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2021年10月26日(火)

白票の数は顧みられない

今回は家でのんびり選挙特番を観たかったんだが、やはりそうはいかないようで。

月並みなことを説教臭く申し上げるのは本意ではないが、有権者は必ず投票すべし。
「票を投じたい候補者(政党)がいない」、よく分かる。
消極的選択で構わないと思う。
「この候補者(政党)には投票したくない」という人(政党)を上から順に消していき、最後に残ったところに投票する。
「白票も意思表示だ」という主張を見聞しますが、それは違う。
「白紙が最も多い票を得た選挙区では当選者該当なしとする」などという法律でもできない限り、反骨心を持ってせっせと白票を投じても、必ず「誰か」が当選してしまう。
前回の衆議院選挙の投票率は53.68%。
仮に8割もの圧倒的かつ非現実的な得票率で当選した候補者がいたとしても、例えばその選挙区の投票率が55%だった場合、その候補者は有権者全体の44%、つまり半数未満の支持しか得られていないことになる。
今や日本は、経済的にも社会的にもましてや精神的にも「豊かな国」とは言い難い状態だ。
与党が勝った野党が勝ったという以前に、投票しなければそれは有権者の敗北に他ならない。
「不戦敗」ではかっこ悪い。


♪ 風をなぞるように - THE BOOM