ベネポルティアで雪の年末年始をのんびりと
年末恒例の小旅行、今年は京丹波町のベネポルティアへ。
一夜にして銀世界に変わった雪景色に囲まれ、薪ストーヴと心尽くしのおもてなしで温まりながら、のんびりと過ごしてきた。
2020年12月30日(水)
13時半過ぎに家を出発、暖かな好天の下、1時間半ほどでベネポルティアに到着。
主人のUさんとは半年ぶりの再会、ご家族と愛犬のポーシャにも初めてお目に掛かることができた。
これから寒波がやってきて雪が降るというが、俄かには信じられないほどのポカポカ陽気だ。
この季節に楽しみにしていた薪ストーヴ、早速使い方を教えてもらって火を育て、キープする。
とても暖かく、そして楽しい。
少しだけ外も歩くが、基本的には部屋の中でのんびりと、炎を見つめながら、外を眺めながら過ごす。
18時からぼたん鍋の夕食。
町内の料亭からのお届けで、肉はやはり篠山のおゝみやからとのこと。
分厚くスライスされているが煮込んでも柔らかく、味噌の出汁も美味い。
地の野菜もたっぷりで、締めのうどんまでたらふく堪能した。
そして外は気付けばすっかり雪景色で、しんしんと降り続いている。
そらみを連れて出てみたが、雪の上には足を踏み出そうとせず、寒い寒いとばかりにすぐ室内へ戻りたがる(笑)。
ゆっくり風呂に浸かり、せっせと薪をくべながら、静かな夜は更けていった。
2020年12月31日(木)
5時頃にトイレで目覚めたら、薪ストーヴの火はすっと消え、仄かな温もりが室内に残っていた。
積雪は夜のうちにさらに増しており、足首まですっぽり埋まるほどに。
8時から母屋で朝食を頂く。
パンとコーヒーのコンビネーションがありがたい。
そらみもUファミリーの皆さんやポーシャと遊んでもらい、また少しだけ雪の上に出て走り回ったりもして、楽しそうにしている。
10時、チェックアウト。
私の車もすっかり雪に呑み込まれて同化してしまったので、出発前に雪かきせねばと出てみたら、既に主人のUさんがあらかた雪をどけてくれていた。
この度も色々とお世話になり、ありがとうございました!
また近いうちにお目に掛かれるよう。
味夢の里という道の駅に少し寄り道してから帰途に就く。
丹南篠山口IC辺りまではなかなかの積雪で、道路は大方除雪されているとはいえ、もしノーマルタイヤの2WDだとしたらちょっとスリリングであろう感じだった。
高速に乗ってからは路面状態も普通で、スムーズに家に帰り着くことができた。
♪ 遠い町で - 宮沢和史