体を使う
トレッドミルを35分。
12km/hですぐに滝のような汗をかき、10km/hでクールダウンして何とかそれを抑える。
連日の酷暑の中、エアコンの効いた屋内で仕事をさせてもらえるのはありがたいことではあるが、一方でそんなデスクワークが続くと俄かに違和を感じ、全身の筋肉を働かせてやりたくなる衝動に襲われる時がある。
人間とて動物の一種、日々の糧を自らの手で調達する、つまり第一次産業と呼ばれる労働に従事することこそが自然な営みなんだなやっぱり、と体が訴えかけているようだ。
昨日一昨日とたまたま屋外での仕事が中心だったから、余計そう思うのかも。
なんてことをトレッドミルで走りながら考えていたわけだが、野生の獣にとってみれば食物を得る時と敵や危険から逃走する時、あるいは繁殖に繋がる行動を取る時以外は体力をセーヴして休むのが大原則であるから、こうして動く床の上でピョピョコ足を動かして無駄に汗をかき、無駄にカロリーを浪費するなどという行為は動物としてとんでもなくアホらしいことなのだな...とも同時に感じる。
♪ It Hurts Me - Elvis Presley