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2020年4月24日(金)

対面の重要性

最近は従業員に毎朝の検温を課し、一定の基準を超えたら出社禁止、などの措置を取っている事業者が多くなり、また一人一人が自分や家族の体調にとても敏感になってきている。
あまり気にし過ぎるのは良くないけど、少しでも異変を感じたら無理をせずに休む、という風潮が定着しつつあるのは良いことだろう。
以前は「熱がある? 動けるんなら出てこい」とか「それぐらいで仕事休むの?」みたいなことが当たり前に言われていたから...。

あらゆる場面で直接他者と顔を合わせて意思疎通を図る機会が激減したことにより、「あ、意外とリモートでもいけるんだ」ということに皆が気付き始めている。
仕事も然りで、必ずしも出社しなくても事足りる業務がどんなものなのか、一種の棚卸作業のようなものが進んでいることだろう。
と同時に、「やっぱり対面じゃないと無理があるよな~...」という類のコミュニケーションが絶対的にあるのだ、という事実にもまた、皆が他方で思い至っていることと思う。

業務や消費活動以外でも、今のような制限された状況が続けば、例えば恋愛などはとてもしづらいだろう。
家族間の情愛を示す場合にもそうだが、恋愛においても物理的なコンタクトを前提とする濃厚接触をすべて排することは極めて不可能に近い。
ただでさえ経済状況の悪化による未婚の成人の増加が懸念されることに加え、他者と自由に触れ合うことができないこの状態が仮に長く続けば、冗談抜きで今後の出生率のさらなる低下に少なからずつながる恐れがあるのでは?


♪ Color Me Blind - Extreme


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