頃に戻ったようで、面白かった。
蕎麦も美味いし。


♪ Enter Sandman - Metallica


2009年7月22日(水)

学ぶ日々

新部長にお誘いいただき、私を含め現部署に新しくやってきた人員計4人で会食。
店は西天満の「THE倶楽部・キュイジーヌ」。
新入社員もいるし、これまであまり接点のなかったメンバーとの集いだったので、なかなか新鮮で楽しかった。
業務はもちろんのこと、日々勉強である。


♪ Pump It Up - Buckcherry


2009年7月 7日(火)

ベルト(黒)

人事異動に引っ掛かり、正式に着任してから2週間と少し。
服装も、何でもありの私服からいわゆるサラリーマン然としたものに変わったため、未だ社内外ですれ違う見知った人々からはギョッとされたり、あるいはクスクス嗤われたり、といった有り様なわけだが、そんな今日も会社帰りに「阪急百貨店メンズ館」に立ち寄って、DIESELでベルトを買ってきた。


♪ Blow My Fuse - Kix


2009年7月 1日(水)

歓送迎会再び

昨日は新部署の歓送迎会が催された。
まだ仕事の積み残しが待っていたので、1次会で失礼したが、なかなか楽しかった。

今週いっぱいは踏ん張りどころだ。


♪ All My Trials - Peter, Paul & Mary


2009年6月27日(土)

歓送迎会とヴェジタブルキッチンバー

金曜の夜は、先日まで担当していた番組のスタッフの歓送迎会が催され、参加してきた。
焼き肉を囲んだ後、カラオケに行って計5時間余り、花とプレゼントまでいただいて、ありがたい限り。

仕事が立て込んでいるので今日は朝から出勤してきたが、晩は、昨日から我が家に遊びに来ている名古屋在住の義母と妻と3人で、中崎町のヴェジタブルキッチンバー「あじゅ」で夕飯。
チーズフォンデュ風にパンや野菜をつけて食べる「ベジフォンデュ」、「ラタトゥイユのチーズオーブン焼き」、「プレーンオムレツ」、定番の「グリル野菜の盛り合わせ」などに、「ベジフォンデュ」のソースで煮込んだ雑炊風のごはんで、3人とも腹いっぱい。
調理ももちろん適切なのだろうが、野菜そのものの質が素晴らしい。
ドリンクも野菜を活かしたオリジナルものがたくさんあり、美味しいうえに興味深い。
デザートに「あじゅパフェ」、「大麦若葉と緑黄色野菜のふわふわケーキ」まで平らげた。

食後、義母を新大阪駅で見送り、帰宅。


♪ Untouchable - Garbage


2009年6月17日(水)

湯村温泉

月曜から今日まで、美方郡の湯村温泉へロケに行ってきた。
ちょっとしたトラブルもありはしたが、全般的に善意あふれる人々に助けられ、気持ちよく仕事をすることができた。
天気も珍しくすべて快晴。
前も言ったが、ここにはぜひまた私的に来なければね。


♪ Unbreak My Heart - Eric Martin


2009年6月 2日(火)

スーツ

入社14年目にして、初めてのスーツ職場への人事異動を命じる辞令が下された。
未だ定まらぬ心持ちのまま、馴染みのテーラーへスーツその他をオーダーしに行ってきたのだが、頼んだ量が多かったこともあり、また細部まで指定するポイントが驚くほどたくさんあって、全部で2時間近く掛かってしまった。
当然出費も痛い。
参りましたな。


♪ Rock N Roll Degeneration - Jerusalem Slim


2009年5月27日(水)

初湯村温泉

昨日、今日と1泊2日で湯村温泉へロケの下見に行ってきた。
小ぢんまりとしているけど、働いていらっしゃる人たちを含め、非常にいい温泉街。
もう少しアクセスが便利なら最高なんだけど!
また1つ、プライヴェートで赴かねばならぬ温泉地ができてしまった。
いつになることやら…。

夜の春来川


♪ Stop Cryin' - Hanoi Rocks


2009年5月24日(日)

デビュー20周年のコンサート

昼間少し仕事をしてから、夕方、妻と大阪城野外音楽堂にTHE BOOMのコンサートを観に行ってきた。
暑い。
数年ぶりの活動再開にして、デビュー20周年コンサート。

入場時に配られた記念メダル

20年の歴史を振り返る、という意味も強いであろう今回のコンサート、さすがに初期の曲が多い。
もちろん「LOVIBE」や「百景」からも演ってはいたが、割合的には圧倒的に「極東サンバ」あたりまでのチューンで占められていた。
前夜の「ミュージックステーション」でも一緒にステージに立っていた4人のサポートメンバーも一緒だった。

どちらかというといつもほどMCは多くなく(それでも昔の思い出話などはやはり面白かった)、その代わりにガンガン曲を立て続けに演っていく感じ。
ステージの後ろに設置した大型スクリーンには、4台ほどのカメラで撮っているライヴ映像(後方からでは見づらい表情もよく見える)や、編集された過去の素材(ヴィジュアル面での変貌もよく分かって、時に笑いも起きていた)などが流されていて、効果大。
そのヴィジュアルエフェクツも含めて、「神様の宝石でできた島」が私には一番よかった。
あとは、導入の紹介トークが抜群だった「島唄」、今の彼らの心境が生々しく表現されている「夢から醒めて」などにも感動。

それにしても3時間弱、長いのは嬉しいがやや疲れたな。
次は9月だ。

森ノ宮のカレー店「印度屋」で晩飯。
妻から辛いと以前より聞いていたので、辛さに弱い私はかつて森ノ宮に住んでいた時も近寄らなかった店なのだが、あえてチャレンジしてみたところ、確かに限界値に近い辛さではあるものの、無事完食することができた。
辛いだけでなく旨みが詰まっており、手間暇掛けて作られているのであろうことが窺い知れる。


♪ 24時間の旅 - THE BOOM


2009年5月15日(金)

まだまだ続く

11日(月)から13日(水)まで岡山県の湯原温泉にロケに行っていた。
お湯はよかったし、食事もおいしかった。
が、息つく間もない怒涛のスケジュール真っ只中。
草野球の試合も初めて欠場してしまったよ、監督なのに。

檜の入浴木


♪ やわらかい - ザ・クロマニヨンズ


2009年4月22日(水)

初湯原温泉

昨日から今日にかけ、岡山県にある湯原温泉へロケの下見に行ってきた。
公共の交通機関を使って行くのは不便極まりないため車で行ったが、中国道~米子道で約2時間半。
思っていたよりは近いような気もした。

砂湯

湯原温泉は初めてだったが、本当に何もないところ。
何もしない、ということを目的に赴くにはいい温泉地なのだろう。
湯量は非常に豊富なようで、アルカリ性の泉質もいいように感じた。
そして、どこに行ってもそうだが、我が町の活性を高めるべくいろいろと頑張っている地元の人たちと触れ合い、話を聞くと、いつも感銘を受ける。


♪ Elected - Alice Cooper


2009年4月17日(金)

冥利

先日のエントリーに記した、知人を取材させていただいたVTRが本日無事放送を終えた。
またそれ以外にも、今週は私が直接お世話になった取材先のオンエアが続々行われ、そのすべての人たちから一様に感謝の言葉を賜ることができた。
無論取材に際してはいろいろと先方に迷惑を掛けることも多々あり、それに関してはいつも申し訳ないと感じるのだが、それでもこうして放送後にお礼を言っていただけることはまさに冥利に尽きると言う他ない。


♪ Times Like These - Foo Fighters


2009年4月15日(水)

決起集会、のようなもの

毎年恒例の夏のイヴェントを今回担当することになり、関係者の顔合わせを兼ねたその第1回会議が昨日執り行われた。
東京から本隊が、そして我々近畿の他に中国、四国地方からも担当者がはるばる大阪にみえて、総勢約30名。
まだまだ内容はどうなるか見えない部分が大きいが、その後に催された懇親焼肉会での話も含め、熱い想いでいいものを作っていこう、という意思確認ができた。
終わった後に笑うことができるように。


♪ Maybe Baby - Buddy Holly


2009年4月 7日(火)

Tartufo di Mareとカメの成長

普段から仲良くさせていただいているOシェフの奥方のところに、今私が担当している番組の取材でお邪魔することになり、月曜行われた撮影に少し顔を出してきた。
彼女はオリーヴオイルソムリエ。
その際、ランチの仕込みをしていたOシェフに貴重な貝を食べさせてもらった。

タルトゥフォディマーレ

タルトゥフォディマーレ、イタリア語で“海のトリュフ”という名のそれは、オニアサリに似た二枚貝だが、地中海に生息するもので、おそらく日本への導入はこれが初めてじゃないか! とのこと。
さっとボイルした身をいただいたが、しっかりした歯応えがあって、潮の味がしながらも臭みのまったくない絶品であった。

今朝、出勤前にヘルマンリクガメのシロを家の中で歩かせていたのだが、寝室に侵入していったしばらく後、どこにいったかな、と探しに行ってみたら、なんと高さ5cm以上はありそうなテレビボードの上に澄まして乗っているじゃないか!

テレビボードの上に乗ったシロ

こんなところに上れるまでに成長したか。
しかし上ったはいいが、どうも怖くて下りられない様子。
木登りと同じだな。


♪ Nowhere To Go - Spiritual Beggars


2009年3月27日(金)

たまには苦労してみる

火曜から木曜まで城崎温泉でロケ。
サラリーマンになって丸13年、翌金曜は朝からスタジオで生放送、という点を含めて、諸条件において正直、十指には間違いなく数えられるシヴィアな仕事だったが、スタッフおよび取材先の人々の尽力のおかげでなんとか生きて帰ってくることができた。
今度プライヴェートで行きたいな、マジで。

携帯電話を買った。
ドコモのP-04A。
それにしても高い、高すぎる。


♪ Cosmic Monsters Inc. - White Zombie


2009年3月18日(水)

城崎温泉一人旅(仕事だけど)

(火)(水)と1泊2日、ロケの下見のため城崎温泉に行ってきた。

大谿川駅通り

関西にかれこれ17年ほども住みながら、恥ずかしながら城崎を訪れたのは初めて。
春休みということもあるのだろうが、平日にも拘わらず客はなかなか多い。
特に卒業旅行っぽい若い人とか。

今回いろいろな人の話を聞いて、城崎は各旅館や店舗が競い合い潰し合うのではなく、相互扶助を基盤とした共存共栄の温泉街であるということがよく分かった。
うちの宿にだけ客が来ればいい、というスタンスではなく、街全体が活気づくことを祈念し、祈念するだけでなくそれを具体的に様々な形をとって実行に移している。
だから、通り全体が賑わうし、歩いていてもとても楽しい気分になる。
私も含まれる、団塊ジュニア世代が中心となって旅館を支えている姿も印象的だった。
故郷を捨てて街に出ていくのではなく、必ず戻ってきて後を継ぎ、移り変わる時代に応じたPRを皆で知恵を絞って模索している。
篠田節子の「ロズウェルなんか知らない」をまず思い出したぐらいだ。


♪ Cargos Of Doom - Warrior Soul


2009年2月28日(土)

送る会

立ち上げ時から屋台骨として番組を支えてきた先輩ディレクターがシフトチェンジにより他番組へと異動することに相成り、その送別会が昨夜催された。
会社近くのイタリアンレストランで18時に幕を開けた会は、その後カラオケボックス、北新地のバーへと場所を移しながら引き続き、意識半ば混濁した状態で今しがた帰還という長丁場。
主役のSさんはもちろん、私含めて各スタッフの胸にも去来する想いがあり、それなりに感慨深い。
それにしても久々にこんな時間になった。


♪ Home - Joe Satriani


2009年2月 6日(金)

やや遅新年会

昨晩は出演者も交えて番組スタッフらとちょっと遅めの新年会を「六覚燈」にて。
会話も弾み、串も相変わらずの絶品。
特に20本目、最後に出てきた桜海老のおこわという串揚げは特筆ものだった。
何度来ても必ずその都度、初めての品がいくつか供される。
生野菜にはヤーコンも入っていたし、極上の金柑も出てきた。
よい会だった。


♪ Little Martha - The Allman Brothers Band


2009年1月23日(金)

マトウダイ&アカヤガラを食す

仕事で使用した珍しい魚たちを少し持ち帰り、マトウダイという魚は煮付けにしてもらい、そしてアカヤガラというのは刺身にて晩餐に食した。

マトウダイの煮付けアカヤガラの刺身

見てくれは良いとは言えず、またポピュラーではないので通常の流通ルートにはなかなか乗らない魚だが、両方とも実に美味かった。
もう1つ、イトヒキアジという魚もまだ残っているので、また後日いただこう。


♪ Silence Is Golden - Garbage


2009年1月21日(水)

東京で無為な夜更かし

昨夕から1泊で東京出張に出掛けた。
晩、六本木で打ち合わせ後、関係者と西麻布の「玉乃葉ぐーや」というところで会食。
昔で言うところの牛鍋、すき焼きがウリの店のようで、その他の料理も含めて美味かった。
品川のホテルに投宿したのはすでに翌1時近く、早く寝ればよかったのにオバマ大統領就任式のライヴ中継を何気なく観ていたらついつい3時前。
5:30に起きて早朝の飛行機で帰阪したわけだが、後悔したのは言うまでもない。


♪ 4000 Rainy Nights - Stratovarius


2008年12月26日(金)

疲労感が極めてゼロに近い優れ物

働き出してからとんと記憶にない出来事だが、今年は多くの勤め人と同じくなんと今日、26日をもって仕事納め。
担当番組のスケジュールの都合上、14時~17時という棄て鉢な時間帯に忘年会を行い、総勢60名を超える大所帯でうどんすきをつつきながら酒をかっ喰らったりしてきた。
余興、賞品なども盛りだくさんで盛り上がり。

帰途、阪急百貨店のメンズ館にあるBOSEの直営店に足を運んでみる。
これまですこぶる気に入って愛用していた同社のアラウンドイヤーヘッドホンが壊れてしまったのだ。
新たなヘッドフォンを偵察すべく赴いた次第だが、やはりノイズキャンセリングのQuietComfortがよい。
とてもよい。
しかしとても高い。
うーんと唸っていてもいいものはいい、というわけで、大事に労わって使用することを自らに誓いながらアラウンドイヤータイプのQuietComfort 2をドバーンと購入。

QuietComfort 2

壊れんといてや。


♪ Power - Rainbow


2008年12月25日(木)

急襲

世間が浮かれポンチの波に洗われて総白痴化している最中の24日、午後の飛行機に乗って東京へ。
飯田橋でいろいろと片付けた後、例によって、というのが物哀しくもありまた偉大なるマンネリズムでもあるのだが、朋輩・牛頭大王に連絡をとってみたところ、家族水入らずでクリスマスイヴを祝っている自宅に無粋にも闖入させていただくことに相なった。
いや、昨夜に限っては物哀しさはないな。

新宿・伊勢丹で牛頭大王が娘息子へのささやかなる贈り物を調度し、小田急で西へ。
大分山の方だが住所は川崎市の牛頭大王宅は、あたり一帯LEDイルミネーションがバチバチと音もなくギラめいている魔窟のド真ん中にあった。
久々に会う子供たちはやはりグーンと成長を遂げていた、外見も中身も。

ムッチャンレンポコ

急ぎ誂えではあったが物品もそれなりに喜ばれ、私は奥方のヒロポン手製の料理を振る舞われて喜ぶ。
子供たちも鋭意努力協力して作り上げたというアイスクリームケーキとお菓子の家も頂戴して腹膨れた。
拙宅でカメのシロとともに小ぢんまりイヴを過ごしている妻ともテレビ電話中継を結んだり。
いやー、すっかり世話になった。

23時前、子供たちもようやく寝室に入ったところで辞去、都心へと戻り、最終の山手線に間に合って品川のホテルにチェックイン。

今日午前の飛行機で大阪へ戻ったが、もう休みに入った人も多いみたいで、ホテルとともに空港は結構混み合っていた。


♪ Motorvatin' - Hanoi Rocks


2008年12月23日(火)

HM対談と上海餃子

いつものように出社してみたら、なんだか人がとても少ない。
トイレに行って小用を足し自動販売機でコーヒーを買って自席に戻ったところで、ようやく今日は祝日だったのだと思い至った。
家を出るのが出勤ラッシュの後だから全然気付かんかった。

久しぶりに宮崎哲弥氏、そして橋下徹知事とお会いし、話すことができた。
ちなみに妻ともども、子供の携帯電話所持禁止は全面的に支持する派です。

夜、妻と待ち合わせて梅田で少々物探しと買い物。
阪急百貨店で物産展リターンズ的な催しをしており、出店していた「上海餃子」の水餃子を買って帰った。
取材、プライヴェートの両方で訪れたことのある店なので味も確かだ。
まあこの場で試食もしたけど。
餃子以外もいろいろ試食もしたけど。


♪ Self Destruction Blues - Michael Monroe


2008年12月19日(金)

大人の会食2

仕事でお世話になっている某事務所のI常務に先輩2人とともにお誘いいただき、北浜のイタリアンレストラン「トラットリア ラルーチェ」でご馳走になってきた。
キャリアも年齢ももちろん大先輩なので、これまではそうそう気軽にお話させていただいたことはなかったが、酒も入って(私は飲めぬが)思った以上のぶっちゃけ話も聞くことができ、楽しい会食であった。
料理も美味。
私は業務が残っていたので食事後会社に戻ったが、3人はさらに煌めく夜の街へと繰り出していったのであった。

あと5時間後には家を出ねば。


♪ Down Low (Nobody Has To Know) - R. Kelly feat. Ronald and Ernie Isley


2008年12月16日(火)

年末スタイルだなあ

いよいよ年始特番の収録前日となった日曜朝、飛行機で東京へ。
打ち合わせの後、もろもろ最後の仕上げ。
移動しようと赤坂駅のホームで地下鉄を待っていたら、旧知のMディレクターに偶然バッタリ会って双方それなりに驚いた。
今は東京に住んでいるが、もともと大阪で仕事をしていて、その時にお世話になっていた人である。
いや~びっくりですな~なんて言いながら地下鉄に一緒に乗り込んでしばし話し込んでいたが、どうやらMさんは反対行きに乗らなければいけなかった、ということを2駅ほども走ってから気付いたのだった。

一旦ホテルにチェックインして荷物を置き、相変わらず、というのが物哀しくもあり偉大なるマンネリズムでもあるのだが、学生時代の朋友、KamaQ牛頭大王と合流し、3人で晩飯を喰う。
グルリと歌舞伎町を一回りした揚句、結局私が泊まるホテルの真ん前にある「黄金の豚」という店で。
これがかなりの当たり店で、豚しゃぶを始めとした料理もいいし、何より半個室形式になっていて落ち着いて静かに会話ができる。
都心の雑居ビルに入っている店でこれだけゆったりとスペースをとっているなんて珍しいな、と思うぐらい。
話は当然我らがかけがえのない学生時代の想い出や友人についてなどが多くを占めるわけだが、とはいってもそこにそれなりの割合で家族の話や仕事の話や最近の若いもんは的な話などが散りばめられていて、15年前と同様に屈託なく笑い合える一方、もう35歳なんだなあ俺たち、という厳然たる事実も否応なしに再確認された機会。
19:30に入店、それから閉店の0時まで話は尽きぬのであった。

翌月曜、7時に起きて世田谷のスタジオへ向かう。
今回は大阪本社からは私のみが出て、あとは皆東京のスタッフという稀有な混成チームで仕事をさせていただいたが、やはり刺激になったし、多岐に渡り勉強になった。
大阪も東京も番組を作るという点は同じだから仕事の骨組みはもちろん変わらないんだけど、似て非なる部分もまた当然あるわけで、それを体感しておくのは間違いなくプラスになる。
現場では、これまた以前大阪にいたが今は東京で頑張っているTデザイナーやSマネージャーといった旧知のスタッフと顔を合わせ、こういった再会もまた喜ばしい。

ギリギリ、19:20羽田発の便に間に合い、大阪へ戻る。
そして会社で待っていたのは23:00~の会議。
ふぎゃ。


♪ Tourniquet - Marilyn Manson


2008年12月10日(水)

今年で一番運命を呪った昨日

業務で東京に向かうため、伊丹空港のセキュリティゲートを抜けようとした火曜午前のこと、なんとまあ乗る予定だった便が機材トラブルのため欠航とな。
きっちり開始時間が決まっている仕事だし、スタートが遅れればもちろんそれだけ終了時刻も押してしまう。
これは最悪の事態だ。
結果的に、1時間後の便に振り替えで乗せられることになったが、1000円分のお食事券ごときでチャラになるようなダメージではないぞこれは。

飯田橋にある某スタジオでハイカロリーの仕事をこなし、ようやく品川のホテルに投宿したのがなんと翌3:30。
久々のド深夜仕事だ。

何とか朝食ブッフェにもありつき、再び飛行機で帰阪、半ば意識混濁、朦朧としたまま会社での業務に取り組んだ本日であった。


♪ Faithful - Velvet Revolver


2008年12月 9日(火)

「ジャージマン」から

ご招待いただき「ジャージマン」を観てきた。
水野美紀さん、設楽統さん、玉置孝匡さんの3人芝居。
いやあ水野美紀さんの壊れっぷりがよかった。
構成、演出もしっかりしているし、いい舞台だった。

楽屋で設楽さんにご挨拶、客席で1オーディエンスとして盛大に笑っていた日村さんにも会うことができ、来週の特番でもちょうどお世話になるのでいいタイミングだった。
しかしバナナマンの2人は仲良し。
ありがとうございました、Oさん。

今日も早起きして上京してへヴィな仕事、さすがにちょっと頭が痛くなってきたような。


♪ Next 2 You - Buckcherry


2008年12月 6日(土)

追われる者

新幹線の中で寝付けない、どころか仕事「しか」していないここ数日は、目覚まし時計が鳴るよりも早く自然に目が覚めてしまう。
6時間も寝て熟睡できていれば話は別だが、今日なんかは4時間やそこらで起きてしまうのだから、しかも前夜もそれぐらいしか眠っていないのに、どうやら過緊張と呼ばれる状態なのだろう。
しかしこの状況が永遠に続くわけではないので、一社会人として戦うべき重圧と向き合っているこの師走の日々はそれなりに心地よくないわけではない、と感じている自分もいる。
機嫌よく乗り切るしかないね。

東京での会議、細々とした打ち合わせなどを終え、つけ麺喰ってカフェでちょっくらしゃべって帰阪。
陽の沈んだ関西は尋常じゃないほど寒かった。
エキュート品川の「ボビーユーハイム」で買った「ひとくちフロマージュ」が手土産。

今みたいに立て込んでいる時には特にこのように思いがちなのだが、働き出してから学生時代のように物事について深く思索するということを本当にしなくなった。
ポコポコポコと駆け足気味のいいテンポで生きてはいるのだが、事象の表層に思考を滑らせているだけで、本質を掴み出して自分の基準に照らし合わせる、という作業をほとんど忘れかけていることに自覚的ではある。


♪ Fire - Jimi Hendrix


2008年11月29日(土)

出張が多いと確かに本が進む

毎度のように土曜は6時に起きて東京へ。
最近平日、土日拘わらず6時台、7時台に起床しており、連日朝方近くなってから床に就いていた数カ月以前とはまさに別天地。
清く正しいサラリーマンになったようだ。
ちなみに明日も朝から草野球の試合があって早朝に起きる予定。

だいぶ煮詰まってきた会議の後、性懲りもなく「やすべえ」で男4人並んでつけ麺。
疲れたなー。

でも往路は半分ぐらいウトウトできたものの、帰りはやっぱり覚醒しきってしまいずっと読書。


♪ Sometimes - DramaGods


2008年11月22日(土)

今日も非常に長い一日で、書き出すと東京とかDIESELとか「1408号室」とか「Chinese Democracy」とか

6時に身を床から持ち上げて、東京へ。
この1週間、ちょっときつい状態だったのでよっぽど言い訳を捏造して寝直してやろうかと思ったが、そこは普段他人に対してエラそうに説教垂れている我が身を振り返り、ブツブツ言いながらも起きて行くしかないのであった。

今日も3連休初日だから駅には人が多いなあ。
赤坂での会議を終え、品川でカレー喰って大阪へとんぼ返り。

夕方、梅田で妻と落ち合い、阪急百貨店のメンズ館に入っているDIESELで買い物。
来月初旬に訪れる私の誕生日プレゼントのようなものとして、前から漠然と欲しかった白っぽいスニーカーと、店頭で衝動的に選んだちょい厚手のロングスリーヴTシャツを購入。

DIESELで買ったスニーカーDIESELで買ったロングTシャツ

まあええ買いもんやったかな。

一瞬家に戻り、すぐに車に乗って神戸へ出掛けた。
HAT神戸の109シネマズで映画を観る。
映画の前にサーティワンでアイスクリーム入りクレープを食べようと妻と言っていたんだが、まさかのクレープ品切れ!
ガク。

観たのは「1408号室」。
スティーヴン・キング原作のホラーというかスリラー映画とのことだが、最低限の知識しか持たない状態で鑑賞。
多少のネタバレを予感させるかもしれないので、ご覧になる予定の方は注意されたし。

入り方から序盤に至るまでの流れは非常に期待を持たせる、いい雰囲気に満ちていたが、中盤からちょっと怪しくなってきた。
主人公のプライヴェートな過去が絡んでくるんだけど、それが微妙な挿入のされ方で、巧緻な伏線となっているわけでも謎の核心とリンクしているわけでもない。
これならヘタにファミリーの問題なんかを登場させるより、単純なホラーとして作り上げた方がよかったんじゃ?
あるいはミステリーとして成立するようなスリラーに仕上げてほしかった。
ラストまで、全編通してよく分からず、後には何も残っていない。

ユニクロでフリース買ってうどん喰って帰ってきて、届いていたAmazonからのメール便を開封。
ついに、ついに出た。
Guns N' Rosesのニューアルバムが!
「Chinese Democracy」が!

ついに出た「Chinese Democracy」

この名前のアルバムが出るらしい、と初めて聞いたのは、もうすぐ35歳にならんとする私が大学生の頃。
つまり、15年近くも前。
それからも、今年こそ出るらしい、なんて噂が何度も立ち上っては否定されてきた。
ハードロック界では半ばその存在が神格化されている彼らだが、実はスタジオ録音の正規のアルバムは過去にわずか3枚しかリリースしていない。
それにも拘らずここまでその名前が大きくなり、また大勢の人々の期待を幾度も裏切りながら、17年ぶり! にアルバムを出したのにここまで売れてしまうというのは、まさにGuns N' Rosesのみが為し得る神業としか言いようがない。
とにかくオールドファンとしては、たとえオリジナルメンバーがAxlだけになっていようが理屈抜きにうれしい。

未だに胃がもたれているような感じがするのは、帰りの新幹線の中で調子に乗って食べきってしまった「わいも」のせいか?


♪ If The World - Guns N' Roses


2008年11月16日(日)

仕事に雨天中止に臨時休業に開店前に友だち来訪にウェブに肉に、と詰め込まれた日曜日

やっとかなければいけない業務があったので9時に西天満に出向き、一仕事。
そして生憎の雨で11時から予定されていた草野球は中止。
所用あって、仕事終わりで東梅田のJTBに行ってみたら、まさか、ビル点検のため臨時休業!
律儀に駐車場に入れたので駐車料金450円の丸損じゃ。
さらに魚の餌を買おうと新御堂を北上して「グレートアマゾン」に行ったら、シャッターが下りている!
しまった12時開店だった、まだ11時半じゃないか。
こりゃなんてツイてない日なんだ! と憤然として帰宅しようと思ったが、気を取り直してちょっと早目の昼飯をそこらで喰って、「グレートアマゾン」の開店を待つことにした。
何とか冷凍エビと冷凍赤虫を購入して家路に就いたのであった。

夕方、ちづちゃん・ちえちゃん姉妹が来訪、ちえちゃんが目下取り組んでいるウェブサイト制作の相談に乗る。
そして妻と4人で「神楽」に行き晩飯。
七五三帰りの一家や誕生日や結婚記念日を祝う人々などで混み合っていた。
美味い肉とかで腹いっぱい。
いろいろな話も楽しかった。


♪ Old Flames - Bad Moon Rising


2008年11月15日(土)

毎週土曜は東京の日

本日も東京日帰り出張。
ここ数日満足な睡眠を確保できていないからちょっと期待したんだが、それでもやっぱり新幹線の中ではほとんど眠れない。
車中、北京オリンピック後一躍時の人となったメダリストに遭遇した。

会議後、スタッフ4名と一緒に赤坂の中華料理店「涵梅舫」で遅めのランチ。
見てくれは正直大したことないんだが、ここは実は有名店らしい。

今日の東京土産は「QBG ル・パティシエ・タカギ」のメープルエクレア。

メープルエクレア

美味かった。

昨日のことになるが、注文していたiPod nanoが届いた。
第4世代、16GB、裏にはURLの刻印を入れた。
そして同時に購入したパワーサポートのクリスタルジャケットを即装着。

これまで初代nanoを使っていたんだが、丸3年になりバッテリーの寿命が通常の使用に支障を来しかねないほどに衰弱してきたので。
容量が一気に4倍になったからやっぱりそれは利便性が高まるな。

何だか疲れも溜まっているみたいで体調が優れない。


♪ Safe European Home - The Clash


2008年11月11日(火)

文字通り、とんぼ返り

中2日の東京出張。
今日は飛行機で往復した。
赤坂で打ち合わせの後、ワンパターンながら「やすべえ」でつけ麺喰って帰ってきた。
聖家族」も面白くなってきた。


♪ Like Never Before - Steelheart


2008年11月 8日(土)

手土産は「ダロワイヨ」のマカロン

本日も先週に引き続き東京出張。
趣向を変えて新幹線で行ってみた。
乗り換え含め歩く手間は減るので、特に今日のように天候の悪い日は飛行機に比べて体はラクだが、私は乗り物の中でほとんど眠らないタイプだから乗っている時間の長さは単純に応える。
まあ一長一短だね。

会議後、赤坂の「やすべえ」でつけ麺喰った。
都内各地にあるチェーン店らしいが、かなりの人気店のようだ。

帰りも品川から新幹線だったから、ふと目に入った「エキュート」にある「ダロワイヨ」でせっかくなのでマカロンを土産に買った。
確かにここのマカロンは美味いけども、それにしても12個で2625円とは高けーなー!

「ダロワイヨ」のマカロン

晩、妻と食べたけどやっぱり美味かったよ。


♪ Luminous Flesh Giants - Joe Satriani


2008年11月 1日(土)

会議@東京のためソフトボール大会断念

2日前に急遽言い渡された会議に出席するため、7:45 伊丹発のANAで羽田へ。
さすが3連休の初日朝、空港の保安検査ゲートはあまり見たことがないぐらい混雑していた。
それを尻目に眠い目をこすりながら独り業務に向かう寂寥よ。
実は今日は住んでいる地区の町対抗ソフトボール大会なる楽しいイヴェントがあって、結構ノリノリで行こうと思っていたんだがこればっかりは仕方あるまい。
監督さんにも申し訳ない。
代わりに球技が得意でない妻に人身御供として参加してきてもらったが、後で聞いたところ思った以上に動けたそうでよかったよかった。

早めに着いたので会議が行われる赤坂界隈を少しブラついてみたら、一目でアッチ系だと分かる黒いスーツに身を包んだ強面のパンチパーマ大男たちが、いかにもソッチ系の企業ビルの前でたむろしている状況に遭遇。
何やら大きな会合が行われるようで、黒塗りの高級車が続々と到着してそのたびに強面パンチパーマ大男たちが増えていく。
のはいいんだが、赤坂通沿いのオープンカフェでコーヒーをすすっている姿が何ともミスマッチで。

会議を終え、品川駅近くで野菜つけ麺を食べて、16:00のANAで帰ってきた。
2日連続早朝起床でさすがに眠い。


♪ Two Trains - Little Feat


2008年10月15日(水)

夜型には戻らないぞ

昨日は最近では珍しく23時から会議という変則スケジュールだったため、仕事が一段落した夕刻からポッカリ時間が空いた。
ちょうど先輩に誘っていただいて小洒落た鮨店「小町」で晩飯。
魚をたらふく喰ったぞ。
それでもまだ21時、2人で「梅田バッティングドーム」に行く。
そこに後輩社員も合流して3人でしばし遊ぶ。
バッティング、ストラックアウト、卓球ゲーム、フープ9と存分にプレイし、一同若干疲れた。
さらにそこから近所のバーに入り、私は30分ほどで辞去、仕事に戻った。
ここのところ比較的夜が早い生活だったが、気がつけばもうこんな時刻。
このまま夜型に戻ることは避けねば。


♪ Ready Or Not - Lionsheart


2008年10月10日(金)

宴会は金曜に限るのだが…

木曜晩、番組スタッフの入れ替えに伴う歓送迎会が行われた。
焼き肉屋→カラオケで5時間付き合ってきたが、早々に酔い潰れる若手あり、それを見て省みたのか普段はグシャリと壊れるのに踏み止まった先輩あり、平日にも拘わらずかなり盛り上がった宴会であった。
しかし私を含む数名は金曜早朝から生放送に備えるチームだったので、さすがに今頃になると油断したら気絶しそうなほど疲労困憊。

古いデスクトップPCおよびPCデスクを撤去したことにより、リクガメケージを移動、部屋の模様が替わった。

広くなったように感じられる部屋

一見してスッキリ広く感じられるようにモディファイされた。


♪ Lowdown - Iggy Pop


2008年9月 6日(土)

こういった集まりも然るべし

金曜晩、所属部署の上司たちとの食事回が催された。
参加人数は20名弱。
近所の家庭的な居酒屋「山瀬」の2階座敷で一体となって繰り広げられた宴は実に3時間半にも及んだが、そもそもの会合の性格の割には非常に楽しいものであった。
先達の公私に渡る武勇伝に改めて聞き入る。
自宅の最寄り駅が同じ先輩と共に阪急で帰宅。


♪ Thunn - Funkmaster Flex & Big Kap feat. Capone & Noreaga


2008年8月18日(月)

夏休み明けに義母来訪

1週間ぶりに出勤。

退勤後、1泊の予定で昼からこちらに遊びに来ている名古屋在住の義母、妻とともにうちの近所の「タパタパタパス」で晩飯。
初めて見る“本日の米料理 あさりとにんにくの茎の土鍋炊き”をもちろんオーダーしたが、普通のパエリアと全然違ってまた非常に美味かった。
他にも、旬の水ナスとトマトや、イカのスミ煮、仔羊の串焼き、ベーコンと玉ねぎのタルト(タルト!? と一瞬思うが、キッシュ風な感じで決してデザートではない)など、いつも通りの確かな味。
サングリアも口当たりが最高でついつい飲めぬ私も飲もうとしてしまうが、妻に止められる。
そして義母はまあ飲みなさいよと薦めるといういつもの有り様。


♪ Vanz Kant Danz - John Fogerty


2008年8月 2日(土)

歓送迎会2つハシゴ

業務終了後、歓送迎会を2つハシゴ。
まずは現担当番組のスタッフが若干名入れ替わるため、「扇町バール」で催されたそちらの会合へ。
1.5hほど在席した後、今度は前担当番組のスタッフ交代に伴う別の宴会に出るため「山瀬」に。
詳らかに記すことはできないが、どちらも非常に楽しかった。
最終近くのJRで帰宅。
長い1日だった。


♪ Sittin' 'Round - Joe Satriani


2008年7月 4日(金)

仮初めの解放

怒涛の新番組ウィークがひとまず一段落、午前生放送の番組なので金曜16時過ぎという早い時間帯から焼肉店で軽打ち上げ。
それにしても眠い、すでにその時点で感覚的には午後8時って感じ、23時現在の今なんかもう徹夜明けのフィーリングだ。
クロスフェイド気味の前担当仕事もまだ残っているので、とりあえず来週からまた一気合。


♪ Body Architects - Tommy Lee


2008年7月 3日(木)

小説を読む者の1人として

最近本を買う時は店舗に足を運んで…、という機会は本当にめっきりなくなり、もっぱらネットショッピングや会社まで配達してくれる本屋さんを利用するばかりなのだが、それにしたって文芸書は売れていないみたい。
たとえばAmazonのランキングを見ても、トップ100にすらほとんど入っていないじゃないか。
一過性のブームに乗ったっぽい商品や、語弊のある表現かもしれなくて恐縮だが中身が充実しているとは言い難い新書や自己啓発本の多いこと多いこと。
相次ぐ雑誌の廃刊やマンガ雑誌のコラボなどが示すように、出版物全体が危機的な状況にあるらしい現在ではあるが、小説好きの1人としては寂しいものがある。

小説といえば、今週から始まった担当新番組に拘る超過気味業務のおかげでスタッフ一同含め疲労の色濃い連日だから、ということも関係あるのかもしれないが、ありたい存在になれず打ちひしがれがちな時分に、町田康はガツンと堪える。


♪ SPIRITEK - 宮沢和史


2008年6月29日(日)

軽くなんて済むわけないわな

妻と夙川駅近くの「馳走侘助」でランチ。
たまには奢って会席コースの馳走御膳。
いつ来てもここは一品一品すべてが飛び抜けに美味い。
根底を支えるだしがまず素晴らしく美味いし、旬の素材もどれも高質。
野菜、造り、蕎麦、椀などなどいちいち感動的。

それはそうと、メキシコ料理店「カフェ・ラティーノ」がいつの間にかなくなってしまっていた!
これはかなりのショックと痛手だ。
これから私はどこでラムのタコスを食べればいいのだろうか。

立て込んできているので夕方から出勤。
仕事後、新番組を組む面々と軽く飯を喰おうと「味竜」に行ったんだが、帰ってきたらもうこんな時間。


♪ Suck It - Dirty Rig


2008年6月26日(木)

驚きの訃報

仕事関係でご招待を受け、ウェスティンホテル大阪でランチをいただいてきた。
4800円ナリのミニ懐石。
巷間の噂に違わず、ご婦人グループなど多いね、やはり。
いや、しかし美味かった。

数日前、在職中の先輩社員が亡くなった。
享年58、死因は急性心筋梗塞。
一緒に仕事をしたことはなかったが、その人は会社の野球部の代表を務めていたのでそっちの方でいつもお世話になっていた。
彼は鍛え上げられた肉体と人並み外れた体力の持ち主で、トライアスロンの大会にも頻々と出場、草野球の試合でも2日続けて完投してしまうような、まさに鉄人だった。
そんな人が、この年齢で急に逝ってしまわれた。
鍛錬されて肥大した心臓は逆に急死を招くことがあるという話も聞いたことがあるが、それに当てはまるのかどうかは分からない。
R.I.P.


♪ Do You Remember - Sargant Fury


2008年6月14日(土)

機器トラブル

今担当している番組の収録が昨日行われたのだが、たまたまかつてレギュラー番組をご一緒していたタレントさんがゲストとして複数来られ、懐かしくて楽しかった。
またぜひ。

業務終了後、後輩2人と鰻の「天五屋」で晩飯。

最近、Victor製の片面2層DVD-Rを買ったんだが、対応機種であるはずの我が家のパイオニア製レコーダーがどうもそいつを認識してくれない。
メーカーにも連絡を入れて、近日中に修理点検に来てもらおうかという勢いなのだが、その前にまずはレンズクリーナーでも試してみるかい。
困った困った。


♪ Whatever Gets You Thru The Night - John Lennon


2008年6月12日(木)

沖縄とホルモン

某レコード会社を2年ほど前に退職、今は「東風(こち)」というアーティストをマネジメントする会社で働いている旧知のT氏が会社に訪ねてきてくれ、1時間あまりいろいろな話をした。
特に盛り上がったのが沖縄話。
職を辞した後しばらくは石垣島に長逗留していたというほど沖縄が好きなTさんと、沖縄の音楽や喰い物、そして関西にある沖縄料理店などについて熱く語り合ってしまった。
そもそも、この東風というアーティストが名前から分かる通り沖縄にも因んでおり、沖縄居酒屋などを回って演奏も頻々に行っているそうだから。
それにしてもTさんとは断続的とはいえ割と長い間一緒に仕事をしてきたが、これほどまでに沖縄好きとは知らなんだ。
それは向こうも同じことだったと思う。
普段こんな話しないからねえ。

晩、仕事&野球仲間のMと「天五ホルモン」で飯喰って帰ってきた。
この世に存在する最も美味い飲み物であるかのようにビールを次々に飲み干してゆくMとは主に野球の話など。
ここんとこ並行事業が多すぎて脳味噌がきしみ神経はささくれ立ちがちな毎日だが、こういったひと時が何にも代えがたい。

明日は7時出社って!


♪ 手紙 - THE BOOM


2008年5月30日(金)

寒くて高い東京

平均的サラリーマン並みに早起きして飛行機で東京へ。
目黒の焼肉屋さんで昼飯喰ったけど、東京の物価は高いなー、やっぱり。
そして今日はとても寒かった。

打ち合わせを終えて帰阪後、ふと思い立って家に帰る前に西宮北口駅から少し歩いて「Sports Dome かわらぎ」へ行き、バッティングを3ゲームとパーフェクトピッチを5ゲームほどもやってしまった。
平日は空いていていい。


♪ 牡丹燈籠 - 人間椅子


2008年5月17日(土)

なんちゅうハシゴや

昨日はこの4月から新たなレギュラー出演者を加えてリニューアルした担当番組の本番の後、一同で懇親食事会へ。
お店は私オススメのイタリアン「ラ・パッキア」。
昨晩はラヴィオリが特に美味かったな。
なぜかイタリアンで腹が膨れた後に焼肉屋を経て帰宅。


♪ Muzak - Boyz II Men Feat. ATSUSHI


2008年5月10日(土)

物書きになった後輩と会食、「恐竜大陸」、そして仕事

(木)(金)と東京出張。
まずは木曜午後、天王洲のスタジオで某芸人コンビと打ち合わせ。
以前一度仕事をご一緒した時に、またやりたいな、と思ってこのたび声を掛けさせていただいた人たちだ。

その晩は、大学の後輩で現在は職業作家として活躍しているHと表参道の「雅灯」で久々の対面を果たして会食。
文学の世界では最高のカテゴリーに属する1つである大きな賞も獲っている男だが、話してみれば以前から知っている彼と何ら変わりなくって、それは当たり前のことといえばそうなんだろうけど、すぐにリラックスして語り合うことができた。
学生時代の思い出話、お互いの仕事のこと、家庭のこと、プライヴェートな話題、出版物にまつわる話、世の中の出来事について…。
気がつけば1つの店に腰を据えて4時間ほども話し込んでいた。
自らが生業とするフィールドにおいて一線級のポジションを確保して闘いつつ、他者との会話の前提となる高い知力を備え、そして物事を脳内で処理する演算能力が優れている人と様々な議題について語り合うというのは言葉では表現できないほどいい刺激になるし、またたとえ全部ではなくとも価値観や感覚を共有できるというのは一勤め人に過ぎないこの身にとって非常に僥倖ともいえる。
またぜひ。

ホテルに宿泊して起きて金曜日は仕事は夕方からしかないので、朝から幕張メッセまで出張って開催中の「恐竜大陸」を観に行ってきた。
そのイヴェント名の通り、今回はアジア、中でも主に中国とモンゴルから出土した恐竜たちをフィーチュアした催しだったみたいだが、それを事前にあまり意識することなく行ってしまったので、あれ、とちょっと拍子抜けしたことは否めない。
一昨年行った「世界の巨大恐竜博」には相当感銘を受けた記憶があるが、今回は規模もあれよりは小さかったと思うし、インパクトも大きくなかったような気がする。
サウロロフスの実物やタルボサウルスの実物、羽毛恐竜たちの模型なんかはよかった。
でもディロングはおらんかったな。

サウロロフスの1種の実物標本

会場内のフードコートの食事は最低品質だった。

夜に限りなく近い夕刻、赤坂で某狂言師と打ち合わせ。
非常に真面目で好感度の高い方だ。

21:00羽田発のANAで帰ってきたが、関空着便なので自宅までの帰途がこれまたしんどかった。


♪ The Groover - T.Rex


2008年4月28日(月)

「室内の人々」など

昨日は早い時間に水槽の掃除と水換え。
作業中、ヘルマンリクガメのシロを例によってヴェランダと室内で歩かせたが、2時間以上もウロウロ運動していた。
よく食べてよく歩いて、いいことだ。

夕方から妻と出掛け、ワッハ上方ホールにザ・プラン9の公演「室内の人々」を観に行った。
計2本、正味2時間半ほどの芝居だったが、特に1本目の「お誕生日壊」は小粋なミステリー小品のようで楽しめた。
ゴエ氏のぽっちゃりボディに乾杯。

劇場でたまたま会社の後輩 & デスク女子に遭い、公演後4人で黒門市場の串揚げの名店「六覚燈」で食事。
どれもこれも素晴らしく美味い。
ヘルシー気分も満載だし、パンもデザートも美味いしサーヴィスも相変わらずの高質。

その後、残念なことに私は会社に向かって一仕事、帰ってきたらもうこんな時間だ、ちょっと立て込んでいるぞ。


♪ Fall To Pieces - Velvet Revolver


2008年4月22日(火)

溜め息を吐いても一人

今日はまたもや東京日帰り出張、渋谷で打ち合わせをし、すぐに帰阪して会社で少し仕事して自宅に帰ってきたが、独り。
妻は昨日から自分の母親と一緒に山桜を見に吉野へ1泊旅行に、そして今日はその足で名古屋に1泊帰省をしており、私はしばしの独居中なのだ。
家族のいない家は本当に寒いな、文字通り。


♪ Do This Animore - Nickelback


2008年4月20日(日)

大惨事→大贅沢

朝起きて水槽を覗いてみたら悪夢の大惨事。
35cm水槽のヒーターが壊れて暴走しており、水温計はなんと40℃近くを指している!
お風呂じゃないか!
この水槽にはタナゴとシマドジョウが2尾ずつ、そしてミナミヌマエビが10尾ほどいたが、すでにタナゴ1尾と、1尾を除くヤマトヌマエビすべてが絶命、シマドジョウも1尾は瀕死に見受けられた。
驚いて急ぎ別の水槽に移したが、夜改めて見てみると、衰弱していたシマドジョウは力尽きていた。
残ったのはタナゴ1尾とシマドジョウ1尾。
こりゃ参った…。
R.I.P.

昼会社で会議等をこなした後、晩は妻とともに夙川のイタリアンレストラン「アルテシンポジオ」へ。
仲良くさせていただいている荻堂シェフの奥様が先日同店の2Fに「エノレア・ドゥエ・アルテ」をオープンしたのだが、それを記念してのイヴェントやら食事会やらが催されたのだ、昨日。
新店はオリーヴオイルをコンセプトの芯に据えたリストランテで、昼はそのオリーヴオイルについてのセミナーや料理デモなど、そして晩は「オリーヴオイルの宴」と称して、階下の「アルテシンポジオ」で美食会という運び。
その美食会から2人で参加させていただいた。

すべての料理に異なる種類のオリーブオイルが使われ、そしてそれぞれの料理に適したイタリアンワインが都合6種振る舞われるという、贅沢で非日常的な晩餐。
イタリアからソムリエ協会の紳士2人も参加しており、随所で興味深い説明がなされ、一同感嘆しきり。
メニューを持ち帰ったので、各品名を書き記してみる。
“百合根とマンドラノーヴァのズッパ”、“色々な野菜のピンツォモニオ バッリオセッジョフィオリート、テッラリーヴァ、テヌータロケッタで”、“レ・モンテイブレイで和えたとんぶりを添えた車えびのガンベロ・クルード ルーコラのソースをアクセントに”、“カルチョッフィの器につめたウサギとグリーンオリーヴ ラッフィオナートをベースにしたベアルネーゼをのせて”、“リブランディを練りこんだ冷製タリオリーニ 色々な貝とほうれん草のソースで”、“ビーツとリコッタのクレーマのオレッキエッティ カルミネで”、“淡路岩屋産活けコブ鯛のインパデッラ オリーヴ、ドライトマトと春野菜のアスコラーナのソース”、“ロンバルディア産マイアリーノのミルト風味のロースト サンジュリアーノとあわせて”、“コロンナ・グランヴェルデのケーキと桃とコロンナ・アランチャのジェラート”。
ああ疲れた、訳分からんでしょう。

車えびのガンベロ・クルード冷製タリオリーニマイアリーノ(仔豚)のロースト

もちろんどれもこれもが表す言葉が見つからないほどに美味い、素晴らしい。
説明要らず。

各テーブルに分かれていない、参加者一同会食スタイルなので、初対面の人たちとも食事を通じて会話が弾み、今度ここらでまた美味いもんでも一緒に食べましょうと、連絡先を交換するまでに至ったりもした。
すこぶる優雅で有意義、そして贅沢なひと時、夕食であった。

宴の様子

また来ますぜ!


♪ Suzie-Q, Pt. 2 - Creedence Clearwater Revival


2008年4月18日(金)

これを霊障と呼ぶのか?

12:00発予定のANAで東京日帰り出張に行ったが、今日は天候が悪かったせいもあるのだろう、使用機体の到着が遅れたという理由で私の乗った便の出発も遅れ、結局着いたのは定刻を30分過ぎてから。
余裕を持って動いていたから仕事には間に合ったが、前回に引き続き、飛行機にはどうも悩まされっぱなし。

昨日夕方あたりから急激に体調が悪化、したような気がする。
何がどう、という具体的な症状はないのだが、異様な倦怠感に包まれ、時間的にはしっかり寝たはずなのに朝から体も頭も重い。
実は原因のようなものについては、心当たりがまったくないわけではない。
会社にあるとある小部屋で独り仕事をすることが結構あるのだが、昨日の夕方、そこで作業をしている最中に急に尋常ならざる気だるさに襲われ、そのままの状態。
そして昨日に限らず、その小部屋で仕事をしている時にしばしば原因不明の体調不良に陥ることがあるのだ、実を言うと。
いつも何でか分からず不思議な思いに囚われている。
何者かが棲んでいるのだろうか?

でも帰阪後、妻とともに苦楽園口の「神楽」に急行して美味い鉄板焼きを喰ってきた。
隣にはインドネシア人の姉妹がお客として座っており、以前インドネシアに旅行に行った話などをしてみたらなかなか盛り上がった。
マレー語もあいさつ程度ならまだ何とか憶えていてよかった。


♪ 辻斬り小唄無宿編 - 人間椅子


2008年4月 7日(月)

「DREAM BOYS」観劇

亀梨和也、田中聖、鳳蘭他が出演する舞台「DREAM BOYS」を梅田芸術劇場に観に行った。
空飛びまくり、決して大きくないステージを存分に使った演出は充分派手だったけど、同行していた先輩曰く、堂本光一の「Endless SHOCK」には遠く及ばないらしい。
30分の休憩を除いても正味2時間30分オーヴァー、そのヴォリュームに驚いたぞ!

観劇後、同行していた上司とともにかっぱ横丁の「しゃぶ亭」で晩飯を喰って帰ってきた。
明日は健康診断、もう水しか飲めぬし朝飯も喰えぬ。


♪ I Can't Live Without Lydia - Ten Years After


2008年4月 3日(木)

獣肉を喰らいながら

(火)(水)と東京出張。

1日、9:00伊丹空港発のANAで向かうべく機内で離陸を待っていたら、「機体の電気系統に不具合が何やらかんやら」といったアナウンスがなされ、すでにスタンバイしていた滑走路から駐機場へ帰って再整備。
先輩や他事務所の方々と11:30に祐天寺で待ち合わせていたのだが、この分では確実に間に合わぬ。
結局離陸はきっかり1時間遅れ、11時過ぎに到着した羽田空港からタクシーに飛び乗って向かった。
ギリギリ打ち合わせそのものには間に合ったが、まあ肝を冷やした。

その祐天寺から六本木、代々木と回って3件の打ち合わせを終えた後、関東に移住した朋友・牛頭大王と奥方のヒロポン、そして同じく関東在住の盟友・カマQと邂逅を果たして晩飯を喰う。
私がかねてより行きたいと機を窺っていた道玄坂の上にある「獣27」という店で。

「獣27」外観

ここは獣という名にふさわしく、いろいろとユニークな獣肉を供する店で、この日もトド、カンガルー、ワニ、ウサギ、シカ、ラクダ、ダチョウといった肉を食した。
ラクダは初めて食べた。
トドの刺身、シカのたたき、それから焼いたラクダやカンガルーは予想以上に美味かったが、まあ美味いだろうと当たりをつけていたダチョウやウサギは反対にちょっと硬かった。
下処理がよくなかったのか。

子供を実家に預けて解放されている牛頭大王夫妻、そして愛娘が誕生したばかりのカマQとの話ははずみ、2軒目に小さなバーにも寄ってしばし語らい、日付が替わる頃に散会。
とりあえずヒロポンは車を運転してはいけないということだけははっきりした。
せっかく免許を取ったばかりだというが、これはもう致し方ない、お気の毒様。

ここ数日あまり寝ていないし疲労もしているはずだが、やはりホテルではぐっすり眠れず、加湿器の作動音にも何度も目を覚ます始末。

2日は14時過ぎに月島で打ち合わせだがそれまではフリー。
水族館にでも行こうかと思ったが、それにはちょっと時間が足りず中途半端なので、なぜか新木場まで行って夢の島を訪れてみることにした。
まあ何もなかった。
第五福竜丸は見たが、熱帯植物館には立ち入らなかった。

第五福竜丸

打ち合わせ前、月島でもんじゃ焼き初喰い。
なるほど、こういうもんなのか。

18:00のANAで帰阪、会社に戻って少し仕事して帰ってきた。

こりゃもう花粉症なんて生易しい呼称じゃダメだ、花粉病、あるいは花粉中毒だ。
そういえば東京の桜はもう場所によっては葉桜っぽくなっていたね!


♪ Like A Tear - The World Of Oz


2008年3月28日(金)

MLB開幕シリーズ観戦などプチ旅行記

25日(火)午前、「ひごペットフレンドリー 伊丹店」にヘルマンリクガメのシロを移送して預け、妻とともに新大阪駅から新幹線に乗って東へ。
この日は関東の友人と食事やら何やらをするという妻は新横浜で下車、私は品川まで行って宿泊ホテルにチェックインして荷物を置いてから、いざ東京ドームへ!
MLB開幕シリーズ、アスレティックス vs レッドソックスを2戦連続で観戦するのだ!
開場時間の16時に現場に到着、一回りパトロールしてから内部に侵入。

やってきました東京ドーム

公式プログラムと記念ボール、そして腹ごしらえの弁当などを買って席へ。
この日はS席、それもほぼバックネットの真後ろでメチャメチャ観やすいじゃないか!
まずは弁当を喰いながらゆっくりとバッティング練習を見学。
おお、やっぱり主力は長時間ケージを占領してたっぷり打てるんだな!

この日の開幕戦のレッドソックスの先発投手はご存知松坂大輔。

開幕戦の先発投手は松坂

しかしこれまた既報の通り、いきなり2番のマーク・エリスにスコーンとカッ飛ばされるし、序盤のコントロールが最悪で、ズルズルと大量失点するんじゃないか、と気が気じゃなかった。
よく2失点で済んだもんだ。
3回以降、立ち直りを見せていたがやはり球数が多過ぎたようで、あまりに早い5回終了時降板。
6回表にレッドソックスが逆転したが、カイル・スナイダーが見事に打たれて松坂の勝ちが消えた。

終盤は、岡島秀樹も登板するし、延長に入ってマニー・ラミレスが決勝打、最後はジョナサン・パペルボンまで観られて、展開としては文句なし。

岡島も投げた 勝利投手

しかし試合終了はすでに23時近く、さすがにヘトヘトになってホテルに戻った。
ホテルには昼間別行動していた妻もすでに着いており、とりあえず合流。

翌26日(水)も早めに起き、「アンナミラーズ」(初入店)で朝兼昼飯を喰った後、「エプソン品川アクアスタジアム」へ。
ここは以前にも書いたがイルカプールがとにかくすごい。
その前にアシカショーと海中トンネルの餌やりを観る。

ノコギリエイはノーズでまずは獲物を弱らせる

そして14:00の回のイルカショーを見学。
春休みなので平日といえど結構人は多い。

ここのイルカショーはハイレヴェル

アクアスタジアムを出てから、隣にある映画館で「ライラの冒険 黄金の羅針盤」を観た。
複雑な舞台設定や展開にまつわる説明をあまりに簡素にしているのでちょっと前半はついていくのがしんどかったけど、ストーリーとしてはまあまあ面白かったような。

この日はゆっくり、東京ドームに着いたのは18時過ぎ。
弁当を買い込んで席へ。
第2戦の席は3塁側のA指定席。
充分観やすい。
始球式は石川遼くん。
前日の森善朗氏とは大違いの拍手…。

第2戦の始球式を務めるのは石川遼

アスレティックス先発のリッチ・ハーデンの出来がすばらしくよかった。
三振、三振、凡打、三振。
150km台中盤のストレートを連発し、レッドソックスのジョン・レスターも立ち上がりは悪くなかったとは思うが、ちょっと比にならず。

リッチ・ハーデン vs マニー・ラミレス

6回、ラミレスがソロホームランを放って一矢報いたが、出遭い頭か?
でもこの回いっぱいで降りるとは、早かったなハーデン。
この時期だし大事をとったのかな。
また、あのキース・フォークが2戦連続で投げたのを観られたのも貴重な経験だったなあ。

明けて27日(木)、寝ている妻を横目に1人5:50に起床してホテルを発ち、7:30のJALで帰阪して仕事へ向かったのだった。
ああ眠い、疲れた。
だいぶ仕事にもしわ寄せが来たな、この2日間で…(恐)。


♪ Bijou Dreams - The Lost


2008年3月23日(日)

負けた!

11時から草野球の試合、公式戦。
惜しくも4-5で負けてしまった!
今年初黒星。
本当に惜しかった…。
試合後、会社に行って仕事のため欠席した主将に報告。
それから溜まっている仕事を片付けようと思ったが、あまり捗らなかった。
読書量ばかりが増える。
超絶傑作「黒い家」を読んで以来大好きな貴志祐介氏の新作「新世界より 上」「新世界より 下」は、椎名誠を髣髴とさせる世界観の中に、氏ならではのストーリー展開が繰り広げられていて、決して巧緻なミステリー、というわけではないが、長さを感じさせられることなく一気に読めた。
読みやすかったと言えば久保寺健彦氏の「みなさん、さようなら」は、サラサラとページを繰れるんだけどそれでいてグワグワと染み入ってくる、そんな話だった。


♪ The One - Shakira


第1戦も行くぞ!

いよいよ間近に迫ったアスレティックス vs レッドソックス@東京ドームだが、先日私がチケット購入に成功した第2戦は当初松坂大輔先発予定試合だった。
しかしその後ジョシュ・ベケットの故障なんかもあって、松坂は開幕戦、第1戦に回ることになったのは報道の通り。
うーむと思っていたところへ、“記者席開放、チケット追加発売”の知らせが!
この機を逃してなるものかと、休暇が取れるか否かを吟味する前にすかさず発売開始時刻とともにe+で購入にチャレンジ、その結果見事第1戦のチケットを確保することに大成功した!
これは嬉しい。
しかも1塁側S席。
あとは休みを取るために日月と働きまくるのみだな。

4月放送分より出戻って再担当することになった番組のリニューアル後初本番の後、過日ご一緒したバナナマンのライヴを観にHEP HALLへ。
大阪で演るのは珍しいのでちょっと頭の方は欠けてしまったが駆けつけた。
終演後、グッズ売り場に立ってファン一人一人と握手をするお二人の真摯な姿勢に敬礼。

同行していたプロデューサー氏と梅田のお好み焼き店「ざんまい屋」で晩飯。
ゆっくり話すこともできたし、なかなか美味かった。


♪ Femme Fatale - The Velvet Underground


2008年3月20日(木)

一区切り

担当している一見怪しい深夜番組の最終収録が無事行われ、出演者・スタッフ交えて打ち上げてきた。
企画段階から各回の放送に至るまで、私的にはかなりわがままを通させていただいた番組なので思い入れは大きく、また他のスタッフや出演者の方々も惜しんでくれ、まったりしながらも前向きで楽しげな打ち上げであった。
本当にたくさん勉強させていただいたし、また貴重な人脈も得ることができた。
ぜひとも近々に単発の特番を、そしてシーズン2を、と皆で誓い合って別れた。


♪ Tourniquet - Marilyn Manson


2008年3月15日(土)

言葉に関する些細な疑問

昨日会議3連チャン計8時間をこなした翌日の今日も休日出勤で3時間の会議。
パンクだ。
改編期の苦痛。

少し前から放映している、安田成美が出演するシエンタという車のCMで流れている歌の中で、「ダックスフンド」と言い切っているのが気になる昨今。
正しくはダックスフントであるはずなのだが、放送に至るまで誰も指摘しなかったのだろうか。
×アヴォガド→○アヴォカドみたいなもんですか。


♪ Can't Stop Me Lovin' You - Steelheart


辛抱

昨日は担当している番組3つの会議がそれぞれ1つずつ、計3つで総計時間は8時間超!
体力はまったく使っていないが脳がグッタリ、花粉症も酷くて歯も痛い。


♪ Psalm 23 - Ministry


2008年3月13日(木)

都市伝説を侮るなかれ

妻の友人 Tちゃん(横浜在住)が関西方面に日帰り出張で来ており、急遽我が家にて晩飯を食べるというので仕事終わりで速攻帰って間に合った。
彼女にはもう今度5年生になる息子さんがいて、その子がとても生き物好きとのこと。
今度一緒にうちに連れてくるがよかろう!

今担当しているオカルト番組の今度のテーマは“都市伝説”なんだが、編集準備作業などをしていると必要性が生じてくる調べものの量というのが結構半端じゃなくて、大変勉強になる。
フランスの民俗学者が書いた本だとか、記紀に登場する神のことだとか、過去に実際に起きた大量殺人事件の系譜だとか。
出演者たちがとても一筋縄ではいかないディープな人たちばかりなので、そこで繰り広げられるトークは聴き逃すことができない。
面白い。


♪ Emitremmus - Red Hot Chili Peppers


2008年3月 8日(土)

人間椅子を観てきたよ

朝から水槽の掃除と水換えして、夕方から会社で会議にひとつ参加して(早退して)満を持して心斎橋のOSAKA MUSEに向かい人間椅子のLIVEに参戦!

人間椅子“春と修羅”ツアー

彼らがデビューした直後からだからその歴はかれこれ20年にも届こうというファンである私だが、実はライヴを観るのは2度目。
あれは「踊る一寸法師」の時のツアーを京都の確か磔磔に観に行ったきりだから、もう12~13年ぶりにもなるのか!
それ以降ももちろん何度も関西でライヴは行っていたが、仕事で行けなかったり知らぬ間に終わっていたりで機会に恵まれなかった。

髪も短く、丸眼鏡を掛けて現われた和嶋慎治氏は着流しの上に羽織を羽織って、まるで大正~昭和をまたいで生きた小説家といった風貌。
鈴木研一氏はスキンヘッドと顔を白塗りメイク、衣装として袈裟を身に纏っており、織田無道氏とはまた違った方向の悪い坊主といった雰囲気満点だ。
そしてさらに大きくなって(太って)いた。
さすがメタボリックエンジェル。

新譜「真夏の夜の夢」の収録曲は大体演っていたんじゃないだろうか?
特に序盤は新曲押し。
音圧が強烈でスリーピースとは思えない力だ。
今回のアルバムはここ数年の中では出色の出来だと私は感じているが、でも主に終盤、やっぱり昔の曲を演った時の方が何か盛り上がっていたような気がする。
私個人としてもそうだし。
「夜叉ヶ池」や本編最後を飾った「青森ロック大臣」、アンコール1回目の「人面瘡」、2回目の「針の山」とか。

ライヴなので我を忘れて歌い踊りノリまくるのももちろん正解だが、彼らの場合はその超絶的な演奏テクニックに観入る、という楽しみ方も選択できる。
これを弾きながら歌うか、と楽器やバンド活動をかじった者にとっては衝撃的なプレイが間近で観られるのだから。
ベースは単にルートを刻むだけじゃなくて動きまくってメロディーを作っているし、ギターも歌メロや声のリズムとはまったく切り離されてヘヴィなリフや正確なソロを奏でる。
真面目な人柄がステージ上でもにじみ出るSG魔人・和嶋氏はその手元を見ているとほうとため息が出るし、怪奇入道・鈴木氏のパフォーマンスはやはり圧倒的に絵になる、魅了される。
MCを含めたステージングも、10数年前に観た時よりも明らかに熟達していたと思う。
嗚呼、こんな人たちが音楽一本で食べていけないとは…!

2度目のアンコールが終わり、客電も点いてアナウンスも流れ始めたが再び巻き起こるアンコール。
「これが本当のアンコールだ!」と言って出てきた彼らは最後に「ダイナマイト」を疾風のように演奏して去っていった。
この年齢になるとどうも感動しやすくなって困る。
素晴らしいライヴだった。

帰り、「浪花そば」で「ひめ丼定食」(日替わりのあなご天丼と山菜そばのセット)を喰ったら腹いっぱい。

22:30頃家に到着すると、夕方から妻にピラティスを習いに来てくれていた草野球チームマネージャーのNちゃんとKちゃんがまだいてちょっとびっくり!
しゃべり倒していたら時間を忘れて帰るのも忘れていたらしい。
駅まで送った。
明日は公式戦だ!


♪ 空飛ぶ円盤 - 人間椅子


2008年2月26日(火)

タフな1日

実質4時間ほどの睡眠で真っ暗なうちにパチリと起き出して支度、伊丹発8:00のANAに乗って羽田へ。
そこから千葉の船橋市内に移動して作家のY氏と打ち合わせ。
その知識と慧眼ぶりは今回の番組にとってありがたいだけでなく私的興味ヴェクトルも極めて近しいので話をしていて楽しい。
打ち合わせ後、Y氏と下総中山駅近くで昼飯をご一緒してから今度は北、茨城の牛久市内へ向かう。
もう10年以上も前になるだろうか、1度牛久大仏などの取材に来たことがある街だ。
午後からはこの地で、私が小学生の頃よりご活躍されているヴェテラン作家のA氏と打ち合わせ。
当時の話などしたら喜んでいただけた。
A氏自ら最寄り駅まで車で送迎していただきこれは恐縮。
牛久から1時間半ほど掛けて羽田空港へ移動、18:00のANAで伊丹へ戻り、空港で晩飯喰って帰宅。
移動の間に「ホルモー六景」の後半1/3と「黄昏の百合の骨」の前半2/3を読めてしまうほど、さすがに精根尽き果てた。


♪ Monkey Wrench - Foo Fighters


2008年2月25日(月)

辛いごはん

打ち合わせで谷町4丁目付近に出向いたので、遅めの昼飯をその界隈の「陳麻家」という店で喰った。
「陳麻飯」というメタクソに辛い麻婆豆腐が載ったごはんを食べたが、生玉子や白ネギやザーサイやレモン汁や酢といったありとあらゆるマイルド方向中和トッピングをしたにもかかわらず、あまりに激烈で未だにお腹の具合が思わしくない。
そういえばこの店、以前さいたまスーパーアリーナに行った時に入った店と同じチェーン店だ、思い出した。

明日は5:30起きで空港に向かわねば!


♪ EIEN - GANGA ZUMBA Feat. RYO the SKYWALKER


2008年2月24日(日)

「リア王」観劇など

朝、注文していたコンタクトレンズが入荷したという電話が入ったので取りに行き、昼は会社近くの公園で仕事仲間かつ草野球仲間のSくんとキャッチボールをして今週は100球弱ほど投げ、夕方会議を一つこなし、夜は妻と「リア王」をシアター・ドラマシティにて観劇した。
蜷川幸雄演出、出演は平幹二朗、内山理名、とよた真帆、池内博之、山崎一、瑳川哲朗、吉田鋼太郎、その他蜷川作品に欠かせない俳優たち。
繰り返される詩的表現に満ちた長台詞のやりとりがシェイクスピアの大きな魅力の一つであろうことは分かるが、それにしても長かった。
数あるシェイクスピア×蜷川劇の中でも一番長いんじゃないか?
特に他作品と違い、狂気に侵された者によるナンセンスな台詞が多かったから、ちょっと冗長に過ぎるように感じられた。
実際の上演時間も、18:30開演で終わった時刻が22:20、途中休憩を20分挟んでいたとはいえ正味3時間半。
すげえ。

休憩を挟むまでの第1幕、2幕はややもすれば退屈になりがちだったが、後半から最終第5幕に掛けての加速感、クライマックスの盛り上げ方はさすがだった。
原罪とも言うべき、業の輪廻と、その末に待ち受ける救いようのない破滅。
これこそが、悲劇だ。
冒頭のシーン、いきなり王の間のバックに大きな松の木が描かれており、その両脇に白梅と紅梅の木が配されていたのには、おお、と思ったが、SEや殺陣も含めて随所に和テイストが散りばめられているのもおなじみの蜷川ワールド。

それにしても平さん75歳に瑳川さん71歳、大げさじゃなく命を削りながらの熱演のような気がして、俳優の底力を改めて見た。


♪ Jump For Joy - Warrior Soul


2008年2月21日(木)

凝縮された2日間

火曜から東京出張、目黒で20時から打ち合わせだったので17:00のANAで。
それにしても19時前後の首都圏鉄道混雑具合ったら、もう度し難い。
こりゃ通勤で受けるストレスは関西の比じゃなかろうな、毎度のことながら。

打ち合わせの相手は某中堅芸人コンビの2人だったが、お疲れのところにも拘らず親切にお話していただき、とてもカンジがよかった。

打ち合わせ後、同行のS先輩に食事に連れて行ってもらったのは、六本木にある「石頭楼」という看板も何もない隠れた名店。
最近同名のお店がうちの近所にもできたのでちょっと気にはなっていたんだが、韓国石鍋、相当美味かった。
雰囲気もいいし、腹いっぱいじゃ。

それからもう1軒、麻布にある「THESE」というカフェバーへ。
図書館風の隠れ家をイメージした非常に落ち着ける空間だった。
さすが東京勤務2年、いい店をご存知。

24:30頃、ホテルにチェックイン、風呂入ってすぐに寝ようと思ったけど、疲れているのになかなか寝付けない。
ホテルの常として空気はとてつもなく乾燥しているし、そのせいか?
こういう時に限って例の心霊ヴィデオを思い出したりなんかするからまた始末が悪い。
結局ウトウトしただけで起床時刻の7:30になってしまったような気がする。

翌水曜、10:00のANAで伊丹へ戻る。
それにして8時台の首都圏鉄道混雑具合ったら、もう度し難い。
こりゃ東京でサラリーマンをするのは俺には無理だな。

正午前、会社に入り担当番組の本番収録に臨む。
反省点はもちろんいくつもあるが、昨日の収録も概ね満足できるものだった。
私個人の興味とも非常に近い内容の番組なので、レギュラー出演者や毎回お呼びしているコメンテーターの方たちと本番前後に打ち合わせや雑談をしているのがとてつもなく楽しく、また有意義なのである。
無論番組自体の中で語られている言葉も金言。
この人脈を今後も大事にしたいと切に思う。

仕事の合間に草野球関連の連絡などをこなし、そして本番収録後はMCを務める某ピン芸人さんと食事をしてサシでいろいろな話をさせていただき、20時から会議を片付け、深夜モスバーガーで甘いココア飲んで帰宅。
今年一、慌ただしい2日間だった。
あ、月曜から昨日までうちに義母が遊びに来ていて、1日は顔を合わせることが出来たがほとんどすれ違いに終わった。
妻と買い物やピラティスや何やかや楽しく過ごしていたようで。
またゆっくり。


♪ Already Gone - Eagles


2008年2月19日(火)

2008 NBA ALL-STAR GAME

先ほど、録画していたNBAオールスターゲームを観た。
まずは土曜日に行われたスリーポイントシュートアウトとスラムダンクについて、シュートアウトを連覇したジェイソン・カポーノはとにかくすさまじかった。
鬼神。
全盛期のラリー・バードを凌ぐものがあったぞ、今回は。
スラムダンクは優勝したドワイト・ハワードがバックボード裏から腕を伸ばしてブチ込んだやつもすごかったが、昨年の覇者 ジェラルド・グリーンの“リムの上のキャンドル吹き消しダンク”もまったく負けていなかった。
それらも含めて、今年はアイディアがどれも面白かったように思う。

日曜の方だが、ジャズの街 ニューオリンズなだけあってか、セレモニーもアダルトなカンジで催行され、いつもよりちょっと地味な印象。
ゲームもそれにつられてか何だか地味な雰囲気で序盤は進んでいったが、第2クォーターのイースト、レブロン・ジェイムズとドワイト・ハワードのアリウープ連発合戦で大盛り上がり。
これぞまさにオールスターゲーム。
ハワードはスラムダンク優勝で示したように、7フッター近い体格ながら高く跳び速く走る。
高卒なのでプロ入りした当初こそ線の細い印象だったが、今やムキムキのパワープレイヤーに成長しており、マッチアップしたウェストのヤオ・ミンはすべての面においてまったくついていけていなかった。
ケヴィン・ガーネットが近未来型フォワードなら、こいつもまた異次元へと進化を遂げたニュータイプのセンターだ。
大概のPFよりも速いぞ。
速いといえば今年33歳を迎えるアレン・アイヴァーソンもまだまだ衰えず、これまでと何ら変わらぬクイックネスでスティールを連発しているのにも恐れ入った。
関係ないがレブロンはいつの間にこんなにタトゥーだらけになったんだ?
そしてラシード・ウォレスはいつから左でもアウトサイドシュートを放つように?

前半はウェストがターンオーヴァーや凡ミスを連発し、イーストが大量リードで折り返し。
後半に入るとオールスターならではのお祭りムードは一変し、真剣勝負モード。
近年のオールスターゲームは割と真剣に勝敗を争う傾向があるが、それにしてもマジモードに入るのが早かった。
そして試合はウェストがあれよあれよといううちに追い上げ、白熱したシーソーゲームに。
ここ数年怪我の影響でちょっと元気がなかったアマレ・スタウダマイアが、タイプの似ているドワイト・ハワードに負けじと見せ場を作り、また地元 ニューオリンズのクリス・ポールも大活躍。
イーストの方は、レイ・アレンが第4クォーター、往年のレジー・ミラーを髣髴とさせるようなスリーポイント連続成功でアリーナを沸かせる。
オールスターゲームにあるまじきファウルゲームにまでなった今年の試合はイーストの勝利で終わり、MVPには2度目のレブロンが選ばれた。
それにしてもゲーム終盤、あのウェストのオフェンスファウルは流してほしかったねー、オフィシャル!
それまでもシーズン中のゲームだったら確実に笛吹いてるような場面でも再三あえて流してたんだから、あそこも雰囲気考えたら止めるべきじゃなかったと思うんだけど…。
しかし最後までもつれる、いいオールスターゲームだった。

今日は私の担当する番組の放送があったが、恐ろしい心霊ヴィデオが出てくる回で、家人はもう寝静まっていて一人だったのでオンエアは観なかった。
「アニマルプラネット」と「ナショナルジオグラフィックチャンネル」点けてた。
自分の作った番組だけど。

うーん、こんな時間なのにヘルマンリクガメのシロが起きてきたので葉っぱ喰わせなきゃ…。


♪ Fool Yourself - Little Feat


2008年2月 6日(水)

霊能者と朝まで語らう、など

何からどう書こうというほどに濃密だったここ数日間。

「詳しくは今日の朝刊の折込チラシで!」とか言って西田敏行出演のCMを流していた「日本大地図」なる本がメチャメチャ欲しくなったけど、いや、高い。

早くも花粉症の症状が出始めた。
目がかゆくなり痛くなり、くしゃみを連発して鼻水が垂れ下がる。
花粉症の時の鼻水は、風邪の時と違って粘性が極めて低いので、まるで水のようにサラーッと音もなく一気に唇あたりまで滴り落ちてくる。
電車の中なんか、特に要注意だ。

目がかゆいと言えば、先日、“心霊”をテーマとして扱い、いわゆる幽霊らしきものの声が入った音源を流したり幽霊らしきものが映り込んだ映像を流したりする番組収録を行ったのだが、それに携わる者の幾人かが皆揃って左目を傷める、という出来事があった。
編集プロダクションのとある女性は原因不明の腫れ物が左目にできて眼帯姿になり、ADの女性も左目だけが原因不明の充血で白目真っ赤っ赤。
かく言う私も妙に左目だけコンタクトレンズが合わず痛くてたまらなかったこの1週間ほど。
ちょっと待てよ。
映像に映っていた幽霊も左目だけをギョロリと覗かせているじゃないか。
偶然偶然。

その番組収録の折、もう一つ、“霊能”というものをテーマにした回も収録し、それ終わりでスタッフ一同および霊能者を交えた出演者の方々と打ち上げに行った。
霊能者と言われる人たちと卓を囲むなんていう体験は初めてだったので刺激的で興味深く、また霊能とはかけ離れた四方山話もたくさんさせていただき、非常に楽しい夜であった。
酒も飲まぬクセに最後までお付き合いし、自宅に帰り着いたのは4:30。
この年齢になると朝帰りはちょっときつい。

昨日仕事の合間に近くに行く用があったので、「piccolina」というイタリア車ばっかりのミニカーショップに立ち寄り、店主としばしマニアックトーク。
目当てのアイテムは残念ながらなかったが、これまた有意義なひと時であった。


♪ With Or Without You - U2


2008年1月31日(木)

これは自らに対する戒めであり、鼓舞であり、プレッシャーであり、そしてちょっとした諦念である

巨大生物らしきものを扱った「モクスペ」、一応チェックはしたが、大方思っていた通りのイメージだった。
自分もその片棒を担いでいることを棚に上げているのは承知で言わせてもらうが、特にこの手の番組においては、いくらいい素材を用意したとしてもその調理法が最悪だ、民放は。
扱われているテーマに興味を持つ視聴者が本当に知りたい情報を伝えることよりも、まったくもって無駄でナンセンスな出演者の会話に多くの時間を割き、観ている者が余計に冷めてしまうという逆説的な過剰煽り編集を行い、肝心の内容に関しても情報の精度が極めて低く、意識的なのか無意識下なのか粗暴で不誠実。
上級役職にある人たちは、「その分野に興味のある人だけじゃなく興味のない人も取り込めるように、タレントやヴァラエティ的な仕掛けで工夫せよ」と異口同音に仰るが、それはどこの民放でも同じなのかもしれない。
なんとまあ、異次元空間に立った出発点であることか。
だから私は「アニマルプラネット」を視聴し、NHKやBBCが制作するDVDを買っていればいいのだろう。
もうすぐ冬の「どうぶつ五輪」が始まるし、まるで連続昼ドラ、「ミーアキャットの世界」は最高に面白い。

#3“占い”、出来には少し自信がある。


♪ Blue Sky - The Allman Brothers Band


2008年1月27日(日)

占い好き?

今手掛けている番組で“占い”をテーマとして扱った。
オカルト全般に代表されるいわゆる疑似科学というものにあまり関心を示すことはない女性層も、この占いに関してだけは別で、強い興味を持ち、あるいは信頼していたりもする。
普段は極めて常識的理性的、ごく普通の人が「血液型によって性格が違うってのはあると思う」と真剣な眼差しで主張したりすることも、全然稀有じゃない。

ちょっと調べていくと、何も若い女性だけじゃなくて誰でも名前を知っている大企業のトップや政治家、芸能人、スポーツ選手などの中にもたくさんの占い信者がいるということが分かってくる。
こういった傾向は、日本国民は特定の宗教を持っていない人が大多数だからなんじゃないか、と最近思う。

宗教に帰依している人間は、時に理屈を超越した絶対的な強さを持つ。
現実に即した状況や条件だけで自分の進むべき道を決められない時、信者はその判断基準を自らの信ずる宗教が定めるところに求めることができる。
欧米の多くの国ではキリスト教が、そして中東の多くの国ではイスラム教がスタンダードとして、生活の指針においてすらかなりの程度まで具体的に指南しているように見られる。
そういった国に住むマジョリティの人々は、ロジックだけでは解決できない悩ましい問題にぶち当たったら、神に相談して答えを出してもらうという選択肢を持つことになる。

私も含めて日本人の多くは特定の宗教を信奉していない。
うちは浄土真宗です、なんて言う人も、クリスマスを祝い神社に初詣に出掛けておみくじを引き結婚式はチャペルで行う、その程度の宗教倫理観であることがほとんどだ。
こんな無宗教者の中には、何か大きな決断をしなければならない時に、“すがるモノ”を持っていないことに対して心細くなってしまう人も少なくないに違いない。
迷っている、絶対的な価値観も持っていない、信頼できる相談者もいない…、そんな折、人は占いに行く末をゆだねてしまう。
ちょっと大仰だけど、そんな言い方ができるのかもしれない。

私は宗教を持たないことについて、決して悪いことだとは思わない。
米国での生活を経験した人によると、あちらでは無宗教というだけで人としてなにか欠損している、劣っているかのような目で見られることもなくはないらしいが、無宗教で何が悪い、無宗教バンザイ。
自分の人生における行動の指針を自己の内にのみ置くことは素晴らしいことである、と個人的に思っている。
でも、人間はそれほど強靭な生き物ではない、ということだ。

基督教信者も、ひょっとしたら本当に神が存在していると思っている人は少ないかもしれないし、旧約聖書に書いてあるように人間は神が創ったものではなくて、実際は進化の過程を辿ってきたのだ、という科学的仮説を支持している人がほとんどなのかもしれない。
しかし彼らにとって、聖書の教えや神父、牧師の説教はやはり大きな影響力を有し、生きてゆく上で重要な道標となっている。
それと同じように、占いが好きな日本人の多くも、理屈に照らし合わせて占いが的中する、と心から信じてはいないのかもしれないが、何かを決める時に自分の脳味噌ではない他のどこかに基準を求めたいのだろうと思う。
そしてそういった風潮が、私は好きではない。

でも宗教は戦争の原因になるけど占いはならないから、まあマシか。


♪ Chocolate Factory - R.Kelly


2008年1月22日(火)

朋友

後輩2人とホルモンを喰った後、編集室を陣中見舞いしていざ帰宅。
入浴して身を清めてから「未確認思考物隊」初回を視聴した。
無事終わった。
放送終了直後、戦友・ぐっさんから熱い電子矢文が届き血がたぎる。
これだから人間はやめられない。


♪ Warzone - Katmandu


2008年1月19日(土)

オカルトの存在意義を思考する

この年末年始あたり、妙にオカルトな話題を取り扱った番組が多かったように思う。
唐突に政府関係者がUFOに関する談話を発表したりといった時勢もあった。
今週も「奇跡体験!アンビリバボー」ではツチノコ、そして今日の「世界ふしぎ発見!」では映画のタイアップとはいえネス湖のネッシーがテーマになっており、特に後者は実に面白かった。
そんな中、ついに1月21日(月)24:40(2回目以降は24:35)、満を持して? 「未確認思考物隊」(関西ローカル)が始まる。
川口浩探検隊の「水曜スペシャル」を信頼度100%で観入り、「ムー」を読んで心霊コーナーに身を震わせオーパーツに思いを馳せていた我々世代の男子ならば誰でも楽しく視聴できると、手前味噌ながら自負している。
また、私が数年前に著作を読んで以来フリークとなった作家・高野秀行さんをレギュラー出演者としてお招きしたマイルストーン的番組でもある。
これまで自分が手掛けた番組をこうして名前を挙げてアピールしたことはなかったが、この番組は初めてそうしたくなった。


♪ If I Die - Stryper


2008年1月13日(日)

催してんこ盛り

金曜日、いよいよ第1回の収録を迎えた新番組。
プロセス上ではいろいろともちろんあったが、結果から言えば思い描き期待していた以上だった。
出演者、スタッフ1人1人に改めて心から感謝する。
編集作業等まだまだ控えているが、放送まで、いや最終回が終わるまで一片たりとも手を抜くことなく執り行う所存。
収録を終えた時点ですでに23時近かったが、それから打ち上げで親睦を図ることもでき、翌3時過ぎに帰宅、身体は疲弊しきっていたが心地よい高揚を感じていた。

その明けた土曜は、惰眠を貪ること叶わず、9時に何とか起きて、妻が通っている心斎橋のピラティススタジオへ向かう。
妻が今取得しようと目論んでいる、より上級のインストラクター資格を得る課程で、決められた何十時間かを他のインストラクターの指導見学に費やさなければならないらしく、この日はその一環として私がWataru先生から体験レッスンを受けるド素人として赴いたわけ。
60分間の体験レッスンは、最初の方は動きも比較的易しく何とかこなせていたが、後半に進むにつれてドンドン高度になっていき、呼吸、各部筋肉その他、意識せねばならぬ箇所が多くなってきて脳と肉体が若干の混乱をきたす。
筋肉も普段割と使っているアウターマッスルではなく、なかなか意識することの少ないインナー中心だからまた難しい。
でも終わった後の感想としては、気持ち良かった。
全身マッサージを受けた後か、温泉にでも入った後のような悪くないやんわりとした疲労感が全身を覆っている。
自分に合ってもいるのかもしれない。

その晩は、会社のデスク女子ら6名を招き、私たち夫婦と総勢8名で、苦楽園口駅近くの「川しま」にてスッポン新年会。
みんなスッポンを食べるのは初めてだったみたいで、序盤は肉片などを見るたびにギャーと騒々しかったが、味自体は案の定お気に召したらしく、なかなかに好評であった。
刺身に鍋に雑炊、唐揚げ、そして手作り豆腐も食べてお腹いっぱい。

「川しま」での1コマ

その後我が家に立ち寄り、結婚式や旅行の写真アルバムを見ているうちにもう終電近い時刻に。

そして今日、日曜日は我が町の自治会主催の"新春わかまつフェスティバル"なる催しが町内の集会所で行われていたので、役員さんに声を掛けていただいていたこともあり妻と顔を出してきた。
夕方、ビンゴ大会が始まる頃という何だか申し訳ない絶妙のタイミングからの参加となり、そして幼少期よりクジ運の極めて悪い私も含めて、妻ともども賞品をゲットすることができてこりゃ楽しい。

大盛況のビンゴ大会

盛大に振る舞われていた豚汁やおもちなどもたくさんいただき、近所の奥さんや子供たちとも日頃ないコミュニケーションをとることができた。

さらにわかまつフェスティバルの後、どんな流れか同じマンションに住む自治会役員さんの家で飼っているジャーマンピンシャーというイヌの散歩を引き受けることになり、引き綱をガッチリと握り締めて西田公園を一周、さらには夙川畔まで出掛けてハアハア並走して帰ってきた。
こいつはすごいパワーだ、確かに奥さんではしんどいに違いない。
今後私が休みの日など、積極的に散歩を引き受けようと思う。
そして私のランニングを兼ねて一石二鳥!
1人で黙々と走るよりも楽しいし。

明日からはまた戦場か。


♪ Snake - R.Kelly


2008年1月11日(金)

季節物

十日戎、というわけで、会社の近くには大阪天満宮が、そして自宅の近くには“福男レース”で有名な戎の総本山、西宮神社があるのだが、その混雑ぶりったら凄まじい。
先ほど日付の変わる頃にタクシーで帰宅したのだが、西宮神社近隣はまだまだ福笹を手にした人々や車がたくさん。
さすがにちょっと驚いた。

いよいよ今日、新番組の収録第1回。

新番組セット


♪ Impossible - Ministry


2008年1月 8日(火)

覚悟が必要だ

言わなきゃもちろん伝わらないが、言ってもほとんど伝わらない。
触覚が備わっていない者はそもそも知覚することができない。
言ってしまえば気分は暗澹たるものになるが、言わなきゃ事態が凄惨なものになる。
他人を信じてはいけない。
預託すれば、担保を失った時の嘆息や如何ばかりか。
波打たぬ湖面の如き平常心で受け容れるということは、世を捨て虚無主義に耽ることと同義なのか?
背反する(かのような)二律の両立が、ちょっと私には慮りかねる。
そして放出された何某かは還ってはこない。
代わりに有象無象の報いが押し寄せてくる。
相当の覚悟が必要だ。
2012年12月22日に世界は終わるのか?


♪ エデンの少女 - 人間椅子


2008年1月 5日(土)

必要以上に焦っているのはオシッコに行きたいからか

やはり此度の年末年始は忙しい。
仕事始めから日付が替わる時刻まで労働を強いられたではないか。

晩飯は部下と東通りのおでん店「六根」で。
芦屋「楽ぜん」の素晴らしさは殊更言うまでもないが、ここもやっぱり充分に賞賛に値する。
また美味しくなったんじゃ?

プリンターのインクは切れるし、未使用年賀状のストックもなくなりそうだし、明日は早起きしなきゃだし、やばいー。


♪ Beginning To See The Light - The Velvet Underground


2007年12月29日(土)

うちのヤツがモデルデビュー

久しぶりに会社泊なんかしつつ、正月3日放送予定の特番の編集作業が一応終了。
あとは31日に音付け、そこで2007年は納まる手はず。
ただでさえ業務が立て込んでいるんだから早く寝ればいいのに、ここんところ結構面白い特番を放送しているもので、愚かしいことについつい朝方までテレビを観てしまってばかりいた。
余計疲れて、神経は尖っているのに肉体と脳は悲鳴を上げているという、典型的な激務モード真っ只中。

嬉しい知らせが1つ。
飼っているヘルマンリクガメを購入したショップの2008年オリジナルカレンダーのモデルの1頭に、うちのシロが見事採用!
採用者への景品であるそのカレンダーが届いていた。

シロが掲載されたショップオリジナルカレンダー

そういえば妻は昨日から我が家を旅立っており、東京で友達と遊んだり横浜で両親および兄一家と遊んだりしている模様。


♪ Outta Hell In My Dodge - Lynyrd Skynyrd


2007年12月25日(火)

到達光士の建もの探訪 - WalkOn編

私と同い年にしてプロダクションの代表取締役社長、尊敬すべき一国一城の主である仕事仲間・ぐっさんの新しい事務所に打ち合わせがてら寄らせてもらった。
ロケーションも至便な靭公園横、大阪ど真ん中の1Fで、外から丸見えガラス張りというのも充分にすごいが、それ以上に内部がものすごい!
まず目につくのは入り口付近に多く並べられた数多のフィギュアたち。
中でもエイリアンが抜群の存在感を発揮しており、これだけでも事務所というよりアメリカンテイストの雑貨屋風。
さらに奥へと目を向けると、50インチのプラズマモニターはまあ置いといたとして、それを覆い隠すように天井から電動リモコンでザザーッと下りてくる映画鑑賞用のスクリーンを圧巻と言わずして何と言う!

圧巻の巨大スクリーン等

壁面のラックにはB級ホラーを中心(でもないか)とした数百本のDVD(これでもぐっさん氏所有の半分以下らしい)、そして周囲をよく見ると映写用のプロジェクターにリアル7.1chサラウンドシステム。
部屋の片隅にはアコースティックギターも2本何気なく掛けてあったりして、要するにここはもはや仕事をする環境ではない!
申し訳程度に置かれた映像編集用の2台のiMacやデッキなどもう目に入らなくなってきた。
いや、この部屋で夜を徹して黙々と仕事に打ち込めるって、ある意味ぐっさんがすごい。
また来るぜ。


♪ The Real Slim Shady - Eminem


2007年12月21日(金)

ヅガンヅガンヅガン(Thanks to 片山まさゆき)

昨日は私の野球チームのマネージャーも務めてくれている会社の派遣デスク女子の誕生日だったので、彼女を含む数名を連れて「HARBIS ENT」にある「米門」で豪勢に昼食。
余談ながら彼女は先日私の誕生日を大々的に祝福してくれたメンバーの1人でもある。
なんとも贅沢な海鮮御膳であった。

…と、心休まるひと時は誠に短いもので、あとは業務に忙殺されっぱなし。
ちょっとしたトラブルやファイトなんかもあったりして、極めつけは来年1月から始まる新番組の会議が21時から25時まで。
ヅガン。


♪ Chariot Song - King's X


2007年12月20日(木)

ゲップがホルモン臭い

正月3日に放送予定の特番収録が無事終わった。
収録時間3時間半、疲れたー。
毎年恒例の番組で、今回でもう5回を数える。
いよいよ年末だなーという感じ。
スタッフ有志と「ホルモンやまちゃん」で飯喰ってフラフラになって帰着。

ネットでニュースをチラチラ見ていたら、「いきなり!黄金伝説」がシロサバフグの肝臓を使った料理を紹介したとして厚生労働省に行政指導されたとか。
はて?
シロサバフグっつーのは毒を持っていないはずでは。
どういうことだ?
種を同定できない一般人が番組を真似て、有毒のフグを間違えて調理して食べてしまった場合のことを想定しての指導か。


♪ Sweet Little Sister - Skid Row


2007年12月11日(火)

肉食

昨日の昼は松井秀喜の「ごはーんがすすーむー」CMに惹かれて吉野家で牛丼を喰い、晩は会議後の流れで仕事仲間4人とともに会社近くの「天五ホルモン」へ行った。
近年の私にしては珍しく肉押しの1日だった。
実は先日会社の健保組合が主催した体組成分析体験フェアみたいな催し物に参加した際、若干蛋白質不足気味、との診断結果が出ていたので、体が欲していたのかもしれぬな。


♪ New Skin - Methods Of Mayhem


2007年12月 2日(日)

こんな時は早く眠るべきなのだろうが

生放送の特番が終わり、まずは一山。
しかしまだまだ山脈を越えねばならない。
そんな時に風邪気味という大失態。
微熱、吐き気、悪寒。

野球日本代表のアジア最終予選初戦を観た。
相手チームのことはともかく、アンパイアのレヴェルが低いんじゃないか。
判定がブレブレ。
また、試合終了後のエール交換時には、フィリピン代表選手の1人がダルビッシュにサインを求めていた。
そのシーンに、バルセロナオリンピック 男子バスケットボールアメリカ代表、“Dream Team”を思い出したぞ。

「機動戦士ガンダムOO」はかなり面白くなってきたような気がする。


♪ When I Paint My Masterpiece - The Band


2007年11月22日(木)

入社12年目なのに10年目研修

会社の研修のため、関西の外れにある某施設まで行ってきた。
なんと驚異の5:20起き、6:10発の電車に乗ってちょっとした小旅行。
正直この時期に連休前の平日を丸1日潰すのは痛かったが、普段あまり話すことのない社員ともじっくり話す機会が持てたということはなかなかいい経験だった、うん。


♪ Easy Livin' - Uriah Heep


2007年11月15日(木)

まだまだこれぐらい

3時間半だけ眠って寝ぼけながら電車に乗って空港に行って飛行機に乗って東京へ。
でもやっぱり実質1時間足らずの飛行時間で、座席も窮屈な機内では眠ることなんてできやしない。
早い時刻に渋谷で1件、そして夕方目黒でもう1件打ち合わせ。
渋谷でお会いしたO氏、長い時間ではなかったが実際に話をしてみて、何となく想像していた通り、頭の回転が速くまたその知識も広範に渡っていることが確かに感じられた。
芯が通っている内容も示唆に富んでおり、文字通り勉強になった。

私はこれまでどうも生理的にネットカフェやマンガ喫茶というものを好まなかったんだけど、今日はどうしても2時間ほど時間が宙に浮いてしまったので思い切って目黒の「アプレシオ」というところに行ってみたら、清潔で居心地も良かった。
いいサプライズ。

晩、羽田空港内の和食店で2300円ナリの“秋の収穫祭”なる御膳を豪勢に1人喰らって帰ってきた。


♪ Woof - Snoop Dogg, Mystikal And Fiend


連勝祝賀会といきたかったが…

野球チームの有志メンバー6人とともに昨晩、プチ宴会を催した。
本当なら無敗おめでとうプチ祝宴会、にしたかったのだが、先週末負けてしまったので…。
下は新入社員から上は入社20年以上のヴェテランまで揃っての宴だったが、そんなことは微塵も感じられないほどざっくばらんで楽しげな集いであったように思う。
一応仕事でもつながりのある仲間たちとはいえ、会の趣旨としては趣味である野球を媒体としてのものであるからかな。
話題も多岐に渡ったが、どれをとっても非常に面白い晩だった。
あまりに楽しくて場を去りがたく、帰ってきたらこのような時刻。
4時間あまり後には起床して早朝の飛行機に飛び乗って今日は東京!


♪ New Kid In Town - Eagles


2007年11月14日(水)

バスケに興じた夜

昨日は朝から尼崎にある交通裁判所に行って、先日のスピード違反の分の罪を認めて罰金を払うという手続きを行ってきた。
その額6万円ナリももちろん腹立たしい限りだが、日時を指定して問答無用に呼び出したにもかかわらず、些少な手続きのためにあれだけの数の人々を長時間寒々しい待合室に待たせる傲岸不遜なシステム、そして人を人とも思わぬ職員の接遇態度に、彼らの脳内には“急ぐ”という概念が欠損しているんじゃないかしらと思わせるその怠慢な仕事っぷりときたらもう。
これだけ巷間でお役所に対する不満が百花繚乱噴出しているというのに、やっぱりあのお上体質だけは絶対に改まることなどないに違いない。
カエルの子はカエル、人が空を飛べないのと同様に。
JP? ふざけんじゃないよ。
民間企業を舐めちゃあいけない。

すでに年末年始を見据えた作業もたけなわになってきて、幸か不幸か業務が立て込みつつある昨今ではあるが、久々に仲間を集めてバスケをした。
ここのところ周囲の人々にはどうも草野球キチガイだと思われている節があるが、私の出自はバスケットボールだった。

久々のバスケ

20:30から22:00まで東大阪のHOOP7でプレイしたが、なんとチーム結成以来最多となる18人もの参加者が集った!
こりゃすげー。
場が用意されればみんな積極的に参加するんだなあ、待ち望まれていた様が目に見えたのであった。
それに昨晩集まったメンバーはみんなそれなり以上にできるやつばっかりで、最年長・33歳11ヶ月の私が明らかに一番ヘタクソじゃないか。
加えてかなり手を抜いてプレイしたつもりだが、終わってみると膝が痛い。
野球は40代になってもできる気がするけどやっぱりバスケはもう限界だなー。

冬の到来に備えて、RUSS-Kのダウンジャケットを購入した。
手越くんが着ているシングルライダースの色違い、ブラック。


♪ Speak Like A Child - Herbie Hancock


2007年11月 2日(金)

濃密な1日に脳は少し疲れた

6時に起き8:30のJALで東京日帰り出張へ。
午前中に1件楽しい打ち合わせを片付け、現場が祐天寺近くだったのだが、東京支社勤務時代は下馬に住んでいたという同行していた先輩に連れられて碑文谷の住宅街に佇む寿司店「六亭」にてランチ。
素晴らしく美味い。
このネタの質は何だ。
普段茶碗蒸しを好んで食べることはない私も、あの茶碗蒸しに潜むダシにはド肝を抜かれた(後で訊いたらヒラメのダシだそう)。
しかし高い。
これは仕方ない。

その後、単独行動で別件の打ち合わせをもう1つ。
こちらのお相手は私が以前より職務抜きで著しい興味を抱いていたとある文筆業の方。
本当に貴重な時を過ごすことができ、聞かせていただいた話の内容もまさに黄金なり。
これは仕事だから、と内なる昂りをできる限り抑えようとはしたつもりだが、今振り返ってみると反省すべき点が多々。
本当に好きなものは職業にするべきではない、というまことしやかな言い伝えも巷間にはあるが、それに似ていなくもないか、状況として。
逆に、今この仕事に就いているからこそ会うことができたとも当然言えるかもしれず、とにかく自らに厳しいタスクを課してそれをクリアしていくしかない。
越えなければならない障壁は多いが、今年一番の踏ん張りどころ。

余裕こいてフラフラしていたら帰りの飛行機に乗り遅れてしまい、20:15発の神戸空港行きにて帰着。
困憊。


♪ How Many More Times - Led Zeppelin


2007年10月17日(水)

ドジョウ話

ルー大柴さんと打ち合わせをしたのだが、仕事の中身についてよりも、水棲生物話の方が盛り上がったような気がする。
ルーさんは私が数年来愛読している「アクアライフ」という魚飼育雑誌に連載を持っているほどのドジョウ好きなのだ。
私の携帯電話に入っている水槽やドジョウなどの写真にも興味を持っていただいた。
なんのこっちゃ。


♪ 4 U - Korn


2007年10月11日(木)

ひと時

昨日の番組収録終わり、ゲストに来ていただいた某サッカー解説者氏と食事→飲みをご一緒した。
いやーすごい!
かっこいい!
詳しくはアレだけど、非常にいい勉強になった。
気がする。


♪ One Of These Days - Ten Years After


2007年10月 2日(火)

昼は東京でエジプト料理、夜は西宮でボウズコンニャク

今日は東京日帰り出張、この1週間で飛行機6回も乗った。

目黒で昼から打ち合わせだったので、終えた後駅の近くにある「ネフェルティティ東京」というエジプト料理店に行って1人ランチ。
“クシャリ”という、マカロニやフライドオニオンなどが入ったトマトソースベースの混ぜごはんのようなものを食べた。

クシャリ

味付けはほとんどトマトの酸味オンリーのような感じ。
ヴォリュームも結構あった。

夜は妻と一緒に家の近所のコープに行き、店仕舞いをしている最中のなじみの魚屋さんを捕まえて“ボウズコンニャク”という珍しい魚の開きを買って帰って焼いて食した。
宮城産、大きさは20cmちょっとぐらいで、パッと見はイシモチやイサキに似たところもある白身の魚だった。
小骨が多いが、身の味は実に美味い。
満足。


♪ Peacemaker Die - Extreme


2007年10月 1日(月)

1週間で2度目の沖縄出張帰り

先月25日~27日に続き、29日~今日まで再び2泊3日で沖縄出張へ。
ようやく西宮も長袖が必要になってきたが、あちらは当然まだまだ灼熱の亜熱帯。
特にスコールの後なんかは蒸し暑さがすごい。

29日の晩はスタッフ3名とともに国際通りの「守礼」という店で石垣牛の焼肉とアグーのしゃぶしゃぶをたらふく喰った。
1人前の量がハンパじゃない。
割りにビックリするほど高くない。
30日は業務を終えた後、チーフプロデューサー氏と2人でDFSを偵察してから美栄橋の琉球炉端焼店で晩飯。
料理も充分に美味かったが、これまで仕事、プライヴェート含めて世界各国を渡り歩いている上司のいろいろな体験談を改めてたっぷり聞くことができ、非常に興味深いひと時だった。
カメルーンでいきなり逮捕されたとか、サラリと語るものだから。
とにかく辺境話に大輪が咲いた。

その後、上司と別れて1人で国際通りをぶらついて妻への土産にアクビちゃんのTシャツを1枚購入し、「鳩間島」という居酒屋へフラリと吸い込まれる。

なぜか沖縄限定、アクビちゃんTシャツ

ちょうどオーナー兼ミュージシャンの吉川某氏の沖縄民謡ライヴが始まる時刻だったので、腹はいっぱいだったがこれは聴かなければ。
三線を手にステージに立った吉川さんは客いじりをしながら場を巧みに盛り上げる。
「島人ぬ宝」や「涙そうそう」、「島唄」、「花」といったポピュラーな曲を始め、「てぃんさぐぬ花」や名前も分からないコテコテの沖縄民謡も朗らかに歌い上げて、居合わせた吉川さんの旧友はもちろん、金沢から来た団体酔客や東京から来た泉谷しげる似の単独男、果てはすましてチビチビやっていた若いカップルも興が乗ってきて踊り出し掛けたので、当然我も遅れをとるわけにはいかず、太鼓をデンデン叩きつつ店内を歩き回ったのだった。
いやー楽しかった。

「鳩間島」のステージで吉川さんと

本日帰宅、久々の西宮の夜は、妻と久々に「翠香」に喰いに行った。
相変わらず美味かった。

そして明日は朝から東京だー。


♪ 50 Candles - Boyz II Men


2007年9月27日(木)

沖縄ロケから帰宅

ロケで25日から今日まで沖縄に行ってきた。

懸念されていた台風の影もなく晴天に恵まれた。
今年の夏は本州も異様に暑かった、とはいってもやはり陽射しが違う。

水納島(みんなじま)にて

一昨日の晩は中核スタッフ一同で美栄橋の「りょう次」という郷土居酒屋で舌鼓を打ち、昨日、撮影後の晩はさらに多くのスタッフと出演者も加わり、20人を超える大所帯で「ぱいかじ 上之屋店」で打ち上げ。
沖縄料理は何日続けて喰っても飽きない。
ロケの合間には撮影で使ったアグー豚のバーベキューなんかも食べられたし、食に関しては充実した2泊3日であった。

そして今日は帰るだけだったので、飛行機の時間まで先輩とともにしばし近郊をぶらついた。
国際通りの「MAX」という店で、私と妻用のTシャツと、私が着るパーカーを買った。

「MAX」で買ったパーカー 柄のモチーフはヒョウモンオトメエイとのこと

ここは2年前に旅行で沖縄を訪れた際にもいろいろと買った店で、非常に気に入っている。

昼飯はベタだが牧志公設市場1Fで買った魚介を2F食堂で。
決して食の魔人 Oシェフに触発されたというわけではないが、奢ってヤシガニを購入、喰う。

生きたヤシガニ

他には、イラブチャーやアカジンなど地元の魚6種の造りと、デカいアオブダイが入った味噌汁(ダシがメッチャメチャ美味かった)、オジサンの塩焼き(ちょっとイマイチ)を。
待望のヤシガニはボイルでいただく。
ちょっと身はパサついている感があったが、他のカニやエビにはない旨みがギュッと詰まっているようで、予想していたよりも相当美味だった!
味噌もついてきたがそっちはちょっとクセあり。

ボイルしたヤシガニ

実は明後日からもう1回2泊で沖縄行くんだよね…。


♪ She's Got Balls - AC/DC


2007年9月 4日(火)

散乱文

今日は東京日帰り出張。
実労働は1時間にも満たない現地での打ち合わせのみだが、それでも家出てから帰ってくるまでに10時間近く掛かるのね。

ついに、この時期になってNYMのペドロ・マルティネスが復帰、今季初投げ。
映像をチラッと観たが、だいぶ太ってなかった…?

NBAはシーズンオフ真っ只中だが、オリジナルドリームチームに迫る強さなんでないかと噂されているチームUSAが試合を行っていることもあって話題は多い。
シーズンの方も、KGがボストンに移籍したりなど、また勢力図が変わってきそうなので今から楽しみではある。


♪ Knukle Duster (Radio 1-A) - White Zombie


2007年8月31日(金)

今もっともアツいコンサートの1つ

今一緒に仕事をしている関ジャニ∞の大阪公演初日、1回目のコンサートを観てきた。
47都道府県すべてを回るという前代未聞のツアーだが、大阪でついに44ヶ所目になるとか。
さすが日本のトップアイドルグループの1つ、パフォーマンス、演出ともにハイレヴェルで、見せ物としてとても高質なものだった。
また、彼らの“アイドルとしての顔”に改めて感心。
この内容のツアーを移動しつつ消化しながら、もちろん別の仕事もこなしている。
いやはやすごいやつらだ。


♪ ズッコケ男道 - 関ジャニ∞


2007年7月31日(火)

25時過ぎなのに!

仕事が終わって25時、「ボウリングでも行くか」と俄かにざわめきたって後輩2人とともに梅田の「ラウンドワン」に行ったら、いくら夏休みとはいえ平日月曜深夜1時にも拘らず「40分待ち」と言われてガッツンと驚愕し、すごすごと退散した。
一体どうなっておるのだ日本は!


♪ 白百合の花が咲く頃 - 新垣勉


2007年7月19日(木)

最近野球ばっかりしてるような気が…

仕事仲間がやっているチームの助っ人として呼んでいただき、平日にも拘らず昨日の晩は19:00プレイボールのナイター草野球へ。
自分の担当している番組のバッチリ本番日だったのだが、18時前には終わったので難なく参加できてしまった。
相手も他局の某番組スタッフが中心となっているチームで、有名アナウンサーや、元プロ野球選手(!)も。
ところがところが、何と6回終了で成立した試合は8-3で快勝!
素晴らしき我がチームメンバーの力。
個人的には、先発投手として3イニング投げて失点3(たぶん自責は0)の奪三振6と、まずまずの結果。
球は走っていたが、さすがに本番終わりで体力的に厳しく、また3イニング限定ということで思いっきり投げすぎて、肩と背筋が今メッチャ痛い!
打つ方は1打席だけ立って、ファーストゴロと残念。
また勝因として、今回は応援団も多くて(女性というのが重要)みんな張りきり、雰囲気もとても盛り上がったということもあるだろう。

携帯電話のカメラなので汚くて失礼

試合後半は、私の後に投げて締めてくれた元高校球児vs相手チームの元近鉄投手という対決が目玉イヴェント。
つーか2人とも軽く軟球で120キロは超えてるし(130キロ近かったかも…?)。

試合後、近くの和食店に移動してささやかに祝勝会。
勝利の余韻に仕事疲れと睡眠不足も手伝って、何だか最後までナチュラルハイなカンジで0:30帰宅。


♪ Hurt - Elvis Presley


2007年7月13日(金)

東京日帰りのついでに

昨日は東京日帰り、渋谷で打ち合わせ業務をこなした後、日本橋に移動して「フリーウェイツーリスト」という旅行代理店へ。
来月頭に妻と旅行に行く計画を立てており、これまではメールと電話でそのやりとりをしていたのだが、これはいい機会と寄ってみたのだ。
雑居ビルのエレヴェーターを降りると目の前の壁に、いかにもアフリカテイスト満載の木彫り細工が、そして足元をよく見ると木彫りのリクガメがサイズ違いで3つ。
雰囲気あるなあ。
そして打ち合わせスペースは、大手旅行代理店に見られがちなカウンターではなく、ちゃんとパーテーションで仕切られた4人掛けのテーブル席。
決して広くはないが、落ち着いて話ができる環境が整えられている。
椅子も、籐とファブリックが組み合わされた、バリあたりの工芸品のような重厚な品。
担当してくれている方も非常に感じがよく、また信頼もできる。
行ってよかった。


♪ Pride And Joy - Stevie Ray Vaughan & Double Trouble


2007年7月 5日(木)

3本録り後の打ち上げ

現在担当している、この春から始まった番組の初めての親睦会が昨晩開かれ、出演者、スタッフ合わせて30名あまりが集い、にぎやかな夜となった。
通常なら1人2人と様々な理由で欠けがちの出演者も全員参加してくれたし、やっぱりこういう場でしか見られない顔というのもあって、よかった。


♪ Don't Damn Me - Guns N' Roses


2007年6月20日(水)

「夜想」

昨日は東京日帰り出張。
ここのところ3日と空けずに一冊読みきってしまうハイペースで、慢性寝不足気味になるほどに本から離れられないのだが、此度の往復新幹線車中で読了してしまった貫井徳郎氏の新刊「夜想」は、最近読んだ小説の中では抜群だった。
文庫本じゃねーぞハードカヴァーの単行本買って読んでんだぞという気負いもいささかあったのかもしれないが、「神のふたつの貌」に匹敵する傑作だ、と感じ入った次第。


♪ Wings - Tyketto


2007年6月15日(金)

再契約

実のところあまり内容には自信がなかった回の放送分がこれまでの最高視聴率を記録した。
ちょっと複雑な気分だけど、まあ結果オーライとしようか。
来週分の内容には自信があるんだけど、えてしてそういう時は数字がよくない。

最近(に限らないかもしれないが)テレビを点けてもあまり面白い番組やっていないなあ、と仕方なしにNHKを観たりしていることが多かったんだが、そういえば、と思い出し、かつて入っていて一度は契約解除していた「スカパー!」の「アニマルプラネット」と「ナショナルジオグラフィックチャンネル」に新たに入り直した。
うーん、やっぱり楽しすぎる。


♪ When The Rain Comes - Katmandu


2007年6月10日(日)

ソフトボール大会とか

土曜朝、私が住む地区内の町対抗ソフトボール大会が催された。
前夜の晩から雷を伴う強い雨が降り出し、予報でもしばらくは続きそうな様子だったから絶対的に中止だと決めつけて目覚ましもセットせずに眠りに就いたわけだが、朝8時、妻がふと目を覚まして外を見たところスッカリ晴れ上がっていたんだとか!
その流れで起こされ、確認してみたところ、大会は開催される、ということが正式に分かり、急ぎ支度をして会場の西宮中央運動公園に向かった、という事の次第。

試合前のあいさつ

我が町は何とかメンバーが揃っておりチーム成立(人数が少ない町は合併チームに組み込まれる)、2番 ショートで使ってもらった。
守備の方は6-6-3のダブルプレイを決めるなど出来はよかったんだが、打てんかった!
サードゴロに、サードゴロエラー。
球がデカいし遅いから確実に打てるだろう、とナメてかかると、逆に遅いから待ちきれず、なかなか芯を捉えるものも難しいなあ。

試合途中の10:30過ぎ頃、やはりというか何というかまさにバケツを引っくり返したかのような豪雨になり、あえなく大会は途中中止。
残念。

帰ってシャワー浴びて一休みしてから会社に行って22:20まで仕事をした、という尻すぼみ? の1日だった。


♪ The Jack - AC/DC


2007年6月 6日(水)

黒人が闊歩

宵の口、久々にアメリカ村を練り歩いてみたが、この年齢になるとやっぱり疲れる街だ。
でも時の流れの早い街でもあるから、初めて見る店とかいろいろ有益な発見も。
そんな中、目当ての老舗店は変わらずあってホッとした。

想定していた以上に仕事が首尾よく運んだ水曜日。


♪ Immune - Tinfed


2007年6月 1日(金)

すべてが狂った

昨日は東京日帰り、六本木ヒルズのキー局で打ち合わせ。
復路は例によって少しでも早く帰阪したいので飛行機を使うことにし、19:00発のANAを予約。
2週間前の出張時のように、気分が悪くなるほどに走る必要がないように、今回は充分に余裕を持って行動でき、離陸予定時刻45分前には羽田空港に着いた。
ところがしかし、乗ったはいいが機内アナウンスで聞こえてきたのは、「現在上空に雷雲がなんちゃらかんちゃら、ただいま10機が滑走路で離陸待ちをしておりうんちゃらかんちゃら」という腹立たしい文句。
なんとなんとそのまま50分ほども待たされ、ようやく19:50頃に飛び立ったのであった。
言っても詮無いのは分かるが、早く帰りたいからわざわざせせこましい飛行機を選択したのにこの仕打ち、嗚呼。
そしてこれがすべての始まり、ここからさらに災難は相次ぐ。
伊丹空港に着き、西宮方面行きの空港リムジンバス乗り場に急げば、わずか2分ほど間に合わず20:50発のバスは出てしまっており、25分も待って21:15の最終便に。
この空港バスは私の目的地である阪急西宮北口に行く前に阪神甲子園を経由するのだが、折悪しくちょうど甲子園球場の試合終了時刻とバッチリかち合ってしまい、普段ならば5分と掛からず通過できる往来を抜けるのに15分も20分も費やした。
さらには這う這うの体で西北に到着し、「権太呂すし」で晩飯を喰おうと、苛立ちの中にもささやかな希望を抱いて向かえば、ほんの一歩及ばず「しゃりが切れました」との理由で店仕舞い。

いい加減にしろ!!

空港や新幹線の駅で見掛ける、東京ディズニーワールドの大きな土産袋を抱えた女子2人組とかは、9割方イタい。


♪ Tombstone Shadow - Creedence Clearwater Revival


2007年5月18日(金)

心臓が早鐘のように

昨日は東京日帰り出張、麹町の某スタジオで打ち合わせだったが、お相手はまさに同日、ちょっとしたニュースが持ち上がって今まさに記者会見に臨まんとしている瞬間のA.N.さん。
さすがにあまり時間は掛けられなかったけど、ちゃんと打ち合わせをしていただいたことに感謝。
バタバタした。

バタついたといえば、帰り道、iモードで伊丹行きのJALを予約したのはいいが、どうしたってギリギリの時刻。
浜松町でモノレールに飛び乗ったのが18:56、羽田空港第1ビル駅に着いたのが19:12、そして予約していた便は19:25テイクオフ。
まあ確かにゼイゼイハアハア、気持ちが悪くなるほどに走りはしたけど、充分間に合うと踏んでいた。
ところが、空港の自動チェックイン機にクレジットカードをガチンと突っ込んだところ、“すでに搭乗手続きを締め切っているので発券できません”という意の画面表示。
すでにクレジット決済は終えてしまっているので、乗らぬわけにはいかない。
おいおい全然いけるのに、と思いながら地上係員に声を掛け、別の窓口で急ぎ発券してもらいようやく事なきを得た。
つーか搭乗口に着いてもまだまだ乗客はロビーに残ってて、余裕で間に合った。
最近走ってなかったんでちょっと応えたけどまあいい運動をした。

西宮北口で1人、「権太呂すし」に入り遅い晩飯。
このネタの質で、しかも注文したら目の前で握ってくれて1皿126円とは、素晴らしすぎる。


♪ Space Jam - Quad City DJ's


2007年5月15日(火)

今日の気持ちの動きの一部

寝ぼけ眼で観た松坂はやっと期待通りだった。
これまで、トロントのロジャースセンター(スカイドーム)とか、日本の球場にも似ている人工芝の球場でどちらかというと好投をしたことが多いように感じていたから、フェンウェイパークであれだけの制球ができたことは喜ばしいでしょう。

とある制作プロダクションの新しい本社ビルに行ったら、もうこれがものすごく、呆れるほどゴージャスな建物でテンション上がった。
CASSINA IXCに丸ごとプロデュースを任せたかのようなスタイリッシュな全貌、中にはデジタル家電紛いのオモチャがそこかしこに転がっており、また編集室にはダーツマシンまであって、こりゃ仕事になるか?
「モンスターズインク」の特典DVDに収められていたピクサー本社の様子を少しだけ髣髴とさせた。

会社からの帰り道、ヘッドフォンの右耳、至近距離から不意に外人男の呟きが聴こえ、咄嗟に恐れ戦いていたら、それがPrinceの「Pussy Control」に含まれたものだと分かり、真剣に安堵した。

「報道ステーション」を観ていたら、古舘伊知郎氏のコメントに対し、憤慨にも似たマイナス感情を覚えた。
まあこれはいつものことだけど。
プロレスとF1の実況は本当に素晴らしかったのに。


♪ She's Lost Control - Joy Division


2007年5月 2日(水)

最終新幹線で名古屋日帰り

昨日は結構珍しいことに名古屋で打ち合わせの仕事が1件。
先月、新栄にジムをオープンした薬師寺保栄さんの気配りっぷりに感服した。

業務終了後、せっかくなので母親の許を訪れ、母の仕事が終わるのを待って一緒に夕食。
一社近くの「木曽路」に行ってすき焼きを食べた。
かなりヨレヨレになっていたが、老ポメラニアンのニルもまだ元気があってよかった。
しかし老朽化が進みきっている母親の家のテレビアンテナは早急に何とかしてもらわねば。


♪ Blue Train - Page & Plant


2007年4月29日(日)

草野球初戦→業務

朝5:30に起きて草野球の試合へ。
今季初参加。
天気は非常に良い。
今日は先発で3イニング投げ、死球とエラーの走者を1人ずつ出したものの、なんとノーヒットピッチング!
気持ちよかった。
試合も10-2と快勝、初戦がこれだと気分も上々。
打撃の方は、ピッチャーゴロ、ショートへの内野安打、キャッチャーフライと、こっちはもうひとつ。

その後会社に向かい、10時から18時過ぎまで仕事をしてきた。
うー眠い。
今のシフトになってから多忙。


♪ 99 Problems - Jay-Z


2007年4月24日(火)

喪失

森見登美彦著「太陽の塔」の中で飾磨は、「夢なくしちまったよ、俺」と言ったが、さしずめ私は、今日をなくしてしまった。
昨日は仕事が異様に長引いてしまい、久しぶりに狂気の入り口に立つ非の打ち所のない徹夜、家に帰り着いたのは今日のAM10時に近かった。
2時間ほどフローリングの上で仮眠をとってから会社に出向いたが、気持ちの上ではまったく、今日をなくしてしまった。


♪ Are You Experienced? - The Lost


2007年4月18日(水)

張り続けつつ

環境が変わり、この春から新たに2本の番組に就いているが、今週月曜に一方の初担当本番が、そして1日空けて今日、もう1つの方の本番があった。
なので正直ここ数日、身も心も慌ただしかったけど、どちらの番組ともに事前に思っていた以上に首尾よくいけたような気がして、ホッとしている。
特に今日の分は、ちょっとした任務遂行感を得、近未来における可能性を見た。
綻びが出ないように様々なバランスをとり続けながら、頑張らなければ。

昨日は東京日帰り打ち合わせ。
現場となった世田谷のスタジオでは、その前日、大阪のスタジオでご一緒した芸人さんにまさに偶然遭遇したり、新幹線の車中では日本公演中のバンド、Europeのツアークルーと乗り合わせたり。
降り際に、その時携帯していたiPod nanoにたまたま入っていたEuropeの「The Final Countdown」が表示された液晶画面をクワッと彼らに見せ付けて独りニヤニヤしていた。


♪ Nightrain - Guns N' Roses


2007年4月12日(木)

松坂観てから東京へ

今朝いつもよりも格段に早起きしたのはもちろん、日本時間8:10プレイボール レッドソックスvsマリナーズの生中継を観るため!
松坂のホームグラウンドデビュー、そしてイチローとの対戦。
プレイボール時のスタンディングオヴェーションはテレビで観ているこっちまで肌が粟立ったわ!
1人の日本人として理屈抜きで、嬉しいねえ。
余談ながらあの中で平常心を保てる(少なくともそう見せている)心臓って、すごい。
結果は、フェリックス・ヘルナンデスの悪魔のような好調さもあって、7イニング3失点で松坂が負けてしまったが、テレビの前を離れられなくてついつい仕事に遅れそうになった。
それにしても長谷川滋利氏の解説はいつも思うけど抜群だ。
たまにちょっとしゃべりすぎ? と思うこともあるけど、実体験をふんだんに織り交ぜた具体的かつユニークな視点のコメントは本当に興味深い。

今日は東京日帰り出張、14:30東京駅着ののぞみで降り立ち、17:30発のJALで帰ってきたから、ジャスト3時間の都内滞在。

夜、西宮北口駅で妻と落ち合い、駅近くの「隠れ家 KASSAI」で夕飯。
七輪ならぬ各テーブル専用の石焼き板で焼く肉野菜など、美味い。


♪ Viola Lee Blues - Ry Cooder


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2007年4月 1日(日)

時は経過

開始以来2年間担当してきた番組が最終回を迎えた。
本番前日に出演者一同との懇親会、そして本番後に琵琶湖畔に移動してスタッフでささやかな打ち上げ。

食事 卓球トーナメント

1つの番組は幕を閉じたが、当然サラリーマン人生は続くわけで、新しい環境でもがきつつある日々。

今日の午後、寝不足と運転疲れでくたびれた体に鞭打って水槽の掃除と水換えを行った。

そうこうしている間、妻は実家から遊びに来ている妻の母と2人でUSJに行ったりご飯食べたり買い物したり落語を聴きに行ったりと、楽しそうだ。

静岡で31.8℃を記録とな。
もはや温暖化などという言葉では生温い。


♪ The Love You Save - Jackson Five


2007年3月 7日(水)

後悔したっていいじゃないか

(月)(火)と東京出張。

5日(月)の業務終了後の晩、次の日の朝もそんなに早くはないし、ポッカリと時間が空いたので、大学時代の友人何人かに連絡をとってみることにする。
電話を掛けたのがもう20時ぐらいだったんだけどKamaQ(♂)、みき(♀)、AZM(♀)の3人が軽やかに(相応の説得を要した若干1名もいるが…)、横浜や川崎や赤羽くんだりから馳せ参じてくれた。
集結場所は新橋。
例によって一緒に出張に行っていた後輩 Tも巻き込み、総勢5名で飲み喰いしながら話す。
昨年10月の悪夢再来なるか?

後輩 Tも「よく平日のこんな時間からいきなり連絡してみんな集まりますね…」と呆れたほど付き合いのいいヤツらにまずは乾杯! なわけだが、やはり学生時代の友達というのは何ものにも代えがたいものである、という月並みな感想に尽きる。

2軒を経てみきとAZMは終電で帰宅、私とKamaQとTはさらに場所を移して語らい、そこに深夜に及ぶ残業を終えたKamaQの妻 なっち(♀)が加わった。
そのままさらに宴は時に盛り上がり、大きくはロングテール現象を起こしながら終息に向かい、我々が宿に帰り着いたのはAM4:00。
ちなみにホテルは白金台の都ホテル東京、法人契約バンザイ。

6日(火)の勤務はみなそれぞれ極度の寝不足を抱え厳しかったことと思うが、私と後輩 Tも「しまったな…」と何度言い合ったか。
しかし、この後悔がまた、いい。
2度と戻らない時に、再び乾杯。


♪ For No One - The Beatles


2007年3月 2日(金)

モバイルを駆使するビジネスマンにはちょっとなれそうにない

昨日は東京日帰り出張。
ある程度想像はしていたけど、新幹線という高速移動体内でのPHS通信によるインターネット接続は極めて厳しいね。
ネットサーフィンなどとんでもなく、メールの送受信がいいところ。
さらには調子に乗ってタクシー車中でモニター覗いてたら酔って吐きそうになったし、帰りの新幹線の中でさあ仕事するぞとワードをいじってたら前夜の寝不足がたたって1時間で力尽きて眠りこけてしまった。

取材先で焼きラーメン、そして焼きカレーなるものを食べたんだが、特に焼きカレーの美味さに少し感動。
ルーそのものがまず旨い。

帰ってきてさっき、結局25GBあまりの音楽ファイルをMacBookに入れてしまった。


♪ Only A Lad - Oingo Boingo


2007年2月10日(土)

昭和の新婚旅行先ベスト1?

木、金と静岡 熱海&伊豆にロケに行ってきた。
橋本志穂さんとご一緒させていただいたが、非常に頭が良く気遣いも細やか、そしてプロ意識が高い方で、大きな助力を賜った。
また取材を受けていただいた方たちも本当に良い人ばかりで、「人に助けられた」という言葉がぴったりはまる仕事。
多謝。

今回の訪問先には、無農薬、有機栽培の野菜をご家族だけで育てている農家があったり、健康に特化した独自のサーヴィス提供に腐心する温泉宿などがあったりしたが、ここのところめっきり肉よりも野菜が好きで体調管理にも関心が向いている僕個人的にはとても興味が持て、また勉強になったロケでもあった。
余談ながら「道の駅」で食べた「スーパー石焼き漁師めし」も美味かった。
もひとつ余談ながら今朝のスタジオ本番に出演いただいたあの子も非常にかわいかった。

しかし今年に入ってからわずか1ヶ月あまりの間、本当に移動が多い。
プライヴェートでは名古屋とシンガポール。
仕事では北海道 函館&室蘭、東京×2回、長崎、で今度の静岡 伊豆が下見を含めて2回。
仕事でいろいろなところに行けるのは楽しいが、地元のおいしい料理などを味わう余裕がもう少しあればなおうれしいのになあ…。


♪ On Your Way Down - Little Feat


2007年2月 7日(水)

「ジョトォ」のケーキなど

今日は東京日帰り出張。
新大阪駅のホームで、最近頓に盛り上がっている陣内智則さんとバッタリ。
かつて春先の大阪 桜ノ宮で、ドブ川みたいに汚い川に忍者装束を着せて潜ってもらう、なんてハードなロケもご一緒したことがあるが、もうそんなことは決してさせられぬ、遠くへ行っちゃいましたね~、なんて。
本人は否定されていたが。
挙式まであと10日、さすがにちょいお疲れっぽかった。

音羽地区の某大手出版社で一仕事終え、帰阪…なのだが、ここであることをふと思い出し、銀座の三越に立ち寄る。
実はかねてより目をつけていた洋菓子店「ジョトォ」でケーキを買って帰ろうとひらめいた。
関西では京都の大丸にしか出店していないようで、なかなか行く機会もないので。

いざB1Fのショップに行ってみたら、なんと店先からデパート内の階段に至るまで、100人単位の行列が!
むむむと思いつつよく聞いてみたら、これは17時からのシュークリーム販売を待つ列だそう。
ここの店では12時と17時の1日2回限定でシュークリームを売っており、その人気たるや、この目で確かめた。
今日はすでに売り切れで間に合わなかったが、次機会があればこれもチャレンジしてみよう。

今回買ったのはモンブラン×2、かぼちゃプリン×1、ジョトォ(ショートケーキ)×1。

「ジョトォ」のケーキ3種

帰宅は結構遅くなったが、妻と分けて食べた。
これは美味い!
大人の味で貫かれたモンブランに甘くないかぼちゃプリン、そして生クリームが「ツマガリ」並みに美味なショートケーキ。
今夜のカラダスキャンが少し恐ろしい。

帰途、iPodから流れてくるボブ・ディランの「Just Like A Woman」を聴いていて思ったが、この曲の邦題「女のように」って、柳沢厚労相の一連の発言をある意味超越している意訳だなあ。
詞のニュアンスがまったく伝わっていない。

明日から再び静岡 伊豆へロケ、そして会社泊と2泊3日の旅だ。


♪ PERSPECTIVE - Yellow Magic Orchestra


2007年2月 3日(土)

初上陸した伊豆半島≒紀伊半島だった

1日(木)~2日(金)と、静岡 伊豆にロケの下見に行ってきた。
静岡県は静岡、沼津、浜松、富士宮などは仕事とかそれ以外で訪れたことがあったけど、伊豆半島は初めて。
行ってみた感想は、なんだか海があって山があって温泉があって、関西でいうと和歌山 紀伊半島みたい。
ダイヴィングができるってのもそうだし、東京との位置関係が大阪と和歌山のそれに似てたり。
天気が良かったのも、そんなイメージ形成に作用したのかも。
それにしても今年に入って移動が多い。

宿泊した部屋からの眺め

来週も同じく伊豆へ今度はロケ本番、そして東京ロケもある予定。


♪ あの海へ帰りたい - 宮沢和史


2007年1月23日(火)

君はグラバー邸を憶えているか

今日は日帰り長崎出張。
長崎はもう15年ほども前、大学生の時に悪友たちと訪れて以来じゃないか。
当時も足を運んだグラバー園や中華街などを足早に回って、滞在時間わずか5時間で再び機上の人に。

旧グラバー邸

地方ロケの場合、技術スタッフは大体現地のクルーであることが多いが、彼らは大都市部の人以上に自分たちの地元のことをよく知っているので、話していると面白い。
今日も長崎空港に関してや、諫早湾、ハウステンボスなどにまつわる興味深い話を聞くことができた。

西宮に帰ってきて、家の近所の「祥園」というオーガニックフードショップで1人で夕飯をとっていたのだが、食べながら隣り合わせた初老の白人女性としばし話し込んだ。
芦屋市在住のアイルランド人。
余談ながら前に住んでいたマンションの隣人もアイルランド人であった。
Damian Healey、元気かなあ?
僕は原理的には「今いる国の言語を話しなさい、どこでも英語が通じると思ったら大間違いです! 日本にいたら日本語を話すべし!」という主義主張を持っているのだが、いざ、英語圏から日本に来ている外国人と英語で話すことが結構好きだったりするから参る。
つまらないポリシーなんかはうっちゃっても、「英会話力を上達させたい」、という欲望が勝ってしまうんだな。
だって、考えようによっては英語ネイティヴの知人と世間話をするってことは、お金を払って英会話教室に通うことと何ら変わらないんだから。
今日のアイルランド女性はそのオーガニックフードショップで週に2~3度は食事をしているらしいから、また会えるだろう。

このブログのデータベースをBerkeley DBからSQLiteに移行した。
あとはテンプレートだなあ…。


♪ Behind The Clouds - Brad Paisley


2007年1月15日(月)

駅弁大会恐るべし

予言通り本日は4:45に起きて6:00新大阪発ののぞみ100号に乗り東京へ。
当然バッチリ寝ようと思い臨んで乗り込んだわけだが、駅の売店で買ったスポーツ紙、車内情報誌、そして持ち込んだ文庫本を読んでいたら結局一睡もせぬままに到着してしまった。
禅僧の生活リズムか。

新宿は京王百貨店で開催中の「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」という催事を取材してきたのだが、いやはや、その人手の多さに心底驚愕した!
月曜だというのに開店の10時からドドーッと正体不明の一群が大挙押し寄せ、午前中のフロアはまるで通勤時間帯のJR大阪駅のホーム上のよう。
週末においては推して知るべし。
参った。

その後渋谷のスタジオに場所を移して残りの撮影を終え、さあ帰ろうとその建物のエレヴェーターに乗り込もうとした時、入れ違いに降りてきたのは数年前レギュラー番組をご一緒していた浅草キッドの玉さんじゃないか。
おおお、と声を合わせて望外の対面。
最近「男子のための人生のルール」という本を出版された玉さんから、販売促進大阪支部長の大役を仰せつかりました。
アイアイサー!

寄り道することなく真っ直ぐ新幹線に乗って関西への帰路に就くが、またも惰眠を貪ることは叶わず。
乗り物で眠れない体になってしまったのか。
ほんの一瞬、意識を失いそうになりかけた刹那、R.Kellyの「Trapped In The Closet (Chapter 2)」の終盤に交ぜられたドアをノックするかすかな音がヘッドフォンの向こうのiPod nanoからやけにリアルに、クリアに聴こえてきて精神活動は一気に覚醒させられ、また新富士駅を過ぎて確か15分ぐらい経過した頃、ゴダイゴの「ガンダーラ」を聴いていたら車窓の外に「ガンダーラ」というファッションホテルが見えたので、これはもう寝るわけにはいかなくなった、なんて事情もある。

19:04新神戸着、妻の誕生日である今日は、昨日より遊びに来ている義母と妻が午前から神戸で買い物三昧に耽っており、ここで僕も合流して新神戸オリエンタルホテル内のレストランで夕食をとり、そして名古屋に帰る義母を2人で見送る。

久しぶりに夙川畔を少しだけ通って、駅から家路に就いた。


♪ What The Deal - Boyz II Men


2007年1月13日(土)

「湯の川プリンスホテル 渚亭」に揺さぶられた

北海道ロケ&会社泊から4日ぶりに帰宅。
北海道はいわゆる道南地区に行ったんだが、このあたりは道内では比較的暖かいとはいえ、僕が赴いた際はあの爆弾低気圧が暴れ回った直後で、地元の人たちが口を揃えて「この冬で一番寒い」と言っており、早朝の気温は-7℃、あるいは-6℃。
耳がちぎれそうになり、指の感覚が麻痺したよ。

夜の函館駅前に雪が降る

函館を発ち、室蘭界隈まで出張った11日(木)の撮影は移動が多くてなかなかハードだったが、何とか予定を巻いて室蘭泊→函館まで戻って泊に変更、1人だけど(出演者や他のスタッフは東京に戻ったり千歳泊だったり地元のクルーなので自宅に帰ったり)せっかくだし、と、函館市街地に程近い湯の川温泉に泊まることにし、「湯の川プリンスホテル 渚亭」という宿を予約、23時過ぎに辿り着いた。
結果的にいうとこの渚亭が大当たり!
海に面した露天風呂付き部屋を贅沢にも予約したのだが(それにしたって関東・関西の常識から考えたら相当に安い)、部屋は広く建物は美しく、そして何よりも風呂が最高だった。
大浴場の設備も素晴らしく整っており、また眼前に広がる津軽海峡がド迫力の大露天風呂がもう、筆舌に尽くしがたい。
僕は人並み以上に温泉が好きなので結構いろいろな温泉宿の露天風呂に入っているが、ここは間違いなく3本の指に入る!
ちょうど僕が入っていた24時前頃は、波がドドーンと打ち寄せているライトアップされた海岸に雪が舞い散っており、こちら側の人間にとってはまさに感動の絶景だった。

部屋付き露天風呂からの眺め

部屋に戻ってヴェランダの露天風呂には結局入らなかったけれど、さあ寝ようと改めて部屋の中を見渡してみたら、加湿空気清浄機が標準装備されており、そして敷かれていた寝具はテンピュール。
いやあ、どこまでもゴージャス。

翌朝の朝食ブッフェでは和食的なものをチョイスして食べたが、海産物を中心にそれぞれの食材が基本的に美味いのだから、何の不満もあろうはずがない。
味噌汁やご飯そのものも、ホテルのブッフェとは思えないほどに美味しかった。

今度プライヴェートで、妻も連れてきてやりたいな、と思える優等な温泉宿であった。

しかしここはもちろんビジネスホテルではなく、まさしく正統な温泉宿であるので、結構な数いた他のお客さんたちは僕が見る限りすべてが家族連れやカップルやおばちゃんグループばかり、おそらく1人の客は僕だけだったんじゃないだろうか?
怪しかったろうな。

北斗市、渡島大野駅近くの陸橋から


♪ All of You - Billie Holiday


2007年1月 9日(火)

会社泊と合わせて3泊4日の長旅じゃ

シンガポールより帰国して中2日置き、明日から2泊3日で函館・室蘭出張。
今ちょうど天気予報をやっていたけど、北海道はまさに極寒…!
2日前との気温差はおよそ40℃、脆弱な体が壊れなければいいが。


♪ The Guns Of Brixton - The Clash


2006年12月30日(土)

大忘年会で仕事納め

金曜日、出勤前に「ひごペットフレンドリー 伊丹店」まで足を伸ばし、ヘルマンリクガメのシロを預けてきた。
妻は一足先に帰省、僕も金曜は仕事で家に帰れないし、その後は帰省、そして年明けはちょっとした旅行の予定が入っているため、爬虫類も預かってくれる件のお店のペットホテルを予約していたのだ。

ペットショップに預けられたカメ

いつもと違う環境だが、少しの間我慢しておとなしく留守番していてくれたまえ。

土曜朝、担当番組の今年最後の生放送を終え、これで一応仕事納め。
そして夕刻、その番組挙げての大忘年会が催された。
全国ネット、我が局では最大級の番組ということもあってスタッフの数も多く、暮れも押し迫った30日だというのに内外からたくさんの人が参加してくれ、総勢約80名の大所帯となっていた。

大忘年会の1コマ

会を取り仕切った後輩たちの頑張りもあって、紛れもなく非常に楽しく盛り上がった忘年会であった。

それはいいとして、僕はもともと肌の色がかなり白い方なのだが、ここ数日、複数の人から「顔が黄色くなっている」という指摘を受けた。
そう言われてみると最近オシッコも真っ黄色だし、どうやら肝機能が低下しているようだ。
ちなみに酒は1滴も飲まぬが、下戸の肝臓障害は性質が悪いらしいので要注意だな…。


♪ Not Fakin' It - Michael Monroe


2006年12月29日(金)

妻は一足先に帰省した

悪夢の年末はまだまだ終わりを告げることなく、13:00~30:30の勤務を終え、先ほど帰宅。
もう死ぬ、目が霞む。

車を運転しながら、iPodから流れてくる大好きな曲に合わせて歌を口ずさんでいると、不意に涙がこぼれ落ちそうになるのはなぜだろう?


♪ Mambolero - Ganga Zumba


2006年12月28日(木)

新しい感覚を得ると、代わりに失う感覚がある

この時期はたいていの社会人が多忙だが、その中でも放送業界というのはまた一段と輪が掛かっており、そして担当番組のシフトによってはドツボに嵌ることもある。
忙しさ自慢をしたところで詮無いことではあるが、ここ1週間ほどあまりにもアレでちょっと笑けるぐらいなので、ちょっと書く。
以下、実勤務時間。

20日(水)-10:00~25:00
21日(木)-13:00~22:00
22日(金)-11:00~26:00
23日(土)-6:30~19:00
24日(日)-11:00~29:00
25日(月)-13:00~28:30
26日(火)-12:30~43:00←つまり、翌27日(水)の19:00までぶっ通し!

30時間連続勤務したのは何年ぶりか。
自律神経も働かぬわ。

月曜深夜の仕事終わり、早く帰ればいいのに、会社の後輩がアルファGTを乗ってきているというので、おお運転させてくれと試乗、朝5時の中之島通を走る。
セレスピードはディーラーで試乗した時以来2年半ぶりぐらいだけど、やっぱり面白いね。
次は2ペダルMTにしようかな!?

節目節目の時期は忙しいということもあり、たとえば今ぐらいでいうなら大晦日とか正月とかクリスマスとか(まあ最後のはどうでもいいが)いった季節の行事に対して、年々僕自身の意識が、また実際に伴う行動が希薄になってきている。
そして慄然としたのが、年中行事を軽視するそうした僕の行いについて、僕自身が何の後悔も寂寥も憤懣も感じていないということ。
元旦といっても単に365分の1日、12月31日と1月1日の狭間を境にして、“今年を締めくくる”だとか“来年の抱負”だとか区切ることがナンセンスじゃないの、という、生まれ出でし時よりその萌芽は有していた、実も蓋もない怜悧な思考が自分の中でどんどん強くなってきている。

都市型核家族的かつ大量消費型利便生活が育んだと言えなくもないこうしたスタンダードを着々と肥え太らせている俺は日本人失格のカメ型ロボットなのだろうか?


♪ Every Night Is Ladies Night - The John Scofield Band


2006年12月21日(木)

長い水曜日

朝の会議から始まり、年始特番のスタジオ収録本番の撤収が完了したのが24時、長かった水曜日。
2時間番組だがテープは4時間弱回った。
生と違ってこっからが大変…。
現世に戻ってきたら、今月15日に新宿にオープンしたばかりで、以来信じられないほどの行列を連日生み出しているという超人気店「クリスピー・クリーム・ドーナツ」のうれしいお土産とともに、青島幸男、岸田今日子、カンニング中島という3人の著名人の訃報(岸田氏はすでに数日前に亡くなっていたらしいが)が。

帰宅してテレビを点けてみたら、「X-TRAIL JAM IN TOKYO DOME」をやっていた。
トラヴィス・ライスもすごかったけど、それよりもショーン・ホワイトよりも何よりも、ニコラス・ミューラーの美しすぎるジャンプに驚愕!
こんなマンガやCGみたいにきれいなフォームのジャンプ見たことない。
数年前のテリエ・ハーコンセンがちょっと思い浮かんだ。
バスケットボールで言うなら、マーク・プライスのジャンプシュート、マイケル・ジョーダンのダンク、ジョン・ストックトンのアシストパス、そしてアキーム・オラジュワンのドリームシェイク。
それぐらいに、正しすぎる。

2時、ヘルマンリクガメのシロが起きてきて「出せ~」と暴れていたのでケージから出して部屋内を散歩させ、ついでに欲しがるからミカンとバナナを少しずつ食べさせてしまった。
餌を持つ我が指に向かって、フローリングの床の上をカシャカシャ足音を立てながらものすごい勢いで前進してきて喰っていた。

目が真っ赤だ、俺。
さすがに疲れた。
本音。


♪ Mindblower - The Lost


2006年12月14日(木)

年に数度のスーツを着こんで武部勤事務所へ

昨日も東京出張だったのだが、朝、携帯電話でセットしていたアラームの音を聞くことなく、ガバリと目が覚めた。
ぬ? と思い枕もとの携帯電話を手にとってみると、なんと原因不明の電池切れで電源が落ちているではないか!
すわとリヴィングに駆け込んで時計を見てみたら、起きようと思っていた時刻は30分ほど過ぎてしまっていたが、仕事には間に合う時間だったので心底ホッとした。
しかしなぜ携帯の電源が?
知らぬ間にカメラでも起動してしまい、そのまま寝たとか…?

とにかく東京には無事辿り着き、永田町へ移動。
今回のミッションは正月特番で放送するための、前自民党幹事長 武部勤衆議院議員vs評論家 宮崎哲弥氏の対談収録。
同特番では、昨年の竹中平蔵総務大臣(当時)に続く、宮崎哲弥氏の政治家対談第2弾だ。

武部勤vs宮崎哲弥

小泉内閣では首相の腹心として働いていた武部氏、テレビで観るイメージそのままに、ざっくばらんなお人柄がよく伝わってきて、緊張感はもちろんそれなりにありながらも、インタヴュアーの宮崎さんと旧知ということもあって、終始和やかで時折笑いも起こる穏やかな空気の中、仕事をすることができた。

昼食は往路の新幹線車中で弁当、そして夕食は復路の新幹線車中で弁当。
ただ腹を満たすだけの行為だな…。


♪ Living In A Fantasy - Lionsheart


2006年12月12日(火)

誰か東京の寝床を提供して

昨日は日帰りで東京出張、フジテレビで一仕事。
そして明日も東京日帰りロケ。
先週金曜もそうだったし、1日おきぐらいに東京日帰ってる今日この頃。


♪ Lose Yourself - Eminem


2006年12月 9日(土)

渡辺謙にインタヴュー

体調も9割方回復した金曜日、5:30に起きて家を抜け出し、東京へ。

朝10時から西新橋の某試写室で「硫黄島からの手紙」を観て、それから少し時間をおき、15:30から同場所で主演 渡辺謙氏のインタヴュー撮影を行った。
今回はタレントやアナウンサーのインタヴュアーを立てず、ディレクターである私が聞き手を務めたわけだが、いやあ、緊張したが貴重な経験をした。

2部作の前作「父親たちの星条旗」は、戦争後に兵士たちが苛まれることになる苦しみにフォーカスが当てられていたが、今作の「硫黄島からの手紙」は、敗戦国側の視点ということもあって、硫黄島における戦闘そのものがもたらす悲惨さをより直接的に描いていた。
俳優たちの演技についても、同じ日本人だから感じやすいということもあるのだろうが、前作以上に兵士たちの感情を露に汲み取り表出するような脚本になっていたと思う。
思わず目が霞むシーンも何度かある。
と言いながら基本的には前作の路線を踏襲しており、お決まりのハリウッドものやここ最近の邦画のように、過剰なお涙頂戴演出はまったくない。

渡辺謙氏も超多忙の中、非常にフレンドリーに対応していただいた。

大阪の会社に戻ってそのまま居残り土曜朝の本番などなどを終えて帰宅、一休みしたところだが、このあと深夜26:10から、なんと京セラドーム大阪で草野球!
帰ってきたら5時だな…。


♪ Breathe - Ministry


2006年12月 4日(月)

日曜も休めぬか

昨日は水槽の掃除と水換え。
その後、通っているピラティススタジオ主催のパーティーに行く妻を、会場のホテル竹園まで車で送る。
不運なことに妻はこの日、朝から嘔吐と下痢を繰り返す突然の体調不良に襲われており、結構辛そうだったけど、何ヶ月も前から楽しみにしていたパーティーだっただけに、気力を振り絞って行ったようだ。
おいしそうな料理もたくさん並んでいたそうだが、にゅうめんしか食べられなかったとか。
万全の体調で行ければよかったけれど、まあそれなりに楽しんできたようでよかった。
ちなみに私の晩飯は妻を送った帰り、JR芦屋駅近くの「ぎんなん」で特製玉とろテールラーメンと水ぎょうざを喰った。
相当美味かった。

久々の休みかと思いきやそれは甘く、晩からまさに緊急の打ち合わせが会社であった。

早く寝ればいいのになかなかできぬものだ。


♪ Baby It's Love - Buddy Holly & Bob Montgomery


2006年12月 1日(金)

謎が多い

12月になって1時間が過ぎようとしている。
いよいよ業務の方も慌ただしさを増してきた。
火曜の帰宅は28時(翌4時)、水曜は29時半(翌5時半)、今日は会社泊。
こんなペースで12月30日ぐらいまでは進行しそうだな。

時に皆さんは携帯電話を片手で操作する際、どちらの手で行うだろうか?
僕は右利き、そして携帯電話を操作するのは圧倒的に左手なのだが、それがマイノリティであるということを数日前に聞かされ、ウソだろおい、と実地調査を行ってみたところ、なるほどやはり、右利きの人間のおよそ95%は携帯電話を操作するのも右手であるという結果を得、ふーむと嘆息している次第なのである。
これはギターなんかをちょっとかじったせいかも、なんて考えたりもしているんだが、関係ないかな?


♪ Continuum - Jaco Pastorius


2006年11月28日(火)

昨日も少し命を削ったかね?

昨日は5:15に起き出して家を発ち、新大阪駅の「浪花そば」でうどんをかき込んで新幹線に乗り込み、東京出張へ。
グズグズした空模様の下、五反田→練馬→中野と移動して撮影を終え、20:37品川発ののぞみに乗って帰阪。

往復の新幹線車中で眠ればいいのに馬鹿な私は読んでいた垣根涼介の「ヒートアイランド」が面白すぎて本を閉じて置くことができず、一睡もせぬまま読了してしまった。
ひょっとして垣根涼介は武論尊なんじゃないか?
漢。

24時前家に帰り着くと、そこには草刈民代のバレエ「ソワレ」を観劇して興奮冷めやらぬ状態の妻がいた。
もともとこの「ソワレ」は僕が妻と行こうと思ってチケットを買っていたのだが、仕事でどうにもならず妻が会社の友人を誘って昨夜観に行っていた。
もう落涙しそうなぐらい素晴らしかったそうだ。
比較しては悪いが妻が先日観に行った熊川哲也 & Kバレエカンパニーの「三人姉妹」他があまり出色でなかったらしいだけに、今回の感動は大きかったよう。
一緒に行った友人のMさんも「ダンナさんが仕事でよかった」と喜んでいたそうな。
それだけ聞くと行きたかったなあ。


♪ Helpless - Neil Young


2006年11月24日(金)

新しい交友

昨日は豊中市内のスタジオで終日ロケ。
一旦会社に寄ると非常に遠回りだったのでうちから車で行った。
外は雨模様だったが、屋内仕事でよかった。

仕事を終えて向かったのはウェスティンホテル大阪。
我が郷里の名古屋方面からまだ見ぬ後輩、ペーターさん(以下気分によってぺーちゃん)とその友人のcha~iさん(めんどくさいので以下Cちゃん)が京都観光に来ており、泊まりは大阪だというのでじゃあお食事でもご一緒してみましょうと約束していたのだ。

予定通りの20:30、無事にロビーにて邂逅を果たす。
いやどうもどうも。
向かったのは以前の雑記にも登場した謎のレストラン「(仮名)T」。
一見さんお断り、メニューは完全お任せという、隠匿された名店である。
厳選された素材と卓越した技術から成るフレンチベースの創作料理ももちろん抜群に美味いが、ここはワインの品揃えも超一級。
ペーちゃんとCちゃんはワインが非常にお好きなようなのでちょうどよかった。
つーかこの2人、すでに僕と会った時点で相当量飲んでましたが!

どちらかというとCちゃんの方が若干人見知りするタイプかな、という印象だったが、2人とも非常にフレンドリーな大人(みそじ?)の女性で、白子のサラダ、サザエのグリル、寒ブリのソテー、佐賀牛のカツサンドといった最高の料理を食べながら、非常に楽しい会話をすることができた。
ぺーちゃんは誰とでも仲良くやっていけそうな、気配りができてアクティヴな人で、Cちゃんは一見おとなしそうだけどたぶん芯は強く、ちょっと人とは違った味のある人。
尾張言葉のイントネーションも久々に耳にして、ちょっと懐かしかった。

24時前、「(仮名)T」を後にして、まあこんな機会もそうそうないだろうしとさらにファミレスへと場所を移し、ドリンクバーをすすりながら団欒のひと時。
なんだか2人の恋愛話ばかりを聞いていたような気がするんだけど…。
いやでも楽しかった。

今帰ってきたところなんだけど、まあさすがに眠い。
今日も京都観光をするというぺーちゃんとCちゃん、遅くまで付き合わせてごめんね。
また!


♪ くじらなわ - ザ・クロマニヨンズ


2006年11月 2日(木)

思念が跳躍するNBA開幕日

VTRの編集作業を終えてまさに今帰還。
せっかくNBAが開幕し、新調したばかりのHDDレコーダーを駆使してスカパーで放送していた「レイカーズvsサンズ」とNHK BS1の「ブルズvsヒート」を録画したのに、観る時間がないじゃないか。

時間に対する主観的概念の変化について小咄を一つ。

過去、僕は時の流れを速く進めたくてどうしようもなかった。
小学生の時は早く中学生になりたかったし、中学生の時は早く高校生になりたかった。
高校生になったら早く大学生になって独居を始めたかったし、大学生の時は早く社会に出て自分の喰い扶持を自分で稼ぐ一人前の人間として独立したかった。
常に、早く夜が来ないかな、早く夜が明けて明日にならないかな、早く年をとって大人にならないかな、と思い続けていた。

そんな感覚が今時分になってようやく変わってきた、ということが否応なしに自覚されて愕然とし続けている生後32年と11ヶ月。

時を巻き戻したい、と思うこと頻々、年月を重ねたくない、“今”にしがみついていたい、という無茶な欲求にとり憑かれるばかり。

つまり、僕は現在人生の折り返し地点にいる、山登りに喩えれば、今いる場所がまさに山頂、残された時間は死に向かって緩やかに(かどうかは分からないが)下山するのみ、ということなのだろう。
そう把握した。
だから“生き急ぐ”なんて言葉は幻想であり何一つ実体を持たぬ詐欺に等しい詭弁である。
歩きたいやつは歩け、立ち止まりたいやつは留まれ、後ろを振り返りたいやつは流れくる前方から視線を外せ。

さあ、1試合だけでも観てから寝ようかね…。


♪ Hydraulic Pump - George Clinton & The P-Funk All Stars


2006年10月27日(金)

狂喜と悔恨を内包した新宿の夜を振り返る未明

水、木と東京1泊ロケに行っており、先ほど生還。

水曜の起床は驚天動地の午前5時。
ただいつもの生活パターンは急には変えられぬので、前日(すでに当日)眠りに就いたのは3:30であった。

9時新宿着、そこから千葉の市川、三鷹と順に回り(というかこりゃ東京横断だな!)、初日の撮影は終了。
一旦赤坂のホテルにチェックインして荷物を置き、再び街へ。
この晩は僕の大学時代の友人で現在横浜在住のKamaQと、彼の勤務先がある新宿で飯を喰う約束をしている。
ロケに同行させている新入社員のTも連れて行った。

KamaQとは昨年11月、鹿児島で行われた彼の結婚パーティー以来、1年弱ぶりの再会になるが、まあ実際会ってみてもやっぱり「おお久しぶり」なんてこともなく、つい昨日も遊んだかのような空気になるのは自然な流れであろう。
行く前は若干緊張していた後輩のTもまあ混じっとけ。

駅近くの「スエヒロ」ですき焼きを食う。
岩手短角和牛というやつで、当然美味かった。
KamaQは奥方のなっちゃんが地方出張で家にいないからこの夜は別に帰らなくても全然平気という思惑もあってか、奇妙にテンションが高いではないか。
酒を飲むペースも速い。
あとでTが「あの人『オーイエー』ばっかり言ってましたねぇ」と感想を漏らしていたが、それもあながち的外れではない。

「スエヒロ」を出た後、歌舞伎町のバッティングセンターに行き、一遊び。
といいつつ皆調子に乗って3プレイずつぐらい打った。
バッティングセンターのラジオで、日本ハムが日本シリーズ第4戦を獲り日本一に王手をかけたことを知った。
なかなか乙なものじゃあないか。

バッティングセンターを出てから向かったのは、KamaQがしばしば訪れているという、ゴールデン街外れにあるRock & Soul Bar「Happy」。
にいちゃんが1人でやっている小さな店だが、ロックンロールのうねりに浸るのにはもってこいの隠れ家っぽい。
まあ我々は主に新入社員Tを囲んで騒いでおったが。
この頃にはすでにKamaQとも竹馬の友の契りを結んでおり(?)、会話もだいぶ洗練されてきた(?)。

バーを後にし、さあ明日も早いしそろそろ帰るかと思いきやなかなかそうは上手くいかぬもので、ダーツバーの「バグース」が通りすがりにあったのが運のつき、フラフラと吸い込まれた。
カウントアップばっかり6回ほどやったのかな。
俺が4回ぐらいトップをとったような気がするが、よく覚えていない。

深夜2時解散、KamaQは「漫喫で寝るよ」と言って怪しい雑居ビルに消え、僕とTは赤坂のホテルに戻った。
眠過ぎる。

翌日、木曜日の朝。
ホテルのロビーに待ち合わせた集合時間に、新入社員のTが前回に続きまたもや遅刻。
ここで深く言及はせぬが、お前ブチ殺すぞ的なエピソードではある。

この日は前日よりもさらに移動スケジュールがハードで、銀座→葛飾→また銀座→新宿→渋谷と撮影を進め、最後はもはや時間との戦い、晩飯も喰えずに20:40、渋谷のスタジオをぶっ飛びだして最終の新幹線に何とか間に合ったのであった。
帰りの新幹線車中に流れる字幕ニュースで、日本ハムが勝って日本一に輝いたことを知った。
うーん、こりゃあんまり乙なもんじゃないね。


♪ FM - Steely Dan


2006年10月12日(木)

大散財近し

現在私は“可及的速やかにテレビ買い替え作業”の真っ只中。
テレビ局に勤める身としては甚だ恥ずかしながら、今使用しているテレビは10年ほど前のブラウン管方式で、テレビ台、スピーカーその他一式も当然それに倣って年季が入っている。
ただ余談ながら画質のことだけを言うならば、今や主流の液晶やプラズマよりも旧来のブラウン管の方が実は良い、これは間違いのない話。
あれらのテレビの最大のメリットは“省スペース”ということであって、決して画質ではないので、別にこれまで使っているテレビが壊れたわけでもないからさして必要に迫られず買い替えに至らなかった。
輪を掛けて余談ながら、薄型でしかもブラウン管に引けをとらない高画質である、「SED」という方式が本当は一番優れている。
しかしキャノンと東芝が共同開発しているこのSED方式のテレビは、実は公式にアナウンスされた市場発売時期がすでに何度も何度も延期されているという代物であり、本来ならもうとっくの昔に店頭に並んでいるはずのもの。
現時点での発売時期は開発元によると“2007年10月~12月”とのことだが、それも疑わしいと個人的には思うぐらい。
ここ1~2年の液晶およびプラズマテレビの価格下落が存外に大きく、それに対抗できるだけの価格設定ができるまでに未だコストを調節できないでいる、というのは本当らしい。

余談が思わず長くなってしまったが、この“SEDの発売延期(あるいは永遠に出ないかも? もしくは出たとしても相当高価かも?)”が僕のテレビ買い替えムーヴメントの後押しをしたことは事実である。
こいつが常識的な値段で近々に発売されるならばそれまで待とうじゃないかワトソンくんという心持ちだったのだから。

そして買い替えに踏み切るもう1つの理由は、これまた恥ずかしながら今の我が家にはテレビ番組録画メディアがVHSしかない、ということ。
10年以上前より録り溜めてきたNBAのVHSテープも優に数百本を数え、すでに収納場所はない。
これはなんとしてもNBAの次シーズンが始まるまでにHDDレコーダーを導入して、録画メディアをDVDに切り替えなければ!
そしてどれだけ時間が掛かるか分からないけれど、今ある保存用の録画済VHSをすべてDVDに落としていかなければ!
HDDレコーダーを買うならばそらついでにテレビも買い替えましょうよ、古いんだし。
ちなみにNBAの開幕は10月末、わ、もう日にちがないじゃないか!

というわけで、冒頭の文章に至る。

しめてテレビ、HDDレコーダー、ホームシアターシステム、そしてテレビ台を揃えるべく、わずかな暇を見つけては家電店に足を運んで値引き交渉をしたり、インテリアショップのサイトを覗いてテレビボードを探していたりしているわけだが、昨日も夜に少し時間ができたので仕事終わりの妻と待ち合わせて大阪 南堀江の立花通を歩いてテレビ台を見繕ってみた次第。

事前にある程度の情報を収集し、目星をつけた上で出向いているので非常に有意義な物色ができた。
エムケーマエダはやっぱりかっこいいね。
今使っているダイニングセットがとても気に入っているKRISTALIAもすこぶる欲されるところだが、ここはお値段がちと桁外れなのでそうそう手は出せぬ。
はてさてどうなることやら。
面倒くさいけど楽しい作業。

偵察を終え、堀江のおでん屋さん、「水」で晩ご飯。
各種おでんとキムチ鍋を2人で腹いっぱい食べてわずか3000円。
こりゃうれしいね。

そのまま家に帰れれば言うことなしだが残念ながら帰宅が許されるのは妻のみ、僕は再び会社へ戻り業務の続き、今しがた帰還。
なんか9月末あたりから電車で帰れる日が圧倒的に少なくなった。


♪ Sheila - Steelheart


2006年10月11日(水)

ホームベーカリー入手

エムケーの「ふっくらパン屋さん」

役得でホームベーカリーをいただいた。
ええ会社や、エムケー。
タクシーじゃないよ。


♪ Dream Song - Ministry


2006年9月29日(金)

ひとまず、あと1回

昨晩は金村義明さんが我々スタッフらを食事に連れて行ってくれた。
場所は東心斎橋の焼肉店「一斗」。
さすが金村さんご推奨の店だけあって、すべての肉が恐ろしく美味い。
そして値段はあくまで大阪価格。
これと同じものを東京で食べようと思ったら2倍3倍払わなければいけないだろう。

タイミング的なこともあり、表層上はあくまで笑いの絶えないおちゃらけた感じの食事会ではあったが、より一層の精進と思索を促される、ある意味シリアスな晩餐会でもあった。

ごちそうさまでした。

またいずれ。


♪ For The Heart - Elvis Presley


2006年9月28日(木)

無粋

あんましこういうところにこういうことを書くのも何なのだが、ここ数日は久々にハードだったので記録代わりにしたためてみる。

3本潜ったダイヴィングの翌火曜日、再び5:45起床で東京ロケへ。
今回が初のロケとなる新人のADは2時間あまり遅刻、これはまったくもってありえない。
新宿、世田谷と回って撮影を終え、雨中、タクシーにすわと飛び乗って車中で帰りの飛行機を予約、滑り込み、最近こんなんばっか。
その翌日、昨日は大阪で9:00-12:00 会議、13:00-21:00 ロケ、21:00-23:00 会議、雑務を片付けて先刻帰還。
さらに予定でいうと、本日は仕事を兼ねた晩餐会の後、深夜24:00頃(晩餐会次第でこれよりさらに押す)から再び打ち合わせが待っているはず…。

おや、こんな時刻にカメが起きてきて餌を食べているよ。
あくびをしながら。

深夜に餌を喰い始めたヘルマンリクガメのシロ


♪ Stars And The Moon - Fair Warning


2006年9月20日(水)

突然の迷惑訪問許容に感謝

午前中会社で会議、それ終わりで急ぎ飛び出して12:00伊丹発の飛行機で羽田へ向かうという、まるでビジネスマン=企業戦士のようなひと時。
会社を出るのが遅くなってしまい、空港に着いてタクシーを降りたのが11:50、5分後には機中の人となれたが、ちょっと焦った。

世田谷のとある住宅街の一角で打ち合わせがあったんだが、ん、世田谷といえば大学時代の後輩であるM夫妻が代田に住んでいるはず。
ダンナのサルくんはさすがに仕事中だろうが、奥方のヒロミちんと、昨年10月に誕生したまだ見ぬ彼らの第1子 コウタは在宅であろう。
ピポピポとメールを打ってみたら無事に連絡がとれ、仕事終わりで赤子の顔を見つつ少し寄らせてもらうことにした。

それと前後して、実は驚くような偶然の出来事が1つ。
打ち合わせ先に向かうタクシーの車中から何気なく外を眺めていたら、件のヒロミちんに非常によく似た若奥様がベビーカーを押してトコトコと歩いているではないか。
場所はまさに代田、環七沿い。
そして時は彼女にピポピポとメールを送ってみた直後。
でもまさかなあ、と思いつつその場はやり過ごし、後で確認することにした。

仕事を終えた夕刻、ヒロミちん&コウタと対面を果たす。
おお、目がクリクリと大きく丸くてかわいいではないか!
贔屓目じゃなくかなりかわいい部類の赤ん坊だ。
父親のサルは確かに目がクリクリと(というかギラギラと)大きく、各パーツが際立った顔つきをしているが無論ここまで(というかまったく)かわいらしくはない。
母親のヒロミちんは相当な美人なのでいいとこどりか、よかったよかった。

そして先ほどの懸案事項、タクシーから見た女性は果たして君だったのかと確認してみれば、まさかの大当たりで両者ビックリ。
いくら近所を通りがかったとはいえ素晴らしい偶然だ。

外を歩いている時は全然大丈夫だったんだけど、彼らの家に到着した瞬間からコウタが激しく泣き始めた。
つまり、完全に私を拒絶している。
「最近人見知りが激しくて、誰に対してもこうですよ」とヒロミ氏は言っていたが、概ね乳幼児にはウケがよろしくない私のことなので、その言葉が真実なのかそれとも体のいい慰めだったのかは、分からぬ。
おい、コウタ、遊ぼうぞ。

ヒロミちんとコウタ

40分ほどという短い滞在時間だったが、突如の訪問、大変お邪魔しました。
またゆっくりとアレしましょう。

余談ながらヒロミちんは忙しい子育ての傍ら、英会話教室にも通っているようで、うーんやるな。

帰り、羽田空港で「えんがわずし」という弁当を買って喰ったが、添加物の味ばかりがした。


♪ Clampdown - The Clash


2006年8月28日(月)

実のある東京1泊2日

昨日の日曜は東京出張の仕事。
仕事といってもちょっと風変わっていて、僕らの制作している番組を観てもらった視聴者モニターにお集まりいただき、あーだこーだと意見を交わす座談会を開催、その様子を別室にて拝聴するというイヴェント。
番組というものは自動車メーカーにとっての車、家電メーカーにとってのテレビと同じようなもので、つまりはテレビ局が作り、販売する商品。
その商品の具合といったものに対する使用者(視聴者)の反応は、通常視聴率という形でしか我々に伝わってくることはないので、こうして市井の生の声が聞けるという機会は本当にありがたく、いろいろと参考になった。

たいていは東京に来ても日帰りなのだが、この日は泊まると決めており、夜、jijiさんとあまねさんのS夫妻と待ち合わせ、夕食を共にする。
SNSで見知ったこのお二人とはこのたびが初対面なのだが、特にすでにweb上で知り合って1年を越えようかというjijiさんは、かねてより邂逅を果たしたいと僕が切に願っていた人物。
人となりや顔や声や匂いをまったく知らぬのに、書いたものだけに触れてその個性に興味を抱ける人というものは数少ない。
jijiさんはそんな稀少な御仁であった、僕にとって。

表参道駅で待ち合わせたが、まったく無理せず和服を着こなして佇んでいた2人はすぐに分かった。

彼らがセッティングしてくれたのは、青山にある「我や(GAYA)」という雰囲気の良いマクロビオティックなお店。
S夫妻が結婚式の2次会に利用した会場だそう。

まるっきり鶏の唐揚げにしか感じられない、もどき料理を超越した大豆の唐揚げや、タコのぶつ切り、地鶏にサラダに玄米に味噌汁も全部素晴らしく美味く、そしてヘルシーだったが、それ以上にやはり貴重で楽しい時間だった、S夫妻とこうして食事をともにすることは。

仕事、生きもの、旅、音楽、生活にまつわることなど、いろいろなお話をさせてもらったが、漠然と思い描いたよりも朗らかで外交的な空気を感じたjijiさんは、しかしやっぱり一般市民の皮を一枚破ると、そんじょそこらではちょっとお目に掛かれないであろう確固たる個がそびえ立っているのであろう前提を存分に思い知らせてくれる興味深い人物であった。
勝手な推測で申し訳ないのだが、古い言葉を使うならソウルメイトとでもいうべき、妻であり性別を超えた最大の理解者であろうあまねさんと出遭うことによって、jijiさんのパーソナリティーの核は変わらずとも、随所で様々な化学反応による変化が生じたのではないだろうか?
本当に何の根拠も許可もないんだけど、ボーっとそんなことが感じられたのであった。

途中jijiさんは、荒川修作氏の「間にこそ生命が宿っている」という主旨の言葉を引かれていたが、奇しくもそれが真に迫っていた昨日の晩。

生命は1個のそれだけは存在しえない。
いや、存在することだけならできるかもしれないが、他者がおらずすなわち自らの相対的位置も分からず、そこに右も左も上も下も中心も傍もないのであれば、その生命を定義付けるものなどないに等しい。
他人など関係ない、としばしば浮世に倦み疲れた人は口にし、当の僕もそんな気分に浸かる時もあるが、他人がいるから自分がいる意味がある。
他人がいてこそ自分が何者なのかを考えることができる。
それこそがすなわち、間にこそ生命が宿るということじゃないだろうか、などと独り電車の中でぼんやりと考えていた。

また近い未来にお二人に会わなければ、と素直に思った。
先方もそれに近い感覚をお持ちであればいいのだが…、それだけが気掛かりだ。

築地の東京新阪急ホテル泊。


明けて今日は、昼から台場に赴き、あの「北斗の拳 英雄伝 台場の章」へ。
開催は今月末まで、20年来の北斗フリークとしては行かずしてどうして死ねようか、と思っていたのだが、機会を作ることができて本当によかった。
嗚呼、我が青春の紛れもなく一部を形作った「北斗の拳」よ!

ゆりかもめを降りると、フジテレビ周辺は「お台場冒険王」で家族連れを中心にかなりの賑わい。
その人波に逆らうように歩を進めると、片隅にひっそりと“北斗”と書かれた白いテント状の建物があった。

「北斗の拳 英雄伝 台場の章」会場外観

ぬおお、これか、思ったより小さいな。
目測、15m×30mといったところだろうか、このテント。
入場券はちょっと迷ったが、やはりここは主人公だろうと“ケンシロウ券”を購入して入場。

入り口を入ると、フィギュアの原型と原画がまずあり、そこを抜けると等身大のケンシロウ、ユリア、シュウの模型があった。
シュウはあの聖帝十字稜の頂を背に乗せて一歩一歩登っていくシーン。
おお…。

頂を背に聖帝十字稜を登るシュウ

そしてその先、建物内部の開けたところに、コミックバンチなどでも話題の等身大ラオウon黒王号のド迫力フィギュアが鎮座していた。
そして僕も北斗剛掌波をくらった気になってみた。

話題の等身大ラオウ&黒王号

周辺にはダーツ、ザコから逃げるミスミじいさんゲーム、輪投げなどなど、数種類の体感遊戯もあった。
体感遊戯というには甚だ押しに欠けるゲーム群ではあるが、そこは北斗の名を冠しているだけで許せてしまうのだな。
あべしコインを買って僕もダーツと輪投げはやってみて、輪投げでは見事マミヤのヨーヨーをゲットしたわけだが、いかんせん最大の問題は、恥ずかしい、これ。
中でも上記の2遊戯をプレイした主たる理由は、比較的恥ずかしくないものだったからなのだが、1人でやるのはこれが限界だ。
せめて一緒に楽しめる強敵がいればまた様子は違ったのだろうが…。
それはまあ仕方あるまい。

体感ゲームの数々

一通り見た後、3Dシアターにて上映している短いアニメーションを観る。
3Dメガネを掛けて観るのだが、おお、これは予想以上の出来栄えではないか!
玄田哲章のラオウも、内海賢二氏と比べるのはさすがに酷だが、キリっとした二枚目ラオウを巧く演じていたと思う。

ショップコーナーにも足を踏み入れ、やっぱりこれは買わなきゃいかんでしょう的な感のある「ミスミじいさんの種モミ」と、北斗断骨筋でやられるザコが表面に描かれたアルミのカードケースを購入。
ふふふ、これを名刺入れにしよう。

これが「ミスミじいさんの種モミ」の中身だ

実は本日は、15時よりこの会場にて原哲夫御大と角田信朗氏の対談があるのだが、12時過ぎに入場し、すべて堪能しつくしたこの時点でまだ13時。
ぬおお、聞きたいのはやまやまだが、再入場も不可だし、この狭い会場内であと2時間1人で待つのは不可能だ…!
涙を呑んで退場、帰りの飛行機の便を早めて一路大阪へ。

伊丹空港からは家に帰らずエアポートリムジンバスに乗って大阪 梅田方面へ向かった。
昨日から名古屋在住の義母がうちに遊びに来ており、現在妻とともにこの界隈で買い物中とのこと。
大阪駅で無事に2人と落ち合うことができ、名古屋に帰る義母を見送ることができた。

それから妻と2人でDIESELに行き、僕が前から欲しかった靴と、秋用に長袖Tシャツを2枚買った。
半ば衝動買い。

DIESELで購入したシューズとロングTシャツ

晩飯はうちの近所のうどん店「木村」で夏カレーうどん。
抜群に美味い。


♪ Thieves - Ministry


2006年8月 9日(水)

遅ればせながら歓迎会に代えて…?

昨晩は現在担当している番組の中核スタッフ一同による宴会が催された。
場所は大阪 梅田のイーマに入っている中華料理店、「華中華」。
肥えた舌を持つプロデューサー氏のチョイスだったが、非常に上質で美味いコース料理を堪能させていただいた。
しかし酒が弱い新入社員のTは終始、半覚醒状態だった。

2次会に、北新地にある、同じくプロデューサー氏なじみのキッチンバーへ。
世辞抜きで寛げる心地よい空間の中、ある者はエキサイトし、ある者は下衆い冗談を連呼し、ある者は犬と化し、そして新入社員のTは眠っていた。

家が比較的近所のプロデューサー氏と1台のタクシーに乗り合わせて帰途に就いたが、陽的意味が充分にある同乗であった。
ごちそうさまでした。


♪ The Dock Of The Bay - Otis Redding


2006年8月 5日(土)

白色矮星

土曜の朝は週に一度の生放送、金曜晩をほぼ眠らずに過ごして本番を乗り越え、間髪入れずに5時間半にも及ぶ、砂漠よりも不毛で泥濘よりも膠着した会議を朦朧と暴れる脳で何とかこなして帰途に着いた黄昏刻、本日は大阪 十三では「なにわ淀川花火大会」が、西の神戸では「みなとこうべ海上花火大会」なるものの開催日だったようで、駅構内および電車の中には浴衣に身を包んだ男女等が多数ひしめき歩いていたのだが、そのような光景を目の当たりにし、いやあ風流よのう、などと感じ入るよりも何よりも先に、微かな憎悪にも似た醜い劣情を抱いてしまう私は、嗚呼、病んでいるのでしょうか!


♪ Rock Your Mama - Ten Years After


2006年7月28日(金)

こんな時に限って業務多忙

ブログショックからまったく立ち直りを見せぬまま、昨日はなんとAM5:30起床で東京へ。
10:30に始まる会議に行かねばならぬのだ。
大人って辛い。
しかしこんなことで脂汗をタラタラ流してしまう自分の脆弱さを改めて思い知ったよ。

THE BOOMの曲で、「掌の海」という歌があるのだが、下のような歌い出しで始まる。

 サヨナラと言われた朝に この世界 色褪せていた
 いつの日か届けてくれた 花だけが赤く染まるよ
 サヨナラと言われた朝に この世界 音が薄れた
 いつの日か聴かせてくれた 歌だけがかすかに響く

もちろんこれは男と女の中を歌ったものだけど、この雑記のデータが一昨日消失した瞬間、僕はまさにこの歌詞をすぐさま思い出してしまった。
今まで見えていたもの、聞こえていたもの、とにかくすべて何ら変化のない外界が、すっかり様変わりしてしまったような錯覚に強く襲われたのだ。
ブログのデータが消失する瞬間というものは、愛する人が去ってしまう瞬間に通ずるのだな。
同様の感覚を歌っている歌はこの曲の他にもいくつもあるけれど、なるほど、アーティストならこれは作品として形に残したくなる感覚なのかもしれん。

ビックリしたのは、俺はそれほどインターネットに普段依存していたんだな…! と痛感してしまったこと。
ほんの数年前まではPCがなくても、ましてや自分のサイトやブログがなくても何ら不自由なく(当たり前だ)日常生活を送っていたはずなのに、たった数か月分のこの雑記のエントリーが消えてしまっただけで僕は激しく動揺し、恐れ戦いた。
archiveが生き残っていて復旧の可能性がある以上おいそれとは記事を増やせないし、そもそも少しでも自宅で自由に使える時間があればその復旧作業に関することに労力を費やさなければいけないので、日々の出来事など書きとめているのは難しいだろう(まあ今書いてるんだけど…)。
「ブログという形で文章にしたためる」ことのない日常をこれから送らなければならないのか、と大いに畏怖した。
それだけはもう今となってはこの身には耐え難いものがあるだろうから、ちょっと無理して近未来のためにテキストだけでも残していこう。

そんなささくれ立った精神状態を引きずってかどうか、前日3時間も寝ていないのにもかかわらず、往復5時間に及ぶ新幹線乗車のうちウトウトしたのはほんの10分ほど。
目が冴えてるから仕方なく本でも読もうと重松清を取り出したら、不覚にも目頭が熱くなるではないか!
剥き出しの心はかくも鋭敏か。
恐るべし。

とにかく今はどうしたら復旧できるのか、そればっかりで頭がいっぱい…。


掌の海 - The Boom


2006年7月22日(土)

近年稀に見る素晴らしいオールスターゲームだった

今夜は残念ながら雨天中止となってしまったが、昨晩行われた今年のプロ野球オールスターゲーム第1戦は近年稀に見る好ゲームだったんじゃないだろうか? 内容もさることながら見どころ満載で。
戦前はもはや語るまでもないここ最近のプロ野球人気の低迷ぶりに加え、セ・パ交流戦がついこの間まで行われていたということもあって、何だかお祭り気分が盛り上がらず注目度の低かったオールスター。
ところがいざ蓋を開けてみると、9連続奪三振を狙いにいくと公言した松坂と今や球界を代表するエースとなった川上の競演に始まり、ツーベース、電光掲示ベルト、顔面強打ダイヴィングキャッチと見せ場を作ったカリスマ SHINJO、盗塁にエラーにホームランにとこちらも目立ちまくった青木、バックスクリーン直撃弾を放った同じヤクルトの岩村、さらには古田と吉井の40歳 不惑対決、打てなかったけど存在感を示した清原、そして9回を締めた藤川の、“直球がくると分かっていても一流のスラッガーがかすりもしない”伝説級のストレートに、159キロ連発のクルーンとそれを打ち返した好調里崎などなど、これぞオールスターゲームという素晴らしいイヴェントだった!
どうやら試合途中で壊れてしまったようだけど、主審の頭部に取り付けた“審判目線カメラ”も、草野球をやっている野球好きにとってはたまらない試み。
ぜひまた機会があればあの画を見せてほしい。
今は番組のスポーツコーナーを担当しているので業務としてテレビ観戦していたのだが、仕事まるで抜きでとても楽しめた。
繰り返すけど、WBCを除いて、野球を見ていてこれだけ面白いと思ったのは何年ぶりだろうか…?


夕刻家に帰り、ヘルマンリクガメのシロをヴェランダに出して散歩させていたら、ヴェランダから部屋に上がるところにあるサッシの上をずーっと行ったり来たり往復を繰り返していたので、「こいつ部屋に入りたいんかな?」とガラス戸を開けてやったら、見事思惑通りにサッシを乗り越えて部屋に侵入したのだった。

サッシを乗り越えて部屋に侵入中のカメ

カメって障害物の上に乗ったり段差を乗り越えたりするのが案外好きだから、ただそれだけだったのかもしれないけど。


♪ The World Around - King's X


2006年7月16日(日)

多少の失敗はあったけど

担当している土曜朝の生番組、昨日はスペシャルということでユニバーサル・スタジオ・ジャパンから生中継のコーナーがあり、僕もそちらに。
3連休の初日は絶好の行楽日和、午前9時の時点ですでに気温は30℃を超えていたんじゃなかろうかという狂気じみた暑さの中だったけど、普段こもっているスタジオや編集室を飛び出しての外の仕事はやっぱり気持ちがいい。
余談ながら前日宿泊した「ホテルユニバーサルポート」はいいホテルだったような気がする。
フロントカウンター後ろの水槽が素晴らしい。

20時からは「探検ロマン世界遺産」(NHK)→「世界ふしぎ発見!」(TBS)のゴールデンコース。
「世界ふしぎ発見!」はウズベキスタンだったけど、仏像はギリシャ彫刻の影響を受けてここで誕生したいうことを初めて知った!
仏像のルーツはシルクロードだったのか。


♪ Digital - Joy Division


2006年7月12日(水)

動物の餌の残り物を人が喰う

今日の晩ご飯も家で食べたのだが、つけあわせにチンゲンサイとオクラが使われていた。
どちらもうちで飼っているヘルマンリクガメの好物である。

数年前、イヌ、ネコはもちろんのこと、ペンギン、ハクビシン、ニホンザル、ニワトリなどなど数十種に及ぶ生き物を飼育しているという茨城県内のとんでもない一般家庭を取材したことがあるが、その家の毎晩のおかずには主に飼っている動物たちの餌の残り物が使われており(人間の残り物を動物にやるんじゃなくて、その逆ですよ!)、中でもペンギンの主食である小アジが週に3度はメインディッシュとして食卓に上る、という非常に印象深かった出来事をなんだか思い出してしまったのであった、今晩のうちのご飯を食べながら。


♪ If I Could Turn Back The Hands Of Time - R.Kelly


2006年7月11日(火)

今日もよく歩いた

明日オープンする新ゾーン、「ランド・オブ・オズ」のプレスプレヴューがあったので、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、USJに行ってきた。
この中でアトラクションとして行われるミュージカル、「ウィケッド」絡みで、今度番組でVTRを流したり生中継を入れたりするのだ。

「ランド・オブ・オズ」オープニングセレモニーの様子

このプレスプレヴュー、失礼ながら予想に反してものすごい数の取材陣が来ていた。
ざっと見積もっても優に100社以上は。
チラリと社名等を見たところによると、関西のみならず中国地方や東海、関東、果ては東北あたりからも来られていたようで。

一般客の見ない、我々報道陣向けのショーの演出にも手間を掛けているし、ノヴェルティなどにも少なくない金を充てているみたい。
広報担当者はずっと忙しそうに動き回っているし、夢を売るお仕事も大変だ(他人事ではないか?)。

会社帰りに近くの餃子専門店「チャオチャオ」で餃子を4種類ほど買い込んで帰宅。
無類の餃子好きである妻とそれをメインディッシュに夕餉を囲んだが、どれも美味くて2人とも満足した。


♪ Today - Smashing Pumpkins


2006年6月21日(水)

「エプソン品川アクアスタジアム」初見参

11時から目黒で打ち合わせなので早朝に西宮の家を発ち東京へ。
新大阪駅のいつもと違う売店で見慣れない水を発見し購入。
「鞍馬和水(くらまなごみのみず)」という商品で、これまた見たことも聞いたことのない“おくどはん”という京都の会社が製造しているらしい。

初めて見た「鞍馬和水」

鞍馬の湧水だとはどこにも書いてなかったがきっとそうなのだろう。
僕は大学時代京都に住んでおり、鞍馬山はその時分に幾度も独りあるいは連れ立って出掛けた好きな場所なので、ちょっとだけ感慨深かったり。

打ち合わせを終え、少し時間があったので「エプソン品川アクアスタジアム」に行ってみた。
オープンして1年余り、ようやく訪問が叶った。

場所柄、絶対的な建坪は絶対的に狭いので、水槽の数とそれに付随する生体の数や種類が少ないのはどうしても仕方がない。
でもところどころに目を惹く展示はあり、中でも世界中の水族館でここにしかいないというドワーフソウフィッシュ(小型のノコゴリエイ)を観ることができたのはよかった。
ノコギリエイが餌を喰うところも観られたし。
死んだサバやアジやイカなのに、やつらは鼻先についているノコギリで必ず数度攻撃してから捕食するという性質は今日まで知らなかった。
また各種イザリウオやスジモエビなど、ダイヴァーにおなじみの小さな生き物たちを展示していたのはあまり他では見たことのない類の企画ものだったと思う。

サメとエイの海中トンネル

アシカのショーとイルカのパフォーマンスも観た。
平日だというのにお客さんはかなり多く、アシカプールの観客席はほぼ満席でビックリ。
家族連れ、奥様連れ、カップルなどなど、まあ1人で来ていたのは見渡す限り僕だけだったけど!

円形コロシアム状になっているイルカプールは相当巨大。
ここだけで水族館の全スペースの半分ぐらいは占めているんじゃないか。

イルカのパフォーマンス

あ、書き忘れていたけどペンギンのブースも狭いながらも充実しており、キング、ジェンツー、イワトビ、ケープと4種が揃っているとは想像以上。
でもここは1回行けばもういいかな。

帰り「エキュート品川」に入っている「バズサーチ」という洋菓子ショップでマンゴーのシャンティーを2本購入、1本は会社の子たちに、1本は家に持ち帰る。
好評であった。


♪ Tragic Comic - Extreme


2006年6月17日(土)

適切なスケールで捉え有機的に結びつける理解力がようやく少しずつ

今日の「世界ふしぎ発見!」はオーストラリアのタスマニア。
アフリカのマダガスカルや南シナのボルネオのように、元来の環境が多く残っている比較的大きな島というのは、非常に独特な生態系が出来上がっていたり、ダイナミックな固有原生種が多数棲息していたりして個人的に素晴らしく興味をそそられるものだが、このタスマニアもその例に倣ってとても面白かった。
あれだけたくさんの有袋類が棲んでいるとは知らなかったし、アマゾンのネグロ川のようにタンニンが溶け込んで赤い海があるなんてことも初めて知った。
欲を言うならば絶滅してしまったタスマニアンタイガーの説明もちゃんと見てみたかった。
いやー、行きたい。
余談ながらミステリーハンターの宮地眞理子さんという人も絶妙にマッチしておりとても観やすい。

乖離、乖離。


♪ Smoke Screen - Michael Monroe


2006年6月14日(水)

朝の出来事が遠い昔のようだ

昨日は東京日帰り出張。
寝不足だったので寝て行こうと交通手段は新幹線を選択したが、結局一睡もせず。
こんなことなら飛行機で行けばよかった。

残念な結果に終わってしまったが、国民的関心事であるサッカー ワールドカップの日本初戦の翌日に水内猛さんと打ち合わせができるというのはなかなか得がたい貴重な経験だったと思う。
惜しむらくは僕がサッカーキチガイでないことよ。

今回も都内滞在約3時間、帰りはもう眠る気もなかったので17:00羽田発の便で大阪へ。

晩はバスケチームの練習。
昨夜はサイトを見てメールを送ってきてくれた女子も参加してくれ、また190cm級のプレイヤー2名を含めた総勢10名、個人的にはさすがに体力面できつかったが、なかなか充実したひと時になった。


♪ King Kill 33° - Marilyn Manson


2006年6月 9日(金)

夏が近付くと甦る

つい先頃も人に「よくそんなに体動かす時間ありますね」と少なからず驚かれたわけだが、僕はこう見えても相対的に言って他人よりも相当健康に気を遣っており、近年は食事も腹八分目、栄養バランスも常に意識し野菜多目の肉少な目を強く心がけ、業務終了後あるいは休日は草バスケットボールや草野球に汗を流し、その他筋トレやジョギングやスイミングなど、気が向き時間が空けば極力エクササイズをするようにしている。
その衝動はまさに強迫観念と呼んでも何ら差し支えない域内。
そしてこの僕の「運動しなきゃ、体鍛えなきゃ、健康を保たなきゃ」という強迫観念の礎には、明確なきっかけとなったある事象がある。

会社に入って数年が経過し、10代後半から20歳過ぎあたりまで維持していたはずの体力の衰えをそこかしこでようやく自覚し始めた頃。

あれ、おかしいな。
足がついてこないぞ。
ジャンプしても届かないぞ。
俺ってこんなに疲れやすかったっけ?

そんな時分に、当時担当していた番組内の企画において、富士山に登って何やかやをしようというロケを敢行することになった、自らの発案で。
季節はちょうどお盆の頃、最も登りやすい時候で、登山客の数も1年のうちで最も多い。

何の根拠もなく漠然と、富士登山なんてものはハイキングの延長みたいなもんでしょと、山登りを愛好する人たちからすれば極刑にも値するような大きな勘違いを以って臨んだロケ本番。
大方の想像通り、その甘過ぎた誤解は嫌というほどに正され、何じゃこりゃあなんて悪態も最早音声を伴って口から飛び出すことは金輪際ないんじゃないかと思えるほどに困憊した。

夏の盛りだというのに5合目から少し上がるとすでに半袖ではいられず、8合目に差し掛かる頃にはもう気温は摂氏10℃を下回っていたはず。
当然山の上だから天候もクルクル変わる。
高度が上がり酸素が薄くなるにつれ、都会で生まれ育った貧弱な体は疲労を溜め脳の働きは鈍る。

それでもどうにかこうにか、同行者に多大な迷惑を掛けることもおそらくなく登頂には成功、御来光も拝むことができ、撮影自体も一応問題なく終えて下りてくることはできたが、とにかくかなり肉体的に辛い経験であったことは事実である。

そんな辛かった富士登山の道中に強く心に刻まれたある想いがある。

先にも書いたが、時節は夏休みの真っ只中、同じように富士山頂を目指す登山客も周囲にたくさんいた。
そんな多くの巡礼者たちの中には、50歳代あるいはひょっとしたら60歳を超えているかと推測される初老の男女もたんまりとは言えないながらも相当数混じっていたのである。
ヒイヒイゼエハア喘ぎながら僕はそんな自分の倍以上は生きてきたであろう人たちが元気に山頂を目指して歩いている姿を見て、「果たして俺があの人たちの年齢に達した時、同じようにこうして富士山に登ることができるだろうか?」と反射的に自問してしまった。
「否」という回答はすぐさま導き出された。
自分が50歳になった時、再び富士山に登ることはきっと不可能だ。
富士山から大阪に帰ってきた僕をずっと捕らえていたのは、そんな暗澹たる絶対的予感。

無駄に説明が長くなってしまったが、今僕がエクササイズを続けている、食事に気を遣っている、病的なまでに体を動かそうとしているすべての衝動の根底にあるのは、「50歳になっても、60歳になっても、富士山頂に自分の足で歩いて登ることができる体力を保っていたい、いや、保っていなければいけない」という直截的な強迫観念なのである、要するに。
三浦洋一郎のように、とまではもちろん言わないが、このまま都市型利便生活満喫享楽的毎日を送っていれば俺はきっと還暦を迎える前に車椅子のお世話だぞ、と当時存分に恐れ戦いたのである。

以来毎年夏が近付くと、「俺は今年富士山に登ることができるか?」と自分の肉体に問うばかり。
まだ大丈夫。
まだ大丈夫だ。
来年はどうだ?
再来年もいけるか?

日本一の霊峰は、こんなところでもちっぽけな人間1人に意外な霊力を及ぼしている。


♪ 野垂れ死に - 人間椅子


2006年6月 1日(木)

東京トンボ帰り→ボウリング

昨日は7:59新大阪駅発の新幹線に乗って東京へ行き、11:00から目黒で打ち合わせ。
帰りに「エキュート品川」に寄り、「Wanofu」という創作和懐石の店で「黒豚 胡麻カツ丼」のランチを1人で喰い、さらに「ダロワイヨ」で妻へのお土産にマカロンとか買って大阪へ戻る。

業務後、先週に引き続き番組スタッフ総勢5名で再びボウリング小大会。
先週自らの実力を吹聴した挙句に惨敗していたSさんは辛くも雪辱を果たし、僕はまずまずの成績で、お小遣いをもらうまでには至らなかったが、今回もゲーム代その他を払うことなく遊ばせていただいた。

みんなでお初天神近くの店でラーメン喰って帰った。


♪ 不眠症ブルース - 人間椅子


2006年5月10日(水)

バスケで吐き気

昨日会社に行ったらパソコンが交換されていた。
前々から「対象者の社用PCを間もなく交換します」というアナウンスはされていたが、自分が対象者であるなんてついぞ知らなかった!
見ると当然すべての設定は初期状態、慌ててシステム情報部に連絡して旧PCを持ってきてもらい、必要なデータを移送したのであった。
新しいパソコンはメッチャ速い。
というか古いやつが信じられないぐらい遅かった。
何せ4年前のモデルだし、管理者権限がない我々兵隊ユーザーは不要なアプリケーションの削除やデフラグすらできなかったし。

晩はバスケの練習。
昨日はなんと5人しか集まらず、2vs2をフルコートで行うというこれまた信じられない所業を繰り返した。
部活時代以来の、運動による吐き気を催した。
こんなにしんどいの大人になって初めてかも?

バスケといえばNBAのMVPがスティーヴ・ナッシュに決まったそうで。
正直驚いた。
確かにアマレ・スタウダマイアーが欠けたチームを引っ張った司令塔としての功績は多大ではあると思うが、それにしてもMost Valuable Player Awardを2年連続で受賞とは…、恐れ入った。
実は個人的にはコービ・ブライアントかな、と予想していたんだけど、投票の結果、トップ3にも入らず。
1試合81点取ろうが平均35点取ろうが、周りのプレイヤーをレヴェルアップさせられなければダメということか。
しかしMVP投票でも人気ないのね…。


♪ If You Don't Like Rock 'n' Roll - Rainbow


2006年5月 6日(土)

自分に重圧

かつてアフリカ大陸に旅をした際、彼の地の人々の価値観やライフスタイルに触れ、またそれまでの生涯では決して目にしたことのない無辺際の大地を眺めているうちに、「日本で慌ただしく暮らしている我々は日頃なんと小さくつまらぬことを気にして腹を立てているのだろう、この人たちのように鷹揚に構えて生きた方がいくらも幸せなのではないか」と強く思い至ったという経験があるわけだが、いざこのせせこましく狡猾な利害関係と権謀術数の渦巻く日本社会で一社会人として闘いながら生きていくとなると、やはりどうしたって日頃小さくつまらぬことを気にして腹を立てることなく暮らしてゆくことは甚だ困難である。
そうして今日もつまらないことだけれど業務上は意味のある事柄に腹を立てて小さな器から水が溢れたとするならば、たとえそれが筋道的に真っ当であるという確信は持っていても、ある種の後悔や自己嫌悪に似た複雑な感情を抱えることは否定できない。

どこをどうとってどう考えてみても、今回に限っては理屈の上では自分の主張したことは間違いではないはず、客観的な第三者も自分の言い分を支持しているということは信じられていたとしても、その正論を正義の盾あるいは剣と振りかざして他者を攻め立てるということは案外に難しい。
特にその対象が社会的関係上において俗に先輩や上司と呼ばれる立場の人間だとすればなおさら。
もちろん社会人として最低限の理性と気遣いは動員するけれど、正論を振りかざす側としても一時の感情にある程度人格を支配されてしまっているという点は否めないし、アメリカ合衆国張りに“正義の鎧を身にまとっている”という傲慢な自己陶酔が多少なりとも作用するから、たいていは「言うべきことの2倍ぐらい言葉が口をついてしまった」とまさに後の祭りとなって真摯に反省してしまうほど自己主張を果たしてしまうことになる。
そして、正論という盾と剣を振りかざすことがなぜ難しいのかといえばその最大の理由は、他者を理論で批判し屈服させるという行為には、翻って自らには常に理論的に正しいスタンスを取り続けることを強いるという大きな意義が含まれているからである。
人の理屈の上での誤りを糾す以上、自分が理屈の道を踏み外すことは恥ずべき事態につながる。

「雄弁は銀、沈黙は金」という慣用句もあるように、不言実行ももちろん賞賛に値するが、有言実行はそれに遥かに優るスーパープレイである、と僕が思う所以。

そんな込み入ったドロドロした感情をいつも抱えつつ、21世紀の日本社会に棲む我々は決してアフリカ大陸の人々のように振る舞うことはできぬまま、毎日を生きている。
本当に欲しいものは、大洋のように、大地のように、いかなるものにも惑わされることのない心、かもしれない。


♪ If I Could Turn Back The Hands Of Time - R.Kelly


2006年4月 4日(火)

ぶりしゃぶを囲んで激励会

昨日会社に行く途中、最寄り駅のホームからふと夙川の桜を見たら、すでに5~6分咲き。

夙川駅のホームから5分~6分咲きの桜を望む

ちなみに上の写真は1日のエントリーに掲載した写真とほぼ同じ位置から撮ったもの。
日ごとに花が開いていく様がよく分かる。

昨晩は、僕が担当している番組にこの3月までレギュラー出演し、このたびシフト移動で報道番組専属になったMアナウンサーの壮行会という名目で食事会が催された。
出席メンバーは制作スタッフを中心に総勢10名。
場所は兎我野町の割烹料理店「初代」で、メニューは氷見直送のぶりしゃぶしゃぶだった。
寒ブリももう今シーズンは最後だ。
この店は他にも鯨がウリで、鯨ステーキなんかも食べた。
どれも非常に美味かった。

とりあえずMアナお疲れさん、そして新しい番組も頑張れよということで、制作番組と報道番組の違いなど含め硬軟織り交ぜてなかなかに有意義な会食であった。


♪ ROLL - ポルノグラフィティ


2006年4月 1日(土)

4月1日

担当している生番組が今日放送分からリニューアル。
解決すべき課題は山積しているが、ひとます走り出した。

自覚はなかったけどやはり心身ともにやや参っていたようで、仕事の終わった夕方、会社で1時間ほど仮眠をとって帰ろうと横になったら、目を覚ましたのは1時間どころか3時間後だった。
わ!

訳あって貰って帰った“堂島ロール”という、洋菓子店「モン シュシュ」名物、金村義明さんオススメの絶品ロールケーキを夕食後に妻と2人食べた。
若干カロリー摂取過多が心配ではあるが、美味かった。

「オールスター感謝祭」を全部ではないけどチラチラ観ていたんだが、大相撲とかマラソンとか企画ものが何だかいつも以上に面白かった。

夙川の桜も1分咲きから3分咲き、来週の花見が楽しみだ。

夙川駅のホームから


♪ Not My Cross To Bear - Electric Boys


続きを読む "4月1日"

2006年2月18日(土)

「牢屋でやせるダイエット」、看板に偽りはありだが面白かった

最近、中島らもの「牢屋でやせるダイエット」を読んだんだが、この本に限らずジェフリー・アーチャーの「獄中記」といい、見沢知廉の「囚人狂時代」といい、沢井鯨の「プリズナー・イン・プノンペン」といい、どうして獄中体験記というものはかくも面白いのだろうか。
さらに言うなれば、「日本の公安警察」「刑務官」「警官は実弾を込め、撃鉄を起こした」 「死刑囚 最後の晩餐」などといった書籍たちにも、似た種の興味を強く惹かれてしまう。

こういったカテゴリーの本たちは、たとえ少々文章がまずかろうが翻訳者のセンスが欠けていようが構成が下手クソだろうがオチも山場もなかろうが、そんなことなどまったく気にならずに読み進むことができてしまう。
そこには我々凡百の一般大衆がおいそれとは体験し得ない(また体験したくはない)、それでいてその実態を覗いてみたくて仕方がないといった類の、とかく隠匿されがちな真実や事実がたくさん詰まっているからに他ならないんだろう。
拘置所や刑務所での具体的な生活の描写、国家権力に身も心も拘禁されることに対する素直な思い、とかく黒いドラマが尾鰭をつけて一人歩きしがちな警察組織や公安組織などに身を置いていた人物の吐露などなど、理屈抜きで圧倒的なカリスマ性を備えた魅惑的なテーマの数々が、作り事ではない厳然たるリアリティをもって綴られているからに違いない。

でもたぶんこういった題材に本能的に喰いついてしまうのって、ほとんどが男なんだろうなあ。
女の人の大部分はあまりこんな世界には興味を覚えないような気がする。
実際にここのところ巷間を賑わしているライブドアに関する事件やそれにまつわる政治家のスキャンダル疑惑、マンション耐震偽装問題なんかにしたって、その裏に潜む黒幕とは、とか、誰々は自殺じゃなくて他殺なのだ、とか、ああいった事件が起きてしまう背景にはね、とかいった分析の真似事や、それがエスカレートした妄想じみているとさえ言える物語の想像(創造)を行っているのは決まって男性ばかりだし。
どうも何かにつけて政治的経済的社会的に意味を持たせて大事に仕立て上げたいっていうのは、男の脳ミソ構造特有の性癖のようだ。
一方、女の脳は一般的に言ってワイドショーに代表されるようなゴシップの域を出ない具体的かつ事細かな想像を巡らすことを好む、というのは言を俟たないことについては異論はないのではないだろうか。

これだから奥さま向けの番組作りは難しい、と強引に仕事につなげてみた。


♪ NYC Girl - Warrior Soul


2005年12月29日(木)

何でもなかったようでその実いろいろとあった1日をつらつらと綴る

昨日は所用で出掛ける妻を駅まで送った後、朝の9:30から編集プロダクションに出向き(ちなみに我が業界は11時や12時出勤が当たり前なので、これは充分に早朝に当たる時間帯)、細々とした修正編集を終え、ついに年始の特番が完成した。
ここ数日、今担当している番組の忘年会や、先頃終了した前担当番組の大打ち上げなどにも参加できぬままに幾夜かを徹してやっただけの満足感は、それなりにある。
結果は良いに越したことはない。

この番組で久々にご一緒したS先輩とともに会社近くのとんかつ店「末広」で昼飯。
おばあちゃん1人でやっている、カウンター席が8席ぐらいのみの小さな店だが、とんかつはとても美味い。

仕事の合間に少し抜け出して来年3月公開予定の劇場用アニメ、「北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章」の前売り券を購入しに行った。
なぜわざわざ出向いて前売り券まで、という問いに対する答えは、前売り券を買うと先着5万枚限定で「北斗百傑」のポスターがもらえるから、である。
ポスターはケンシロウとラオウの2種類の柄があり、前売り券1枚につき1枚、柄は希望の方が選べる。
2枚購入したので、もちろんケンシロウとラオウを1枚ずつ選択した。

来春公開「北斗の拳」前売り券についてきたポスター ケンシロウ&ラオウ各1枚ずつ獲得

この「北斗百傑」というポスターは、実は数年前に限定発売された「北斗の拳 DVD スーパープレミアムBOX」(テレビ放映された「北斗の拳」がすべて収録されており、各BOXごとにシリアルナンバー入りで、価格は10万円!)を予約購入した場合の特典としてもらえた特大のピカピカポスターが、オリジナルなのである。
もちろん僕の家の廊下にもこのオリジナル「北斗百傑」ポスターがババーンと誇らしげに貼られている。
我が家の来訪者の10人中2人はうらやましがり、残る8人は引くという垂涎の代物である。

我が家の廊下に貼ってあるオリジナル「北斗百傑」ポスター

このたびの新しい「北斗百傑」ポスターはオリジナルよりもサイズは少し小ぶりで、紙質も落ちているけれども(そもそも映画鑑賞前売り券の付録だから仕方ない)、ケンシロウ版とラオウ版を写真のように左右に並べれば図柄が合うという工夫もなされており、それなりに入手満足度は高い。
早く貼りたい。

午後は会社で、同期社員の中では一番気の合うやつで家も近所のYと久しぶりに長い時間話をした。
いろいろと刺激になることもあって有意義なひと時。

夜は18時、19時、21時と打ち合わせ3連発。
その後、今度は後輩のSとともに、Sが住む大阪・南船場近くのオシャレな創作居酒屋の「和 バー・フラスコ」に行き晩飯。
鮮魚の刺身や牡蠣の釜飯を喰ったが、美味かった。

店を出た後、すぐ近所のSの家に少しお邪魔する。
かなりのゴージャスぶりを発散している瀟洒な高級マンションであった。
このマンションに足を踏み入れれば女性も正気を失うに違いない、と言わんばかり。
部屋の中も広く、Sは綺麗好きなので掃除も行き届いていた。

帰ってみればこんな時刻、長い1日だったような気がする。


♪ I Woke Up This Morning - Ten Years After


2005年12月26日(月)

もう少し続く

ようやく特番の編集作業が一通り終わり帰宅すると、妻も戻っていた。
でも当然寝ていた。
あ、別に家出していたわけではないので。

昨日は仕事場まで車で行っていたので、一緒だったS先輩を自宅まで送り、少し遠回りをしての帰宅。
本来ならば遠回りをして帰るような精神&肉体の状態ではないんだが、この人と話しながらであれば苦にならないので、送ってくれと頼まれたわけでもなく自ら申し出てのお送りであった。
この後は音づけ&整音工程などが待っている。
オンエア後の結果が今から楽しみだ。

ここのところ書くネタが仕事の話ばかりで何だかアレなんだけど、それしかないから仕方がない。


♪Locomotive Breath - Jethro Tull


2005年12月25日(日)

洟をかんでもひとり

まさにピークに差し掛からんとす。
特番の編集が半分終わったので2日ぶりに風呂に入りに一時帰宅も、妻は友人のご母堂の通夜に出席するため遠方に旅立っているので自宅で一人凍える。

それにしてもやっぱり月亭八方さんは最高に面白いな、M山くんよ。
ぜひともオンエアを観てくれたまえ。

目が痛い。


♪ 24時間の旅 - The Boom


2005年12月23日(金)

雪だるまとタヌキ、そして最終回

周知の通り昨日の日本列島はかなりの広範囲において記録的な降雪があったらしい。
兵庫県西宮市にある我が家の周辺もまた例外ではなく、起きて外を見て軽く驚いた。
驚いたといってもこのあたりにしては、という意味で、雪深い地方の人々からすれば何てことのないレヴェルなんだろうけど。
マンションのエントランスを出てみると、正面前に雪だるまが2体、作成されていた。

マンションの前に作られていた雪だるま

子供の頃と違って雪が降っているという事実に対して感じることといえば、迷惑>興奮であることは確かなんだけれど、それでもまだ少なからず残っている幼児性に従い携帯電話のカメラで駅から見える風景をいくつか撮ってみたのだった。

駅のホームから夙川を望む 夙川駅のホームに設けられた池のコイもジッと動かない 池のほとりのタヌキの置物にはサンタクロースの衣装が着せられていた

ただ上右の写真は駅のホームの脇に掘られた池のほとりに置かれているタヌキの信楽焼なわけだが、こいつにサンタクロースの衣装が着せられているのを発見することができたのは、今回の記録的降雪がもたらした怪我の功名であると言うこともできる。
しかしこのタヌキ、顔が顔なだけに、気持ち悪いほどサンタの服が似合っていない。

関西といってももちろん広いもので、会社のデスクの女の子なんかはバスも運行を止めているしタクシーも走ってこられないというので、駅まで1時間も歩いてやってきたらしい。
そう思えば僕なんか駅は近いし全然マシな方だった。


昨日は僕が前に担当していた番組の最終回の生放送が行われた。
立ち上げから担当していた番組だけに思い入れも強い。
本番後にスタジオで記念撮影や簡単な打ち上げが催されたので僕も参加。
いい番組だったと思う。


もはや時間はAM2時を回っていた先ほども、普段は1時頃には寝ている妻は何だか余裕でテレビを見ているので「はて?」と一人首をかしげていたら、今日23日は休日じゃないか。
しかも土日休みの人は3連休だって?
道理で0:45に会社を出ても街頭に酔客が多かったはずだ。
まったく!


♪ All Lips In Hips - Electric Boys


2005年12月22日(木)

彼女はやっぱりかわいかった

昨日は来年始放送予定の特番の収録本番日であった。
細かいところは置いといて、想像以上にハイクオリティで楽しい収録になったと思う。
尽力していただいた皆々様には感謝。
ただ生放送と違ってここからがまた長いんだけど…!


♪ I Will Get Your Kiss - 中川晃教


2005年12月18日(日)

大臣と名の付く人に初めて会った

今日は日曜日というのにスーツを着込んで東京日帰り出張。
寒波の影響を若干心配していたが、飛行機利用ということもあって何ら問題はなかった。
さぞかし寒かろうと危惧していた東京の気温も思っていたほどではなく、持参していた革手袋は使わずに済んだ。

案件は、年始の特番内で放送予定、東京全日空ホテルにて評論家の宮崎哲弥さんと竹中平蔵大臣の対談撮影。

竹中平蔵vs宮崎哲弥

竹中大臣はやはり非常に聡明で弁舌巧み、それでいて凡百の政治家のように話をはぐらかすことなく各々の質問に誠実に答えてくださった。
そして今さらながら、普段気軽に付き合いをさせていただいている宮崎さんの人脈のすごさというものを改めて思い知った。


♪ All I Have - Jennifer Lopez feat. LL Cool J


2005年12月14日(水)

東京日帰り滑り込み

昨日未明AM3時頃、さあ水槽の様子でも少し見てから寝ようかなと思っていたまさにその時、えらいことが起きた。
60cm水槽の1つに接続されている外部フィルターの位置を動かしていたら、本体につながっているホースがコロッと外れ、水がドバドバ床に流れて水浸し!
うわー!
拭いたり再セットしたりポンプの吸い上げを助けたりといった復旧作業に約30分を費やし、さらには風呂も入った後なのにまた手は臭くなったけどそのまま寝た。

夕方、伊丹空港発のJALに乗って羽田へ。
東京・目黒の某芸能プロダクションで打ち合わせ。

打ち合わせ後、同行していた後輩のSディレクターとライターのshootboxsurpriseくんとともに目黒駅近くの「カブト」という店に入ってジンギスカン鍋を食べた。
これはメチャクチャ美味かった。
温まる。

うまいなーなんてアホ面して喰ってたら、お、もう20時じゃないか、21:00羽田発の便で帰らなきゃならんのだ、やばい。

Sディレクターはもう少し遅い便、shootboxsurpriseくんは新幹線なので、1人先に店を飛び出して内心ソワソワしながら山手線、京急線を乗り継ぎ、羽田空港駅に降り立ったのがなんと20:45!
しかも帰りもJALなのに最初に上ったターミナルがANAの方だったりして、うわ、間違えた! ブーツなのにもう走った走った。
何で空港ってこんなに広いんだ。
マジでゲロ吐きそうになりながら間に合った。

しかし夜遅い時間帯の東京-大阪の飛行機は伊丹じゃなくて関空着だから若干不便だね。


♪ 元祖天才バカボンの春 - コロムビアゆりかご会、こおろぎ'73


2005年12月13日(火)

社長の横で立食パーティー

昨日は夕刻から、先日開催された「民間放送全国大会」の打ち上げが帝国ホテル大阪の宴会場で行われ、場違いながらも参加してきた。

参加者は我が社の会長、社長を筆頭に常務や取締役などのお歴々、それに当該イヴェントの関係社員たちを含めて総勢30数名ほど。
僕は会社に入って10年になるけれど、下から数えて4番目か? 5番目か? なんてほどに大層な会合であった。
中華料理の並んだ立食パーティー形式だったけど、さすがに美味かった。
美味かったけどなぜか僕はずっと社長の隣、さらには直属の首脳たちが集う円卓に立って食べ続ける羽目になり、いや光栄に与り、なかなかスリリングなひと時であった。

散会した後、僕が所属する部署の面々とともに、と言っても偉い方々も一緒なのでそれほどカジュアルに傾くこともなく、ホテル内のバーで小規模な2次会。
しかしもちろんそれなりに緊張はしたけれど、酔いの回った幹部社員の口から語られる話はいろいろと興味深い内容もあって、有意義だったと感じる次第。


♪ チャンピオン - アリス


2005年12月10日(土)

つい吐露

そこに主観や、いくらかなりのクリエイティヴィティというものが込められている場合、すべての人を満足させられるものなどは存在しない。
さらに拡大して言うなら、100人中100人がいいと思うものなんてない。
万一あったとしてもそんなものは作品でもなんでもない。

それなのに批判が止むことはないのが世の常人の常。


♪ Piano Man - Billy Joel


2005年11月 8日(火)

スポーツあれこれ(公私)

今日は日本最強のK-1ファイター、武蔵を大阪市内のジムに訪ね、取材。
例によってインタヴュアーは金村義明氏。

武蔵は5年ほど前からそのジムにて、加圧トレーニングという理論に則ったウェイト・トレーニングをしており、金村さんも体験してもらったのだが、あまりのきつさに元プロ野球選手も5分で音を上げた。
改めて日本のトップに立つ格闘家のすごさを知る。
ちなみに彼が所属する正道会館は我が社のすぐ近くにあり、しばしば近所の牛丼店やうどん屋さん、銭湯なんかでバッタリ顔を合わせてどうも、なんてこともあるから面白い。
しかし武蔵が座ると「すき家」の椅子とテーブルの小さいこと。

ロケ終了後、金村さん、後輩のSディレクターとともに会社近くのお好み焼き店で昼食。
牡蠣入りのお好み焼きを喰ったが、美味かった。
旬。


NBAが開幕してもうすぐ1週間。
シャックがケガをしてしまったけれども昨日はなんとかネッツに競り勝ったヒート。
しかしダイジェストしか観ていないんだけど、ヴィンス・カーターは完全復活を遂げたみたいだな。
アロンゾ・モーニングをも吹き飛ばすパワーと高さを兼ね備えたダンクは、全盛期にまったく引けをとっていないじゃないか。

その後「報道ステーション」を観ていたら、松井秀喜とイチローのインタヴューVTRが非常に贅沢な使い方で立て続けに流れてきたので、思わず聴き入ってしまった。
それにしてもあれだけ感情を表に出して、なおかつ機嫌良さそうにカメラの前で話すイチローを初めて観て、軽く驚いた。
あの人も変わったのだろうか。


♪ Most High - Jimmy Page/Robert Plant


2005年11月 5日(土)

たまには純業務報告

昨晩は大阪・湊町の「なんばHatch」で行われた、今レギュラー番組をご一緒している藤井隆さんのコンサートに、共演者の鈴木杏樹さんやスタッフたちとともに行ってきた。

今回引っ提げられたTommy february6の手による新曲、「OH MY JULIET!」は一流のポップチューン。
失礼ながら思っていたよりもずっと楽曲レヴェルは高く、そして歌も上手くダンスも達者で、存分に楽しいひと時を過ごさせていただいた。
藤井さんは自分では常々「運動神経がない」と言っているが、あれだけ踊れる人はそんなことはない。

2階席だったんだけど、何やら藤井さんとよく目が合うなあ、と思われるようなポジションで、ツンとおすまししているわけにもちゃんとお金を払って観にきているファンともども騒ぐわけにもなかなかいかず。
後で伺ったら「皆さんのこと気付いてましたよ~」とのこと。
やっぱり。

ちなみに今日はなみはやドームで開催されたbjリーグの開幕戦、大阪エヴェッサvs大分ヒートデビルズ戦にも同曲を歌いに行かれたそう。
大忙し。

大忙しといえばまったく僕も引けをとっておらず、コンサートが終わってから部長と2人で道頓堀の「かに道楽」でかにすきを堪能した後は(ちなみに最初は「Chanko Dining若」に行こうと思っていたんだけど超満員で断念)、そのまま夜を徹して今朝の生放送本番を終え、それから全体会議、度重なる分科会等を消化してから、来週のゲスト、田尾安志さんと打ち合わせ。
久々にお目に掛かった、名古屋で生まれ育った僕の少年時代のヒーローは、今や徒歩圏内に住んでいらっしゃるご近所さんなのであった。

また釣りに連れて行ってください。


♪ Nature Boy - Primus


2005年11月 3日(木)

「民放大会」にスーツを着て、そしてNBA開幕

昨日はおそらく今年初めてとなるスーツを着て、「民間放送全国大会」というおカタく、そして大規模な催し事に式典運営スタッフの一員として出向いてきた。
何十年かに一度回ってくるかこないかという、我が社が幹事社を務める年なのだ。
この大会は今年ですでに53回目を迎える、ほぼテレビ放送の開始と同時に始まった由緒あるイヴェントで、テレビ、ラジオなどなど合わせ全国200社を超える加盟民間放送社による会合である。
会場は大阪・中之島にあるグランキューブ大阪(大阪国際会議場)。

日本民間放送連盟の会長として、例のライブドアがニッポン放送の株を大量取得した一連の騒動の際に一気に知名度が上がったフジテレビの日枝久会長が挨拶をされたのだが、そこでことさらに「放送」と「通信」の違いを強調していたのがとても印象的だった。
歴史、社会における役割、使命、ひいては存在としての重要度が違うのだ(もちろん放送>通信ね)、と言わんばかりの強弁に、堀江貴文氏、そして直接対峙していないとはいえ、広義の同胞たるTBSに現在牙を剥いている三木谷浩史氏に対する並々ならぬ怨嗟を感じた。

ただ一つ思うのは、そもそも民間企業とはいえ公共性の極めて高い放送局がなぜに株式上場せねばならぬ事態になったのかといえば、明確なヴィジョンなき旧郵政省(現総務省)のデジタル化ゴリ押し政策が最大の原因に他ならない、と僕などは思っているから、真に怨むべきは視野狭窄の政治家であり官僚である、と言っておきたい。

アメリカの真似だか何だか知らないけれど、法律で「いついつまでにデジタル化しなさいね」などと放送局に絶対服従の命令を下しておきながら、「でもそれに掛かる費用は自分たちで何とかしてね」ってそりゃないでしょう。
それで営業収入だけじゃにっちもさっちもいかなくなって苦肉の策で上場せざるをえなかったというのが実情なのだから。
それなのに言うに事欠いて、麻生太郎前総務相なんかは、ライブドアの時は免許事業たる放送局乗っ取りを企てるなんてけしからん的な発言をしておきながら、今回の楽天に関しては「民間企業が公開されている株を正規の方法で買っているだけなのに何が悪いんだ」などと180度あっち向いたこと言ってるんだから。
っつーかあんたに根回しがあったかなかったかだけでしょ。

所詮誰だって自分が生きている間だけ安泰だったらいいわけよね。
僕だってきっとそうだ。


話は変わって、ついにNBAが開幕した!
プレシーズンでそれなりの数字を残していた田臥勇太が最後の最後でカットされてしまったのは残念だけれど、なんにせよめでたい。

客観的にはやっぱりマイアミ・ヒートは強いんだろうなあ! と思わざるをえない。
シャキール・オニール、ドウェイン・ウェイドに加え、今季はジェイソン・ウィリアムズにゲイリー・ペイトンまで入団、まあそんなにポイントガード獲ってどうすんだ、って意見もあるけど、ゴージャスなメンツには違いない。
あ、アントワン・ウォーカーもいた。
普通にいけば優勝に一番近いチームだろう。
もちろんサンアントニオ・スパーズも強いし、フェニックス・サンズ、デトロイト・ピストンズ、インディアナ・ペイサーズもチーム力は高い。
クリーヴランド・キャヴァリアーズやヒューストン・ロケッツだって侮れないだろう。

でも個人的に何となく応援しているのは今年もケヴィン・ガーネット率いるミネソタ・ティンバーウルヴズ。
ビッグ3はあっけなく崩壊してしまったけれど(そもそも“ビッグ3”と呼ばれるユニットを抱えながら優勝できたチームはほとんどない…)、一人何役か、何でもできるスーパーマン、KGにそろそろ栄冠を勝ち取ってほしい、というのが僕の実感。
まあ今季も無理っぽいけどなあ…。

鈴木亜久里が来季から自らのチームを率いてF1に参戦することを発表した(しかも佐藤琢磨が乗るかも?)、なんてニュースもあったし、スポーツも熱い。


♪ Jelly Roll - Blue Murder


2005年11月 1日(火)

千葉ロッテマリーンズの選手取材と東京モーターショー2005、つまり千葉の一日

今日は早起きして千葉まで一っ飛び、千葉マリンスタジアムで千葉ロッテマリーンズのV戦士たち、清水直行、里崎智也、西岡剛の3人に取材を敢行。
インタヴュアーは番組レギュラー出演者の金村義明さん。

快晴の空の下、終始楽しい雰囲気でインタヴューが行われた

浜風が吹くし寒いかな、と思って結構冬の装いで行ったんだけど、雲一つない青空が広がって汗をかかんばかりの陽気に、取材の方も終始笑い声が絶えない楽しい雰囲気の中、つつがなく終了した。
清水は金村さんの高校の後輩なので関係ができていたり、西岡も大阪出身、金村さんとも親しくてノリが合ってたり、里崎もこのたび一躍有名になったあのホクロがトレードマークのおもろい兄ちゃんキャラであったりと、スポーツニュースではなかなか見ることのできない選手たちの本当の顔が垣間見えたんじゃないかと思う。
千葉ロッテマリーンズというチームは本当に風通しの良さそうな、明るく健全なチームなのだなあ、ということが今日の数時間でも充分に感じられた。

ロッテ狂の義弟よ、近日中にギフトが届くと思うので乞うご期待…。


さて、この時期にせっかく千葉くんだりまでやってきた車好きの一人としては、目と鼻の先、幕張メッセで開催されている「東京モーターショー2005」を観ずにして帰るのはちょっと気が引ける。
というわけで後輩のディレクターとあっさり別れて一人でフラッと行ってきた。

平日だというのにものすごい人

平日だというのにごらんのようにすさまじい人手。
みんな仕事何やってんだろ、ってカンジ、人のことはまったく言えないけど。

興味のあるブース、車種を中心に一回りちゃんと観ることができた。
特に気になった車についてはalt属性のコメント付き写真を下にUPしておきますので、カーソルをサムネイルの上に置いて読んでください。

実物を見たのは初めて 嘘か真か1000馬力を発揮するというブガッティ ヴェイロン アルファロメオ ブレラの丸っこいリアシェイプ 行動を走るレーサー、マセラティMC12 後ろに見えるのはグランスポーツ

最近元気なニッサンのコンセプトモデル、ピボ なんとシャーシはそのままに、キャビン部分だけがクルクルと回転する マツダのコンセプトモデル、「先駆」

これで大阪は行かなくてすむかな?


♪ Keep Yourself Alive - Queen


2005年10月25日(火)

年末年始なんてカラーバー流してりゃいいじゃん

ここのところずっと、休みは取れても週に1日だし、週に1日は必ず完徹だし、週に2~3日は半徹だし、今日もやっと帰ってきたとこだし、明日(今日)も朝から仕事だし、うーん、眠い。
こんなんじゃ風邪なんて治るわけないし。
年明けしばらくまでこんなペースが続きそうなところがまたホラー。

プロダクションのエディターが身を粉にして嫌な顔一つせずに仕事してくれたり、咳き込んでいたら、番組をご一緒しているナレーターさんがのど飴をくれたり、タクシーの運ちゃんまでトローチをほれ、とくれたり、弱ってる時こそ人の優しさが染みる。

こんなん書いてる10分があったら早く寝ろって。


♪ Stormy Monday - B.B. King


2005年10月20日(木)

気付けば

このところレギュラー番組のリニューアルに加えて年末年始特番の仕事もちらほら立て込んでき始めてなかなか忙しい。

ふと気付けば僕もいつの間にやら入社10年目、もうすぐ32歳。
スポーツ選手でいったらそろそろ引退も考え始める年頃、会社でも最早若手とは言い難く、ズバリ中堅社員にカテゴリー分けされるのだろう。
自分が会社に入った当初の感覚からすると、10年目の先輩社員なんて相当厚い壁の向こう、ああ大人だなあ、社会人だなあ、しっかりしてるなあ、なんて思っていたはずだが、果たして今の自分は…。

フリーランスとして、経営者として頑張っている人たちとは違い、我々会社員は年功序列の枠の中で集団の論理に従って動かなければいけないというストレスこそあるものの、よっぽどじゃない限り毎月の給金は保証されているわけで、ただただデスクでボーっとしていようがよだれを垂らしていようが鼻クソほじっていようが給料は支払われる。
社会にも家庭にも自らにも何も益をなさずに非生産的な生活を続けていようが、時が経過すれば腹が減って飯を喰うのと同じように。
何も産み出さぬ者が何かを喰い潰すことこそ無様。

せめて貰っている金の分ぐらいは働いていたい。


♪ Gypsy Road - Cinderella


2005年10月19日(水)

感情を隠し切ることも一つの小さな目標

一緒に仕事をするとして果たしてどんな人がご勘弁願いたいかと言えば、まずは合理的でない人。
別名、効率的でない人。
努力は必要だがポーズや見せ掛けの頑張りなど一切不要。

もう一つは、取り巻く環境や外的要因が何も変じていないのにも関わらず、判断基準がブレる人。
どうしたって仕事を進めていく上では周囲の状況もいろいろと変わっていくはずだから、それに応じてプランに修正を入れるというのはよーく分かる。
でも、そういった条件は何一つ変わっていないのに、自分が言ったことを忘れちゃったのかそれとも迷いのあまりおかしくなっちゃったのか知らないけれど、日替わりどころか1時間ごとに言うことがコロコロ変わるっていったいどういう了見。


♪ Many Men - 50 Cent